● 北東アジア・ビデオサミット 10月28日 アンダーズ東京 動画コンテンツビジネス グローバル戦略のポイント/AVIA
アジア太平洋地域の動画配信・コンテンツ産業の振興を目的とする業界団体「アジア・ビデオ・インダストリー・アソシエーション(AVIA/本部シンガポール)」は10月28日、アンダーズ東京 トランクションモンヒルズ 51階「Tokyo Studio」で、日韓の動画配信・映像コンテンツビジネスの課題と成長の可能性について議論する「Northeast Asia Video Summit Japan-Korea」(北東アジア・ビデオサミット 日本・韓国)を開催する(9月8日号に既報)。
AVIAによる日本での2回目となる今回のサミットは、日本のコンテンツをグローバル展開するためのポイント、北東アジアの映像の現状、デジタル時代におけるメディアとインフラの再構築、プログラマティック広告運用の課題、アドレッサブルTVの可能性、スポーツ・ストリーミングの成長戦略、スポーツ放映権をめぐるコンテンツプレイヤーの戦略、日本アニメの新たなビジネスモデル、日韓コンテンツ事業者のコラボレーション成功の鍵–といったテーマで、日韓コンテンツビジネス第一線で活躍するスピーカーが議論する。
日本のコンテンツのグローバル展開では、成功するパートナーシップの裏にあるビジネスモデル、知的財産権(IP)、クリエイティブ・コントロール、権利管理に関する課題をどう乗り越えるのか、デジタル時代におけるメディアとインフラの再構築では、従来からの有料多チャンネル事業者が、ストリーミングとの統合、パートナーシップなどをどのように進め動画ビジネスを変革しようとしてるのか掘り下げる。
イベント詳細は以下まで。https://avia.org/all_events/northeast-asia-video-summit-japan-and-korea/
● EVS製品関連イベント プレゼンと実機展示を実施/フォトロンが9月24,25日開催
フォトロンは、EVS社の最新情報の紹介や各製品実機を一堂に展示する「EVS DAY」を9月24、25日の両日、国内で初めて開催する。同イベントは、プレゼンテーションと実機展示の2部構成となっている。参加無料(事前申し込み制)。
プレゼンテーションでは、EVS本社から市場戦略・事業化担当のLaurent Petit氏が来日し、長年にわたり培ったテクノロジーを通じて、市場ニーズにどのように応えていくのかを、「現在」と「将来」の視点から、その製品戦略を説明。また、EVSソリューションを使ったIPワークフローの最新事例も報告する。
さらに、LiveCeption、MediaCeptionなど各事業領域の製品ハイライトに加え、IBC2025(オランダ・アムステルダムで開催)で発表予定の最新情報も伝える予定。
展示コーナーでは、XT-VIAサーバー、Xfile、IPDirectorなどの製品に加え、EVSサーバーの入出力映像を低遅延のプロキシ映像で視聴できる「LSM-VIA Multiviwer」、AIによる自動追尾でターゲット(プレイヤーやボールなど)を任意の画角に切り出す「LSM-VIA ZOOM」やAIスローリプレイ「XtraMotion」の最新版、さらにSDIからSRT/NDI/ST2110などのIPビデオをソフトウエアベースで収録・再生する「MOVE I/O」の最新製品などをそろえる。
なお、イベント終了後には、懇親会を兼ねたEVSユーザー会を開く。イベント参加だけでなく、EVSユーザー会のみの参加も可能。
【日時】9月24、25日(両日ともに同一のプログラム)▽機材展示会場=13時30分開場、セミナー=15時開始、懇親会・EVSユーザー会=17時30分-19時
【会場】フォトロン本社(東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング21階)
【詳細】https://www.photron.co.jp/event-seminar/evs-day-2025/
● 第3回「TOKYO DIGICONX」 東京都などが出展者を募集 XR、メタバース、AI関連
東京都およびXR・メタバース等産業展実行委員会は、2026年1月8-10日の3日間、東京・有明の東京ビッグサイトにおいて「TOKYO DIGICONX(第3回TOKYO XR・メタバース&コンテンツ ビジネスワールド)」を開催するにあたり、展示会への出展者を募集している。
同イベントでは、XR、メタバース、AI、Web3などの事業者や、アニメ、映像、音楽などのコンテンツ分野の事業者を対象とした展示・商談会に加えセミナーや参加型体験企画なども計画している。
出展対象は、都内を中心に国内外で事業を展開する中小企業や個人事業主(クリエイターなど)、団体ほか。
申し込み締切日は、10月10日(17時)。
【申し込み方法・詳細】https://xr-meta-biz.tokyo
● 韓国コンテンツ企業14社とのビジネスマッチングイベント /DCAJ セミナー・交流会も開く
デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、東京・虎ノ門の「KOCCA(韓国コンテンツ振興院)CKL TOKYO」において、ウェブトゥーン、映像制作、ミュージカル、アニメーション、ゲーム、デジタルテクノロジーなど多様な韓国のコンテンツ企業14社とのビジネスマッチングイベント「KOCCA CKL TOKYO Networking Event」を9月30日に開く。参加費無料。定員50社。
同イベントでは、日本と韓国のコンテンツ企業のコラボレーションを促進するため、「日韓共同制作セミナー」と交流会も同日に実施する。
セミナーでは、韓日共同プロジェクトの最新事例でもある、韓国ヒットドラマの日本版リメイクドラマプロジェクト『ストーブリーグ』を手掛けているNTTドコモ・スタジオ&ライブのチーフプロデューサーが、韓日で協業をすることに関する経緯や心構え、ポイントなどについて話す。
【スケジュール】(9月30日)14時30分-15時30分=KOCCA CKL TOKYO入居企業ピッチ▽15時30分-18時=個社ごとのビジネスマッチング▽18-19時=日韓共同制作セミナー▽19-20時=交流会
【会場】KOCCA CKL TOKYO(東京都港区虎ノ門2-4-7 T-LITE16階)
【詳細】https://www.dcaj.or.jp/news/2025/09/kocca-ckl-tokyo-networking-event.html
● 第31回 日本プロ音楽録音賞 作品の応募受付を開始 優秀なエンジニアを顕彰
「第31回 日本プロ音楽録音賞」の運営委員会(事務局:日本音楽スタジオ協会)は、今年度の作品応募受付を開始した。
日本プロ音楽録音賞は、録音エンジニアが制作し応募した音楽録音作品について、エンジニアが有する音楽に対する感性、技術力などを評価することで、授賞対象優秀作品および最優秀作品ならびにベストパフォーマー賞を選定。これに携わり制作を担ったエンジニアおよびベストパフォーマーのアーティストを顕彰する。それによりエンジニアの技術の向上と次世代エンジニアの発掘を図ることを目的としている。
今回は、9月30日まで作品を募集し、12月5日の「音の日」(本来は12月6日だが、土曜日のため1日前倒し)に授賞式の開催を予定している。
応募の対象は、国内において企画され、2024年9月1日-25年8月31日の間に初めて国内で発売(25年9月30日までにサンプル盤が配布されているものを含む)、または公に放送・配信された(25年9月30日までに放送・配信が決定しているものを含む)音楽録音作品。なお、旧譜の音源が新たにミキシングもしくはカッティングされた作品も応募可能。
【詳細】https://www.japrs.or.jp/pro_rec/