イベント

2022/11/142022年11月14日

● 新潟国際アニメーション映画祭 エントリー作品の募集開始 審査委員長に押井守監督

2023年3月17-22日に開催される「第1回新潟国際アニメーション映画祭」(主催:新潟国際アニメーション映画祭実行委員会)では、エントリー作品の募集を開始した。
同映画祭は、長編商業アニメーションにスポットを当てた、長編アニメーション映画のコンペティション部門を持つアジア最大級の祭典として、新潟から世界へアニメーション文化を発信する。
新潟は、多くの著名なマンガ家、アニメ・クリエイターを輩出し、2012年から10年間、「マンガとアニメを活用した街づくり構想」を展開。継続的なイベントとして「にいがたアニメ・マンガフェスティバル」(来場者約5万人)、1996年から全国対象で「にいがたマンガ大賞」も実施している。
また、「新潟市マンガ・アニメ情報館」や蔵書1万冊を誇るマンガ図書館「新潟市マンガの家」を運営するなど、日本有数のアニメ・マンガ都市でもある。その新潟に世界のアニメーション映画が集結することになる。
第1回の審査委員長は、押井守監督が務める。その他に各国から審査員の参加を予定している。
作品募集期間は12月23日(11時)まで。応募条件は40分以上(エンドクレジットを含むトータル時間数)のアニメーション作品で、手法は問わない。また、2020年1月1日以降に完成した作品であること、日本語・英語以外を用いる作品は、応募時に英語字幕が付いていること–などが条件になっている。
【詳細】niaff.net


● NGC WORLD 2022 最先端の映像機材を展示 11月22、24、25日に開催

エヌジーシー(NGC)は、同社ショールームにおいて「NGC WORLD 2022」を11月22、24、25日に開く。マイクロLEDなど最先端の映像機材をそろえる。
展示製品は、サムスン製マイクロLED「TheWall」(ピッチサイズ0.84、1.26、1.68ミリメートル)、「TheWall オールインワンモデル」(コントローラー、スピーカー内蔵)、「MTCF」インスタグラム版(大量のコンテンツをタッチディスプレー上に表示)、MULTITACTION社マルチタッチディスプレー、ソフトウエア「MT-TimeLine」。参加無料(事前登録制)。
【会場】NGC本社ショールーム(東京都江東区東雲1-7-12 KDX豊洲グランスクエア8階)
【日時】11月22、24、25日/いずれも10-12時、13-17時
【定員】1時間区切りで各10人まで
【詳細】www.ngc.co.jp/news/ngc-world-2022


● 「Flame」誕生30周年 オートデスクがイベント開く

オートデスクは、ビジュアルエフェクトソフトウエア「Flame」の誕生から30周年を記念して、「Flame 30th Anniversary」のオンラインイベントを11月22日に開く。
最も記憶に残る製品開発の数々や、Flameが実現に貢献した映画やテレビのビジュアルエフェクトプロジェクトなどを紹介する。
また、今年度リリースした「Flame2023」を訴求するとともに、クラウドをキーワードにAWS上で稼働するFlameをデモする。
【日時】11月22日/16-17時
【配信方式】Zoom
【詳細】area.autodesk.jp/event/webinar/flame-30th


● 第44回ぴあフィルムフェスティバル in 京都2022

11月19日から京都文化博物館フィルムシアターで開く。コンペティション「PFFアワード2022」では、「京都観客賞」の実施も決定。また、東京開催でも好評を博した招待作品部門「ようこそ、はじめてのパゾリーニ体験へ」と「青山真治監督特集」を35ミリフィルムで上映する。
その他、清原惟監督の最新作や、ピーター・バラカン氏も来場する「ブラック&ブラック」など、5つの企画、合計33作品上映、16人のゲストが来場する。
【会期】11月19-27日(21日休館)
【会場】京都文化博物館 3階フィルムシアター(京都市中京区三条高倉)
【料金】一般・シニア1300円(チケットぴあで販売)
【詳細】pff.jp/44th


● 「第2回 S&D AWARDS」贈賞式 「クロス新宿ビジョン」が大賞受賞 当日のプレゼンと投票で決定

月刊サイン&ディスプレイ(S&D)を発行するマスコミ文化協会は10月28日、品川フロントビル(東京都港区)で「第2回 S&D AWARDS」のプレゼン大会および贈賞式を開催した。当日はノミネートされた10作品の関係者によるプレゼンを実施。その後、参加者全員による投票でグランプリと準グランプリを選出した。
グランプリは『新宿の3D猫』が話題を集めた、ユニカの「クロス新宿ビジョン」が受賞した。3D猫は、今年のデジタルサイネージアワードでもグランプリを受賞するなど、大型映像や屋外看板関連業界のアワードで評価が高く、賞を総なめしている。
プレゼンしたユニカ デジタルソリューション部の藤沼良丞氏は「3D猫の動画は、大型ビジョン自体のPRの目的も含め、オムニバス・ジャパンと共同で制作した。昨年夏の大型ビジョン稼働以前は、大型映像用の3DのCMはほとんど存在しなかったため試行錯誤だった。思いのほかの効果があがり、以後現在まで約60もの3DのCMを制作し大型ビジョンで放映した」と説明。
そして「大型ビジョンによる3DCMという1つのジャンルが確立したと思う。浅草に行けば雷門を見るように、新宿に来たらこのビジョンを見たいという観光客やインバウンドの期待も高まっており、新宿の名所の1つになりつつあることは光栄」と話した。
準グランプリには、シムディレクトの「神戸ポートタワーの仮囲いを活用したプロジェクションマッピング演出」が選ばれた。
2023年のリニューアルオープンを目指し、改修工事中の神戸ポートタワーの仮囲いに、今年1月から半常設ながら現在もプロジェクションマッピング映像を投映している。
シムディレクト社長でタケナカ専務の長崎英樹氏は「工事中の仮囲いというネガティブなものを、ポジティブにするという新たな試みで、さまざまなイベントと連動することもできた。一部CMも放映しており、収益化も果たしている。四季に応じてさまざまなマッピングコンテンツを当社で製作し放映している」と語った。

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