イベント

2022/7/182022年7月18日

● CGクリエイター向けにオンラインイベント開く/ダイキン工業、オートデスク

ダイキン工業は、オートデスクの特別協賛を受け、CGクリエイター向けオンラインイベント『DAIKIN×Autodesk CG Channel Week 2022』を7月27日-8月2日に開く。
同イベントは、クリエイターを対象にCG制作の最新トレンドに触れる機会や、制作スキル向上に役立つ機会を提供することを目的に実施。3次元仮想空間での新たなビジネスや生活様式を提供すると期待されるメタバースの最新動向、CG制作の第一線で活躍する12人のプロフェッショナルが持つ独自のノウハウを、13種類のセッション動画を通じて伝える。動画はオンデマンド形式で無料配信する。
ダイキン工業は、電子システム事業において約30年にわたり、3DCG分野で各種ソフトの販売やサポート、システム構築に取り組み、現在では、オートデスクのゴールドパートナーにも認定されている。
クリエイター支援にも注力しており、2018年以降、外部講師を招いたオンラインセミナーを定期的に開催するとともに、セミナーのアーカイブ映像やTips(機能・操作解説)をウェブコンテンツ『DAIKIN CG Channel』で発信している。
【会期】7月27日/10時-8月2日/23時
【参加費】無料(事前登録制)
【詳細・申し込み】https://www.comtec.daikin.co.jp/DC/event/202207-cgcweek/


● 京都に新オフィス開設 7月28、29日に内覧会も/アストロデザイン

アストロデザインは、7月25日から大阪営業所(大阪市東淀川区)を京都市下京区に移転し、同地にTEST Labを新設する。この新オフィスの披露も兼ね、7月28日から2日間、内覧会「プライベートショー2022 京都」を開く。放送、芸術、医療、公共、製造などの多様な分野に向けて、高精細映像技術を活用したソリューションを提案する。
【京都オフィス】
[名称] 京都オフィスセールス、京都オフィスTEST Lab
[所在地] 京都市下京区烏丸通五条下ル大坂町394 京都近江屋ビル2F/TEL:075-746-5605
【プライベートショー2022 京都】
[日時] 7月28、29日/10-17時
[会場] 京都近江屋ビルB1F会議室
【詳細】https://www.astrodesign.co.jp/event/event-20220712-5279.html


● 4K・VR 徳島映画祭 現地とオンラインで開催 4部門の作品公募を開始

プラットイーズ(東京都港区)は、とくしま4Kフォーラム実行委員会の一員として、「とくしま4K+NEXT ~4K・VR 徳島映画祭~」を11月25-27日に徳島市内の現地とオンラインのハイブリッドで開催することを決定。併せて作品の公募を開始した。
同イベントは2013年からスタートし、最先端の技術に触れながら地域の文化も楽しめる、4K・VR映像に特化した映画祭。今回は「『Catch the NEXT↓』次へ行こう」をテーマに展開。徳島市内をメイン会場として、ノミネート作品や特別上映作品の上映、各種セミナーやワークショップ、先端技術の体験コーナー、制作者と映像関係事業者とのマッチングなど、映像・コンテンツの発展を実体験できるイベントとして実施する。
メイン会場は徳島県青少年センター(徳島市寺島本町)で、サテライト会場は神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックス(徳島県名西郡神山町)など。なお、新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、オンライン開催のみとなる場合がある。
作品の募集期間は9月15日まで。募集部門は、①一般部門=自由テーマの作品、②あわ文化振興部門=徳島県内各地の伝統文化や生活文化をテーマとした作品、③VR部門=VRの特性を生かした作品、④高校生部門=高校生が制作した自由テーマの作品
【詳細】https://4kforum.jp/

2022/7/112022年7月11日

店舗DX推進 蔦屋書店で実証実験 VR空間で購買体験も/NTT Com

NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)運営の代官山 蔦屋書店(東京都渋谷区)が開催する「Hiroshi Nagai Exhibition TROPICAL MODERN」において、VR技術を活用した実証実験を7月16-24日に実施する。
同実証実験では、VR技術とNTTドコモの5Gを活用し、イラストレーター、永井博氏の世界観へ没入できるVRを提供する。
体験者はHMD(ヘッドマウントディスプレー)を着用し、バーチャル空間上に再現された作品を楽しめるほか、作品集やグッズをその場で購入できる。
実験では、バーチャル空間での購買体験を実現することで、小売店舗における新しいビジネスの可能性を検証。また、空間内における顧客行動を可視化し、店舗DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に寄与する。入場無料(予約優先)。
【申し込み・詳細】peatix.com/event/3289576


「通信・放送Week」 23年は新コンセプトで RX Japanが発表

国内最大級の見本市主催会社RX Japanは、通信・放送分野の専門展「通信・放送Week」の2023年以降の新コンセプトを発表。23年は「COMNEXT-第1回 次世代通信テクノロジー国際展」として開催し、新たなエリアの創設などが盛り込まれる。
新コンセプト「COMNEXT」に込められたビジョンは、①世界中から出展社を集め、業界を代表する展示会を開催することを通じ、日本を世界の通信業界の中心地にしていく、②国際展としての位置付けを確立し、出展社・来場者双方のビジネスをさらに加速するハブとしての役割を果たす、③次世代通信技術が生みだされるビジネスマッチングの場–を挙げている。
次回は、23年6月28-30日に東京・有明の東京ビッグサイトで開催。22年度に出展した製品・サービスを6つのエリアに分けるのに加え、新たに創設される「NEXT STAGEエリア」で主催者企画をはじめとした未来の通信技術の体感コーナーを設ける予定。


上映企画「東宝の90年 モダンと革新の映画史(1)」

国立映画アーカイブは、「東宝の90年 モダンと革新の映画史(1)」を開催中だ(7月31日まで)。
1932年、阪神急行電鉄社長の小林一三氏が東京宝塚劇場を創立してから、今年で90周年を迎える。同企画では、パート1として、1935年の『弱虫珍選組』から2016年の『君の名は。』まで、各年代のハイライトといえる名作・ヒット作を中心に、提携・配給作品を含め、東宝作品計34本(31プログラム)を上映している。
今秋には、パート2の開催を予定している。
【詳細】www.nfaj.go.jp

2022/7/42022年7月4日

● 第26回 JPPA AWARDS 2022 NiTRo佐々木氏が大臣賞受賞 大賞はTREEの吉田、YUAN、平嶋、奥村各氏

日本ポストプロダクション協会(JPPA)は、優れたポストプロダクション技術をたたえる「第26回JPPA AWARDS 2022」の受賞作品を発表。6月に関係者のみで贈賞式を実施した。
すべての優秀賞作品から選出される経済産業大臣賞は、映像技術部門オフラインカテゴリーのドキュメンタリー『大島桜さんのお引越し』を手掛けた佐々木茂氏(日テレ・テクニカル・リソーシズ)に贈られた。
グランプリは映像技術・音響技術各部門の優秀賞受賞作品から1作品ずつ選ばれる。映像技術部門は、Vaundy『泣き地蔵』を手掛けた吉田宙矢氏(コンポジター)とYUAN LUOMENG氏(Unreal Engineデザイナー)、平嶋将成氏(バーチャルプロダクションスーパーバイザー)が受賞。音響技術部門はウェブ広告『#韓ドラあるある「恋スル!チャミスル」』のMAミキサー奥村宏貴氏が選ばれ、両部門でTREE Digital Studioが大賞を獲得した。
学生の部では、映像技術部門は鈴木智貴氏(立命館大学)の『えんまさん』が、音響技術部門は藤澤卓氏、杉本華奈子氏、竹内梨紗氏、瀨嶋愛子氏(いずれも日本工学院専門学校)による『魔法とお酒と美味しいご飯』が栄誉に輝いた。


● 釜山映画祭の併設見本市 映像化を目指す出版物 参加企業を募集/VIPO

映像産業振興機構(VIPO)は、経済産業省「令和4年度コンテンツ海外展開促進事業(コンテンツ関連ビジネスマッチング事業)」の一環として、釜山国際映画祭の併設見本市として開催される「Busan Story Market」(10月8-11日)と事前ピッチトレーニングへの参加企業(作品)を募集している。
「Busan Story Market」は、昨年度まで「E-IP Market(Entertainment Intellectual Property Market)」という名称で、映像化を目指す出版物(書籍/電子書籍)のための見本市として実施されており、今年から新たに「Busan Story Market」の名称で実施される。
同見本市に参加する、映画、ドラマ、ゲームなど映像コンテンツの「原作」となる作品、および企業を募集。書籍化された小説、マンガだけでなく、デジタル出版された電子書籍や脚本なども対象となる。
参加企業は、世界中から映像化のための原作を探しに釜山に集まるバイヤーや、映画祭参加者らと商談やネットワーキングの機会を持つことができる。昨年度はオンラインでの参加だったが、参加の7社は合計83件の商談を実施した。
また、釜山現地でのマーケットに先立ち、「Busan Story Market」参加者を対象に、英語で自社の作品をより効果的にPRするスキルをつけるための事前トレーニングを実施する。
【参加企業(作品)募集概要】
「Busan Story Market」登録費用は、1社あたり1名分をVIPOが負担する。応募締め切りは8月3日17時
【事前英語ピッチトレーニング概要】「Busan Story Market」参加者が対象。8-9月に全4回の日程でオンラインで実施予定。各講義の前に課題の提出がある。応募締め切りは8月3日17時
【詳細】www.vipo.or.jp/news/30978

2022/6/272022年6月27日

● デジタルサイネージアワード2022 「新宿東口の猫」が大賞受賞 地域活性化の可能性広げたコンテンツ

デジタルサイネージコンソーシアム(DSC)は、公募したデジタルサイネージ(サイネージ)作品の中から優秀な作品を選出・表彰することで、サイネージ市場をさらに活性化していくことを目指す「デジタルサイネージアワード2022」の受賞作品の発表および表彰式を、千葉市美浜区の幕張メッセで開催された「デジタルサイネージジャパン2022」の会場内で6月15日に発表した。
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グランプリには、東京・JR新宿駅東口前の新たなランドマークとして話題を呼んだ『新宿東口の猫/GIANT 3D CAT』が選出され関係者が表彰を受けた。
新宿駅東口広場の街頭大型LEDビジョン「クロス新宿ビジョン」(リアントロニクス製)は、2021年7月に本放映を開始。受賞作品は、この大型ビジョンための錯視3Dを利用した映像コンテンツである。
裸眼で3D(立体)に見える大型映像としてだけではなく、ランドマークキャラクターとして大きな猫がビルに住んでいるかのように設計されている。放映が始まる朝に猫が目覚め、日中に何度も現れ、夜は眠くなって消灯する。猫の高く狭い場所が好きな特性や耳やしっぽとの感情の連動など、存在感を巧みに演出した。
企業コラボ、2D広告をはめこめるフレーム施策、ツイッター、YouTubeを複合的に使用して広告効果を最大化している。
受賞者は、大型ビジョン所有者で設置ビル所有者でもあるクロススペース、この大型ビジョンの企画・広告運営をするユニカ、3D猫のコンテンツを企画・制作したオムニバス・ジャパンの3社。
アワードの審査員長の中村伊知哉DSC会長から表彰を受けた、クロススペースのファンダーの小谷周氏は「3D猫の実現には画面位置など綿密な計算もあった。受賞できて光栄」と述べた。
中村氏は「コロナ禍影響下でのアワードは、今回で3年目。生活者の環境変化により、サイネージの役割も大きく変化した年だった。長期化する自粛生活において外出の価値が向上する中、サイネージも単なる情報発信のための装置ではなくなり、意味を問われるようになってきた。コロナ禍であっても、屋外に新設されるサイネージや、新しいコンテンツはさまざま。話題になるケースも多く、応募作品にもその傾向は反映された。空港や駅といった交通広告はもとより、商業施設、オフィス、ショールームなど、多彩なロケーションで新たなタイプのサイネージが着実に普及している」と業界動向を解説。
その中でグランプリ作品は、単なる裸眼3Dのサプライズコンテンツとしてだけでなく、広告対象であり媒体であるビジョン自体をランドマークとして認知させた点が高く評価された。
放映スケジュール情報の開示・SNS連動などで、現地へ訪問する視聴者に配慮した施策をとり、反響に応じてその細部を調整した。そのことによりクロス新宿ビジョンは3D広告ショーケースとしての盛り上がりを見せ、DOOH(屋外広告)を通行する人の目にとどまる広告媒体から、わざわざ見に行く目的へと進化させた。
中村氏は「映像自体も猫コラボ広告や、同種の広告3Dコンテンツの映像表現上のフラッグシップとしても成功した。2021年の新しい新宿の風景としてイメージを作り、地域の活性化にもサイネージの可能性を示した。また日本のキャラクターカルチャーとDOOHが接続する可能性を示した」とコメントを寄せた。
オムニバス・ジャパンで3D猫のコンテンツを企画・制作した、メディアアーチストで執行役員待遇の山本信一氏は「7月でクロス新宿ビジョンも1周年を迎える。1年を機に新しい企画も検討している」と、さらなる展開にも意欲をみせていた。


● SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 7月16日から川口市で開催 リアル会場上映と配信を併用

埼玉県、川口市などが主催する「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022」の記者会見が15日に都内で開かれ、ノミネート作品、特集上映をはじめとする全ラインアップを発表した。
同映画祭は、デジタルシネマにフォーカスを当て、国際コンペティション、国内コンペティション(長編部門、短編部門)を中心にした『若手映像クリエイターの登竜門』として毎年開催している。
第19回を迎える今年は、2019年以来3年ぶりのスクリーン上映と、ネット配信を併用したハイブリッド方式で、7月16日から、埼玉県川口市のSKIPシティをメイン会場に実施する。オープニングは、同映画祭で初めて3年連続ノミネート、3年連続受賞を果たした磯部鉄平監督の最新作『世界の始まりはいつも君と』のワールド・プレミアで幕を開ける。
国際コンペティションには、99の国・地域から応募された775本から厳選した10作品がノミネートしている。審査委員長は女優の寺島しのぶ。
国内コンペティションでは、日本映画界の未来を担う、若手映像クリエイターによる長編6作品、短編8作品がノミネート。黒沢清監督、深田晃司監督など数々の映画監督とタッグを組む、映画撮影の芦澤明子氏が審査委員長を務める。
今年は2つの特集を企画。1つは、『チャリティ上映「ウクライナに寄せて」』と題し、過去に同映画祭でノミネートした、日本では劇場未公開のウクライナ作品2本をリバイバル上映する。この特集の収益は、ウクライナの人々への支援に役立てるため、日本赤十字社を通じて全額寄付する。
もう1つは『What?s New~飛翔する監督たち~』と題し、過去にノミネートした監督の最新作2本を劇場公開に先駆けて上映する。
【日程】▽スクリーン上映=7月16-24日▽オンライン配信=7月21日/10時-27日/23時
【会場】SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ホール、多目的ホール、メディアセブン(以上、埼玉県川口市)ほか
【詳細】https://www.skipcity-dcf.jp/


● ウェビナー「バーチャルシステムソリューション」/朋栄

近年、CGとカメラ映像をリアルタイムで合成し映像制作をする、バーチャルシステムの需要が高まっている。そこで朋栄は、バーチャルシステムソリューションについて同社製品を交え、用途ごとのシステム構成などを説明する。参加無料。
【日時】▽1回目=6月28日/11時-11時30分終了目安▽2回目=同日/13時30分-14時終了目安
【詳細】https://www.for-a.co.jp/


● 京都映画企画市 時代劇の企画を募集 若手クリエイター対象に

映像産業振興機構(VIPO)は、京都府と共同で実施する第14回「京都映画企画市-Kyoto Film Pitching」の開催にあたり、現在企画を募集している。
同事業は、時代劇の拠点である京都の優位性を生かし、京都から若手クリエイターを世に送り出すことを目的とした、時代劇・歴史劇ジャンルの映画企画コンテスト。第一線で活躍する映像業界人を審査員に迎え、応募企画の中から書類審査にて数作品を選定し、映画企画コンテスト(プレゼンテーション)で優秀映画企画を決定する。
優秀映画企画には、長編劇場公開につなげるために350万円相当のパイロット版(短編)映像制作の権利を付与する。パイロット版では、京都での撮影、東映・京都撮影所もしくは松竹撮影所の協力とアドバイスにより制作できる。
企画募集は8月8日まで。映像企画コンテストは、10月16日に京都市内会場での開催を予定している。
【詳細】kyotofilmpitching.jp/application


● 衛星放送協会オリジナル番組アワード 各部門の最優秀賞が決定 7月21日にグランプリ発表

衛星放送協会は13日、2021年度にBS、CSで放送されたオリジナル番組の中から、優れた番組や企画を表彰する「第12回衛星放送協会オリジナル番組アワード」の番組部門計6ジャンル、編成企画部門、番宣部門の最優秀賞、および審査員奨励賞、CAB-J賞、特別表彰を発表した。
同アワードは、衛星放送協会の会員社が、専門チャンネルの強みを生かして制作された優れたオリジナル番組や、話題性のある編成企画を厳正なる審査の上、決定・表彰すると共に、それらを広く知ってもらうことを目的に実施している。
今回のグランプリは、番組部門6ジャンルの最優秀賞から1作品を選出し、7月21日16時に発表する。
各賞は次のとおり。
★番組部門・最優秀賞
[ドラマ] 連続ドラマW東野圭吾「さまよう刃」(WOWOWプライム)
[ドキュメンタリー] 希林と裕也 ~トリックスター夫婦による昭和平成史~(NHK BSプレミアム)
[中継] フランス中継 恋しいパリ 第2部(NHK BSプレミアム)
[文化・教養] 町田樹のスポーツアカデミア 〈特別編〉~アーチストとアスリートの身体・精神論~音楽家 反田恭平(J SPORTS4)
[バラエティー] 24時間まるごと 坂本浩一の特撮アクション 特別番組(日本映画専門チャンネル)
[ミニ番組] 食が好き!旅が好き! ~お取り寄せ#居酒屋新幹線~(チャンネル銀河)
★番組部門・審査員奨励賞
[ドキュメンタリー] 名もなき人々の戦争(ヒストリーチャンネル)
★編成企画部門・最優秀賞
連続グルメドラマ「#居酒屋新幹線」マルチプロジェクト(チャンネル銀河・TBS系地上波)
★番宣部門・最優秀賞
連続ドラマ「#居酒屋新幹線」続編特報(チャンネル銀河)
★CAB-J賞
私たちの海を守る MSC「海のエコラベル」(ヒストリーチャンネル)
★特別表彰
日曜邦画劇場1000回記念特別番組(日本映画専門チャンネル)

2022/6/202022年6月20日

● RX Japan主催「コンテンツ東京」「XR総合展」 映像産業を支える多様な要素が集結 6月29日-7月1日に東京ビッグサイトで同時開催 最新技術・製品の比較検討の場に

通信・放送Week、日本ものづくりワールドなど、数多くの業界見本市を開催しているRX Japan(旧社名:リード エグジビション ジャパン)は、年間90本を超える展示会を実施、規模を拡大し続けている。6月29日から7月1日に東京・有明の東京ビッグサイトでリアル開催される、同社主催の「コンテンツ東京2022」は、コンテンツの作り手、IT、権利、マーケティング、技術という5本を柱とし、5つの専門展を展開する。同時開催の「XR総合展」も国内最大級のVR・AR・MRの専門展となる。両展とも、最新技術を「商談の場」として活用できるのが大きな特長だ。時代の最先端が一堂に集うこれらの展示会について、事務局長を務める下田アトム氏に聞いた。<続きは本紙で>


● 東北映像フェスティバル2022 映像コンテストの結果発表 実会場とオンラインで表彰式/東北映協

東北映像製作社協会(東北映協/事務局:仙台市青葉区)は6月3日、「東北映像フェスティバル2022 映像コンテスト」の結果発表と表彰式を、実会場とオンラインによるハイブリット形式で開催した。
同コンテストは、地域で制作された優れた映像作品を選奨し、映像制作者のスキルと資質の向上を図るための研鑽(けんさん)の場として実施。これにより、地域映像産業の振興に寄与することを目的としている。
今回は、2021年1月1日-22年3月31日に完成した作品を対象に募集。「番組部門」、「地域振興コンテンツ部門」、「CM・PRキャンペーン部門」、「学生部門」の4部門において各賞を選出した。<続きは本紙で>
受賞作品は次のとおり。
【番組部門】
★東北総合通信局長賞「TUYローカル魂 アマダブラム ~怪峰に惚れた男たち~」(プライド・トゥ)
★優秀賞▽「日本のチカラ「リアル THE 島暮らし ~山形の離島・飛島(とびしま)~」(東北映音)▽「秋田人物伝 ~内館牧子~」(AKITA メディアテクノロジーズ)▽「光満ちて龍笑う」(トラストネットワーク/平泉慶人)
【地域振興コンテンツ部門】
★東北経済産業局長賞「芋煮会発祥の地 山形県中山町」(中山町観光協会)
★優秀賞▽「山形×和菓子 ~未来を彩る伝統文化~」(山形市創造都市推進協議会)▽「イワテメイドアパレルプロジェクト2022 ~商品開発ストーリー~」(フロムいわて)▽「変わるまち、変われるまち、石巻。featジュン」(石巻市)▽「ふたつの空とWith Two Skies」(福島県国見町)
【CM・PRキャンペーン部門】
★大賞「五光食品 ウェブCM15秒『ウマァミーノ』編/『ギュウーッタン』編」(テレモアドットコム)
★優秀賞▽「の~んびり田舎館」(RAB企画)▽「1分で分かるInQrossカイゼンメーカー」(フロムいわて)
【学生部門】
★大賞「スナガニの戻ってきたまち」(尚絅学院大学人文社会学群 大野ゼミ/山浦航紀、後藤駿也、半澤弥起)
★優秀賞▽「たそがれ野育園 -未来の原風景-」(秋田県立大学 生物環境科学科/田口雄大)▽「水 ~潤いの暮らし~」(尚絅学院大学人文社会学群 大野ゼミ/水口芳乃、小渡歩未)▽「つながりの町 名取 ~神社から広がる人の輪~」(尚絅学院大学人文社会学群 大野ゼミ/千葉萌々花、佐々木紅葉)▽リーフレットデザイン優秀賞(東北電子専門学校 デジタルデザイン科/早坂ひなき)〈以上、敬称略〉


● CRIオンラインセミナー NABショー視察報告 米国ローカル局の動向解説

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、7月5日に第25回オンラインセミナー「NAB(エヌエービー)ショー2022現地視察レポート『米国ローカル局は生き残りのために何をし、何を求めるか!!』」(Zoom使用)を開く。講師は、ワイズ・メディア メディアストラテジストの塚本幹夫氏。
今年4月、3年ぶりに放送・電子メディアの総合展であるNABショーが米国・ラスベガスで開催された。NABショーの主催者である全米放送事業者協会(NAB)は、ローカルの地上波テレビ放送局とラジオ局の団体。これらのローカル局は、苦しい経営状況の中、地上波4K放送も可能とし、インターネットとも親和性の高いATSC3.0方式の新しい放送を開始し、設備投資も積極的に展開している。
日本でも地上波放送ローカル局が大きく変化するとき、CATV局はローカル局とどのような関係を構築すべきか、長期ビジョンの検討が必要になる。そこで、国内および海外の放送業界に精通し、実際にNABショーを視察した塚本氏が業界動向について解説する。
【日時】7月5日/13時30分-15時
【参加費】CRI会員3000円、CRI非会員6000円
【申し込み】https://cri-info.jp/seminer-join

2022/6/132022年6月13日

映像制作基礎講座「入門編」 現場の実践に役立つ知識/映文連

映像文化製作者連盟(映文連)は、第8回「TANPEN塾 映像制作基礎講座~入門編」を6月20日にオンライン(Zoom使用)で開く。
この講座は、制作プロダクションに入社したばかりの新入社員をはじめ、映像制作のワークフローを知りたい人などに対して、分かりやすく映像制作の基礎的な知識を伝える講座。短編映像業界で専門的な知識を持つ会員社などの現役プロデューサーやディレクター、カメラマン、編集技術者らが講師を務める。
カリキュラムは、企画から撮影・編集まで、映像制作の基礎から最新の技術情報まで含まれ、制作現場での実践に役立つ知識を身につけることができる。
【日時】6月20日/11時-17時20分
【講座内容】
[第1講] (11-12時)「プロデューサーの仕事」=最近の映像業界の動向や映像制作の流れに沿った企画、スタッフ編成、予算管理など、プロデューサーの仕事の『心構え』を伝える
[第2講] (12時10分-13時10分)「プロダクションマネージャーの仕事」=映像の企画から撮影までどんな仕事をするのか。業務を遂行する上で何が大切か、プロダクションマネージャーの仕事について、講師の実体験に即して話す
[第3講] (14-15時)「ディレクターの仕事」=企画提案から納品まで、多岐にわたる知識や技術が求められるディレクターの仕事。制作・演出をはじめ、心がけや成長エピソードを通して、映像制作について学ぶ
[第4講] (15時10分-16時10分)「カメラマンの仕事」=テレビ番組制作における撮影とは。特にテレビドラマを制作するにあたってのカメラマンとしての向き合い方について、講師の経験を基に伝える
[第5講] (16時20分-17時20分)「ポスプロ・編集の仕事」=普段目にするテレビ番組などのコンテンツはどのように作られているのか。さまざなジャンルの映像編集に携わるエディターが、ワークフローや最先端の映像技術などを語る
【定員】100人(申し込み先着順)
【受講料】一般2万円、会員1万5000円
【詳細】https://www.eibunren.or.jp/?p=5869


「地方の時代」映像祭 コンテスト作品を募集 4部門、11月に贈賞式

「地方の時代」映像祭実行委員会は、『第42回「地方の時代」映像祭』の開催にあたり、コンクール作品の募集を開始した。応募締め切りは6月30日(高校生〈中学生〉部門の応募期間は7月1-31日)。
今年の映像祭は、11月12-18日の7日間、大阪府吹田市の関西大学千里山キャンパスで開催し、12月にグランプリ受賞作品の上映会を東京・丸の内の関西大学東京センターで開く予定。主催は、吹田市、関西大学、日本放送協会、日本民間放送連盟、日本ケーブルテレビ連盟。
「地方の時代」映像祭は『地域からの発信』を掲げて開催。今年で年42回目を迎える。2年以上にわたって続くコロナ禍に加え、ウクライナ侵攻に端を発する国際情勢が平和で安全な社会に影を落とし、世界経済も不安定さを増している。地域に根ざした表現者たちは、それでもなお『ともに生きる明日』を目指して、確実な歩みを続けていきたいという思いがある。そうした状況から、今年のコンクールのサブテーマには『それでも明日(あす)へのタネをまく』を掲げている。
募集部門は、「放送局部門」「ケーブルテレビ部門」「市民・学生・自治体部門」「高校生〈中学生〉部門」。
【応募要項】https://www.chihounojidai.jp/entry/index.html
【映像祭の日程】▽11月12日=贈賞式、グランプリ作品上映、シンポジウム▽13日=ワークショップ、受賞作品上映など▽14-18日=受賞作品上映、参加作品上映など


令和4年度「情報通信月間」 全映協が総務大臣表彰

総務省は、令和4年度の「情報通信月間」総務大臣表彰(団体)に全国地域映像団体協議会(全映協/遠藤誠理事長)を選出し、「電波の日」の6月1日に表彰した。
これは、情報通信の発展に貢献した個人および団体を表彰するもの。全映協は、放送コンテンツの製作取引適正化に関するガイドラインの周知広報活動を推進し、地方の番組製作会社の製作環境の向上に尽力するとともに、「全映協グランプリ」において地方の優れた作品を表彰するなど、映像製作支援に多大な貢献をしたことが評価された。
この他に「情報通信月間」総務大臣表彰には、次の団体1件、個人7件が選ばれた。
[団体] 加古川市
[個人] (敬称略)▽後藤厚宏(情報セキュリティ大学院大学 学長)▽高島肇久(海外通信・放送・郵便事業支援機構 前取締役会長)▽高橋邦夫(KUコンサルティング代表社員)▽丹康雄(北陸先端科学技術大学院大学 副学長、先端科学技術研究科教授、デジタル化支援センター長)▽野口伸(北海道大学大学院 農学研究院 副研究院長・教授)▽前田洋一(情報通信技術委員会 顧問)▽柳田敏雄(情報通信研究機構 脳情報通信融合研究センターアドバイザー、大阪大学 栄誉教授)

2022/6/62022年6月6日

● インカム「Solidcom C1」 6月17日にイベントを開催/RAID

RAIDは、6月17日にイベント「Solidcom C1コンソーシアム」を開催する。
Hollyland(ホーリーランド)社製の同時通話ワイヤレスインカムヘッドセットシステム「Solidcom(ソリッドコム)C1」は発売から2カ月が経過した。多くの撮影現場で使用されるのに伴い、ユーザーからの質問や要望も多く寄せられるようになった。
RAIDはこれに応えるため、ホーリーランド社から担当者を招いてイベントを開催することになった。
場所はRAID本社前の「芝浦グリル」で時間は12時30分-17時。多くのデモ機材を準備している。
【詳細・申し込み】RAIDウェブサイト(www.raid-japan.com/blog/news-list/eventapplication01_220617/


● PCレスのライブ配信ミキサー オールインワンで簡単、安定/ローランド

ローランドは映像や音声の切り替え、配信、録画の機能を1台に集約し、PCを使用せずにライブ配信できるダイレクトストリーミングAVミキサー「SR-20HD」を8月下旬に発売する。市場想定売価33万円前後。
映像のスイッチングと音声のミキシングを行うAVミキサーに加え、トラブルを回避しながら高品質で安定した配信ができる機能を搭載した。
ネットワークの状態を監視し、ストリーミングデータを自動的に調整して配信の中断を防ぐ「アダプティブ・ビットレート機能」や、アクシデント発生時に映像や音声をスムーズに静止画に切り替える「セーフティ・ディレイ機能」、物理的な回線トラブルが発生した際、スマートフォンを予備回線として使える「テザリング機能」などがある。


● CRI定時総会 記念講演会 「ケーブルビジョン」解説/連盟・渡辺理事長が登壇

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第44回CRI定時総会 記念講演会「地域DXで地域を豊かに、人々を笑顔に~『2030ケーブルビジョン』を掲げた業界の歩み~」を6月16日に開く。講師は、日本ケーブルテレビ連盟(以下、連盟)の渡辺克也理事長。実会場のほか、オンライン(Zoom使用)でも実施する。
コロナ禍によりビジネス・生活両面にわたりデジタル化が加速している。昨年9月にはデジタル庁が発足し、全国の自治体も持続的な成長を求め、Society5.0やDX関連の取り組みを加速させている。
連盟が2021年6月に発表した「2030ケーブルビジョン」では、このような社会の変化を受け、業界のCATV課題を共有し、30年に向けて目指すべきCATVの姿を掲げている。
策定から約1年が経過した今、その進捗状況と今後の展望などについて報告する。
【日時】6月16日/16-17時
【会場】日本記者クラブホール(東京都千代田区内幸町2-2-1 日本プレスセンタービル10階)
【参加費】5000円(会場参加/Zoom参加・共通)
【詳細】cri-info.jp/20220530_6875
【申し込み】cri-info.jp/join?mandatory-selected=2


● DCAJ特別シンポジウム サービス産業の先端技術 活用可能性について考察

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、特別シンポジウム「新たな価値を生み出す革新力 ~企業の視点と研究開発の最前線~ サービス産業における先端技術の活用可能性について」を6月24日にオンライン(Zoom使用)で開く。
DCAJは、内閣府SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)事業において、AIやVRなどを活用した接客トレーニングシステムの開発を支援してきた。
この研究開発に協力しているANA(全日本空輸)、ロイヤルフードサービスの担当者が登壇。接客サービスの現状や課題、先端技術への取り組み、そして今後の可能性を含め、「新たな価値をどう生み出していくのか」について現場に即した話を聞く。
また、VR接客トレーニングシステムを開発している東京大学名誉教授の廣瀬通孝氏が、先端的な学術研究の立場から、これまでのVRからメタバースへ拡張した時代におけるVRトレーナーの進化を解説し、今後の先端技術の活用可能性を展望する。
SIP事業ヒューマン・インタラクション基盤技術コンソーシアム(略称:HIコンソーシアム)における、研究開発成果についても動画を使って報告し、サービス産業界をはじめ、さまざまな業界に向け、技術の活用について関心を持ってもらう機会になる。
参加無料(事前登録制)。
【日時】6月24日/14時-15時30分
【詳細】 hi-conso.org/news/event/post-23.html


● データストレージに関するセミナー開く/富士フイルム

富士フイルムは、データストレージに関するウェブセミナー「HDDより低コストなLTOテープとは? テープストレージソリューションのご紹介」を6月14日に開く。参加無料(Zoom使用)。
大容量データを低コストに長期安全保管できるLTOテープ「LTO8」。ランサムウエア対策やファイルサーバーひっ迫の解決策として注目を浴びている、既存のファイルベースストレージに接続してLTOテープを、アーカイブ領域として活用するLTOストレージシステムについて解説。
担当者の掛け合いトーク・資料およびデモ動画で、LTOテープソリューションを分かりやすく説明する。
【日時】6月14日/14時-14時30分
【詳細・申し込み】www.fujifilm.com/jp/ja/business/events/7912

●各回1社限定の個別セミナーも 6月13-17日に
富士フイルムは、各回1社限定の双方向・個別ウェブセミナー「質疑応答で不明点も解消! 増え続けるデータの対処法はLTOテープへの保管が最適?」を6月13-17日に実施する。
個別セミナーでは、質疑応答をしながら、LTOテープを使用したストレージ解決策を提案する。
【日時】6月13-17日/10-16時(12-13時を除く)のうち1社約60分間の枠を設ける
【申し込み期限】希望日の前日12時
【詳細】www.fujifilm.com/jp/ja/business/events/7913

2022/5/302022年5月30日

● Innovative Technologies コンテンツの先端技術発掘 2022年度の募集開始/DCAJ

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、イノベーションによってコンテンツ産業の発展に大きく貢献することが期待される先端技術を発掘、表彰する「Innovative Technologies 2022」の募集を開始した。
12年から継続している「Innovative Technologies」は、今年で11回目を迎える。選ばれた技術は「INTER BEE IGNITION×DCEXPO」(11月16-18日、幕張メッセで開催)で展示される。応募の締め切りは7月7日17時。
採択技術は、CGとインタラクティブ技術の国際学会「ACM SIGGRAPH」による審査対象となり、選考された場合には「ACM SIGGRAPH Special Prize」が贈呈されるとともに、翌年に米国で開催される「SIGGRAPH」の『Emerging Technologies』に出展する権利が付与される。
また、Technologies採択技術の中から、未起業で今後の事業化や起業などに意欲のある案件について、審査の上、NEDO賞を進呈(NEDO=国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)。
この受賞者には、NEDO TCPコンテストのセミファイナル出場権が付与され、対外的なPRに資する場が提供されるとともに、一定の期間、事業化の専門家による無料支援を受けられる。
【詳細】https://www.dcexpo.jp/


● 京都国際マンガ・アニメ大賞 3つのコンテストで募集 クリエイター支援の一環/VIPO

映像産業振興機構(VIPO)は、京都市からの受託事業である「2022年度 マンガ家を含むクリエイター志望者支援業務」の一環として、「京都国際マンガ・アニメ大賞2022」(主催:京都市、京都国際マンガ・アニメフェア実行委員会)の作品を募集している。
同賞は、マンガ家などのクリエイター志望者が、京都を通じてプロデビューする機会を創出するための国際コンテスト。マンガ家の支援から始まり、現在はイラストコンテスト、CGアニメコンテストを加えた3つのコンテストで構成され、多様な才能を持ったクリエイターの発掘・育成を目指している。
海外を対象としたこれまでの大賞受賞者の中からは、次々と作家がデビューし、日本でのデビューを果たした人も出ている。
【募集部門】
各コンテストの優秀賞の中から大賞1作品を選出
各コンテスト賞▽マンガコンテスト(優秀賞1作品、準優秀賞1作品、入賞3作品)▽イラストコンテスト(優秀賞1作品、準優秀賞1作品、入賞3作品)▽CGアニメコンテスト(優秀賞1作品、準優秀賞1作品、入賞3作品)、他に「審査員特別賞」も設置
【対象】
[マンガコンテスト] 日本でのプロデビューを目指すマンガ家志望者、またはプロで現在商業誌に掲載されていない人(国籍不問)
[イラストコンテスト] プロのマンガ家、イラストレーター志望者で日本でのデビューを目指す人(国籍不問)
[CGアニメコンテスト] CGアニメクリエイター志望者で日本でのデビューを目指す人、またプロでも自主制作作品を応募する人(国籍不問)
【応募締め切り】
マンガ、イラストコンテスト=8月1日17時まで。CGアニメコンテスト=7月31日/17時まで(両締切日ともに日本時間)
【スケジュール】
[発表] 9月上旬ごろに受賞者に通知
[表彰] 9月16日、京都で授賞式を予定
【詳細】https://www.vipo.or.jp/news/29726/


● 32chマルチアンプなど「OTOTEN」に出展/アストロデザイン

アストロデザインは、6月11、12日の2日間にわたり東京・丸の内の東京国際フォーラムで開催されるオーディオとホームシアターの祭典「OTOTEN2022」(主催:日本オーディオ協会)に初出展する。
同社ブースでは、新製品の32chマルチチャンネルパワーアンプ「PA-1853」を中心に展示。8Kテレビと22.2ch Chair Style Speaker「TamaToon」とともに、新4K8K衛星放送のリアルな音を体験できる。
なお、「PA-1853」は、6月11日から先行予約の受け付けを開始する。
◆OTOTEN2022
【日時】6月11日/10-19時、12日/10-17時
【会場】東京国際フォーラム/ガラス棟B1-7F
【入場料】無料(入場には事前登録が必要)
【詳細】https://www.jas-audio.or.jp/audiofair/


● NABフォローアップ LiveU社製品を説明/三信電気がウェビナー

三信電気は、LiveU社がNABショーで発表した新製品や新機能について説明する「NAB2022フォローアップ・ウェビナー」(Zoom使用)を6月3日に開く。
内容は、新製品の小型送信機「LU300S」について説明。LU300は、オプションでの4K.5G対応機種としてリニューアルリリースした。また、LiveUの新機能について解説するほか、Imagine、KISWE、ブラックマジックデザインのNABショーでの動向を報告する。
【日時】6月3日/14時-14時45分
【申し込み】https://zoom.us/webinar/register/6516449949140/WN_hbgX8ds-SQaMyjWFVBWXmw

2022/5/232022年5月23日

● NHK「技研公開2022」 26日から人数制限でリアル開催 テーマは「技術が紡ぐ未来のメディア」 メタスタジオなど16件の研究開発成果

NHK放送技術研究所(技研/東京都世田谷区砧)は、最新の研究開発成果を一般に公開する「技研公開2022」を、5月26-29日(10-17時)に開く。技研でのリアル開催に加え、オンライン展示も実施する。
―――
今年の技研公開は「技術が紡ぐ未来のメディア」をテーマに、新たな視聴体験をもたらす3次元映像技術、放送・通信などの伝送路を意識せずにコンテンツを楽しめる技術、撮像・表示技術の基礎研究など、16件の研究開発成果を披露する。
また、技研所長によるオープニング講演のほか、研究員が研究内容をプレゼンテーションする「ラボトーク」や、外部識者を招いての「特別講演」を予定している。
リアル開催については、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、完全事前予約制として入場者数を制限する。
◆技研が目指す研究開発の目標と方向性を描いた「Future Vision 2030-2 0 4 0」の3つの重点分野からの見どころ
《イマーシブメディア~よりリアルに世界を体感~》
[メタスタジオによる3 次元情報取得] 被写体の3次元形状や模様などの情報を精緻に取得し、リアルな質感を再現する技術。撮影後に、視点や質感、照明の当たり方を自由に変更できるほか、アニメ風に加工するなどさまざまな映像表現が可能
[ライトフィールドヘッドマウントディスプレー] 小さなレンズが多数並んだレンズアレーを導入することで、物体からの反射光を実世界と同じように再現が可能。これにより自然な3次元映像を視聴できる
《ユニバーサルサービス~いつでも・どこでも・誰もが~》
[放送と通信のシームレスな視聴プラットフォーム技術] 放送と通信を使って、あらゆる視聴デバイスに放送サービスを届ける技術。視聴者は伝送路を意識する必要はない。放送番組とネット動画をシームレスに切り替えることも可能
[パーソナルデータとコンテンツデータの活用技術] 個人がパーソナルデータを保持、管理、活用する「パーソナルデータストア」という仕組みを、放送サービスに適用する技術。日常の生活行動で生じるパーソナルデータと放送コンテンツに関するデータを結びつけ、個人に合わせた放送サービスを提供できる
《フロンティアサイエンス~基礎研究により未来のメディアを創造~》
[コンピュテーショナルフォトグラフィーによる3次元撮像] ホログラフィーの原理を応用して、自然光の下で被写体の3次元映像を得る撮像技術の基礎研究。超解像技術を組み合わせ、高精細な3次元映像を1台のカメラで取得できる
◆講演・ラボトーク
[オープニング講演] (26日)▽NHK放送技術研究所長/今井亨氏
[特別講演] (26日)▽「Beyond 5G時代の『人間中心の情報システム』」情報システム学会会長、国際大学GLOCOM主幹研究員/砂田薫氏▽「Alternative Beins:メディアの別の在り方、情報と想像」早稲田大学基幹理工学部表現工学科教授/橋田朋子氏
[ラボトーク] (27日)▽「本物感まるごとキャプチャー、リアルを演出『メタスタジオ』」▽「CGで実現する未来の手話サービス」▽「紙より薄い!超柔軟有機ELが作る未来のディスプレー」
【来場予約・詳細】https://www.nhk.or.jp/strl/open2022/


● 2社が「池上線沿線イベント」 プライベートショーを同時開催

池上通信機とアストロデザインは、『池上線沿線イベント』(池上線=東急電鉄が運営する鉄道路線)として、同沿線に本社を構える両社がそれぞれ同時に「Private Show 2022」を開催する。
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●新カメラやIPリモート実演 幕張Interopに伝送/池上通信機
池上通信機は、6月16、17日の2日間、「Ikegami放送機器内覧会2022」を開く。
最新の放送映像機器を展示するほか、同社と各所をつないだ広域ネットワークを構築し、来場者にIPリモートプロダクションを体感してもらう。また、「InteropTokyo2022」の幕張会場と同社会場間でJPEG XSを用いたIP映像伝送も実施する。
新製品としては、HFRとMoIPに対応した4K/HDカメラ「UHK-X750」およびカメラコントロールユニット「CCU-X100」、小型スイッチャー「MuPS-5000シリーズ」、新機能追加のシステム周辺機器「OnePackⅡシリーズ」、高感度4Kカメラと組み合わせた小型防振装置「B1」(参考出展)などを披露。
さらに、ライブ映像プロダクションの応用と今後の展望、NABショー2022現地レポートなどのセミナーも実施する(事前登録制)。
【日時】6月16、17日(10-17時)
【会場】池上通信機本社ビル4階(東京都大田区池上5-6-16)
【詳細】https://www.ikegami.co.jp/archives/19537
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●8K映像伝送システムなど 「TEST Lab」も披露/アストロデザイン
アストロデザインは6月16、17日の2日間、本社ビルで「プライベートショー2022」を開く。2019年以来3年ぶりの開催となる今回の内覧会は、放送、芸術、医療、公共、製造などのさまざまな分野に向けて高精細映像技術を活用したソリューションを提案する(事前登録制)。
主な展示内容は、8KカメラJPEG XS伝送、ディスプレイ評価ソリューション、高解像度マルチ表示ソリューション、ハイフレームレート映像の上映、22.2chチェアスタイルスピーカーとマルチチャンネルパワーアンプによる立体音響視聴システムなど。
また、HDMIをはじめとした各種規格のロゴ認証試験のプレテスト、接続性検証、品質評価、不具合診断などをするため本社内にオープンした「TEST Lab」を披露する。
【日時】6月16、17日/10-17時
【会場】アストロデザイン本社ビル(東京都大田区南雪谷1-5-2)
【詳細】https://www.astrodesign.co.jp/


● 26、27日にプライベート展 TACの経営統合を契機に/レスターコミュニケーションズ

レスターコミュニケーションズ(RCC)は、タックシステム(TAC)をグループ会社として迎え、5月上旬には同社の事務所移転も完了し業務を開始した。その披露を兼ねた「RCC×TACプライベート展」を5月26、27日に実施する。
プライベート展では、
Mistikaソリューション、アビッド・ソリューション、スケールアウト・ストレージ、Daletソリューション、TACオリジナルソリューション、StageTecなどを展示する。特別セミナーも開催予定。
【日時】5月26、27日/受付時間10時、12時、14時、16時(新型コロナ感染対策のため1枠申し込み先着30人まで)
【会場】レスターコミュニケーションズ本社(東京都品川区北品川5-9-11 大崎MTビル/3、4、11階)
【申し込み】https://www.restarcc.com/webiner/reservation.html


● 親睦を深める「BBQ会」を企画 6月5日に東京・夢の島で実施/稲門 映像人・文化人ネットワーク

稲門 映像人・文化人ネットワーク(東京都世田谷区)は、業界関係者との情報交換や親睦を深めるため、「稲門 映像人・文化人ネットワークの仲間たち-バーベキュー会」を6月5日に開く。
稲門 映像人・文化人ネットワークは、広く映像・文化の業界に寄与すると共に、学生や若い世代を応援する活動を展開している。
当日は、新型コロナウイルス感染症対策を十分に施し、オープンエアの会場で実施する(雨天決行/事前予約制)。
【日時】6月5日/開場11時30分、開宴12-15時(時間延長の場合あり。途中入退場自由)
【会場】夢の島マリーナ2階レストラン(東京都江東区夢の島3-2-1)
【参加費】一般9000円、学生(またはそれに準じる)2000円
【申し込み締め切り】5月27日
【申し込み】docs.google.com/forms/d/14T8MOwA9dY20wDAhoFEuyng6CDJE44CwWWSced9Mmg8


2022/5/162022年5月16日

● 最先端のコンテンツ技術 2大公募プログラムの概要説明 過去に採択された技術の解説も/DCAJがオンラインセミナー

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、オンラインセミナー「Make a big wave – 世界が認める日本のクリエイションの波を大きくせよ!(TechBiz 2022/Innovative Technologies 2022 募集開始告知セミナー)」を5月26日に開く。
高級ファッションブランドが日本のアニメキャラクターとコラボレーションし、NFT(Non-Fungible Token=非代替性トークン)の世界では日本風のキャラクターで数十億円を稼ぐプレイヤーが増えている昨今、日本のコンテンツおよびコンテンツ技術への注目度が高まっている。
DCAJでは、コンテンツ技術の2大公募プログラム「TechBiz」と「Innovative Technologies」を実施しており、5月12日から、それぞれ今年度の募集を開始している。
今回のセミナーの第1部では、「TechBiz」と「Innovative Technologies」について、それぞれが求めるテクノロジー、応募要領、支援内容などを説明する。過去の採択者へのインタビューもある。
第2部は、コンテンツ・テックの先駆者によるパネルトーク。冒頭では、『コンテンツ・テック三十番勝負!』として、これまでにTechBiz/Innovative Technologiesで採択された技術について説明。それらの技術に対する鋭いコメントと共に、NFT、メタバースなど、いま話題の技術や、これからどのような技術が未来を変えるかを語る。
モデレーターは『分野を越境するプロデューサー』西村真里子氏。パネリストは、20年以上にわたり月刊アスキー編集長として、さまざまな技術を見てきた角川アスキー総合研究所の遠藤諭氏、日本発の技術で世界へ羽ばたくスタートアップなどを投資家として支援している、グロービス・キャピタル・パートナーズの高宮慎一氏。
参加無料(登録制)、定員100人。
【日時】5月26日/15時-16時30分
【申し込み・詳細】www.dcaj.or.jp/news/2022/05/techbiz-itech0526.html
[TechBizサイト]dcaj-techbiz.com
[Innovative Technologiesサイト]www.dcexpo.jp


● NABショー2022報告 17日開催 最新トレンドや業界動向/エレショー協会がオンラインセミナー

世界最大級の放送・電子メディアのイベント「NAB(エヌエービー)ショー」が、3年ぶりに米国・ラスベガスで開催された。日本エレクトロニクスショー協会は、NABショー2022を視察した映像新聞 論説委員の杉沼浩司や業界の有識者が、最新トレンドや世界的な業界動向について報告するオンラインセミナー「NAB Show 2022 現地視察レポート」を5月17日に開く。聴講料は無料。
なお、セミナーはライブ配信で、アーカイブは後日配信する予定。
【日時】5月17日/13-17時
【プログラム】
[レポート1] (13-14時)「IP化は当たり前。リアルタイムコラボで制作し、ATSC3.0で稼ごう」(映像新聞 論説委員/杉沼浩司)
[レポート2] (14時30分-15時30分)「米ローカル局は生き残りのために何をし、何を求めるのか」(ワイズ・メディア メディアストラテジスト/塚本幹夫氏)
[レポート3] (16-17時)「誰も気がついていないNAB2022でいちばん重要なシグナル」(江口靖二事務所 デジタルメディアコンサルタント/江口靖二氏)
【申し込み・詳細】www.inter-bee.com/ja/magazine/nab_show_report

2022/5/92022年5月9日

● 第2回「選挙に行こう」 ムービーコンテスト実施/保団連が作品募集

国政選挙・地方選挙の投票率低迷が続く中、医師・歯科医師10万7000人の会員を擁する全国保険医団体連合会(保団連/東京都渋谷区)は、多くの国民に選挙への関心を高めてもらい、投票を促すことを目的に、第2回「選挙に行こう」ムービーコンテストを開く。
昨年10月に実施した第1回「選挙に行こう」ムービーコンテストでは、91本の応募作品が集まったという。この成果を踏まえ、今年7月には予定されている参議院選に向けて、2回目の実施を決めた。
近年、選挙の投票率は低下傾向で、2019年の参議院選挙は48.8%と、5割を割り込んでいる。直近の21年の衆院選では、戦後3番目に低い55.93%だった。
コロナ禍により、病床不足、医療従事者の疲弊といった「医療崩壊」と言われる深刻な問題が起きている。参議院選挙は、これからの日本の医療と社会保障、平和をどう守るかを決める重要な選挙になる。
そこで、参議院選挙に向け「選挙に行こう」をテーマにしたインパクトのある動画作品を募集し、一般に公開していく。「医療と社会保障の充実」「憲法を守る」を訴える内容を含め、自由な内容・発想・表現で、投票へのモチベーションアップにつながる作品を募る。
応募されたすべての映像データは確認後、保団連が開設するYouTubeチャンネル(www.youtube.com/user/hodanren)で随時公開する。
【応募資格】個人、グループなどは問わない。1人(または1グループ)で何作品でも応募可能。反社会的勢力および反社会的勢力と関係すると認められる法人、団体、個人は応募できない
【応募作品規定】「選挙に行こう」をテーマとした60秒(1分)以内の映像作品であること。表現方法(実写、アニメーション、スチール写真によるスライド、CGなど)は問わない。応募者が制作したオリジナル作品で、他のコンテストなどに応募していない作品であること
【賞金】グランプリ1本(20万円)、準グランプリ2本(10万円)、佳作5本(3万円)
【応募締め切り】6月12日23時59分まで
【応募方法・詳細】www.govotejapan.com


● 大阪万博・大阪パビリオン 中小企業などを支援 事業企画案の募集開始

大阪産業局、大阪商工会議所が「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」において、大阪パビリオン「展示・出展ゾーン」の企画・運営を担うために共同設置している「中小・スタートアップ出展企画推進委員会」は、中小企業・スタートアップなどを支援する事業企画案を5月9日-8月31日の期間で募集する。
「展示・出展ゾーン」では、優れた中小企業・スタートアップなどを発掘・支援し、その象徴的な成果、活躍を効果的に発信できるよう、万博の会期中だけでなく、準備期間や開催後も視野に入れた取り組みを企画・推進する。
この方針に沿って、原則、大阪府内に活動拠点を有し、中小企業・スタートアップなどの支援が実施可能な金融機関、または公的な企業・団体を対象に、大阪パビリオンへの参加を目指す事業企画案を募ることにした。
5月18日には、金融機関または公的な企業・団体を対象に「事業企画案募集説明会」を大阪市内およびオンラインで開く。
【詳細】www.obda.or.jp/jigyo/expo-support/oppc.html


● CATVのIP化の実情 JCOMの取り組み報告/CRIオンラインセミナー

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第24回CRIオンラインセミナー(Zoom使用)「JCOMのSTB活用『健康・生活サポート』アプリとケーブルラボのオールIPへの道筋!!」を5月17日に開く。
CATV業界においてIP化を推し進め、STBを活用したアプリを開発し、着実に普及しつつあるJCOM(J:COM)の取り組みについて報告。また最終ゴールであるオールIPへどのように取り組むべきかを、日本ケーブルラボが解説する。講師は、JCOM次世代プラットフォーム戦略部マネージャーの吉田功一氏と、日本ケーブルラボ専務理事の宇佐見正士氏。
JCOMでは、2019年末から「J:COM LINK」というアンドロイドTVをOSとする新しいSTBを導入。リコメンド機能の強化で多チャンネル放送の視聴時間が大幅に増えるなどの実績を上げている。また、OTTの取り込みを積極的に展開し、STBでネットフリックスやDAZN、Disney+なども視聴できるようになり、売り上げにも貢献しているという。
【日時】5月17日/13時30分-15時30分
【参加費】CRI会員3000円、非会員6000円
【申し込み・詳細】www.cri-info.jp/20220425_6322.html


2022/4/252022年4月25日

● デジタルサイネージアワード 2022年度の作品募集開始 「未来先取り部門」を特設

デジタルサイネージコンソーシアム(DSC)は、「デジタルサイネージアワード2022」を開催するにあたり、デジタルサイネージ作品の募集を開始した。応募期間は5月13日まで。
14回目を迎える同イベントは、優秀な作品を選出・表彰することで、デジタルサイネージ市場のさらなる活性化を目指すもの。
応募条件は、2021年1月以降に発表されたデジタルサイネージコンテンツまたはハードウエア、システムが対象。作品にかかわるあらゆる企業に参加資格がある。応募費用は不要。なお、どの部門も、09-21年のデジタルサイネージアワードに応募した作品は参加できない。
応募の際は、次のいずれかの部門を選択する。
[部門] オフィス、DOOH(デジタル屋外広告)、エンターテインメント、広告/クリエイティブ、UX(ユーザー体験)/インタラクティブ、ホスピタリティ/ソーシャル、イベント、飲食/リテール、交通、屋外大型ビジョン
また、今年度は「未来先取り部門」を特設した。
審査会で審査の上、応募作品の中からグランプリ(1作品)と優秀作品10点ほどを選定・表彰する。表彰式は、6月15日に「デジタルサイネージジャパン2022」の会場(幕張メッセ)で開く予定。審査は、デジタルサイネージコンソーシアムの中村伊知哉理事長を審査員長とする審査会で実施する。
【詳細】https://digital-signage.jp/


● 映像セキュリティー対策 コンテンツ管理の重要性学ぶ/NGCがオンラインセミナー

エヌジーシー(NGC)は、オンラインセミナー(Zoom使用)「映像セキュリティ対策-ハリウッドで使用されているセキュリティガイドラインー」を4月28日に開く。参加費無料(事前登録制)。
映像制作がビデオテープからデータへ移行する中、見落としがちなのがセキュリティー対策。管理システム、物理セキュリティー、デジタルセキュリティーなどTPN(Trusted Partner Network)を意識したデジタルセキュリティーの取り組みについて解説する。
現在、ネットフリックスやアマゾン、ディズニーといった配信系の映像制作が増えてきており、これらの企業は制作会社側にコンテンツ管理の厳重さを求めている。
その中で、米国の映画協会がセキュリティー基準を定めており、それらを満たすことが制作を請け負う上で重要になっている。NGCでは、それらの基準を満たすためのコンサルティングを実施している。
【日時】4月28日/13時-13時40分
【申し込み・詳細】https://www.ngc.co.jp/news/securityseminar


● 所蔵コレクションから多彩な映画の上映企画/国立映画アーカイブ

国立映画アーカイブは、上映企画「NFAJコレクション2022春」を5月6-22日(金・土・日曜日のみ)に開く。昨年度からスタートした「NFAJコレクション」は、約8万本の所蔵から多彩な映画を公開する企画。今回は厳選した劇映画・ドキュメンタリーなど9プログラム(計15本)を上映する。
「野球プログラム」では、戦前・戦後に活躍した名選手たちの貴重な映像がそろう。『野球の妙技』(1939年)は、スタルヒンや景浦將、苅田久徳など戦前に活躍した名選手たちの妙技を撮影。日本初のプロ野球チーム「日本運動協会」(1920-24年)の設立者である河野安通志氏が技能解説を担当した。
戦後に製作された『野球教室』シリーズ4作品(1948-49年)では、山本一人(鶴岡一人)や若林忠志など南海ホークスと阪神タイガースの名選手を中心に、その技を高速度撮影なども用いて解説。日本のプロ野球の歴史の一端を見ることができる貴重な映像資料になっている。
そのほかの上映作品は以下のとおり。
▽『なつかしの顔』(1941年、監督:成瀨巳喜男監督)▽『熱情の翼』(40年、小石榮一監督)▽『日本産業地理大系第一篇國立公園伊勢いせ志摩しま』(49年、本多猪四郎監督)▽『南国の肌』(52年、本多猪四郎監督)▽『妻と女記者-若い愛の危機-』(50年、千葉泰樹監督)▽『江戸の花和尚人斬り数え唄』(『ちゃんばら手帖』改題/53年、河野壽一監督)▽『非情都市』(60年、鈴木英夫監督)▽『水の中の八月』(97年、高橋陽一郎監督)▽『元始、女性は太陽であった平塚らいてうの生涯』(2002年、羽田澄子監督)▽『こほろぎ嬢』(07年、浜野佐知監督)
【会場】国立映画アーカイブ小ホール(東京都中央区京橋3-7-6)
【料金】前売指定席券:一般520円ほか
【詳細】https://www.nfaj.go.jp/exhibition/nfaj-spring202204

2022/4/182022年4月18日

● NABショー2022 多彩なイベントが魅力 映像制作者の幅広い要求に対応 クラウドやリモート関連で議論

電子メディアの総合展示会「NAB(エヌエービー)ショー2022」(以下、NAB)が3年ぶりに開催される。コンファレンス類は現地時間の4月23日から、展示会は24日からとなっている。今回、NABは「実世界の要求に対応」を目指してイベントを設計したとしている。テレビ・ラジオ関係者だけでなく、映画制作、ストリーミングなど、幅広いメディア関係者に向けた展示会としている。セッションも変化に対応した。展示フロアの三本柱として「創る、つながる、稼ぐ」を据えている。英語では、この3語の頭文字はいずれも「C」であり、合わせて「3C」となる。コンファレンス(講演など)も3Cに基づいたトラックが用意されている。セッションタイトルにも3Cを反映。NABは、電子メディアを幅広くカバーするイベントへの変身を図っている。 (杉沼浩司)〈続きは本紙で〉


● 春期4コースの受講者募集 オンラインで双方向講義/VIPOアカデミー

映像産業振興機構(VIPO)は、コンテンツ業界に特化した人材育成事業「VIPOアカデミー」春期4コースのオンライン受講者を募集している。VIPOアカデミーの特徴とするグループワーク中心の双方向講義に、自宅から参加が可能になる。各コースの内容は以下のとおり。
【コーポレートリーダーコース 第15期】(5月12日-7月28日)
講義と演習、グループ活動を通して、経営戦略、ファイナンス、ビジネスプランニング、プレゼンテーション、リーダーシップの知識やノウハウを身につけることで、企業の成長・発展に貢献するコーポレートリーダー(経営幹部人材)を育成する。定員16人、申し込み締め切り4月27日。
[料金] VIPO会員33万円、団体会員38万5000円、一般44万円
[詳細・申し込み] https://vipo-academy.jp/course/cl
【プロジェクトリーダーコース 第13期】(5月14日-7月26日)
講義と演習、グループ活動を通して、企画力(ロジカルシンキング、ファイナンス、発想力)と推進力(プロジェクトマネジメント、リーダーシップ、プレゼンテーション)を強化することで、クオリティーとスピードを両立させ、周囲を巻き込んでプロジェクトを成功に導くプロジェクトリーダーを育成する。定員16人、申し込み締め切り4月27日。
[料金] VIPO会員27万5000円、団体会員33万円、一般38万5000円
[詳細・申し込み] https://vipo-academy.jp/course/pl
【グローバルビジネスコース 第11期】(6月3日-7月29日)
実践を重視した講義(日本語・英語)と英語での演習を通して、ビジネス力(コミュニケーション力、交渉力、プレゼンテーション力)を強化し、グローバルシーンにおいて活躍できる人材を育成する(英語力想定レベル:中級=TOEIC600-700点程度)。定員10人、申し込み締め切り6月20日。
[料金] VIPO会員17万6000円、団体会員19万8000円、一般22万円
[詳細・申し込み] https://vipo-academy.jp/course/gb
【リーガル・エッセンシャルコース 第11期】(5月31日-7月12日)
コンテンツ業界のビジネスパーソンとして必要不可欠な著作権、ライセンス、契約などのリーガル知識を身につけることで、契約トラブルを未然に防ぎ、ビジネスを広げていける人材を育成する。定員16人、申し込み締め切り5月20日。
[料金] VIPO会員13万2000円、団体会員15万4000円、一般17万6000円
[詳細・申し込み] https://vipo-academy.jp/course/le


● Tokyo Docs 2022 ピッチ企画の募集開始 海外展開を支援するイベント

Tokyo Docs事務局(東京都港区)は「Tokyo Docs 2022」ウェブサイトを開設し、ピッチ企画の募集受付を開始した。応募締め切りは6月24日(13時59分)まで。
「Tokyo Docs」は、ドキュメンタリーの国際共同制作を含む海外展開を支援するための国際イベント。日本とアジアの制作者と国内外のディシジョン・メーカー(放送局・動画配信会社・配給会社など)とのネットワーキングの機会を提供する。今年は11月1、2日にオンラインで開催する予定。
「メインピッチ」は、国際共同制作を含む海外展開を目指す企画を国内外のディシジョン・メーカーに向けてプレゼンテーションする場となる。制作資金の確保をはじめ、海外での放送、配信、上映、販売のサポートを得るきっかけとなる。
募集企画は、日本および世界が直面するさまざまな課題、人々の多様な生き方、そして日本を含むアジアの社会・文化の多彩な魅力を伝える企画など、幅広いテーマを扱った内容を募る。演出は自由。
ピッチに選ばれた日本の制作者の企画には、事前にトレーラー制作のための支援金が提供される。ピッチ者には、企画の説明とトレーラーを合体した7分程度のピッチ動画を用意してもらう。
動画の作成は、海外の関係者のアドバイスを受けながら進める。また、Tokyo Docs実行委員会が字幕制作などをサポートする。
なお、前年に引き続き、短編ドキュメンタリー作品も募集する予定(詳細は後日発表)。
【Tokyo Docs応募の詳細】https://tokyodocs.jp/how-to-apply


● 韓国プチョン映画祭併設 マーケット推薦企画募集/VIPO

映像産業振興機構(VIPO)は、経済産業省「令和4年度コンテンツ海外展開促進事業(コンテンツ関連ビジネスマッチング事業)」のもと、昨年度から引き続き、映画プロデューサーの「企画ピッチ参加」を支援する。
その一環として、韓国で開催される「プチョン国際ファンタスティック映画祭」併設の企画マーケット「NAFF It Project」へ、VIPOが推薦する企画(1件)を募集している。
「NAFF It Project」では、世界中から応募された映画企画の中から約20企画を選出し、その企画のプロデューサーと監督が、世界から招待された出資者、映画祭担当者、プロデューサーなどを相手に、ピッチング(個別ミーティング)を実施する。開催期間は、7月9-12日。
参加費は無料(映画祭側の渡航・宿泊費のサポートあり)。応募期限は5月10日まで。
参加条件は、長編(60分以上)の劇場向け公開作品であること。シリーズ作品の場合、40分以上で2話以上の作品であること、企画段階、もしくはプリプロ段階、撮影中または編集中の作品であること–など。
【申し込み・詳細】https://www.vipo.or.jp/news/29299/


● キャラジェネ新製品など機能説明ウェビナー開く/朋栄

朋栄は、イベントプレイヤー「IEP-500」および、キャラクタージェネレーター「EzV-410」について説明するウェビナー(無料)を4月26、27日に開く。
◆イベントプレイヤー「IEP-500」
ライブイベントや展示会などの現場で映像、静止画、音声ファイルなどの 素材を直感的に素早く、簡単に送出する。特徴は、①1画面で完結する操作性、②動画・静止画送出時カルタとり方式で素早いポン出し、③登録時ファイル変換不要、④簡易テロップ機能、DSK(ダウンストリームキー)機能、⑤プレビュー後に本線送出可能–など。
ウェビナーでは、製品の概要の説明の後に、実機GUIによるデモも実施する。
【日時】4月26日/1回目=11時-11時30分、2回目=18時-18時30分(各回同じ内容/終了時間は目安)
◆キャラクタージェネレーター「EzV-410」
標準構成でHD.2系統または4K.1系統のテロップ送出が可能な新製品。画面のリサイズ・機能表示レイアウト変更が自由にできる。通常のテロップ送出のほかに、選挙、スポーツ、気象情報送出(L字送出、ツイッター連動送出)など多様な用途に対応可能なアプリケーション(オプション)を用意している。
【日時】4月27日/1回目=11時-11時30分、2回目=13時30分-14時(各回同じ内容/終了時間は目安)
【詳細】https://www.for-a.co.jp/news_events/events.html


● ソリトンシステムズ「Zao-X 実機公開Webセミナー」

「Smart-telecaster Zao-X」のウェブセミナー(無料)。4K/60p対応、遅延伝送、4G/5G通信対応、最大6回線マルチリンク、シリアルトンネリングなどの機能の説明のほか、実機を使ったライブ中継も生配信で実施する。
セミナーには、オンラインプラットフォーム「VEOS」を使用。
【日時】4月21日/14-15時
【申し込み】https://veos.tokyo/


2022/4/112022年4月11日

● 地域コンテンツの祭典 各部門の受賞作品を発表/ケーブル連盟北海道支部・東北支部

日本ケーブルテレビ連盟北海道支部・東北支部は、北海道・東北地区発のコンテンツの祭典である第3回「しばれるアワード」の受賞作品を発表した。
今回は、コンペティション部門21作品、コミュニティ部門10作品、配信動画部門7作品の応募があった。1次審査会を経てノミネートされた作品の中から各賞を決定した。受賞作品は、全国のCATVおよびインターネットで配信する予定。
各部門の受賞作品は次のとおり。
★コンペティション部門
[グランプリ] 「震災から10年『ここから生まれる希望』~今、思うこと。伝えたいこと。~」(仙台CATV)
[準グランプリ] 「脱サラ農民の挑戦 ~北の大地で育むSMILE RICE~」(旭川ケーブルテレビ)
[審査員特別賞] 「アスビト」(ニューメディア米沢センター)
[優秀賞] 「ねぶた師14人合作願いの灯」(青森ケーブルテレビ)
★コミュニティ部門
[グランプリ] 「秋田竿燈まつり2021~今だからこそ知る竿燈の素晴らしき世界~」(秋田ケーブルテレビ)
[準グランプリ] 「あーとふる県美大・タイガー立石展3」(青森ケーブルテレビ)
[審査員特別賞] 「みやぎ昭和ノスタルジック紀行」(仙台CATV)
[支部長賞] 「街ナカ情報発信!てけてけおじゃマップ『函館新外環状道路で函館空港へ!』」(ニューメディア函館センター)
★配信動画部門
[グランプリ] 「Making of Hachi」(秋田ケーブルテレビ)
[優秀賞] 「とっさの英会話居酒屋での接客Level1、2、3」(ニューメディア函館センター)
「ムラケンタの唄う麺Tube」(ニューメディア米沢センター)


● 第7回「JEITAベンチャー賞」決定 電子情報技術産業の発展に貢献へ 受賞企業6社を発表 特別賞も 成長性・波及性・社会性を審査

電子情報技術産業協会(JEITA)は、「JEITAベンチャー賞」の受賞企業6社を発表した。JEITAベンチャー賞は、電子情報技術産業の総合的な発展のみならず、経済発展に貢献しうるベンチャー企業を表彰するもの。これまで計39社が受賞しており、今年が7回目の取り組みとなる。
―――
今回も「JEITAベンチャー賞審査委員会」(審査委員長:荒川泰彦・東京大学名誉教授/特任教授)が成長性(先導性)、波及性、社会性の3つの視点からベンチャー企業を審査・選考した。その結果、AiCAN、インプリム、エイシング、エスケーファイン、otta、ボールウェーブの6社が受賞した。
また今回から特別賞として「Early edge賞」(市場における貢献度は未知数だが非常に高い技術を保有し、将来、大きな成長が期待できる企業を特別賞として表彰するもの)を創設、Mantraが受賞した。
今回受賞したベンチャー企業は今後、JEITAの活動に参画してもらうほか、「CEATEC」への出展やJEITAが主催するシンポジウム・セミナーなどへの登壇、さらにはJEITA会員企業との交流支援などの特典が授与されるという。
受賞企業の概要は次のとおり。
★EITAベンチャー賞
[AiCAN] (川崎市高津区)=昨今の社会課題である児童虐待の問題解決に取り組み、子供の安全を守る業務をサポートする「AiCANサービス」を提供。AIを搭載した業務支援アプリケーションである「AiCANアプリ」を顧客に提供し、各ケースに関する記録、リスクアセスメント、写真などの画像データを登録・共有することで、AIが各ケースの傾向や今後の動向について予測し、児童相談所職員などの「判断の質向上」と「業務の効率化」を実現している。
[インプリム] (東京都中野区)=独自開発の「プリザンターUIエンジン」により、業務アプリケーションを簡便に作成できるプラットフォーム「プリザンター」をオープンソースで提供している。
[エイシング] (東京都港区)=製造業向けに機械制御に特化した独自エッジAIアルゴリズムを研究開発し、超軽量独自AIアルゴリズム「MST(Memory Saving Tree)」をはじめ、巧みなオープンクローズ戦略で主要な技術を特許化した。
[エスケーファイン] (滋賀県草津市)=セラミックス粒子と紫外線硬化剤との材料調合技術と高精度レーザー制御技術を融合することで、世界最高レベルのセラミック造形3Dプリント技術の事業化を実現した。
[otta] (福岡市博多区)=BLE(Bluetooth Low Energy)技術を応用した見守り端末と端末から発信される電波を受信する基地局の組み合わせで、見守り端末が基地局を通過した時間と場所の情報を見守り利用者にアプリ上で伝えるサービスを展開。
[ボールウェーブ] (仙台市青葉区)=「ボールSAW」の原理を活用した微量水分計を開発。既に複数の販売実績を有し、半導体プロセス管理向けで海外大手ファンドリの認定ファシリティ・メーカーと独占販売契約も締結。また、持ち運び容易なハンディガスクロマトグラフを製品化している。
★Early edge賞
[Mantra] (東京都港区)=マンガに特化した自動翻訳システム「Mantra Engine」を開発。マンガの画像データからセリフの文字を抽出し、多言語に自動翻訳する。日本語、英語、中国語、韓国語など14カ国語に対応する。


● アニメータードラフト会議/Tooが作品募集

Tooは、複数のアニメ制作CGプロダクションに一括で就活アプローチできる、CGアニメーターのための動画コンテスト「あにつく2022連動企画 第八回アニメータードラフト会議」の作品を募集している。
題目の作品を応募すると複数のプロダクションが審査。採用候補としてコンタクトしたい応募者に指名が入る。応募資格は、2023年3月卒業予定の学生のみ(応募は2回限り)。締め切りは5月13日。
【詳細】www.too.com/atsuc/y2022/draft.html


● アヌシー国際映画祭併設 マーケットにブース出展/VIPOが参加企業を募集

映像産業振興機構(VIPO)は、経済産業省「令和4年度コンテンツ海外展開促進事業(コンテンツ関連ビジネスマッチング事業)」の一環として、6月14-17日の日程でフランス・アヌシーにおいて開催される「アヌシー国際アニメーション映画祭」併設のマーケット「MIFA」に商談のためのブースを出展する。それに伴い参加企業を募集している。
参加企業は、世界のマーケットへ向けて自社の企画や作品の商談機会を持てるだけでなく、参加パスでMIFAの各種パネルやセミナーなどの聴講、そして世界中から集まるアニメーション業界関係者とのネットワーキングが可能になる。
参加の条件は、日本のアニメーションコンテンツの海外販売に関する権利を有し、同マーケットで海外セールスをする意欲のある日本の企業であること、担当者などがMIFAの会期中(4日間)、可能な限り全日常駐し、自社コンテンツを積極的にPRできること、担当者および自社で手配した通訳が、英語で商談や各種問い合わせへの対応が可能なこと–など。
MIFA登録費用については、1社あたり1人分を負担する。なお、渡航宿泊費、現地移動費などは参加者の負担となるが、「コンテンツ海外展開促進・基盤強化事業費補助金(J-LOD)」の対象となる可能性がある。
応募締め切りは、4月27日17時まで。
【申し込み・詳細】www.vipo.or.jp/news/29278


● 発掘・復元された映画の上映企画/国立映画アーカイブ

国立映画アーカイブでは、5月3日から上映企画「発掘された映画たち」を4年ぶりに開く。
今回で11回目を迎える同企画では、新たに発掘・復元された日本映画の名匠による作品群を中心に、計58本/19プログラムを上映。会期中には、専門家や同館研究員のトークイベント、弁士・伴奏付きの上映も実施する(有料)。
【会期】5月3-22日(月曜休館)
【会場】国立映画アーカイブ長瀬記念ホールOZU(東京都中央区京橋3-7-6)
【詳細】www.nfaj.go.jp/exhibition/hakkutsu202204


● 第2級CATV技術者資格 全国各地で講習試験開く 5月から申し込み受付/技協

日本CATV技術協会は、5月から2022年度CATV技術者資格(2級)講習試験の申し込み受付を開始する。同講習試験では、第2級CATV技術者資格を取得できる。
CATV事業は放送と通信の幅広いサービスを提供している。これらサービスを説明するには技術や法令に関する多様な知識が必要になる。第2級CATV技術者資格を取得すれば、CATVシステムや関連技術、法令の基本的な知識が身につき、社内や営業先との会話に役立ち、顧客サービスの向上にもつながる。
また、上位資格であるCATV総合監理技術者や第1級CATV技術者資格の取得に有利になっている。資格講習試験は、eラーニングおよびCBT(Computer-Based Testing)を採用し、誰でも受験可能。
受講受験科目は「CATVの基礎」の1科目のみ。CATV総合監理技術者および第1級CATV技術者資格取得時に学習する「システム」「調査・施工」「ブロードバンド」科目の基礎と法規に関する基本的な知識を学ぶ。受講受験費用は1万9360円。
講習はeラーニングで実施し、インターネットとPCがあれば受講できる。講習実施期間中に所定の科目を学習し、章ごとの中間試験と修了試験を受け、すべてに合格すれば講習は終了する。合格するまで何度でも受けることができる
所定の科目のeラーニング修了試験に合格すると、資格試験の申し込みが可能になる。資格試験はPCを使用した試験方式で、全国300カ所以上の会場で実施する。試験の実施期間中の希望する日時および試験実施会場を選んで受験できる。
【申し込み期間】5月6-31日
【受講期間】6月20日-8月10日
【受験期間】7月4日-8月15日
なお、eラーニングとCBTによるCATV技術者資格(2級)講習試験と同時期に、10人以上の受験者が集まる企業用に対面講習による資格講習試験も実施している。
【申し込み・詳細】www.catv.or.jp

2022/4/42022年4月4日

● IPプラットフォーム開設へ 地域コンテンツ集め配信 ケーブルテレビ社が解説/CRI

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第23回CRIオンラインセミナー(Zoomを使用)として、『「コミチャン用IP配信プラットフォーム」の全容を聞く』を4月20日に開く。
2015年に開始された「TVer」を契機に、テレビ各社では急速にネットの利用を高めており、若者やスマートフォン視聴者の囲い込みを始めている。中でも積極的なのが地方局で、現場制作者が中心となって『地域との絆(きずな)を深める番組作り』を進めている。
こうした動きはCATV局にも大きな刺激を与えており、コミュニティチャンネル番組のYouTube配信や地域情報をツイッター、フェイスブックで発信している局は70社を数えるという。
そこで、こうしたCATV局が保有する地域コンテンツをまとめて配信する「IPプラットフォーム」(CATV版『TVer』)を開設しようという動きがある。
セミナーでは、その計画を進めているニューメディア(本社:山形県山形市)の金子敦社長と常務取締役(福島センター長兼務)の中川宏生氏を講師に、同社が独自で開発した「ニコテレ動画」アプリ(β版)による実際の動画視聴と合わせ、サービスの全容について聞く。
【日時】4月20日/13時30分-15時30分
【参加費】CRI会員3000円、非会員6000円
【申し込み・詳細】www.cri-info.jp/20220329_6316.html


● 第16回田辺・弁慶映画祭 15日からコンペ作品受付 11月11-13日に開催

田辺・弁慶映画祭実行委員会は、「第16回 田辺・弁慶映画祭」を11月11-13日の3日間、和歌山県田辺市紀南文化会館(予定)で開催することを決定した。併せて「コンペティション部門」作品の応募受付を4月15日から開始する。締め切りは7月15日。
対象となるのは、応募作品(未公開)を含めて劇場公開3作品以内の監督による作品。30分以上で、2021年1月1日以降に完成したことが条件となる。ジャンルは問わない。
作品のフォーマットは、可能な限りDVD媒体で応募する(ブルーレイディスク媒体では、受け付けおよび予備審査に時間がかかる場合がある)。今回はオンラインからの応募も可能になっている。出品料は1作品につき2000円。
同映画祭では、コンペティション作品および招待作品の上映、田辺市や和歌山に関係のある映像や作品の上映などを予定している。
【詳細】tbff.jp/important/bosyu2022


● Inter BEE 2022で特別企画 先進技術・先端コンテンツ披露 出展の申し込み受付を開始

電子情報技術産業協会(JEITA)は、主催するメディア総合イベント「Inter BEE 2022」(11月16-18日/幕張メッセ、オンライン=11月1日-12月23日)において、映像表現やライブエンターテインメント技術の新しい体験を提供するコンテンツテクノロジーを集めた特別企画「INTER BEE IGNITION」と、先端技術とコンテンツをテーマとした国際イベント「デジタルコンテンツEXPO(主催:デジタルコンテンツ協会)」を融合させた特別企画『INTER BEE IGNITION×DCEXPO』を実施する。
INTER BEE IGNITIONは、2016年からInter BEEで実施している企画の1つで、最新の映像技術とそれを基にした創造性をテーマに展開してきた。また、デジタルコンテンツEXPOは、2018年からInter BEEと同時開催をしており、先端技術やコンテンツを体験する多様な展示を展開している。
新企画『INTER BEE IGNITION×DCEXPO』は、コンテンツ産業とエンターテインメント産業の新たなビジネス創出の機会となることを目指す。表現分野における先端技術が社会やコミュニティーの進展に寄与する試みなど、新しいメディアの未来と可能性を発信し、多様で先駆的な表現テクノロジーやコンテンツを体験する場として展開する。
会場では、コンテンツ産業とエンターテインメント産業のイノベーションとビジネスを生み出す先進映像技術や先端コンテンツ制作技術の解説、メタバースの世界の体験、第一線で活躍するクリエイター、研究者、専門家によるセミナーなどを実施する予定。メディアとエンターテインメントの可能性について、これまで以上に多様なビジネスユーザーに向けて発信するという。
4月1日から出展の申し込み受付を開始、締め切りは6月30日。
【詳細】https://www.inter-bee.com/ja/forexhibitors/conference/ignition


2022/3/282022年3月28日

● 「AI美空ひばり」など公開 ロボット技術の歴史を体感/日本科学未来館が特別展開催

日本科学未来館(東京都江東区)は、特別展『きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?』を3月18日から8月31日までの日程で開催中だ。
「ロボット」という言葉を、欧州出身の作家カレル・チャペック氏が1920年に生み出してから100年以上が経った。
「ロボット」はいつ、どのように誕生したのか。そして、過去から現在までどのように発展・拡大してきたのか。壁一面に広がる年表を見ながら、「AIBO」「ASIMO」など時代を代表するロボットたちの間をぬうように進み、歴史を体感できる。
また、インスピレーションの源となった研究・開発を後押しした小説やアニメ、ゲームなどのSF作品も公開している。国内の展覧会では過去最大規模となる約90種130点の展示数になっている。
この展覧会では、多彩なロボットを紹介しつつ、「人間とは何か」を来場者とともに考えることを目的としている。科学技術とどう向き合うのか、どのような未来を描くのか、多数のロボットを見たり触れたり、双方向型の仕掛けを体験したりしながら、幅広い層が楽しめる内容だ。
NHKが開発した『AI美空ひばり』は、没後30年を超えた美空ひばりの新曲ライブを具現化するために、4K.3Dの等身大のホログラム映像でステージ上に本人を出現させた。秋元康がプロデュースした新曲を、AI技術を用いて美空ひばりの歌声で再現した。2019年の「NHK紅白歌合戦」で披露され話題となった。
開館時間は午前10時-午後5時(入場は閉館の30分前まで)。休館日は原則として火曜日。入場料は19歳以上が2100円など。
【詳細】https://kimirobo.exhibit.jp/ticket.html


● XR配信プラットフォーム ローカル5G環境で体験会/アスク

アスクは、KCCSモバイルエンジニアリング(KCME)のローカル5G製品と、KCMEに設置したローカル5Gネットワーク環境において、NVIDIAが提供するXR配信プラットフォーム「NVIDIA CloudXR」を活用したデモ体験会(無料)を4月15日に開く。
AR、VR、MRに代表されるXR技術やデバイスの普及により、フォトリアリスティックやインタラクティブなコンテンツを、いかに限定された環境で再現するかが課題となっている。NVIDIA CloudXRは、スタンドアロンタイプのHMD(ヘッドマウントディスプレー)など性能が限られた端末に対し、高品質なコンテンツの遠隔での表示を実現する。
今回は、サーバーレンダリングした高品質なXRコンテンツを、高性能なローカル5Gネットワークを介して配信するデモ環境を用意。デモを通して優れた低遅延性が体感できる。
【日時】4月15日/1回目13時30分-15時、2回目16時-17時30分(各回1社5人まで)
【会場】KCCSモバイルエンジニアリング(東京都港区三田3-13-16三田43MTビル16階/ローカル5Gデモルーム)
【申し込み】https://www.ask-corp.jp/inquiry/nvidia-cloudxr-seminar.html


● PFF「第3回 大島渚賞」 藤元明緒監督に決定 4月に記念上映会を実施

PFF(ぴあフィルムフェスティバル)は、「第3回 大島渚賞」の受賞者として、ベトナム人女性労働者たちを描く長編第2作『海辺の彼女たち』が昨年公開され話題を集めた、藤元明緒監督に決定した。4月3日に東京・丸ビルホールで記念上映会を実施する。
同賞は、映画の未来を開き、世界へ羽ばたこうとする、若くて新しい才能に対して贈られる賞。かつて、大島渚監督が高い志を持って世界に挑戦していったように、それに続く次世代の監督を、期待と称賛を込めて顕彰するもの。
上映作品は『海辺の彼女たち』と『絞死刑』(予定)
【日時】4月3日/13時開映
【会場】丸ビルホール(東京都千代田区丸の内2-4-1 丸ビル7階)
【入場券】チケットぴあで発売中(会場でのチケット販売はない)、料金は一般2500円ほか


● 第17回 大阪アジアン映画祭 韓国作品がグランプリ 各賞の受賞結果を発表

日本映画を含むアジア作品や内容がアジアとアジア人に深くかかわる作品を集めた「第17回大阪アジアン映画祭」は、3月10-20日の11日間のスクリーン上映を終え(オンライン上映は21日終了)、最終日においてクロージング作品『MISS OSAKA』(デンマーク・日本共同制作)の日本初上映の前に、各賞を発表した。
グランプリ(最優秀作品賞)は、韓国作品『おひとりさま族』(ホン・ソンウン監督)が受賞した。
審査員は「今、世界の多くの場所で、人が1人で生きるということは現代的な題材である。題材の良さにとどまらず、主人公が職場での電話対応をする際の彼女1人をとらえたフレームワークなど、映像によって観客に伝えていく力が優れている。また、人間の生と死のかかわりのもと、照らし出される孤独と他者とのつながりに、静謐(せいひつ)でありながら力強さも感じられる」と授賞理由を挙げている。
そのほかの受賞結果は次のとおり。
【来るべき才能賞】飯塚花笑(『世界は僕らに気づかない』監督/日本)
【コンペティション部門スペシャル・メンション】『アニタ』(監督:リョン・ロクマン/香港)
【ABCテレビ賞】『はじめて好きになった人』(監督:キャンディ・ン、ヨン・チウホイ/香港)
【薬師真珠賞】バヤルツェツェグ・バヤルジャルガル(『セールス・ガール』主演俳優/モンゴル)
【JAPAN CUTS Award】『山歌(サンカ)』(監督:笹谷遼平/日本)
【芳泉短編賞】『二度と一緒にさまよわない』(監督:ユージーン・コシン/トルコ・ロシア・ウクライナ)
【芳泉短編賞スペシャル・メンション】阿部純子(『バグマティ リバー』出演/日本・ネパール)
【観客賞】『アニタ』

2022/3/212022年3月21日

● テレビ朝日「ゴーテック2022」開催 メタバース上で一般公開へ グループ会社・系列各局が出展

テレビ朝日は、テレビ朝日グループ各社・系列各局で開発した最新の機器・サービスや国内外の先端技術を披露する技術展示会「ゴーテック2022」を3月23、24日(午前10時-午後6時)の2日間、メタバース(仮想空間)上で開催する。
例年、関係者向けとして実施していたが、今年は一般公開となる。テレビ朝日グループ会社・系列各局からさまざまなテーマのブースを出展。各ブースでは動画やポスターなどを展示する。これら展示に加え、メタバース会場の大型モニターではデジタルアートライブも視聴できる。
2024年卒業予定の大学生・院生対象に学生ツアーも実施。参加学生とテレビ朝日スタッフをリモートでつなぎ、解説付きでメタバース会場を案内する(同ツアーの参加受付は終了)。
出展内容(コンテンツ)は次のとおり。
【1F会場】
▽新大型制作中継車▽バーチャル六本木の進化▽Germination-デジタルアート▽NFTアイテム販売▽自由視点映像制作▽360度 特命係▽自由視点映像・AIカメラ▽世界体操AI自動クリッピング▽番組Tweetリアルタイム連動システム「TwiBro(ツイブロ)」▽スポーツ中継等のリアルタイムSNS投稿活用▽ニュース24時間配信システム
【2F会場】
▽オンラインファイルベースの世界▽Video
Over lPでのCG映像システム▽ARK Streaming Studio▽LEDバーチャルプロダクション▽SATVのクラウド展開▽クラウドプロダクションヘの取り組み▽Video OCRシステム▽自動撮影-Automatic Shooting-▽Auto Telop Recognition System▽イマーシブオーディオ制作▽「Amazon Chime SDK」を活用した番組収録支援システム▽ABCにおけるクラウド映像制作への取り組み
事前登録は不要。開催期間中、専用ウェブサイト(https://www.gotech2022.tv)から参加できる。


● OTOTEN2022 出展企業の募集を開始 オーディオ協会が6月開催

日本オーディオ協会は、国内最大級のオーディオとホームシアターの祭典「OTOTEN2022」を6月11、12日の2日間、東京・丸の内の東京国際フォーラムで開催するにあたり、出展企業の募集を開始した。
コロナ禍の影響で、オーディオの展示会・試聴会の機会確保が難しく、OTOTENについても2020年、21年と中止を余儀なくされた。今年同協会は設立70周年を迎えるにあたり、参加企業と来場者が直接コミュニケーションを図り、各企業が提案する音に直接触れられる機会を設けるべく、イベントの実施を決定。入場者の事前登録、入場の際の健康チェック、マスク着用、換気、密の回避など可能な限りの対策を施すとしている。
【問い合わせ】Eメール=audiofair@jas-audio.or.jp


● 「ムーミン谷の挑戦」プロジェクションマッピング映像コンテスト

◇「ムーミン谷の挑戦」プロジェクションマッピング映像コンテスト
Vookと「ムーミンバレーパーク」(埼玉県飯能市)を運営する子会社を有するフィンテックグローバルが共同で実施。小説『ムーミン谷の彗星』『ムーミン谷の冬』をテーマに、小説内で使用されている挿絵を素材として提供し、「ムーミン谷」を表現したオリジナルのプロジェクションマッピング作品を募集する。
グランプリ作品(賞金50万円)は、ムーミンバレーパークなど関連施設の映像演出に使用される可能性がある。準グランプリは賞金20万円。
Vookの渋谷オフィスで投映モニターを使用し、自身が作成した映像作品を確認することが可能。応募締め切りは4月18日。結果発表は5月下旬の予定。
【詳細】https://vook.vc/p/pm-contest

2022/3/142022年3月14日

● 「Inter BEE 2022」11月16-18日開催 出展の申し込み受付を開始 4つの展示エリアで構成

電子情報技術産業協会(JEITA)は11月16-18日の3日間、メディア総合イベント「Inter BEE 2022(インタービー2022)」を開催する。2年連続で幕張メッセ(千葉市美浜区)とオンラインでの会場となる。これに伴い、出展の申し込み受付を開始した。一次締め切りは5月31日、二次締め切りは6月30日。
Inter BEEは、さまざまな分野のメディアとエンターテインメントのプロフェッショナルが集う、日本最大級のメディア総合イベント。「プロオーディオ部門」、「映像制作/放送関連機材部門」、「映像表現/プロライティング部門」、「ICT/クロスメディア部門」の計4つの展示エリアで構成する予定。
今回で58回目の開催となるInter BEE 2022は、メディアの変革・拡張と共に幅広い産業分野での動画制作ニーズの広がりや、先端コンテンツ技術、メタバース、AIなど、コンテンツ制作分野の新潮流とメディアとエンターテインメントの可能性について、これまで以上に多様なビジネスユーザーに向けて発信するとしている。
なお、オンライン会場は、11月1日-12月23日の開設を予定している。
【詳細】www.inter-bee.com/ja


● 中映協映像コンテスト 28日から作品応募受付 中部地区の映像産業を振興

中部映像関連事業社協会(中映協)は、優れた映像作品を選奨し中部地区映像産業の振興に寄与することを目的として、「第20回中映協映像コンテスト」を開催するにあたり、作品の募集を開始した。
応募分野は、「番組部門」「CM・キャンペーン部門」「文化・産業部門」の3部門で、2021年4月1日から22年3月31日に完成の作品に限定。各部門に対して1社1作品とし、「CM・キャンペーン部門」のみ1社3作品まで応募が可能となっている。
応募期間は3月28日-4月8日。参加資格は、中映協エリア(愛知県、岐阜県、三重県、静岡県)に本社を置く(または拠点とする)映像制作事業者。
主催者の委嘱した審査委員による非公開審査とし、入賞作品の発表と表彰は、中映協の定時総会(6月3日)で実施する。 新型コロナウイルス感染拡大防止のために定時総会が中止となった場合、表彰状および副賞は郵送し、受賞結果と受賞者喜びの声は中映協ウェブサイトで公開する。
なお、学生部門の映像コンテストも同時に開催する。
【詳細】www.chueikyo.jp


● 上映会 番組を視聴する会『震災を伝える・記録する・考える~「誰一人、取り残さない」ためにできること~』

放送番組センターが3月27日まで、放送ライブラリーで上映中。
上映番組は、「NNNドキュメント『家族を守れ『神様のバス』』」(日本テレビ/2011年5月23日放送)、「特集ドラマ『生きたい たすけたい』」(NHK/14年3月11日放送)、「テレメンタリー2013『心の隙間を埋めて 南相馬の学習塾から』」(福島放送/13年4月14日放送)、「SBCスペシャル『復興の片隅で 石巻・仮設診療所からの問い』」(信越放送/13年5月29日放送)など全7番組(一部ラジオ)。
【日時】3月27日まで開催中(14日、22日休館)/上映時間11時-16時15分
【入場方法】無料、入退場自由、申し込み不要
【会場】放送ライブラリー・情報サロン(横浜市中区日本大通11 横浜情報文化センター内)
【詳細】www.bpcj.or.jp


● 映像制作技術の最新動向 VR・ARライブなど解説/JAVCOMが29日にセミナー

日本ビデオコミュニケーション協会(JAVCOM)は、第160回セミナー「ライブ/アニメ/VR&AR エンターテインメントは第二幕へ突入 ~コンテンツは、ものすごいスピードで進化している!~」を3月29日に開く。
講演①では、LATEGRA代表取締役の山形龍司氏が登壇。LATEGRAは、AR、VR、モーションキャプチャー、カメラトラッキングなどの技術を活用し、リアルとバーチャルを融合させたライブ演出・プロデュースを手掛けている。続いて、同社制作部テクニカルDivマネージャーの渡辺幸範氏が、LATEGRA式VR・ARライブについて説明する。
講演②「ゲームの様な世界を現実に!(見る聞くから体感へ)」では、スクウェア・エニックス ライブインタラクティブワークス事業部PRODUCERの渡辺優氏、講演③「アニメ局が考える未来の収益構造/配信全盛時代に『世界で勝てるコンテンツ』を生み出すには…」では、テレビ東京 アニメ・ビジネス本部アニメ局アニメ事業部統括プロデューサーの秋間眞良氏がそれぞれ登壇し、業界動向について解説する。
【日時】3月29日/14-17時
【会場】東放学園 清水橋校舎2階(東京都渋谷区本町3-40-6)なお、コロナ禍の状況次第でオンラインに変更になる場合がある
【会費】5000円
【定員】60人
【申し込み締め切り】3月18日
【申し込み・詳細】javcomnpo.or.jp

2022/3/72022年3月7日

● スピーカープレゼントキャンペーンを実施/民放連

日本民間放送連盟ラジオ委員会は、現在実施中の「民放ラジ99局『スピーカーでラジオを聴こう』キャンペーン」の一環として、スペシャルパートナーのradikoと、7日から「WE LOVE RADIO・radikoダブルネーム入りBluetoothスピーカー」を抽選で200人にプレゼントするキャンペーンを実施する。詳細は特設サイト(www.weloveradio2022.jp/)で。


● IP放送とローカル5G活用 沖縄ケーブルの事例を報告/CRIオンラインセミナー

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第22回CRIオンラインセミナー「沖縄ケーブルネットワークのIP放送とローカル5G経由IPコミチャンへの取り組み!!」(Zoom使用)を3月16日に開く。
沖縄ケーブルネットワークは、地域ワイヤレスジャパンと共同で「ローカル5Gを活用した災害時におけるテレビ放送の応急復旧」をテーマに採択され、昨年末から実験を開始している。
RF技術だけでは限界があったものがIPも利用することで冗長化が図られ、災害に強いシステムが構成できる。また、災害時だけでなく平時にもローカル5Gを高速インターネット回線としてユーザーへ提供することで、CATV局のマネタイズモデルになる。
CATV業界は「オールIP放送」を目指し、その先にどんなサービスを展開するか、またローカル5G有効活用など、新事業計画策定の参考になる内容になっている。
講師は、沖縄ケーブルネットワーク 取締役の粟井宏光氏と地域ワイヤレスジャパン ソリューション推進部の乾千乗氏。
【日時】3月16日/13時30分-15時
【参加費】CRI会員3000円、非会員6000円
【申し込み・詳細】www.cri-info.jp/20220228_6309.html


● フランス映画を作った女性監督の歴史を巡る/国立映画アーカイブが企画上映

国立映画アーカイブでは、3月15日から企画上映『フランス映画を作った女性監督たち–放浪と抵抗の軌跡』を開く(特別協力/上映・企画パートナー:アンスティチュ・フランセ日本、シネマテーク・フランセーズ、特別協力:アンスティチュ・フランセ パリ本部)。映画最初期の監督であるアリス・ギイの『催眠術師の家で』(1898年)から、ソフィー・ルトゥルヌール監督『奥様は妊娠中』(2020年)まで、28作品(14プログラム)で120年以上にわたるフランス女性監督の歴史を巡る。
シネマテーク・フランセーズが復元したサイレント映画『スペインの祭』(1919年)と『太陽と影』(22年)の上映では、生伴奏付き上映も開催。また、初日の「アリス・ギイ作品集」上映後には坂本安美氏(アンスティチュ・フランセ日本 映画プログラム主任)のトークも実施する。
【会期】3月15-27日(月曜日は休館)
【会場】国立映画アーカイブ 長瀬記念ホールOZU(東京都中央区京橋3-7-6)
【料金】一般=前売520円、生伴奏付き上映1050円ほか
【定員】310人
【詳細】www.nfaj.go.jp/exhibition/france202202


● 映画の貴重な資料公開 東映太秦映画村で特別展/文化庁、VIPO

映像産業振興機構(VIPO)は、文化庁から受託している「令和3年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業(撮影所等における映画関連の非フィルム資料)」の一環として、京都市の東映太秦映画村・映画文化館で「映画資料特別展」を3月2日から開催している(主催:文化庁、運営:VIPO、協力:東映京都スタジオ)。
令和元年度に東映太秦映画村で映画資料の所在情報の調査を実施した結果、平成31年に東映太秦映画村内オープンセットである「め組の家」から発見された未整理台本の多くが、映画史に残る貴重な台本であることが判明した。そのほか、東映太秦映画村には数多くの貴重な映画資料が保管されている。
同展では、その調査により発見された台本と、その作品に関連するポスター、プレス、スチル資料などを展示する。未映画化作品やタイトルが変更になった作品の台本もある。
【会期】(開催中)3月31日まで
【会場】東映太秦映画村・映画文化館2階(京都市右京区太秦東蜂岡町10)
【料金】入場無料(東映太秦映画村の入村料が別途必要)
【詳細】www.toei-eigamura.com/sp/news/detail/326


● コンテンツ業界の海外展開攻略セミナーを16日に開く 現状学び、課題を考察/VIPOアカデミー

映像産業振興機構(VIPO)は、「VIPOアカデミー/冬期限定・業界研究ベーシックコース」講座の最終回となる『コンテンツ業界の海外展開 攻略セミナー』(オンライン単発受講/Zoom使用)を3月16日に開く。
同講座では、業界のマーケットやビジネスモデルと現状を学び、業界の課題を考察することで、業界の全体像を1日で学ぶことができる。
【プログラム】
[第1部] ▽講演「業界分析」=業界の市場や展望および課題、収益構造などを解説
[第2部] ▽講演「事例研究(2社)」=ビジネスモデルおよび成功事例や失敗談などを解説
[第3部] ▽グループディスカッション=講師からのテーマ設定に基づいてグループで意見交換
【日時】3月16日/18時-21時30分
【参加費】VIPO会員5500円、団体会員6600円、一般7700円
【定員】50人(事前予約制・先着順/定員に達し次第受け付け終了)
【申し込み締め切り】3月15日
【詳細】eventregist.com/e/couse-ib-220316


2022/2/282022年2月28日

● 「第4回 日本国際観光映像祭」 与論町の会場からオンラインで 国際部門に1534本の応募

日本国際観光映像祭実行委員会は、「第4回 日本国際観光映像祭」を3月16、17日に鹿児島県与論町を会場にオンラインで実施する。
日本国際観光映像祭は、UNWTO(国連世界観光機関)認定の国際観光映像祭ネットワークCIFFT(1989年創設)のアジア唯一の正式メンバー映像祭。2019年に第1回を開催し、22年は第4回を青森県弘前市で開催予定だった。しかし、急速な新型コロナウイルスの拡大のため、青森大会は中止を決定。そのため、別の会場を模索したところ、オンライン開催であれば、ということで与論町が受け入れてくれることになったという。
今回は国内部門に201本、国際部門に1534本の応募があった。映像祭の中では「これからの観光映像」についてだけでなく、「与論島のSDGs観光」や「DXを活用したプロモーション、マーケティングの取り組み」について語るフォーラムを開く。
また、日本国際観光映像祭で過去に受賞した映像作家に、与論島の観光映像を撮ってもらうコンペティション「ART&FACTORY JAPAN」も実施。今年は3組の映像チームが与論島の魅力を伝える映像を制作して競う。
【日時】3月16、17日/10-19時(オンライン配信)
【公式ウェブサイト】https://jwtff.world/


● 延期・中止イベント 費用の支援実施/VIPO 申請要項を公表

映像産業振興機構(VIPO)は、令和3年度補正予算「コンテンツ海外展開促進・基盤強化事業費補助金」の事業のうち、「withコロナ時代におけるエンタメビジネスを行う事業」において、収益チャネルの多様化などに取り組むイベントの開催費用、ならびに延期・中止した公演などへのキャンセル費用について支援を決めた。
同事業においては、「ビジネスモデル革新枠」と「収益基盤強化枠」の2つの支援策がある。申請にあたっての要件や、申請書類などの詳細を記載した公募要項について、それぞれ公表した。
なお、初回の申請受付開始は3月末を予定しており、その後複数回応募を受け付ける。収益基盤強化枠については、申請前に「延期・中止イベントの事前登録」が必要な場合がある。また、申請書類については準備を進めているが、詳細については3月上旬ごろに案内するという。
【詳細】https://www.vipo.or.jp/u/J-LOD3_r3.pdf


● 映像に関する権利と法の動き 著作権セミナーを開く/映文連

映像文化製作者連盟(映文連)は、著作権セミナー「映像に関する権利と著作権法の動き」を3月16日にオンライン(Zoom使用)で開く。
デジタルネットワーク時代において、映像制作者は著作権についての基礎的な知識が必要となる。今回のセミナーでは、『月刊コピライト』のQ&Aコーナーで解説している法曹家の早稲田祐美子弁護士(東京六本木法律特許事務所)を講師に迎え、映像に関する権利と著作権法の動きについて、映文連理事との会話形式で説明する。また、アンケートを踏まえた著作権問題についての質問に回答する。
【日時】3月16日/18-18時
【定員】200人(申し込み先着順)
【受講料】会員4000円、一般5000円
【申し込み締め切り】3月11日
【詳細】https://www.eibunren.or.jp/?p=5760


● リモートプロダクション 「Kiswe」解説/三信電気がセミナー

三信電気は、3月4日にLiveUと連携可能なクラウドベースのリモートプロダクションサービス「Kiswe Studio」の説明を中心としたウェブセミナー(Zoom使用)を3月4日に開く。
「Kiswe」は、リモートプロダクション(Kiswe Studio)、ファンエンゲージメント(Kiswe Fans)、イベント(Kiswe Events)の3つを連携可能なサービス。海外ではESPN、NBA、FIFA、Yahoo!、FOX Sportsなどが「Kiswe Studio」を採用。東京2020、冬季北京五輪では「Kiswe Fans」が活用されている。
【日時】3月4日/14時-14時30分
【申し込み】https://zoom.us/webinar/register/WN_MuVK8KdmTOupGnBWwTOt0g


● Zoom×ブラックマジックデザイン合同セミナー「ATEM MiniとZoomで広がるウェビナーやウェブ会議の可能性」

ウェビナーおよびオンライン会議での映像クオリティーをさらに向上・改善したい企業・個人を対象に開く。「オンラインプラットフォーム」、「映像配信機材」という視点から、配信映像の品質を上げるポイントを解説する。
【日時】3月1日/15時-16時30分)
【聴講方法】Zoomを使ったウェビナー形式
【申し込み】https://bmduser.jp/training/detail.php?p=p00000149


● エルザジャパン「モバイルモニターが当たるキャンペーン」

キャンペーン期間中(2月15日-3月31日)、モバイルワークステーション「ELSA VELUGAシリーズ」の購入者の中から抽選で25名にアイ・オーデータ製15.6型モバイルモニターをプレゼントする。
申し込んだ全員にはELSA VELUGAの移動や保管に便利なオフィスキャリングバッグをもれなく進呈する。
【詳細】https://www.elsa-jp.co.jp/


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