● ローカル局コンテンツバンク実証実験で報告
書メタ情報登録システム活用
/A-PAB CTV検討部会
● 中期経営計画 ”夢中”提供する企業へ 新た
な配信サービスや総合ECサイト 「大人の夢
中」研究するラボも/WOWOW
2025年5月19日
A-PAB CTV検討部会
ローカル局コンテンツバンク実証実験で報告書
メタ情報登録システム活用 55局が参加
「コンテンツのめざし」生成 TVer、SPOOXなどで利用動向
━ 今週号(5月19日号)の注目記事はコチラ ━━━━━━━━━━━━━━
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キー局決算と中期経営計画① 好状況目立つTBS 10年計画が順調な推移 コンテンツ重視で次々成果 生活者のあらゆる「時」にリーチ
キー5局の2024年度決算が出そろった。当稿執筆時点ではフジテレビが未発表であり今回は全体の分析ができないが、4局の単体は概ね好結果だった。ただしフジのマイナス分を含めた広告費5局計にすると必ずしも順調とはいかず、業界全体への影響は大きいと考えられる。その中で好状況が目立つのがTBSだ。「VISION2030」を掲げる同局は「メディアグループからコンテンツグループへ」と舵を切っている。その効果がテレビ広告費にも表れ、コンテンツの好循環が回り始めているように見える。(次世代メディア研究所 鈴木祐司)
(続きは本紙でレポート)
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ローカル局のAIアナウンサー活用 人材不足の解消など業務改善へ QAB 深夜の災害発生などの対策に MXTV 多言語対応で報道・情報伝達
琉球朝日放送(沖縄県那覇市/以下、QAB)は今年1月から、週2日の深夜枠で日本初というAIアナウンサーを使った5分のニュース番組を始めた。さらに東京メトロポリタンテレビジョン(東京都港区/以下、MXTV)が、4月から夕方の『堀潤LIve Junction(ライブジャンクション)』内で週1回、キャスターの堀潤氏をAI化した「AIホリジュン」と堀氏自身が生放送で掛け合いをするコーナーをスタートさせた。このようにローカル局を中心にAIアナウンサーの活用が増えつつある。両局に導入の経緯と現状について聞いた。
(続きは本紙でレポート)
※本紙とデジタル版は同一内容です。
2025年5月19日号 主な記事
●キー局決算と中期経営計画(1) 好状況目立つTBS/10年計画が順調な推移
●白寿を迎えるプロデューサー・演出家 石井ふく子氏
●ローカル局のAIアナウンサー活用/人材不足の解消など業務改善へ
●東京メトロ渋谷駅に「シブハコビジョン」登場
※映像新聞を年間購読するとデジタル版をご覧になれます
放送
CATV/CS
● 防犯カメラで地域安全強化 エリア内警察署
と協定結ぶ/三重県のCTYとCNS
● 地域住民の見守りなど 板橋区と協力し安全
活動/J:COM板橋・北
プロダクション
● 大阪・関西万博 「EARTH MART」の編集・CG
制作/TREE Digital Studioが参加
● 地上60メートルからクレーン撮影 地域イベ
ントで体験会開催/篠田重機「バードビジョン」
デジタル映像
● ローカル局のAIアナウンサー活用 人材不足
の解消など業務改善へ
● 東京・足立区の歴史イベント 体験型AIブー
スを出展
● JDS主催イベントに提供 酒瓶ラベルとスマ
ホで動画再生/シンクレイヤ「地酒AR」
● 成田空港で「冨嶽三十六景」 高精細デジタ
ルデータで展示/NTTアートテクノロジー
プロ機器
● ヘリ専用運航管理システム 福岡の民放4
局・NHKが導入/ウェザーニューズ
● URSAシネとダビンチでイマーシブビデオを制
作/コンセント、BMD、Tooがイベント
● クリエイター向け薄型PC NVIDIA Studio認
定品/マウスコンピューター
● 骨盤ベルトなど販売開始 現場の腰痛対策に
提案/NKL
● SSDに第5世代PCIe搭載 最大で1万4900TB/
秒/サンディスク
ディスプレー/大型映像
● 23.8型液晶ディスプレー 空間になじむホワ
イト仕様/マウスコンピューター
● 254型LED搭載「シブハコビジョン」 東京メ
トロ渋谷駅に誕生
● HDR対応30.5型4Kモニター USB Type-C接続
で使いやすく/EIZO
● 21:9曲面型のワイド画面 ウェブOS搭載モニ
ター発売/LGエレクトロニクス
映画/番組/CM
● 映画「We Live in Time この時を生きて」
料理人としての夢と命を懸けた挑戦
家電/民生機器
● 有機EL、mini LEDテレビ拡充 「高付加価
値」モデル13機種発売/シャープ
● ブラビア5シリーズ発売 映画館のような臨
場感を実現 98型大画面とサウンドバーで
/ソニー
総合
● プロデューサー・演出家 石井ふく子氏
9月で白寿を迎えるも今もなお活躍
イベント一覧
● プライベートショー開催 6月19、20日に本社ビルで/アストロデザイン
アストロデザインは、内覧会「プライベートショー2025」を6月19、20日に同社本社ビルで開く。今回は展示エリアを「VISUAL ENTERTAINMENT」と「VISUAL INDUSTRY」の2つに分け、最新の映像技術を活用した多様なソリューションを披露する。
「VISUAL ENTERTAINMENT」では、累計出荷台数500台以上の実績を誇り、多くのスタジアムやアリーナなどで採用されているビデオプロセッサー「MCシリーズ」を活用したデモ展示や、放送の現場でも使われているIP対応機器(ST2110対応機器、SRT対応機器)などをシステムとして体験できる。また、8Kの解像度を生かして制作の現場の省力化を実現する「マルチ映像切り出し配信システム」など、次世代の映像技術も展示。
「VISUAL INDUSTRY」では、工場現場で画像検査装置としても使われる超高解像度カメラや、監視カメラからの映像を暗号化して伝送するSRTソリューション、累計1億台以上の検査対象機器出荷台数を誇るHDMI2.1ソーステスタや、解像度・フレームレートを自由に設定可能な次世代インターフェース信号発生器などをはじめとして、製造業の現場を支援する映像ソリューションを展示する。
入場無料(事前登録制)。
【日時】6月19、20日/10-17時。
【会場】アストロデザイン本社ビル(東京都大田区南雪谷1-5-2)
【来場事前登録】https://biz.q-pass.jp/f/11674/astro_privateshow2025
● stYpe製品内覧会 NABショー出展製品など 最新ソリューションを披露
アーザス、ナックイメージテクノロジー、第3惑星は5月28、29日の2日間、放送局や映像制作スタジオで導入されている、stYpe(スタイプ)社のトラッキングシステムなどを展示する「stYpe製品内覧会2025」を開く。参加費無料(事前登録制)。
内覧会では、放送・映像制作業界にとどまらず、イベント演出、企業ブランディング、社内コミュニケーションなど、映像技術の活用を検討している一般企業にも最適なソリューションを提案する。
主な展示内容は、グリーンバック×高精度カメラ/オブジェクトトラッキングによるバーチャル合成ソリューション、AIによる人物追跡と自動演出、また4月の「NAB(エヌエービー)ショー2025」で披露されたstYpeの新製品や最新ソリューションの国内初展示を予定している。
当日はstYpe社のエンジニアも来日予定。
【日時】5月28、29日/10時-17時30分
【会場】ナックイメージテクノロジー 赤坂 多目的ホール(東京都港区赤坂4-13-13 赤坂ビル)
【申し込み】https://www.arethus.com/stype2025form
● 災害の疑似体験VRを提案 落雷抑制ソリューションも/三信電気がウェビナー
三信電気は、災害を疑似体験できるVRと落雷抑制に関するソリューションを提案するオンラインセミナーを5月30日に開く。
昨今、地震やゲリラ豪雨、落雷など、さまざまな災害が増加傾向にある。災害はいつ発生するか予測が難しいものだが、同社ではその対策として2つのソリューションを提案。1つは、災害や事故が発生した際に落ち着いて対応できるよう、住民や子供たちがVRによる疑似体験を通じて備えることができるシステム。
もう1つは、落雷を呼び込まず、雷が発生しにくい環境を作ることで、設備への直撃雷を避け、放送や通信に関連する事故や設備故障を減らす仕組み。これらについて説明する。参加費無料。
【日時】5月30日/14時-14時40分
【申し込み】https://zoom.us/webinar/register/4917452193291/WN_z8pmnF-BSwGWYtG3KQdl1g
● CEATECで海洋デジタル 社会パビリオンを展開/JEITA 参画企業・団体を募集
電子情報技術産業協会(JEITA)は、国内最大級のデジタルイノベーション総合展「CEATEC2025」において、海洋産業へのデジタル技術の活用や次世代に向けた人材育成の取り組みを発信する「海洋デジタル社会パビリオン」を展開。現在、参画企業・団体を募集している。
同パビリオンは、水中光技術にとどまらず、最先端のスマート水産・養殖、環境モニタリング、再生可能エネルギー、水中ロボットなど、海洋ビジネスの最新動向を発信する。
昨年のCEATEC2024においては、水中光技術の活用を通じて海洋産業のデジタル化と海の見える化を図り、新市場の創出や社会課題の解決に向けて活動する「ALAN(Aqua Local Area Network)コンソーシアム」を中心として、「海洋DXパビリオン」を展開。「デジタルが紡ぐ海の未来」をテーマに技術普及や市場創出に向けた情報発信を実施した。
今年は、さらに規模と内容を拡充し、スマート水産・養殖の事業者も新たに加わり、海洋産業の未来を多角的に考える場を提供する。
【詳細】「CEATEC2025」公式サイト=https://www.ceatec.com/ja/application/
● 東北プロサウンドフェア2025
東北プロサウンドフェア実行委員会、多賀城市文化センター主催により、5月29日に宮城県多賀城市内で開く。入場無料。会場では、各社のSR用スピーカーおよびモニタースピーカーの試聴会を実施。また国内外メーカーの展示ブースを設ける。同時に音響関連の技術セミナーも開く。
【参加企業】▽アートウィズ▽オタリテック▽音響特機▽CES Industrial▽ティアック▽日本エレクトロハーモニックス▽ノイトリック▽パルス▽ヒビノ▽ベステックオーディオ▽BOSE PROFESSINAL▽ボッシュセキュリティシステムズ▽マール・サウンドシステムズ▽メディアインテグレーション▽ヤマハミュージックジャパン▽リワイアー▽ローランド
【日時】5月29日/10時-18時30分
【会場】多賀城市文化センター(宮城県多賀城市中央2-27-1)
【詳細】https://tohokuprosoundfair.com/?bownowmail=sid_f950fdc9e8457e279a1c%3A04a9993a-3065-4555-9b73-cd84f967a9c0