イベント

2025/4/282025年4月28日

● 国内クリエイター育成事業 支援プログラムの企画募集/文化庁、CG-ARTS

文化庁が主催、CG-ARTS(画像情報教育振興協会)が事務局を務める令和7年度メディア芸術クリエイター育成支援事業において、国内クリエイター「創作支援プログラム」と「発表支援プログラム」の企画募集を開始した。
「国内クリエイター創作支援プログラム」は、5年以上の活動歴を有する、または国内外で顕彰などの受賞歴があるおおむね40代までのクリエイターが対象。一方、「国内クリエイター発表支援プログラム」は、3年以上の活動歴を有するおおむね40代までのクリエイターを対象にしている。
両プログラムには、メディア芸術分野において作品に応じた適切な評価・アドバイスができる識者をアドバイザーとして設置。企画内容に応じたアドバイスを通して、採択されたクリエイターを次のステップへと育成・支援する。
両プログラムの成果発表イベントは2026年2-3月に開催する予定。
◆募集プログラム
【国内クリエイター創作支援プログラム】▽支援内容=レベルアップサポート、発信サポート、クリエイターとの交流、制作サポート▽支援上限額=500万円▽採択件数=14-20件程度
【国内クリエイター発表支援プログラム】▽支援内容=レベルアップサポート、広報協力、クリエイターとの交流、発表サポート▽支援上限額=100万円▽採択件数=20-30件程度
【応募期間】5月29日/18時まで(応募書類など必着)
【募集要項・詳細】https://creators.j-mediaarts.bunka.go.jp/2025-entry


● IPやクラウド制作環境の最新ソリューション披露/朋栄が6月19、20日に内覧会

朋栄は、6月19、20日の2日間、東京・恵比寿の同社本社で「FOR-A CONNECT 2025内覧会」を開く。
同内覧会では、Media over IP環境やクラウド制作環境の最新機器/ソリューションを披露するほか、スペインAlfalite社製のLEDパネル環境を使用したXRソリューションを展示。また同日程で、朋栄グループのビジュアル・グラフィックスも内覧会を開催する予定。
【主な出展予定製品(一部)】▽機能統合型ライブ制作ソリューション「FOR-A IMPULSE」▽12G/3G/HDビデオスイッチャー「HVS-Q12」(新製品)▽NMOS RDSソフトウエア「SOM-200RDS」▽RDSフィルタリングAPI管理ソフトウエア「SOM-20RDS MGR」(新製品)▽クラウドコンソール「ceacaa」▽IP入出力対応マルチチャンネルビデオサーバー「MBP-1100VS-IP」▽IP対応マルチチャンネルプロセッサー「FA-1616」


● 女性経営者・管理職が次世代CATVで討論/CRIオンラインセミナー

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第54回オンラインセミナー(Zoom使用)として、『ダイバーシティ座談会 女性経営者・管理職が拓く次世代ケーブルテレビの姿とは』を5月14日に開く。講師は、伊万里ケーブルテレビジョン代表取締役/大鋸あゆり氏、秋田ケーブルテレビ常務取締役/飯塚雅子氏、ハートネットワーク取締役/渡邊由佳氏の3氏。
社会環境の変化に伴い、育児休暇や時短勤務など、子供や要介護者を抱えるスタッフの働き方は改善されつつあるが、女性に限らず伸び伸びと活躍できる職場環境は十分とはいえない。組織の制度としても、各人の意識としても、改善すべき点はままだまだ多いという。
今回のセミナーでは、自社の経営に加え、CATV業界の各種活動に携わる3人の女性経営者が登壇。各自が感じている課題や日々の取り組み、そして次世代のCATV業界のあり方について議論する。
【日時】5月14日/13時30分-15時30分
【参加費】CRI会員4000円、非会員8000円
【申し込み・詳細】https://cri-info.jp/20250422_8305


● 若手映画作家を育成 ワークショップや実地研修/VIPOが参加監督募集

映像産業振興機構(VIPO)は、文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2025」(正式名称:令和7年度 短編映画製作等を通じた若手映画作家人材育成)の2025年度の参加監督を募集する。
同プロジェクトは、若手映画作家を対象として、ワークショップや製作実地研修を通し、作家性を磨くために必要な知識や本格的な映像製作技術を継承することに加え、上映活動などの作品発表の場を設けることで、今後の活動の助力となるよう支援する事業。
ndjcでは、映画・映像関連団体より推薦を受けた応募者から一次選考にてワークショップ参加者を選出。ワークショップの参加人数は10-15人程度とし、その中から提出物やワークショップでの成果を勘案し、製作実地研修(短編映画製作)に進む監督4人程度を決定。選出された監督は、プロの映画スタッフによる指導のもとで短編映画を制作する。
応募要件は、35歳未満(25年3月31日時点)で、過去に商業長編映画の経験がある者(今後その予定がある者は除く)など。
応募締切日は、応募意思の連絡が5月22日(17時)まで、応募書類の提出が同月26日(12時)まで。ただし、いずれも推薦団体を通じての連絡・提出となる(監督本人からの応募はできない)。
なお、募集説明会をオンライン(Zoom)で5月13日/18時から実施する。
【詳細】https://ndjc.bunka.go.jp/wanted-2025/

2025/4/212025年4月21日

● 第19回 田辺・弁慶映画祭 コンペティション部門 ジャンル不問 作品を募集

田辺・弁慶映画祭実行委員会(事務局:和歌山県田辺市)は、「第19回 田辺・弁慶映画祭」を11月7-9日に開催するにあたり、コンペティション部門の作品募集を開始した。
応募要件は、今回の応募作品を含めて劇場公開3作品以内の監督による未公開の作品(原則としてイベントなどでの有料上映は「公開」には該当しない)で、30分以上、24年1月1日以降に完成した作品。ジャンルは不問。コンペティション部門作品の応募期間は、7月18日まで(オンライン応募のみ)。
[詳細] https://tbff.jp/important/bosyu2025/
◆第19回 田辺・弁慶映画祭
【日時】11月7-9日
【会場】紀南文化会館(予定)和歌山県田辺市新屋敷町1番地
【内容】コンペティション作品上映、招待作品上映、田辺市や和歌山に関係のある映像や作品の上映など(予定)


● 田辺・弁慶映画祭 セレクション上映/東京・大阪で実施

第18回 田辺・弁慶映画祭コンペティション部門受賞者に贈られる副賞上映「田辺・弁慶映画祭セレクション2025」が東京と大阪で開催される。内容は、同部門受賞作品および受賞監督の新作上映など。日程および会場は以下のとおり。
◆東京開催
[日程] 5月9日-6月5日
[会場] テアトル新宿(東京都新宿区新宿3-14-20 新宿テアトルビルB1)
◆大阪会場
[会場] テアトル梅田(大阪市北区大淀中1-1-88 梅田スカイビルタワーイースト)
[日程] 6月20-26日
【詳細】https://ttcg.jp/movie/1199100.html


● 北陸放送機器展2025 出展者の受付を開始 9月18、19日に開催

北陸放送機器展事務局(神成 AVC事業部内)は、昨年に引き続き9月18、19日に富山県富山市で、北陸地区の放送局、ポストプロダクション、ビデオグラファーなどの映像・音響制作関係者を対象とした機器展「北陸放送機器展2025」を開催するにあたり、出展者の申し込み受付を開始した。
今年は『Beyond Media:Creating New Value-メディアを超えて新しい価値を創造する』をテーマに実施する。
出展申し込みの早期割引期間は5月13日まで。最終締切日は6月13日となっている。
【会場】富山県民会館(富山県富山市新総曲輪4-18)入場無料
【詳細】https://hokuriku.live/ex-entry?utm_source


● 25年度第2級技術者 講習試験と資格更新/CATV技術協会

日本CATV技術協会は、5月7日から「2025年度CATV技術者資格(2級)」の講習試験および資格更新の申し込み受付を開始する。同協会では「CATVに係わる基本的な技術知識を有し、CATV一般ユーザへの適切な指導、助言ができる技術者」に第2級CATV技術者資格を付与している。
CATV事業は、放送と通信の幅広いサービスを提供している。この資格を取得すれば、CATVシステムや関連技術、法令の基本的な知識が身につき、社内や営業先との会話に役立ち、顧客サービスの向上にもつながる。また、上位資格であるCATV総合監理技術者資格や第1級CATV技術者資格の取得に有利となっている。
資格講習試験は、年齢・経験に関係なく受験が可能。講習はeラーニングで実施し、インターネット環境とPCなどがあれば、自身の好きな時間・場所で受講できる。
資格試験はCBT(PCを使用した試験方式)で、試験の実施期間中の希望する日時および全国300カ所以上の会場から試験実施会場を選んで受験が可能。
受講受験科目は、「CATVの基礎」の1科目のみ。CATV総合監理技術者資格および第1級CATV技術者資格取得時に学習する「システム」「調査・施工」「ブロードバンド」科目の基礎と法規に関する基本的な知識を学習する。受講受験費用は1万9360円。
【講習試験実施スケジュール】▽申し込み期間=5月7-30日▽受講期間=6月20日-8月14日▽受験期間=7月4日-8月18日
【詳細】https://www.shikaku.catv.or.jp/index.html


● Inter BEE onlineがNABショー報告会 4月28日にオンラインで開く 映像新聞 論説委員らがレポート

日本エレクトロニクスショー協会が運営するウェブサイト「Inter BEE online」では、米国ラスベガスで開催された「NAB(エヌエービー)ショー2025」の最新トレンドや世界的な業界動向をレポートする報告会を4月28日にオンライン(Zoom使用)で開く(無料)。
レポート①『見えてきた、AIによるマネタイズ』(13時30分-14時30分予定)では、映像新聞 論説委員の杉沼浩司がNABショーに登場した機材、サービスを中心に報告。AIは、解析AI(深層学習AI)、生成AIともに種々の製品やサービスのエンジンになっており、多くが「クリエイターの負担軽減」を目指しているという。
レポート②は、『脱放送か、迷走か。NAB=全米放送協会が主催する『非放送化』』(15-16時予定)と題して、ワイズ・メディア メディアストラテジストの塚本幹夫氏が報告。激変する米国のメディア事情と放送業界の現状について、NABショーから何を見出すべきか、現場の肌感覚を伝える。
【申し込み・詳細】https://www.inter-bee.com/ja/magazine/nab_show_report/

2025/4/142025年4月14日

● 映文連アワード2025 短編映像作品の募集開始 企業映像、教育など3部門

映像文化製作者連盟(映文連)は、主催する「映文連アワード2025」の作品募集を開始した。
同アワードは、プロフェッショナルの仕事にふさわしい作品を積極的に発掘・顕彰することによって短編映像業界の活性化を図るとともに、次世代を担う新しい才能(学生・個人)を発掘し、映像業界のインキュベーターとしての機能を担うことを目的に2007年に創設された短編映像祭。
映文連アワード2025のキャッチコピーは、『映像自由区 Filmmakers’ Frontier』。応募資格は一般で映文連会員外でも可能。応募要件は、24年4月1日から25年3月31日までに完成した作品で、参加作品の上映時間は原則として60分以内、受賞した場合に受賞作品上映会での上映に支障がないこと–となっている。
なお、応募には参加料が必要(一般・2万5000円/1作品など)。
募集期間は、5月31日までで、募集部門は次の3部門。
コーポレート・コミュニケーション部門=企業のアウター・ブランディング、インナー・ブランディングなどを目的とし、産業または企業文化を伝えるための作品
ソーシャル・コミュニケーション部門=教養(教育、文化、社会)を目的とする作品や社会性のあるテーマを広く一般に伝えるための作品。
パーソナル・コミュニケーション部門=映像製作を志す学生および個人・グループが製作した作品で自由課題を想定。
各賞は9月中旬に映文連のウェブサイト上で発表する。表彰式は11月下旬(都内ホール)の予定。また、受賞作品上映会を11月ごろに東京で、26年2月ごろに大阪などで一般公開する予定。
詳細=https://www.eibunren.or.jp


● JEITAベンチャー賞 3社が受賞 1社に特別賞 対話型のAIサービスなど

電子情報技術産業協会(JEITA)は、「第10回JEITAベンチャー賞」の受賞企業3社および特別賞1社を発表した。同賞は、電子情報技術産業の総合的な発展のみならず、経済発展に貢献しうるベンチャー企業を表彰するもの。
JEITAベンチャー賞=
▽エキュメノポリス(東京都新宿区)=対話型のAIエージェント・サービス「LANGX Speaking」を提供。既に実績を積みつつある日本の教育現場や企業を対象にした英会話学習版に加えて、来日した海外留学生や技能実習生に向けた日本語学習版の開発を進めている
▽ジザイエ(東京都千代田区)=現場業務の効率化と人手不足の解決に資する遠隔就労プラットフォーム「JIZAIPAD」を開発。独自の映像圧縮伝送技術により、通信環境が不安定なエリアでも高画質映像を低遅延で配信可能
▽LocationMind(東京都千代田区)=位置情報解析技術において卓越した能力を持っており、携帯電話の位置情報データやIoTセンサー、衛星測位データを組み合わせ、高度な人流データの収集・分析・可視化を一貫して提供
Early edge賞(特別賞)=
▽JiMED(大阪市吹田市)=頭がい内に埋め込まれた脳波計から独自の信号処理技術により高解像度の脳波を取得できるワイヤレス体内埋込型BMI(ブレインマシンインターフェース)を提供している


● デジタルコンテンツEXPO DCAJが出展者を募集 先鋭的なアイデアを披露

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、未来をつくるコンテンツ&テクノロジーの力が集結する「INTER BEE IGNITION×DCEXPO」の出展者を募集している。
2008年から開催しているデジタルコンテンツEXPO(DCEXPO)も、今年で17回目を迎える。企業、スタートアップ、大学、クリエイターらによる「未来のコンテンツ」「誰も見たことがないテクノロジー」など、多彩なコンテンツおよび技術との新しい出会いの場をつくってきた。
同イベントは、今年も幕張メッセ(千葉市美浜区)で開かれる「Inter BEE 2025」(11月19-21日)の会場内で開催する。今年はAIも特集し関連する展示やセッションを実施する。出展募集サイト=
[INTERBEE IGNITION × DCEXPOエリア] https://www.inter-bee.com/ja/forexhibitors/conference/ignition/
[スタートアップ&ユニバーシティエリア] (設立9年以下のスタートアップまたは大学関係に限定)https://www.inter-bee.com/ja/forexhibitors/conference/ignition_startup/ DCEXPOウェブサイト=https://www.dcexpo.jp/


● デジタルサイネージアワード DSCがエントリー受付開始 幅広い層からの応募が可能

デジタルサイネージコンソーシアム(DSC)は、今年で16年目の開催となる「デジタルサイネージアワード2025」のエントリー受付を開始した。募集期間は5月9日まで。
同アワードは、先進的かつ効果的なデジタルサイネージの活用事例を顕彰するもので、企業、自治体、団体、個人クリエイターなど幅広い層からの応募が可能となっている。
今回は、24年1月以降に発表されたデジタルサイネージのコンテンツ、ハードウエア、システムが対象になる。
受賞作品は、6月11-13日に千葉市美浜区の幕張メッセで開催予定の「デジタルサイネージジャパン(DSJ)」内で発表される。過去の受賞事例は、技術力や表現力、社会的インパクトなど多角的な視点から評価されており、業界関係者の注目を集めてきた。
詳細=DSC公式サイト=https://digital-signage.jp/openevent/award/2025front/

2025/4/72025年4月7日

● CRIオンラインセミナー 米CATVの動向を報告 AIや新技術で進化

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第53回CRIオンラインセミナー(Zoom使用)「多チャンネル放送加入半減でも売上増を目指す北米ケーブルの戦い」を4月25日に開く。
講師は、オーエスエスブロードネット 営業統括部顧問の平岡陽一氏。同氏は、米国で開催される展示会の視察およびCATV事業者のComcastを訪問する中で、CATVの立場から新技術、AIやバーチャル技術の進化による米国での動向を報告する。
なお講演後、CRIが構築した新サイト「デジタル・ショーケース」の事例ついて、CAC(愛知県半田市)の担当者が説明する。
【日時】4月25日/13時30分-15時30分
【参加費】CRI会員4000円、非会員8000円
【申し込み・詳細】https://cri-info.jp/20250327_8255


●  〔COMPLEX MEETS〕 AI×アニメ×ビジネスの専門家が語る!AIアニメCMを使ったPR・広告戦略の最新トレンド

フェローズが、オープンイノベーション拠点「STATION Ai」(名古屋市)およびオンライン同時配信で開く。参加無料。各分野の専門家が一堂に会し、アニメCMの未来や企業のPR・広告における活用方法、表現やメリットについて議論する。トークセッションの後は、来場者との交流会も実施する。
【日時】4月18日/19-21時(申し込み締切日=4月15日15時)
【会場】STATION Ai 3階セントラルラウンジ(名古屋市昭和区鶴舞1-2-32)/オンライン
【申し込み】会場参加=https://peatix.com/event/4348453/view、オンライン参加=https://peatix.com/event/4348471/view

2025/3/242025年3月24日

● アニメータードラフト会議 制作会社に就活アプローチ/Tooが学生向けコンテスト

Tooは、アニメ制作を目指す学生向け動画コンテスト「アニメータードラフト会議」の11回目の開催を発表、作品受付を開始した。同コンテストは、アニメ制作を目指す学生が、複数のアニメ制作CGプロダクションに一括で就活アプローチできる動画コンテスト。
題目の内容のアニメーション作品を作成して、応募すると複数のプロダクションが作品を審査する。各審査企業から採用候補としてコンタクトしたい応募者に指名が入る。ただし、その時点で即内定が出たり、必ず就職が決定するものではない。
また、指名が多かった上位の作品は、アニメータードラフト会議公式ウェブサイトで発表する。
今回の課題は『Escape』。3ds Max、MayaまたはBlenderを使用し、絵コンテに沿ってアニメーションを作成する(45秒以内)。アニメーションの評定になるため、BOX状の人型で表現できる範囲で構わない。
応募資格は、2026年3月卒業予定の学生(応募は1回限り)など。応募締切日は5月7日。
【詳細】https://www.too.com/atsuc/y2025/draft.html


● 埼玉で「ふるさと映画祭」 地域の魅力伝える4作品 4月30日.5月1日に開催

「ふるさと映画祭in埼玉」(主催:ふるさと映画祭実行委員会、企画運営:モバコン、ふるさと物語)が、埼玉県大宮にあるソニックシティ国際会議室において、4月30日と5月1日の2日間開催される。
「ふるさと映画祭」は、地方創生をテーマにオリジナル映画の上映を実施するイベント。毎年12月の東京・秋葉原開催をはじめ、2023年には北海道から沖縄まで日本各地で開き、昨年には初の海外進出「ふるさと映画祭inロサンゼルス」が実施された。
今回は、人気アイドルによるライブイベントと物産展で構成する音楽と食のイベント「埼玉MUSIC&FOOD FESTIVAL」と同時開催となる。
上映するのは石川県を舞台とした『あんやと石川』、北海道恵庭市が舞台の『恵庭物語』、名古屋を舞台とした『名古屋センセーション』、Right-on協力『ジーンズ十色』の4作品。
心温まるオリジナルストーリーの中で、観光地やグルメ、特産物など、各地域の魅力が感じられる作品がそろうほか、新作の製作発表やロビーでは埼玉の物産を中心に販売する「ふるさと市場in埼玉」も実施する。
ふるさと映画祭のチケットは、国際会議室への1日入場券1000円で発売。上映の際には舞台あいさつやトークショーも実施予定。
【会場】大宮ソニックシティ 国際会議室(さいたま市大宮区桜木町1-7-2 4階)
【詳細】https://www.xn--48jvbwbxf.com/


● 国立映画アーカイブが上映企画 「撮影監督 三浦光雄」を特集 無声映画から遺作まで33作品

国立映画アーカイブでは、上映企画『撮影監督 三浦光雄』を4月8日から開催する。
光と影の交錯がもたらす階調豊かな画と美しい構図のカメラによって、映画撮影を芸術的創造の領域まで高めた三浦光雄氏(1902-56年)。同氏は、日本間(和室)に差し込む柔らかい光線をとらえるために、暗部を強調したライティングを採用するなど、たえず新しい撮影技法を追求しながら、戦前・戦中・戦後の日本映画に的確な表現を与え続けた。
その功績をたたえ、1957年には、新人の優れた撮影者を対象とする「三浦賞」が制定され、日本映画撮影監督協会(JSC)による顕彰が実施されている。
今回の特集では、無声映画『愛よ人類と共にあれ』(1931年、島津保次郎監督)から遺作『猫と庄造と二人のをんな』(56年、豊田四郎監督)まで、33作品(31プログラム)を上映することで、三浦氏の業績を回顧する。
同館における撮影監督単独の特集としては、1984年の「撮影監督 宮川一夫」以来、約40年ぶりとなるという。
なお、4月12日の『腰辨頑張れ/嬉しい娘』の上映後には、映画研究者の鷲谷花氏(大阪国際児童文学振興財団特別専門員)による講演会を開く。また、4月19日の『藤十郎の戀』(1938、衣笠貞之助)の上映後には、『影の美学-日本映画と照明』(2019年、名古屋大学出版会)で三浦氏の撮影技術を大きく取り上げた宮尾大輔氏(カリフォルニア大学サンディエゴ校教授)による講演会を実施する。
【会期】4月8日-5月11日(月曜休館)
【会場】国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU(東京都中央区京橋3-7-6)
【詳細】https://www.nfaj.go.jp/film-program/mitsuo-miura202504/


● DCAJビジネスセミナー「マンガ制作における生成AI活用の現状 ~2025年春~」

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)がオンライン(Zoom使用)で開く。参加費無料。
セミナーでは、マンガ家ユニット「うめ」の原作担当である小沢高広氏を講師に迎え、生成AIがマンガ制作にどのように活用されているか、その最新の動向や実例について解説する。また、生成AIの導入による制作プロセスの変化や、今後の展望についても語る。
【日時】4月11日/16時-17時30分
【定員】100人(先着順)
【申し込み・詳細】https://dcajseminar250411.peatix.com


2025/3/172025年3月17日

● データセンター業界最大級のイベント JDCC/ナノオプト・メディア

特定非営利活動法人日本データセンター協会(JDCC)とナノオプト・メディアは、18、19日の両日、東京都立産業貿易センター浜松町館で、データセンター業界最大級のイベント「Data Center Japan 2025」を開催する。AI社会を支えるデータセンターについて、約130社が出展する展示会と、54本の講演で最新動向を共有する。


自社クラウドベースによるワークフローの事例を説明/ブラックマジックデザイン

ブラックマジックデザインは、3月28日に「BlackmagicCloudケーススタディセッション『クラウドベースによる全く新しいワークフロー』」を東京都渋谷区のLUSH HUBで開く。各ジャンルにおける映像制作者をゲストスピーカーとして招き、「ブラックマジック・クラウド」による事例作品と、そのワークフローについて説明する。参加費無料。
クラウドベースワークフローを使うことで、遠隔地にいるクリエイターとのコラボレーション作業がシンプルにできる。コラボレーターたちとのメディア共有も可能とし、複数のコンピューター間で同期をすることでローカルコピーで素早い編集作業が可能。また、ライブカメラ同期を使えば、撮影現場のカメラから「ダビンチリゾルブ」へリアルタイムでメディアを共有でき、これまでにない革新的なワークフローを実現する。
なお当日は、リアル会場のほかに限定配信も予定している。
【日時】3月28日/14-19時
【会場】LUSH HUB(ラッシュハブ/東京都渋谷区神南1-8-18 クオリア神南フラッツB1F)
【定員】40人
【申し込み・詳細】https://bmduser.jp/eve_detail.php?id=123


● 日中韓アニメ・映画・テレビ業界交流および企業訪問実施/VIPOが参加企業を募集

映像産業振興機構(VIPO)は、経済産業省令和6年度「クリエイター・事業者支援事業費補助金(クリエイター・事業者海外展開促進)」の一環として、北京アニメゲーム産業協会の協力のもと、「北京国際映画祭提携 日中韓アニメ・映画・テレビ業界交流&企業訪問」を4月21-24日に開催するにあたり、参加企業を募集している。申し込み締切日は3月27日。
昨年末に、日中外務大臣による「第2回 日中ハイレベル人的文化交流対話」が実施され、映画などのコンテンツを通じた双方向の交流や著作権をはじめ、文化施策に関する共通の課題解決を通じた両国の健全な友好関係の発展に向けて、交流を充実させることが確認されたという。
今回のプログラムでは、日中韓国際フォーラムに参加し、参加企業紹介を実施するほか、現地の大手有力コンテンツ企業の個別訪問を実施する。
北京市では、国際共同製作を推進する政策を進めており、アジア進出を検討する映画・映像・アニメ制作会社、映画会社にとって、今回の中国企業訪問で、次のビジネスへの足掛かりとなることが期待される。
【参加対象企業】中国企業との協業を目指す映画・映像・アニメ制作会社(10社程度)
【参加費】現地映画祭側より宿泊ホテル(3泊分)が提供。現地への渡航費(日本-北京)、その他必要な経費は各自が負担・手配
【詳細】https://www.vipo.or.jp/news/44953/


● アルファコード/VRコンテンツ体験会

アルファコードのVRは複数人で同時に場を共有することができることが特徴。このコンテンツ体験会では、教育・研修や宣伝・販促で活用されるVRの実例を体験しながら、VR活用のポイントやアルファコードのVRが他社のものとどう違うのかについて伝える。参加無料。
【日時】3月21日、28日/13時・15時・17時(各回1時間)
【会場】アルファコード本社大会議室(東京都港区虎ノ門3-18-19 UD神谷町ビル12階)
【プログラム】▽アルファコードのVRの説明▽事例体験▽個別相談会
【申し込み締め切り】定員(各回10人)になり次第締め切る
【申し込み】https://47575245.hubspotpagebuilder.com/2501demo-0-0


2025/3/102025年3月10日

● Inter BEE 2025 11月19-21日開催 出展の申し込み受付開始 特別企画は6つのテーマで実施

電子情報技術産業協会(JEITA)は、11月19-21日の会期で、メディア総合イベント「Inter BEE 2025」を幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催することを発表。それに伴い出展の募集を開始した。第1次申し込み締切日は5月30日、第2次は6月30日となっている。
Inter BEE 2025は、メディア&エンターテインメントの全てのプロフェッショナル領域をカバーする「プロオーディオ部門」「エンターテインメント/ライティング部門」「映像制作/放送関連機材部門」「メディア・ソリューション部門」の4つの部門で構成する。
映像、放送、映画、音響、照明、ライブ、ネット、施設など、多岐にわたるメディア&エンターテインメント関連分野は、常にその領域間の垣根を越えながら拡大し続けている。コンテンツを制作し、人々につなげ、その体験を創造する最新技術と製品・サービスの全てが集合する場として、プロフェッショナルユーザーをはじめとしたメディア&エンターテインメントの多くの担い手が来場する。
特別企画として、6つのテーマ企画を実施。名称を刷新した「INTER BEE MEDIA Biz」では、コンテンツが自由に世界を駆け巡る時代に対応し、進化するメディアとビジネスの可能性を発信する場として展開する。
コンテンツ制作と表現の最前線を発信する「INTER BEE IGNITION×DCEXPO」は、年々充実度を増す「スタートアップ&ユニバーシティエリア」を中心に強化。
映像コンテンツの制作分野では、最前線を発信する「INTER BEE CREATIVE」と、映画制作に特化し映画業界関係者にアプローチする「INTER BEE CINEMA」を、より充実した内容で実施する。
プロのための音響体験をテーマとした「INTER BEE EXPERIENCE」では、SRスピーカーの「X-Speaker」とヘッドホン/マイクロホンの「X-Headphone/X-Microphone」の2つの試聴体験をさらに充実。
IP技術と次世代の放送コンテンツ制作やワークフローを具体的に発信する「INTER BEE DX × IP PAVILION」は、関係企業の連携による提案と体験の場として開催する。
【詳細】https://www.inter-bee.com/ja/


● 表技協が表現技術検定講座 3D都市モデルを想定 企画営業の提案書作成

最先端表現技術利用推進協会(表技協)は、「表現技術検定(まちづくり応用編)講座」を3月14日に開く。全国各会場とオンライン(Zoom使用)のハイブリッドで実施する。
まちづくり・地域づくり分野におけるVR技術を用いたファシリテーションの要点を基礎編から深めつつ、PLATEAU(プラトー:日本全国の都市デジタルツイン実現プロジェクト)による3D都市モデルの200都市を想定した企画営業の提案書づくりを試みて、発表会をする演習となっている。
なお、同講座は「まちづくり入門編」の受講は必須ではない。
【日時】3月14日/10時30分-17時
【申し込み締切日】3月13日
【会場】オンライン/実会場=フォーラムエイトセミナールーム(札幌、岩手、仙台、東京、名古屋、金沢、大阪、岩手、福岡、宮崎、沖縄/詳細=https://www.forum8.co.jp/forum8/showroom.htm
【受講料】1万2000円(テキスト書籍代金・検定証発行手数料込み)/なお、表技協会員は受講料優待が受けられる
【使用テキスト】表現技術検定 まちづくり公式ガイドブック
【詳細・申し込み】https://soatassoc.org/kentei-machi-2


● DCAJビジネスセミナー MWC25バルセロナ 本紙論説委員が報告

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)はビジネスセミナーとして、スペイン・バルセロナで3月3-6日に開催された、移動体通信の祭典「MWC25バルセロナ」(主催:GSMA)の報告会「MWC25バルセロナ報告 ~宇宙へ拡がる5G~」を3月25日にオンライン(Zoom使用)で開く(関連記事1面)。
MWCは携帯通信展示会の枠を超え、コンテンツ関係者にも関心の高い場となっている。今年の来場者は11万人を超え、コロナ禍からの回復を果たした。6Gの規格化作業が始まる直前でもあり、6Gについては沈黙する会社も多くあったものの、利用面では5G衛星通信が実用化段階に達しており、サービスの実現が待たれている。
同セミナーでは、MWC25で見られた技術、ビジネス面での最新状況について、MWCを長年定点観測している映像新聞論説委員で日本大学講師の杉沼浩司が解説する。また、世界中のスタートアップが集結する「4YFN」についても報告する。
【日時】3月25日/15時-16時30分
【定員】100人
【参加費】3000円(DCAJ法人会員無料)
【詳細・申し込み】https://mwc25-dcaj.peatix.com


● 映画人育成のための上映会「S.T.E.P.」

日本大学芸術学部の主催により、3月9-14日に新宿 K’s cinema(東京都新宿区)で開く。入場無料(満席の場合は入場不可)。
同上映会は、日本国内の映画教育に携わる大学と大学院が設立した全国映画教育協議会の加盟校の作品を中心に、若手映画人の育成を目的としたもの。今年度は、各校からの推薦作品10本を上映する。
毎年数多くの学生作品や若手映画人の自主制作が制作されるが、一般の映画館で上映されることは多くない。「観客の目に触れ、その声が直に制作者に届けられることで、若手が成長するステップになる場として実施する」としている。
【詳細】https://www.ks-cinema.com/movie/step2025/

2025/3/32025年3月3日

● eスポーツの現状学ぶ イベント開催依頼に対応へ/CRIオンラインセミナー

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第52回CRIオンラインセミナー(Zoom使用)を3月19日に開く。テーマは「ケーブルテレビ局がeスポーツイベントにかかわるべき理由 ~まずは拡大著しいeスポーツの現状を知ろう!~」。
講師は、福岡を拠点にeスポーツ事業を展開する戦国代表取締役の西田圭氏。同社は親会社のQTnetが福岡・天神に構築した西日本最大級のeスポーツ施設「esports Challenger’s Park」をホームスタジアムとして活用。高速回線とハイスペックなゲーミングPC、イベントにも活用できる大型ディスプレーを完備しており、若者がeスポーツを楽しむために集まる。
また、所属するプロeスポーツ選手(約30人)と共に国内リーグに参戦し、世界大会出場を目指している。
同社には、九州の自治体からeスポーツイベント/大会を実施してほしいとの依頼が多く入ってくる。各地のCATV局についても同様の動きがあるという。セミナーでは、eスポーツについて最新の動向を学び、その認識を新たにする。
【日時】3月19日/13時30分-15時(終了時間は予定)
【参加費】CRI会員4000円、非会員8000円
【申し込み・詳細】https://cri-info.jp/20250226_8245


● 横浜フランス映画祭2025 話題の最新作品がそろう 「新しい感性との出会い」

ユニフランスは、国内最大級のフランス映画の祭典「横浜フランス映画祭2025」を、3月20-23日の4日間、横浜市で開催する。
同映画祭は、1993年にスタートし、みなとみらい21地区を中心にフランス映画最新作の上映や、フランス人監督や俳優が数多く来日するなど、横浜の街をフランス文化一色に染める文化イベントとして親しまれてきた。
今回で32回目を迎える映画祭のテーマは、「Avec~新しい感性との出会い」。映画がもたらす価値観や文化の多様性を通じて、来場者に新たな感性との出会いを提供する。また、同映画祭の公式アンバサダーに俳優の二階堂ふみが就任した。
今回のオープニングを飾る作品は、カンヌ国際映画祭で高く評価され、フランス国内で動員940万人を超えるヒットを記録した『The Count of Monte-Cristo』。日本では「巌窟王」として知られるアレクサンドル・デュマ・ペールのフランス小説の金字塔「モンテ・クリスト伯」を原作とした、愛と憎しみのエレガントなスペクタクル復讐劇が描かれている。
さらに、アカデミー賞最多となる12部門13ノミネートを果たした、ジャック・オーディアール監督作『エミリア・ペレス』、2024年サン・セバスティアン国際映画祭 脚本賞を受賞したフランソワ・オゾン監督の『WHEN FALL IS COMING」など、フランス映画の持つ創造性の強さを感じられる作品を上映する。
会期中は、最新のフランス映画の上映に加え、来日ゲストによる舞台あいさつや、映画監督、プロデューサーが1つのテーマを多角的に掘り下げるマスタークラスなどを実施する。
【公式サイト】https://www.unifrance.jp/festival/2025


● 無料オンラインセミナー「『マンガ』『テレビ』『ゲーム』などメディア別 採用される企画書の極意Vol.1 エンタメ業界におけるメディアの種類とその企画書の特徴」

クリーク・アンド・リバー社(C&R社)が3月7日に開く。マンガやTV、ゲームなど、エンターテインメント業界関係者やエンタメ業界で働きたい人、ジャンルの垣根を越えてマルチに活躍したい人などが対象。
同セミナーシリーズは、テレビのシナリオやマンガの原作、ゲームシナリオなど、多岐にわたり活動するマルチクリエイターの白石マミ氏が、メディア別の企画書の書き方に加え、メディア別の企画制作についても深掘りし、さらにメディアごとの企画アイデアの考え方・構成の基礎知識について全11回で解説する。
【詳細・申し込み】https://www.creativevillage.ne.jp/category/crv_event/157794/

2025/2/242025年2月24日

● ケーブルコンベンション2025 7月24、25日にリアル開催 技術ショーも出展者を募集

日本ケーブルテレビ連盟、日本CATV技術協会、衛星放送協会の3団体は、CATV業界の総合コンベンション「ケーブルコンベンション2025」ならびに関連イベント「ケーブル技術ショー2025」を7月24、25日にリアル会場で開く。併せてオンライン開催を実施する。
「ケーブルコンベンション2025」は『『PASSION!』~ケーブルテレビがひらく、地域と暮らしの未来のカタチ~』をテーマに、CATV業界が持続的成長をしていくための情報交換・情報収集の場として記念式典や各種セミナーを開催する。
「ケーブル技術ショー2025」は『『POTENTIAL!』~ケーブルテレビがもたらす地域課題解決への力~』をテーマに、技術展示会や各種セミナーを実施する。地域の課題解決、持続可能な地方の成長につなげるため、関連する事業者や地域のステークホルダーが一堂に会し、官民連携、企業間連携の創出を提供していく。現在、公式サイトで出展者を募集している。
◆ケーブルコンベンション2025
【会期】リアル開催=7月24、25日、オンライン=8月1日-9月30日
【会場】リアル開催=東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内3-5-1)、オンライン開催 公式サイト(https://www.catv-conv.jp/
◆ケーブル技術ショー2025
【日時】技術展示会(リアル会場)=7月24日/9時30分-18時、25日/9時30分-17時、オンライン展示会=6月24日-9月10日
【会場】技術展示会=東京国際フォーラム(ホールE)、オンライン展示会=公式サイト(https://www.catv-f.com/


● 国内対象コンペ部門 若手監督の作品募集/SKIPシティ国際映画祭

今年で22回目を迎える「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」は、7月18-26日の9日間の日程で開催予定だが、国内作品のみを対象にコンペティション部門の作品を3月14日まで公募している。
同映画祭のコンペティション部門は、映画界の未来を担う新たな才能の発掘と育成を主たる目的としており、国内作品を対象に、エンタメ性と映画界に新風を吹き込む新たな表現の可能性に富んだ作品を募る。
なお、デジタルで撮影・編集され、かつデジタルでの上映が可能で、長編映画(60分以上の作品)制作数が5本以下の監督の作品であることなどが条件となる。
厳正な選考によってノミネートした作品は映画祭期間中に上映し、審査委員会による最終審査を経て決定する最優秀作品賞(グランプリ)や、今後の映画制作に可能性を感じる監督に贈る「SKIPシティアワード」などを授与する。
【応募の詳細】https://www.skipcity-dcf.jp


● フィルムアワード開催 日本のものづくりに焦点 大賞など7作品を表彰/ニッポン手仕事図鑑

産地貢献のため、職人にフォーカスした動画作成や後継者インターンシップなどを手掛けるニッポン手仕事図鑑(東京都中央区)は、日本のものづくりや手仕事にフォーカスしたドキュメンタリー映像を対象にした「ニッポンものづくりフィルムアワード2024」の授賞式を、1月23日に東京・白金台の八芳園で開いた。
今回は、応募総数63作品から、受賞作を含む45作品が一次選考を通過。授賞式では、グランプリと準グランプリ、特別賞を含めて計7作品を表彰し、グランプリには齋藤汐里氏が制作した『THE LIFE ARTIST ~塩匠・井上雄然~』が選ばれた。
「ニッポンものづくりフィルムアワード」は、2019年に第1回を開催、今回で2回目となる。日本が誇る文化や地域の伝統産業(作り手)にフォーカスを当てるだけでなく、各地の映像クリエイター(伝え手)が世に出る機会を創出することを目的としている。
今回は「今、会いに行きたい作り手の声」をテーマに、作品を募集。また、同アワードの審査基準は、映像作品としてのクオリティだけではなく、フォーカスする作り手の選定を含めて「会いに行きたい理由が伝わってくるか」、「作り手の声が届いてくるか」といった観点から審査したという。
その他の受賞作品は以下のとおり(敬称略)。
★準グランプリ▽「器而庵 大子漆と八溝塗の100年先に続く産地をつくる」(制作:立原裕之)
★特別賞▽「世界の海へ、ウッドルアー職人|魚(ぎょ)じゃらし工房」(制作:TWIN 三好雄介)▽ 「シミズ時計店~時を紡ぐ店~」(制作:飯島偲文)▽ 「日常の美しさをこっぱ人形に宿して」(制作:KINONE)▽ 「外国人初の刀鍛冶」(制作:産経新聞社 土谷耕二)▽ 「ECHIZEN KNIFE ARTISANS」(制作:ミミヨリデザイン)


● ショールーム内覧会を開く 豊富なラインアップ展示/レイヤードジャパン西日本支社

レイヤードジャパンは昨年、大阪府吹田市に西日本支社を開設したが、西日本地域の顧客に対して、より充実したサービスを提供するため併設したショールームの内覧会を2月26-28日の3日間開催する。
ショールームには、「CLM M5シリーズ」最新モデルと、1枚につき最大45度の湾曲が可能な「LN-Cシリーズ」をはじめ、豊富なラインアップを展示している。
CLM M5シリーズは、日本国内で6000平方メートル以上出荷されている屋外用レンタル/仮設向け機種。会場では最新の4.8ミリメートルピッチを披露。湾曲対応屋内レンタル向け機種LN-Cシリーズは、波形や直径 1.2メートルの円形に組み合わせることが可能で、空間演出にさらなる可能性を提供する。
なお、来場は予約制になっている。
【日時】2月26-28日/10-15時
【会場】西日本支社ショールーム(大阪府吹田市江坂町1-22-22盟友ビル4階)
【詳細】https://planarjp.com/news/515/


● オフィスでのデジタルサイネージ活用を提案/三信電気、イノコスがウェビナー

三信電気とイノコスは、共催ウェビナー「デジタルサイネージから始めるオフィスDX」を2月28日に開く(Zoom使用)。参加費無料(事前登録制)。
同セミナーでは、あまり知られていなかったデジタルサイネージ活用の効果や、その他「知っておきたい」DXソリューションなどについて解説する。社内の情報共有効率化による生産性向上、フロア空間デザイン改革での社員モチベーションアップなどでの活用を提案する。
セミナーの内容は、①デジタルサイネージ「KAWARA版ネット」、②高速安全な独自ネットワーク「ローカル5Gパック」、③21世紀の大発明「落雷抑制システムズ」となっている。
【日時】2月28日/14時-14時45分
【申し込み】https://zoom.us/webinar/register/7917388232634/WN_Qk4qxC14Q0eck0xd92HHmQ#/registration


● 27、28日 大阪で展示会を共同開催 Inter BEE出展製品を披露/ブラックマジック、伊藤忠ケーブル

ブラックマジックデザインと同社製品を販売する伊藤忠ケーブルシステムは共同で、展示会「After Inter BEE」を2月27、28日に大阪で開く。入場無料(事前来場登録は不要)。
ブラックマジックデザインは、「Cloud Store」、ST2110 IP製品などの機材をそろえる。
伊藤忠ケーブルシステムからは、昨年のInter BEEで注目されたオリジナルのファイルインサーター「Quick Inserter」と、ノンリニア編集でダビンチリゾルブとも相性が良い共有サーバー「Facilis Technology」を展示する。
【日時】2月27、28日/10-17時
【会場】ブラックマジックデザイン大阪オフィス(大阪市中央区南久宝寺町4-3-9 丸盛ビル)
【詳細】https://bmduser.jp/eve_detail.php?id=100


● VIPOが「日本映画史探検」 東京・調布で貴重な資料展示 映画アーカイブ事業の一環

映像産業振興機構(VIPO)は、国立映画アーカイブの「令和6年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業」の一環として、「映画のまち調布シネマフェスティバル2025」内で、映画資料の展示『日本映画史探検!《新東宝/国際放映》と《近代映画協会》の歩み』を22日から開催している(3月2日まで)。入場無料。
この展示では、令和6年度事業の調査結果を元にして、新東宝/国際放映と近代映画協会の歴史をさまざまな映画資料の展示によって紹介。また調査関連の特撮資料や映像機材などを展示する。
約15年の活動ながら幅広い作品群、多くの監督や俳優を世に送り出し、以降の日本映画やテレビ史に多大な影響を与えた「新東宝」と、その後継会社で数多くのテレビドラマを制作した「国際放映」、そして根源的な人間像を描いた作品や戦後の平和を訴えた社会派作品で知られる「近代映画協会」の歴史を、豊富な映画資料でたどる。
同事業は、平成30年度文化庁事業として開始され、令和5年度から国立映画アーカイブが実施。VIPOは過去の年度から継続して今年度も受託して運営している。
【展示資料例(一部)】▽『煙突の見える場所』のベルリン映画祭受賞時の賞状▽新東宝関連記事のスクラップブック▽石井輝男監督や山際永三監督の旧蔵脚本▽『裸の島』モスクワ国際映画祭受賞時のトロフィー▽『一枚のハガキ』の直筆の創作ノート▽新藤兼人の未映画化脚本「ヒロシマ」の直筆原稿▽大映特撮作品で使用された機材や『大魔神怒る』の背景画▽東宝特撮スタッフが遺した資料
【日時】開催中-3月2日/10-19時
【会場】調布市文化会館たづくり 2階北ギャラリー(東京都調布市小島町2-33-1)
【詳細】https://chofucinemafestival.com/exhibition/969/

2025/2/172025年2月17日

● 番組配信「ロコテレ」の活用 CATV2社が事例を報告/CRIオンラインセミナー/

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第51回オンラインセミナー(Zoom使用)を2月21日に開く。今回のテーマは『IP配信への入口、「ロコテレ」活用方法が見えてきた!』。
「ロコテレ」は、スマートテレビやスマートフォンなどにダウンロードすると、全国の多彩な番組が見られる動画配信アプリ。CATV事業を展開するニューメディア(NCV)が運営する。
セミナーでは「ロコテレ」を導入するCATV2社が活用事例を報告。日本海ケーブルネットワークは、自社制作の番組を配信することで広告収入を伸ばしている。となみ衛星通信テレビでは、早くから「ロコテレ」を採用しているが、無制限に番組が見られる有料サービスを開始した。また、ニューメディアは「ロコテレ」の現状を説明する。
講師は、日本海ケーブルネットワーク/メディア推進部メディア企画課課長補佐 松村公太郎氏、となみ衛星通信テレビ/営業管理課長 太田亮哲氏、同/制作課長 森井優氏、ニューメディア/常務取締役 中川宏生氏。
【日時】2月21日/13時30分-15時30分(終了時間は予定)
【参加費】CRI会員4000円、非会員8000円
【詳細】https://cri-info.jp/20250203_8231


2025/2/102025年2月10日

● CEATEC 2025 10月14-17日 幕張メッセで/JEITA

電子情報技術産業協会(JEITA)は「CEATEC 2025」を10月14-17日の4日間、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催すると発表した。2000年の第1回開催以来、26回目の開催となる今回は「Innovation for All」を開催テーマに各種企画を計画している。
出展募集は13日午前10時から申し込み受付を開始する。優先申し込み期限は4月30日まで。


● 15日に一般向けフェスタを開催/富山県ケーブル協議会

富山県ケーブルテレビ協議会は、一般を対象とした「ケーブルテレビフェスタ2025」を2月15日に富山県高岡市のイオンモール高岡で開催する。
会場では、CATVの専門チャンネルを紹介するとともに、アンパンマン ミニショーや野球ホームランゲーム、輪投げなど、子供から大人まで楽しめるイベントを実施。また、CATVの相談コーナーを設け、各サービスの新規申し込みを受け付ける。


● Dante AV Ultraの機能説明 大阪・東京で製品セミナー/エーディテクノ

エーディテクノは、最新Colibriコーデックを採用した業界初のDante AV Ultraエンコーダー/デコーダー「DAV-01シリーズ」を発売するにあたり、「Danteの進化系!Dante AV Ultraが実現する高信頼性AVネットワーク」と題し、Danteの開発元として知られるAudinate社と共に大阪と東京でセミナーを開く。参加費無料(事前予約制)。
AV over IP化の潮流とともに、映像と音響のシステム統合が一層進みつつある。エーディテクノでは、システムインテグレーションにおいて新たな価値を提供する。
◆大阪会場
【日時】2月26日/10時-11時15分、13時-14時15分、15時-16時15分
【場所】TKPガーデンシティ大阪淀屋橋(大阪市中央区今橋2-5-8トレードピア淀屋橋10階)
◆東京会場
【日時】2月28日/時間は大阪会場と同じ
【場所】コモレ四谷タワーコンファレンス(東京都新宿区四谷1-6-1コモレ四谷 四谷タワー3階)
【申し込み】https://outlook.office365.com/book/Bookings3@ad-techno.com/


● 堤幸彦監督と映画鑑賞会 上映後にフリートークも/フェローズが21日に開催

フェローズは、「COMPLEX MEETS-堤幸彦監督との特別な時間を楽しむスペシャルイベント ~情熱から生まれた『truth~姦しき弔いの果て~』を監督と一緒に鑑賞する会~」を2月21日に東京・恵比寿で開く。
これは、『金田一少年の事件簿』『ケイゾク』『TRICK』など、数々のテレビ番組を手掛け、映画や舞台でも幅広く活躍している堤幸彦監督と映画を一緒に見るイベント。鑑賞する作品『truth~姦しき弔いの果て~』は、フェローズが運営する、クリエイターのためのオンラインコミュニティー「CREATORS COMPLEX」で、堤監督自身が「映画制作者としての意識に大きな影響を及ぼした」として挙げた映画。
映画業界が完全に止まってしまったコロナ禍に、3人の俳優が立ち上がり堤監督に企画を持ち込んだことから生まれたインディーズムービーで、海外映画祭9冠を獲得という偉業を遂げた。
映画鑑賞会後は、フリートークセッションを実施。企画誕生の背景から撮影現場でのエピソードまで語る。参加者からの質問も受け付ける予定。軽食・飲み物も用意する。
【日時】2月21日/18時-20時30分
【会場】FELLOWS Bistro&Bar(東京都渋谷区恵比寿西1-9-1 第2ともえビル3階)
【定員】40人(参加資格20歳以上)
【参加費】CREATORS COMPLEX会員2500円、一般3500円
【申し込み特典】堤幸彦監督ほか著名クリエイターが毎月1回、ライブで登場するオンラインコミュニティー「CREATORS COMPLEX」に1カ月無料で招待。
【詳細】https://peatix.com/event/4279651/view


● 優秀作品賞上映会 14-20日に都内で開く/日本アカデミー賞協会

日本アカデミー賞協会は、「第48回日本アカデミー賞優秀作品賞上映会」を2月14-20日の期間、東京・高輪のT・ジョイPRINCE品川で開く。1月21日に発表された優秀作品賞全5作を上映し、各作品の製作スタッフが作品への思いや見どころ、今だから言えるエピソードや撮影の舞台裏などを語る。上映作品は、『キングダム 大将軍の帰還』、『侍タイムスリッパー』、『正体』、『夜明けのすべて』、『ラストマイル』。
チケットは、オンライン予約サイト「KINEZO」および劇場窓口で販売。ともに上映日の2日前より購入可能。
【会場】T・ジョイPRINCE品川(東京都港区高輪4-10-30 品川プリンスホテルアネックスタワー3階)
【料金】各回一般1300円(一部作品を除く)
【詳細】https://www.japan-academy-prize.jp

2025/2/32025年2月3日

● 万博EXPOアリーナで上映の映像をコンテスト形式で募集/2025年日本国際博覧会協会

2025年日本国際博覧会協会は、大阪・関西万博において、EXPOアリーナ「Matsuri」のステージに設置するEXPO VISIONで上映する映像について、世界中からコンテスト形式で広く作品を募集する。クリエイターに作品発表の場を提供するとともに、多彩な情報を発信するコンテンツをそろえることで、「Matsuri」の来場者にとって魅力ある映像体験の実現を目的としている。
万博期間中を通して上映するコンテンツの内容は、万博のテーマ『いのち輝く未来社会のデザイン(Designing Future Society for Our Lives)』を表現、またはテーマに関連するもの。加えて、①SDGsへの貢献(環境対策、人権など)、②上質なアートコンテンツ(伝統芸能、地域魅力発信など)、③日本と海外のカルチャー、サブカルチャー、④先進的なクリエイティブ、⑤その他上映の趣旨に沿うもの–のいずれか、または複数に該当するもの。
作品の長さは、原則として15秒以上3分以下、サイズは16対9(1920×1080ピクセル)、MP4ファイル。日本語音声のコンテンツには、英語字幕を入れる。外国語音声のコンテンツには、日本語字幕を入れる。
受付期間は、2月28日(17時)まで。3月上旬に選考し、審査結果を公表する。
【募集要項】www.expo2025.or.jp/news/news-20241226-03/
【問い合わせ】EXPO VISIONにおける映像コンテンツ募集事務局(Eメール=expo_vision@expo2025.or.jp


● 女性映画人特集の第3弾 計52本の日本作品を上映/国立映画アーカイブ

国立映画アーカイブは、上映企画「日本の女性映画人③-1990年代」を2月11日-3月23日(月曜日休館)に開く。
2022年度の「日本の女性映画人①-無声映画期から1960年代まで」、23年度の「日本の女性映画人②-1970-1980年代」に続く特集上映となる今回は、1990年代前後の作品を含め、劇映画、ドキュメンタリー、実験映画、アニメーションなど計52作品(37プログラム)を上映。それぞれの女性映画人を顕彰するとともに、日本映画史を見据える新たな視点を提示する。
【会場】国立映画アーカイブ 長瀬記念ホールOZU(東京都中央区京橋3-7-6)
【詳細】www.nfaj.go.jp/film-program/women202502/


● オンラインで無料報告会 最新の調査研究成果を公開/マルチメディア振興センター

マルチメディア振興センター(FMMC)は、「最新研究報告会」を2月26日にオンラインで開く。FMMCでは、ICT分野の発展に資することを目的として、政策・制度の整備、技術の発展、社会での利活用といった視点から調査研究を実施し、毎年その成果を無料で公開している。
プログラムは次のとおり。
[10時開始] ▽「2030年放送制度論考-放送とネットの『広告』問題」 =無料放送を提供する地上波放送が、ネット配信市場において、ストリーミング・プラットフォーマーとの公正な競争を実現し、かつIP再送信による新たな広告収入の機会を得られるよう、広告を切り口とした健全な市場環境の構築と地上波放送の持続可能なビジネスを考える
[11時開始] ▽「動画配信時代のスポーツ放映(前編)-放映権ビジネスとユニバーサルアクセス権-」 =スポーツ放映権ビジネスの先端を開く米国と、政策議論の先端に立つ欧州の動向を整理するとともに、日本におけるスポーツ視聴の実態を調査する。これにより、日本のスポーツ放映の商業的価値と社会的価値を再評価し、その在り方を見直すための定性的・定量的データを提供する
[13時開始] ▽「オンライン安全法制の国際動向-英国、オーストラリアの事例を中心に」 =先進的事例として、英国、オーストラリアのオンライン安全法制の内容・体制・影響・課題を抽出するとともに、オンライン安全規制当局による国際協力枠組「GOSRN」について考察することで、我が国における違法・有害なオンライン・コンテンツ対策を考える上での視座を提供する
[14時開始] ▽「東アジアの超高齢化社会とICT利活用動向-中国・韓国の見守り系サービスを中心に」 =日本以上のスピードで今後一人暮らし高齢者世帯の急増が見込まれる中国と韓国の高齢者見守り系ICT活用サービスの政策と導入状況を調査し、課題と日本への示唆を導出する
[15時開始] ▽「東アジア等の電子政府を中心としたGovTechの事例分析と日本への示唆」 =わが国の次世代公的DPF(デジタルプラットフォーム)の導入に際して、より実践的な示唆を得るために、文化的背景やインフラ基盤の整備状況や法制度等において、我が国との類似性や近似性がみられる韓国、台湾の東アジア地域の事例を調査する
【日時】2月26日/10-16時
【開催方式】Teamsによるオンライン
【参加申し込み】(2月19日まで)events.teams.microsoft.com/event/053c34c8-b2fc-433f-afb6-4e9301f872c1@fc56db07-0c9c-493e-9645-fd60a5fcb7de
【問い合わせ】Eメール=forum@fmmc.or.jp

2025/1/272025年1月27日

● 第10回 関西放送機器展 出展申し込み受付を開始 7月2、3日に大阪で開催

関西最大級の放送・業務用機器展「第10回 関西放送機器展」が7月2、3日に大阪南港ATCホール(大阪市住之江区)で開催されるが、このほど出展申し込み受付を開始した。主催は、アジア太平洋トレードセンター、テレビ大阪、テレビ大阪エクスプロで構成する関西放送機器展実行委員会。
関西放送機器展では、次の集中展示エリアの設置により、製品・設備導入に関して、意欲の高い来場者を誘致する。
【コンテンツ配信ゾーン】(1億総クリエイター・映像制作をもっと身近に手軽に)動画配信サービスの普及、民生用機器やソフトのクオリティーが飛躍的に向上し、今では誰もが気軽にコンテンツ制作ができる環境が整ってきている。同ゾーンは、プロ・アマチュアクリエイターに限らず、これからクリエイターを目指す人も必見のゾーンとして開設し、新たな出会いの場を創出する
【Media over IPゾーン】(IP化を加速し新たなビジネスを創出)放送システムのIP化に関連する内容を展示。映像や音声などのコンテンツをIPネットワークで伝送するソリューションや最新の通信技術に関するゾーンとなる
【生成Aiゾーン】(AI活用で制作現場の効率化を提案)制作現場で導入が進む生成AIを集中展示。可能性を秘める最新のAI技術を体感してもらうことで、導入検討に結び付ける
【申し込み・詳細】https://www.tv-osaka.co.jp/kbe/


● 第16回「カンヌ コーポレートメディア&TV大賞」作品募集

優れた企業映像と報道ドキュメンタリー作品を募集。エントリーはオンラインで受け付けている。全部で53の応募カテゴリーがある。作品は複数の部門に同時にエントリーできる。応募対象者は、映画制作会社、映画プロデューサー、公共機関、エージェント、テレビ局、NGO団体、学生など。
応募条件は、2023年1月1日以降に制作・放送された作品、またはインターネットに掲載された作品。応募者は、応募作品に関する全ての著作権を有する、もしくは著作権の使用許諾を受けているものとする。
応募締切日は5月21日。応募には費用がかかる。なお、2月11日まで応募した場合、全額から10%の割引となる。表彰式は9月にフランス・カンヌで開かれる。
「カンヌ コーポレートメディア&TV大賞」は、企業映像という分野唯一の賞として2010年から活動を開始。現在は世界46カ国から800件の申請を受け付ける国際的な賞へと成長している。
【応募要領】https://www.cannescorporate.com/exp/jp/regulations.php


● 若手映画作家育成プロジェクト 「合評上映会」を開く 短編映画4作品を公開/VIPO

映像産業振興機構(VIPO)は、文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2024」において、今年度の製作実地研修で完成した短編映画4作品の「合評上映会」を2月27日に都内で開く。
若手映画作家の登竜門「ndjc」の修了生には、『ナミビアの砂漠』(24年)で第77回カンヌ国際映画祭 国際映画批評家連盟賞を女性監督として最年少受賞した山中瑶子監督や、『瞼の転校生』(24年)で第26回ウディネ・ファーイースト映画祭コンペティション部門 観客賞2位、第18回フランス・KINOTAYO 現代日本映画祭グランプリを受賞した藤田直哉監督などがおり、近年は国内のみならず世界からも注目されている。
今年度も4人の監督を選出。4人はプロとしての第1歩を踏み出すべく、ワークショップや脚本指導、演出講義などでの学びを得て、各制作プロダクションのもとプロのスタッフ・キャストと共に短編映画を完成させた。
【上映作品】▽「スリーピング・スワン」(佐藤そのみ監督)▽「あて所に尋ねあたりません」(たかはしそうた監督)▽「いちばん星は遠く輝く」(武田かりん監督)▽「あわいの魔物たち」(守田悠人監督)
◆東京 合評上映会(業界関係者および一般モニター)各作品の上映後には、監督・一部出演者による舞台あいさつを予定
【日時】2月27日/開場13時、開演13時30分、終演17時15分(終演後に名刺交換会を実施)
【会場】 丸の内TOEI①(東京都中央区銀座3-2-17)
◆一般モニター募集
【申し込み】ndjc 公式サイトの合評上映会特設ページ(https://www.vipo-ndjc.jp/screening/monitor2024/)から申し込む
【定員】20 人(先着順、定員に達し次第締め切る)


● 国際自動車映画祭 第3回の作品を募集 SNSの映像も対象に

2023年に日本で開始した国際自動車映画祭「インターナショナル・オート・フィルム・フェス」(東京都中央区、清水喜之代表)が、第3回の作品募集を開始した。クルマがテーマの映像作品であれば、CMやYouTube、Vimeo、インスタグラムなどのSNSの映像作品でも、製作者本人であれば応募が可能。応募締め切りは2月28日。
作品は15分で、2024年1月1日以降に完成、または公開したもの。作品言語は、日本語、英語、または日本語か英語の字幕。応募費用は無料。
審査員として、新たに国内から元F1レーサーの片山右京氏、海外からピーター・ライオン氏(オーストラリア)、ジャクリン・トロップ氏(米国)、マイク・ラザーフォード氏(英国)、マリオ・ボック氏(ポルトガル)が加わる。
【詳細・公式ウェブサイト】 https://autofilmfesta.net


2025/1/202025年1月20日

● 全国からプロジェクト募集 産学官金連携で伴走支援/山梨県が実証実験サポート事業

山梨県は、最先端技術やサービスを有するスタートアップ企業等に対し、補助金最大600万円、補助率4分3の経費支援をするとともに、山梨県全域を実証実験のフィールドとして、産学官金連携のオール山梨体制で伴走支援する「TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業」を実施している。現在、第8期事業の実施にあたり、全国のスタートアップ企業などからの実証実験プロジェクトを募集中。応募期間は1月31日まで。
近い将来、リニア中央新幹線が開業し、山梨県には中間駅としてリニア駅が設置される。これにより、都心や名古屋からの時間距離が大幅に短縮、飛躍的なアクセス向上が見込まれている。
そのため、2020年3月に策定した「リニアやまなしビジョン」に基づき、「テストベッドを突破口に最先端技術で未来を創るオープンプラットフォーム山梨」の実現を目指している。
募集対象は、全国のスタートアップ企業、大企業、中小企業、個人事業者(個人を除く)。募集テーマはフリー。
経費支援のほか、実証実験実施に関して必要となる地元調整、実施場所(フィールド)の斡旋・提供を自治体職員が支援。また、実証プロジェクトの事業化に向けたメンタリングや事業成長につなげる情報提供等の専門的アドバイスや、協力を得る必要がある地元企業とのマッチング支援などを提供する。
実証実験期間は、2025年4月から9月末まで。なお、24日まで個別相談会を実施している。
【応募方法・詳細】やまなし未来創造インフォメーション(https://www.pref.yamanashi.jp/try_yamanashi/support/news8.html


● AIガバナンス中心に最新の取り組み解説/第38回FMMC研究会

マルチメディア振興センター(FMMC)は、「第38回 FMMC研究会」を1月29日にオンライン(Zoom使用)で開く。テーマは『AIに関する主な取組について ~AIガバナンスを中心に~』、講師は総務省 情報流通行政局参事官の山野哲也氏。
近年のAI関連技術の進展は目覚ましく、さまざまな生成AIサービスが新たに開発・提供・利用されている。また、イノベーションを促進しつつリスクに適切に対応していくため、国内外でAIガバナンスに関する検討が進められている。
総務省では昨年、経済産業省と連携し、広島AIプロセスの国際指針や国際行動規範などを踏まえたAI事業者ガイドラインを策定・公表している。
今回の研究会は、AIガバナンスに関する話題を中心に、AIに関する総務省の主な取り組みのほか、政府全体の取り組みや関連するトピックスなどについて解説する。参加費無料。
【日時】1月29日/15時-16時30分(終了時間は予定)
【申し込み締切日】1月27日
【申し込み】https://www.fmmc.or.jp/activities/kenkyukai/fmmckenkyu/tabid385.html


● 沖縄で「BeeO2025(Broadcast equipment exhibition Okinawa2025)」開催

BeeO2025は、放送機器と映像・音響編集機器、ネットワーク関連機器を中心とした展示会。入場無料。主催はRBCビジョン。
【日時】1月22日/10-18時、23日/10-17時
【会場】RBC琉球放送会館4階ホール(沖縄県那覇市久茂地2-3-1)


● IP伝送製品の機能を説明 東京と大阪でイベント開く/ブラックマジックデザイン

ブラックマジックデザインは、東京と大阪でIPソリューションに関する説明会を開く。参加費無料。
21日には、都内で「Blackmagic 2110 IPソリューション説明会@パンダスタジオ浜町」を実施する。IPシステムの構築に役立つBlackmagic 2110 IP製品に焦点を絞って、それらの製品の機能や使い方を説明。またパンダスタジオ浜町に集められた実機を使って、視覚的に分かりやすくIPワークフローを解説する。
今回のイベントは、ハイブリッドでYouTubeでもオンラインで配信する。申し込み者には後日YouTubeのリンク(アーカイブあり)を伝えるため、来場が難しい場合はオンラインで参加できる。
【日時】1月21日/16時30分-18時
【会場】パンダスタジオ浜町7階(東京都中央区日本橋浜町2-62-6)
【申し込み・詳細】bmduser.jp/eve_detail.php?id=1 0 9
22日には、大阪で「Blackmagic IP製品説明会」を開く。ブラックマジックデザインのIP伝送製品を披露し、その機能について解説する、製品は「HyperDeck」「Cloud Store」「2110 IP製品」。
【日時】1月24日/15-17時
【会場】ブラックマジックデザイン大阪オフィス(大阪市中央区南久宝寺町4-3-9丸盛ビル)
【定員】10人(事前予約制/最低開催人数3人)
【申し込み・詳細】https://bmduser.jp/eve_detail.php?id=107


● 大阪でライブ・PA向けポータブル製品の試聴会/BOSEが関西で初開催

BOSE PROFESSIONAL JAPANは、1月29、30日の両日、大阪・南堀江で関西エリア初開催となるライブ・PA向けポータブル製品試聴会を開く。
「L1 Pro」と「S1 Pro+」の2モデルは、バンド生演奏・弾き語りを交えた30分プレゼンを実施。また、メイン・モニターとしても使えるポイントソーススピーカー「AMM」は、音出し用の展示機を用意する。新製品・天井埋め込み型指向性スピーカー「EdgeMax-LP」も同時展示する(プレゼン以外の時間は自由な内覧形式)。
入場無料(事前申し込み制)。
【日時】1月29日/15時30分-20時、30日/10時30分-20時
【会場】5th Street(大阪市西区南堀江1-1-12 浅尾ビル)
【申し込み】https://x.com/BosePro_Japan/status/1879768388962328639


● 最新映像機器内覧会 メーカー別に製品を披露 カメラなどの比較展示も/光和が23、24日開催

光和は「2025 最新映像機器内覧会」を1月23、24日の2日間、同社本社ビル(東京都江東区)で開く。入場無料。
同社では毎年1月に本社屋で内覧会を開催している。今回も最新鋭の技術を駆使した新製品など幅広い製品がそろう。
各会場の主な展示テーマは次のとおり。
[4階会場] ▽メーカー別展示エリア▽インタラクティブボード比較展示▽自動追尾カメラ比較展示
[3階会場] ▽メーカー別展示エリア▽レンタル:イベントスペース▽LED比較展示(常設)▽高輝度プロジェクター比較展示(同)
[2階会場] ▽商談エリア▽喫茶カウンター▽景品カウンター
【日時】1月23、24日/10-17時
【会場】光和本社(東京都江東区辰巳1-5-25)
【詳細】https://www.kowanet.co.jp/tour/

2024/12/232024年12月23日

● 業界研究ベーシックコース 幅広い範囲の人材育成に/全7回 VIPOが受講者を募集

映像産業振興機構(VIPO)は、「業界研究ベーシックコース」2024年度の受講者募集受付を開始した。同コースは、コンテンツ業界のさまざまなジャンルの基礎知識を学べる人気の講座となっており、年に一度の冬期のみの開講となる。
今期は、キャラクター、ゲーム、アニメ、出版、映画、音楽とSNSマーケティングについて、最新の市場分析や収益構造、展望、課題などとともに、各社の展開事例について学ぶ。会場、オンラインのどちらからの受講が可能なハイブリットで実施する(オンラインは同時配信のみで、アーカイブ配信はない)。
業界研究ベーシックコースは、新人や転職者から経営幹部まで、幅広い範囲の人材育成に役立つ内容。次の2種類の受講パターンから選べる。
◆一括受講
全7回全て基礎知識からビジネスモデル、展開事例までを横断的に学ぶことができる。各回で異なる受講者の参加も可能。申し込み締切日は、2025年1月8日(定員に達し次第締め切る)。
【詳細】https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd-nGQ4HKoss4LtHkDYX_VFYYOQDCK5kRhsSpOkzGva1q3THQ/viewform
◆単発受講
興味のある講座のみをピックアップして受講できる。申し込み締切日は、各講座開催日の前日まで(定員になり次第締め切る)。
【詳細】vipo-academy.jp/course/ib/#each_course
【日程】▽第1回「キャラクター業界」(1月15日)▽第2回「ゲーム業界」(1月22日)▽第3回「アニメ業界」(2月5日)▽第4回「出版業界」(2月12日)▽第5回「SNSマーケティング」(2月19日)▽第6回「映画業界」(2月26日)▽第7回「音楽業界」(3月5日)


● コニカミノルタプラネタリウム「Planetarium Concert-宇宙を旅するクラシック-」

宇宙を旅するような映像演出と共に『運命』、『別れの曲』、『Fly Me to the Moon』といった名曲の生演奏をプラネタリウムで楽しむ。
【日程】2025年1月18日-3月30日の土・日・祝日
【時間】14時15分開演(約50分の上演予定)
【料金】オンラインチケット4000円、当日チケット4500円
【会場】コニカミノルタプラネタリアTOKYO(東京都千代田区有楽町2-5-1)
【詳細】https://planetarium.konicaminolta.jp/


● メディアミックス想定 企画書の作り方を学ぶ/C&R社がウェビナー

クリーク・アンド・リバー社(C&R社)は、マンガやTV、ゲームなど、エンターテインメント業界で仕事をしている人や働きたい人、ジャンルの垣根を越えてマルチに活躍したい人などを対象に、無料のオンラインセミナー「『マンガ』『テレビ』『ゲーム』などメディア別エンタメ企画書の極意Vol.5 メディアミックス想定の企画書の作り方」を2025年1月17日に開く。
仕事を手広くしていると、マンガ家や芸能事務所の担当者など、さまざまなメディア担当者との人脈が広がっていく。このような人脈をうまく活用することで、メディアミックスを想定した企画書を作成できるようになるという。
今回は、具体的な事例を交えながら、効果的なプレゼンテーションのコツや、メディアとの連携方法についても伝える。
講師は、脚本家(シナリオライター)・ゲームプランナー・マンガ原作者で、日本工学院八王子専門学校 非常勤講師、江戸川大学 非常勤講師の白石マミ氏。
【日時】25年1月17日/19-20時
【定員】60人
【申し込み・詳細】https://www.creativevillage.ne.jp/category/crv_event/155898/


2024/12/162024年12月16日

● メキシコ映画を特集 5週間にわたり全35作品/国立映画アーカイブが上映企画

国立映画アーカイブは、2025年1月7日から5週間にわたって、上映企画「メキシコ映画の大回顧」を開催する。
今回の共催企画では、メキシコ無声映画期の代表作『灰色の自動車』(1919年)から、巨匠監督やスター俳優たちが活躍した黄金期の名作、1960年代に勃興した新しい潮流「ヌエボ・シネ」以降に頭角を現した監督たちによる1980年代までの話題作を、メキシコ国立自治大学フィルモテカ、メキシコ・シネテカ・ナシオナル、メキシコ映画機構の所蔵作品を中心に、29プログラム(35作品)にまとめて上映する。チケットは一般1300円ほか。
【会期】25年1月7日-2月9日(月曜休館)
【会場】国立映画アーカイブ(東京都中央区京橋3-7-6)
【詳細】https://www.nfaj.go.jp/film-program/mexico202501/


● 完全予約制の個別説明会 BMD新製品をそろえる/三信電気が19、20日

三信電気は、ブラックマジックデザインと共同で、Inter BEE 2024出展製品を中心に説明する完全予約制の「ユーザー個別説明会」を12月19、20日に開く。
DaVinci Resolve Speed Editorは、マルチカム編集専用に設計されたエディターパネル。カメラ選択用のボタンが可能で、ニュース映像の切り替えやライブスポーツのリプレイに適している。このほか、カメラ、ATEMスイッチャーなどを展示する。
【日時】12月19、20日/9時30分-17時
【会場】ブラックマジックデザイン(東京都目黒区駒場4-7-2)
【申し込み・問い合わせ】三信電気 映像システム営業部TEL:03-5484-7270/ Eメール= eizo-info@sanshin.co.jp


2024年12月9日

● 若手のCM制作者を募集 斬新な発想の映像表現求める/西尾レントオール

総合レンタル事業を展開している西尾レントオール(大阪市中央区)は、若手クリエイター・アーティストを応援する一環として、創造性あふれる新たなCMの制作者を募集する。同社では、これまでの制作実績よりも、挑戦する意欲とクリエイティブな発想を重視し、「型にはまらない自由な発想で映像表現できる情熱を秘めたクリエイターと出会いたい」としている。
このプログラムでは、1959年の創業以来、建設業界やイベント業界の最前線で顧客の課題解決に寄り添ってきた同社の思いを、全く新しい視点で描き出すことを求めている。1人での応募も可能で、制作態勢は採用後に同社と一緒に構築することができる。
採用者には制作に必要な費用を支払う。また、同社が保有・レンタル提供している撮影機材を無償で利用が可能。ロケーションにかかわるサポートなども提供する。さらに、CM制作の過程はメイキング映像として記録し、若手クリエイターの挑戦の記録として発信していく予定。
今回は同社が協賛する『まちにARTを、ひとにART』を掲げるアートプロジェクト「108 ARTPROJECT」と連携し、CM制作に選ばれなかった場合でも関係者に応募者のプロフィールを共有して仕事の幅を広げていく2段階の試みも実施する。
CMの完成は2025年夏を目指している。
【応募概要】
[募集期間(書類)] 25年1月15日まで
[応募資格] グループ内1名以上が39歳以下であること(応募人数は不問)
[選考方法] 書類選考および面談(東京または大阪、ウェブなど応相談)
[制作期間] クリエイター決定後から25年夏まで(8-9月の放映予定)
[特典] CM制作費用の支払い、西尾レントオール保有の撮影機材を使用可能
[応募・詳細]https://forms.office.com/r/94uJ5JfHMT


● 沖縄県主催「オンライン企業誘致セミナー(IT企業向け)」

◇沖縄県主催「オンライン企業誘致セミナー(IT企業向け)」
「『沖縄進出の歩き方』~沖縄でビジネスをする魅力とは~」をテーマとし、沖縄に現地法人を設立した企業、支店開設した企業3社が立地の経緯を説明。県内企業や行政機関とのネットワーク形成、さらには地理的優位性を生かした海外展開をどのように見据えているのかなど、実際の経験や事例を交えて語る。
セミナーの運営は、沖縄ITイノベーション戦略センター。
参加費無料(事前申し込み制)。
【日時】12月19日/15時-16時20分
【オンライン配信】Teams使用
【詳細】https://it-bridge.okinawa/event/15331/


2024/12/022024年12月2日

● SIGGRAPH Asia 2024 3年ぶりの東京開催 多彩なCG表現を追い求める コンピューターアニメーション優秀作品発表 エレクトロニック・シアターで上映

 CGと対話型技術の学会・展示会である「SIGGRAPH Asia 2024(以下、シーグラフアジア)」(主催=ACM SIGGRAPH)は、12月3-6日の4日間、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催される。アジアを代表するCGに焦点を当てた学会であり、大型イベントである。このほど運営組織より、シーグラフアジア内で催されるコンピューターアニメーションフェスティバル(CAF)で表彰される優秀作品が発表された。新型コロナウィルス感染症も一定の収まりを見せ、渡航に関する制約はほぼ解消され、多くの参加者が海外から訪日すると期待されている。前回の日本開催は2021年で、東京では3年ぶり3回目となる。なお、映像新聞はメディアパートナーとして、シーグラフアジア2024に協力している。(杉沼浩司)(続きは本紙のレポートで)

2024/11/252024年11月25日

● 2024年「ケーブルマン」選出 記念講演会と贈呈式を開く/ケーブルテレビ情報センター

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第37回「ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー2024」を選出。12月5日に記念講演会および贈呈式を都内で開く。
「ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー」は、CATV業界の発展のために貢献された、業界関係者(個人・団体)を対象にした「表彰制度」で、今年で37年目を数える。今回の受賞者を含めて計124の個人・団体が選ばれている。
選考はCRI会員、業界(団体)関係者、業界メディア記者会からのアンケート(推薦)をもとに「ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー選考委員会」において検討される。
今年度の受賞者は、サテマガ・ビー・アイ代表取締役社長/一瀬悦子氏、GAORA代表取締役社長/下川孝典氏、日本ケーブルテレビ連盟 北陸支部。
記念講演会は、『EXPO2025 日本国際博覧会(大阪・関西万博)について』をテーマに、2025年日本国際博覧会協会 理事・副事務総長(元内閣官房国際博覧会推進本部事務局次長)の高科淳氏が登壇する。
【日時】12月5日/記念講演会15-16時、贈呈式16時10分-17時、受賞者を囲む会17時-18時30分
【会場】日本プレスセンタービル10階(東京都千代田区内幸町2-2-1)
【参加費】CRI会員1万5000円、非会員2万5000円
【申し込み・詳細】https://cri-info.jp/20241101_8194


● 「第26回 HSBA機器展」 舞台・スタジオ向け機器展示/北海道音響事業協会が開催

北海道音響事業協会主催の「第26回 HSBA機器展(Stage & Studio Business Fair in Hokkaido 2024)」が、12月4、5日に札幌市の大和ハウス プレミストドーム(札幌ドーム)西棟会議室で開催される。
展示会には、舞台・スタジオ向け音響・照明関連の機器・システムなどを30社・団体・教育機関が出展。主な出展社は、アプコット、オタリテック、カナレ電気、ジャパンマテリアル、ヒビノ、メディア・インテグレーション、ローランド、ヤマハミュージックジャパンなど。出展社によるデモ・セミナーも実施する。入場無料。
【日時】12月4日/13-18時、5日/10-17時
【会場】大和ハウス プレミストドーム西棟会議室(札幌市豊平区羊ヶ丘1番地)
【詳細】https://www.hsba.jp/


● 「JVAフェスタ2024」開催 映画セットなど体験型展示会/日本映像美術協議会

日本映像美術協議会(JVA)は、「JVAフェスタ2024」を11月27日-12月1日に調布市グリーンホール(東京都調布市)で開く。入場無料。
「JVAフェスタ」は、テレビや映画などの映像美術の世界に触れられる体験型展示会。映画で実際に使用されたセットの展示や、かつら、特殊メイク、衣装、小道具などの着付け体験ができる体験コーナーも設置する。
また、「第15回 JVA賞」として、映像美術界の発展とさらなる向上に寄与することを目的とした、映像にかかわる全ての美術関連の作品(デザイン、デザイン模型、美術制作、CG・技術開発、スタジオ技術装飾技術、素材開発、エコ対策、企画から廃棄処理など)を募集した。応募作品は部門ごとに審査し、JVA協議会のウェブサイトで受賞作品を発表、年末に顕彰式を実施する。
◆JVAフェスタ2024
【日程】11月27日/14-19時、28-30日/11-19時、12月1日/10-15時
【会場】調布市グリーンホール(東京都調布市小島町2-47-1)
【詳細】https://www.jva.gr.jp/


● 国立映画アーカイブ/展覧会「映画監督 アンジェイ・ワイダ」

ポーランドの巨匠アンジェイ・ワイダ(1926-2016年)の展覧会。2019年にクラクフ国立美術館(ポーランド)で開催された、ワイダ監督の60年以上の作品歴の中から現地の専門家が構成した企画の初の海外巡であり、ワイダ監督が築いた日本との深い関係を示す独自の展示を加えて、その作家像と作品世界を立体的に解説する。
会期冒頭の12月10-26日には、特集上映も実施する。
【会期】12月10日-2025年3月23日(休室日=月曜日および12月27日-1月5日)
【会場】国立映画アーカイブ 展示室(東京都中央区京橋3-7-6)
【料金】一般250円ほか
【詳細】https://www.nfaj.go.jp/exhibition/andrzejwajda2024/

2024/11/182024年11月18日

● SIGGRAPH Asia 2024が開催 CGの最新技術が一堂に 12月3-6日、東京国際フォーラムで

「SIGGRAPH Asia 2024」(以下、SA)が12月3日から6日まで、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催される。
SAは、CGとインタラクティブ技術に関するカンファレンスと展示会、SIGGRAPH(アメリカ)のアジア大会。主催はACM SIGGRAPH。毎年アジアの各都市をめぐって開催されており、日本では21年に続き5回目の開催。東京が会場となるのは18年、21年に続く3回目となる。出展者数は83社、過去最多の1万人以上の来場を見込む。
投稿論文数は、生成AIの研究開発がCG分野にも波及していることを受け、18年の3倍近い1196本(採択はうち265本)。参加者は最新の研究内容に触れることができる。
基調講演はイッセイミヤケ、エイポック エイブルのデザイナー、デザイン・ディレクターである宮前義之氏と、ソニーグループ執行役専務兼CTOの北野宏明氏、映画プロデューサーのジンコ・ゴトウ氏の3人が務める。
カンファレンスチェアを務める五十嵐健夫氏(東京大学教授)は「テーマはCurious Mindsとした。好奇心、見たことのないものを見てにみてみたいという心は科学や技術、芸術の原動力。豊かな好奇心を持った人々が扱いお互いに刺激し合う場にしたい」と話す。
また今回は、会場での体験を重視しリアル開催のみとした。運営を担当するケルンメッセの高木誠社長は「会場での何気ない出会いから、何かが生まれることがある。セレンディピティを大切にしたい」と話す。
なお初めての参加者に向け、初日には「SIGGRAPH Asiaの歩き方 初参加者への見どころガイド」を実施。ローカルコミッティ チェアの安藤幸央氏(エクサ)が全体像や見どころを説明する。
さらにCGエキスパートの8人が、テクニカルペーパーの研究意義やそのインパクトについて解説する日本語解説イベント「テクニカルペーパーを知る」も連日開催する。21年は、100人部屋で立ち見が出るほど好評だったという。
企業と学生とのミートアップ(交流会)や、人気クリエイターがその場でキービジュアルなどを描く「ライブドローイング」も予定されている。
◆公式サイト
https://asia.siggraph.org/2024/ja/


● 銀座十字屋ディリゲント事業部 撮影技術を学ぶセミナー 初回はカラーマネジメント

銀座十字屋ディリゲント事業部は、セコニック、ヴィンチェロ、EIZOと共に、写真・映像クリエイター向けセミナー「GINZA Imaging Academy」(第1回)を12月10日に開く。
初回は「カラーマネジメント」をテーマに、被写体には近年、撮影需要が高まっている「フードフォト」を取り上げる。講師は日本フードフォトグラファー協会代表理事を務めるフォトグラファーの久保田翔也氏。印象的な色彩表現を可能にするカラーマネジメントとワークフローを学ぶ。
【日時】12月10日/14時-17時
【会場】銀座十字屋ディリゲント事業部ショールーム(東京都中央区銀座/詳細は参加確定時)
【定員】20人
【参加費】3000円
【申し込み・詳細】https://dirigent.jp/ginza-imaging-academy-entry

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