2023年3月27日

IIJ
自社配信スタジオを拠点に音楽祭66公演をライブ配信
アプリ開発、撮影・配信まで
予備系にスターリンクの活用も計画

 インターネットイニシアティブ(IIJ)は、既報(2月27日号)のとおり、国内最大級のクラシック音楽の祭典「東京・春・音楽祭2023」(3月18日-4月16日)が実施するライブ・ストリーミング配信をサポートしている。会場に持ち込む機材、現地エンジニアを最小限に抑えるとともに、自由視点移動が可能なプレイヤーを導入するなど、ユーザーの満足度を担保することが基本コンセプトだ。 〈続きは本紙で〉

2023年3月27日号 主な記事

 ●放送記念日特集
 ●寺田倉庫が業務支援ツールを提供/CMカット表を簡単に作成
 ●「MWC23バルセロナ」報告(4) 無線方式「C-V2X」に勢い
 ●第18回 大阪アジアン映画祭 インドネシアの作品が大賞 
 ●新名古屋競馬場/大型LEDビジョンが稼働

特集

● 放送記念日特集
・BS右旋4K放送 4月から番組改定先取り 好評番組をスケールアップ
視聴可能機器2500万台へ前進/NHK

プロダクション

● 業務支援ツール 「Terra sight SPLIT」
CMカット表を簡単に作成 太陽企画と共同で開発/寺田倉庫が提供開始

デジタル映像

● DXの取り組みで連携協定 デジタルツインなどを活用/フォーラムエイトと豊田市

インターネット/通信

● 自社配信スタジオを拠点に 音楽祭66公演をライブ配信/IIJ
● MWC23バルセロナ報告(4) 無線方式「C-V2X」に勢い 交通安全への応用展開に期待

プロ機器

● ボリュメトリックビデオ装置 東京ドームに導入・運用/キヤノン・読売新聞・日テレ
● 1階を環境問題が学べる体感展示にリニューアル/パナソニックセンター東京
● ジェネレーティブAI「Firefly」 生成画像は商業利用が可能に/アドビ
● 8Kでの広域配信実験 パブリックビューイング実施/アストロデザインが参加
● IPリモートで花火を生中継 ケーブルネット296が運用/池上通信機がシステムを構築

ディスプレー/大型映像

● 2台の200型LEDビジョン 北海道・北広島駅前広場で稼働/日本ハムファイターズが設置
● 大型LEDと音響設備 プロ野球 日ハムの新球場に納入/ジャトー
● ミッドタウン八重洲が開業 壁面に透過型ビジョン 多様なコンテンツを上映
● 新名古屋競馬場 大型LEDビジョンが稼働 高画質でレース映像放映

映画/番組/CM

● 第18回 大阪アジアン映画祭 インドネシアの作品が大賞 性暴力の問題を独創的に描く

統計・調査

● VTuber関連動画の視聴傾向などを調査/矢野経済研究所
● 23年2月 民生用電子機器の国内出荷数量 薄型テレビ34.6万台/JEITA

総合

● 新規コンテンツ製作でパートナーシップ提携/円谷プロダクション、TBSテレビ
● 都市DXのコミュニティー実証 二子玉川エリアで5GやIoT活用
/インフォシティグループがKDDIなどと実施

イベント一覧

● ケーブルコンベンション2023 主催3団体 開催概要を発表 リアルとオンラインで実施

日本ケーブルテレビ連盟、日本CATV技術協会、衛星放送協会の3団体は、CATV業界の総合コンベンション「ケーブルコンベンション2023」ならびに関連イベント「ケーブル技術ショー2023」の開催概要を発表した。
ケーブルコンベンション2023は、『Power of Our Society ~地域の力が未来を変える~』をテーマに、記念式典や各種セミナー、業界関係者が一堂に会す情報交換会を開く。
「ケーブル技術ショー2023」は、『Let?s start with Cable DX ! ~地域共創・地域DX、持続可能な未来をつくるケーブル技術の実行力~』をテーマとし、技術展示会やメタバースイベント、技術セミナーを実施する。
業界の先進事例、最新技術やソリューションなど、情報収集や交流の場となる。
【ケーブルコンベンション2023】
[会期] リアル開催=7月20、21日、オンライン開催=8月1日-9月29日
[会場] リアル開催=東京国際フォーラム/ホールB5ほか(東京都千代田区丸の内3-5-1)オンライン開催=公式サイト(後日公開予定)
【ケーブル技術ショー2023】
[会期] 技術展示会=7月20日/9時30分-18時、21日/9時30分-17時、メタバースイベント=6月28日-8月31日
[会場] 技術展示会=東京国際フォーラム/ホールE、メタバースイベント=公式サイト(https://www.catv-f.com/


● 「しばれるアワード」開催 各部門の受賞作品が決定/ケーブル連盟北海道、東北支部

日本ケーブルテレビ連盟北海道支部・東北支部は3月24日、北海道・東北発コンテンツの祭典である第4回「しばれるアワード」をリアルとオンライン(Zoom使用)で開催し、受賞作品を発表した。
今回は、コンペティション部門14本、コミュニティ部門13本、配信動画部門8本の応募作品の中から、1次審査会を経てノミネートされた各部門5作品の中から各賞を決定した。
各部門の受賞作品は以下のとおり。
◆コンペティション部門
[グランプリ] 「戦場の秋田美人 ~戦地に赴いた芸者部隊と忘れられた恤兵~」(秋田ケーブルテレビ)
[準グランプリ] 「栄冠はおじさんに輝く」(ニューメディア函館センター)
[日本ケーブルテレビ連盟北海道支部 支部長賞] 「コミュニティーアイ 53年分のありがとう-つり味-」(ダイバーシティメディア)
◆コミュニティ部門
[グランプリ] 「ミライハコ#2」(ニューメディア 函館センター)
[準グランプリ] 「9ch タイムカプセル」(ニューメディア 米沢センター)
[日本ケーブルテレビ連盟東北支部 支部長賞] 「AomoLIVE」(青森ケーブルテレビ)
◆配信動画部門
[グランプリ] 「じいちゃんの秋田犬 雪国で暮らすじいちゃんと秋田犬の幸せな日々」(秋田ケーブルテレビ)
[準グランプリ] 「みんなのテレビ・仙ぶら」(仙台CATV)


● 第17回 田辺・弁慶映画祭 11月10-12日に開催へ コンペ部門の作品募集開始

田辺・弁慶映画祭実行委員会は、和歌山県田辺市で開催する「第17回 田辺・弁慶映画祭」の開催日およびコンペティション部門の作品募集日程を発表した。
開催日は11月10-12日で、会場は田辺市新屋敷町の紀南文化会館(予定)。コンペティション部門作品募集については、昨年に引き続きオンラインおよびディスク形式で応募受付する。募集期間は4月14日-7月14日(ディスクは当日消印有効)。
また、「第16回田辺・弁慶映画祭」コンペティション部門での受賞作品に贈られる副賞上映『田辺・弁慶映画祭セレクション2023@テアトル新宿/@シネ・リーブル梅田』を、東京・新宿のテアトル新宿で8月4-24日に、大阪市北区のシネ・リーブル梅田で9月1-7日に、それぞれ実施することが決まった。
【募集要項・詳細】https://tbff.jp/


● 国際コンシューマ・エレクトロニクス展「IFA2023」

9月1-5日の5日間、ドイツ・ベルリンのメッセ・ベルリン会場で開催。
最新の製品とイノベーションが展開されるIFAでは、グローバル市場を展望でき、130カ国以上から訪れるインターナショナル・トレードビジターからも注目されている。各種メーカー、そしてリティラーやバイヤー、メディアなど業界専門家にとって豊富なネットワーキングと重要なビジネスの場を提供する。
【問い合わせ】メッセ・ベルリン日本代表部(東京都港区/ドイツ文化会館内)TEL:03-6426-5628、Eメール=ykubota@messe-berlin.jp


● 「没後10年 映画監督 大島渚」 国立映画アーカイブが展覧会

国立映画アーカイブは、4月11日から約4カ月にわたり、展覧会「没後10年 映画監督 大島渚」を開く。
若き日の『青春残酷物語』(1960年)や『日本の夜と霧』(60年)、自ら興したプロダクション「創造社」を基盤に送り出された『絞死刑』(68年)、『少年』(69年)、『儀式』(71年)。そして世界をセンセーションに巻き込んだ国際的合作『愛のコリーダ』(76年)や『戦場のメリークリスマス』(83年)–大島監督の作品群は日本の映画界ばかりか、日本社会そのものに大きな刺激を与え続けた。
この展覧会は、作品資料や個人資料をベースに、その挑戦的な知性と行動の多面体に迫る。企画の監修には、『大島渚 全映画秘蔵資料集成』(2021年)の編著者・樋口尚文氏を迎え、同書の構成を踏襲しつつ、同館独自のコーナーも加える。
【会期】4月11日-8月6日(月曜日および5月30日-6月1日は休室)
【会場】国立映画アーカイブ(東京都中央区京橋 3-7-6)
【観覧料】一般250円ほか

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