2024年2月19日

衛星放送WG
共同衛星実現へ総務省が考え方
現行衛星の延命で打ち上げ時期調整を
管制に関しては先送り

総務省 衛星放送ワーキンググループ(WG)の第4回会合が開かれ、同省が、主題である「衛星放送に係るインフラコストの低減」の論点「衛星の調達費用」「共同衛星に搭載する中継器数」「共同衛星の打ち上げ時期」「共同衛星の管制の在り方」について、3月の中間取りまとめに向けた考え方を示した。放送衛星システム(B-SAT)とスカパーJSAT(以下、スカパー)の共同衛星の打ち上げに向け、衛星の大きさや打ち上げ時期、管制の在り方などについての両社の考え方を基にしたものだ。

2024年2月19日号 主な記事

●「AI×TV」(上) 番組制作を画期的に省力化
●ハイブリッド型イベントスペース「GMOグローバルスタジオ」開設
●CES2024レポート(5)「聖地」にスタートアップ集結
●シャープが各種製品提案

特集

● CP+2024 特集
・ カメラと写真・映像の総合展「CP+2024」 過去最多に迫る企業・団体が出展
・ 海外各社の最新製品を展示/銀座十字屋ディリゲント事業部
・ 最新のイメージング製品披露 撮影体験コーナーやセミナーも/ソニー

放送

● 共同衛星実現へ総務省が考え方/衛星放送WG

CATV/CS

● 3.11東日本大震災 特別番組 宮城県内CATV4社が 共同制作して全国へ配信
● 西東京市の多目的ホール ネーミングライツで協定/ジェイコム東京

プロダクション

● 赤坂で編集2室とMA2室を運用/クロックワークス・スタジオが開設
● 米社と国際共同制作 新たな世界展開を目指す/TBS傘下のTHE SEVEN
● ハイブリッド型イベントスペース 「GMOグローバルスタジオ」開設

デジタル映像

● XR・メタバース&コンテンツビジネス展 各社がバーチャルプロダクション

インターネット/通信

● ケーブル番組アワード 「みるプラス」で受賞作品/日本デジタル配信
● 5G新周波数エリア拡大 高速・安定の通信速度提供/KDDI
● 高齢者の情報格差 解消に向けた協定/KDDIと渋谷区

プロ機器

● 自社CXプラットフォーム TBS NEWS DIGアプリに/プレイド
● イマーシブ演出を効率化 メディアプロセッサーを発売/パナソニック コネクト
● NxVi製4K/8Kデコーダー/アストロデザインが販売開始

ディスプレー/大型映像

● 各種ディスプレーを提案 サイネージ向け4K液晶など/シャープ
● 日産本社ショールーム 大型映像やVR装置設置 レイヤード製LEDも導入
● SCビジネスフェア2024 商業施設向け大型映像装置 各社が多彩なシステム展示

映画/番組/CM

● HUBで欧州サッカー 新たな視聴者開拓/WOWOW
● 映画「沖縄狂騒曲」 米軍基地問題に迫るドキュメンタリー

家電/民生機器

● CES2024レポート(5) 研究の成果を世に問う 「聖地」にスタートアップ集結

総合

● 音声・映像や照明制御信号など wav形式に統一し記録・再生
  新システム「GPAP」を開発/ヤマハ

イベント一覧

● デジタルサイネージのトレンド 中国・LED展示会の報告も/プラットワークスがウェビナー開く

プラットワークスは、拡大を続けるデジタルサイネージにフォーカスし、業界の今後を占うトレンドや、多様化に伴い求められる運用対応などをテーマにした同社初のウェビナー「2024年デジタルサイネージのトレンドを見極める」を3月7日に開く。事前登録制(受講無料)。
同社の20年以上に及ぶ放送・配信事業者向け運用サポートは、広告映像を扱うデジタルサイネージの業務にも応用されつつあり、サービス提供開始から2年余りで全国約1万3000面の運用をアウトソーシングで受託するまでになっている。
大型街頭ビジョンや全国チェーン店舗内広告などで、デジタルサイネージのコンテンツ運用は多様化を続けており、素材のチェックや編成システム登録だけでなく、放映前の意匠審査や放映中の状況監視など、必要とされる業務範囲も拡大し続けているという。
技術や演出で進化を続けるデジタルサイネージの『今年のトレンド』は何かというテーマに、フリージャーナリストで映像新聞および月刊サイン&ディスプレイの記者である川田宏之、デジタルサイネージコンソーシアム常務理事の江口靖二氏がそれぞれのセッションで解説する。
両氏は2月29日から3月2日まで中国・深(シンセン)で開催される世界最大級のLEDビジョン展示会「ISLE2024」の現地取材を予定しており、今回のセミナーはその様子をいち早く伝える機会となる。
それらのトレンドを含めたデジタルサイネージビジネスの多様化を見据え、今後需要が予測される運用業務に関して、プラットワークス広告編成サービス部部長兼オペレーション営業部部長の曽山佳亮氏が、実務やオペレーション体制構築などの経験を踏まえ、持続的で効率的な方法を提唱する。
【日時】3月7日/14時-15時30分
【申し込み・詳細】https://plat.works/release/


● ローカル5Gの概要・事例 LiveUとの連携を解説/三信電気がウェビナー

三信電気は、ウェビナー「ローカル5Gの概要・事例とLiveU連携のご紹介」を2月22日に開催する。
ローカル5Gは、高速性、低遅延、多接続性などに優れる特定エリア向けの魅力的なネットワーク・ソリューションとして注目されている。
今回のウェビナーでは、ローカル5Gの概要やしくみ、免許申請手続きまで、ユーザーが疑問に感じやすい点を分かりやすく解説し、NECの低価格パッケージ製品も提案する。
また、モバイル伝送装置のLiveUと親和性が非常に高いことから、セミナーではLiveUと組み合わせて、実際にゴルフ場で実施した映像伝送のケーススタディにも触れ、現場での運用についても説明する。受講料は無料。
【日時】2月22日/14-15時
【申し込み】hbit.ly/3wiBbZ4
【問い合わせ】三信電気映像システム営業部/Eメール=eizo-info@sanshin.co.jp


● CEATEC2024が10月開催 出展者の募集を開始 25周年特別企画も計画

電子情報技術産業協会(JEITA)は、10月15-18日の4日間、幕張メッセ(千葉市美浜区)で「CEATEC2024」を開催すると発表。2月15日から出展者を募集している。優先申し込み期限は4月30日まで。
CEATECは「経済発展と社会課題の解決を両立するSociety 5.0の実現を目指し、あらゆる産業・業種の人と技術・情報が集い、『創』によって未来を描く」を開催趣旨とし、毎年10月に開催している国内最大級のテクノロジーイベント。25周年を迎える今年は、特別テーマ『Innovation for All』を掲げて、特別企画などを計画している。
出展者募集を実施する展示エリアは、「General Exhibits(通常出展)」と、「SpecialExhibits(企画展示)」の3つのパーク(パートナーズパーク、ネクストジェネレーションパーク、グローバルパーク)。
【詳細・公式サイト】https://www.ceatec.com/


● SKIPシティ国際Dシネマ祭 コンペ部門の作品公募 国内コンペは長編と短編

第21回となる「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2024」は、7月13日から9日間の日程で開催する。開催に向けて、3月1日まで国際コンペティションおよび国内コンペティション(長編部門・短編部門)の作品を公募している。
コンペティションは、2004年の第1回から同映画祭のメインとして、次代を担うクリエイターを発掘・支援することを目的に開催している。
「国際コンペティション」は世界中から、長編部門と短編部門の2部門に分かれた「国内コンペティション」は国内から、それぞれエンターテインメント性とデジタルの新たな表現の可能性を感じる作品を公募し、ノミネート選考審査を経て映画祭期間中に上映。最終審査を経て表彰式において各賞を授与する。
前回(第20回)の2023年は102の国と地域から、過去最多となる合計1246本の応募があった。
なお、国際コンペティションは60分以上、国内コンペティションの長編部門は60分以上、同短編部門は15分以上60分未満の作品となっている。オンラインエントリーは3月1日正午まで。
【SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2024】
[会期] 7月13-21日
[会場] SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ映像ホール(埼玉県川口市上青木3-12-63)ほか
[主催] 埼玉県、川口市、SKIPシティ国際映画祭実行委員会、川口商工会議所
【詳細・公式サイト】https://www.skipcity-dcf.jp

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