最新号2024年10月7日号
NHK
「8K文化財」で共同授業
国内5大学と米ハーバードが参加
クラウド上に超高解像度データ
複数カ所で同時に操作情報共有
━ 今週号(10月7日号)の見どころ ━━━━━━━━━━━━━━━━
■
フランスで進むVR制作 「東京ゲームショウ」来日の2社が語る
9月に千葉県の幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2024」に合わせ、フランスからXRなどデジタルコンテンツやゲームの開発企業が来日した。在日フランス大使館などが企業の日本市場進出を支援する「フレンチクリエイティブラボ」の一環。VRやイマーシブコンテンツの制作を得意とする2社に、現在の取り組みについて聞いた。(続きは本紙でレポート)
■
メディア150年の興亡(15) ローカル局と通販 見える化でリスク軽減 通販枠DX化 経営改善可能に 新規参入社の成功例も
今回はテレビ通販番組を考える。物販系のネット通販(EC)は過去10年で売上が倍増した。しかしテレビ通販は微増にとどまっている。ネット広告費が急伸しているのに対して、テレビ広告費は減少続きであり、当然との見方もできるが、本当の理由は違う。実はローカル民放の中に、通販であるDXを導入したところ、3年で売上高が7%増、営業利益に至っては1.8倍になった局がある。つまりテレビ通販にはニーズがあるが、やり方が的確でなかった。経営環境が厳しいローカル民放にとってのテレビ通販の有効性を考えてみる。(次世代メディア研究所 鈴木祐司)(続きは本紙でレポート)
※本紙とデジタル版は同一内容です。
2024年10月7日号 主な記事
●NTTコム、パナソニック コネクトなどが5Gでバスの自動運転に関する実証実験
●HotChips 2024報告(4) 汎用CPU、性能跳躍に沸く
●IBC2024レポート(2) 各社が最新機器展示
●ROEビジュアルジャパンがショールームを移転開設
-
放送
● マスター、サブ、ファイルベース 放送設備のオールIP化が完了/テレビ北海道
-
CATV
● みるプラスで配信 「日本の祭り」を特集 各地のCATVが映像提供/JDS
-
プロダクション
● 第37回東京国際映画祭に協賛 10月28日に開幕/IMAGICA GROUP
-
デジタル映像
● 「8K文化財」で共同授業 国内5大学と米ハーバードが参加/NHK
● フランスで進むVR制作 「東京ゲームショウ」来日の2社が語る
・「ガンダムの新しいかたちを提案」 長編VR映画を共同制作/ATLAS V コリナール氏
・「広告やエンタメに可能性」 ロケーションベースも展開/Backlight Studio ルコント氏
● ハイウェイテクノフェアで3DVR実演/フォーラムエイト -
インターネット/通信
● PLAYと業務提携 放送業界に特化した配信PFへ
● 24時間ニュースライブ配信開始/TVer -
プロ用機器・サービス
● IBC2024レポート
・ 4Kワイヤレスカメラ展示 5G通信で柔軟な運用を実現/Vislink
・ クラウド対応エンコーダー 最新のIP規格をサポート/MediaKind
・ プレミアプロのベータ版 文字起こしベース編集を強化/アドビが公開
・ JPEG XS対応のKVM延長器 低遅延で高圧縮な伝送可能/IHSE
・ HDMI音声をDante 変換して多彩な運用を実現/Apantac
・ AI活用で制作フロー加速 高い品質と費用対効果を実現/アビッド
・ メディア制作向けクラウド オンプレに匹敵する性能/GB Labs
・ クラウド制作を実現するI/OカードをAWSと開発/AJAビデオシステムズ
● キャラジェネに新モデル 12G/MoIP対応を追加/朋栄
● FPU基地局用リモコン 讀賣テレビから受注 海外でのカメラ採用続く/池上通信機
● 長崎スタジアムシティに設備納入 統合演出システムで一体感を醸成/ソニーマーケティング
● CG制作で「DAIV」活用 菅原そうた氏『5億年ボタン』/マウスコンピューター
● IPネットワークカードがUE対応/Matrox
● EVコンセプトモデルに注目 65V型液晶ディスプレー搭載/シャープが技術展示イベント -
ディスプレー/大型映像
● ショールームを移転開設 顧客へのサポート体制強化/ROEビジュアルジャパン
● ショールームを一新 大型LEDディスプレー COB方式製品で実績/レッドマン
● IFA2024開催 IFA2024開催 目立った中国メーカー -
映画/番組/CM
● 映画「私は憎まない」 パレスチナ人から見た「ガザ戦争」
平和主義の医師の活躍を追う 戦争の終結へ向けて力を尽くす
● 文化・記録映画43作品 歴史映像ポータルに追加/国立映画アーカイブ -
総合
● バスの自動運転に関する実証実験/NTTコム、パナソニック コネクトなど
● HotChips 2024報告〈4〉 汎用CPU、性能跳躍に沸く -
イベント一覧▷
● TIFFCOMで企画マーケット 長編映画の企画成立と予算達成をサポートへ
東京国際映画祭の併設ビジネス・コンテンツマーケットである「TIFFCOM 2024」(10月30日-11月1日開催)において、企画マーケット「第5回Tokyo Gap-Financing Market(TGFM)」が開かれる。
TGFMは、資金調達段階にある長編映画企画に、TIFFCOMが業界エキスパートとの1対1のミーティング機会を提供し、企画成立と予算達成をサポートするマーケット。参加する企画は総予算の60%を確保済みであり、アジアの要素を含むものであることが特徴となっている。
今回のTGFMでは、今年8月に日伊映画共同製作協定に基づく共同製作映画の作品募集開始に際し、イタリアにフォーカス。イタリア文化省映画オーディオビジュアル局「チネチッタ」の協力により、特別選抜された5企画を加えた20企画(実写14/アニメーション6)が参加する。
【開催期間】10月28日-11月1日(TIFFCOM2024内)
【会場】東京都立産業貿易センター浜松町館(東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝)
【詳細】https://tgfm.tiffcom.jp
● 映画企画を募集 編集コンサルテーション実施 専門家によるワークショップ/VIPO
映像産業振興機構(VIPO)は、経済産業省、令和5年度「我が国の文化芸術コンテンツ・スポーツ産業の海外展開促進事業(コンテンツ産業の海外展開等支援=JLOX+)」の一環として、欧州を拠点に各国で実写長編映画の編集コンサルテーションを実施している「First Cut Lab」と共催し、日本映画を対象とした実写長編映画の編集コンサルテーションプログラム「First Cut Lab Japan 2024」を11月-2025年2月に実施する。それに伴い、参加する映画作品(企画)と制作チーム(監督/プロデューサー/編集者)を募集している。
プログラムに選出された企画は、経験豊かな編集コンサルタントおよび国際的な映画業界のメンターらによる専門的なフィードバックを受け、終了後は、さらなる編集に向けての指針となるワークショップのレポートとロードマップを受け取ることができる.
なお、ワークショップは全て英語およびオンラインで実施。参加者自身で通訳を手配することは可能。これまでワークショップに参加した映画作品は、数多くの国際映画祭でのノミネートを果たしており、アカデミー賞外国語映画部門にノミネートされた作品もある。
募集企画数は1、2本(長編実写映画および長編ドキュメンタリー)。参加費は無料。
【開催期間】24年11月-25年2月(参加者の希望スケジュールに合わせて実施予定)
【応募締切日】10月31日
【詳細】https://www.vipo.or.jp/news/42175/
● TYO学生ムービーアワード エントリー受付を開始 60秒のショートフィルム
TYOは、学生を対象に第5回「TYO学生ムービーアワード」の開催を決定し、エントリー受付を開始した。今回は、テーマを『ひみつ』と設定し、60秒のショートフィルムを募集する。
同アワードは、テレビCMやウェブムービーなどを中心とした多様なコンテンツ制作の実績ノウハウをもち、CMや映画などの映像ディレクターを数多く生み出してきたTYOが、次世代の才能の発掘と育成、さらには映像業界全体の発展に寄与したいという思いから開催している学生向けショートフィルムコンテスト。
特別審査員は、第1回目から参画する国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」主宰の別所哲也氏。また新たに謎解きクリエイターの松丸亮吾氏の参画が決定した。そのほか、数多くのCMや映画の演出を手掛けたディレクター・クリエイター陣も審査員となって受賞作品を選出し、最終結果は2025年3月に開催する表彰式で発表する。
[エントリー期間] 12月16日まで
[作品応募期間] 12月17日-25年1月20日
[最終ノミネート作品発表] 25年3月5日(公式サイトで発表)
[表彰式] 25年3月17日
【詳細】公式サイト=https://tyo-gama.jp/ -
連載・寄稿
メディア150年の興亡(15) ローカル局と通販 見える化でリスク軽減
お知らせ
映像新聞からのお知らせ
- 2024年9月12日 ●映像新聞9月発行日のご案内 映像新聞は月4回発行のため、月曜日が5回ある月については、発行のない週があります。 今月は、2日、9日、16日、30日の発行日といたします。23日の発行はございません。
- 2024年8月5日 ●夏季休業のお知らせ 誠に勝手ながら、映像新聞社は8月13日(火)~16日(金)を夏季休業とすることにいたしました。この間にいただいたお問い合わせ、ご注文につきましては、19日以降の対応となります。何卒ご了承くださいませ。 8月19日(月)より通常営業いたします。〈17日(土)、18日(日)は通常休業〉
- 2024年7月24日 ●お知らせ「映像新聞」は月4回発行のため、7月29日の発行はありません。次号は8月5日号です
- 2024年6月25日 ●お知らせ 連載記事「メディア150年の興亡」(6月17日号に第5回掲載)の次回掲載は7月8日号の予定です
- 2024年6月17日 ●お知らせ 6月24日(月)20時00分~6月25日(火)01時00分 弊社サイトのメンテナンスを実施いたします
- 2024年4月22日 ●お知らせ 映像新聞は月4回発行のため、4月29日の発行はありません。次号は5月6日号になります。
- 2024年3月4日 ●お知らせ 連載中の『AI×TV』は、今号(3月4日号)はお休みします。
- 2024年2月26日 ●お知らせ デジタル版2月19日号4面の連載記事「AI×TV」の題字にある「上」を「1」に変更します。
- 2024年2月8日 ● 「デジタル版(過去3カ月分一覧)」が復旧いたしました
- 2024年2月7日 ●ただいま弊社サイトにおいて「デジタル版(過去3カ月分一覧)」が閲覧できない状況となっております。
定期購読についてはこちら毎月4回(月曜)発行
映像新聞を年間購読すると、デジタル版もご覧になれます。
デジタル版は最大5端末までのログインが可能です。
映像新聞は、放送やブロードバンド、デジタルコンテンツプロダクション、映像制作者など映像業界へ向け、ビジネスとテクノロジーの両視点で情報を発信しているビジネスを熱くする専門紙です。
さらに詳しい記事・画像は本紙でご覧いただけます
NAB(エヌエービー=全米放送事業者協会)新代表のカーティス・レジェット氏よりビデオメッセージ