● 映像制作の基礎講座開く 専門家が分かりやすく解説/映文連TANPEN塾
映像文化製作者連盟(映文連)は、「映文連TANPEN塾 映像制作基礎講座-入門編」を6月23日にオンライン(Zoom使用)で開く。
この講座では、制作プロダクションの新入社員をはじめ、映像制作のワークフローを知りたい人などに対して映像制作の基礎的な知識を伝える。カリキュラムは企画、撮影。編集の映像制作の基礎から最新の技術情報まで含まれる。
◆第1講「プロダクションマネージャーの仕事」=広告動画制作の一連のフローと、各プロセスにおいてプロダクションマネージャーが担当する業務と注意点について学ぶ(講師:大久保絢斗氏/博報堂プロダクツ チーフアソシエイトプロデューサー)
◆第2講「ディレクターの仕事」 =ドキュメンタリー番組を中心とした制作エピソードを交えながら、映像制作の醍醐味や難しさ、キャリアアップについて語る(講師:小畑哲氏/エネット チーフディレクター)
◆第3講「カメラマンの仕事」 =スタジオマルチカメラ制作、特に音楽番組制作における役割について伝える。ステディカムなどの特殊撮影機材についても触れる(講師:関本浩則氏/NHKテクノロジーズ メディア技術本部 制作技術部〈撮影〉専任部長)
◆第4講「照明の仕事」=照明技師とは監督の作品に対する気持ちや台本の内容を理解し具現化する仕事。撮影部と共に監督に協力して画づくりをする人。映像制作における照明の重要性などを伝える(講師:西野龍太郎氏/爽風企画新社 照明技師、田中充氏/爽風企画新社 照明技師)
◆第5講「ポスプロの仕事」 =エディターが撮影後から完パケまでの流れを説明。また、カラリストがカラーグレーディングについて解説する(講師:佐藤究氏/IMAGICA Lab.VFXアーティスト、石川洋一氏/IMAGICAエンタテインメントメディアサービス カラリスト)
【日時】6月23日/11時-17時20分
【募集人員】200人
【受講料】会員1万7600円、一般2万4200円(なお、6月30日から1週間、見逃し配信を予定)
【詳細】https://www.eibunren.or.jp/?p=7007
● 日本の知的財産を海外展開 ハリウッドなどにセールス/VIPOがコンテンツ募集
映像産業振興機構(VIPO)は、経済産業省「令和6年度補正クリエイター・事業者支援事業費補助金(クリエイター・事業者海外展開促進)(JLOX+)」の一環として、2025年秋、ハリウッドを中心にした海外プロデューサー・クリエイターへ日本発の作品を紹介し、それらを原作とした映像化を目的とするIP(知的財産)ピッチ&セールスプロジェクトを実施する予定。それに向け、第5弾となるこの「A-JAPANプロジェクト」でセールスをするコンテンツを、日本全国から幅広く募集する。
これまで「A-JAPAN」では、700社を超えるハリウッドのスタジオ、制作会社、エージェンシー、マネジメント会社などに向けて、数多くの日本IPをピッチしてきた。その結果、20以上の参加作品のうち約7割がショーランナーやプロデューサーとパートナーを組み、企画開発に進むことができたという。
募集数は3作品程度。対象となるIPは、幅広いジャンルの小説、マンガ、アニメ、映画、テレビドラマ、ゲームなど。応募締切日は、7月7日/17時、参加費無料。
【詳細】https://www.vipo.or.jp/news/46435/
● AI時代の地域活性化を考える 課題解決に向けての取り組み/マルチメディア振興センターが講演会
マルチメディア振興センター(FMMC)は、情報通信月間講演会をオンラインで6月24日に開く。今回の講演会では、最新の事例報告や政策の目指すところを中心に、『AI時代の地域活性化-地域課題の解決に向けて-』と題して、基調講演やパネルディスカッションを通じて、持続可能で魅力ある地域社会の実現に向けた今後の取り組みについて考察する。参加費無料(事前登録制)。
◆プログラム
[基調講演] 「AI時代の地域社会DX(仮)」玉田康人氏(総務省 官房総括審議官)
[マルチメディア振興センター研究報告] 「EUのAI政策-挑戦と課題-」仲田陽子氏(FMMC ブリュッセル事務所所長)
[パネルディスカッション] 地域活性化に向けたAIの利活用 -先行事例から考える-」モデレーター=稲田修一氏(情報未来創研代表)、パネリスト=東博暢氏(日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門プリンシパル)、浦田真由氏(名古屋大学大学院 情報学研究科准教授)、中谷純之氏(愛知県 総務局デジタル戦略監、永野善之氏(NEC インフラDX事業部門スマートシティ統括部スマートシティコンソーシアムグループ)
【日時】6月24日/13時30分-16時30分(Zoom利用予定)
【定員】300人
【詳細】https://www.fmmc.or.jp/activities/kenkyukai/kouenkai/tabid369.html
● 11、12日にプライベート展 最新ソリューションを展示/レスターグループ
レスターは「レスターグループ プライベート展2025」を6月11、12日に開催する。NAB(エヌエービー)ショー2025で発表された新製品・新機能をはじめ、映像・音響の最新ソリューションを展示。各メーカーの新製品・新機能を説明する特別セミナーも開く。
主な出展製品メーカーは、ADDER、アビッドテクノロジー、ブラックマジックデザイン、Decimator Design、DirectOut Technologies、FilmLight、ソニーマーケティング、SGO、NTP Technology、RIEDEL Communications、Seagate Technology Holdings PLC。
【日時】6月11日/10-17時、12日/10-16時
【会場】ビジョンセンター品川アネックス10階(東京都港区高輪3-23-17)
【詳細】https://www.restarcc.com/pickup/exhibition-information