世界最大の洞窟の全容 8K HDRで撮影 最新鋭のドローン駆使/WOWOW、ソニーPCL    
 [2017年4月17日]


 WOWOWは昨春に、成層圏を4Kカメラで撮影した素材を基に、4K HDR番組『Blue Horizon 〜Edge of Space〜』を制作。その後、開局25周年記念『連続ドラマW コールドケース〜真実の扉〜』(全10話)を4K HDR制作。また、アニメーションスタジオのクラフターと共同で、4K HDR制作の3D CGアニメーション『ムーム はじまりの物語』も制作するなど、HDRコンテンツへの取り組みに力を注いでいる。
 今回のソンドン洞窟の収録は、これまでの作品を超えるHDR制作を模索していた中で、撮影を担当したソニーPCL プロダクションディレクターの越野創太氏から8K HDRでの収録が提案され、これを採用したものだ。
 ソンドン洞窟はベトナムにある世界最大の洞窟。内部には50階建てのビルがすっぽりと入ってしまうくらいの巨大空間がある。2009年というごく最近に発見されたこの洞窟について、越野氏は2年ほど前からHDRを生かせる被写体として収録の企画を温めていたという。「誰も行けない場所を、疑似体験してもらう意味では最高の被写体。これまで4K HDRは経験があったので、今回は8K HDRを試したかった」と話す。
 WOWOW技術局技術企画部エグゼクティブエンジニアの篠田成彦氏も「誰も見たことがない映像にクリエイティビティーを乗せることが、われわれのテーマ。ソンドン洞窟はうってつけの素材だと思った」と述べる。

(つづき・詳細は映像新聞 2017年4月17日号1面)


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