2025年8月18日

総務省 衛星放送WG再開
どうなる「4K放送の在り方」
民放の意向を反映するかが焦点

無視できないショッピング2社の貢献
総務省は難しい舵取りに

━ 今週号(8月18日号)の注目記事はコチラ ━━━━━━━━━━━━━━

TV広告最前線(2) キー局1Q決算に見る変化 300億円分のCMはどこへ 埋め切れなったフジの穴 TV CMへの厳しい評価の現れか
 キー5局の今年度第1四半期(1Q)の決算が出そろった。連結では4局が増収増益でフジテレビが減収・営業赤字。単体でも4局が増収増益だった。フジに対する広告スポンサーの見方は想定を上回る厳しさだったが、ここで注目されるのは、フジに出稿されなかった300億円近いCMはどこに行ったのかという点だ。一部は他4局に流れたものの、その総量はフジ減少分の半分にも満たない。テレビ広告自体が厳しい局面に入っている可能性がある。民放キー5局の決算を深堀りする。(続きは本紙でレポート)

アウトオブホーム ディスプレーの可能性(12) デジタルサイネージ設置の課題 高まる施工・法規対応の重要性 耐風・耐震設計や安全対策など
 デジタルサイネージ市場は、世界的にも日本国内でも急速に拡大している。IMARC Groupの調査によれば、日本市場は2024年の約2527億円から33年には約5246億円に達し、年平均成長率は8.4%に上る見通しだ。特にLEDディスプレーによる都市や商業施設におけるサイネージ活用はますます一般化していく。しかし、市場の急成長の裏側では、導入現場における施工・法規対応の重要性がかつてないほど高まっている。大型LEDディスプレーや複雑な構造物を伴うサイネージの普及は、単にスクリーンを設置するだけでは済まない課題を伴うのだ。(続きは本紙でレポート)

北海道ボールパークFビレッジ 電通が展開するスポーツビジネス 「まちづくり」コンセプトに 地域経済の活性化にも寄与
 2023年3月に開業した北海道ボールパークFビレッジ(北海道北広島市/以下、Fビレッジ)が、今年7月13日に来場者累計1000万人を達成した。単なる野球場にとどまらない「まちづくり」をコンセプトに掲げ、ファイターズ スポーツ&エンターテイメント(以下、ファイターズ)とともにボールパーク作りに携わったのが、大手広告代理店の電通である。構想段階から準備会社設立を含め関与し、従来のスポーツ施設の常識を覆すこの挑戦は、観客へのサービス向上はもちろん、地域経済の活性化にも寄与するものとして注目されている。Fビレッジについて、現在担当しているスポーツビジネスソリューション局チーフ・ディレクターの豊田泰史氏に聞いた。(続きは本紙でレポート)

※本紙とデジタル版は同一内容です。

2025年8月18日号 主な記事

 ●どうなる「4K放送の在り方」 民放の意向を反映するかが焦点/総務省 衛星放送WG再開
 ●「TV広告最前線(2) キー局1Q決算に見る変化」300億円分のCMはどこへ
 ●ケーブル技術ショー2025レポート(3)
 ●ベストプロモーション大賞、番組アワード発表/地域社会に根差した活動を顕彰
 ●アウトオブホーム ディスプレーの可能性(12) 設置の課題/高まる施工・法規対応の重要性
 ●電通が展開するスポーツビジネス/北海道ボールパークFビレッジ「まちづくり」をコンセプトに

コンテンツビジネス

● 北海道ボールパークFビレッジ 電通が展開する
  スポーツビジネス

放送

● どうなる「4K放送の在り方」 民放の意向を
  反映するかが焦点/総務省 衛星放送WG再開

CATV/CS

● ケーブル技術ショー レポート
 ・局被災時のリモート対応 サポートの体制を強
  化/SCN
 ・各種監視システムを実演 オンプレ&クラウド
  にも/トラフィック・シム
 ・クラウド連携を提案 ソニー新カメラも発表
  /ブレーンズ・システム
 ・視聴状況Webで可視化 コミチャン分析ツール
  /TVS REGZA
 ・エンド・ツー・エンド CATVのフローをデモ
  /イノコス

プロダクション

● 「スペースツアーズ」を企画制作 子どもが宇
  宙を冒険する体験型/TREE Digital Studio

プロ機器

● URSA Cine 17K 65を披露 THALIAレンズなど使
  用/ブラックマジックデザイン
● 「 MKH8018 」 1本で3種のステレオ方式に対応
  ショットガンマイクを発売
  /ゼンハイザージャパン
● ALEXA35進化版を発表 ハイスピード収録に対応
  /ARRI

映画/番組/CM

● 映画「アイム・スティル・ヒア」 政治混乱期
  の中を生きる一家族の実話

家電/民生機器

● 「GTUNE」 ミニタワーの筐体を刷新 レッドで
  カラーリング/マウスコンピューター

総合

● 山形新幹線で発生した一斉故障 設計と異なる
  部品特性が招く危機
● デジタルコンテンツ協会「TechBiz2025」 8件
  が支援技術として採択
● ベストプロモーション大賞/番組アワード 日
  本ケーブルテレビ連盟が発表
  ・宮古テレビ「不法投棄」に警鐘

イベント一覧

● 三信電気 28、29日に内覧会を開く ブラックマジック製品に焦点

三信電気は、ブラックマジックデザインの収録システム「HyperDeck Extreme 8K HDR」と「リプレイシステム」に焦点を当てた内覧会を、8月28、29日に同社ショールームで開催する。
「HyperDeck Extreme 8K HDR」は、8K解像度での収録と再生を可能にする多機能放送デッキで、ライブプロダクションやアーカイブ作業にも適している。
一方、ブラックマジックデザインの「リプレイシステム」は、複数のHyperDeckレコーダーとネットワークストレージ「Blackmagic Cloud Store」を組み合わせることで、低コストで柔軟なリプレイ構成を実現する。
ダビンチリゾルブを再生エンジンとして活用し、マルチアングル再生や迅速な編集に対応している点が特徴だ。
今回は、この収録システムとリプレイシステムを実際に体験できる貴重な機会となる。内覧会は、1枠90分で28日と29日の2日間に7回にわたって開かれる(事前予約制)。
【日時】8月28日/10時30分、13時、14時30分、16時(4回開催)、29日/10時30分、13時、14時30分(3回開催)
【会場】三信電気ショールーム(東京都港区芝4-4-12)
【主催】三信電気 ソリューション営業本部 映像システム営業部
【問い合わせ】TEL:03-5484-7270/Eメール=mailto:eizo-info@sanshin.co.jp

定期購読についてはこちら毎月4回(月曜)発行

映像新聞を年間購読すると、デジタル版もご覧になれます。
デジタル版は最大5端末までのログインが可能です。

映像新聞は、放送やブロードバンド、デジタルコンテンツプロダクション、映像制作者など映像業界へ向け、ビジネスとテクノロジーの両視点で情報を発信しているビジネスを熱くする専門紙です。
さらに詳しい記事・画像は本紙でご覧いただけます

ご購読のお申込みはこちら

お知らせ

映像新聞からのお知らせ

ご購読のお申込みはこちら[毎月4回(月曜)発行]