2026年3月9日

MWC26 バルセロナ
衛星通信の展示が急拡大
低・中軌道連携モデルが前面に
6Gはソフト更新軸に展開
機器各社が具体事例提示
5Gは収益化へSA化を強調

━ 今週号(3月9日号)の注目記事はコチラ ━━━━━━━━━━━━━━

ネットフリックス WBD買収断念の余波 報道機関の独立性に揺らぎ CNNの扱いと中間選挙への懸念 トランプ大統領の影響力が浮き彫り
 米動画配信大手Netflix(ネットフリックス)が、ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)の買収を断念した。競合していたパラマウント・スカイダンス(PS)の提案が優勢となり、最終局面になってネットフリックスは撤退を決めた(3月2日号既報)。だが今回の決着は、単なる企業買収の問題を超え、米国メディア業界に強まる政治的影響力の影を浮き彫りにしたものだという。米国のメディア政策に詳しい、金沢工業大学 虎ノ門大学院の北谷賢司教授に背景を聞いた。(続きは本紙でレポート)

WBD買収劇に潜む文化対決(下) 世界市場優先するネトフリ型 パラ型は統合インフラ維持 メディアの分岐点 明らかに
 米国ではメディア再編が一気に進もうとしている。ネットフリックスとパラマウント・スカイダンスによるワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)をめぐる買収合戦は、ネットフリックスの撤退で幕を降ろしたが、ここから垣間見えたのは、米国という国家の文化的中心がどこに置かれるのかという問題であった。前号に続き、映像戦略コンサルタント SHIFTシニアマネージャーの奥村文隆氏に、今回の攻防戦の意味を解説してもらう。同氏は、今回の攻防は、統合インフラ維持かアルゴリズム化か、メディアがその分岐点に立っていることを明らかにしたと指摘した。(続きは本紙でレポート)

ISE2026レポート(2)
 スペイン・バルセロナで開催された「ISE(Integrated Systems Europe)2026」では、AIの活用拡大、放送技術の適用範囲拡張、デジタルサイネージのIT統合が主要テーマとして示された。順次各社の展示についてレポートする(続きは本紙でレポート)

※本紙とデジタル版は同一内容です。

2026年3月9日号 主な記事

 ●デジタルハリウッド大学がVPスタジオ構築/次世代クリエイター育成に運用
 ●フジテレビがFOD F1プラン 日本初「F1 TV」と連携
 ●ケーブルテレビテクノフェア in Kansai 2026が開催/業界各社が最新技術展開
 ●ISE2026レポート(2)

コンテンツビジネス

● 「ポンキッキーズ」でコラボ企画 渋谷・原宿
  で50社以上と/フジテレビ、FCP

放送

● 日本初「F1 TV」と連携 全22台のオンボード
  カメラ映像など/フジテレビがFOD F1プラン
 ・世界でF1の価値が拡大/プラットフォーム事業
  センター 野村室長

CATV/CS

● 鈴鹿サーキットで超高速通信を提供 NCTは学
  生寮に快適なネット環境
  /CCJグループが50Gインターネット開始
● 大河ドラマの講演など開催/スターキャットが
  多彩なイベント
● 日本調剤との連携強化 サービス対象店舗を拡
  大/JCOM「オンライン診療」
● デジタルツール活用で札幌市と連携協定結ぶ
  /ジェイコム札幌 地域活性化へ
● ケーブルテレビテクノフェア in Kansai 2026
  業界各社が最新技術展開
● 建築物3D化事業で新機能 AIチャットボット連
  携など/東京ケーブルネットワーク
● デジタルヒューマンなど公開 生成AIを多面的
  に活用/JCOM

プロダクション

● VPスタジオ構築 次世代クリエイター育成に運
  用
  クリス・エカート氏を教授に招聘/デジタルハ
  リウッド大学
● 生成AI活用の表現を探求 短編14作品を公開 
  TYO「TOKYO STORIES」
● 「This is I」のVFX 世界観づくりをリード
  /Imagica EMS

デジタル映像

● AI活用しスポーツ観戦時の感情を可視化するス
  コア開発/博報堂、DAZN

インターネット/通信

● MWC26バルセロナ 衛星通信の展示が急拡大 
  低・中軌道連携モデルが前面に
  6Gはソフト更新軸に展開 機器各社が具体事例
  提示
● 「IOWN APN」とAIを活用 新たなライブビュー
  イング
  3DとARで同時配信可能に/NTTドコモソリュー
  ションズ

プロ機器

● ISE2026レポート(2)
 ・ライブプロダクション実演 効率化・再利用可
  能な設計へ/グラスバレー
 ・IP制作ワークフローを提案 没入型映像システ
  ムの可能性も示す/ブラックマジックデザイン
 ・COB/Micro LED技術を核に 次世代LEDディスプ
  レー群/アブセン
 ・14台のプロジェクター使用 没入型インスタ
  レーション/エプソン
● システムセンター新棟が完成 放送システムの
  基幹工場/池上通信機
● MXF規格検査のソフト サーバー用を発売/ア
  ンバーサイン
● 10年間の無償修理保証 新たにサービスを開始
  /コスミックエンジニアリング

統計・調査

● 2025年のビデオソフト総売上 前年比16.5%減
  の812億円8100万円/JVA

総合

● ネットフリックス WBD買収断念の余波 報道機
  関の独立性に揺らぎ
  CNNの扱いと中間選挙への懸念 トランプ大統
領の影響力が浮き彫り
● IoT・発話対応家電を津波避難訓練で実証
  /JEITA、シャープなど5者
● バーチャルエンタメ市場 ヤマハが事業拡大を
  加速 アイ・ペアーズへ出資

イベント一覧

● 4月22-24日 「Hi-Micro」実演会 東京本社ショールームで開く/レイヤードジャパン

レイヤードジャパンは、東京本社ショールームのリニューアルに伴い、4月22-24日の3日間、最新技術「Hi-Micro」の実演会を開く(予約制)。
今回のリニューアルでは、超高精細映像の実体験を中心に、製品のスペックや機能紹介にとどまらず、実際の導入シーンを想定した空間演出を強化している。
新たに導入した独自技術「Hi-Micro」による最新の0.7ミリメートルピッチメインスクリーンは、3.6メートル×2.025メートルで、4Kを超える解像度に対応し、圧倒的な没入感と高精細な映像表現を実現する。従来比でさらに広い視野角と、より滑らかでリアルな映像表現が特徴となっている。
会場では、微細ピッチならではの繊細な描写力、黒の締まり、階調表現など、実機でこそ伝わる品質を確認できる。
【日時】4月22-24日(3日間)/10-15時
【会場】東京本社ショールーム「ILLUMINATES」(東京都渋谷区千駄ヶ谷2-1-8 Barbizon8 8階)
【詳細/東京本社ショールーム】https://leyard.jp/showrooms/


● 最新の生成AI活用事例 CATV業界での取り組み報告/CRIオンラインセミナー

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第62回CRIオンラインセミナー「最新のAIトレンドとケーブルテレビ業界におけるインパクト&ケーブルテレビ業界のAI取り組み事例報告」(Zoom使用)を3月24日に開く。
CATV業界においても「生成AI」の活用が進められている。AIを駆使すれば、さまざまな事務作業の自動化・半自動化、カスタマーサポートの効率化、コミュニティチャンネルの少人数での制作・運営、解約防止のデータ分析など、CATV局が抱える中核的な課題を劇的に改善できる可能性がある。
セミナーでは、最新動向や今後の見通しの解説のほか、国内外の最新トレンド、CATV業界におけるリアルな利活用状況まで、それぞれ第一線の講師陣が解説する。
【講師】▽大坪武史氏/TD SYNNEX アドバンスドソリューション部門プロダクトマネジメント本部マルチクラウドビジネス開発部Google Cloudビジネス開発チーム チーム長▽宅見公志氏/日本ケーブルラボ AIタスク委員会委員長(となみ衛星通信テレビ社長)▽遠藤昌男氏/日本ケーブルラボBtoCタスクチーム長(東京ケーブルネットワーク 常務執行役員)▽沖高祐太氏/ティエスティテクノ 営業部(となみ衛星通信テレビのグループ会社)
【日時】3月24日/13時30分-15時30分
【参加費】CRI会員4000円、非会員8000円
【詳細】https://cri-info.jp/20260304_8463


● 最新のサイバーセキュリティー 4都市で専門イベント開催/ナノオプト・メディア

ナノオプト・メディアは、サイバーセキュリティーに関する専門イベント「Security Days Spring 2026」を、3月10日の大阪開催を皮切りに、福岡(12日)、名古屋(18、19日)、東京(24-27日)の計4都市で開く。
2013年から開催を続ける同イベントは、春と秋の年2回実施。多数の有識者による講演や展示を通じて、セキュリティー領域における最新の知見を共有する。来場無料(事前登録制)。
【会場】▽大阪=コングレコンベンションセンター(グランフロント大阪 北館)▽福岡=ONE FUKUOKA CONFERENCE HALL▽名古屋=JPタワー名古屋ホール&カンファレンス▽東京=JPタワーホール&カンファレンス
【詳細】https://f2ff.jp/event/secd


● Inter BEE 2026 11月18-20日開催 出展申し込みの受付を開始 展示は4部門で構成 特別企画も

電子情報技術産業協会(JEITA)は、11月18-20日の会期で、メディア総合イベント「Inter BEE 2026(インタービー2026)」を幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催するにあたり、出展申し込み受付を開始した。一次申し込み締切日は5月29日、二次申し込み締切日は6月30日。
今年62回目の開催となるInter BEE 2026は、業界の垣根を越えた連携と共創により、映像・放送・映画・音響・照明・ライブ・ネット・施設など、多様な領域を横断したビジネス機会を提供する。
展示は、「プロオーディオ部門」「エンターテインメント/ライティング部門」「映像制作/放送関連機材部門」「メディア・ソリューション部門」の4つの部門で構成し、各部門において関連するAV(オーディオ・ビジュアル)×IT産業分野との連携を通じて、関連領域の裾野拡大と強化を図る。
また、特定の分野とターゲットに絞り、その最前線からユーザーへより深い情報と技術・製品の発見と体験ができる特別企画を展開する。
「INTER BEE MEDIA Biz」では、コンテンツを起点としたメディアビジネスの価値を生み循環する姿を提示する場となる。名称を刷新した「INTER BEE MoIP」は、Media over IPの持続的な発展をテーマに、関係企業の連携による知見と実践を共有する。
先端コンテンツ技術が交差し、新たな価値創出を加速させる共創の場「INTER BEE IGNITION×DCEXPO」は、「スタートアップ&ユニバーシティエリア」を中心に強化、映像コンテンツの制作分野では最前線を発信する「INTER BEE CREATIVE」と、映画制作に特化し映画業界関係者にアプローチする「INTER BEE CINEMA」は、より充実した内容で実施する。
プロのための音響体験をテーマとした「INTER BEE EXPERIENCE」では、毎年好評のSRスピーカーの「X-Speaker」とヘッドホン/マイクロホンの「X-Headphone/X-Microphone」の2つの試聴体験を提供する。
【詳細】https://www.inter-bee.com/ja/

連載

WBD買収劇に潜む文化対決(下) 世界市場優先するネトフリ型 パラ型は統合インフラ維持 メディアの分岐点明らかに

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