イベント

2019/08/262019年8月26日

●衛星画像用いた雲画像予測コンテストを開催/ウェザーニューズ、SIGNATE

ウェザーニューズ(千葉市美浜区)とSIGNATE(東京都千代田区)は、気象データへの理解および衛星データの活用促進を目的に、衛星画像を用いた雲画像予測コンテスト「Weather Challenge:雲画像予測」を19日から開催している。
同コンテストは、衛星雲画像データから、未来の雲画像を予測するというもので、11月20日までオンライン上で実施する。入賞者の発表は12月中旬を予定しており、総額100万円の賞金を授与、表彰式に招待する。
3カ月にわたるコンペの進捗は、ウェザーニューズのバーチャルお天気キャスター「ウェザーロイドAiri」(正式名称:WEATHEROID TypeA Airi)が、オンライン番組『ウェザーニュースLiVE』で随時報告、コンペの進行の様子を伝える。
「ウェザーロイドAiri」は、2012年から同番組に出演中。その『ポンコツっぷり』が話題となり、視聴者に「ポン子」の愛称で親しまれている。18年5月にはVTuberとしてYouTube公式チャンネルを開設し、19年2月25日にチャンネル登録者数7万人を達成した。
なお、コンテスト申し込みには、SIGNATEの会員登録が必要。
【コンテスト応募・詳細】https://signate.jp/competitions/169


●第176回「CRIフォーラム」 「ローカル5G」の動向探る 実証実験についても報告

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第176回「CRIフォーラム」を9月12日に開き、国内で5G(第5世代移動通信システム)の商用化が迫るなか、今秋以降と言われている「ローカル5G」の免許申請の状況も踏まえ、関係者を招きCATVにおける5G利活用について考察する。
総務省では「ローカル5G」の技術的検証を終えており、早ければ秋から年内にかけ「ローカル5G」の免許申請の受け付けを開始する計画だ。そこで住友商事と「地域ワイヤレスジャパン」では、「ローカル5G」事業化に向けての技術課題や事業性を検証するために、今年6月から8月にかけて、都内2カ所と神奈川県横須賀市、長野県安曇野市、松山市の計5カ所において「ローカル5G」の実証実験を実施した。
実験は、CATVの光ファイバー網に5G基地局を設置し、半径数百メートルの範囲に電波を飛ばす「ラストワンマイル」対策としての活用を検証するもので、結果は「高速ネット通信が導入されていない既存の集合住宅などにも低コストで導入できることが実証できた」としている。
今回のCRIフォーラムでは、住友商事 メディア事業本部ケーブルテレビ事業部長の小竹完治氏が、「ローカル5G」の実証実験について報告、総務省 電波部移動通信課の大塚恵理課長補佐が「地域での5G早期実現に向けての取り組み」について説明する。
【日時】9月12日/14時30分-17時
【会場】日本プレスセンタービル10階(日本記者クラブ)ホール(東京都千代田区内幸町2-2-1)
【会費】CRI会員5000円、非会員1万5000円
【申し込み・問い合わせ】Eメール=cri@cri-info.jp


●第41回「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」

メインプログラムの自主映画のコンペティション「PFFアワード2019」は18作品を上映。上映後、来場監督を迎えてのトークイベントも開く。コンペティション部門と同時に、国内外の多彩な映画を招待上映する。
招待作品部門では、カンヌ国際映画祭の批評家週間とのコラボレーション企画「カンヌ映画祭批評家週間って何?」を実施する。
チケットは「チケットぴあ」で販売中。
【主催】国立映画アーカイブ、PFF、川喜多記念映画文化財団、ユニジャパン
【開催期間】9月7-21日(月曜休館)
【会場】国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU/小ホール(東京都中央区京橋3-7-6)
【詳細】https://pff.jp/41st


●大阪アジアン映画祭 上映作品の募集を開始 20年3月6-15日開催

「第15回大阪アジアン映画祭(OAFF)」が2020年3月6-15日に開催されることが決定、併せて上映作品の募集を開始した。OAFFの上映作品は、「アジア(日本を含む)の作品であること。または、アジアと深い関係を有する作品であること」が全部門共通の条件となっている。賞金はグランプリが50万円、来るべき才能賞が20万円。応募締め切りは12月2日。
近年、日本映画に関しては、OAFFでの上映をきっかけとして、海外の国際映画祭での上映につながるケースが増えている。また、OAFFで上映後、配給などが決まり、日本劇場公開に至った作品も数多いという。一方、海外からの作品募集に関する問い合わせも年々増え、日本の配給会社からの注目も高まっているとしている。
なお、上映作品については、プログラミング・ディレクターの暉峻創三氏が全作品を決定する。
【応募方法・詳細】http://www.oaff.jp/2020/ja/outline/entry.html


●disguise セールスセミナー/アークベンチャーズ

シンユニティグループのアークベンチャーズは、同社が販売する「disguise(ディスガイズ)」のセールスセミナーを9月18日に都内で開く。プロデューサーやディレクターを対象に、disguiseの機能や活用方法について、事例を交えて解説する。参加費無料。
disguiseは、ステージデザイン、映像・照明演出などの各段階におけるリアルタイム3Dシミュレーションから本番の出力まで可能なメディアサーバー。シミュレーションしたものをそのまま本番で出力できるため作業を効率化する。また周辺機器との連携により、先進的かつクリエイティブなインタラクティブ演出や、大規模なショーのコントロールが可能になっている。
【日時】9月18日/16-18時
【会場】シンユニティ東京ラボ(東京都千代田区六番町1-9 シンユニティ東京ラボ5階)
【定員】15人
【申し込み・詳細】docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScFqOhnobVq49lO2ac6u8MxK1H_xPPI7rQmJ0TNMOxF-2ZgaA/closedform


●「京都映画企画市」の企画募集

京都府と映像産業振興機構(VIPO)が主催する第11回「京都映画企画市」の企画募集の締め切りが迫っている。
同事業は、時代劇の拠点である京都の優位性を生かし、京都から若手クリエイターを世に送り出すことを目的にした、時代劇・歴史劇ジャンルの映画企画コンテストになっている。
第一線で活躍する映像業界人を審査員に迎え、応募企画の中から書類審査において数作品を選定し、映画企画コンテスト(プレゼンテーション)で優秀映画企画を決定する。優秀映画企画には、長編劇場公開につなげるために350万円相当のパイロット版(短編)映像制作の権利を付与し、長編映像化のバックアップをしていく。
【企画内容】▽映画・映像制作者(監督およびプロデューサー)による作品企画▽劇場公開を目的とする、時代劇・歴史劇ジャンルの映画企画▽太秦のメジャースタジオをはじめとする、京都府内での撮影を想定した映画企画
【応募要件】▽権利処理がなされている、非公開の映画企画が対象▽過去に応募された映画企画の再応募も可能▽想定する制作予算などを提示▽日本語での応募書類作成およびプレゼンテーションが可能な人
【募集締め切り】9月5日必着
【申し込み・詳細】http://kyotofilmpitching.jp/application

定期購読についてはこちら毎月4回(月曜)発行

映像新聞を年間購読すると、デジタル版もご覧になれます。
デジタル版は最大5端末までのログインが可能です。

映像新聞は、放送やブロードバンド、デジタルコンテンツプロダクション、映像制作者など映像業界へ向け、ビジネスとテクノロジーの両視点で情報を発信しているビジネスを熱くする専門紙です。
さらに詳しい記事・画像は本紙でご覧いただけます

ご購読のお申込みはこちら

NAB(エヌエービー=全米放送事業者協会)新代表のカーティス・レジェット氏よりビデオメッセージ

お知らせ

ご購読のお申込みはこちら[毎月4回(月曜)発行]