2021年4月26日

ヴェルト
汐留ビデオセンターを増床 新たにノンリニア5室
柔軟な運用で顧客のニーズに対応 多人数での同時作業も可能

ポストプロダクションのヴェルト(東京都港区)は、拠点の1つである「汐留ビデオセンター」を増床。「ED-13」から「ED-17」までのノンリニア編集室5室と、多目的ルーム「ED-20」の運用を始めた。番組編集におけるノンリニアシステムへの活用をさらに進めると同時に、ポストプロ作業の効率を上げ、顧客のさまざまな要望に対応していく。〈続きは本紙で〉

2021年4月26日号 主な記事

 ●キヤノンが高画質IPリモートカメラ4機種/映像制作の効率化に貢献
 ●キャッチネットワーク、CTCが来春からローカル5G開始
 ●UHD時代に対応へ/アップルが新製品を大量投入
 ●DSJ2021/多彩な映像表示システムが一堂に

特集

● WOWOW 4K&開局30周年特集
・4Kドラマ制作のワークフロー 技術のショーケース「コールドケース3」 技術企画部・篠田成彦氏に聞く
・「HD3chのいいとこどり」 WOWOW 4Kのコンテンツ コンテンツ戦略部・仁藤慶彦氏に聞く
・4Kのコンテンツ 有望な4Kリマスターアニメ 『あしたのジョー』にヒント
・「誇り高きチャレンジャー」 新技術を積極導入
・4Kの送出設備 4Kマスター サーバー部をソフトベースに ハードウエア大幅削減

CATV/CS

● ローカル5Gサービス 来春から製造業中心に提供/キャッチネットワーク/CTC
● 大阪府の取り組み発信 府民サービスの向上図る 協定締結/ジェイコムウエスト

プロダクション

● 汐留ビデオセンターを増床 新たにノンリニア5室/ヴェルト

デジタル映像

● 先端デジタル テクノロジー展 最新の大型映像ソリューション ドーム型や3Dシステムなど展示

プロ機器

● 高画質IPリモートカメラ4機種を発表 映像制作の効率化に貢献/キヤノン
● AIで映像自動切り出し ソフトウエアを9月発売/ソニー
● パナソニック「CXシリーズ」 無償でファームアップ ネットワーク機能強化

ディスプレー/大型映像

● 新型LEDディスプレー販売 0.9mmピッチ以下の高精細/レイヤードジャパン
● 「デジタルサイネージジャパン2021」開催 多彩な映像表示システムが一堂に

映画/番組/CM

● 映画「海辺の彼女たち」 3人のベトナム人女性を主人公に描く 日本での技能実習生の失踪問題

統計・調査

● テレビ・動画視聴とスマホ利用に関する世代比較 (2) 動画視聴について

総合

● 衛星データサービスの企画会社/三菱電機、スカパーなど6社が設立へ
● アップル、新製品を大量投入 UHD時代に対応へ
● 福岡にアーカイブセンターが発足 「展示映像」の記録・保存を推進

イベント一覧

● ローカル5Gと防災システム 栃木市での実証を報告/CRIオンラインセミナー

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、ローカル5Gと防災システムをテーマとした、第12回CRIオンラインセミナー「複数無線を有効活用した防災システム実証報告」を5月19日に開く。
ローカル5Gの免許交付が進んでいるが、ミリ波(28GHz帯)に続いてSUB6(4.7GHz帯)の免許申請も始まっている。電波の飛びが良く基地局のカバーできる面積が広いSUB6は屋外で使用するローカル5Gの本命とされている。
地域ワイヤレスジャパンとケーブルテレビ㈱(以下、ケーブルテレビ社)は、2021年1月から栃木市において、ミリ波とSUB6両方を用いてローカル5Gを活用した防災分野における実証実験を実施した。
同実証実験は、総務省の「地域課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証に係る防災分野におけるローカル5G等の技術的条件等に関する調査検討の請負(防災業務の高度化および迅速な住民避難行動の実現)」事業に選定された。
今回のセミナーでは、地域ワイヤレスジャパン ソリューション推進部マネージャーの乾千乗氏と、ケーブルテレビ社 技術部課長の日里友幸氏が、栃木市の河川に設置した3台の4Kカメラおよび水位計情報を住民に伝えるシステムについて解説。4Kカメラの膨大な情報を伝送するのには、ミリ波とSUB6でどのような相違があるのかなどを聞く。
【日時】5月19日/13時30分-15時
【参加費】CRI会員3000円、非会員6000円
【オンライン受講方法】Zoom
【申し込み・詳細】https://www.cri-info.jp/20210422_6106.html


● 上映企画「所蔵外国映画選集」を開催/国立映画アーカイブ

国立映画アーカイブでは、上映企画「NFAJ所蔵外国映画選集 2021」を、5月6日から約3週間にわたって開く。
この特集では、同館が所蔵する外国映画の中から、これまで上映する機会の少なかった映画を中心に、13作品(12プログラム)を上映。音声表現のさまざまな可能性を探る創意に満ちたトーキー初期の『予審』『脱走者』といった作品から、第二次世界大戦の緊迫をダイレクトに伝える『戦火の大地』、戦後に「赤狩り」でハリウッドを追放された映画人が残した異色作『地の塩』など幅広くラインアップする。
1990年代の米国を代表するインディペンデント映画『イン・ザ・スープ』も注目の1本。昨年の東京国際映画祭でも上映された新作『愛しい存在』など、現在も活躍しているアレクサンダー・ロックウェル監督の代表作でもある。
【日程】5月6-23日(月曜休館)
【会場】国立映画アーカイブ 長瀬記念ホールOZU(東京都中央区京橋3-7-6)
【料金】一般=520円、高校・大学生・65歳以上=310円ほか(前売指定席券のみ販売)
【詳細】https://www.nfaj.go.jp/exhibition/foreignfilms2021

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