● TIFFCOMで企画マーケット 長編映画の企画成立と予算達成をサポートへ
東京国際映画祭の併設ビジネス・コンテンツマーケットである「TIFFCOM 2024」(10月30日-11月1日開催)において、企画マーケット「第5回Tokyo Gap-Financing Market(TGFM)」が開かれる。
TGFMは、資金調達段階にある長編映画企画に、TIFFCOMが業界エキスパートとの1対1のミーティング機会を提供し、企画成立と予算達成をサポートするマーケット。参加する企画は総予算の60%を確保済みであり、アジアの要素を含むものであることが特徴となっている。
今回のTGFMでは、今年8月に日伊映画共同製作協定に基づく共同製作映画の作品募集開始に際し、イタリアにフォーカス。イタリア文化省映画オーディオビジュアル局「チネチッタ」の協力により、特別選抜された5企画を加えた20企画(実写14/アニメーション6)が参加する。
【開催期間】10月28日-11月1日(TIFFCOM2024内)
【会場】東京都立産業貿易センター浜松町館(東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝)
【詳細】https://tgfm.tiffcom.jp
● 映画企画を募集 編集コンサルテーション実施 専門家によるワークショップ/VIPO
映像産業振興機構(VIPO)は、経済産業省、令和5年度「我が国の文化芸術コンテンツ・スポーツ産業の海外展開促進事業(コンテンツ産業の海外展開等支援=JLOX+)」の一環として、欧州を拠点に各国で実写長編映画の編集コンサルテーションを実施している「First Cut Lab」と共催し、日本映画を対象とした実写長編映画の編集コンサルテーションプログラム「First Cut Lab Japan 2024」を11月-2025年2月に実施する。それに伴い、参加する映画作品(企画)と制作チーム(監督/プロデューサー/編集者)を募集している。
プログラムに選出された企画は、経験豊かな編集コンサルタントおよび国際的な映画業界のメンターらによる専門的なフィードバックを受け、終了後は、さらなる編集に向けての指針となるワークショップのレポートとロードマップを受け取ることができる.
なお、ワークショップは全て英語およびオンラインで実施。参加者自身で通訳を手配することは可能。これまでワークショップに参加した映画作品は、数多くの国際映画祭でのノミネートを果たしており、アカデミー賞外国語映画部門にノミネートされた作品もある。
募集企画数は1、2本(長編実写映画および長編ドキュメンタリー)。参加費は無料。
【開催期間】24年11月-25年2月(参加者の希望スケジュールに合わせて実施予定)
【応募締切日】10月31日
【詳細】https://www.vipo.or.jp/news/42175/
● TYO学生ムービーアワード エントリー受付を開始 60秒のショートフィルム
TYOは、学生を対象に第5回「TYO学生ムービーアワード」の開催を決定し、エントリー受付を開始した。今回は、テーマを『ひみつ』と設定し、60秒のショートフィルムを募集する。
同アワードは、テレビCMやウェブムービーなどを中心とした多様なコンテンツ制作の実績ノウハウをもち、CMや映画などの映像ディレクターを数多く生み出してきたTYOが、次世代の才能の発掘と育成、さらには映像業界全体の発展に寄与したいという思いから開催している学生向けショートフィルムコンテスト。
特別審査員は、第1回目から参画する国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」主宰の別所哲也氏。また新たに謎解きクリエイターの松丸亮吾氏の参画が決定した。そのほか、数多くのCMや映画の演出を手掛けたディレクター・クリエイター陣も審査員となって受賞作品を選出し、最終結果は2025年3月に開催する表彰式で発表する。
[エントリー期間] 12月16日まで
[作品応募期間] 12月17日-25年1月20日
[最終ノミネート作品発表] 25年3月5日(公式サイトで発表)
[表彰式] 25年3月17日
【詳細】公式サイト=https://tyo-gama.jp/