イベント

2021/2/152021年2月15日

● 若手監督3人の作品披露 26日から順次一般公開/VIPO「ndjc 2020」

映像産業振興機構(VIPO)は3日、日本における商業映画監督の育成を目指した文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2020」の「合評上映会」を開催した。
ndjcは、ワークショップから選出され製作実地研修に進んだ3人の若手監督が、講師による脚本指導を経て、制作プロダクションの協力のもと、プロのスタッフ・キャストとともに35ミリフィルム撮影による短編映画(30分)を制作する。完成した作品は関係者などによる合評上映会の後、劇場で一般公開される。
映画・ドラマ・ドキュメンタリー作品の助監督および映像作家として活動する植木咲楽監督は 、『毎日爆裂クッキング』で上司からのプレッシャーによってストレスを溜めていく女性を描いた。植木氏は「重い空気を笑い飛ばしたかった。悔しい思いやそこから助けてもらえる嬉しさを忘れることなく、誠実に映画を作っていきたい」と抱負を述べた。
木村緩菜監督は、在学中からピンク映画や低予算の現場で働き、現在は助監督として活躍する。『醒めてまぼろし』は私小説的な作品。「今後も、言葉で説明できない感情を伝える映画を作れれば」とあいさつした。
映像ディレクター/エディターとしてMVやウェブCMを手掛ける志萱大輔監督は、恋人たちの『どうしようもないある日』を切り取った『窓たち』を制作した。目指す監督像を問われると「映画制作を長く続けたうえで、自分がどんな映画を撮れるのかに興味がある。人との出会いも大切にしたい」と話した。
3作品は2月26日-3月4日に東京・角川シネマ有楽町で、3月12-18日に名古屋・ミッドランドスクエア シネマで、19-25日に大阪のシネ・リーブル梅田で、それぞれ期間限定の一般公開がされる。
【詳細】ndjcウェブサイト=vipo-ndjc.jp/screening/ippan2020/


● 第6回「関西放送機器展」開催へ 出展申し込み受付開始 大阪で6月30日から2日間

関西放送機器展実行委員会(構成:アジア太平洋トレードセンター、テレビ大阪、テレビ大阪エクスプロ)は、「第6回 関西放送機器展」を6月30日-7月1日に開催することを決定、出展申込みの受け付けを開始した。
「関西放送機器展」は、関西最大級のプロフェ ッショナル向け放送・業務用機器の展示会。今年も企画ゾーンとして「プロオーディオゾーン」「動画配信ゾーン」を用意するほか、「5G・次世代通信ゾーン」を新設。さらに、新型コロナウイルスの影響で番組制作のあり方も大きく変わる中、インタビューやスタジオ収録など、コロナ収束後も定着が見込まれるリモート関係の放送機器を集めた「リモート放送機器ゾーン」も新たに設ける。
なお、今回も日本映画テレビ技術協会の特別協力を得ており、同法人会員は特別料金で出展が可能になっている。
会場は、大阪市住之江区の大阪南港ATCホール。業界関連機関による展示会業界における「コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」などに沿って、状況に合わせた感染防止対策を講じながら運営し、来場者および出展者、関係者の安全を最優先に考えて取り組んでいくとしている。
【出展申し込み】www.tv-osaka.co.jp/kbe/pdf/KBEE2021_goannai_A4.pdf


● ライブ配信システムLiveUの新機能/三信電気が解説

三信電気は「LiveU最新バージョン機能 紹介セミナー」を2月26日にオンラインで開く。
セミナーでは、携帯回線ライブ配信システム「LiveU」の最新バージョンについて説明する。最新バージョンでは、現場とのネットワーク環境構築、映像の送り返し機能といったさまざまなオプション機能が利用できる。参加無料。
【日時】2月26日/14時-14時30分
【オンライン受講方式】Zoom
【申し込み】zoom.us/webinar/register/2016098228094/WN_Qr6Ce9DzQRa8NuFiziXP1Q
【問い合わせ】映像システム営業部TEL:03-5484-7270(担当=木幡〈こはた〉)


● 25日に音楽著作権セミナー スペースシャワーと共同で開く/オーディオストック

ストックミュージックサービスを運営するオーディオストック(岡山市北区)は、スペースシャワーネットワーク(東京都港区)と共同で、放送業界や映像制作業界の関係者を対象にオンラインセミナー「TV・ラジオの音楽著作権セミナー~実践編~」を2月25日に開く。参加無料(事前申し込み制)。
オーディオストックとスペースシャワーネットワークは、音楽原盤のTV・ラジオ放送利用を促進するサービス「Audiostock Artists directed by SPACE SHOWER」を協同で開発・運営している。
セミナーでは、①「番組をネット配信する際の著作権の処理方法」、②「番組を海外配信する際の権利処理」、③「その他著作権に関する処理」、④「音楽原盤のTV・ラジオ放送利用を促進するサービス『Audiostock Artists』」–について、前半は事例を交えた講演形式で、後半は実務に携わる音響効果の担当者から事前に受け付けた質問にも答える。
【日時】2月25日/11-12時
【オンライン受講方式】Zoom
【定員】100人
【申し込み】docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfpEBfkC1r8A09KLM6fNskdzS1PUJ4CuHC0I9bk33iW2dap2A/viewform?usp=sf_link


● Inter BEE 2020 ONLINE 20代局員がTVの将来語る 16日に追加セッション

2月26日まで開催中の「Inter BEE 2020 ONLINE」では、追加セッション『RKB福岡放送・静岡放送・テレビ東京/20代テレビ局員が語るテレビのこれから~XR、Clubhouse、新たなファンエンゲージメント』を16日に配信する。
映像表現の最先端技術を披露する「Inter BEE IGNITION」において、XR(VR、AR、MRの総称)空間上でテレビのこれからを新たな視点で述べたZ世代(20代)のテレビ局で働く3氏が再び登場。テクノロジーや組織・働き方について、テレビのこれからを語る。テレビの新たな未来が垣間見れるセッションとなる。
【配信日時】2月16日/10時開始
【パネリスト】▽テレビ東京 ビジネス開発部 プロデューサー/加瀬未奈氏▽RKB毎日放送 メディアイノベーションセンター地域ソリューション担当/金城らんな氏▽静岡放送/和田啓氏
【詳細】www.inter-bee.com/ja/online/conference/session/?conference_id=1677
なお、以下の関連セッションを配信(アーカイブ)している。
◆「XRピッチ・チャレンジ PART-1「テレビ局Z世代が考えるテレビのイグニション」(RKB毎日放送、静岡放送、テレビ東京)
[VRピッチ登壇者] 前出の4氏
[コメンテーター] フジテレビジョン 総合事業局イベント事業センターライツ事業戦略部 兼コンテンツ事業センターコンテンツ事業室/下川猛氏ほか
[詳細] www.inter-bee.com/ja/online/conference/session/?conference_id=1477
◆XRピッチ・チャレンジ PART-2「テレビ局Z世代が考えるテレビのイグニション」(テレビ朝日、日本テレビ、フジテレビ、毎日放送)
[VRピッチ登壇者] ▽フジテレビジョン 編成制作局 編成センター編成メディア推進部/枝根聡樹氏▽日本テレビ放送網 データマネジメント室R&Dラボ/久野崇文氏▽毎日放送 東京制作局制作室部/原田大地氏▽テレビ朝日(兼務出向)/TELASA インターネット・オブ・テレビジョン局 先端コンテンツビジネス班チーフ/増澤晃氏
[コメンテーター] 日本テレビ放送網 情報・制作局 専任部次長/宮下仁志氏ほか
[詳細] www.inter-bee.com/ja/online/conference/session/?conference_id=1483


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