イベント

2020/05/112020年5月11日

● TIFFCOMで新たな企画マーケット プロジェクトの募集を開始 資金確保の交渉機会提供

今年の「TIFFCOM2020-the Marketplace for film and TV in Asia-(第33回東京国際映画祭〈TIFF〉併設ビジネス・コンテンツマーケット)」では、11月4-6日に新たな企画マーケット「TOKYO Gap-Financing Market(TGFM)」が開かれることが決定。5月1日からプロジェクト募集を開始した。応募締め切りは7月1日。
TGFMは、世界で活躍するプロフェッショナル(プロデューサー、セールスエージェント、配給会社、金融業者、放送局、投資家など)を招待し、あらかじめ選抜された最大20の日本、アジアおよび国際プロジェクトと1対1のミーティングを設定する。対象となるプロジェクトは、劇場公開を想定した長編映画およびTVシリーズで、いずれもフィクションとアニメーション(ジャンルの制限はない)。
各プロジェクトはミーティングを通じて資金を確保し、さらにTIFFおよびTIFFCOM2020において、広範なネットワーキングの機会を得ることができる。TGFMのサポートにより、プロジェクトが軌道に乗り、より多くの作品が生まれること、さらにはTIFF、TIFFCOMをはじめとした世界の映画祭およびマーケットで発表される質の高い作品が誕生することを目標としている。
この種のイベントにおいては、プロデューサーと出資済みパートナーに高いレベルの守秘義務が要求される。そのため、第1回のプロジェクトのラインアップは、TGFMが厳選したプロフェッショナルに送られ、彼らのマーケットへの登録を促す。
各プロジェクトの詳細情報は、9月末までに登録済みのプロフェッショナルに送られ、希望するプロジェクトのプロデューサーと1対1のミーティング(30分)をリクエストする資格が与えられる。
TGFMは、参加者と会議スロットの空き状況に応じてこれらの会議を設定。各参加者は、イベントの数日前に個別の会議スケジュールを受け取ることになる。
なお、申請資格として、ディレクターは、その分野で短編、長編、テレビ映画、シリーズなどの学術的または監督としての経験が必要。プロデューサーは、プロデュースおよび国際共同製作の実績が必須。
【詳細】www.jcs.tokyo/ja/news/newsletter/2020_market


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