2023年6月5日

NHK「技研公開2023」 見えてきたイマーシブメディア
ミリ波で400Mbps伝送を実現
既存の4K8Kワイヤレスカメラ応用
360度映像の生中継可能に

 NHK放送技術研究所(技研)の最新の研究・開発の成果を展示・報告する「技研公開2023」が1-4日、同研究所で開かれた。技研が2030-40年ごろの多様な視聴スタイルとコンテンツ制作環境を想定して研究を推進している「イマーシブメディア」「ユニバーサルサービス」「フロンティアサイエンス」の3つの重点分野で、テレビ視聴、コンテンツ制作の進化を予見させる展示を繰り広げた。〈続きは本紙で〉

2023年6月5日号 主な記事

 ●「Eagle Eye50」をレンタル開始 4K・AR対応の小型ケーブルカメラ/東和航空輸送
 ●ギャラクシー賞/テレビ部門大賞は「エルピス」
 ●『米FASTの衝撃』(3)放送局に有利なビジネス機会
 ●NABショーレポート
 ●レイヤードジャパン/LED製品拡充、本格的なショールームも開設

放送

● 5月末加入件数287万件に/スカパー

プロダクション

● 「Eagle Eye50」をレンタル開始 4K・AR対応の小型ケーブルカメラ/東和航空輸送

プロ機器

● 自動ワイプ編集アプリ 中京テレビと共同開発/ユニゾンシステムズ
● マシンルームの省エネ化を提案 静電気を除去し熱交換効率を回復/ニッキャビ
● USB-CからHDMIへのコンバーターを発売 AV設備の入力を拡張/IDK
● 400MB/秒の超小型USBメモリー/ウエスタンデジタル
● ファッション展覧会に機材協力 チェアスピーカーで22.2chを視聴/アストロデザイン
● NABショー レポート
・新境地を開く自由視点映像 サイバー空間の新たな利用
・各機器からの再生をデモ 均一性のある見え方訴求/ドルビーラボラトリーズ
・ビデオウォール、伝送などリモートも対応する製品群/Haivision

ディスプレー/大型映像

● LED製品拡充 多様な要求に対応 渋谷区に移転、事務所スペースを拡張/レイヤードジャパン
● 米プラナーのLED新製品 屋外用で1.2ミリピッチ/レイヤードジャパンが販売
● 広島の魅力を世界へ発信 VRやマッピングなど活用/G7サミットで映像展示

映画/番組/CM

● 映画「告白、あるいは完璧な弁護」 韓国からミステリアス・スリラーの秀作

統計・調査

● 23年4月 民生用電子機器の国内出荷金額 映像機器は377億円/JEITA

総合

● 「技研公開2023」 見えてきたイマーシブメディア ミリ波で400Mbps伝送を実現/NHK

イベント一覧

● 「エルピス」がテレビ部門大賞 プロデューサーは佐野亜裕美氏/第60回ギャラクシー賞

日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀な番組・個人・団体を顕彰する「第60回ギャラクシー賞」(主催=放送批評懇談会)の贈賞式が5月31日に開催された。
テレビ部門の大賞は、関西テレビ放送のドラマ『エルピス-希望、あるいは災い-』に贈られた。警察や政治、テレビのあり方を問い直し、脚本と演出、演技でそのメッセージをドラマに昇華させたことが評価された。
プロデューサーの佐野亜裕美氏は「タブーに切り込んだという意識はなく、放送後、周囲から大丈夫かと言われて驚きを隠せなかった」としたうえで、「志が通じるものは作りたいと思いつつも、皆次に進んでいる。この喜びを忘れず次を作りたい」とあいさつした。
主演の長澤まさみは、同作と大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)のナレーションで個人賞を受賞。エルピスの大根仁監督が祝福に駆けつけた。
フロンティア賞には、AbemaTVとテレビ朝日の『FIFA ワールドカップ カタール 2022』生中継が選ばれた。
その他の主な受賞は以下のとおり。
【ラジオ部門】
●大賞=RBCiラジオスペシャル「ダニーボーイ・齋藤悌子、ジャズと生きる」(琉球放送)
●DJパーソナリティ賞=安住紳一郎「安住紳一郎の日曜天国」(TBSラジオ)パーソナリティ
【CM部門】
●大賞=大塚製薬 カロリーメイト「狭い広い世界で篇」(大塚製薬 博報堂 catch ENOAD AOI Pro.)
【報道活動部門】
●大賞=ドキュメンタリー素材を平和教材として活用(広島テレビ放送)
◆放送批評懇談会60周年記念賞=タモリ
◆志賀信夫賞=岡崎栄
◆マイベストTV賞 第17回グランプリ=ドラマイズム「美しい彼」(シーズン2)(毎日放送)


● CGアニメ作品など募集 プロデビューの機会創出/京都国際クリエイターズアワード

映像産業振興機構(VIPO)は、京都市からの受託事業である「2023年度 クリエイター志望者支援業務」の一環として、『京都国際クリエイターズアワード2023』の作品を募集する。
同賞は、マンガ家、CGアニメーターを含むクリエイターが、京都を通じてプロデビューする機会を創出するための国際コンテスト。昨年までは「京都国際マンガ・アニメ大賞」として、マンガ、イラスト、CGアニメの3コンテストから大賞を輩出していた。2023年からは「京都国際クリエイターズアワード」にリニューアルした。
今年度は、コミックコンテスト、CGアニメコンテストの2本柱で構成。コミックコンテストではストーリーマンガ、作画、コマ割りの3部門の作品を募集する。
CGアニメコンテストの対象は、CGアニメクリエイター志望者で日本でのデビューを目指す人、またプロでも自主制作作品の応募は可能(国籍不問)。応募締切日は7月31日(17時まで)。
10月上旬に受賞者に結果は通知。授賞式は11月中旬に京都市内で実施する予定。
【応募方法・詳細】▽CGアニメコンテスト=cganime.jp/EX/contest▽コミックコンテスト=medibang.com/contest/kyoto-manga2023/


● 定時総会と記念講演会 デジタル庁参事官が登壇/ケーブルテレビ情報センター

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第45回「CRI定時総会 記念講演会」を6月15日に開く。
記念講演会は「地域DXの担い手として ~デジタル田園都市国家構想の実現に向けて~」と題して、デジタル庁 統括官付参事官の吉田恭子氏が登壇。オンライン(Zoom)でも実施する
スマートシティを実現し地域を活性化することは、CATV事業者が目指す地域貢献の姿と合致する。講演では、「2030ケーブルビジョン」の進捗状況と今後の展望などについて解説する。
【日時】6月15日/記念講演会16-17時、情報交換会17-18時30分
【会場】日本記者クラブ10Fホール(日本プレスセンター)(東京都千代田区内幸町2-2-1)
【参加費】▽会場参加=CRI会員1万5000円、CRI非会員2万円(情報交換会含む)
【オンライン参加】CRI会員5000円、CRI非会員1万円
【詳細】cri-info.jp/20230524_7924

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