最新号2024年12月9日号
SIGGRAPH Asia 2024開催
多くの分野で過去最多の応募数
米ピクサー、白組などが制作技術解説
展示会場では80以上の組織が出展
五十嵐実行委員長「好奇心が原動力に」
━ 今週号(12月9日号)の注目記事はコチラ ━━━━━━━━━━━━━━━━
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企業・文教・公共 映像システム TOWAROW PARK FESTIVAL 2024開催/東和エンジニアリングが披露
システムインテグレーターの東和エンジニアリングは、内覧会「TOWAROW PARK FESTIVAL 2024」を東京都千代田区にある同名の同社ショールームで開催した。同社は文教や企業、公共施設における音響・映像・通信設備の設計・運用・保守を手掛ける。内覧会では市場別に最新システムやトレンドについて紹介した。(続きは本紙のレポートで)
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メディア150年の興亡⑳ 放送とネットの力関係 逆転した社会的影響力 ネットの影響力強大に 象徴的だった兵庫県知事選
今年も残り1カ月を切った。この1年を振り返ると、今年はテレビ放送にとって、ターニングポイントだったことが分かる。最たるものが放送とネットの力関係が、さまざまな局面で逆転したことだろう。広告費はもとより、生活者のメディア接触時間でも、かつて圧倒的にトップだったテレビのリアルタイム視聴は、ネットでの動画視聴や情報消費に抜かれた。そして今年顕在化したのは、選挙の投票行動にネットが大きな影響力をもった点だった。社会に対する存在感でも、地位逆転が明らかになった。テレビ放送とネットの24年を振り返る。(次世代メディア研究所 鈴木祐司)(続きは本紙のレポートで)
2024年12月9日号 主な記事
●4K8K衛星放送特集
●Inter BEEレポート(4)
●東和エンジニアリングが内覧会/企業・文教・公共向け映像システムを披露
●「メディア150年の興亡」(20) 放送とネットの力関係/逆転した社会的影響力
●フォーラムエイトラリージャパン/メイン会場でドライブシミュレーター体験
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特集
● 4K8K衛星放送特集
・NHK、民放が普及共同キャンペーン 2K非サイマル100番組以上/A-PAB
・上白石萌歌が4Kの魅力 見たい番組は“岩合さん” 「体験超える没入感」 -
放送
● FM局マスターを遠隔監視 バーチャルマスター活用/テレビ北海道
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CATV
● 教育情報システムにネット接続提供業務/スターキャット 名古屋市から受託
● 割引サービスの提供開始 割引サービスの提供開始/J:COM「最強ヤング割」 -
デジタル映像
● SIGGRAPH Asia 2024開催 多くの分野で過去最多の応募数
● ZTV共催の「デジタルまつり」/シンクレイヤがWebAR提供
● フォーラムエイトラリージャパン2024開催 メイン会場でドライビング体験 -
インターネット/通信
● JICDAQが活動報告 認証は順調に拡大/デジタル広告の健全化を目指す
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プロ用機器・サービス
● TOWAROW PARK FESTIVAL 2024開催/東和エンジニアリングが披露
・「システム市場はクラウドとAV over IPが今後のカギ」/若尾祐史マネージャーに聞く
● ワイヤレスのプレゼンシステム 資料や映像をスムーズに表示/パナソニック コネクトが新製品
● Inter BEE出展品の内覧会を開催 IPスイッチとリプレイに関心/ブラックマジックデザイン
● USB4対応のSSD 3800MB/秒で読み出し/ウエスタンデジタル
● Inter BEE 2024 レポート(4)
・メディアアプリケーションサービス 独自開発「Mass」を実演 大規模導入が決定/VGI
・AI活用したカメラシステム 最適なショットを自動で選択/マウビック
・NAS活用したクラウド対応 編集ソリューションを提案/TVSネクスト
・イマーシブ・ライブ・ビューイング ELLシステム活用して実演/ミハル通信
・3DCAD/動画編集対応 高性能ノートPCなど展示/マウスコンピューター
・無償の管理ソフトウエア 「NETGEAR Engage」デモ/ネットギアジャパンが出展
・レンタル用LEDビジョン 放送業界でも需要が高まる/オール
・グループ新会社について説明 東北新社の放送送出事業を譲受/プラットワークス
・多様なLEDに対応した「壁掛マウント」披露/映像センター/CHIEF
・高精細LED使いスタジオ再現 バーチャルプロダクション実演/アークベンチャーズ -
ディスプレー/大型映像
● 札幌ススキノの日劇ビル 新大型ビジョンが稼働 上下2台のフルカラーLED
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映画/番組/CM
● 映画「リュミエール!リュミエール!」公開 リュミエール兄弟発明の「動く写真」
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家電/民生機器
● 15.3型ノートを発売 マルチコア性能が向上/マウスコンピューター
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総合
● 映文連アワード2024 3部門計105作品が応募
「キャンディーズ」ドキュメントが大賞
● 第9回「羽倉賞」が決定 東京都立大学の阪口氏が受賞
「影」を制御する照明システム/表技協 -
イベント一覧▷
● 若手のCM制作者を募集 斬新な発想の映像表現求める/西尾レントオール
総合レンタル事業を展開している西尾レントオール(大阪市中央区)は、若手クリエイター・アーティストを応援する一環として、創造性あふれる新たなCMの制作者を募集する。同社では、これまでの制作実績よりも、挑戦する意欲とクリエイティブな発想を重視し、「型にはまらない自由な発想で映像表現できる情熱を秘めたクリエイターと出会いたい」としている。
このプログラムでは、1959年の創業以来、建設業界やイベント業界の最前線で顧客の課題解決に寄り添ってきた同社の思いを、全く新しい視点で描き出すことを求めている。1人での応募も可能で、制作態勢は採用後に同社と一緒に構築することができる。
採用者には制作に必要な費用を支払う。また、同社が保有・レンタル提供している撮影機材を無償で利用が可能。ロケーションにかかわるサポートなども提供する。さらに、CM制作の過程はメイキング映像として記録し、若手クリエイターの挑戦の記録として発信していく予定。
今回は同社が協賛する『まちにARTを、ひとにART』を掲げるアートプロジェクト「108 ARTPROJECT」と連携し、CM制作に選ばれなかった場合でも関係者に応募者のプロフィールを共有して仕事の幅を広げていく2段階の試みも実施する。
CMの完成は2025年夏を目指している。
【応募概要】
[募集期間(書類)] 25年1月15日まで
[応募資格] グループ内1名以上が39歳以下であること(応募人数は不問)
[選考方法] 書類選考および面談(東京または大阪、ウェブなど応相談)
[制作期間] クリエイター決定後から25年夏まで(8-9月の放映予定)
[特典] CM制作費用の支払い、西尾レントオール保有の撮影機材を使用可能
[応募・詳細]https://forms.office.com/r/94uJ5JfHMT
● 沖縄県主催「オンライン企業誘致セミナー(IT企業向け)」
◇沖縄県主催「オンライン企業誘致セミナー(IT企業向け)」
「『沖縄進出の歩き方』~沖縄でビジネスをする魅力とは~」をテーマとし、沖縄に現地法人を設立した企業、支店開設した企業3社が立地の経緯を説明。県内企業や行政機関とのネットワーク形成、さらには地理的優位性を生かした海外展開をどのように見据えているのかなど、実際の経験や事例を交えて語る。
セミナーの運営は、沖縄ITイノベーション戦略センター。
参加費無料(事前申し込み制)。
【日時】12月19日/15時-16時20分
【オンライン配信】Teams使用
【詳細】https://it-bridge.okinawa/event/15331/
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連載・寄稿
メディア150年の興亡(20) 放送とネットの力関係 逆転した社会的影響力
お知らせ
映像新聞からのお知らせ
- 2024年12月1日 ●お知らせ ◆訂正◆ 11月25日号3面のTVerの記事の見出しが「累計アプリDL数4000万突破」となっていますが「累計アプリDL数8000万突破」の誤りです。訂正しお詫びいたします▼11月25日号デジタル版を修正いたしました。
- 2024年11月12日 ●お知らせ・映像新聞Inter BEE特集掲載号を、11月13-15日Inter BEE 2024幕張メッセメインロビー(入場口エリア)および、ホール4 映像新聞ブース#4509で無料配布いたします。
- 2024年11月12日 ●お知らせ・Inter BEE 2024特集掲載号の無料ダウンロード版を公開しました。
- 2024年11月12日 ●お知らせ・1ヵ月(4号分)お試し購読、および、年間購読に+2カ月サービス各キャンペーン実施中!
- 2024年9月12日 ●映像新聞9月発行日のご案内 映像新聞は月4回発行のため、月曜日が5回ある月については、発行のない週があります。 今月は、2日、9日、16日、30日の発行日といたします。23日の発行はございません。
- 2024年8月5日 ●夏季休業のお知らせ 誠に勝手ながら、映像新聞社は8月13日(火)~16日(金)を夏季休業とすることにいたしました。この間にいただいたお問い合わせ、ご注文につきましては、19日以降の対応となります。何卒ご了承くださいませ。 8月19日(月)より通常営業いたします。〈17日(土)、18日(日)は通常休業〉
- 2024年7月24日 ●お知らせ「映像新聞」は月4回発行のため、7月29日の発行はありません。次号は8月5日号です
- 2024年6月25日 ●お知らせ 連載記事「メディア150年の興亡」(6月17日号に第5回掲載)の次回掲載は7月8日号の予定です
- 2024年6月17日 ●お知らせ 6月24日(月)20時00分~6月25日(火)01時00分 弊社サイトのメンテナンスを実施いたします
- 2024年4月22日 ●お知らせ 映像新聞は月4回発行のため、4月29日の発行はありません。次号は5月6日号になります。
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NAB(エヌエービー=全米放送事業者協会)新代表のカーティス・レジェット氏よりビデオメッセージ