menu

catv-f

2022/6/272022年6月27日

● デジタルサイネージアワード2022 「新宿東口の猫」が大賞受賞 地域活性化の可能性広げたコンテンツ

デジタルサイネージコンソーシアム(DSC)は、公募したデジタルサイネージ(サイネージ)作品の中から優秀な作品を選出・表彰することで、サイネージ市場をさらに活性化していくことを目指す「デジタルサイネージアワード2022」の受賞作品の発表および表彰式を、千葉市美浜区の幕張メッセで開催された「デジタルサイネージジャパン2022」の会場内で6月15日に発表した。
―――
グランプリには、東京・JR新宿駅東口前の新たなランドマークとして話題を呼んだ『新宿東口の猫/GIANT 3D CAT』が選出され関係者が表彰を受けた。
新宿駅東口広場の街頭大型LEDビジョン「クロス新宿ビジョン」(リアントロニクス製)は、2021年7月に本放映を開始。受賞作品は、この大型ビジョンための錯視3Dを利用した映像コンテンツである。
裸眼で3D(立体)に見える大型映像としてだけではなく、ランドマークキャラクターとして大きな猫がビルに住んでいるかのように設計されている。放映が始まる朝に猫が目覚め、日中に何度も現れ、夜は眠くなって消灯する。猫の高く狭い場所が好きな特性や耳やしっぽとの感情の連動など、存在感を巧みに演出した。
企業コラボ、2D広告をはめこめるフレーム施策、ツイッター、YouTubeを複合的に使用して広告効果を最大化している。
受賞者は、大型ビジョン所有者で設置ビル所有者でもあるクロススペース、この大型ビジョンの企画・広告運営をするユニカ、3D猫のコンテンツを企画・制作したオムニバス・ジャパンの3社。
アワードの審査員長の中村伊知哉DSC会長から表彰を受けた、クロススペースのファンダーの小谷周氏は「3D猫の実現には画面位置など綿密な計算もあった。受賞できて光栄」と述べた。
中村氏は「コロナ禍影響下でのアワードは、今回で3年目。生活者の環境変化により、サイネージの役割も大きく変化した年だった。長期化する自粛生活において外出の価値が向上する中、サイネージも単なる情報発信のための装置ではなくなり、意味を問われるようになってきた。コロナ禍であっても、屋外に新設されるサイネージや、新しいコンテンツはさまざま。話題になるケースも多く、応募作品にもその傾向は反映された。空港や駅といった交通広告はもとより、商業施設、オフィス、ショールームなど、多彩なロケーションで新たなタイプのサイネージが着実に普及している」と業界動向を解説。
その中でグランプリ作品は、単なる裸眼3Dのサプライズコンテンツとしてだけでなく、広告対象であり媒体であるビジョン自体をランドマークとして認知させた点が高く評価された。
放映スケジュール情報の開示・SNS連動などで、現地へ訪問する視聴者に配慮した施策をとり、反響に応じてその細部を調整した。そのことによりクロス新宿ビジョンは3D広告ショーケースとしての盛り上がりを見せ、DOOH(屋外広告)を通行する人の目にとどまる広告媒体から、わざわざ見に行く目的へと進化させた。
中村氏は「映像自体も猫コラボ広告や、同種の広告3Dコンテンツの映像表現上のフラッグシップとしても成功した。2021年の新しい新宿の風景としてイメージを作り、地域の活性化にもサイネージの可能性を示した。また日本のキャラクターカルチャーとDOOHが接続する可能性を示した」とコメントを寄せた。
オムニバス・ジャパンで3D猫のコンテンツを企画・制作した、メディアアーチストで執行役員待遇の山本信一氏は「7月でクロス新宿ビジョンも1周年を迎える。1年を機に新しい企画も検討している」と、さらなる展開にも意欲をみせていた。


● SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 7月16日から川口市で開催 リアル会場上映と配信を併用

埼玉県、川口市などが主催する「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022」の記者会見が15日に都内で開かれ、ノミネート作品、特集上映をはじめとする全ラインアップを発表した。
同映画祭は、デジタルシネマにフォーカスを当て、国際コンペティション、国内コンペティション(長編部門、短編部門)を中心にした『若手映像クリエイターの登竜門』として毎年開催している。
第19回を迎える今年は、2019年以来3年ぶりのスクリーン上映と、ネット配信を併用したハイブリッド方式で、7月16日から、埼玉県川口市のSKIPシティをメイン会場に実施する。オープニングは、同映画祭で初めて3年連続ノミネート、3年連続受賞を果たした磯部鉄平監督の最新作『世界の始まりはいつも君と』のワールド・プレミアで幕を開ける。
国際コンペティションには、99の国・地域から応募された775本から厳選した10作品がノミネートしている。審査委員長は女優の寺島しのぶ。
国内コンペティションでは、日本映画界の未来を担う、若手映像クリエイターによる長編6作品、短編8作品がノミネート。黒沢清監督、深田晃司監督など数々の映画監督とタッグを組む、映画撮影の芦澤明子氏が審査委員長を務める。
今年は2つの特集を企画。1つは、『チャリティ上映「ウクライナに寄せて」』と題し、過去に同映画祭でノミネートした、日本では劇場未公開のウクライナ作品2本をリバイバル上映する。この特集の収益は、ウクライナの人々への支援に役立てるため、日本赤十字社を通じて全額寄付する。
もう1つは『What?s New~飛翔する監督たち~』と題し、過去にノミネートした監督の最新作2本を劇場公開に先駆けて上映する。
【日程】▽スクリーン上映=7月16-24日▽オンライン配信=7月21日/10時-27日/23時
【会場】SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ホール、多目的ホール、メディアセブン(以上、埼玉県川口市)ほか
【詳細】https://www.skipcity-dcf.jp/


● ウェビナー「バーチャルシステムソリューション」/朋栄

近年、CGとカメラ映像をリアルタイムで合成し映像制作をする、バーチャルシステムの需要が高まっている。そこで朋栄は、バーチャルシステムソリューションについて同社製品を交え、用途ごとのシステム構成などを説明する。参加無料。
【日時】▽1回目=6月28日/11時-11時30分終了目安▽2回目=同日/13時30分-14時終了目安
【詳細】https://www.for-a.co.jp/


● 京都映画企画市 時代劇の企画を募集 若手クリエイター対象に

映像産業振興機構(VIPO)は、京都府と共同で実施する第14回「京都映画企画市-Kyoto Film Pitching」の開催にあたり、現在企画を募集している。
同事業は、時代劇の拠点である京都の優位性を生かし、京都から若手クリエイターを世に送り出すことを目的とした、時代劇・歴史劇ジャンルの映画企画コンテスト。第一線で活躍する映像業界人を審査員に迎え、応募企画の中から書類審査にて数作品を選定し、映画企画コンテスト(プレゼンテーション)で優秀映画企画を決定する。
優秀映画企画には、長編劇場公開につなげるために350万円相当のパイロット版(短編)映像制作の権利を付与する。パイロット版では、京都での撮影、東映・京都撮影所もしくは松竹撮影所の協力とアドバイスにより制作できる。
企画募集は8月8日まで。映像企画コンテストは、10月16日に京都市内会場での開催を予定している。
【詳細】kyotofilmpitching.jp/application


● 衛星放送協会オリジナル番組アワード 各部門の最優秀賞が決定 7月21日にグランプリ発表

衛星放送協会は13日、2021年度にBS、CSで放送されたオリジナル番組の中から、優れた番組や企画を表彰する「第12回衛星放送協会オリジナル番組アワード」の番組部門計6ジャンル、編成企画部門、番宣部門の最優秀賞、および審査員奨励賞、CAB-J賞、特別表彰を発表した。
同アワードは、衛星放送協会の会員社が、専門チャンネルの強みを生かして制作された優れたオリジナル番組や、話題性のある編成企画を厳正なる審査の上、決定・表彰すると共に、それらを広く知ってもらうことを目的に実施している。
今回のグランプリは、番組部門6ジャンルの最優秀賞から1作品を選出し、7月21日16時に発表する。
各賞は次のとおり。
★番組部門・最優秀賞
[ドラマ] 連続ドラマW東野圭吾「さまよう刃」(WOWOWプライム)
[ドキュメンタリー] 希林と裕也 ~トリックスター夫婦による昭和平成史~(NHK BSプレミアム)
[中継] フランス中継 恋しいパリ 第2部(NHK BSプレミアム)
[文化・教養] 町田樹のスポーツアカデミア 〈特別編〉~アーチストとアスリートの身体・精神論~音楽家 反田恭平(J SPORTS4)
[バラエティー] 24時間まるごと 坂本浩一の特撮アクション 特別番組(日本映画専門チャンネル)
[ミニ番組] 食が好き!旅が好き! ~お取り寄せ#居酒屋新幹線~(チャンネル銀河)
★番組部門・審査員奨励賞
[ドキュメンタリー] 名もなき人々の戦争(ヒストリーチャンネル)
★編成企画部門・最優秀賞
連続グルメドラマ「#居酒屋新幹線」マルチプロジェクト(チャンネル銀河・TBS系地上波)
★番宣部門・最優秀賞
連続ドラマ「#居酒屋新幹線」続編特報(チャンネル銀河)
★CAB-J賞
私たちの海を守る MSC「海のエコラベル」(ヒストリーチャンネル)
★特別表彰
日曜邦画劇場1000回記念特別番組(日本映画専門チャンネル)

ご購読のお申込みはこちら

毎月4回(月曜)発行

映像新聞

映像新聞は、放送やブロードバンド、デジタルコンテンツプロダクション、映像制作者など映像業界へ向け、ビジネスとテクノロジーの両視点で情報を発信しているビジネスを熱くする専門紙です。

さらに詳しい記事・画像は本紙でご覧いただけます

定期購読する


NAB(エヌエービー=全米放送事業者協会)新代表のカーティス・レジェット氏よりビデオメッセージ



55thAnniversary
■おかげさまで創刊55周年
 1966年(昭和41年)11月1日に創刊した「映像新聞」(当初は月刊「日本映画技術新聞」)は、おかげさまで55周年を迎えました。これもひとえに、ご愛読いただいております読者および広告主の皆様のご支援によるものと、心より感謝を申し上げます。放送・映像業界は、絶え間ない技術革新により、変化と成長を続けております。これからも、最新の動向を的確にとらえ、皆様のビジネスに役立つ正確な情報を伝えることに努めてまいります。今後もご愛顧いただき、ご指導、ご鞭撻を賜りますよう、お願い致します。

映像新聞社 社員一同







映像新聞 無料電子版

●無料電子版 最新(7月25日)号




映像新聞 電子版購読

(外部サイト・新聞オンライン)

映像新聞社では、株式会社ズノーと業務提携し、同社の展開する入札情報提供サービスと連携した「映像入札王」を提供いたします。

映像・情報通信関連イベント

一覧










NAB Show 公式ウェブサイト