イベント

2022/4/252022年4月25日

● デジタルサイネージアワード 2022年度の作品募集開始 「未来先取り部門」を特設

デジタルサイネージコンソーシアム(DSC)は、「デジタルサイネージアワード2022」を開催するにあたり、デジタルサイネージ作品の募集を開始した。応募期間は5月13日まで。
14回目を迎える同イベントは、優秀な作品を選出・表彰することで、デジタルサイネージ市場のさらなる活性化を目指すもの。
応募条件は、2021年1月以降に発表されたデジタルサイネージコンテンツまたはハードウエア、システムが対象。作品にかかわるあらゆる企業に参加資格がある。応募費用は不要。なお、どの部門も、09-21年のデジタルサイネージアワードに応募した作品は参加できない。
応募の際は、次のいずれかの部門を選択する。
[部門] オフィス、DOOH(デジタル屋外広告)、エンターテインメント、広告/クリエイティブ、UX(ユーザー体験)/インタラクティブ、ホスピタリティ/ソーシャル、イベント、飲食/リテール、交通、屋外大型ビジョン
また、今年度は「未来先取り部門」を特設した。
審査会で審査の上、応募作品の中からグランプリ(1作品)と優秀作品10点ほどを選定・表彰する。表彰式は、6月15日に「デジタルサイネージジャパン2022」の会場(幕張メッセ)で開く予定。審査は、デジタルサイネージコンソーシアムの中村伊知哉理事長を審査員長とする審査会で実施する。
【詳細】https://digital-signage.jp/


● 映像セキュリティー対策 コンテンツ管理の重要性学ぶ/NGCがオンラインセミナー

エヌジーシー(NGC)は、オンラインセミナー(Zoom使用)「映像セキュリティ対策-ハリウッドで使用されているセキュリティガイドラインー」を4月28日に開く。参加費無料(事前登録制)。
映像制作がビデオテープからデータへ移行する中、見落としがちなのがセキュリティー対策。管理システム、物理セキュリティー、デジタルセキュリティーなどTPN(Trusted Partner Network)を意識したデジタルセキュリティーの取り組みについて解説する。
現在、ネットフリックスやアマゾン、ディズニーといった配信系の映像制作が増えてきており、これらの企業は制作会社側にコンテンツ管理の厳重さを求めている。
その中で、米国の映画協会がセキュリティー基準を定めており、それらを満たすことが制作を請け負う上で重要になっている。NGCでは、それらの基準を満たすためのコンサルティングを実施している。
【日時】4月28日/13時-13時40分
【申し込み・詳細】https://www.ngc.co.jp/news/securityseminar


● 所蔵コレクションから多彩な映画の上映企画/国立映画アーカイブ

国立映画アーカイブは、上映企画「NFAJコレクション2022春」を5月6-22日(金・土・日曜日のみ)に開く。昨年度からスタートした「NFAJコレクション」は、約8万本の所蔵から多彩な映画を公開する企画。今回は厳選した劇映画・ドキュメンタリーなど9プログラム(計15本)を上映する。
「野球プログラム」では、戦前・戦後に活躍した名選手たちの貴重な映像がそろう。『野球の妙技』(1939年)は、スタルヒンや景浦將、苅田久徳など戦前に活躍した名選手たちの妙技を撮影。日本初のプロ野球チーム「日本運動協会」(1920-24年)の設立者である河野安通志氏が技能解説を担当した。
戦後に製作された『野球教室』シリーズ4作品(1948-49年)では、山本一人(鶴岡一人)や若林忠志など南海ホークスと阪神タイガースの名選手を中心に、その技を高速度撮影なども用いて解説。日本のプロ野球の歴史の一端を見ることができる貴重な映像資料になっている。
そのほかの上映作品は以下のとおり。
▽『なつかしの顔』(1941年、監督:成瀨巳喜男監督)▽『熱情の翼』(40年、小石榮一監督)▽『日本産業地理大系第一篇國立公園伊勢いせ志摩しま』(49年、本多猪四郎監督)▽『南国の肌』(52年、本多猪四郎監督)▽『妻と女記者-若い愛の危機-』(50年、千葉泰樹監督)▽『江戸の花和尚人斬り数え唄』(『ちゃんばら手帖』改題/53年、河野壽一監督)▽『非情都市』(60年、鈴木英夫監督)▽『水の中の八月』(97年、高橋陽一郎監督)▽『元始、女性は太陽であった平塚らいてうの生涯』(2002年、羽田澄子監督)▽『こほろぎ嬢』(07年、浜野佐知監督)
【会場】国立映画アーカイブ小ホール(東京都中央区京橋3-7-6)
【料金】前売指定席券:一般520円ほか
【詳細】https://www.nfaj.go.jp/exhibition/nfaj-spring202204

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