● ケーブル技術ショー2025 特集
・ ケーブル技術ショー2025が24,25日開催 東京国
際フォーラムで技術展示会
・ 各社の出展案内
2025年7月21日
総務省
衛星放送WGが再開 テーマは4K放送の位置付け
27年のBS放送免許更新視野に
2Kとのサイマル継続か“1本化”か
日本4Kコンテンツの行方も左右
━ 今週号(7月21日号)の注目記事はコチラ ━━━━━━━━━━━━━━
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ポストピークTV(4) 変わる王者モデル 成長率鈍化するSVOD 米主要事業者は広告プラン導入 広告の戦略的設計が成長の鍵 「契約獲得」から情報設計産業へ
ここ数年、「SVOD(定額制動画配信)」は映像ビジネスの王道として位置付けられてきた。ネットフリックス、ディズニープラス、HBO Max(現Max)など、数千万-1億人規模の契約者を擁するプラットフォームが市場を牽引してきたことは紛れもない事実だ。しかし、2024年以降、SVOD市場は質的変化の真っただ中にある。いまや、かつての『月額有料で広告なし』というビジネスモデルは見られない。堅調に見えるSVODの『内側』で起きている変化と、それが意味する映像ビジネスモデルの再定義について考察する。
(続きは本紙でレポート)
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転換 放送行政(3) 生成AIへの対応 いまだ消極的なコンテンツ事業者 可処分時間を生成AIが奪う 出遅れが致命的損失に
放送行政が「放送ビジネスからコンテンツビジネスへ」と転換を始めた。フジテレビ問題を機にテレビ局のガバナンス問題も行政の俎上(そじょう)に上っている。そしてもう1つが、日本でも社会に実装され始めた生成AIで、政府も新たなテクノロジーに対応し始めた。映像ビジネスにも影響は決して小さくない。例えばアニメの制作費は劇的に低減する。コンテンツビジネスの一段の成長を狙う政府としては、産業育成と外貨獲得の視点から、業界を誘導しようとしている。生成AIとメディアの関係を考える。
(続きは本紙でレポート)
※本紙とデジタル版は同一内容です。
2025年7月21日号 主な記事
●ケーブル技術ショー2025 特集
●衛星放送WGが再開 テーマは4K放送の位置付け/総務省
●コンテンツ東京が開催/制作機器やモーキャプシステムなど出展
●POSTピークTV(4) 成長率鈍化するSVOD
●転換 放送行政(3) 生成AIへの対応/いまだ消極的なコンテンツ事業者
●世界を魅了する韓国エンタメの躍進(上) 国の政策でコンテンツ産業が発展
●アウトオブホーム ディスプレーの可能性(10) デジタルサイネージは
「情報」から「体験」へ 大阪万博が映し出す進化の最前線
※映像新聞を年間購読するとデジタル版をご覧になれます
特集
コンテンツビジネス
● コンテンツ東京が開催 制作機器やモーキャプシ
ステムなど出展
● 世界を魅了する韓国エンタメの躍進(上)/国の政
策でコンテンツ産業が発展
放送
● 衛星放送WGが再開 テーマは4K放送の位置付け/
総務省
● 「夢中」の研究第1弾 何が体験活性化できるか
を深掘り/WOWOW
デジタル映像
● イマーシブ体感型デジタルアート 名古屋で「動
き出す妖怪展」/一旗がプロデュースを担当
インターネット/通信
● 動画配信PF利用実態把握できるサービス/ビデオ
リサーチ
プロ機器
● 「AuraBroadcaster」 複数デバイスに音声を同
時配信/ヒビノ
● 音声をNDI上で一括管理 Vizのハード製品を発売
/アスク
● Muxlab製モニター HDMI/3G入力に対応/ジャパ
ンマテリアル
● ウインドウズOS搭載のサイネージ再生機を発売
/ジャパンマテリアル
● MagStor製LTOドライブ Thunderbolt3/USB4に対
応/VGIが取り扱い
● 制作周辺機器を拡充 高性能ショットガンマイク
など/ソニー
ディスプレー/大型映像
● アウトオブホーム ディスプレーの可能性(10)
デジタルサイネージは
「情報」から「体験」へ 大阪万博が映し出す進
化の最前線
映画/番組/CM
● 映画「長崎 -閃光の影で-」 原爆投下により平
和な日常が一瞬に崩壊
総合
● 衛星放送協会 定時総会 滝山会長 新たな販路
を開拓
● ロボットが収録に同行する日 機材積み込みレ
ポーター追尾
イベント一覧
● 地域課題解決に向けた活動 中海テレビ放送の取り組み報告 /CRIオンラインセミナー
ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第56回オンラインセミナー(Zoom使用)として、「中海テレビ放送『Chukaiトライセクター・ラボ』の活動 自治体消滅回避がケーブルテレビ最大の生き残り策」を8月5日に開く
講師は、中海テレビ放送(鳥取県米子市)地域創造本部地域づくり推進部Chukaiトライセクター・ラボ長の上保裕典氏。同社では、公共・民間・市民社会という3つのセクターの枠を越えて、協調と共創の取り組みが必要と考え、「持続可能な地域づくりと豊かな生活の創造に貢献」を目的として、2022年に「Chukaiトライセクター・ラボ」を社内に発足した。
具体的な取り組みは、①施策立案:地域の課題を発見し、課題解決に向けた施策の立案、②調査・研究:地域特性を踏まえた地域の課題分析、多様なステークホルダーとの共同研究、③人材育成:地域・社会の課題をジブンゴトとしてとらえ、自らが考え動く「考動人材」の育成–となっている。
また、市民に向けて、毎月1回、自社ニュース番組の1コーナーで『SEEDS~未来を読み解く~』を放送し、地域で起きている問題やこれから直面する課題について上保氏が解説している。今回のセミナーでは、こうした同社の活動を報告する。
【日時】8月5日/13時30分-15時(終了予定)
【参加費】CRI会員4000円、非会員8000円
【詳細】https://cri-info.jp/20250715_8341
● 展覧会「映画監督森田芳光」を開催 /国立映画アーカイブ
国立映画アーカイブは、
展覧会「映画監督 森田芳光」を8月12日から開催する。2026年に没後15年を迎える森田芳光監督の回顧展。本人の愛蔵品や劇中で使われた小道具など、森田氏が送り出した多彩な映画作品にまつわる資料を幅広く取り上げる。
【会期】8月12日-11月30日(休室:月曜日、8月26日-9月5日、10月7-12日)
【観覧料】一般500円
【会場】国立映画アーカイブ 展示室(東京都中央区京橋3-7-6)
【詳細】https://www.nfaj.go.jp/exhibition/morita2025
● 創作イベント「みんなで作ろう!夏休みコマ撮りアニメ体験ワークショップ」
◇創作イベント「みんなで作ろう!夏休みコマ撮りアニメ体験ワークショップ」
フェローズが8月9日に東京・恵比寿で開く小学生向けイベント。柔らかいモールでキャラクターを作り、アプリ「KOMA KOMA」でアニメーションを制作。教育分野とアニメ制作の両方に精通し、子供向け創作指導の実績も豊富な元テレコム・アニメーションフィルム社長の竹内孝次氏を講師に迎える。
イベントでは、子供が「好き」という気持ちを大切にし、表現力や観察力、協調性を育む場を提供。次世代のクリエイター育成を目指す。
対象は、小学校3-6年生(保護者同伴必須=定員1人まで)で定員は6-20名。参加費は5000円。申し込み期限は8月8日14時。
【日時】8月9日/14-17時
【会場】フェローズ本社(東京都渋谷区恵比寿西1-7-7 EBSビル7階)
【詳細】https://peatix.com/event/4464934/view
● ルミエール・ジャパン・アワード 先進映像コンテンツ募集 3D・4K・8K・VRの4部門
先進映像協会 日本部会(AIS-J)は、国内で制作・公開された優れた先進映像コンテンツを表彰する「ルミエール・ジャパン・アワード2025」の作品募集を7月22日から開始する。
ルミエール・ジャパン・アワードは、良質なコンテンツの拡大と品質向上を目的として、AIS-Jが2011年から実施している表彰活動。
募集するのは「3D」「4K」「8K」「VR」の4部門。映像作品は、2024年9月1日から25年8月31日の期間に、有償・無償を問わず国内で上映、放送、配信、発売、発表などの手段を通して社会的に利活用された作品か、今後の利活用が決定している作品。いずれも静止画と成人向け作品を除く。
応募資格は、作品の著作権者である企業・団体、もしくは作品にかかわりのある企業・団体が著作権者に了解を得た人。
募集(エントリー)期間は8月31日まで(出品料あり)。受賞作品には、AIS米国本部主催「AIS Creative Arts International Awards」へのエントリー権が与えられる。
評価(審査)結果内示は10月下旬の予定。受賞作品は11月19日に「Inter BEE 2025」(幕張メッセ)の会場で発表を予定している。
各部門の条件は次のとおり。
[3D部門] 3D(立体)映像作品。2Dと3Dが混在する作品の場合は、作品全尺の50%以上が3D映像であること。作品の長さは問わない
[4K部門] 4Kの2D映像作品
[8K部門] 8Kの2D映像作品
[VR部門] 一般に、360度映像あるいはノンゲーム系VRに分類される作品
【詳細】https://advancedimagingsociety.jp/award/entry2025_3d.html