イベント

2023/10/22023年10月2日

● 「Canon EXPO 2023」開催 最新製品・サービス展示 新たな社会の可能性を示す

キヤノンは、10月19、20日の2日間、「Canon EXPO 2023」を横浜市西区のパシフィコ横浜ノースで開く。『Future Focused.Always.~未来の可能性を、ひろげ続けよう~』をスローガンに、製品やサービスとそれを支える技術が実現する現在から未来の社会を表すと共に、パートナーとの共創を加速させる場となる。
「Canon EXPO」は、新製品や将来技術を展示し、キヤノングループの目指す方向性を示す場として、2000年から定期的に開催してきた。5回目となる今回は、時代の要請やビジネス環境の変化に適応し、事業ポートフォリオを大きく転換しつつある姿や、最新の製品やサービス、それを支える技術、社会へ貢献するソリューションを展示する。
さらに、ホリスティック(複合的)な開発環境から生まれるイノベーションの種を、新領域へ展開するとともに、パートナーとの共創の可能性を示す。生まれ変わったキヤノンの姿、そしてこれからも変化し続ける姿を披露する。
展示会は、「コアコンピタンスの丘」(製品展示)、「ソリューションの広場」(ユースシーン展示)、「ホリスティックの森」(技術展示)、「シナジーの泉」(新領域展示)の4つのゾーンで展開する。入場無料(事前登録制)。
なお、展示会場のパシフィコ横浜ノースの施設内会議室において、20を超える各種セミナーを開く。
なお、基調講演(招待制)や展示する内容の一部は、オフィシャルサイトを通じてオンラインでも会期後に視聴できる。
◆展示会
【日時】10月19、20日/10-18時(最終入場17時)
【会場】パシフィコ横浜ノース(横浜市西区みなとみらい1-1-2)
【詳細】https://expo.canon/welcome/


● IBC2023の報告 セミナーを6日に開く AIへの取り組みも/アビッド

アビッドテクノロジーは、10月6日にセミナー「Avid Post IBC2023」を4年ぶりに開く。今回は都内のリアル会場とオンラインのハイブリッドで実施する。参加無料。
IBC2023で発表された最新情報を中心に、クラウドサービスや制作効率を向上させる最新ワークフローについて説明。また、今後リリース予定の製品の技術プレビューも披露する。
また、アビッド製品のアーキテクチャーとテクノロジー戦略を担当する技術部門責任者のシャイレンドラ・マーサー氏が来日。特別講演として、アビッドのAIへの取り組みであるAvid Ada(エイダ)テクノロジーについて解説する。
【日時】10月6日/14-16時
【会場】東京虎ノ門グローバルスクエア コンファレンス(東京都港区虎ノ門1-3-1)またはオンライン(Zoomウェビナー)
【詳細】https://connect.avid.com/postibc2023_jp.html


● 第36回東京国際映画祭 上映ラインアップを発表 ナビゲーターに安藤桃子監督

「第36回東京国際映画祭」のラインアップ発表記者会見が、9月27日に東京都千代田区の日比谷ミッドタウンで開かれた。ゲストとして、フェスティバル・ナビゲーターの安藤桃子監督とコンペティション作品監督の中から小辻陽平、富名哲也の各監督が登壇した。
今年の映画祭は、10月23日-11月1日の10日間、昨年に引き続き日比谷、有楽町、丸の内、銀座の各地区で開催される。また、昨年同様にオープニングのレッドカーペットを日比谷仲通りで実施予定だ。
映画祭併設のマーケット「TIFFCOM」は、10月25-27日の3日間開催。今年は、総勢約600人以上の海外ゲスト招へい予定で、コロナ禍では積極的に実施ができなかった「交流ラウンジ」などの映画人の交流の場を充実させ、世界中の映画人とファンとの交流が活性化していく。
東京国際映画祭チェアマンの安藤裕康氏は「今年の作品数は219本(昨年は174本)となり約25%増えた。国際交流も強化する。関連イベントでは小津安二郎監督の誕生120周年で、小津監督のほぼ全作に近い35本を上映。今後の方向性として、アジアの国々との連携を強化してアジアの映画祭としての特色を出す」と話した。
昨年まで俳優が歴任してきた「アンバサダー」を、映画祭をより楽しんでもらうための案内人である「ナビゲーター」という肩書きに名を変え、同ナビゲーターに就任した安藤監督があいさつした。安藤氏は「今年からナビゲーターという肩書きに変わり、すごく大きな東京国際映画祭の指針にも感じられた。ぶっ飛ぶほどに光栄に感じた」と述べた。
その後、プログラミング・ディレクターの市山尚三氏から「コンペティション部門」15作品の紹介に続き、「コンペティション部門」に選ばれた日本映画3作品を発表し、うち『曖昧な楽園』の小辻陽平監督、『わたくしどもは。』の富名哲也監督が登壇した。
小辻監督は「この作品のきっかけは、祖父の最期の時間を元にした。曖昧で漠然とした瞬間を写したいと考え、実際の人生に近いような複雑であり、漠然とした感覚に近い映画になれたらと思って作った」と語っていた。
富名監督は「『わたくしどもは。』は新潟県の佐渡島で撮った。1作目『Blue Wind Blows』も佐渡島で撮っており、メイン舞台の佐渡金山を初めて訪れた時、その場所から得たインスピレーションを受けたものを映画にした。東京から新潟に移住し本気で作品作りに取り組んでいる」と作品に込めた思いを語った。
なお、公開された映画祭の公式ポスターには、ナビゲーターを務める安藤監督と父親である俳優の奥田瑛二のツーショットが使われている。
【詳細】https://2023.tiff-jp.net/ja/


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