● 第10回「関西放送機器展」が開催 大阪南港ATCホールで7月2、3日 展示会、講演・セミナーで最新情報
今回で第10回を迎える「関西放送機器展」が、7月2、3日に大阪市住之江区の大阪南港ATCホールで開催される。主催は、アジア太平洋トレードセンター、テレビ大阪、テレビ大阪エクスプロで構成する関西放送機器展実行委員会。
機器展会場では、撮影・編集・照明・音響・通信技術など、出展企業各社の最新機器やサービスが展示され、実機を一堂に見て・触れて・体験できるイベントとなっている。
また、総務省・基調講演をはじめ、最新情報や実例も交えた主催者企画の特別講演や出展者セミナーも開かれる。入場無料(事前登録制)。
講演内容は次のとおり。
◆基調講演
「放送技術政策の最新動向」(総務省 情報流通行政局放送技術課長/村上聡氏)
◆特別講演
「NAB Show 2025報告:AIが加速するコンテンツビジネス』(映像新聞社 論説委員室論説委員、PH.D/杉沼浩司)
「IOWN構想と放送業界におけるリモートプロダクションの取組について(仮)」(NTTビジネスソリューションズ バリューデザイン部ソーシャルイノベーション部門社会基盤ビジネス担当担当課長/吉田達也氏、NTT西日本 デジタル革新本部技術革新部IOWN推進室担当課長/磯部智宏氏)
◆日本映画テレビ技術協会presents 特別講演
「ACN EXPO EKIDEN 2025『0からのスタートと工夫』」(朝日放送テレビ 技術局制作技術部リーダー/長野允耶氏、朝日放送 テレビ技術局制作技術部リーダー/細川圭吾氏)
「万博開幕を飾るオープニングイベント ~1万人の第九 EXPO2025成功とIOWN活用ST2110-20/30リモートプロダクション~」(毎日放送 総合技術局制作技術センターエキスパート/田中聖二氏、毎日放送 総合技術局制作技術センター副部長/市川充史氏、毎日放送経営戦略局DX推進部/樋口達大氏)
「テレビ業界特化のベンチャーから見るAI活用最前線『それ、生成AIだけで大丈夫?』」(NAXA代表取締役/中村将也氏、アマゾンウェブサービスジャパン ソリューションアーキテクト小南英司氏)
【日時】7月2、3日/10-17時
【会場】大阪南港ATCホール(大阪市住之江区南港北2-1-10)
【詳細】https://www.tv-osaka.co.jp/kbe/
● AI作品の展示即売会 幅広いジャンルから出品募集/サードウェーブが11月に開く
サードウェーブは、今年11月8日に開催するAI作品の展示即売会「AIクリエイターズマーケット」の出展受付を開始した。
「AIクリエイターズマーケット」とは、AIを用いて制作したモノの展示販売をするイベント。AIを使用して作った画像や動画、音楽、書籍、漫画、アクセサリー、グッズ、アプリ、ゲームの他、AIを搭載したデバイスや玩具・遊具も含まれる。さらにはAIをより便利に、簡単に、楽しく使うためのツール類やAIに関する解説書や同人誌などが対象となる。
場所は、「AIフェスティバル2025 Powered by THIRDWAVE」内の特設会場。既にAIクリエイターとして活躍中のプロ、自身の制作物の発表の場を探しているアマチュアなど、参加にプロアマの制限はない。個人・法人ともに出展可能で、展示のみでも参加できる。グループであれば最大3人まで。
出展費は2000円。申し込み受付期間は、7月31日(申し込みにはドスパラ会員番号が必要=取得無料)なお、応募者多数の場合は抽選となる。
◆実施要項
【日時】11月8日/10-17時
【会場】ベルサール秋葉原(東京都千代田区外神田3-12-8 住友不動産秋葉原ビル)
【詳細】AIフェスティバル 2025 Powered by THIRDWAVE特設サイト(https://www.aifestival.jp/)内「AIクリエイターズマーケット」コーナー
● 韓国エンタメの秘密を探る 制作環境の影響など考察/C&R社オンラインセミナー
クリーク・アンド・リバー社(C&R社)は、無料のオンラインセミナー「韓国映画の進化とその背景~あっという間に日本を上回った韓国エンタメの秘密を探る~」を6月19日に開く。
同セミナーでは韓国映画の歴史とその進化、韓国のコンテンツ制作環境や労働条件が作品の質に与える影響について考察する。韓国のエンタメ業界の進化や日本との違いを学び、これからの制作活動や後進育成などのヒントになる。
講師は、日本工学院専門学校クリエイターズカレッジ教員の高澤敦博氏。
◆セミナーの内容=①韓国映画の黎明期、②日本のテレビと韓国のテレビドラマ、③帰国した留学生、そして大学で育った人材が与えた影響とは、④日本と韓国の教育環境の差、⑤2010年以降の韓国エンタメ業界の激動、⑥日本のエンタメ古往今来
【日時】6月19日/19-20時
【定員】60人
【詳細】https://www.creativevillage.ne.jp/category/crv_event/160072/
● 上映企画「返還映画コレクション③-第二次・劇映画編」/国立映画アーカイブ
◇国立映画アーカイブ/上映企画「返還映画コレクション③-第二次・劇映画編」
アメリカ議会図書館から1968年に返還を受けた、日本の映画界が臨戦体制に入った1937年から太平洋戦争末期の1944年までの作品を中心とし、29プログラム(31作品)に編成して上映する(有料)。
【会期】7月15日-8月24日(月曜休館)
【会場】国立映画アーカイブ(東京都中央区京橋3-7-6)
【詳細】https://www.nfaj.go.jp