● 放送の概念変更へ議論開始 議論のたたき台
を策定 価値・産業の将来性確認
/総務省 「デジタル時代の放送制度検討会」
● 小学館ミュージックの久保社長が海外販促案
1シーズン番組数を増加
/総務省「放送・配信コンテンツ産業戦略検
討チーム」
2025年5月5日
総務省 「デジタル時代の放送制度検討会」
放送の概念変更へ議論開始
議論のたたき台を策定 価値・産業の将来性確認
環境と制度の隔たりも検証
━ 今週号(5月5日号)の注目記事はコチラ ━━━━━━━━━━━━━━
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放送の概念変更へ議論開始 議論のたたき台を策定 価値・産業の将来性確認 環境と制度の隔たりも検証/総務省 「デジタル時代の放送制度検討会」
総務省「デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会」(以下、放制検)の32回会合が4月25日に開かれ、放送の概念変更を含む、放送制度の見直しに関する議論がスタートした。放制検は、昨年12月の第3次取りまとめ公表後、それに伴う法改正、制度整備を経て、ほぼ4カ月ぶりの再開。これにあたり事務局の総務省情報流通行政局 放送政策課では、放送概念の検討など、放送制度の見直しに向けた議論のたたき台をまとめている。構成員からの意見を整理しながら議論を進める。取りまとめのスケジュールは未定。
(続きは本紙でレポート)
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東急田園都市線・駒沢大学駅 大型デジタルサイネージが稼働 駅を貫く“線型メディア”展開 駅構内3つのゾーンで情報発信
東急田園都市線・駒沢大学駅(東京都世田谷区)において4月13日、大型デジタルサイネージ群「GUG PLATFORM(ジーユージー・プラットフォーム)」が本格稼働した。同プロジェクトは、東急および東急電鉄が推進する駅空間再構築計画「Green UNDER GROUND(GUG)」の一環で、田園都市線地下区間における5駅の設備更新と連動して、サステナブルな都市型駅の創出を目的としている。事例と併せてレポートする。
(続きは本紙でレポート)
※本紙とデジタル版は同一内容です。
2025年5月5日号 主な記事
●放送の概念変更へ議論開始 議論のたたき台を策定 価値・産業の将来性確認
/総務省 「デジタル時代の放送制度検討会」
●赤坂パークビルに2室開設 ドルビーアトモス対応のMAスタジオ/TBSアクト
●NABショーレポート
●日本アドバタイザーズ協会が25年度事業説明/広告理念と透明性を強化
●DCAJが調査/24年の動画配信市場規模は5710億円
●東急・駒沢大学駅に大型サイネージが稼働/駅構内3つのゾーンで情報発信
※映像新聞を年間購読するとデジタル版をご覧になれます
放送
CATV/CS
● CATV局のコミch向けにコンテンツ販売を開始
/AXN、タツノコプロなどが協働
● 幼稚園の園庭芝生化事業 市民の会とパート
ナー契約/ジェイコム埼玉・東日本が協力
● 非常災害時の防災・減災でNHKと連携協定を結
ぶ/イッツコム
● 募金活動で集めた寄付金 ピンクリボン大分
に贈呈/大分ケーブルテレコム、OAB
プロダクション
● 赤坂パークビルに2室開設 ドルビーアトモ
ス対応のMAスタジオ/TBSアクト
インターネット/通信
● 石川県でドローン活用実証 災害時の被害状
況把握など/KDDI
プロ機器
● 触覚伝達装置「HAPTIVITY」 リアルなボタ
ン触感を実現/京セラ
● 360フォーマットを提供 音楽制作プラット
フォームと協業/ソニー
● 万博・北欧パビリオンに協賛 デジタル教育
イベントも開く/エリクソン
● NABショーレポート
・“好”画質化と省人化の両立 撮像機材の転
換と問題解消/ソニー、キヤノン
・8Kが生み出す付加価値訴求
/アストロデザイン
・高密度ライブ配信サポート アカマイクラウ
ドを活用/カペラシステムズ
・「IQ」を発表 接続にさらなる信頼性を実現
/LiveU
・ITインフラ製品群を披露/デル・テクノロ
ジーズ
・小型軽量の30倍ズームレンズ/富士フイルム
ディスプレー/大型映像
● 東急田園都市線・駒沢大学駅 大型デジタル
サイネージが稼働
● 都庁プロジェクションマッピング 迫力ある
「ガンダム」上映
映画/番組/CM
● 映画「うぉっしゅ」 若手監督が辛気くさい
テーマを軽やかに描く 認知症患者の生き様を
深堀り
家電/民生機器
● 高性能なゲーミングノート 水冷装置で冷却
能力を向上/マウスコンピューター
統計・調査
● 「動画配信市場調査レポート」発刊 24年の
市場規模は5710億円/DCAJ
イベント一覧
● Tech Week Tech EXPO 2025、技研公開 2025 放送現場のノウハウ 近未来の放送を体験/NHK
NHKは5月最終週を「NHK TECH WEEK」として、技術部門の最新の研究開発成果や取り組みを一般公開する「NHK TECH EXPO 2025」(26-28日/NHK放送センター正面玄関ロビー)、「技研公開2025」(5月29日-6月1日)を開催する。
TECH EXPOは、全国のNHKの放送現場が開発した、放送・デジタルサービスを支える最新機器・技術を披露する。今年は本部から11、地域から7、関連団体から2の全20項目を展示。
技研公開2025は、「広がる つながる 夢中にさせる」をテーマに、「イマーシブメディア」「ユニバーサルサービス」「フロンティアサイエンス」「メディアを支える」の各領域で最新の研究開発の成果を示す。
イマーシブメディアでは、画素数30Kの360度カメラで撮影した映像を中心に、画素数15K相当のプロジェクターを用いた半球スクリーン装置に表示し、マルチチャンネル音響とともに体験できる。
● 生成AIの正しい使い方 実践型のセミナーを開く/フェローズ
フェローズは5月22日に、同社東京本社およびオンライン同時配信でセミナー「今こそ知りたい!生成AIの正しい選び方&使い方徹底解説!」を開く。最新ツールの活用例から生成AIのリスクと対策まで、業務活用に直結する内容を厳選した、実践型になっている。
ChatGPTをはじめ、GoogleのGemini、対話型AIのPerplexity、デザイン支援に特化したCanva AIなど、注目のAIツールについてデモンストレーションを交えて説明。それぞれのツールがどんな場面で活用できるのか、実際のユースケースを通じて具体的にイメージがつかめる。
また、AI活用における情報漏洩や誤情報(ハルシネーション)といった基本的なリスクに加え、著作権問題やSNSなどでの炎上など、より複雑で現実的な問題についても、最新の事例を元に解説する。
【日時】5月22日/19時30分-21時
【会場】フェローズ東京本社(東京都渋谷区恵比寿西1-7-7 EBSビル7階)およびオンライン
【定員】会場20人、オンライン100人
【参加費】一般=2000円(税別)、CREATORS COMPLEX会員=無料
【申し込み】▽一般=https://peatix.com/event/4382088/view▽CREATORS COMPLEX会員=https://fants.jp/departments/7769
● ゲーム制作現場における生成AI活用の現状解説/DCAJがオンラインセミナー
デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、ゲーム制作における生成AI活用の現状に関するオンラインセミナー「ゲーム制作における生成AI活用の現状」(Zoom使用)を5月15日に開く。参加費無料(事前登録制)。
講師は、AI Frog Interactive代表取締役CEOの新清士氏とスクウェア・エニックス リードAIリサーチャーの三宅陽一郎氏で、国内外の事例・最新の技術トレンドなどを解説する。現役クリエイターによる実例をもとに、最新の技術動向や実務での活用方法について深く理解する機会となる。
【日時】5月15日/16時-17時30分
【申し込み】https://dcajseminar250515.peatix.com
● ATENジャパン九州内覧会 実機体験 セミナーも併催 5月13、14日の2日間開く
ATENジャパン(西日本営業所 九州営業所)は、IP-KVMやビデオマトリックスをはじめとするリモートアクセスおよび映像制御ソリューションを実機で体験できる「第3回 ATENジャパン九州内覧会」を、5月13、14日の2日間、JR博多シティ(博多駅直結)で開く。
会場では、IP-KVMマトリックスシステムやビデオウォール構築に活用できるスイッチャー、各種制御デバイスを展示予定。併せて、製造業・社会インフラ・プラント向けのKVM/AVソリューション紹介セミナーや、自治体・教育機関・データセンター向けのIT&AV管理に関するセミナーも実施する(セミナー中でも入退室自由)。
来場は予約制(1時間ごとの時間枠)。
【日時】5月13日/10-17時、14日/10-16時
【会場】JR博多シティ9階会議室3(福岡市博多区博多駅中央街1-1)
【申し込み】https://www.aten.com/jp/ja/reservation/event/kyusyu-privateshow/#applyform
● 釜山で企画マーケット開催 ピッチングセッションに参加/VIPO 推薦企画を募集
映像産業振興機構(VIPO)は、「令和6年度補正クリエイター・事業者支援事業費補助金(クリエイター・事業者海外展開促進)(JLOX+)」の一環として、「APM(Asian Project Market)2025」(韓国・釜山、9月20-23日)にVIPOから推薦する企画を募集している。
「APM」は、韓国の釜山国際映画祭に併設されている企画マーケット。世界中から応募された数多くの長編映画企画の中から選ばれた約30の企画のプロデューサーと監督が、世界中から招待された出資者、映画祭担当者、プロデューサーなどを相手に、ピッチングセッション(英語)をするプログラム。
企画が選出されると、監督とプロデューサー各1名がAPMから正式に招待され、APMが世界中から招待した業界のプロフェッショナルとの個別ミーティング(APMが設定)に参加できる。また、APMの数々の賞の授賞対象となる。
なお、APMに関しては、あくまでもVIPOからの『推薦』であり、APMへの選出(マーケット参加)が保証されるものではない。
応募締切日は5月12日。応募条件は、アジアの長編フィクション映画プロジェクトであること、製作費の資金調達が完了していない作品であること、監督およびプロデューサーの両方が決定していることなど。APM2025開催期間以前に完成予定の作品は対象外。
【詳細】https://www.vipo.or.jp/news/46146/
● 募集 日本視聴覚教育協会「令和7年度 全国自作視聴覚教材コンクール」
◇日本視聴覚教育協会「令和7年度 全国自作視聴覚教材コンクール」
学校や社会教育の現場における映像教材・デジタルコンテンツ、紙しばいなど、授業や学習に活用する自作視聴覚教材を広く募集する。学習の場で実際に役立ち、他の学校や地域などでの自作教材の企画制作・活用にも役立つ視聴覚教材の自作活動を促進し、顕彰を通して、その制作奨励と内容の充実に寄与することを目指す。
部門は、「小学校」(幼稚園および保育所を含む)、「中学校」、「高等学校」、「社会教育」の4部門。各部門1点に最優秀賞として文部科学大臣賞が贈られる。
応募資格は、①学校教職員、指導主事、教員養成大学・学部・大学院に在籍する学生、または教職課程履修の学生、②社会教育主事、公民館主事、視聴覚センター・ライブラリーなどの職員、③その他(視聴覚教材を制作することを職業とする個人または団体は除く)。
募集期間は5月7日から6月6日(当日消印有効)まで。発表会・表彰式は9月29日(会場=東京・千代田区の霞が関プラザホール)を予定している。
【詳細】https://www.javea.or.jp/jisaku/youkou.html