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InterBEE2019

2019年6月24日

毎月4回(月曜)発行

//ケーブルコンベンション2019//
総務省 奈良審議官が基調講演 放送政策の最新動向
視聴者減 放送業界の厳しさ指摘
環境の変化踏まえ放送法改正 常時同時配信や衛星周波数有効利用

ケーブルコンベンション2019(主催=日本ケーブルテレビ連盟、日本CATV技術協会、衛星放送協会)が19、20日の両日、東京・丸の内の東京国際フォーラムで開催された。初日の基調講演に登壇した、総務省大臣官房審議官(情報流通行政担当)の奈良俊哉氏は、「ケーブルテレビを取り巻く環境と今後の展望」をテーマに、総務省が実施している放送政策の最新動向について話した。同氏は、テレビ視聴者の減少など、放送業界が厳しい状況になっていると指摘したうえで、先の放送法改定のポイントや、4K.8Kの普及、CATV業界のローカル5G実現に向けた制度化作業の状況などについて語った。

2019年6月24日号 主な記事

 ●パナソニック映像とLife is Styleが3Dホログラフィックディスプレーの営業支援契約
 ●TVと動画の新時代/SVODとvMVPDのグローバル動向
 ●エリクソンが「5G」の展開予想24年にデータ通信の35%に
 ●長岡工業高専の水田監視システム実証実験で上越ケーブルビジョンが協力
 ●DSJ2019で多彩なLEDディスプレー/各社が高精細の表示技術を競う

放送

● 日テレが「無人ライブ配信」 ブラウザキャスト+AIアナ/CMT2019
● 民放キー局の決算(下) 日テレ、TBS、テレ東 復調着実に進むTBS

CATV/CS

● ケーブルコンベンション2019 総務省 奈良審議官が基調講演 放送政策の最新動向
● 上越ケーブルビジョンが協力 水田監視システム実証実験/長岡工業高専
● 高校野球大分大会を生中継 大分朝日放送と協力し全試合/大分県デジタルネットワーク
● ケーブルIDと連携 Huluサービス提供/三重のCTYとCNS

プロダクション

● 3D Phantomの営業支援契約を締結/パナソニック映像とLife is Style

デジタル映像

● 「どんぶりdeプラネタリウム」/表技協が「羽倉賞」受賞記念講演会

インターネット/通信

● TVと動画の新時代SVODとvMVPDのグローバル動向 ディズニーやF1運営グループが参入

プロ機器

● Qonceptのトラッキング装置 野球日本代表戦でボールの軌跡を即時にCG化/BMDが発表
● モルフォのアップスケーリング技術 「チア男子!!」4K配信に採用
● 新IPモジュールで相互接続 8Kカメラの利用法も提案/池上通信機が内覧会
● 新プラットフォームを出荷開始 要件に動的に適応/ザイリンクス
● 広角の4Kリモートカメラを開発 水平111度のレンズを搭載/パナソニック
● 7月8日までの期間限定で企画製品販売/タックシステム

ディスプレー/大型映像

● デジタルサイネージの映像演出 海外事例を中心に解説/ヘキサゴンジャパン 吉田氏が講演
● サイネージサービスで天気予報の提供を開始/デジタルクルーズ

映画/番組/CM

● ロシアの映画祭で日本作品を上映/ユーラシア国際映画祭が発表
● 映画「ニューヨーク 最高の訳あり物件」 同じ夫に捨てられた元妻2人の共同生活

総合

● エリクソンが5G展開予測 24年 データ通信の35%に 最新報告書で大幅な上方修正
● VR同時視聴システムを活用 サッカー試合会場で観戦体験/KDDIがJFA、キリンと共同で実施
● 立体視ホログラフィックのディスプレーで次世代広告/JR東日本企画が品川駅で実証実験
● BtoB比率50%まで拡大へ 業務用ソリューション強化/シャープが事業方針説明会

イベント一覧

●第56回 ギャラクシー賞 ETV特集がテレビ部門大賞/各放送批評懇 各賞を表彰

放送批評懇談会は、「第56回 ギャラクシー賞」の贈賞式を5月31日に東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで開いた。4部門(テレビ部門、ラジオ部門、CM部門、報道活動部門)の大賞、優秀賞、選奨を当日発表したほか、志賀信夫賞、テレビ部門個人賞・特別賞・フロンティア賞、ラジオ部門DJパーソナリティ賞、マイベストTV賞を表彰した。
各賞は次のとおり(選奨は除く)。
【テレビ部門】
★大賞▽ETV特集「静かで、にぎやかな世界~手話で生きる子供たち~」(NHK)
★優秀賞▽金曜ナイトドラマ「dele」(テレビ朝日)▽オトナの土ドラ「結婚相手は抽選で」(東海テレビ放送/共同テレビジョン)▽ETV特集「誰が命を救うのか 医師たちの原発事故」(NHK)
★フロンティア賞▽スローな武士にしてくれ(NHK/オッティモ/NHKエンタープライズ)
★特別賞▽BS1スペシャル「ボルトとダシャ マンホールチルドレン20年の軌跡」(NHK/えふぶんの壱/NHKエンタープライズ)
★個人賞▽菅田将暉
【ラジオ部門】
★大賞▽私宅監置・沖縄~扉がひらくとき~(ラジオ沖縄)
★優秀賞▽午後はとことん よろず屋ラジオ「許せない!特殊詐欺 絶対にだまされないぞスペシャル」(福井放送)▽「J-WAVE 3 0th ANNIVERSARY SPECIAL RINREI NATIVE MUSIC JOURNEY」(J-WAVE)▽TBSラジオ年末交通情報~おまけ付き~(TBSラジオ)
★DJパーソナリティ賞▽鬼頭里枝「テキトーナイト!!」(静岡放送)パーソナリティ
【CM部門】
★大賞▽スカパーJSAT 基本プランシリーズ「スカパー堺議員シリーズ」(スカパーJSAT/電通/電通クリエーティブX)
★優秀賞
[テレビCM] ▽南都銀行 相続・遺言信託 シリーズ「南都家の一族」(南都銀行/博報堂関西支社/クレイ)▽三井住友カード企業シリーズ「Thinking Man編」(三井住友カード/電通/TUGBOAT/東北新社)
[ラジオCM] ▽群馬マスコミ3社(上毛新聞社・群馬テレビ・エフエム群馬)特殊詐欺ゼロキャンペーン「無許可編」(エフエム群馬/群馬テレビ/上毛新聞社)
【報道活動部門】
★大賞▽1980年から現在も続くハンセン病に関する報道および活動(山陽放送)
★優秀賞▽ドキュメンタリー「マザーズ」を起点とした特別養子縁組の継続報道7年(中京テレビ放送)▽ガイアの夜明け「マネーの魔力」(テレビ東京)
【志賀信夫賞】今野勉
【マイベストTV賞第13回グランプリ】「チコちゃんに叱られる!」(NHK/NHKエンタープライズ/共同テレビジョン)


●デジタルサイネージアワード発表 NTTドコモの作品が大賞 外国人向け観光情報サービスのPR実施 渋谷で「だまし絵ムービー」

デジタルサイネージコンソーシアム(DSC)は12日、「デジタルサイネージジャパン2019」(関連記事15面)の会場内で「デジタルサイネージアワード2019」の受賞作品発表会と表彰式を開いた。同アワードは、公募したデジタルサイネージ(サイネージ)作品の中から優秀な作品を選出・表彰することで、市場のさらなる活性化を目的に実施している。
19年度は、前年に10回目を迎えたこともあり、部門を刷新。5月最終週の審査会で、グランプリ、準グランプリ、クリエイティブ部門賞、テクノロジー部門賞、IoT AI部門賞、広告部門賞を選出した。応募作品は全体として、クリエイティブのレベルが高いだけでなく、新しい技術やコンテンツ共有の仕組みが普及浸透していく勢いが感じられたという。
グランプリ作品は、NTTドコモ、ADKマーケティング・ソリューションズ、ADKクリエイティブ・ワンによる『WOW!NINJA in SHIBUYA』が選ばれた(「クリエイティブ部門賞」「広告部門賞」を同時受賞)。
これは、NTTドコモの訪日外国人向け観光情報サービス「WOW! JAPAN」の認知拡大施策として、渋谷の交差点で巨大フルカラーLEDサイネージの「渋谷 MODIビル ソニービジョン」を駆使した「だまし絵ムービー」。主に信号待ちの時間に外国人観光客をターゲットに、昨年11月10日から約1カ月実施された。
会場で表彰を受けたNTTドコモのプロモーション部戦略担当の猪嶋李佳氏は「調査によると、外国人の約6割が今でも日本に忍者がいると信じているという。そこで忍者が出現して数々の忍法を披露するエンターテインメントを公開したところ、多くの外国人観光客から驚きの声や歓声、拍手が巻き起こった。国内だけでなく、台湾のテレビ情報番組でも紹介された。グランプリに選ばれ光栄」と話していた。
審査委員長の中村伊知哉(DSC理事長、慶応大学教授)氏は「大型LEDビジョンを使っているが、プロジェクションマッピングにも見える演出は見事だった。東京五輪へ向けてさらに訪日外国人は増える傾向にあり、今後も外国人向けのイベントには期待したい」と話した。
準グランプリには、電通の『ジュラシック・ピラー』が選ばれた。これは、同名映画のプロモーションに都営地下鉄大江戸線・六本木駅のホームビジョンを利用したイベントである。駅サイネージの機能を拡張して、家族層や若者の取り込みに成功しターゲットの拡大に寄与した。SNSでも拡散され、70以上のネット媒体を中心に記事が紹介されたという。
このほかの受賞作品と受賞者は次のとおり。
【クリエイティブ部門賞】▽「NamuNamu2.0」サイバー南無南無▽「Shinjuku City Visualize」superSymmetry by omnibus japan
【テクノロジー部門賞】▽「交通広告デジタルサイネージ入稿データ共有プラットフォームTADSS(タッズ)」JR東日本アイステイションズほか全国交通広告媒体社23社局▽「Jリーグデジタルスタジアム」日本プロサッカーリーグ、NTT
【IoT AI部門賞】▽「おしゃべり案内板」NTTドコモSayaプロジェクト▽「5G PROJECTION CAR」NTTドコモ、カケザン、イメージソース
【広告部門賞】▽「メディアミックスの取り組み」ビズリーチ▽「マックシェイクカルピス TV×SNS(twitter)×OOH(デジタルサイネージ)3メディア連動企画」日本マクドナルド


●中海テレビ/SCNの高橋孝之氏が放送文化基金賞を受賞

第45回放送文化基金賞(個人賞)に中海テレビ放送取締役副会長、サテライトコミュニケーションズネットワーク(SCN)代表取締役の高橋孝之氏が選ばれた。CATV業界では初の受賞になったという。高橋氏は、30年間にわたり地域・住民との協働による番組作りでCATV界をリード、全国120局以上に採用された緊急情報サービスで減災に貢献したことが評価された。


●AV製品のアワード 映像音響部門で金賞/ベンキュージャパン

ベンキュージャパン(BenQ)は、DLP 4Kプロジェクター「HT3550」と「HT5550」が、国内最大級のオーディオ・ビジュアル・アワード『VGP2019 SUMMER』(音元出版主催)における映像音響部門のカテゴリーで金賞を受賞したと発表した。さらに、発光高効率、広色域、耐久性を実現した独自のレーザー光源システム「BenQ BlueCoreレーザー技術」が「VGP2019 SUMMER開発賞」を受賞したほか、6製品が入賞した。


●「disguise」の機能解説 デザインや演出を3Dで視覚化/アークベンチャーズがセミナー

シンユニティグループのアークベンチャーズは、プロデューサー、ディレクターを対象に、同社が販売する「disguise(ディスガイズ)」の機能や活用方法を伝えるセミナーを7月10、11日の両日開催する。
disguiseは、さまざまなショーイベント・ライブなどにおけるステージデザイン、映像・照明演出など、プロダクションのあらゆる段階をリアルタイムに視覚化できる3Dシミュレーションソフトを統合したメディアプラットフォーム。
3D空間上に3Dオブジェクトを配置し、デザインや演出を事前にシミュレーションすることができる。実際にステージを組むことが難しい場合でも、コンテやイメージパースでなく、リアルタイムの映像でプレビジュアライズし、実際の状態に近い視点で確認が可能になっている。
シミュレーションした内容を、そのまま本番に持ち込むことができ、それによって時間と予算の大幅な節約につながる。さまざまな外部機器との連携により、先進的でクリエイティブなインタラクティブ演出や、大規模なショーのコントロールも可能にする。
【日程】7月10、11日/各回約2時間
【会場】東京都千代田区六番町1-9 シンユニティ東京ラボ
【申し込み】forms.gle/8DzzgHEeALBzJUDq6
【問い合わせ】info@ark.ventures
なお、オペレーター、映像会社、レンタル会社などを対象とした「テクニカルセミナー」を8月に実施する。
【日時】8月7-9日/10-18時(予定)
【会場】東京都江東区大島2-32-8 シンユニティ東京
【問い合わせ】info@ark.ventures


●7月9日に特別セミナー 企業経営でのAI活用 専門家が解説/JAVCOM

日本ビデオコミュニケーション協会(JAVCOM)は、特別セミナー「AIでどう変わる企業経営は ~AI活用がもたらす未来の経営~」を7月9日に開く。
クラウド、ビッグデータ、モノがインターネットにつながるIoTの普及、そして2020年に次世代高速通信5Gが通信インフラにより実現化を目指すなか、各産業でAIの活用が加速化し、われわれを取り巻く環境が著しい変化を迎えてきている。
特別セミナーでは、企業再生の第一人者であり、AIに精通する経営共創基盤(IGPI)代表取締役CEOの冨山和彦氏が登壇し、AI活用で変わる未来経営について講演。今後の企業戦略に役立つ内容になっている。
【日時】7月9日/15時30分-16時50分
【会場】富士フイルム 西麻布ホール(東京都港区西麻布2-26-30)
【参加費】JAVCOM会員社/後援団体会員社5000円、一般8000円
【申し込み締め切り】7月2日
【詳細】javcom.or.jp
【問い合わせ】Eメール=semi@javcom.or.jp


●「WAT2019」開催 世界の短編アニメを上映 女性監督による作品特集 6月29日から下北沢トリウッドで

オフィスH(アッシュ)企画・主催による「世界のアニメーションシアター WAT2019」が6月29日から、開館20周年を迎える下北沢トリウッド(東京都世田谷区)を皮切りに開催される。
海外のショートアニメーションのトレンドを伝える「WAT」は、今年で20年目となる。今回は『ヴィジュアルに、発信する女性たち』と題し、女性監督によるドキュメンタリー・アニメーションを特集。韓国、スウェーデン、そして日本の作品計13本/17話を上映する(鑑賞は有料)。
下北沢トリウッドでは6月29日-7月26日に、3プログラム構成で上映。その後、京都、姫路、名古屋などへ巡回する。7月13-26日には、オフィスHとトリウッドが配給する、文化庁メディア芸術祭・アニメーション部門大賞を受賞した『はちみつ色のユン』(監督:ユング、ローラン・ボアロー)の日本最終上映を実施する。
上映会初日には、出産をテーマとする『Birth』シリーズの企画・総合監督の若見ありさ氏をはじめ、シリーズ作品の各監督が舞台あいさつをする。
また、特別イベント「ママシアター」(7月12日/10時-11時45分)、韓国アニメーション監督のキム・イェヨン、キム・ヨングン夫婦によるトークイベント(7月7日/作品上映後15時30分開始)などを企画している。
【詳細】 http://www.wat-animation.net/


●Tsunami XR社製VR/ARコラボレーションツール、TSUNAMI XR WORKSPACESソリューションセミナー/アスク

VR・AR技術を用いたコラボレーション環境構築を検討する法人を対象として6月28日に開く。複数人でVR・AR空間共有ができる、Tsunami XR社製VR・ARコラボレーションツールの説明、各産業分野での事例報告、さらに体験スペースを用意している。参加無料。
同製品は、2D、3Dドキュメント、各種資料の共有、共有空間内の会議ツールを利用した新しいコミュニケーション方法を体験できる。AR機能ではタブレット端末を使用して、より手軽な製品情報共有や製造現場での活用も可能にする。
さらに新たにリリースしたV5.2の最新機能、機能拡張(操作体験、タブレットモード、ARモードなど)も解説する。
【日時】6月28日/15-17時
【定員】10人(1社2人まで)
【申し込み】 https://www.ask-corp.jp/inquiry/tsunami-xr-seminar.html

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