最新号2025年7月7日号
ソニー
Creative Solution 2025
映像・音響技術を社会展開
製造現場での自動化・省人化に
接触表現活用し新たな体験価値
サイネージ販促ソリューションも
━ 今週号(7月7日号)の注目記事はコチラ ━━━━━━━━━━━━━━
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ポストピークTV(2) FASTが変える力学 アマゾンはSVOD+FAST 広告モデルがマネタイズ最前線 無料でも納得できる体験が鍵 日本は「有料VS無料」超えた価値設計を
かつて「無料で観られる映像コンテンツ」は、過去作の再放送や低予算作品に限られていた。しかし今、米国における「無料視聴=FAST(Free Ad-supported Streaming TV)」の世界は、劇的な進化を遂げている。2024年、米国におけるFASTの月間アクティブユーザー(MAU)はTubiだけで9000万-1億人、月に1度以上FASTを利用するユーザーは2.4億人に達し、テレビ視聴時間に占めるストリーミングの割合は43%を突破。このうち、実に9割の視聴者が何らかのFASTを利用しているという。かつての『低コストの追加サービス』は、今やメディア業界における成長の本命モデルへと強大化している。
(続きは本紙でレポート)
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転換 放送行政(1) 政府・自民党の考え方 番組制作費減少を問題視 コンテンツ強化で4つの対策 総務省情報流通行政局が再編
総務省情報流通行政局は7月1日、組織再編を実施した。視聴スタイルの変化、テレビ広告収入の減少など放送事業の環境変化に対応するためだ。実はこうした状況に呼応するように、自民党は「放送コンテンツ産業の強化・振興に関する緊急提言」を実施。内閣に設置された新しい資本主義実現会議は「グランドデザインおよび実行計画2025」を発表している。そして政権の重要課題や翌年度予算編成の方向性を示す骨太の方針でも、同様のテーマが掲げられた。テレビ局は今、大きな壁に直面しているという認識が関係者に共有されている。今回から放送行政の新たな方向性を考える。まずは政界の認識を探ってみた。
(続きは本紙でレポート)
※本紙とデジタル版は同一内容です。
2025年7月7日号 主な記事
●Creative Solution 2025 映像・音響技術を社会展開/ソニー
●VPスタジオ「HCA factory.」 新メディアサーバー導入で制作を高速化
/HCAが見学会を実施
●転換 放送行政(1) 政府・自民党の考え方/番組制作費減少を問題視
●宮崎放送グループの「トレードメディアジャパン」がアジア圏域でプロモー
ション・販売事業展開
●DSJ2025/臨場感・没入感を高める最新の映像技術
●世界の衛星業界の現在地
-
放送
● アドレッサブル広告技術 関東ローカル番組で
実証/フジテレビ
● プロモーション・販売事業展開 アジア圏域で
売上拡大 台湾支社も/宮崎放送グループの「ト
レードメディアジャパン」 -
プロダクション
● VPスタジオ「HCA factory.」 新メディアサー
バー導入で制作を高速化/HCAが見学会を実施
● 産学連携でゲームを開発 リアルとデジタルの
美術力活用/NHKアート
● VP制作の短編映画を公開 有村架純、鳴海唯が
主演/電通クリエイティブピクチャーズ -
デジタル映像
● 堺市での自動運転実証実験 3Dデジタル空間で
の走行検証/フォーラムエイトが受託 -
インターネット/通信
● バスケ男子 日本代表試合 4試合をライブ配信
/TVer
● 世界の衛星業界の現在地 各社が競い合い低軌
道周回衛星事業が拡大 -
プロ用機器・サービス
● HDMI/USB-C伝送装置 入力切替機能を装備
/IDK
● 動画編集に適した330Wの高出力PC用ACアダプ
ター/デルタ電子
● HDMI Ver.2.2 最新版で96Gbpsに対応
「Ultra96」として訴求
● Mediaproxy「LogServer」 WOWOWが回線監視に
導入 30chを少人数で運用
● 「つながるアストロ」を訴求 240fps、IP製品
をソリューション展示
/アストロデザインが内覧会
● Creative Solution 2025 映像・音響技術を社
会展開/ソニー -
ディスプレー/大型映像
● デジタルサイネージジャパン2025 運用の高度
化支えるソリューション -
映画/番組/CM
● 映画『「桐島です」』 三菱重工爆破事件の
「桐島聡」に迫る -
総合
● 取材者等の安全を守るための声明 不当な攻撃
には毅然と法的措置/民放連
● 6G規格化への道(1) 重要な5Gアドバンスドの普
及
3GPP「リリース20」活動開始
● ユニルミンが新オフィス開設 横浜から東京・
浜松町に移転
● プロ野球機構が公正取引委員会から警告
日本シリーズとMLBワールドシリーズの放送時間
が重複 フジテレビの取材パス取り上げ問題 -
イベント一覧▷
● 災害に備える放送体制 秋田ケーブルの事例を解説/CRIオンラインセミナー
ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第55回CRIオンラインセミナーとして「防災セミナー:災害に備える放送体制とは ~秋田ケーブルテレビの災害放送訓練と実践~」(Zoom使用)を7月11日に開く。
講師は、秋田ケーブルテレビの危機管理室 室長/岩本一樹氏およびメディアコンテンツチームマネージャ/斉藤洋樹氏。
秋田ケーブルテレビでは、災害時において「迅速かつ的確な情報発信」を実現するため、四半期に一度の災害放送訓練を重ねてきた。その成果として、2023年7月15日に発生した記録的な大雨による警戒レベル5(緊急安全確保)が発令された際には、わずか10分後に災害生放送・配信を開始することができたという。
今回のセミナーでは、同社がどのようにしてこの体制を構築してきたのか、実際の災害放送マニュアルや訓練内容に基づいて具体的に解説する。訓練シナリオは毎回非公開。地震・豪雨・津波などさまざまなケースを想定し、刻一刻と変わる情報を基に、自ら考え、動く力を養う実践型訓練になっている。
【日時】7月11日/13時30分-15時30分
【参加費】CRI会員4000円、非会員8000円
【詳細】https://cri-info.jp/20250616_8329 -
連載・寄稿
転換 放送行政(1) 政府・自民党の考え方 番組制作費減少を問題視
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連載・寄稿
ポストピークTV(2) FASTが変える力学 アマゾンはSVOD+FAST
NAB(エヌエービー=全米放送事業者協会)新代表のカーティス・レジェット氏よりビデオメッセージ

お知らせ
映像新聞からのお知らせ
- 2025年6月16日 ●発行日のお知らせ 映像新聞は月4回発行のため6月は2日、9日、16日、30日が発行日となり、23日の発行はありません。次号は6月30日号になります。
- 2025年3月24日 ●お知らせ 「放送100年」特集面を公開しました
- 2025年3月24日 ●発行日のお知らせ 映像新聞は月4回発行のため、3月は3日、10日、17日、24日が発行日となり、31日の発行はありません。次号は4月7日号になります。
- 2025年3月10日 ●お詫び 映像新聞デジタル版の配信において、システム上の不具合により、デジタル版が登録者の一部で閲覧できない事態が発生しました。正午時点で復旧いたしましたので、引き続きご利用お願いいたします。
- 2024年12月23日 ◆訂正◆ 12月23日号1,3面の見出しおよび記事において「IWON」となっていますが「IOWN」の誤りです。訂正しお詫びいたします▼12月23日号デジタル版を修正いたしました。
- 2024年12月23日 ●映像新聞12月発行日のご案内 映像新聞は月4回発行のため、月曜日が5回ある月については、発行のない週があります。12月は、2日、9日、16日、23日の発行日となります。30日の発行はございません。
- 2024年12月23日 ●冬季休業のお知らせ 誠に勝手ながら、映像新聞社は12月28日(土)~2025年1月5日(日)を冬季休業といたします。この間にいただいたお問い合わせ、ご注文につきましては、1月6日以降の対応となります。何卒ご了承くださいませ。
- 2024年12月1日 ●お知らせ ◆訂正◆ 11月25日号3面のTVerの記事の見出しが「累計アプリDL数4000万突破」となっていますが「累計アプリDL数8000万突破」の誤りです。訂正しお詫びいたします▼11月25日号デジタル版を修正いたしました。
- 2024年11月12日 ●お知らせ・映像新聞Inter BEE特集掲載号を、11月13-15日Inter BEE 2024幕張メッセメインロビー(入場口エリア)および、ホール4 映像新聞ブース#4509で無料配布いたします。
- 2024年11月12日 ●お知らせ・Inter BEE 2024特集掲載号の無料ダウンロード版を公開しました。
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