イベント

2019/05/202019年5月20日

●「カンテク2019」開催 地上波4Kの研究発表など/関西テレビが6月4日

関西テレビ放送は、「カンテク2019(カンテレ テクニカルフェア 2019)」を6月4日に開催する。
7回目となる今年は、地上波での4K放送を実現するための技術研究として、同社が国内で初めて成功した「3階層4K-MIMO方式フィールド(室外)実験」についての研究発表をする。これは、現行の2K放送を流しながら同一周波数帯で4K放送を実施する技術的手法で、会場ではデモも公開する。
また、「災害に強い放送サービスとその高度化」をテーマに、総務省による基調講演「放送政策の動向(仮)」や、専門分野による特別講演を開くほか、同社が進める技術開発や放送機器メーカーの新製品などを数多く展示する。入場無料。
【日時】6月4日/12-18時(講演会は13時から)
【会場】関西テレビ放送1階なんでもアリーナ(大阪市北区扇町2-1-7)
【詳細】www.ktv.jp/kantec


●製造業でのVR活用 個別無料相談を実施/東京技術協会

東京技術協会は、製造業を対象とした「製造業に生かすVR」個別無料相談サービスを6月5日から開始する。
対象は、VR(仮想現実)の導入・活用に携わる製造業のマニュアル部門、サービス・メンテナンス部門、教育部門、販促部門などの担当者。
内容は、①製造業におけるVR活用の現状とこれからの課題についての説明、②VRコンテンツ体験、③相談(マーケティング部が対応)。
同社は、2月に東京ビッグサイトで開催された「3D&バーチャルリアリティ展」で、「VR航空機機内ウォークスルー」「展示会ブースデザイン遠隔VR体験シミュレーター」「VRマンションモデルルーム内覧」などの体験コーナーを設置。業務改善や社員教育、見込み客へのプレゼンテーションを念頭に置いた、今すぐ現場や販促で活用できる3DVRコンテンツを提案した。
【日時】▽第1回=6月5日/10-17時▽第2回=6月20日/10-17時(完全予約制=1回1時間半程度を想定)
【会場】申し込みの際に個別に連絡
【連絡先】マーケティング部(担当:高崎)Eメール/takasakit@togi.ne.jp


●FUJINON映像機器 大阪と東京で内覧会/富士フイルム

富士フイルムは「FUJINON映像機器内覧会2019」を大阪と東京で開く。
主力製品である4K対応放送用ポータブルズームレンズUAシリーズ「UA46×9.5/13.5」をはじめ、PLマウントシネマ用ズームレンズ「Premista 28-100」(東京会場のみ)、現場での運用性を向上させるアクセサリー、世界市場で注目の高輝度・超短焦点プロジェクター「FUJIFILM PROJECTOR Z5000」などを展示する予定。
【大阪】▽6月4日/10-18時、5日/10-17時▽会場=メビック扇町(大阪市北区扇町2-1-7 カンテレ扇町スクエア3階)
【東京】▽6月11日/10-18時、12日/10-17時▽会場=青山テピア・地下1階会議室A・B・C(東京都港区北青山2-8-44)
【問い合わせ】富士フイルム 光学・電子映像事業部 国内販売グループTEL:048-668-2143


●第2級CATV技術者資格 7月に各地で講習試験 「技術」と「法規」の2科目/CATV技術協会が実施

日本CATV技術協会は、「2019年第2級CATV技術者資格」の講習試験日程を発表した。全国各地で7月に開催し、2日間の講習(技術科目と法規科目)と同日に実施される試験に合格すると、資格が取得できる。受験申し込みの締め切りは5月31日までとなっている。
第2級CATV技術者資格は、CATVにかかわる基本的な技術を習得した人に付与されるもの。CATV技術者資格のエントリーレベルとして、新入社員やコールセンター、加入営業などの社員研修に有効。また、CATVエキスパート資格や第1級CATV技術者資格、CATV総合監理技術者資格など上位資格のステップアップに活用できる。この場合、第2級CATV技術者資格の取得者は法規科目が免除される。
講習試験は、2日間の日程で技術科目と法規科目について実施。講習はテキストを使って各科目のポイントを学習し、試験はテキストを参照しながら解答が可能。技術科目、法規科目両方に合格すると、第2級CATV技術者資格を取得することができる。
技術科目では、CATVの歴史と概要から、デジタル放送方式、CATV伝送方式、デジタル放送受信調査やその障害、CATVの施工・宅内工事、ブロードバンドネットワークとプロトコル、DOCSISとIP電話など、CATVの放送・通信の基本技術を広く扱う。
法規科目では、放送法での有線一般放送の登録・届出、申請様式、技術的能力、技術基準、安全・信頼性などCATV事業者が遵守すべき関係法令について学ぶ。
料金は3万4776円(講習・テキスト代)。技術科目のみ、法規科目のみの受講受験も可能。
【日程と会場】(いずれも7月)▽大阪=10、11日▽名古屋=11、12日▽東京A=14、15日▽高松=16、17日▽広島=17、18日▽札幌=18、19日▽東京B=23、24日▽福岡=25、26日▽仙台=29、30日
【申し込み・詳細】www.catv.or.jp

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