● 米放送業界の現状と課題 政府に求める制度
の近代化/NABレジェット代表に聞く
2025年5月12日
NAB レジェット代表に聞く
米放送業界の現状と課題 政府に求める制度の近代化
ネット大手との公平な競争
ATSC3.0移行に新たな対応も
米国の放送業界にはいくつもの懸案がある。局の所有制限や巨大テック企業との交渉については、独占禁止法や関連法規にかかわるものである。これら、伝統的な課題に加えて、近年AI対応も課題として挙げられる。ATSC3.0への移行も新たな対応が必要だ。放送事業者の声を結集する立場として、NAB(エヌエービー=全米放送事業者協会)は何を政府に求めるのか。NABのカーティス・レジェット代表に聞いた。
(続きは本紙でレポート)
━ 今週号(5月12日号)の注目記事はコチラ ━━━━━━━━━━━━━━
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イベント「東京ドーム ROLLER DISCO!」 既存施設の多目的活用を実証 映像と照明、音で空間演出/PEX/パナソニック映像
パナソニック オペレーショナルエクセレンス(PEX)とパナソニック映像(本社=大阪市北区)は、東京・文京区の「東京ドーム ローラースケートアリーナ」において、施設の多用途展開を目的とした実証実験を実施。2日間にわたる、にぎわい創出イベント「東京ドーム ROLLER DISCO!」において、パナソニック映像はプロジェクターや照明を使った空間演出技術を提供した。
(続きは本紙でレポート)
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アウトオブホーム ディスプレーの可能性(7) トイレ個室内にデジタルサイネージ 社会課題解決型メディア展開 広告×福祉の持続可能モデルに
近年、トイレ空間に設置されるデジタルサイネージ(トイレサイネージ)が、単なる広告表示装置としての役割を超え、社会課題の解決と企業のESG(※)活動をつなぐハイブリッドメディアとして注目されている。特に生理の貧困対策と連動した事例が、全国で急速に拡大している。トイレをデジタルサイネージによって広告メディアにするサービスは、既に複数の企業が参入しているのだが、広告媒体だけではなく、社会課題の解決という目的のものが増えている。事例と併せてレポートする。
(続きは本紙でレポート)
※本紙とデジタル版は同一内容です。
2025年5月12日号 主な記事
●米放送業界の現状と課題 政府に求める制度の近代化
/NABレジェット代表に聞く
●NHK技研公開2025 進化する没入感技術、3D映像に合わせ触感・香り
●実証実験イベント「東京ドーム ROLLER DISCO!」実施
/パナソニック オペレーショナルエクセレンス、パナソニック映像
●アウトオブホーム ディスプレーの可能性(7) トイレ個室内にサイネージ
●JR西日本グループが球体LEDビジョンを大阪・京都・広島の各駅に設置
※映像新聞を年間購読するとデジタル版をご覧になれます
放送
CATV/CS
● 世田谷区ながら見守り活動に関する協定結ぶ
/J:COM世田谷
● 本牧大里町町内会と地域安全で協定/J:COM
横浜
プロダクション
● イベント「東京ドーム ROLLER DISCO!」
既存施設の多目的活用を実証/PEX、パナソ
ニック映像
● EXPO2025 バーチャル万博/IMAGICAコスモス
ペースがレンゴーブースのアニメを制作
デジタル映像
● 大阪府eスポーツ推進事業 万博連動キャン
ペーンに参画/ブロードメディアeスポーツ
インターネット/通信
● 衛星画像から土地の変化検出 共同でシステ
ムを開発/スカパー、Penetrator
● ストランダーの動画配信サービス構築システ
ム/GAORAが採用
● スカパーのCATV向け 多ch連携サービスを導
入/オプテージ
● 「TVer広告」24年度実績 売上は前年度比
221%増
プロ機器
● 大阪万博でソニーの技術と製品採用 ガンダ
ム展示、シグネチャーパビリオン
● 人とくるまのテクノロジー展 信号計測装置
やLED製品/アストロデザインが出展
● 「Emerald DESKVUE」を実演 マルチビュー
対応のKVM/ブラックボックス・ネットワー
クサービス
● 「GAORAオンデマンド」スタート 動画配信
インフラも提供/Jストリームがサイト構築
● 手術撮影用4Kカメラ発売 映像ブレ補正機能
を搭載/EIZO
ディスプレー/大型映像
● アウトオブホーム ディスプレーの可能性(7)
トイレ個室内にデジタルサイネージ
● 東急線車内の広告媒体 科学クイズ番組を放
映/東急エージェンシー
● 屋外用球体LEDビジョン稼働 大阪・京都・
広島の各駅に設置/JR西日本グループ
● 高松市でマッピングイベント実施 あなぶき
アリーナ香川/一旗がプロデュース
● 星空を見ながらクラシック 生演奏を聴く特
別追加公演/コニカミノルタプラネタリウム
業務用機器
● ホログラムで床面案内 視点によって表示が
変化/DNPが発売
統計・調査
● 有料動画配信サービス利用動向 27年には
4120万人に拡大/ICT総研が調査
総合
● 進化する没入感技術 技研公開2025 3D映像
に合わせ触覚・香り/NHK
● シーン適応型イメージング技術搭載カメラ
/NHK技研
● 番組制作環境はさらに厳しく 前年売り上げ
を半数が下回る/ATPが調査
総合
● 進化する没入感技術 技研公開2025 3D映像
に合わせ触覚・香り/NHK
● シーン適応型イメージング技術搭載カメラ
/NHK技研
● 番組制作環境はさらに厳しく 前年売り上げ
を半数が下回る/ATPが調査
イベント一覧
● アニものづくりアワード 企業・団体など異業種によるタイアップコラボ作品を募集
アニものづくりアワード実行委員会は、アニメ・マンガ作品、キャラクターなどを活用した企業・団体など、異業種によるタイアップコラボ作品を表彰する「京都アニものづくりアワード2025」を開催することを決定し、応募受付を開始した。
近年、企業がアニメ・マンガ・キャラクターを、広告やコラボ商品などのマーケティングに活用する事例が一般的になりつつある。「アニものづくりアワード」は、こうしたアニメ業界と企業とをつなぐ架け橋となり、アニメを活用した優れたコラボレーションやタイアップの取り組みを顕彰するアワードとして、2017年にスタート。これまで延べ930を超える作品の応募があり、過去7回の「アニものづくりアワード」では多くの優れた入賞作が選出された。
同アワードでは、アニメCM部門、コラボ部門、クラフトデザイン部門、インターナショナル部門、地方創生部門など6部門で選考。今年は、個人クリエイターと企業、団体、自治体とのタイアップが増えてきたことに注目し、クリエイター個人またはクリエイター同士の協業によって制作されたアニメCMなどを対象とした「個人クリエイター動画特別賞」を新設する。
応募期間は6月30日まで。対象期間は23年1月1日から25年6月30日の間に発売・公開・実施された作品。
グランプリおよび各部門の入賞作は9月20、21日に京都で開催される「京都国際マンガ・アニメフェア2025(京まふ)」で発表し、授賞式を開く予定。
【詳細】https://animono.jp
● コンテンツ関連領域のスタートアップが対象/TCICが短期集中講座
ツクリエ(東京都千代田区)が東京都から受託運営する東京コンテンツインキュベーションセンター(TCIC/東京都中野区)は、コンテンツ関連領域のスタートアップを対象とした短期集中型アクセラレーションプログラム「TCIC Pitch Campus 2025」を開催する。
「TCIC Pitch Campus 2025」は、コンテンツ分野のスタートアップで資金調達を目指す人に対して、ビジネスモデルのブラッシュアップや投資家向けピッチのスキルアップを向上するための、コンテンツ関連領域に特化した無料のアクセラレーションプログラム。プログラム期間は、6月23日-8月27日(全6回)
初回から5回目までは、コンテンツ分野の専門家であるメンター(指導者、助言者)から、ビジネスモデルやピッチに対するフィードバックを受けられる。また、各回終了後にはメンターと個別面談できる機会も設けている。
最終回の「Demo Day」では、VC(ベンチャーキャピタル)、金融機関、コンテンツ事業会社を相手にピッチを実施する。同プログラムを通して、今後のビジネスコンテストやピッチなどにおける成功確率を高めるとともに、投資家やコンテンツ事業会社とのマッチング機会を提供する。
参加対象は、コンテンツ産業で創業し、デッドまたはエクイティによる資金調達を目指している法人ならび法人設立を目指している個人。募集数は6社(者)程度。募集期間は6月5日まで。
【申し込み・詳細】https://tcic-pitchcampus2025.peatix.com
● 第40回 FMMC研究会 放送行政の取り組み報告 28日にオンラインで開催
マルチメディア振興センター(FMMC)は、「第40回FMMC研究会」を5月28日にオンラインで開く。参加無料(事前登録制)。テーマは「放送行政の悩み」。講師は、総務省 情報流通行政局 総務課長 飯倉主税氏。
動画配信サービスが全盛となり、テレビ離れが進む中、放送業界はコンプライアンスの問題も発生している。取材に裏打ちされた信頼できる情報の提供という放送の役割を、どのように維持するのかが課題だ。具体的には、最近の規制緩和、効率的なインフラに向けた取り組み、ネット配信との向き合い、放送コンテンツ強化の取り組みなどについて報告する。
【日時】5月28日/15-16時30分(終了予定)
【申し込み締切日】5月26日
【申し込み・詳細】https://www.fmmc.or.jp/activities/kenkyukai/fmmckenkyu/tabid385.html
● 山形でスピーカー試聴会 音響メーカー19社が出展 5月14、15日に開催
サウンドカーム、メイサウンドは、「第16回 東北プロオーディオスピーカー試聴会」を5月14、15日に山形県で開く。音響メーカー19社の協力のもと、生バンド演奏およびCD共通音源によりスピーカーの聴き比べをする。展示ブースでは各社の最新機器を展示する。入場無料。
【協賛会社】▽アートウィズ▽オーディオブレインズ▽オタリテック▽CES Industrial▽ソリッド・ステート・ロジック・ジャパン▽ティアック▽日本エレクトロ・ハーモニックス▽パブリックアドレス▽パルス▽Powersoft S.p.A▽ヒビノ▽ビーテック▽べステックオーディオ▽マール・サウンドシステムズ▽マス工房▽ヤマハミュージックジャパン▽リワイアー▽ルミネックスジャパン▽ローランド
【日時】5月14、15日/11-18時
【会場】やまぎん県民ホール(山形県総合文化芸術館/山形市双葉町1-2-3)
【詳細】https://www.soundcalm.com/tohoku-pasp.html