2023年4月17日

BS放送の高度化 総務省が提案を公募
地デジ高度化技術を有効活用 新たな衛星放送システム実現へ
4K放送への周波数割当てなどを促進

総務省は、BS右旋帯域の周波数ひっ迫の解消を図ることなどを目標とする「BS放送高度化」の提案を公募した。地上デジタルテレビ放送高度化の伝送方式として検討されている階層分割多重伝送技術、符号化技術を活用した技術開発に取り組み、周波数利用効率を2倍以上向上させる。〈続きは本紙で〉

2023年4月17日号 主な記事

 ●【特集】100周年を迎えたNAB/NABショー2023 4つのキーワードで展開
 ●マックレイ/McRAY PLUS+がモーションキャプチャ-事業を展開
 ●NHK BS4K新シリーズ「究極ガイド 2時間でまわる」を放送
 ●低PUT時代の編成戦略(1) 変わる朝ワイド戦線
 ●クロス新宿ビジョン「3D猫」新バージョンを放映、立体視対応の動画CMも

特集

● NABショー特集
・100周年を迎えたNAB ラジオ、テレビから電子メディアへ アメリカン・ダイナミズムの象徴
・NABショー2023 4つのキーワードで展開
・NABショー出展概要

放送

● BS放送の高度化 総務省が提案を公募 地デジ高度化技術を有効活用
● BS4K新シリーズ 「究極ガイド 2時間でまわる」 8K制作の「ピラミッド」/NHK

CATV/CS

● 各種犯罪を未然に防止 大分県警察本部と連携/大分ケーブルテレコム
● 学校安全で川崎市教育委員会と協定/J:COM町田・川崎

プロダクション

● モーキャプスタジオ事業を展開 VRキャラのライブ配信に対応/マックレイ McRAY PLUS+

デジタル映像

● EV転換シミュレーター DeNAの委託を受け協力/シリコンスタジオが開発

プロ機器

● テレビ岩手に報道サブ納入 操作性と信頼性を評価/池上通信機
● パナソニック コネクトのローカル5G 四日市市のスマート化に向け/CTYが導入・運用を開始
● 各種ソリューション展示 KAIROS クラウドも実演/四日市市とCTYがイベント
● 独自プラグインの最新版 プリセット搭載で使いやすく/タックシステムが発売
● HD業務用ディスプレー メタル筐体で強固な設計/エーディテクノ
● 「アドオンアプリケーションズ」 制作用リモカメの機能を拡張/キヤノン

ディスプレー/大型映像

● クロス新宿ビジョン 「3D猫」新バージョン 立体視対応の動画CMも放映

映画/番組/CM

● 映画「午前4時にパリの夜は明ける」 「五月革命」後の変革する社会を背景に

総合

● モビリティ産業の調査・課題解決へ/JEITAの研究会
● 30超の新しいことを実現へ/マウスコンピューターが創業30周年

イベント一覧

● 第2級CATV技術者の資格講習試験を実施へ/CATV技術協会

日本CATV技術協会は、2023年度CATV技術者資格(2級)講習試験スケジュールを決定。5月8日から申し込み受付を開始する。同講習試験では、第2級CATV技術者資格を取得することができる。
この資格を取得すれば、CATVシステムや関連技術、法令の基本的な知識が身につき、社内や営業先との会話に役立ち、顧客サービスの向上にもつながる。また、上位資格であるCATV総合監理技術者資格や第1級CATV技術者資格の取得に有利となる。
講習試験は年齢・経験に関係なく、だれでも受験が可能。講習はeラーニングで実施し、インターネット環境とPCなどがあれば、好きな時間と場所で受講できる。
資格試験はCBTと呼ばれるPCを使用した試験方式で、試験の実施期間中の希望する日時および全国300カ所以上の会場から、試験実施会場を選べる。
受講受験科目は「CATVの基礎」の1科目のみ。CATV総合監理技術者資格および第1級CATV技術者資格取得時に学習する「システム」「調査・施工」「ブロードバンド」科目の基礎と法規に関する基本的な知識を学習する。
ラーニング講習実施期間中に所定の科目を学習し、章ごとの中間試験に合格すると、修了試験を受けることができる。この修了試験に合格するとeラーニングでの学習は修了となり、資格取得のための資格試験の申し込みが可能となる。中間試験、修了試験ともに、合格するまで何度でも受けられる。
受験方法は、各自で試験会場を予約後、試験会場に行き備え付けのPCを使って試験を受ける。受験は1回で再受験はできない。
受講受験費用は、1万9360円。講習試験実施スケジュールは次のとおり。
[申し込み期間] 5月8-31日
[受講期間] 6月20日-8月10日
[受験期間] 7月6日-8月17日
【詳細】www.shikaku.catv.or.jp/


● 短編映画祭の学生部門 4分間の作品を募集/フェローズが主催

フェローズは、学生のための短編映画祭「第6回 フェローズフィルムフェスティバル 学生部門」を2024年1月に開催する。
作品の募集期間は7月1日-9月30日。一次通過作品の中から最優秀賞に50万円、優秀賞に10万円などが贈られる。最優秀作品は、BSフジで全国放送される。
さらに昨年に引き続き、ソニー・ミュージックエンタテインメント協賛による「ソニーミュージック賞」も設定されており、同社のミュージックビデオ監督権が得られる。
「フィルムフェスティバル 学生部門」は、フェローズが立ち上げた学生のための「短編映画祭」。4分間のショートフィルムを募集するコンペティションで、一次審査を通過した作品は都内の映画館で開催される授賞式で上映される。
この映画祭により、将来の映画監督・クリエイターの発掘、映像文化やクリエイティブ産業への貢献を目指す。
【詳細】bit.ly/3UnsvbX


● 若手映画プロデューサー育成課程に参加/VIPOが募集

映像産業振興機構(VIPO)は、「プチョン国際ファンタスティック映画祭(BIFAN)」において、VIPOが推薦枠をもつプロデューサー養成プログラム「NAFF Fantastic Film School」に参加する若手映画プロデューサーを募集(1名)する。
若手映画プロデューサーが、世界のマーケットで、主にジャンル映画の企画や作品を売るノウハウを得ることができるよう、トレーニングプログラムの提供を予定している。配給会社など映画関係者との交流の場もあり、自身の企画を売り込む機会になる、
【開催期間】6月29日-7月5日(映画祭期間6月29日-7月9日)
【参加費】無料(宿泊はFantastic Film Schoolから提供/渡航費は参加者負担)
【応募期限】4月30日(選考結果発表5月31日予定)
【応募要項・詳細】www.vipo.or.jp/news/34782/


● 地球環境を考えるイベント 海洋生態系を学ぶ作品上映/ナショナルジオグラフィック

ウォルト・ディズニー・ジャパンが運営するナショナルジオグラフィックは、『地球環境について考える日』として提案された記念日アースデイ(4月22日)に合わせて、「分かち合い響き合い創り合う」をテーマに、美しき海と、そこに暮らす生き物たちの記録を通じ、海洋生態系を探求するイベント『アースデイWITH ナショナルジオグラフィックOCEANS TOMORROW』を、4月22、23日の両日開催する。会場は、横浜市中区の「象の鼻テラス・象の鼻パーク」。入場無料。
この2日間限定による日本初のナショナルジオグラフィックによる体験型イベント(入場無料)は、ナショナルジオグラフィックが持つ豊富な映像コンテンツや、世界で活躍する海洋生物学者のストーリーを通じて「海を知り」、音楽ライブやアート作品などアーチストから放たれるエネルギーから「海を感じ」、ワークショップを体験・経験することで「海を学ぶ」ことができる。
上映作品の海洋生態系に迫った『クジラと海洋生物たちの社会』は、映画界を代表する環境保護活動家ジェームズ・キャメロン氏の製作のもと、神秘的なクジラたちの世界に密着し、その卓越したコミュニケーション能力と想像以上に複雑な社会構造を探る。
『バーティのハイテク・アドベンチャー』では、数々の映画賞を受賞する若きフィルムメーカー、バーティ・グレゴリー氏が、最新の技術を駆使し、野生動物の驚異的な映像を撮影するために世界中を旅 するアドベンチャー姿が描かれる。
【会場】象の鼻テラス・象の鼻パーク(横浜市中区海岸通1丁目)
【会館時間】10-18時
【詳細】natgeotv.jp/special-contents/earthday/

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