ラウドネス運用規準 全TV番組・CMの音量感統一/民放連
 [2011年11月28日]


 ラウドネスは人が感じる音の大きさを数値化したもの。ARIBが国際勧告「ITU-R BS.1770-2」「同-864」に基づいて今年3月に「ARIB TR-B32 デジタルテレビ放送番組におけるラウドネス運用規定」を策定。それを受けて民放連は5月に「NAB技術規準T032 テレビ放送における音声レベルの運用規準」(以下、T032)を制定した。すべての放送素材の音量感を統一し、視聴者に優しい放送をすることが同規準制定の目的だ。

 T032では、目標とする平均ラウドネス値(番組の総尺を測定して算出されたラウドネス値)を−24LKFS、運用上の許容範囲は±1デシベルと規定。同規準はARIB規定に準拠する形で策定したが、下限値は民放連の独自ルールとして−28LKFSとしている。
 5.1chサラウンド番組に関しては、ダウンミックスステレオで測定するのではなく、LFE(Low Frequency Effect=低域効果音)チャンネルを除くすべてのチャンネルを測定し、目標ラウドネス値+2デシベルを最大許容値とする。

 T032の適用範囲は、テレビ放送において制作・搬入・送出・交換されるすべての番組とCMの音声信号。民放連および日本広告業協会が発行する「テレビCM素材搬入基準」に反映する。

(つづき・詳細は映像新聞11月28日号1、3面)


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