● 中継局共同利用準備会社「J-BN」 9月にサー
ビス年間利用の概算料金
● MoIP制作設備 統合監視 テレビ北海道と共同
で実証実験/Zabbix Japan
2025年8月25日
中継局共同利用準備会社「J-BN」
9月にサービス年間利用の概算料金
放送事業者最終判断の材料に
CATVのBB代替には厳しさ
IPユニキャストにも不透明感
━ 今週号(8月25日号)の注目記事はコチラ ━━━━━━━━━━━━━━
■
パナソニック映像は、法人向けショールーム「Panasonic Visuals LAB」を新設。幅約5メートルの大型スクリーンを設置し、プロジェクションマッピングを活用した空間演出や映像に関する顧客の課題解決を目指す〈詳細2面〉(続きは本紙でレポート)
■
TV広告最前線(3) キー局1Q決算に見る変化 異なるCM戦略 独走日テレにテレビ離れの影響 中高年に強いテレ朝、テレ東は安定 新指標のTBSも好調を維持
2025年度第1四半期(1Q)決算は、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京の4局が連結・単体ともに増収増益となった。そこには戦略に応じた差も見える。広告収入トップの日本テレビは、ここ数年伸び率が低下しているが、対照的なのがテレビ朝日で、この1年は特に好調だった。TBSは視聴率の新指標である「LTV4-59」(4-59歳の個人視聴率)で収入もまずまずだ。ただし、フジの穴を全て埋めるには至っていない。今回は各局の実情を追う。(続きは本紙でレポート)
※本紙とデジタル版は同一内容です。
2025年8月25日号 主な記事
●中継局共同利用準備会社「J-BN」 9月にサービス年間利用の概算料金
●Zabbix Japanがテレビ北海道と共同でMoIP実証実験/放送局全体のIPシステムを可視化へ
●「Panasonic Visuals LAB」を新設 空間演出における映像効果を訴求/パナソニック映像
●「TV広告最前線(3) キー局1Q 決算に見る変化」独走日テレにテレビ離れの影響
●ケーブル技術ショー2025レポート(4) CATV事業各社も出展/新ビジネスや解約抑止策を提案
※映像新聞を年間購読するとデジタル版をご覧になれます
放送
CATV/CS
● ケーブル技術ショー レポート CATV事業各社
も出展 新ビジネスや解約抑
止策を提案
● NCV「ロコテレ」と連携 地域メディアの活性
化を支援/メディアキャスト
● 富山の伝統的な行事の模様 「ロコテレ」でラ
イブ配信/NCV、CTT
● ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム
/JCOMが冠スポンサー
● 連盟北陸支部、技術協会中部支部がケーブルテ
レビ功労者表彰受賞
能登被災地域の復興で功績
プロダクション
● 「Panasonic Visuals LAB」を新設 空間演出
における映像効果を訴求/パナソニック映像
インターネット/通信
● Mrs. GREEN APPLEの新エンタメイベント初開催
を配信 9月14日から/TVer
プロ機器
● ダビンチリゾルブ20.1を公開 アップルイマー
シブビデオに対応
/ブラックマジックデザイン
● Vizの新入出力デバイス ST2110、NDI、SDIを
柔軟に相互接続/アスク
● 米社がFA-1616導入 大型中継車を更新/朋栄
● EOS用配信ソフトを公開 1080p/60fpsに対応
/キヤノンマーケティングジャパン
● 創立80周年モデルのマイクロホンを発売/ゼン
ハイザージャパン
● LOGIC JAM放送機材展2025
・共有ストレージサーバーなど/伊藤忠ケーブル
システムが出展
・機能統合型ライブ制作 ソリューションを展示
/朋栄
ディスプレー/大型映像
屋外広告の新たな可能性開拓 地域密着型と全
国メディアを統合
/セイビ堂とLIVE BOARDが連携
● 万博の長野県出展ブース 技術・機材提供し没
入体験/セイコーエプソン
● 独自のLEDシステム 多様な領域で事業展開へ
/コニカミノルタ
映画/番組/CM
● 「5時に夢中!」放送5000回 記念番組を公開
生放送/TOKYO MX
● 「コンフィデンスマンJP」 韓国でリメイク版
Prime Videoで世界配信も/フジテレビ
家電/民生機器
● RTX5070搭載のモバイルゲームPC/マウスコン
ピューター
統計・調査
● 「アニメ制作市場」動態調査 24年市場規模は
過去最高を記録/帝国データバンクが実施
総合
● クリエイティブ事業のグローバル展開を強化
/DNP
● 渋谷で開催のロックフェス実行委員会にJDSが
参画
● カメラコーナーなどを一新 クリエイター創作
活動の支援も/ソニーストア 銀座、福岡天神
イベント一覧
● 生成AIを活用した映画制作 映画監督らが最新状況を報告/DCAJオンラインセミナー
デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、生成AIを活用した映画制作、および日本初のAI国際映画祭の開催に関する無料オンラインセミナー「生成AIを活用した映画制作の最前線~映画監督と日本初AI国際映画祭主宰が語る未来の映像クリエイション~」(Zoom使用)を9月1日に開く。
AI映画『グランマレビト』の映画監督である山口ヒロキ氏、「AI 日本国際映画祭」(AI Film Festival Japan 2025)の代表理事を務める池田裕行氏、および、ガウマピクスのプロダクションマネージャーである寺嶋千景氏が、生成AIを実際の映像制作プロセスに取り入れた具体的な手法や、AIを用いた映画製作に関する今後の可能性などについて講演する。
内容は、①AI映画『グランマレビト』の制作過程、②スマホからスクリーンへ ~日本初 AI映画祭11月開催へ~、③トークセッション、④質疑応答。
AI映画最新作『グランマレビト』は、8月29日からアップリンク吉祥寺(東京都武蔵野市)で公開を開始(オムニバス映画『ジェネレイドスコープ』の1編として上映)。そして、「AI日本国際映画祭」は、FilmFreeway公認の日本第1号AI映画祭で11月2、3日に東京都千代田区のTokyo Innovation Base(TiB)で開催の予定。映画祭は、コンテスト作品のエントリーを9月30日まで受け付けている。
【日時】9月1日/16時-17時20分
【参加費】無料
【申し込み】https://dcajseminar250901.peatix.com
● CATVの基礎技術を学ぶ FTTH、PONなど解説/CRIオンラインセミナー
ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第57回CRIオンラインセミナーとして「FTTH&デジタル基礎講座~いまさら聞けない入門編~」と題し、90分講義を2回に分けて実施。前編(第1回)を9月5日に開く(Zoom使用)。後編(第2回)は、10月10日の予定。
対象は、CATV局の新入社員(特に技術部配属)はじめ、営業経験者、通信は強いが放送や伝送路には弱いという技術者、また他の事業からの新経営者までをカバーする。
講師は、ケーブルコンシェルジュBAN/伴泰次氏(元日本CATV技術協会理事、規格標準化委員)。
◆主な講義内容〈前編〉
[CATVのポジション] 放送および通信の加入者数とRGU、放送業界の売上比較、ブロードバンド加入数の比較
[HFCシステムの概要] HFCネットワークの発展と課題、FTTHへの移行
[PONシステム] メディアコンバーターからGE-PON、10G-EPONへ
[光ファイバー] 光ファイバーの構造と接続技術
[FTTHシステムの構成要素] FTTHの構成部品、光分配器、クロージャ、引込宅内配線
【日時】9月5日/13時30分-15時
【参加費】CRI会員4000円、非会員8000円
【詳細】https://cri-info.jp/20250818_8361
● 大阪「SAKISHIMA LIGHTING ART」 若手クリエイターのレーザーマッピング10作品を選出上映
大阪・関西万博の開催期間に合わせ、さきしまコスモタワー(大阪府咲洲庁舎)の北側外壁の一部をレーザーマッピングで彩る光のアートイベント「SAKISHIMA LIGHTING ART」では、29歳以下の若手クリエイターを対象に公募したレーザーマッピング作品から10作品を選出し、10月13日まで上映している。
このプロジェクトでは、映像やアート業界を志す若手クリエイターに創作・発表の場を提供することを目的の1つとして、大阪・関西万博のテーマ『いのち輝く未来社会のデザイン』に基づき、「いのち」「未来」「輝き」から連想する映像作品を公募した。
今回、若手クリエイターや学生など全国からエントリーした30組(個人・チーム混合)の中から10作品を選出。「レーザーマッピングという限られた表現手法や技術的制約の中で、創意工夫が凝らされた力作がそろった」という。視覚的な美しさだけでなく、作品のコンセプトや物語性にも重点が置かれ、若手クリエイターの発想力と挑戦心を感じられる内容となっている。
「SAKISHIMA LIGHTING ART」は、大阪ベイエリアのランドマークである、さきしまコスモタワーを光のアートで彩る、国内最大級規模のレーザーマッピングイベント。季節ごとに変わるレーザーマッピングと万博カラーをイメージしたレーザーマッピングの演出、万博の「ナショナルデー」に合わせて国旗をイメージしたライトアップを実施している。