在阪民放5局
4K IPマルチキャスト配信実験 HC+MPEG-DASHを活用
系列横断では初の取り組み 地域の4K IP配信に現実味
 [2017年12月4日]


 今回の実験は、@複数局による4Kのチャンネル切り替えA複数チャンネルの一斉配信による伝送容量評価と宅内受信環境B映像配信時の緊急速報表示--を検証することが目的。
 NTT西日本の一般向けマルチキャストサービス網の検証網を用いて、ハイブリッドキャストの動画配信仕様「MPEG-DASH」、IPマルチキャストによる在阪5局の4K映像配信を実施したものだ。
 ハイブリッドキャストでメディアキャスト、マルチキャスト配信でネクストウェーブ、ブロードバンド検証網でNTT西日本が協力している。
 在阪5局は11月9日と10日に関係者限定の公開実験を実施。
 当日は読売テレビ1階ホールに受信設備を置き、4K IPマルチキャスト配信の様子を示している。
 実験では、在阪5局の4KコンテンツをH.265/HEVCリアルタイムエンコーダー(エレメンタル製)で圧縮、MPEG-DASH化して共通のマルチキャスト配信サーバー(NTTスマートコネクト)に送った。
 これをインターネットの標準配信プロトコルであるFLUTEで、NTT西日本の検証網にIPv6マルチキャスト配信(MLDv2使用)を実施。
 読売テレビの受信側では、家庭用ルータを想定した受信端末を用意してIPマルチキャストを受信し、ハイブリッドキャスト対応4Kテレビで再生した。4K映像のビットレートは約20Mbpsである。
 また、4Kのチャンネル切り替えはできないが家庭用ルーターの試作機(NECプラットフォームズ製)も展示した。
 受信端末はMAC-PCにIPv6受信機能、WANでのIPv6マルチキャスト受信機能、FLUTE受信機能などを追加したものだ。

(つづき・詳細は映像新聞 2017年12月4日号1面)


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