2023年4月3日

クープ
「杉並スタジオ Station Side」 アニメ編集新拠点を開設
オンライン/オフライン編集室完備
関連会社リアル・ティとの共同設備
グループでアニメ制作をサポート

 クープ(東京都港区)は3日、アニメーション編集の需要増加に対応するため、キュー・テック スタジオのアニメ編集新拠点「杉並スタジオ Station Side」を杉並区成田東に開設した。これにより、同社アニメ編集室は赤坂の2室、杉並の4室と合わせ計8室が稼働することになった。顧客の要望にグループ全体で応えていく。 〈続きは本紙で〉

2023年4月3日号 主な記事

 ●NHK BS4K「ワイルドライフ」を90分に拡大
 ●BS右旋4K放送事業者公募で総務省が説明会
 ●日本デジタル配信が高臨場感音響でライブ中継/松竹グループと協創プロジェクト
 ●米インテル共同創業者ムーア博士を追悼/半導体産業発展の指針となった法則考案
 ●シャープと台湾・イーインク社が「電子ポスター」分野で協業

放送

● BS4Kの番組拡充 『ワイルドライフ』90分に/NHK
● BS右旋4K放送事業者公募/BS右旋4K放送事業者公募

CATV/CS

● 東急の連結子会社 イッツコムが吸収合併 スマートホームを進化
● SDGメディア・コンパクトに加盟/東京ケーブルネットワーク
● 神戸市立王子動物園応援番組の放送開始/ジェイコムウエスト

プロダクション

● 「杉並スタジオ Station Side」 アニメ編集新拠点を開設/クープ

デジタル映像

● 都留文科大学のデジタル化 VR環境構築などで協力/フォーラムエイト、朝日航洋
● バーチャル大阪駅第2弾 「うめきたワールド」公開/JR西日本グループ

インターネット/通信

● 戦前の歴史映像87作を配信 国立情報学研究所と共同構築/国立映画アーカイブ
● 高臨場感音響でライブ中継 松竹グループと協創プロジェクト/日本デジタル配信
● 光ネットワーク技術分野の世界標準化に向け基本合意/NTTとKDDI
● 西武球場の試合を新座席でマルチアングルビュー観戦/NTTコミュニケーションズが提供

プロ機器

● 屋外型の4K PTZカメラ 高精度な撮影が可能に KAIROSはタッチ操作が実現/パナソニック コネクト
● 「シンプリーライブ」を発売 ライブ制作プラットフォーム/RIEDEL
● VFXをシミューレーション 制作ツール「STORM」/ディストーム
● 2/3型HD多目的カメラ F12の高感度撮影/ソニーマーケティング
● 4K60pを150メートルまで延長 米社のHDMI延長器を販売開始/ジャパンマテリアル
● 日本ハムファイターズの新球場 新たな観戦体験を提供 パナソニック製品で実現

ディスプレー/大型映像

● 「電子ポスター」分野で協業/シャープと台湾・イーインク社
● サイネージの新たな提案 店舗総合見本市で展示/富士フイルムイメージングシステムズ
● 民事再生手続開始の申し立て 有機EL開発はJDIが継承/JOLED

映画/番組/CM

● 映画「The Son/息子」 劇作家として高評価の新人監督初長編

総合

● マルチサービス戦略を説明/ソニー・ミュージックソリューションズ

● 米インテル共同創業者 ゴードン・ムーア博士を追悼
● クリエイターとのコラボ事例集発刊/大阪・メビック

イベント一覧

● Inter BEE 2023で新設 動画マーケティングラウンジ 新規顧客を開拓 出展者を募集

電子情報技術産業協会(JEITA)は、「Inter BEE 2023」(幕張メッセ会場11月15-17日)において、成長・拡大する動画マーケティング分野を積極的に支援する場として『動画マーケティングラウンジ』を特別企画「INTER BEE CREATIVE」内に新設する。
動画マーケティングラウンジでは、動画制作プロダクションや動画マーケティング関連企業、コンサルティング業界の企業などの出展を見込み、ウェブ等で動画コンテンツの活用をする企業の広報・マーケティング関係者をはじめ、広告代理店やウェブマーケティング関連企業を集客することで、新規顧客の開拓ができる場として展開する。
動画マーケティング市場の成長・拡大は、映像/動画制作にかかわる産業分野の裾野を広げ、新たなビジネス機会を生みだすことを示している。
そこで、映像/動画関連産業の進展と拡大を支援する一環として、Inter BEEとしては初めて、動画マーケティングに特化したラウンジを設置。動画マーケティング分野のビジネス伸長をサポートすることになった。
また、「INTER BEE CREATIVE」では同時に、エンターテインメント分野を中心とした映像コンテンツ制作の最前線を発信する場として、この分野のプロフェッショナルに向けた制作ツールや最新技術を提案し、映像作品事例などで自社のクリエイティブ力をアピールできる、展示とプレゼンテーションの機会を映像制作関連企業に提供する。
現在、動画マーケティングラウンジの出展申し込みを受付中(締切日=6月30日)。
【申し込み・詳細】https://www.inter-bee.com/ja/forexhibitors/conference/creative_marketing/


● 多ch放送サービスの現況 「広島サミット」実施報告/CRIオンラインセミナー

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第33回オンラインセミナー「『厳しさが増す多チャンネル放送市場!』どうする『ちゅピCOM』加入者増加の決め手はなんだ?」を4月21日に開く(Zoom使用)。
CATVの多チャンネルサービスは、OTTの台頭により、伸び悩んでいる。多チャンネル加入の維持にはコストもかかり多大な労力が必要、将来を考えると継続に疑問とし、1つの方策として自社による多チャンネルサービスを廃止する事業者も現れている。
そのような中、ちゅピCOM(広島市中区)代表取締役専務COOである中谷博之氏の企画・プロデュースによる「多チャンネル・広島サミット2023」(主催:日本ケーブルテレビ連盟中国支部)が開催。200人を超える関係者が集まり、CATVと専門チャンネルの各事業者が現状と今後の展開について討論した。
今回のセミナーでは中谷氏を講師に、「広島サミット」の実施報告をするとともに、ちゅピCOMの加入者激増の秘訣について語ってもらう。
【日時】4月21日/13時30分-15時
【参加費】CRI会員3000円、非会員6000円
【申し込み・詳細】https://cri-info.jp/seminer-join


● FMMCが最新研究報告会 7日にオンラインで開催 5G/6G時代の展望など

マルチメディア振興センター(FMMC)は、「最新研究報告会」を4月7日にオンラインで開催する(参加無料)。
FMMCでは、ICT(情報通信技術)分野の発展に資することを目的として、政策・制度の整備、技術の発展、社会での利活用といった視点から調査研究を実施し、毎年その成果を公開している。今年度は、以下のとおり実施する。
【プログラム】(概要)
◆「5G/6G時代を見据えた仮想空間活用サービスの最新動向-メタバース、デジタルツインなど諸外国の取組みを中心に」 =米英中韓印における主要通信事業者、大手IT企業が展開するメタバースやデジタルツインの事例および関連政策を比較分析し、各国の今後を展望すると同時に、日本政府ならびにビジネス業界への参考材料を提示する
◆「クリエイターエコノミーに関する動向調査(前編)」 =すべての人々がクリエイターかつ消費者となる双方向性の経済圏「クリエイターエコノミー(CE)」が立ち上がってきている中、CEに至るメディア・コンテンツ産業の変遷を明らかにする
◆「DX阻害要因の検討と今後のデジタルプラットフォーム(DPF)への展望」 =DXについて、国内外の事例分析やインタビュー調査などを実施。これまで指摘されている以外のDXの阻害要因や促進要因を明らかにする
◆「2030年放送制度論考-社会的共通資本としてのメディアのあり方(前編)」 =2030年の5G.6G時代における放送産業の構造変化が想定される中、基幹放送の存在意義、持続可能な放送インフラの運用のあり方、地上波番組のインターネット配信を巡る動き等について、海外の事例を踏まえながら日本の放送の未来を展望する
【日時】4月7日/14時-16時30分
【申し込み締め切り】4月5日まで
【申し込み】https://www.fmmc.or.jp/activities/seminar/RC202303.html

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