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2019年12月16日

毎月4回(月曜)発行

NHK
常時同時配信 実現へ生みの苦しみ
総務省 対NHK案で「基本的考え方」
より踏み込んだ「三位一体改革」要求
費用は「受信料収入2.5%」の範囲内で

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 NHKが今年度内の実施を目指している常時同時配信、および見逃し番組配信サービスが、生みの苦しみに直面している。NHKは10月に、常時同時配信などの基本的な考え方となる「インターネット活用業務の実施基準案」(以下、NHK案)をまとめ、総務大臣に認可申請した。12月の電波監理審議会(電監審)での答申も想定されたが、高市早苗・総務大臣が、NHK肥大化への懸念を示し、総務省は、「NHK案の認可申請の取り扱いに関する基本的考え方」を公表(11月8日)。一連の流れにストップがかかった。NHKは8日、その回答を提出している。総務省では、NHKの回答や、NHK案への「基本的考え方」の意見募集に寄せられた意見などを精査し、可能な限り速やかに手続きを進める方針だ。〈続きは本紙で〉

2019年12月16日号 主な記事

 ●Inter BEE 2019レポート(5)
 ●NTTぷららが新サービス/4Kブラビアを月々定額で利用
 ●映画テレビ技術協会が大阪と名古屋で機器展示会を開催
 ●大阪メトロ・梅田駅に40メートル×4メートルの大型LEDディスプレー稼働
 ●見本市「JCS」開催/海外からの出展・バイヤーが増加
 ●MPTEアワード2019/日本テレビのCG自動化が大賞

コンテンツビジネス

● 海外から出展/バイヤー増加 過去最大の規模で開催/コンテンツ見本市「JCS」

放送

● 常時同時配信 実現へ生みの苦しみ/NHK
● スポーツビジネスで新会社 映像制作、イベント開催 マッチング業務など/毎日放送

CATV/CS

● 第71回さっぽろ雪まつり 「J:COMひろば」開設 スケート教室も実施

プロダクション

● テレビスタジオ照明をフルLED化 学生のやる気を引き出す多彩な機材/大阪芸術大学

インターネット/通信

● 動画配信で共同出資会社 テレ朝は定額型サービス本格参入 /KDDI、テレビ朝日
● 「4Kブラビア」月々定額で利用 ひかりTV契約者対象に提供/NTTぷららが新サービス
● 光回線のテレビサービス 提供エリアを拡大/スカパー/NTT東日本

プロ機器

● TBSテレビが配信にスイッチャーを活用/ブラックマジック
● エクサが映像処理製品をアーカイブ作業に採用/モルフォ
● HBCからサブ設備など一括受注 東通の可搬型システムも手がける/池上通信機
● 大阪と名古屋の会場で最新機器展示を開催/日本映画テレビ技術協会
● 7nmプロセスを採用したプロ向けグラフィックボード/エーキューブ
● EOS C500 MKⅡとアクセサリーを12月24日に発売/キヤノン
● キヤノン開発の人工蛍石結晶 採用レンズ発売50周年 幅広い光学製品で活用
● Inter BEE 2019 レポート
・30型4Kフレキシブル有機EL 丸めて収納する様子デモ/NHKがシャープと共同開発
・制御マルチケーブル接続 大型LEDディスプレーで実演 ストロベリーメディアが協力/カナレ電気
・地デジ放送波から防災情報 スマホに通知するシステム/アトラクター
・特設ブースで8Kプロジェクター デルタ電子など3社共同で開発/アストロデザイン
・3Dシミュレーション対応 メディアサーバーを実演/アークベンチャーズ
・多種多様なディスプレー 軽量薄型、透過型LEDなど/インフィレッド・ジャパン
・バーチャルYouTuber公開 大型LEDでデジタルステージ/タケナカ、シムディレクト
・音響制作支援ツールを展示 スタジオ作業の「時短」可能に/クリプトン・フューチャー・メディア
・各種サーバーの制御装置 中継用SW一体機も販売/武蔵
・自動字幕生成システム スピーチマティクス社の音声認識技術で高い精度/シナジー

ディスプレー/大型映像

● マルチ液晶ディスプレー4台で120型8K相当に/シャープが業務用システム展示会
● 大阪メトロ 御堂筋線梅田駅 40メートル×4メートルの大型LED稼働

映画/番組/CM

● 第20回「東京フィルメックス」 アジア映画の多面性を見せる

統計・調査

● 多チャンネル放送の実態(6) 衛星放送協会の研究所が19年度調査 共同プロモーションの強化が課題

総合

● 5Gを使ったスポーツライブ映像制作の共同実験に成功/ソニー、ベライゾン、NBC
● FPGAが多様な進化 コンテンツへの対応を推進/ザイリンクス
● スタートアッププログラム採択した新サービスを実演 大宮駅で体験イベント/JR東日本

イベント一覧

● MPTEアワード2019が開催 日テレCG自動化が大賞 箱根駅伝で画像認識AI応用

日本映画テレビ技術協会(MPTE)は10月31日、「MPTEアワード2019 第72回表彰式」を、東京都港区の六本木アカデミーヒルズ49オーディトリアムで開催し、各賞を表彰した(各受賞者は表のとおり)。
最優秀に贈られる経済産業大臣賞(日本映画テレビ技術大賞)」は、「技術開発賞」および「映像技術賞」受賞の中から選ばれた。なお、技術開発賞には3年ぶりに複数者となる3組が選出された。
第22回経済産業大臣賞に輝いたのは、映像技術賞OAG(オンエアグラフィックス)部門で受賞した、「『第95回箱根駅伝』におけるAIを用いた映像表現」を手掛けた、日本テレビ放送網 画像認識AI応用検討チーム。この取り組みは、AI(人工知能)を用いたシステム開発により、新しい映像表現と作業の効率化を同時に追求したものとなっている。
日テレの技術統括局デジタルコンテンツ制作部副主任の篠田貴之氏は、チームを代表して「数年前にAIに携わった時は、まだまだ未来の技術だと思っていた。これまで苦労することもあったが、今では手放せない技術になっている。今回CGオペレーションの自動化、特に選手間の距離感は数学的に計算しなくてはならかったことだったが、AIで解決できることが分かった。来年は東京オリンピックも開催され、さまざまな競技がある。いろいろな場面でこの技術を使い、オリンピック/パラリンピックを盛り上げていきたい」と喜びの言葉を述べた。
この技術は箱根駅伝の放送で、画像認識AIを用いたCGオペレーションの自動化を実現させた。人物方向判定技術の開発によって、多方向から撮影された選手認識に対し、リアルタイムにCGを自動化できる。これは、世界的にもほとんど実現されていない取り組みであるという。
さらに、従来は感覚的なアナウンサーのコメントでしか伝えられなかった選手間距離差を、数値によりリアルタイムに表示するなど、人海戦術に頼りがちなテレビ制作手法に革新的な変化をもたらした。
AIの活用方法についてさまざまなアイデアを考察し、視聴者へ直接届く形でのAIデータサービスシステムの構築は、近年、地上波/BS/CS中継に加え、BS4K、インターネットのライブ配信など、映像の高度化・多様化が求められる映像コンテンツ制作の現場において、あらゆるジャンルの番組制作に応用でき、新時代におけるOAG技術の活用の可能性を広げた。この功績を高く評価できるとして、大賞に選定されたもの。
なお、「箱根駅伝における画像認識AI活用」については、本紙2019年2月11日号で詳報している。


● 「OTOTEN2020」 来年6月開催 出展者を募集/日本オーディオ協会

日本オーディオ協会は、国内最大級のオーディオ展示会「OTOTEN2020」を2020年6月6、7日に東京・丸の内の東京国際フォーラムで開催することを決定。併せて出展の申し込み受付を開始した。
「OTOTEN2020」は、国内外70社を超える多数のオーディオブランドをそろえ、幅広い層のオーディオマニアが満足できる展示会を目指す。音源の持ち込みが可能なフリー試聴ルームや、休憩しながら最新機器でハイレゾ音源に触れることのできるラウンジスペースを新設し、ポータブルオーディオ機器の展示も大幅に強化する計画。
入場は無料。2万人の来場を目標にしている。
【日時】20年6月6日/10-19時、7日/10-16時
【会場】東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内3-5-1)
【出展申し込み期間】20年1月31日まで
【出展の申し込み・問い合わせ】日本オーディオ協会事務局/TEL:03-3448-1206/Eメール=audiofair@jas-audio.or.jp


● 香港国際映画祭でジャパン・ブース/出展企業を募集

ユニジャパンは、2020年3月に開催される香港国際映画祭の併設見本市・香港フィルマートにジャパン・ブースを出展するにあたり、出展参加企業を募集している。ジャパン・ブースは「文化庁 海外映画祭出品等支援事業」の一環として展開し、日本映画の広報活動をしている。
◆ジャパン・ブースの概要
[設置期間] 20年3月25-28日
[会場] 香港コンベンション&エキシビション・センター ホール1
[共有備品] (予定)商談テーブルセット、ポスター板、宣材物用収納スペース、共有TV、モニターとDVDデッキ(受付付近に1台設置)など
[ブース参加料] 8万8000円
[募集企業数] 25社程度
【申し込み】募集条件を確認の上、参加希望企業は必要書類を期日(12月25日17時)までに提出する(審査あり)
【詳細】https://unijapan.org/news/info/unijapan/hkfm2020.html


● 「2019 59th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」入賞作品発表会(横浜)

ACC主催による国内最大規模の広告コンクール。テレビ・ラジオCMの入賞作品を中心に、各部門のグランプリや注目作品などを上映する。審査委員長の講評なども映像と音声で紹介する予定。入場無料(事前申し込み制=12月26日締切)。共催は放送番組センター。なお、入賞作品発表会は全国30カ所で順次実施している。
【日時】2020年1月11日/10時30分-18時
【会場】情文ホール(横浜市中区日本大通11 横浜情報文化センター6階)
【定員】200人
【申し込み・詳細】 http://www.bpcj.or.jp

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