箱根駅伝中継を完全HD化/日本テレビ    [2008年1月21日]


 技術統括局制作技術センター制作技術統括部チーフテクニカルディレクターの佐治佳一氏は、箱根駅伝のHD化について、「地上デジタルの普及速度、技術面の課題のクリア、視聴者に対してHD化の効果を最大限に発揮できる時期はいつかを考慮して、08年を目標に3年計画を立てた」と話す。野球やサッカーの中継では、HD中継車、HD伝送装置を導入すればHD中継は可能だが、ロードレースは移動中継に関する複数のノウハウが必要になる。佐治氏は、「課題は出たが、順調に3年計画をクリアできた」と振り返る。
 箱根駅伝中継は、各移動中継車、トライクおよび定点、ヘリコプターからの映像を、三つの放送センター(東京、湘南、箱根)でエリアごとに制作し、日本テレビ本局に集約して、放送している。中継の全工程で、搬送波の変調方式に16QAMを採用したOFDM(直交周波数分割)方式の800MHz帯デジタルFPU(Field Pick-up Unit=地上回線を使った中継車からの映像信号伝送装置)を使っている。
 今回の技術的なポイントは、前回、1号中継車で実施したHD化を、2、3号中継車およびトライクに拡大することにあった。そのなかで今回、特徴として挙げられるのは、すべての移動中継車から各放送センターまでのHD伝送信号を、MPEG2 TS(以下、TS)で統一した点だ。



(詳細は映像新聞1月21日号、1、3面)



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