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映像新聞

2020年4月13日

毎月4回(月曜)発行

TBSテレビ
ローカル5Gで同時配信
災害時を想定して実験
NEC、IIJと共同でMECサーバー活用 地域情報への差し替えも

 TBSテレビ(東京都港区)は、NEC、インターネットイニシアティブ(IIJ)と共同で、ローカル5Gによる、災害時を想定した地上波テレビ番組の同時配信実験(3月23、24日)を実施し成功した。災害などによって、停電でテレビ受像機が使えない場合でも、スマートフォン(スマホ)などで、緊急災害番組の視聴が可能になることを実証したものだ。5Gネットワーク向けの技術標準「エッジコンピューティング」を用いたことが特徴。報道機関としての災害対応力の強化とともに、クラウドによる同時配信の可能性も検証している。マルチキャストの「5Gブロードキャスト」にもつながる取り組みとしても注目された。〈続きは本紙で〉

2020年4月13日号 主な記事

 ●東京現像所「デジタルファイン」サービスを展開
 ●「コロナ禍とテレビ(上)」ジャンル別視聴率の動向
 ●新型コロナ感染拡大対策(2) 外出制限で通信需要急増
 ●アカミビジュアルが2事業部体制 新宿にショールーム新設

放送

● ローカル5Gで同時配信 災害時を想定して実験/TBSテレビ
● 世界の衛星通信業界の現状と展望(3) 新型コロナが事業計画に影響

CATV/CS

● 吹奏楽部員の自主練習を応援 課題曲の演奏と助言を収録/J:COM、ジェイコム東京が配信
● 災害時に人員・車両提供 習志野市と協定締結/J:COM YY船橋習志野
● 福岡市の学習動画 特別編成で放送/ジェイコム九州

プロダクション

● 「北の国から」リマスターで運用 「デジタルリファイン」サービスを展開/東京現像所
● 米国訴訟の勝訴が確定 ウルトラマンの海外展開が可能に/円谷プロダクション

プロ機器

● ストロベリーメディアアーツが4Kカメラ採用/池上通信機が発表
● オーディオ編集ソフト「Hit’n’Mix」 “写真をレタッチ”するように編集/タックシステムが取り扱い開始
● 収録と配信、モニタリングが可能な小型ライブスイッチャー/ブラックマジックデザインが発表
● フル仕様の非圧縮8K収録機 ライブ制作向けビデオサーバーも/アストロデザインが販売

ディスプレー/大型映像

● 島根県松江市のデジタルサイネージ 福祉センターにLED大型ビジョン 駅構内には液晶ビジョンが稼働
● 庁舎内に情報案内板 自治体との協働で広告事業 営業・制作も展開/表示灯
● 約231型の大画面システム 那覇市・国際通り入り口に設置/Mh沖縄が「船橋屋ビジョン」運営
● 新宿にショールームを新設 独自ブランドのLED機器販売/アカミビジュアルが2事業部体制

映画/番組/CM

● 映画「一度も撃ってません」 売れない小説家が伝説のヒットマンに

家電/民生機器

● 8K液晶テレビ新製品/シャープが2機種を発売
● PC・スマホ向けのTVチューナー発売/ピクセラ

統計・調査

● スカパー! 317万 WOWOW 285万 3月末時点の累計加入件数
● 家庭用機 4952万人が所有 継続プレイヤーは1864万人/CESAがゲームユーザー調査で推計

総合

新型コロナ感染拡大対策(2) 外出制限で通信需要急増

イベント一覧

● Interopオンライン 13日からスタート 基調講演、セミナー、新製品情報/ナノオプト・メディア

ナノオプト・メディア(東京都新宿区)は、既に中止の発表をしているInterop Tokyo、Connected Media Tokyo、デジタルサイネージ ジャパンなど同時開催5展(4月13-15日、幕張メッセで開催を予定)に代わる、情報共有の機会「Interop Online」を13日から6月13日まで実施する。
まずは、本来の展示会開幕日である13日10時30分から、Interop Tokyoの実行委員長である村井純・慶応義塾大学教授などが登壇するオープニングトーク「『今』インターネットに何が求められているのか?」をライブ配信。
基調講演、セミナーなどのオンデマンド配信、参加企業の新製品情報、「Interop Tokyo Best of Show Award」のエントリー製品紹介なども見ることができる。


● フォトキナ2020を中止 次回開催は22年5月/ケルンメッセ

ケルンメッセは、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、5月27-30日に開催する予定だった写真・映像の見本市「フォトキナ2020」を中止する。3月にドイツ連邦政府などが展示会の全面的な閉鎖を決定したことを受けている。
次回は22年5月18-21日に開かれる。


● JEITAベンチャー賞 受賞企業8社が決定 CEATEC出展などの特典

電子情報技術産業協会(JEITA)は、「第5回 JEITAベンチャー賞」の受賞企業8社を決定した。JEITAベンチャー賞は、電子情報技術産業の総合的な発展のみならず、経済発展に貢献しうるベンチャー企業を表彰するもの。これまで気鋭のベンチャー企業、計24社が受賞しており、今年が5回目の取り組みとなる。
今回も「JEITAベンチャー賞審査委員会」が成長性(先導性)、波及性、社会性の3つの視点からベンチャー企業を審査・選考した。
【第5回JEITAベンチャー賞受賞企業】
▽アラヤ(東京都港区/ディープラーニング、エッジAI、自律AI事業)
▽AIメディカルサービス(東京都豊島区/内視鏡の画像診断支援AIの開発)
▽サイキンソー(東京都渋谷区/安価な腸内フローラの検査・解析技術の開発)
▽ダイナミックマップ基盤(東京都中央区/全国自動車専用道路にかかわるダイナミックマップ協調領域および高度3次元地図データの生成・提供)
▽ノベルクリスタルテクノロジー(埼玉県狭山市/酸化ガリウム単結晶基盤、エピウエハの開発・製造・販売)
▽PicoCELA(東京都中央区/5G・無線LANなどの基地局を互いに無線で多段中継する技術を保有)
▽ボスコ・テクノロジーズ(東京都港区/ITシステムコンサルティング、テクノロジーマーケティング、システム開発、製品開発・販売)
▽リモハブ(大阪府吹田市/医療関連システムの開発)
JEITAでは現在、Society5.0(高度な科学技術による新しい社会構想)の実現を事業指針として、新たなビジネスの創出を目指し、各種事業を展開している。JEITAベンチャー賞はその取り組みの一環であり、IT・エレクトロニクス業界の発展につながるベンチャー企業を支援するとともに、JEITA会員企業とスタートアップ(優良ベンチャー)企業との共創・連携・エコシステムの構築支援を目的としている。
受賞企業がJEITAへの入会を希望する場合は、「ベンチャー優遇特例制度」(申請により協会会費の負担を2年間免除する仕組み)を活用することができる。
今回受賞した8社のベンチャー企業は今後、JEITAの活動に参画するほか、Society5.0の実現を目指すCPS(サイバーフィジカルシステム)/IoTの総合展「CEATEC」への出展や、JEITAが主催するシンポジウムやセミナーなどへの登壇、さらにはJEITA会員企業との交流支援などの特典が授与される。


● 第61回「科学技術映像祭」入選発表 RKB毎日放送が総理大臣賞 17日の表彰式は中止に

第61回「科学技術映像祭」(主催=日本科学技術振興財団、映像文化製作者連盟、つくば科学万博記念財団、新技術振興渡辺記念会)の入選作品が発表された。なお、4月17日開催予定だった表彰式は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため中止になった。
同映画祭は、優れた科学技術映像を選奨することで科学技術への関心を喚起するとともに、その普及と向上を図り、社会一般の科学技術教養の向上に資することを目的としている。
入選作品は次のとおり。
★内閣総理大臣賞▽「人類 vs プラスチック」(テレビ番組/RKB毎日放送)
★文部科学大臣賞▽「命巡る海 知床・シャチの楽園」(テレビ番組/NHK札幌放送局)▽「伊勢湾台風60年 色と記憶」(テレビ番組/CBCテレビ)▽「NHKスペシャル スペース・スペクタクル プロローグ はやぶさ2の挑戦」(テレビ番組/NHK)
★部門優秀賞=自然・くらし部門▽「メ~テレドキュメント 常滑エピテーゼ カタチとこころ」
(テレビ番組/名古屋テレビ放送)▽「どこに ひなんすればよいの? 南海トラフ地しん 大つ波がくる」(映画・ビデオ/映学社)、研究・技術開発部門▽「映像未来医学者 世界初『iPS心筋』の10年」(テレビ番組/毎日放送)、教育・教養部門▽「ダイオウイカ大解剖 巨大生物 進化の謎」(映画・ビデオ/ツードッグ)▽「ガリレオX 科学における仮説とはなにか 仮説が世界を前へと進める」(テレビ番組/ワック)▽「深海VR-海底に降り立つ」(ネット配信動画/海洋研究開発機構)
★特別奨励賞▽「礼文 日本最北の『遺跡の島』」
(映画・ビデオ/企画:礼文町教育委員会、製作:北海道映像記録)
★つくば科学万博記念財団理事長賞▽「NHKスペシャル スペース・スペクタクル プロローグ はやぶさ2の挑戦」(テレビ番組/NHK)
★新技術振興渡辺記念会理事長賞▽「ガリレオX 電気をつくる菌・食べる菌 研究進む! 電気微生物の世界」(テレビ番組/ワック)
◆科学技術館館長賞▽「日本のチカラ 宇宙はみんなのもの~日本初!民間ロケット成功の先~」
(テレビ番組/企画:民間放送教育協会、製作:北海道放送)

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