イベント

2023/9/182023年9月18日

● 映画制作の舞台裏を学ぶ 資金調達からロケハンまで/フェローズがセミナー

フェローズは、映画『おしょりん』の川口浩史プロデューサー登壇による対面式セミナー「映画の作り方、撮影現場のリアル 地元企業・住民との地域おこし~映画制作の資金調達からロケハン調整まで~」を9月26日に開く。
地元の協力と地場産業の支援を通じて、成功へと導いた映画制作の舞台裏について解説。今秋公開予定の『おしょりん』の一部を、企画書、ロケ写真、地図などを見ながら、地域の人々とともに、制作を実現させ、経済と文化の発信の一翼を担った実例を学ぶ。
◆セミナーの概要
①映画『おしょりん』企画の成り立ち
②映画『おしょりん』準備&制作の経緯
③重要シーンのロケハン秘話&スチール撮り
④重要シーンの登場人物、地元オーディション
⑤製作中の苦労エピソード&地元の人々の協力
⑥質疑応答
【日時】9月26日/10-12時
【会場】フェローズ 東京本社レセプションルーム(東京都渋谷区恵比寿西1-7-7 EBSビル7階)
【参加費】3000円、フェローズ登録者2400円
【定員】20人
【申し込み締切日時】9月25日17時
【申し込み】tinyurl.com/mwjpc6m5
【問い合わせ】フェローズ クリエイティブアカデミー事務局/Eメール=academy@fellow-s.co.jp


● HDR効果の出し方やワークフローなど解説/ドルビージャパン

ドルビージャパンは、9月27日にオンラインセミナー(Zoom使用)を開き、6月にドルビーシネマで公開された『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』を事例として、HDR効果の出し方とワークフローについて説明する。
併せて、ドルビービジョンの「シネマトリムパス」を使った、HDRマスターからの効率的な劇場上映用マスターの制作方法や、ドルビーシネマ用のHDR映像を制作する際、配信やビデオグラム用のHDRマスターを一体のワークフローで制作することで、効率的にドルビーシネマ用/ホーム用の両方のドルビービジョンHDRマスターを用意する方法も解説する。
登壇者は、クープ テクニカルスーパーバイザー/今塚誠氏、ドルビージャパン シニア テクニカル マネージャー/萩谷太郎氏。参加費無料。
【日時】9月27日/14-15時
【申し込み締切日】9月25日
【申し込み】https://form.run/@DolbyVision-HDR-seminar


● 若手映画作家の育成 4人の監督が短編映画制作 協力プロダクションが決定/VIPO

映像産業振興機構(VIPO)は、文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2023」において、今年度の製作実地研修(短編映画製作)に協力する制作プロダクション4社を決定した。
同プロジェクトでは、夏に課題撮影を中心としたワークショップを開催し、参加者15人から4人の監督を選出した。同4人は講師による脚本指導を経て、制作プロダクション協力のもとプロのスタッフとともに短編映画を制作する。
映画の完成は2024年1月。同年3月以降に上映会を開く予定となっている。
【若手映画作家育成プロジェクト2023】▽城真也監督/制作会社:オフィス・シロウズ▽西口洸監督/制作会社:ラトロン▽野田麗未監督/制作会社:RIKIプロジェクト▽山本十雄馬監督/制作会社:東映東京撮影所
●過去の4作品を上映
10月5日には、ndjcの過去4作品を上映する「ndjc新文芸坐セレクション」を開催する。上映後には、『ハケンアニメ!』(2022年)が高く評価され、早くも3作目の商業長編映画『沈黙の艦隊』が9月29日に公開される吉野耕平監督のトークイベント(30分程度)も実施する。
【上映作品】▽『アンダーウェア・アフェア』(岨手由貴子監督/ndjc2009)▽『おとこのこ』(松永大司監督/ndjc2010)▽『エンドローラーズ』(吉野耕平監督/ndjc2014)▽『魚座どうし』(山中瑶子監督/ndjc2019)
【上映作品の詳細】https://www.vipo-ndjc.jp/news/6084/6084/
【日時】10月5日/19-21時(全4本上映)
【会場】新文芸坐(東京都豊島区東池袋1-43-5 マルハン池袋ビル3階)
【料金】一般1800円/各種割引1400円。チケットは9月28日よりオンライン(https://www.shin-bungeiza.com/)および劇場窓口で販売


● 三信電気/ウェビナー「LiveU社クラウドソリューション」

クラウドを活用したサービス「LiveU Matrix」「LiveU Ingest」について説明する。LiveU Matrixは、従来のLiveU送受信機1対1の映像伝送を1対Nとし、複数ユーザーで同時にライブ映像の共有が容易にできる。
LiveU Ingestでは送信機から伝送されているライブストリームを、クラウドまたはオンプレミスのサーバーで自動収録を実現。LiveU-Centralに入力またはインポートされたメタデータとの連携も可能。
【日時】9月22日/14時-14時45分
【申し込み】https://zoom.us/webinar/register/4216931846809/WN_BbcGuGw8SYqcnCqOjoGJ-A#/registration

2023/9/112023年9月11日

● 4K・VR徳島映画祭 10月12日まで作品募集 12月15-17日に開催へ

「とくしま4K+NEXT ~4K・VR徳島映画祭~」(事務局:プラットイーズ)では、開催に向け作品を募集している。同イベントは2013年からスタートし、最先端の技術に触れながら地域の文化も楽しめる、4K・VR映像に特化した映画祭。
今年の開催日は12月15-17日の3日間で、神山まるごと高専(徳島県名西郡神山町)、とくぎんトモニプラザ(徳島県青少年センター/徳島市寺島本町西)のリアル会場と、オンライン会場のハイブリッドで開く。
同映画祭では、ノミネート作品や特別上映作品の上映、各種セミナー・ワークショップ、先端技術の体験コーナー、制作者と映像関係事業者とのマッチング、徳島県内の学生向けの就職マッチングなどを実施する。
募集作品は4K/8K/VRの映像作品で、高校生制作の作品は、それ以外でも可。応募締切日は10月12日。応募条件として、国籍、年齢、性別、グループ、プロ・アマ、作品内容、作品尺、制作年を問わない。
【募集部門】
[ドラマ部門] 自由テーマのドラマ作品
[ノンフィクション部門] 自由テーマのノンフィクション作品
[あわ文化振興部門] 徳島県内各地の伝統文化や生活文化をテーマとした作品
[高校生部門] 高校生制作の自由テーマの作品
【応募方法】公式サイト(4kforum.jp/)内の応募フォームで受付中


● LiveUの新サービス デモを交えて機能を説明/三信電気がウェビナー

三信電気は、同社が取り扱うLiveU社のリモートプロダクション新サービス「LiveU Studio」のウェビナー(Zoom使用)を9月15日に開き、デモンストレーションを交えて特徴や機能などについて説明する。
LiveU Studioは、RTMPやSRTの入力ソースのほか、LiveU社の独自プロトコルLRT(LiveU Reliable Transport)にも対応したライブビデオリモート制作ソリューション。スイッチング機能、リモートゲスト参加、オーディオミキサー、テロップ機能など、映像制作に必要な機能を備え、最大30の動画配信プラットフォームに配信可能となる。
【日時】9月15日/14-15時
【申し込み・詳細】uh28.asp.cuenote.jp/p/0001428d1a/274463/body/pc.html


● 番組アーカイブネッ卜 全国の図書館などで展開/放送番組センター

放送ライブラリーを運営する放送番組センター(横浜市中区)では、「全国放送番組アーカイブ・ネットワーク(番組アーカイブネッ卜)」のサービスを開始した。このサービスは、放送ライブラリーの公開番組の中から、国内外の賞を受けた番組や、放送史に残る番組などを、全国各地の図書館などの利用端末から視聴できる新たな試み。
9月1日には、福島県の郡山市中央図書館で全国初の「番組アーカイブネット」が開設。同図書館2階資料室の視聴ブースで、放送ライブラリーの公開番組の中から選りすぐった121番組(テレビ106番組、ラジオ15番組)を誰でも無料で視聴できる。番組は随時追加される予定。


● CEATEC2023 来場登録の事前申し込み受付 10月17-20日、幕張メッセで開催

電子情報技術産業協会(JEITA)主催の「CEATEC2023(シーテック2023)」(10月17-20日、幕張メッセ)では、来場登録(無料)の事前申し込みを受付中だ。
今年のCEATECは5つの「次世代」として、①次世代の社会を実現するデジタル田園都市、②次世代を技術で支えるテクノロジーデバイス、③次世代の社会を担う人材の育成・支援、④次世代のカギを握るスタートアップと大学研究機関を応援、⑤次世代につなげる地球環境に配慮した持続可能な展示会へ–をテーマに実施する。
CEATEC2023の幕張メッセ会場は、次の6エリアで構成する。
[アドバンスドテクノロジーエリア] Society5.0の実現に向けたテクノロジー全般のエリア
[キーデバイスエリア] Society5.0の実現を支える電子部品や電子デバイスのエリア
[パートナーズパーク] 独自テーマを設定し、あらゆる産業・業種のパートナーとともにSociety5.0の未来社会を体現する「共創」エリア
[スタートアップ&ユニバーシティエリア] 国内外のスタートアップや研究成果の社会実装を目指す大学・教育機関のエリア
[グローバルエリア] 海外諸機関がパビリオンを展開、各国・地域を代表するスタートアップや企業が集まるエリア
[コンファレンス] 業界のリーダーや専門家などによる講演やパネルディスカッションを実施
【CEATEC2023来場登録】公式ウェブサイト=www.ceatec.com


● 京都映画企画市 映画企画コンテスト 一般観覧者を募集

映像産業振興機構(VIPO)と京都府は、第15回「京都映画企画市-Kyoto Film Pitching-」映画企画コンテストを9月23日にハートピア京都(京都市中京区)で開催するにあたり、一般観覧者を募集している(事前予約制・無料)。
当日は、一次書類審査通過者(5企画)によるプレゼンテーション、『うつつの光、うつる夜』(2022年度パイロット版)の上映、優秀映画企画発表および審査員講評などを実施する。
【日時】9月23日/13時30分-16時20分(予定)
【観覧方法・詳細】kyotofilmpitching.jp/presentation/
【申し込み締め切り】9月20日正午まで

2023/9/42023年9月4日

● デジタルコンテンツ白書 発刊セミナーで市場規模解説/DCAJが23年版

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は『デジタルコンテンツ白書2023』の発刊に伴い、9月8日に「発刊セミナー」を4年ぶりにリアル開催する。
同白書によると、22年のコンテンツ産業の市場規模は13兆2698億円でDCAJが調査を開始して以来最高額となったという。セミナーでは、22年の日本のコンテンツ産業市場規模の解説と巻頭特集に基づいたパネルディスカッションを実施する。
なお、セミナー参加者特典として、『デジタルコンテンツ白書』を数量限定で特別割引により販売する。
【プログラム】
[第1部] 「日本のコンテンツ産業の市場規模2022」について(DCAJ調査部/福島寿恵氏)
[第2部] パネルディスカッション「AIコンテンツ生成ツールの出現」▽コーディネーター=内山隆氏(『デジタルコンテンツ白書』〈以下『白書』〉編集委員長/青山学院大学総合文化政策学部教授)▽パネリスト=平林久和氏(『白書』編集委員・コンテンツ分野「ゲーム」執筆/インターラクト代表取締役/日本ゲーム文化振興財団理事)、堀鉄彦氏(『白書』編集委員・メディア分野「出版」執筆/コンテンツジャパン代表取締役)、脇田敬氏(『白書』編集委員・コンテンツ分野「音楽」執筆/音楽プロデュース/マネジメント/FLYMUSIC代表取締役)
【日時】9月8日/14時-16時10分
【会場】青山学院大学 青山キャンパス 17号館3階17306教室(東京都渋谷区渋谷4-4-25)
【参加費】一般:5000円、DCAJ賛助会員:無料
【申し込み締め切り】9月7日/17時
【申し込み】dcaj20230908semi.peatix.com


● 「あにつく2023」 4年ぶりにリアル開催/Too

Tooは、アニメ制作技術の総合イベント「あにつく2023」(特別協賛:オートデスク)を、4年ぶりにリアル会場で9月23日に開く。
2015年にスタートした「あにつく」は、これからのアニメ制作を目指す人からアニメファンまでを対象にしたイベント。アニメ制作現場ではどのような工夫をしながら作品を生み出しているのか、制作を支える最先端技術や制作テクニック、各プロダクションの特色などについて学ぶ。参加無料(事前登録制)。
【日時】9月23日/13時-17時50分
【会場】UDX GALLERY NEXT/UDX GALLERY(東京都千代田区外神田4-14-1)
【申し込み・詳細】www.too.com/atsuc/y2023


● 「組織・チームづくり」 著名コンサルタントが解説/JAVCOMがセミナー

日本ビデオコミュニケーション協会(JAVCOM)は、第164回特別セミナー「熱狂する組織・チームづくり~ 20-30代の人の心を動かし、熱狂させるチームの作り方」を9月28日に開く。
講師は、Axia Strategic Partners代表取締役変革コーチの岸昌史氏。同氏は、支援や事業再生などのコンサルティングに従事。2017年にはコンサルタントとして年間MVP受賞。その後、スタートアップのTABI LABOへ転職し、事業統括責任者として経営全般に関与した後、コンサルティングとコーチングサービスを提供するAxia Strategic Partnersを起業した。
著書の『熱狂のデザイン』は、各種メディアにも取り上げられ、大きな話題になった。今回のセミナー参加者には、同書が進呈される。
【日時】9月28日/15時-16時45分
【会場】イノテック2階セミナールーム(横浜市港北区新横浜3-17-6)
【参加費】JAVCOM会員6000円、一般8000円、後援団体会員
6000円
【申し込み・詳細】javcomnpo.or.jp/index.html


● FF14イベントに協賛 出展やキャンペーンも/マウスコンピューター

マウスコンピューターは、2024年1月7、8日に東京ドームで開催される「ファイナルファンタジーXIV ファンフェスティバル 2024 in 東京」へ、ゲーミングパソコンブランド「G-Tune」ブランドでの協賛を決定した。
「ファイナルファンタジーXIV ファンフェスティバル」は、2014年を皮切りに約2、3年ごとに開催されている、ゲームソフト『ファイナルファンタジー』最大のファンイベント。今回は、2019年以来のリアルイベント開催、初の東京ドームでの開催となるため、過去最大規模で実施される。
マウスコンピューターは、特別協賛として、イベントを盛り上げるブース出展、キャンペーンなどを予定している。
◆「ファイナルファンタジーXIV ファンフェスティバル2024 in 東京」 公式サイト=fanfest.finalfantasyxiv.com/2023-24/jp/


2023/8/282023年8月28日

● J:COMオンライン診療 サービスの現状を報告/CRIオンラインセミナー

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第36回「CRIオンラインセミナー」(Zoom使用)を9月15日に開く。
今回は『「J:COM「オンライン診療」サービス開始2年 子育て世帯や高齢者・介護世帯におすすめ! -皆様の局にも「ケーブル・オンライン診療」を提供しますー』と題し、JCOM 地域ソリューション営業本部ケーブル・ソリューション事業部部長の杉岡誠一氏およびKDDI CATV事業開発部ライフデザイングループの山本良昭氏が講演する。
JCOMは2021年7月から「J:COMオンライン診療」を開始した。そして今年4月から他のCATV局にも展開する準備が整い、「ケーブル・オンライン診療」として提供している。
第1号ユーザーは、ちゅピCOMで、広島県廿日市市において展開。同市は医療だけでなく住民サービス全般の中に、このサービスも含めている。そのため、ちゅピCOMとしては、廿日市市の補助金を活用することができた。
しかし、各局が「ケーブル・オンライン診療」を導入するには、いくつかのハードルがある。その内容も含め説明する。
【日時】9月15日/13時30分-15時
【参加費】CRI会員:4000円、非会員:8000円
【申し込み】https://cri-info.jp/20230818_7962


● 中国のゲーム・アニメ企業 協業を目指し交流会 国内参加会社を募集/VIPO

映像産業振興機構(VIPO)は、海外企業との協業を目指すコンテンツ企業のビジネスマッチングを促進する事業の一環として、中国ゲーム&アニメ会社訪日団とのビジネスマッチング交流会を9月20日に実施する。
中国でACG(アニメ・コミック・ゲーム)業界をリードする企業(27社)が、日本企業との協業を目的に、約3年ぶりに来日。北京のACG産業政策の説明など、日本企業が中国企業と協業する際に役立つ情報を得て、各分野のリードカンパニー・団体組織などとネットワーキングする貴重な機会となる。参加無料。
中国企業との協業を目指すゲーム、アニメ関連会社(15社程度/1社3人まで)の参加を募る。
【日時】9月20日/10-16時(途中2時間の休憩あり)
【会場】VIPO会議室・ホールR(東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル2階)
【締切日】9月8日
【申し込み】https://www.vipo.or.jp/news/36591/


● SIGGRAPH2023報告 本紙論説委員が講演/DCAJセミナー

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、50回目を迎えたCGとインタラクティブ技術の国際会議「SIGGRAPH2023」(8月6-10日、米国・ロサンゼルス)の
報告セミナーを9月7日にオンライン(Zoom使用)開く。
講師は、SIGGRAPHに40回にわたり連続参加して取材を続けている、映像新聞論説委員の杉沼浩司(日本大学講師)で、「昨年、大きな話題となったメタバースに勢いがないが、メタバースのような広大な空間とそこでの事象の記述については、合意が形成されつつある。今回のセミナーでは、技術系の話題を中心に据え、現場視察報告として、Emerging TechnologiesやVRシアター、そして展示会について報告する」としている。
【日時】9月7日/15時-16時15分
【参加費】一般:5000円、DCAJ法人会員:無料
【定員】100人(定員となり次第、締め切る)
【申し込み】https://dcaj-siggraph2023-seminar.peatix.com/

2023/8/212023年8月21日

● WOWOWのパラリンピック関連番組がグランプリ受賞/衛星放送協会 オリジナル番組アワード

衛星放送協会は7月21日、よみうり大手町ホール(東京都千代田区)で「第13回衛星放送協会オリジナル番組アワード」の授賞式を開催。番組部門6ジャンルの最優秀賞の中から選出される「グランプリ」には、WOWOWの『ドキュメンタリーシリーズWHOIAMLIFEヴィクトリア・モデスタ』(バイオニック・ポップ・アーティスト/WOWOWプライム)が選ばれた。
同番組は、WOWOWと国際パラリンピック委員会の共同プロジェクトとして2016年にスタートし、25カ国40組の世界最高峰のパラアスリートに迫ってきた「WHOIAMシリーズ」が、TOKYO2020の開催を経てリニューアル。アーティストやクリエイターなど、スポーツの枠を超えたラインアップがそろう新シリーズ「WHOIAMLIFE」を立ち上げた。
その第1弾として、バイオニック・ポップ・アーティストのヴィクトリア・モデスタに密着。ファッション・アート・テクノロジーを組み合わせ、発信を続ける彼女の人生を通し、多様性を認め合う未来社会へ貢献することを目指した。
審査員は「無重力飛行の体験から、宇宙では足が必要ないのだと気づくシーンなど、見ていて障がいとは何だろうと改めて考えさせられる。自己をつくる激しいほどの信念とそれをカッコよく実現していく姿は、さまざまに悩み、足踏みしている映像制作者にとっても大きな励みになるだろう」と講評している。
各部門の最優秀賞ほか各賞は次のとおり。
【番組部門】
★最優秀賞
[ドラマ]特集ドラマ「ガラパゴス」NHK BSプレミアム・BS4K(NHK)
[ドキュメンタリー]「発掘ロストワールド恐竜の聖地ゴビ砂漠」NHK BSプレミアム・BS4K(NHK)
[バラエティー]「小椋佳、時代劇の仕事」特別番組「小椋佳の歌日記」(前編/後編)時代劇専門チャンネル(日本映画放送)
[ミニ番組]「見上げてみよう、ぼくらのウチュウ」キッズステーション(キッズステーション)
[中継]羽生結弦アイスショー「プロローグ in HACHINOHE」CSテレ朝チャンネル1(テレビ朝日)
★審査員奨励賞
[中継]「生中継!THELASTROCKSTARSLiveDebut2023Tokyo-NewYork-LosAngeles」WOWOWプライム(WOWOW)
【編成企画部門】
★最優秀賞
「24時間まるごと伊丹十三の映画4K」日本映画専門チャンネル(日本映画放送)
★審査員奨励賞
「A-Golf」スカイA/スペースシャワーTV(スカイA/スペースシャワーネットワーク)
【番宣部門】
★最優秀賞
「S.W.A.T.シーズン5 放送開始版番宣」スーパー!ドラマTV(スーパーネットワーク)
【CAB-J賞】
「Airdog(空気清浄機)」GAORA(GAORA)
―――
◇「オリジナル番組アワード!受賞作品はこれだ!」
授賞式の模様と、表彰された各作品の見どころ映像を講評とともに紹介する番組を9月1日に放送する。
【放送チャンネル】▽スカパーチャンネル801スカチャン=1時~▽J:テレ(J:COMチャンネル)15時45分~▽J:COMプレミアチャンネル=19時~(9月30日まで、毎週金・土・日曜の19時から再放送)
このほか全国のCATV11局でも9月に放送予定。


● ケーブル技術ショー2023 ベストプロモーション大賞 グーライトがグランプリ

日本ケーブルテレビ連盟とイードは、CATV事業者による優れたプロモーションや地域コミュニケーションの活動を顕彰し、共有することを目的に「ケーブル・アワード ベストプロモーション大賞」を開催。16回目を迎えた今年は「チラシ部門」「映像部門」「グッドプラクティス部門」の3部門合計で133作品の応募があり、グランプリには、Goolight(グーライト/長野県須坂市)の『人をつなぎ、地域をつなぐ 須坂の新しい拠点-bota-』(グッドプラクティス部門)が選ばれ、7月20日のケーブルコンベンションの贈賞式で表彰された。
グーライトの受賞者は「当社は2017年中期経営計画で、放送・通信に続く第3の事業として、地域を明るく豊かにするまちづくりのプロジェクトを掲げ、このボータの事業が核の1つとなっている。来館者数は当初目標を大きく上回る約10万人を記録することができた。これはグーライトが長年地域メディアとして培ってきたノウハウをフルに活用した結果だと思っている。ボータの来館者数が増えることは、これまで出会うことができなかった未加入者との接点が増えることにつながる。全国にも誇れる素晴らしい施設ができたと自負している」と述べた。
その他の各賞は以下のとおり。
★準グランプリ
▽「映像でよみがえる。つながる。地域とともに歩んだ30年」(キャッチネットワーク/映像部門)
▽「ケーブルテレビだからできる!ちゅピCOMはテレビでDX!」(ちゅピCOM/グッドプラクティス部門)
★特別賞
▽「火の用心CMキャンペーン 感謝の300回SP 火災ゼロの町への挑戦」(京丹波町/映像部門)
★ケーブルチョイス賞
▽「J:COM TVCM『変えちゃおう』」(JCOM/映像部門)
★RBB TODAY賞
▽「愛称を社名にしちゃいました!」(CCNet/チラシ部門)
★優秀賞(チラシ部門)
▽「スマホのこと相談し放題!ケーブルスマホッ」(ケーブルワン)
▽「防災スイッチON!とやま(大雪編・赤ちゃん編)」(ケーブルテレビ富山)
★優秀賞(映像部門)
▽「親子劇場「父と娘」(JCOM)
▽「開局30周年記念ミュージックビデオ『ずっとあなたと CCNet(時間編)』」(CCNet)
★優秀賞(グッドプラクティス部門)
▽「長野県内局が総力を結集!『駅伝王国』を支える県縦断駅伝を生中継」(長野県ケーブルテレビ協議会)
▽「ローカル5G×スマートシティ『YOKKAICHI Great Expo』」(シー・ティー・ワイ)


2023/8/142023年8月14日

● エントリー受付中 優れた技術を表彰/CEATEC AWARD

CEATEC2023(主催:電子情報技術産業協会〈JEITA〉、10月17-20日開催)では、「CEATEC AWARD」のエントリーを受付中だ(締切日は8月25日)。これからの社会を変える役割を担うテクノロジーとしての製品やアイデアを募集している。
このAWARDは、優れた技術を世に出すことで、新たな価値と市場の創造・発展に貢献し、産業を活性化させることを目的としている。
最先端テクノロジーが集まるCEATECにおいて、関係学会やメディア、省庁などが厳正なる審査をし、特にイノベーション性が高く優れていると評価された製品やアイデアに授与される。
【詳細】https://www.ceatec.com/award/index.html?utm_date=20230721


● 23年秋期3コースを実施 コンテンツ業界の人材育成/VIPOアカデミー

映像産業振興機構(VIPO)は、コンテンツ業界に特化した人材育成事業「VIPOアカデミー」の2023年秋期として、「コーポレートリーダーコース」「プロジェクトリーダーコース」「リーガル・エッセンシャルコース」の3コースを実施する(いずれも有料/VIPO会員割引あり)。
コーポレートリーダーコースおよびプロジェクトリーダーコースにおいては、秋期もオンライン開催を中心に、一部「リアル参加日(会場開催日)」(各コース全3日ほど)を設けている。
リーガル・エッセンシャルコースは、前期から「基礎編(3日間)」「実践編(3日間)」の短期集中型プログラムとなっている。全日程オンラインで開く。
【コーポレートリーダーコース(第18期)】▽開催期間=9月9日-11月30日、2024年5月30日)▽定員=16人▽申し込み締切日=8月23日
【プロジェクトリーダーコース(第16期)】▽開催期間=9月16日-12月5日、24年6月4日▽申し込み締切日=8月30日▽定員=16人
【リーガル・エッセンシャルコース】▽開催日=基本編:9月26日、10月3日、10月10日、実践編:10月24日、10月31日、11月14日)▽定員=各コース16人▽申し込み締切日=基本編:9月12日、実践編:10月10日
【申し込み・詳細】https://www.vipo.or.jp/news/36318/


● LEDディスプレー新製品 ショールームで体験会開催/レイヤードジャパン

レイヤードジャパンは、グループ会社であるPLANAR社の新製品でタッチ操作を可能とした一体型超高精細LEDディスプレー「URL136-T」の販売を開始するにあたり、「URL136-T×ThinkHub体験会」を8月24、25日にレイヤードジャパンのショールームで実施する(予約制)。
今回は、コラボレーションソフトウエアを販売しているメディアプラスとの共同開催になる。
「URL136-T」には、メディアプラスのオフィス向けコラボレーションソフトウエア「ThinkHub」を採用しており、体験会では実際に画面操作が可能で、導入時のメリットなどを実感できる。また、当日はショールームに展示している全製品を見ることも可能。
【日時】8月24、25日/10-15時
【会場】レイヤードジャパン本社ショールーム(東京都渋谷区千駄ヶ谷2-1-8 Barbizon8 8階)
【申し込み】https://leyard.jp/urt136-thinkhub

2023年8月7日

● ルミエール・ジャパン・アワード 4部門の映像作品を募集/先進映像協会 日本部会

先進映像協会 日本部会(AIS-J)は、国内で制作・公開された優れた先進映像コンテンツを表彰する「ルミエール・ジャパン・アワード」の作品を募集している。
これは、良質なコンテンツの拡大と品質向上を目的として、AIS-Jが2011年から実施している表彰活動。
募集するのは「3D」「4K」「8K」「VR」の4部門。映像作品は、2022年9月1日から23年8月31日の期間に、有償・無償を問わず国内で上映、放送、配信、発売、発表などの手段を通して社会的に利活用された作品か、今後の利活用が決定している作品。いずれも静止画と成人向け作品を除く。
応募資格は、作品の著作権者である企業・団体、もしくは作品にかかわりのある企業・団体が著作権者に了解を得た人。
募集期間は8月31日まで(出品料あり)。
受賞作品にはトロフィーあるいは賞状、および「AIS Creative Arts International Awards」へのエントリー権が与えられる。
各部門の条件は次のとおり。
[3D部門] 3D(立体)映像作品。2Dと3Dが混在する作品の場合は、作品全尺の50%以上が3D映像であること。作品の長さは問わない
[4K部門] 4Kの2D映像作品
[8K部門] 8Kの2D映像作品
[VR部門] 一般に、360度映像あるいはノンゲーム系VRに分類される作品
【詳細】https://www.advancedimagingsociety.jp/award/index.html


● ケーブル技術ショー2023 31日までメタバースイベント セミナーなどアーカイブ配信

「ケーブル技術ショー2023」(主催=日本CATV技術協会、日本ケーブルテレビ連盟、衛星放送協会)の技術展示会が7月20、21日に、東京・丸の内の東京国際フォーラムで開催されたが、技術セミナー・会場内オープンステージのアーカイブ配信をメタバースイベント内で8月31日まで提供する。
また、内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局 内閣参事官の金澤正尚氏による特別セミナーの配信も実施している。
ケーブル技術ショー2023公式サイト上では、技術展示会全93社のパネルデータや動画データなどの展示内容も引き続き公開中だ。
メタバースイベントは、アバターとして参加し、3D展示ホールやチャットなどの双方向コミュニケーションを利用して、リアルイベントのような『発見』と”体験”が可能。
メタバースイベント内限定のプレミアムセミナー3講演も配信中。講演タイトルは、①「大分の防災・減災DXを実現する災害情報活用プラットフォームEDiSON」、②「CTY+四日市市『大規模スマートシティ』の戦略と可能性~ケーブルテレビ事業者、自治体、地元経済界、ベンダーが語る~」、③「メディアと広告の未来」。
[メタバースイベント出展者] ▽伊藤忠ケーブルシステム/アイテック阪急阪神▽NECネッツエスアイ▽関電工▽KDDI▽ジャパンケーブルキャスト▽シンクレイヤ▽DXアンテナ▽日本デジタル配信▽パナソニック コネクト▽フォーティネットジャパン▽富士通ネットワークソリューションズ
【ケーブル技術ショー2023 メタバースイベント】https://www.catv-f.com/metavers/index.html


2023/7/242023年7月24日

● ケーブル・アワードベストプロモーション大賞 Goolightがグランプリ

日本ケーブルテレビ連盟とイードが、全国のCATV事業者の優れたプロモーションや地域コミュニケーション活動を顕彰する「ケーブル・アワードベストプロモーション大賞」のグランプリにGoolight(長野県須坂市)による「人をつなぎ、地域をつなぐ須坂の新しい拠点-bota-」の取り組みが選ばれた。
同社が入居する駅前ビルに移設された子育て支援センターの指定管理受託を契機に、市民が集い、活動する多目的スペースを作るとともに、その運営にCATVならではの知見を盛り込み、街のにぎわいの創造に寄与していることが評価された。
同大賞はチラシ、映像、グッドプラクティスの3部門があり、今年はそれぞれ35、39、59作品、合計133作品の応募があった。


● ひまわりネットワークの事例 地域BWAの取り組みを報告/CRIオンラインセミナー

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第36回CRIオンラインセミナー「ひまわりネットワークの地域BWAの取り組み『Z世代の心を掴んでBWA加入の伸ばし方が見えてきた!』」を8月8日に開く。
今回は「無線事業を本格展開していない」というCATV局にとっても参考になる例として、愛知県豊田市を中心に展開する、ひまわりネットワークのBWA(広帯域移動無線アクセス)の取り組みについて報告する。
同社は2008年に地域WiMAXの免許をいち早く取得し、実証的なサービスを開始。しかし、14年にはWiMAXから4GのBWAに制度変更になり、基地局を更新しても一向に加入が伸びなかったという。
その後、スマートフォン利用者の急増からBWA事業の成長を確信し、21年度から5年計画で本格的な面展開を開始した。さらに、大学の中に乗り込んで、Z世代の動向を4カ月かけて探るなど、サービスの拡大を図っている。
講師は、ひまわりネットワークの経営戦略部事業企画室長/大澤博実氏、法人営業部ソリューション営業グループ長/竹村昌仁氏、コンシューマ営業部モバイルグループ係長/石濱正成氏。
【日時】8月8日/13時30分-15時(Zoom使用)
【参加費】CRI会員4000円、非会員8000円
【申し込み・詳細】https://cri-info.jp/20230719_7952


● カラーアワード2023 4カテゴリーで作品募集/フィルムライト

フィルムライト(東京都文京区)は、英FilmLight社が主催する「FilmLight Colour Awards 2023」の作品を募集している。提出締め切りは7月31日。作品募集は、次の4カテゴリーに分類され、カラーグレーディング・システムのプラットフォームは問わない。
[劇場長編] 1つのオリジナルプログラムで単独パートとして、上映または放送されたもので、70分以上の長編テレビシリーズ・エピソード物、ライブ、ドキュメンタリー、ノンフィクション、アニメーション(複数エピソード)などの家庭で視聴されるテレビ番組や配信番組。1シーズンのシリーズで2話以上のグレーディングをしていること
[コマーシャル] コマーシャルで10分以下の作品。映画トレーラーは含まない
[音楽ビデオ] 単独の楽曲をフィーチャーした10分以下の作品
[スポットライト] 映画業界の隠れた才能を発掘することを目的としている。総予算300万ドル以下のオリジナルプログラムで、単独パートとして上映または放送されたもの。ドキュメンタリーは、このカテゴリーには含まれない
なお、応募できるのは1つのカテゴリーに対して1つの作品のみ。スポットライトカテゴリーに応募した作品は、劇場長編カテゴリーにも応募できる。
【問い合わせ】Eメール=japan-support@filmlight.ltd.uk


● タケナカの制作チームが独立 SWAGが大阪で展覧会 多様なメディア表現

タケナカの制作チームが独立し、クリエイティブカンパニーとして新たに始動した「SWAG Inc.」(以下、SWAG)が、そのスタートを記念して大阪で8月3-7日に展覧会を開催する。
SWAGは、最新のテクノロジーからアナログな手法まで、既存の枠組みにとらわれない多様なメディア表現を通して、芸術性を見出し社会共感性ある新たな価値を提示。展覧会では、空間デザインやインタラクティブコンテンツなど、さまざまなクリエイターの作品を展示する。入場無料。
【日時】8月3-7日(11-18時、最終入場17時)
【会場】天保山シンユニティビル(大阪市港区築港3-1-43)
【申し込み】https://teket.jp/7254/24557

2023/7/172023年7月17日

● ATP賞テレビグランプリ NHK ETV特集が大賞受賞 ウクライナ市民兵の8年の記録 「心の軌跡」に迫るドキュメンタリー

全日本テレビ番組製作社連盟(ATP)は、「第39回 ATP賞テレビグランプリ受賞式」を7月6日に都内で開催した。
ATPでは「製作会社の社会的機能を高め、制作スタッフ1人ひとりの情熱や気概に応えるため」に、製作会社のプロデューサーやディレクターが自ら審査委員となって優れた作品を選ぶ、日本で唯一の賞として1984年に「ATP賞」を創設した。
ドラマ部門、ドキュメンタリー部門、情報・バラエティ部門の3つのジャンルで作品を募集し、毎年100本を超える応募作品の中から、グランプリ、最優秀賞、優秀賞などが選ばれる。
今回は、2022年4月1日-23年3月31日に放送・配信された番組が対象となり、197作品の応募があった。
ATP賞グランプリはドキュメンタリー部門(最優秀賞)の『ETV特集「ブラッドが見つめた戦争 あるウクライナ市民兵の8年」』(製作:オルタスジャパン、NHKエデュケーショナル/放送:NHK Eテレ)が受賞した。
同作は、ウクライナ市民兵であるブラッドが8年の間記録し続けてきた映像をもとに、ひとりの兵士の「心の軌跡」に迫るドキュメンタリー。
ディレクターの西野晶氏は「(この作品が)グランプリを獲った意味を考えてこの栄誉を受け取りたい」とした上で、「今もウクライナで戦っているブラッドが撮影した映像を皆さんに届けられたこと、見てもらえたことがうれしい。このように注目してもらったことで、ウクライナで協力してくれた方々にもうれしい報告ができる。少しは励ますことができるのではないか」と現地の人々に思いを寄せた。
その他の主な賞は以下のとおり(敬称略)。
【最優秀新人賞】丸山梓(NHKエンタープライズ)『ようこそ認知症世界へ』(NHK Eテレ)
【最優秀賞】
[情報・バラエティ部門] 『一軒家丸ごと壊す』(テレビ朝日映像/テレビ東京)
[ドラマ部門] 『フジテレビ系木曜劇場「silent」』(AOI Pro./フジテレビ)
【総務大臣賞】ドラマ部門『日曜ドラマ ブラッシュアップライフ』(AX-ON/日本テレビ)
【優秀賞】
[ドキュメンタリー部門] ▽『BS1特集 竹花センセイ! キミたちに語るボクのこと』(NHKエデュケーショナル/NHK BS1)▽『通信簿の少女を探して-小さな引き揚げ者 戦後77年あなたは今』(TBSスパークル/BS-TBS)
[情報・バラエティ部門] ▽『リモート繋いだら、偉人のプレゼンいきなり始まった。』(TBSスパークル/フジテレビ)▽『業界怪談 シーズン3 中の人だけ知っている』(ドキュメンタリージャパン、アウトサイド、NHKエデュケーショナル/NHK BS4K)
[ドラマ部門] ▽『ふたりのウルトラマン』(東京ビデオセンター、NHKグローバルメディアサービス/NHK BSプレミアム、NHK BS4K)▽『正月時代劇 いちげき』(TBSスパークル/NHK総合、NHK BS4K)▽『日曜ドラマ ブラッシュアップライフ』(AX-ON/日本テレビ)
【特別賞】▽倉内均(元アマゾンラテルナ代表取締役会長、第8代ATP理事長)▽風間太樹(AOI Pro.所属、『silent』監督)▽『タモリ倶楽部』制作チーム


● VIPOが実践形式の講座 アニメ制作スタッフ向け シナリオの読み解き方を学ぶ

映像産業振興機構(VIPO)は、8月30日と9月6日の2日にわたり、アニメのシナリオを読み解いて、ブラッシュアップしていく実践形式の講座を開く。講師による座学、参加者同志のワークショップと講師からの直接指導を実施する。
制作の現場では、シナリオを書くライターよりもシナリオを読まなければならない職種の人の方が圧倒的に多い。アニメ制作スタッフがシナリオの正しい読み解き方を知らないと、シナリオ会議で建設的な意見が言えない。アニメの制作に携わるからには、シナリオの読み解き方を学ぶことは必須だ。
同講座は、シナリオを書くための講座ではなく、仕事で読まなければならないプロデューサー、監督、演出家、アニメーター、文芸スタッフ、シリーズ構成、そして将来アニメ制作を目指している人が学んでおくべき内容になっている。
【日時】8月30日、9月6日/両日とも13ー17時
【会場】VIPOホールR(東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル2階)
【定員】12人
【受講費】2万円
【申し込み】www.vipo.or.jp/news/36192/
【申し込み締切日】8月7日(正午まで)


● IFAの参加者募集 チケットを割引販売 メッセ・ベルリン日本代表部

メッセ・ベルリン日本代表部(東京都港区)は、ドイツ・ベルリンで開催される国際コンシューマ・エレクトロニクス展「IFA2023」(9月1-5日)の来場者を募集している。本部サイトのチケット販売価格よりも20%割引の価格で販売する。
今年で99回目を迎えるIFAは、コンシューマ・エレクトロニクス全般を展開、イノベーションの特別セグメントとして好評な「IFA NEXT」をはじめ、ロボティクスやAIの最新動向を紹介する「The House of Robots」、サステナブルなソリューションを展開する「Sustainability Village」など、新しいコンテンツも展開する。
【チケット購入方法の問い合わせ】mbj@messe-berlin.jp

2023/7/102023年7月10日

● 日本WEBTOONの展望 フーモア創業者が講演/VIPOがオンラインセミナー

映像産業振興機構(VIPO)は、オンラインセミナー「韓国WEBTOON(ウェブトゥーン)スタジオとの共同制作で得た経験と日本WEBTOON全体の展望」を7月25日に開く(Zoom使用)。
セミナーの講師は、マンガやイラストを制作、そして韓国WEBTOONスタジオと協業して、海外にもWEBTOON作品を届けるスタートアップ企業フーモア(東京都中央区)の創業者、芝辻幹也氏。
読書端末の変化に合わせ、読み方やビジネスモデルを変化させながら発展してきた電子コミック。最近では韓国発のWEBTOONがそのビジネスモデルも含めて注目されている。
今回のセミナーでは、日韓の両国でWEBTOONのヒット作を出し始めたフーモアに日韓のWEBTOON制作で得た経験や、2021年から日本で盛り上がり始めたWEBTOONの将来の展望について解説する。
主な対象者は、出版社やデジタル出版社にとどまらず、アニメーションやゲーム、グッズなどの制作会社、スタートアップ等。
【プログラム】
[韓国のWEBTOONスタジオとの共同制作で得た経験とは?] 日韓での複数のWEBTOON共同制作し作品を公開しているフーモアが、その中で日本との制作の違いや得た経験などを報告
[2021年から日本で盛り上がり始めたWEBTOONは今後どうなっていくか?] 出版社、ゲーム会社、ベンチャー企業、韓国企業、大手企業など他業種が参入する日本のWEBTOON。中国産WEBTOONがマンガアプリでランキング上位に入りはじめ、順調な立ち上がりを見せている中、今後、日本WEBTOONの展望、そして日本に求められていることなどを解説
【日時】7月25日/15時-16時30分
【参加費】VIPO会員2000円、一般2500円、学生1000円
【定員】50人程度(事前予約制、先着順)
【申し込み期限】7月24日13時(定員に達し次第終了)
【詳細】www.vipo.or.jp/news/36288/


● プレミアムセミナー第2弾 メタバースイベントで公開/ケーブル技術ショー

ケーブルコンベンション2023関連イベント「ケーブル技術ショー2023」のメタバースイベントが6月28日-8月31日の期間開催されているが、7月5日からメタバースイベント内限定配信のプレミアムセミナー第2弾を公開している。
今回のプレミアムセミナーのテーマは「CTY+四日市市『大規模スマートシティ』の戦略と可能性~ケーブルテレビ事業者、自治体、地元経済界、ベンダーが語る~」。
四日市市(三重県)では、CATV事業者のCTYと連携し、同市中心部の公道で面的にローカル5Gを利用できるスマートシティを整備している。このスマートシティでは、ビジネスや教育、防犯、eスポーツなど街中のアミューズメントなど、ローカル5Gを活用した多様なサービスが構想されている。
自治体とCATVとの共創により、デジタル田園都市国家構想を支えるインフラ整備の最新事例を、四日市の森智広市長、CTYの渡部一貴社長が登壇し、パネルディスカッション形式で報告する。
【詳細】www.catv-f.com/premium-seminar/#seminar02
プレミアムセミナー第1弾の「大分の防災・減災DXを実現する災害情報活用プラットフォームEDiSON」も配信中。
【メタバースイベント入場登録】catv2023.ziku.events/e/MZ0ngatpWx/v/loading


● TIFFCOM 企画マーケット 参加企画の募集開始 長編フィクションに絞る

TIFFCOM 2023(第36回東京国際映画祭〈TIFF〉併設マルチコンテンツマーケット)では、10月25-27日に第4回Tokyo Gap-Financing Market(TGFM)を東京都立産業貿易センター浜松町館(東京都港区)で開催するにあたり、参加企画の募集を開始した。
コロナ禍の影響で過去3回はオンラインで実施したが、今年初めてリアル開催をする運びとなったという。今年は長編フィクション(実写、アニメーション)に絞り、15企画を選抜する予定。
TGFMとは、開発中の企画の代表プロデューサーが、国際的に活躍する映画業界のエキスパート(セールスエージェント、配給会社、製作会社、金融業者、放送局、配信事業者、投資家など)との個別ミーティングを通じて、企画の資金を確保できるよう支援する企画マーケット。
対象企画は、長編映画(実写、アニメーション)で、70分を超える長編映画であれば、予算やジャンルの制限はないが、アジアの要素を含むことが条件。なお今年は、テレビシリーズ企画の募集はしない。
応募条件に「全予算60%以上を確保していること」を設けているため、毎年完成する可能性が高い企画が多数集まる。資金調達のゴールが見えているため、具体性のあるミーティングができるのが特徴だ。
企画募集期間は8月4日まで。
【企画募集要項】 tgfm.tiffcom.jp/

2023/7/32023年7月3日

● 国際プロデューサーを育成 「PLAN75」の水野氏が講師/VIPOが今夏開講

映像産業振興機構(VIPO)は6月27日、国際的な感覚や知識を持ち広く世界で活躍する若手プロデューサーを育成する「VIPO Film Lab」国際プロデューサーコースの説明会を実施。あわせて、映画『PLAN75』プロデューサーである水野詠子氏、映画『逃げきれた夢』プロデューサーの鈴木徳至氏の2人の卒業生を招いた座談会を開催した。
VIPO Film Labは、グローバルな視野を持ち国内外で活躍できるプロデューサーや監督、脚本家などプロフェッショナルを育成する。実践トレーニングやワークショップ、オンライン講座など目的別にさまざまなトレーニングを用意しており、国際プロデューサーコースは2021年に始まった。
水野氏は同コースの一期生。既に国際共同制作を手掛けていたが「やってきたことを振り返るきっかけに」(同氏)と参加した。コースには参加者同士の横のつながりや新しい視点を得られることを期待したという。
同氏はまたコースの受講後、欧州の団体「EAVE」が実施するワークショップに参加し、企画をブラッシュアップする経験を得た。「国際プロデューサーコースは受けたら終わりではなく次のゴール(目標)が見えてくる」と話した。
鈴木氏は「話を聞きたい人が講師に多くいた」(同氏)ことから受講。それまでも国際共同制作や海外映画祭への出品経験はあったが、プロデューサーとしてのさらなる成長を求めた。
同氏は海外講師の講義が英語で進められることに苦労したが、「パワーポイントを使った説明もあり理解の助けになった」という。「同じ問題意識を持つ仲間が増えて励みになった」とも話した。
今年の同コースの応募は7月17日まで(https://filmlab.vipo.or.jp/)。水野氏も講師として登壇する。


● アイドルフェスがスティービー賞/フジテレビ

フジテレビは、2022年8月に開催した、世界最大のアイドルフェス『TOKYO IDOL FESTIVAL 2022』が、ビジネス界のアカデミー賞と称されるスティービー賞の中の、第10回スティービー・アジア・パシフィック賞・イベント部門「Innovation in Entertainment Events」において銀賞を受賞したと発表した。同フェスは10年から開催。イベントのコミュニティサイトは、配信プラットフォーム、プレイガイド、ブロックチェーン技術を活用したシステムを導入している。


● ケーブル技術ショー2023 メタバースイベントが開幕 アバターで参加 セミナーも

日本CATV技術協会、日本ケーブルテレビ連盟、衛星放送協会の3団体主催によるケーブルコンベンション2023関連イベント「ケーブル技術ショー2023」のメタバースイベントが6月28日に開幕した(8月31日まで実施)。
同イベントでは、アバターとして参加し、3D展示ホールやチャットなどの双方向コミュニケーションを利用して、リアルイベントのような魅力ある『発見』と『体験』ができる。
[メタバースイベント 出展者(50音順)] ▽伊藤忠ケーブルシステム/アイテック阪急阪神▽NECネッツエスアイ▽関電工▽KDDI▽ジャパンケーブルキャスト▽シンクレイヤ▽DXアンテナ▽日本デジタル配信▽パナソニック コネクト▽フォーティネットジャパン▽富士通ネットワークソリューションズ
◆限定配信セミナー
防災・減災DXを実現する災害情報活用プラットフォームの最新事例や、
CATV局が取り組む地域を生かすDX事例など、
業界の最新動向について説明するプレミアムセミナーをメタバースイベント内限定で3本配信する。
配信中の第1弾は、「大分の防災・減災DXを実現する災害情報活用プラットフォームEDiSON」と題して、国立大学法人大分大学教授で減災・復興デザイン教育研究センター(CERD)センター長の鶴成悦久氏が講演。CERDでは地域防災に資する支援・教育研究活動を実施している。中でも産学官が持つ防災や減災に関するさまざまな情報を一元化し、災害対応の高度化から防災・減災教育まで一貫した仕組みを構築する「災害情報活用プラットフォーム」の構築を進めている。講演では防災・減災DX、そしてドローンやIoTなど先端技術を活用した大分の取り組みについて解説する。
続いて第2弾(7月5日配信)は「CTY+四日市市『大規模スマートシティ』の戦略と可能性~ケーブルテレビ事業者、自治体、地元経済界、ベンダーが語る~」、第3弾(7月12日配信)は「メディアと広告の未来」を予定している。
【メタバースイベントの詳細】www.catv-f.com/metavers/index.html


● 映像化を目指す出版物 釜山の見本市に参加/VIPOが募集

映像産業振興機構(VIPO)は、昨年度から引き続き出版関連企業の海外展開を支援する。その一環として、釜山国際映画祭(韓国・釜山)の併設見本市として開催される「Busan Story Market 2023」(10月7-10日/以下「ストーリーマーケット」)への参加企業を募集する。
「ストーリーマーケット」は、映像化を目指す出版物(書籍/電子書籍)のための見本市として実施されており、現地での出展は今年で2回目となる。今回は、同見本市に参加する、映画/ドラマ/ゲームなどの映像コンテンツの「原作」となる作品、および企業を募集する。書籍化された小説、マンガだけでなく、デジタル出版された電子書籍や脚本も対象となる。
参加企業は、世界中から映像化のための原作を探しに釜山に集まる、バイヤーや映画祭参加者らと商談、ネットワーキングの機会を持つことができる。昨年度は2年間のオンライン出展を経て初めての釜山での出展だったが、参加5社は合計186件の商談を実施したという。
「ストーリーマーケット」登録費用については、1社あたり1人分をVIPOが負担する。渡航宿泊費、現地移動費などは参加者の負担となる。
応募締め切りは7月31日(17時)。応募者全員に対し、審査の結果を eメールで通知する。
【詳細】www.vipo.or.jp/news/36196/


● DCAJセミナー「河口洋一郎が聴く ~激変するデジタルコンテンツ。AIは何をもたらすか~」Vol.4

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)会長で、アーチスト/東京大学名誉教授の河口洋一郎氏による、各界の専門家がAIによる変化をどうとらえ、未来についてどう考えているかを探る対談シリーズの第4弾。
今回は、身体性メディアやサイバネティックアバター、触覚デザイン、超人スポーツと、「身体」に注目したさまざまな研究、社会実装に取り組む慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授の南澤孝太氏、スリランカ出身で、日本でコンピュータサイエンスの博士号を取得、コンピューターアニメーション、VR、AR、AI、CG、感性工学など、幅広く研究し、現在は台湾・台南芸術大学大学院の准教授であるジャーナカ・ラジャパク氏を迎える。
参加無料(事前登録制)
【日時】7月12日/14-15時10分
【形式】Zoom ウェビナー(録画配信)
【申し込み締切日】7月11日(17時30分まで)
【申し込み】dcaj-seminar-0712-23.peatix.com

2023/6/262023年6月26日

● 国際的プロデューサー育成 全10講義で基本的な知識や技能/VIPO Film Lab

映像産業振興機構(VIPO)は、「VIPO Film Lab『国際プロデューサーコース』」(全10回)の募集を開始した。
同コースは、国際的に活躍できる若手プロデューサーの育成を目的としている。世界の映画祭や映画マーケット、セールスエージェントや企画マーケットの役割、実際の企画マーケット担当者による実践的なレクチャーや脚本ディベロップメントなど、映画の国際共同製作・海外展開を目指していく上で、必要となる知識を包括的に学ぶことができる。国内外の経験豊富な業界エキスパートや現役で活躍するプレイヤーを講師陣に迎え、即実践で活用できる基本的な知識やテクニックを身に付けることを目指す。
講義は、リアルおよびオンライン(Zoom使用)で開く。講師が海外在住の場合にはオンラインで実施する。
募集定員は15人程度の予定(全10回の講義に参加可能なこと)。参加対象は、国際共同製作など国際的な活躍を志望するプロデューサー、およびプロデューサー志望者。参加資格は、英語での講義を聴講・理解できること(日本語通訳はない)。参加費用は5万円。
実施日程と講義内容は次のとおり。
[第1回] 8月3日「映画祭とは、映画祭の活用方法」(世界の主要映画祭や映画マーケットの種類や違い、役割について解説)
[第2回] 8月10日「国際共同製作『Plan75』 ケーススタディ」(国際共同製作のケーススタディを、主に製作資金の流れを中心に事例説明)
[第3回] 8月17日「海外PRの役割」(国際映画祭や映画マーケットにおける海外プレスの役割や仕事内容について解説)
[第4回] 8月24日「国際共同製作のケーススタディ『Tiger Stripes』」(カンヌ国際映画祭の批評家週間で上映されグランプリを受賞した『Tiger Stripes』がどのようにして成立したか、国際共同製作の事例説明)
[第5回] 8月29日「セールスエージェントの役割」(セールスエージェントを招き、作品選定から海外セールスまで、その役割や仕事内容について解説)
[第6回] 9月7日「国際映画製作のケーススタディ」(国際映画製作のケーススタディとして、海外でのポストプロダクションを含め解説)
[第7回] 9月14日「脚本分析:『ドライブ・マイ・カー』」(脚本の基本構成や構造について、『ドライブ・マイ・カー』などを事例に分析)
[第8回] 9月28日「海外向け企画ピッチングについて」(製作パートナーや資金調達を募る上で必要となる企画のパッケージング化とピッチについて解説)
[第9回] 11月3日または9日(予定)「国際ワークショップについて」(台湾で実施される「TTB(Ties That Bind)のワークショップの説明と実際の内容を一部実施予定)
[第10回] 12月上旬予定「アジアの国際共同製作支援について」(アジアの映画関係機関による国際共同製作支援メニューの解説)
【応募締切日】7月17日
【申し込み・詳細】www.vipo.or.jp/news/36125/
―――
◆事前説明会を開催
VIPOは、6月27日(16時-17時30分)に「国際プロデューサーコース」の説明会と卒業生を招いての座談会を開く。参加無料。
会場はVIPOホールR(中央区築地4-1-1 東劇ビル2階)。参加申し込み締め切りは6月26日18時まで。
【詳細】www.vipo.or.jp/news/36125/


● CATV事業者の取り組み 地域DX推進の事例報告/CRIオンラインセミナー

ケーブルテレビ情報センターは、第35回CRIオンラインセミナー『自治体とタッグ!デジ田への取り組みと地域DX推進の事例「新居浜市デマンドタクシーおよび保健福祉&行政MaaS」と「富山県マイナンバーカード利活用プラットフォーム実証事業」』を7月11日に開く。
「デジタル田園都市国家構想」(以下、デジ田)は、「新しい資本主義」の重要な柱の1つ。デジタル技術の活用により、地域の個性を生かしながら、地方の社会課題の解決、魅力向上のブレイクスルーを実現し、地方活性化を加速することが趣旨となっている。
ハートネットワーク(愛媛県新居浜市)は、「デマンドタクシー(乗り合いタクシー)」や保健福祉MaaS(Mobility as a Service)、行政MaaSなどの複数のサービスを展開する「MaaSシティ」を新居浜市役所に提案。市はデジ田の交付金を使ってこの構想を実現し、2023年3月からサービス開始にこぎつけている。
一方、となみ衛星通信テレビ(富山県南砺市)では、グループ会社であるTSTテクノが富山県のマイナンバーカード利活用実証事業を受託した。
今回のセミナーは、以上2社の事例について実務担当が報告する。
【日時】7月11日/13時30分-15時30分
【参加費】CRI会員4000円、非会員8000円
【受講方法】Zoom
【詳細】cri-info.jp/20230619_7938


● 放送番組センター公開セミナー「新型コロナの記録~記者が見つめた2020」

開催中の「放送ライブラリー番組を視聴する会『新型コロナの記録~模索の一年』」の上映作品の中から、2番組を取り上げ、番組視聴後に制作した報道記者から当時の思いや今後の取材活動などについて聞く。
番組は『74例目と呼ばれて~『3密』を導き出したクラスター~』(札幌テレビ放送)、『ザ・ドキュメント「学校の正解~コロナに揺れた教師の夏~」(関西テレビ放送)。入場無料(定員200人、事前申し込み/締切日=6月28日)。
【日時】7月8日/13時30分-16時30分
【会場】情文ホール(横浜市中区日本大通11 横浜情報文化センター6階)
【詳細】www.bpcj.or.jp

2023/6/192023年6月19日

● ケーブル技術ショー2023 来場者の事前登録を開始 メタバースイベントは28日から

日本CATV技術協会、日本ケーブルテレビ連盟、衛星放送協会の3団体は、主催するケーブルコンベンション2023関連イベント「ケーブル技術ショー2023」の来場者事前登録を開始した。
2023年の開催コンセプトは、「Let’s start with Cable DX! ~地域共創・地域DX、持続可能な未来をつくるケーブル技術の実行力~」。社会課題である「地域のデジタル化」を実現する『地域づくりの担い手』として、CATVサービスは大きな役割が期待されている中で、業界全体を強くけん引していく。
今回は、実機の展示や実演による比較検討、対面による提案が人と人との信頼関係を築ける場として、技術展示会(リアル会場)を7月20、21日に開催。また、これまでのオンライン展示会は「メタバースイベント」に改め、6月28日-8月31日に実施。オンラインでのソリューション提案やコミュニケーションを実現することで新たな価値を創出していく。
いずれも入場無料(事前登録制)。
技術展示会は、「トータルソリューションZONE」、「テクノロジーZONE」、「地域DX ZONE」に加え、「トライアルZONE」を新設。新規出展22社を含む、91社が出展を予定している。
6月28日からは、出展各社の情報ページで、新製品・新サービスに関連したパネルや動画を、ログイン不要で簡単に閲覧することができる。「どのような課題を解決する製品・サービス・ソリューションなのか」、その特徴を導入事例や技術展示会でのデモ体験・イベント情報などを交えて詳しく説明。技術展示会への来場前に、目的の出展者が見つかる。
メタバースイベントでは、アバターとして参加し、3D展示ホールやチャットなどの双方向コミュニケーションを利用して、リアルイベントのような魅力ある『発見』と『体験』ができる。なお、メタバースイベントへの参加には、技術展示会とは別で登録が必要。登録開始は6月28日。
◆セミナーも充実
技術展示会で開催する「技術セミナー」と今回新設の「会場内オープンステージ」では、主催者セミナーと出展者セミナーの両方で最新情報を発信する。
技術セミナーは2日間合計で、23セミナーを実施。また、技術展示会会期終了後の7月25日から、一部のセミナーをメタバースイベント内でアーカイブ配信する。
会場内オープンステージでは、2日間合計で8本のセミナーを開く。この模様は、メタバースイベント内で全プログラムをライブ配信する。
また、メタバースイベント内の限定配信セミナーとして、イベント会期中に2、3本配信。防災・減災DXを実現する災害情報活用プラットフォームの最新事例や、地域のCATV局が取り組む地域を生かすDX事例など、業界の最新動向を伝える。
【ケーブル技術ショーの詳細・事前登録】www.catv-f.com/(メタバースイベントの詳細=www.catv-f.com/metavers/index.html


● 「逝ける映画人を偲んで」 作品の上映を通じて回顧 国立映画アーカイブ

国立映画アーカイブでは、日本映画の輝かしい歴史を築き、惜しまれながら逝去された映画人を、それぞれの代表的作品を上映することで追悼する企画『逝ける映画人を偲んで』を2年ぶりに開く。
今回の特集では、2021年1月1日から22年12月31日の間に逝去された人たちを取り上げ、俳優や監督、スタッフなど100人の映画人の業績を、作品の上映を通じて回顧・顕彰する。劇映画からドキュメンタリーやアニメーションまで、幅広いジャンルの全85作品を取りそろえた大規模な特集上映として、会期を2期に分け、全11週間の上映を実施する。
監督では青山真治、大森一樹、小林政広、崔洋一、吉田喜重をはじめ、俳優では宝田明、田中邦衛、千葉真一、絵沢萌子など。また衣裳デザインの森英恵、ワダエミなど「映画人」に光を当てる。
【会期】▽第1期=7月4日-9月3日▽第2期10月10日-10月22日
【会場】国立映画アーカイブ 長瀬記念ホールOZU(東京都中央区京橋
3-7-6)
【料金】一般520円他
【詳細】www.nfaj.go.jp/exhibition/yukeru202305


● 議事録作成ツールの「YOMEL」解説/三信電気がウェビナー

三信電気は、取扱製品であるアーニーMLGの音声認識・議事録作成ツール「YOMEL」のウェビナーを6月22日に開く。参加無料。
YOMELは、ワンクリックで、会議参加者の発言を自動でテキスト化。議事録作成工数を大幅に効率化する。今回のセミナーでは、YOMELを使った会議内容のテキスト化、議事録作成アシスト機能について説明する。
【日時】6月22日/14時-14時20分
【申し込み】zoom.us/webinar/register/4616849966507/WN_nZWdGzUNSpCBCYhBamDVUQ#/registration


● DCAJセミナー「河口洋一郎が聴く ~激変するデジタルコンテンツ。AIは何をもたらすか~」Vol.3

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)会長で、アーチスト/東京大学名誉教授の河口洋一郎氏による、各界の専門家がAIによる変化をどうとらえ、未来についてどう考えているかを探る対談シリーズの第3弾。
今回は、VR、ARと認知科学・心理学の知見を融合して人間の能力やコミュニケーションを拡張する研究で数々の賞を受賞している東京大学大学院 准教授の鳴海拓志氏、身近な生き物のようなロボットを開発し、ソフトロボティクスの第一人者として知られる明治大学准教授 新山龍馬氏を迎える。
参加無料(事前登録制)
【日時】6月28日/14-15時
【形式】Zoomウェビナー(録画配信)
【申し込み締切日】6月27日(17時30分)
【申し込み】dcaj-seminar-0628-23.peatix.com
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2023/6/122023年6月12日

● 7月に池上線沿線同時開催イベント放送機器内覧会2023 セミナー、特別企画も実施/池上通信機

池上通信機は7月6、7日の2日間、「Ikegami放送機器内覧会2023」を昨年に引き続き東京・大田区池上の本社ビルで開く。今回は『HEARTBEAT~進化する伝統~』をテーマに4K/HD番組制作に向けた最新の放送映像機器をはじめ、多様な製品をそろえる。
NAB(エヌエービー)ショー2023で初披露した新製品4Kアップグレーダブルカメラシステム「UHK-X600/BSX-100」や、IP対応製品のIP Media Gateway「IMR-200」、ミキサー機能を搭載したオーディオルーター「DAF-040」などを展示。
その他「MuPS-5000シリーズ」、周辺機器の「OnePackⅡシリーズ」など大規模から小規模まで、顧客のニーズに応えるシステムソリューションを提案する。
併設セミナーでは、元テレビ東京ホールディングス常務取締役で現オフィス ショウカ代表の松下弘幸氏が「初心者向け、ビジネスにおけるAIの利用方法」について解説。他に「池上機器活用方法」、「IP講座」(2本立て)の全4回(事前登録制)。
当日は、来場者限定特別キャンペーンも企画。展示会場に隣接したカフェテリアでは、交流を深めることを目的に「ハッピーアワー」を開催し、17時から19時まで飲み物や軽食を提供する。
【日時】7月6、7日/10-17時
【会場】池上通信機本社ビル(東京都大田区池上5-6-16)
【詳細】www.ikegami.co.jp/archives/21949


● 7月に池上線沿線同時開催イベントプライベートショー2023 最新の映像処理技術を披露/アストロデザイン

アストロデザインは、7月6、7日の2日間にわたり、東京・大田区南雪谷の本社ビルにおいて内覧会「プライベートショー2023」を開く。放送、通信、インフラ、セキュリティーといった多様な分野に向け最新の映像処理技術を用いたソリューションを提案する。
新しい映像表現・空間演出を実現するシステムでは、広色域LEDディスプレーや高精細プロジェクター、マルチ解像度&マルチフレームレートに対応した映像表示システム、リアルタイムカラーグレーディング装置などを展示。
通信技術の活用としては、JPEGXSやVVC(Versatile VideoCoding)を使った高精細映像の圧縮伝送技術、4G/5G、LPWA(Low Power Wide Area)などの通信技術を活用した製品開発やソリューションを提案する。
計測製品では、ユーザーカスタム性を重視した次世代マルチインタフェース計測器をはじめ、解像度特性(MTFModulation Transfer Function)や色域計測システムなどを展示する。
8Kなどの高精細映像関連では、スポーツ、演劇、ライブ配信、インフラ計測、工場監視において有効活用した事例を報告。VRやドーム映像の撮影で威力を発揮する8K×8K解像度カメラ、240pカメラなどのラインアップを披露する。
また、最新の取扱製品として、イマーシブオーディオ、フェイススキャナー、脳血流測定装置、裸眼3Dディスプレーシステムなどが体験できる。
入場無料(事前登録制)。
【日時】7月6、7日/10-17時
【会場】アストロデザイン本社ビル(東京都大田区南雪谷1-5-2)
【来場事前登録】biz.q-pass.jp/f/7719/astro_privateshow2023


● 23-24年度の役員選任/日本ポストプロダクション協会

日本ポストプロダクション協会(JPPA)は、6月2日開催の第12回定時総会および第30回理事会において、2023-24年度役員を以下のとおり選任した(理事28人、監事2人/◆=新任、◇=役職変更)。
[会長] 三上信一(東京サウンド・プロダクション代表取締役社長)
[副会長] 鈴木仁行(レスパスビジョン代表取締役)、◇高根護康(音響ハウス代表取締役社長)
[専務理事] 竹井直哉(ピラミッドフィルム取締役ピースリー事業本部本部長)
[理事] ◆相原健一郎(テクニカランド代表取締役社長)、◆市岡直人(NHKテクノロジーズ メディア技術本部番組技術センタービジュアルデザイン部長)、茨木繁(関西支部長/スタジオ・ビーアンドエム 代表取締役社長)、大谷朋之(レイ相談役)、◇小川隆史(学識経験者、ひかり総合法律事務所 弁護士)、岸賢一(三友取締役)、◇後藤歩(エヌ・ティ・ティラーニングシステムズ コンテンツ事業部 制作技術部門長)、小室哲也(ビーム代表取締役)、島崎裕嗣(TREE Digital Studio常務取締役理事)、鈴木昭次(千代田ビデオ取締役)、滝沢隆也(ソニーピーシーエル 人事総務部部長付)、舘英広(Zaxx代表取締役)、西美砂子(エクサインターナショナル代表取締役社長)、西田茂(九州支部長/VSQ常務取締役)、◆長谷川光司(東映ラボ・テック常務取締役 映像プロセス統括)、◆深谷麻里子(日本ポストプロダクション協会 事務局長)、藤本貴志(ヨコシネディーアイエー取締役 営業部部長)、古迫智典(クープ代表取締役社長)◆松田尚子(グロービジョン取締役 営業・制作本部副本部長)、松井繁明(IMAGICA Lab.経営管理本部総務部長)、森俊文(学識経験者、ポストプロダクションスーパバイザ)、安井純治(ヴェルト代表取締役)、山崎秀二(日テレ・テクニカル・リソーシズ取締役)、◆横内伸明(オムニバス・ジャパン シニアエグゼクティブ)
[監事] ◇倉本勝則(ヒューマックスシネマ シニアアドバイザー)、◇三木昌樹(学識経験者、ひかり総合法律事務所 弁護士)


● DCAJセミナー「河口洋一郎が聴く ~激変するデジタルコンテンツ。AIは何をもたらすか~」Vol.2

◇DCAJセミナー「河口洋一郎が聴く ~激変するデジタルコンテンツ。AIは何をもたらすか~」Vol.2
デジタルコンテンツ協会(DCAJ)会長で、アーチスト/東京大学名誉教授の河口洋一郎氏が、各界の専門家がAIによる変化をどうとらえ、未来についてどう考えているかを探る対談シリーズの第2弾。
今回は、アルス・エレクトロニカ(オーストリア)から、世界で最も歴史あるメディア・アート・コンペティションのヘッドを務める小川絵美子氏、長年アーチスト、キュレーターとして活躍し最先端テクノロジーと表現を結び社会活用する活動や研究でも知られる小川秀明氏を迎える(Zoomによる録画配信)。
【日時】6月14日/14-15時
【参加費】無料(参加登録制)
【申し込み締切日】6月13日(17時30分まで)
【申し込み】dcaj-seminar-0614-23.peatix.com


● 作品募集 カンヌ コーポレートメディア&TV大賞

世界5大陸から応募が寄せられる優れた企業映像と報道ドキュメンタリー作品を表彰する映画祭で、南フランス・カンヌで開催。アカデミー賞・エミー賞受賞者のほか、ビジネスコミュニケーション専門家など、経験豊富なスペシャリストらが審査にあたる。
応募対象者は、制作者、プロデューサー、クライアント企業、代理店、テレビ局、映画学校の学生など。エントリーはオンラインで受け付ける。作品は複数の部門に同時にエントリー可能。
【応募要項】www.cannescorporate.com/exp/jp/regulations.php
【締切日】6月28日

2023/6/52023年6月5日

● 「エルピス」がテレビ部門大賞 プロデューサーは佐野亜裕美氏/第60回ギャラクシー賞

日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀な番組・個人・団体を顕彰する「第60回ギャラクシー賞」(主催=放送批評懇談会)の贈賞式が5月31日に開催された。
テレビ部門の大賞は、関西テレビ放送のドラマ『エルピス-希望、あるいは災い-』に贈られた。警察や政治、テレビのあり方を問い直し、脚本と演出、演技でそのメッセージをドラマに昇華させたことが評価された。
プロデューサーの佐野亜裕美氏は「タブーに切り込んだという意識はなく、放送後、周囲から大丈夫かと言われて驚きを隠せなかった」としたうえで、「志が通じるものは作りたいと思いつつも、皆次に進んでいる。この喜びを忘れず次を作りたい」とあいさつした。
主演の長澤まさみは、同作と大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)のナレーションで個人賞を受賞。エルピスの大根仁監督が祝福に駆けつけた。
フロンティア賞には、AbemaTVとテレビ朝日の『FIFA ワールドカップ カタール 2022』生中継が選ばれた。
その他の主な受賞は以下のとおり。
【ラジオ部門】
●大賞=RBCiラジオスペシャル「ダニーボーイ・齋藤悌子、ジャズと生きる」(琉球放送)
●DJパーソナリティ賞=安住紳一郎「安住紳一郎の日曜天国」(TBSラジオ)パーソナリティ
【CM部門】
●大賞=大塚製薬 カロリーメイト「狭い広い世界で篇」(大塚製薬 博報堂 catch ENOAD AOI Pro.)
【報道活動部門】
●大賞=ドキュメンタリー素材を平和教材として活用(広島テレビ放送)
◆放送批評懇談会60周年記念賞=タモリ
◆志賀信夫賞=岡崎栄
◆マイベストTV賞 第17回グランプリ=ドラマイズム「美しい彼」(シーズン2)(毎日放送)


● CGアニメ作品など募集 プロデビューの機会創出/京都国際クリエイターズアワード

映像産業振興機構(VIPO)は、京都市からの受託事業である「2023年度 クリエイター志望者支援業務」の一環として、『京都国際クリエイターズアワード2023』の作品を募集する。
同賞は、マンガ家、CGアニメーターを含むクリエイターが、京都を通じてプロデビューする機会を創出するための国際コンテスト。昨年までは「京都国際マンガ・アニメ大賞」として、マンガ、イラスト、CGアニメの3コンテストから大賞を輩出していた。2023年からは「京都国際クリエイターズアワード」にリニューアルした。
今年度は、コミックコンテスト、CGアニメコンテストの2本柱で構成。コミックコンテストではストーリーマンガ、作画、コマ割りの3部門の作品を募集する。
CGアニメコンテストの対象は、CGアニメクリエイター志望者で日本でのデビューを目指す人、またプロでも自主制作作品の応募は可能(国籍不問)。応募締切日は7月31日(17時まで)。
10月上旬に受賞者に結果は通知。授賞式は11月中旬に京都市内で実施する予定。
【応募方法・詳細】▽CGアニメコンテスト=cganime.jp/EX/contest▽コミックコンテスト=medibang.com/contest/kyoto-manga2023/


● 定時総会と記念講演会 デジタル庁参事官が登壇/ケーブルテレビ情報センター

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第45回「CRI定時総会 記念講演会」を6月15日に開く。
記念講演会は「地域DXの担い手として ~デジタル田園都市国家構想の実現に向けて~」と題して、デジタル庁 統括官付参事官の吉田恭子氏が登壇。オンライン(Zoom)でも実施する
スマートシティを実現し地域を活性化することは、CATV事業者が目指す地域貢献の姿と合致する。講演では、「2030ケーブルビジョン」の進捗状況と今後の展望などについて解説する。
【日時】6月15日/記念講演会16-17時、情報交換会17-18時30分
【会場】日本記者クラブ10Fホール(日本プレスセンター)(東京都千代田区内幸町2-2-1)
【参加費】▽会場参加=CRI会員1万5000円、CRI非会員2万円(情報交換会含む)
【オンライン参加】CRI会員5000円、CRI非会員1万円
【詳細】cri-info.jp/20230524_7924

2023/5/292023年5月29日

● コンテンツビジネスの最新動向や事例を解説/AWSジャパンがセミナー

アマゾン ウェブ サービス(AWS)ジャパンは、「メディアセミナー Q2~NAB Show 2023の振り返りと次世代メディアサプライチェーンの最新動向~」を6月1日にオンラインで開く。参加無料(事前登録制)。
メディア&エンターテインメント業界は、大きな変革の中で視聴者のコンテンツ消費の仕方が大きく変化し、オンデマンドやストリーミング配信が一般的になってきている。またFAST(Free Ad-Supported Streaming TV)の台頭など、ビジネスモデルの多様化も進んでいる。
セミナーでは、クラウドを活用したメディアサプライチェーンの最新動向や、顧客の事例を交えたメディア・アセット・マネジメント(MAM)のモダナイゼーション(近代化)について解説する。
さらに、4月に米国・ラスベガスで開催された「NAB(エヌエービー)ショー」でのAWSの展示内容について報告する。
【セッション】
▽NABショー2023の振り返り(AWS)
▽次世代メディアサプライチェーンを実現するMAMモダナイゼーション(AWS)
▽次世代コンテンツ管理基盤システム「ナナ番地。」でのAWSの活用(テレビ東京)
▽クラウドを軸としたメディアサプライチェーンの構築とカスタムUIによるMAM活用の未来(サイバーエージェント/AbemaTV)
【日時】6月1日/14-16時
【詳細・申し込み】pages.awscloud.com/eib-media-230601-reg.html?trk=d0ea3a9f-972f-45cc-b5ac-b4b4bc8ad5de&sc_channel=el


● 京都映画企画市を開催へ 時代劇の映画企画募集/VIPO

映像産業振興機構(VIPO)は、第15回「京都映画企画市-Kyoto Film Pitching-」の開催を決定。映画企画の募集を開始した。
同事業は、時代劇の拠点である京都の優位性を生かし、京都から若手クリエイターを世に送り出すことを目的とした、時代劇・歴史劇ジャンルの映画企画コンテスト。
第一線で活躍する映像業界人を審査員に迎え、応募企画の中から書類審査にて数作品を選定し、映画企画コンテスト(プレゼンテーション)で優秀映画企画を決める。
優秀映画企画には、長編劇場公開につなげるために350万円相当のパイロット版(短編)映像制作の権利を付与。パイロット版映像制作では、京都での撮影、東映京都撮影所もしくは松竹撮影所の協力とアドバイスにより制作する。
募集要件は、①映画・映像制作者(監督およびプロデューサー)による映画企画であること、②劇場公開を目的とする、時代劇・歴史劇ジャンルの映画企画であること、③太秦のメジャースタジオや京都府内での撮影を想定した映画企画であること–など。
募集期間は7月18日(必着)まで。9月中下旬-10月中旬に京都市内でコンテストを開催する予定。
【応募方法・詳細】 公式サイト=kyotofilmpitching.jp/application/

2023/5/222023年5月22日

● NHK「技研公開 2023」 特別講演や「ラボトーク」も 6月1、2日

NHK放送技術研究所(技研)の「技研公開 2023」(6月1-4日)では、特別講演や研究員によるプレゼンテーション「ラボトーク」も実施される。
特別講演(6月1日/午前10時30分-11時55分)は、「人の感性に寄り添う AIが生み出す社会の多様性」(電気通信大学 副学長・教授 坂本真樹氏)と、「バーチャルな身体的体験はわたしと社会をどのように変えるか」(東京大学 准教授 鳴海拓志氏 )を用意。
ラボトーク(6月2日/午前10時30分-11時55分)は、「AIによる映像要約・サムネイル抽出~番組の早見・味見を実現~」(放送技術研究所 スマートプロダクション研究部 前澤桃子氏、望月貴裕氏)と、「多様性を認め合い、持続可能な社会のためのメディア研究 ~ELSIに配慮した研究推進~」(同スマートプロダクション研究部 田高礼子氏、放送文化研究所 計画管理部 柳憲一郎氏)、「3次元空間オーサリングツール~イマーシブコンテンツの時空間をデザインする~」(同テレビ方式研究部 青木秀一氏)を予定している。
関連展示として、ついてる?4K押してる?4K~4K8K受信相談コーナー~なども設ける。


● INTER BEE IGNITION×DCEXPO 放送業界が求める技術提案 スタートアップ企業と共有

「Inter BEE 2023」(主催:電子情報技術産業協会/11月15-17日、幕張メッセ)において、「INTER BEE IGNITION×DCEXPO」(共同運営:デジタルコンテンツ協会)内に「スタートアップエリア」を新設することに伴い、スタートアップ企業とテレビ局がつながることを目指し、5月26日にオンライン(Zoom使用)でリバースピッチ『テレビ局の未来:放送業界が求めるイノベーション・スタートアップ』を開く。参加無料。
「INTER BEE IGNITION×DCEXPO」では、新しい時代のコンテンツの未来像を描くべく、テクノロジーを活用するスタートアップ企業に、数多く出展できる機会を提供している。
今回のリバースピッチでは、放送局5社が登壇し、放送業界が求めるイノベーションやアイデアについて話す。放送業界は常に進化し続けており、
新たなアイデアやテクノロジーの導入が求められている。最新の業界動向やイノベーションに関する情報を把握し、新しいアイデアの創造にもつなげることができる。
[ピッチ1] ▽メタバースが変える新しい社会構造への適応(RKB毎日放送 メディアイノベーションセンター 地域・海外ソリューションエキスパート/安増高志氏)
[ピッチ2] ▽あらゆる境界を越え、感動体験を創造する「日テレ共創ラボ」(日本テレビ放送網
社長室R&Dラボ担当副部長(兼)サステナビリティ推進事務局/加藤友規氏)
[ピッチ3] ▽To be annouced(テレビ朝日 ビジネスソリューション本部IoTv局インターネット・オブ・テレビジョンセンター/増澤晃氏)
[ピッチ4] ▽池袋でライブハウスを運営中のテレビ東京が求めるスタートアップ(テレビ東京 ビジネスソリューションチームプロデューサー/林克征氏)
[ピッチ5] ▽#シゴトズキの先にある未来:テレビ局とスタートアップ企業が創る新しいエンタ
メの世界(フジテレビョン ビジネスセンター事業部・部長職/清水俊宏氏)
【日時】5月26日/16時-17時30分
【申し込み】www.inter-bee.com/ja/forexhibitors/conference/ignition_pitch/


● 東京と大阪で「機材展」開く 音響・舞台照明の展示とデモ/イースペック

イースペックは、音響機器・舞台演出照明機器の展示会「機材展2023」を東京(5月31日、6月1日)および大阪(6月14、15日)で開催する。併せて「WEB機材市」を6月19-23日に実施する。
機材展では、最新のステージ照明機器やプロオーディオ機器の展示をはじめ、新製品を使用したライティングの実演および「Alcons Audio LR7」を使用した生演奏によるデモ、「Wharfedale Pro」の新機種の試聴プレゼンテーションを予定。来場特典として来場者全員に備品購入5%割引チケットを配付する。入場無料(事前登録制)。
◆東京会場
【日時】5月31日/10-18時、6月1日/10-17時
【会場】なかのZERO本館大ホール(東京都中野区中野2-9-7)
◆大阪会場
【日時】6月14日/10-18時、15日/10-17時
【会場】COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール(大阪市中央区大阪城3-6)
【詳細】kizaiten.com/


● AI時代の映像制作 ワークフローの変革解説/フェローズがライブ配信

フェローズは、映像クリエイターでオフィスユニコ代表の河野緑氏登壇による無料ライブ配信「AI時代の映像制作 ~映像編集ワークフローの未来~」を5月25日に開く。参加無料。
無料・有料含め、さまざまな画像生成AIツールが登場し、日々進化しているAI技術は、多くの映像制作の現場でも取り入れられている。誰でも簡単に使える・楽しめるツールであるが故に、クリエイターの創作活動にも大きな影響を及ぼすとも言われている。
今後、映像制作にかかわる企業をはじめ制作者や編集者は、この技術にどう向き合っていくのかが重要になってくる。
講師の河野氏は『イラレユーザーのためのAfter Effects入門』(ソシム)、『知識ゼロからはじめるPremiere Proの教科書 CC対応』(同)の著者であり、今春からはアドビ公式オンライン講座「アドビことはじめ クリエイティブカレッジ」の講師も務めている。
今回は、AIによる映像編集の最前線を事例とともに報告しながら、今後のAI技術によって映像制作のワークフローがどう変革していくかについて解説する。
【日時】5月25日/13-14時
【定員】100人
【申し込み締切日】5月24日(17時)
【申し込み】bit.ly/3M44a8p


● AIによるデジタルコンテンツの変容/DCAJセミナー

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、DCAJセミナー「河口洋一郎が聴く ~激変するデジタルコンテンツ。AIは何をもたらすか~」Vol.1を5月31日にオンライン(Zoom使用=録画配信)で開く。
AIの進化が仕事や日常の生活を一変させている。今、各界の専門家はこの変化をどうとらえ、われわれの未来についてどう考えているか。DCAJ会長であり、アーチスト/東京大学名誉教授の河口洋一郎氏によるインタビュー第1弾を3回のシリーズで提供する。
第1回は、一橋大学大学院ソーシャル・データサイエンス研究科の教授で、ヒューマンインタフェースが専門の檜山敦氏、NTTコミュニケーション科学基礎研究所で人間の触覚メカニズム、コミュニケーション、ウェルビーイングなどを研究する渡邊淳司氏に、河口氏が切り込む。参加費は無料(事前登録制)。
【日時】5月31日/14-15時
【申し込み締切】5月30日(17時30分)
【申し込み】dcaj-seminar-0531.peatix.com

2023/5/152023年5月15日

● NHK「技研公開 2023」 6月1-4日 4年ぶりのフルリアル開催 未来のメディア創る14項目 3次元空間オーサリングツールなど

NHK放送技術研究所(技研)は、最新の研究開発成果を一般に公開する「技研公開 2023」を、6月1-4日の4日間、開催する。4年ぶりのフルリアル開催。「メディアを支え、未来を創る」をテーマに、技研が描く「Future Vision 2030-2040」の3つの重点分野「イマーシブメディア」(3次元映像コンテンツの制作技術など)、「ユニバーサルサービス」(ウェブ技術による放送通信融合技術)、「フロンティアサイエンス」(AI活用技術、表示技術の基礎研究など)から、現行の放送サービスを支え、未来のメディアを創るための研究成果である14項目を展示する。特別講演や研究員によるプレゼンテーション「ラボトーク」もある。
―――
イマーシブメディアでは、3次元空間オーサリングツール、コンテンツ制作用400Mbps級ミリ波無線伝送技術が見どころ。
3次元空間オーサリングツールは、ボリュメトリック映像や360度映像などのビデオオブジェクトを、容易に3次元空間に配置するためのツール。各ビデオオブジェクトの時間・空間配置を示すシーン 記述方式は最新のMPEG規格に対応している。
コンテンツ制作用400Mbps級ミリ波無線伝送技術は、360度高精細映像などの広帯域信号を無線伝送する技術。従来のミリ波ワイヤレスカメラシステムと比べて伝送容量を倍増できる。
ユニバーサルサービスでは、ウェブベース放送メディアが注目される。ウェブ標準に基づくコンテンツ発見技術(視聴可能なコンテンツの情報を放送事業者から集約し各端末へ配信する技術)により、視聴者が伝送路(放送・インターネット)や端末(テレビ・PC・スマートフォンなど)の違いを気にすることなく、放送コンテンツを視聴できる。
視覚・聴覚障害者や高齢者、外国人を含むあらゆる人々に、あまねく放送を伝えるための、コンテンツ理解を手助けする「アクセシビリティー支援技術」も注目の展示。
フロンティアサイエンスでは、画像解析AIによる番組映像自動要約システムと、自然な3次元映像を再現するホログラフィックディスプレーが見どころ。
前者は「ネット配信向けショート動画」の制作を支援。「画像解析AI」が選び出したシーンを使って番組の要約映像を自動生成できる。後者は、世界最小画素ピッチの空間光変調器(立体像を再現するデバイス)により、メガネなし3次元映像の広い視域角を実現する。
【展示項目】
〈研究成果展示〉①ウェブベース放送メディア/視聴アプリケーション技術②同/コンテンツとデータの連携・処理技術③同/クラウドネイティブ配信基盤技術④アクセシビリティー支援技術⑤3次元空間オーサリングツール⑥コンテンツ制作用400Mbps級ミリ波無線伝送技術⑦地上放送の高度化-映像・音声符号化、送出・伝送技術⑧多様なデバイスで動作するテレビ視聴ロボット⑨シーン適応型イメージング技術⑩画像解析AIによる番組映像自動要約システム⑪人にやさしい社会のためのメディア研究-ELSI(倫理的・法的・社会的諸課題)に配慮した研究推進⑫3次元空間の撮影位置自動選択技術⑬イマーシブコンテンツ体験に向けたディスプレー技術⑭自然な3次元映像を再現するホログラフィックディスプレー
〈体験型展示〉①イマーシブメディアが描くコンテンツの未来②海中撮影VR


● 四日市市のスマートシティ構想 CATV事業者 CTYの取り組みを聞く/CRIオンラインセミナー

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第34回CRIオンラインセミナー「『ローカル5G×スマートシティ YOKKAICHI Great Expo』ローカル5Gがもたらす近未来の姿を地元自治体と共催!CTYが進める超高速の光10Gインターネット戦略」を5月23日に開く。
四日市市(三重県)は、スマートシティ構想を掲げ、これを大々的に発表する場をCATV事業者のシー・ティー・ワイ(CTY)が取り仕切った。JR四日市駅と近鉄四日市駅を結ぶ1.6キロメートルの区間を再開発し、ローカル5Gの利活用や自動運転車両の走行などで街の活性化を推し進める。
このプロジェクトを披露する場として「Great Expo」を3月31日に市内ホテルで開催。総務省、国交省の幹部および三重県知事ならびに周辺自治体の首長を招待。参加者は市民や自治体・CATV業界関係者など500人超。CRIでも全国CATV局から20人の参加者による視察ツアーを実施した。
会場ではスマートシティ構想を支える技術会社18社が展示ブースを設け、屋外では自動運転車両が走行。ローカル5G設備は、コア設備も含めてパナソニック コネクトが国内CATV市場で初めて納入したという。
セミナーでは、このイベントについて報告。また、CATV事業者としてのCTYの取り組みなどを聞く。講師は、CTYの営業本部 ICTソリューション推進部課長/山本龍太郎氏、営業本部 営業部 次長/清水政彦氏。
【日時】5月23日/13時30分-15時
【参加費】CRI会員4000円、非会員8000円
【申し込み・詳細】crii-nfo.jp/20230427_7910


● ブラックマジックのNAB発表製品を説明/三信電気がウェビナー

三信電気は、「NAB2023 Blackmagic Design新製品紹介ウェビナー」(Zoom使用)を5月23日に開く。
4月に米国・ラスベガスで開催された「NAB(エヌエービー)ショー」において、ブラックマジックデザインが発表した数々の新製品やダビンチリゾルブの大幅アップデートなどについて説明する。製品は、URSA Mini Pro 12K OLPF、ATEMテレビジョンスタジオ HD/4K8、IP伝送製品、Pocketシネマカメラなど。
【日時】5月23日/14-15時
【申し込み】zoom.us/webinar/register/WN_HJr6fv7dTgaD8h862ERSVw


● 23日にオープンハウス XRステージのデモも/disguise Japan

disguise(ディスガイズ)Japanは、初のオープンハウス「disguise after dark」を5月23日に開催。NAB(エヌエービー)ショーでの発表を含む最新情報の提供や、同社チームとのディスカッションなどを実施する。
ハードウエア、ソフトウエア、システムの相談やサポートについての質問などにも応じる。会場では「xR STAGE TOKYO」をセットアップする(各種LEDパネル、カメラトラッキングシステムを含む)。
「xR STAGE TOKYO」は、disguiseとROE Visualによるバーチャルプロダクションのショールーム。
【日時】5月23日/19-21時
【会場】xR STAGE TOKYO(東京都中央区八丁堀1-12-7 ユニデン八丁堀ビル ROE Visual Japanショールーム内)
【申し込み】docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScYVqYTevQuB9p6wnhV0po6wWWtG7i6Fn1PhVSasDHgy1neDw/viewform


● VIPO 若手映画作家を支援 長編の企画・脚本からパイロット版制作まで

映像産業振興機構(VIPO)は、文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2023」において、「長編映画の企画・脚本開発サポート」を実施する。
同プロジェクトでは、プロデューサー、映画監督、脚本家講師による指導のもと、才能ある若手作家に対し、オリジナル作品の企画・脚本開発およびパイロット映像制作をサポートする。さらに発表の場を設け、映画製作者に向けたプレゼンテーションの機会を提供する。映画の土台作りを学びながら、企画・脚本を練り上げることのできる内容になっている。
【募集対象者】
▽日本国籍または日本の永住資格を有すること
▽長編映画の監督経験者およびndjc製作実地研修参加者(長編映画とは40分以上の作品。ただし商業長編映画監督作は2作品以内とする。その商業作品とは、東京地区において有料で初公開された劇場用劇映画およびアニメーション。劇場公開を目的に製作された新作で、東京地区の同一劇場で1日3回、かつ2週間以上連続して映画館のみで上映された作品)
▽既にプロデューサーと企画を検討している場合も応募可とするが、育成対象は監督のみとする。ただし、脚本開発の際にはプロデューサーも参加すること
【提出締め切り】
▽7月7日17時必着
【スケジュール】
▽8月末-9月上旬=一次選考
▽9月上旬=通過者を対象にした講義を受けてブラッシュアップした企画書の提出(脚本の改稿も可)
▽10月下旬=面接・最終選考
▽11月中旬-2024年3月=脚本開発(12月まで)、パイロット映像製作(24年1月-3月)
▽24年3月=映画製作者に向けたプレゼンテーション
(事情により、スケジュールなど変更になる場合もある)
【詳細】www.vipo-ndjc.jp/news/5984/

2023/5/82023年5月8日

● 17日に「韓日フォーラム」 ウェブマンガの可能性探る/DCAJとKOCCAが共催

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、韓国コンテンツ振興院(KOCCA)との共催で、5月17日に「韓流20周年記念 韓日コンテンツビジネスフォーラム~日韓ウェブトゥーン(デジタル漫画)ビジネスの現況および協力~」および交流会を開催する。
韓国コンテンツ振興院 趙炫來院長が来日しての特別講演(逐次通訳)、日本経済産業省 商務情報政策局の藤田清太郎審議官による基調講演を実施。その後に「日韓ウェブトゥーンビジネスの現況および協力方案」と題するパネルディスカッションを開く。
2027年の世界のウェブトゥーン、ウェブコミックの市場規模は約1.85兆円に上るともいわれている(グローバルインフォメーション社のウェブトゥーン世界市場調査より)。
韓国の企業が先行するウェブトゥーンだが、近年日本でも出版系だけでなく異業種の参入も相次いでいる。伝統的なマンガでは圧倒的なシェアを占める日本でのウェブトゥーンの現状、韓国企業とのコラボレーションの可能性などを探る機会となる。
パネルディスカッションでは、ジャーナリスト、コンテンツプロデューサー、研究者として活動する敬和学園大学 人文学部准教授の松本淳氏をモデレーターに、韓国と日本のウェブトゥーン事情に詳しい4人の専門家が登壇し、日本と韓国のウェブマンガ発展のための協力方策などについて議論する。
【日時】5月17日/16-20時(フォーラム16-18時、交流会18-20時)
【会場】▽フォーラム=コリアセンター(駐日韓国文化院)2階 ハンマダンホール(東京都新宿区四谷4-4-10)▽交流会=ホテルウィングインターナショナルプレミアム東京四谷 2階 宴会場(東京都新宿区四谷3-14-1)
【参加費】無料(先着順150人)
【参加方法】参加者情報(会社名、役職、氏名、連絡先〈メール・電話番号〉)を記入しEメールで申し込む
【申し込み期限】5月15日(定員に達し次第締め切る)
【申し込み・問い合わせ】Eメール=koccatokyo@kocca.kr


● 視聴覚教材コンクール 自作映像教材など募集/日本視聴覚教育協会

日本視聴覚教育協会では、文部科学省後援により、「令和5年度 全国自作視聴覚教材コンクール」を実施する。
同コンクールでは、学校や社会教育の現場においてタブレット端末や電子黒板、プロジェクターといったICT・視聴覚機器による映像教材・デジタルコンテンツなど、授業や学習に活用されている自作視聴覚教材を広く募集する。最優秀賞として、文部科学大臣賞が贈られる。
制作技法の優劣のみを問うのではなく、なぜ、その教材が必要とされるのか、具体的な利用方法まで含めて審査することを目的としている。
応募締切日は6月2日(当日消印有効)。発表会・表彰式は9月下旬を予定している。
【詳細】https://www.javea.or.jp/jisaku/youkou.html

2023/4/242023年4月24日

● ニューヨークフェスティバルTV&フィルムアワード 関テレ番組が2部門で銀賞

関西テレビ放送は、世界の映像作品を審査・表彰するメディアコンクール「ニューヨークフェスティバル」の「TV&フィルムアワード」で、自社が制作した『ザ・ドキュメント きっと届く、氷上で見た夢~息子と母 7年の軌跡~』がドキュメンタリー(社会問題部門)、スポーツ番組(スポーツドキュメンタリー部門)で、それぞれ銀賞を受賞したと発表した。関西テレビが同アワードの「社会問題部門」「スポーツドキュメンタリー部門」で受賞したのは初。
番組は、8歳の時に交通事故に巻き込まれ、脊髄損傷の重傷を負って下半身不随になった16歳の高校生、伊藤樹さんが、自身も事故で重傷を負った母・紅子さんのサポートを受けながら、パラアイスホッケー日本代表の中心選手に成長し、パラリンピックに挑む7年を追ったドキュメント。
「TV&フィルムアワード」では14のカテゴリーで優れた作品を表彰している。
【受賞番組スタッフ】▽ディレクター=縄田丈典▽撮影=井口桂吾▽編集=室山健司▽プロデューサー=萩原守▽英語版製作=端崎優子


● AIビジネスの権利問題 コンテンツ法律セミナー/VIPO

映像産業振興機構(VIPO)は、コンテンツ法律セミナー第15弾となる「コンテンツ業界人が知っておきたいAIビジネスの権利問題」を、5月19日に開く。
講師は、エンターテインメント・コンテンツ業界に精通し、訴訟など紛争処理や知的財産権に関するアドバイスの提供を中心に扱う、骨董通り法律事務所の代表パートナー福井健策弁護士。
数十億点ものコンテンツを機械学習し、画像、音楽、文章などを生成する「チャットGPT」などのジェネレ-ティブAI、映画・テレビ業界に変革をもたらすディープフェイク映像など、近年多様な分野でAIへの注目が高まっている。
「AIが生み出した作品は著作物なのか」という議論が盛り上がる一方で、既にAI生成物はさまざまな形で、著作物のように運用されはじめている現実もある。また欧米では、AI規制論が急速に現実味を帯び始めている
セミナーでは、コンテンツ業界人には必須のAIの権利に関する基礎を学び、さまざまな問題点から今後の対策を考える。
【日時】5月19日/16-18時
【会場】映像産業振興機構ホールR(東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル2階)
【参加費】一般7000円/VIPO会員5000円
【定員】40人(事前予約制・先着順)
【申し込み締切日】5月16日正午(定員に達し次第、申し込み受付終了)
【申し込み・詳細】www.vipo.or.jp/news/35160/


● デジタルサイネージアワード DSCが作品募集開始 「DSJ2023」で表彰

デジタルサイネージコンソーシアム(DSC)は、「デジタルサイネージアワード」の作品募集を開始した。募集期間は5月12日まで。
同アワードは、公募したデジタルサイネージ作品の中から優秀な作品を選出・表彰することで、デジタルサイネージ市場のさらなる活性化を目指すもの。
応募条件は、2022年1月以降に発表されたデジタルサイネージコンテンツ・ハードウエア・システムが対象。作品にかかわるあらゆる企業に参加資格がある。応募費用は不要。なお、2009年-22年のデジタルサイネージアワードに応募した作品は、再度応募できない。
応募の際は、次のいずれかの部門を選択する(部門名は五十音順)。部門の選択は審査に影響はいという。
[部門] ▽イベント▽飲食/リテール▽エンターテインメント▽屋外大型ビジョン▽オフィス▽広告/クリエイティブ▽交通▽ホスピタリティ/ソーシャル▽UX/インタラクティブ
審査会で審査の上、応募作品の中からグランプリ(1作品)と優秀作品約10点を選定・表彰する。表彰式は、6月14日に「デジタルサイネージジャパン(DSJ)2023」(幕張メッセ)の会場で実施予定。
【詳細】digital-signage.jp/openevent/award/2023front


● 群馬「デジタル技術展」に出展 KDDIがXR技術活用のドローンやメタバース

KDDIは4月28-30日の3日間、Gメッセ群馬(群馬県高崎市)で開催される展示会「デジタル技術展」に出展する。同展は、G7広島サミットと関連して、全国各地で開催される関係閣僚会合の1つである「G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合」に合わせ、日本の先端技術などをG7各国にアピールし、今後の国際展開・国際連携を促進することを目的としたイベント。参加無料。
KDDIは、この技術展にXR技術を活用した「ドローンの『空の道』」や都市連動型メタバースとWeb3が連携する「αU(アルファユー)metaverse」を披露する。
同社では、ドローンが飛行する航路を「空の道」としてXR技術で可視化することで、ドローンを視覚的に認識できる仕組みを構築し、地域住民の認知獲得および受容性向上に取り組んでいる
今回はKDDIの「5G XR VIEWER SATCH X powered by STYLY」アプリを活用し、スマートフォンを通じて上空の「空の道」を確認。実際のドローン運航情報と連携し、ドローンが歩道を横断する際は歩行者に対して「赤信号」で通知する。
都市連動型メタバースとWeb3が連携する「αU metaverse」においては、バーチャル空間に再現された渋谷や大阪の街を舞台に、音楽ライブや、アバターで集まって会話を楽しみ、さまざまなコミュニティに出会う体験ができる。
【デジタル技術展の参加申し込み・詳細】g7digital-tech-2023.go.jp/exhibition/index.html


● メッセ・ベルリン日本代表部 「IFA」のチケットを割引販売 9月1-5日に開催

メッセ・ベルリン日本代表部(東京都港区)は、
9月1-5日にドイツ・ベルリンで開催される「IFA/国際コンシューマ・エレクトロニクス展」の入場チケットを、本部サイトの販売価格より20%割引の価格で販売する。
今年で99回目を迎えるIFAは、コンシューマ・エレクトロニクス全般を展開。イノベーションの特別セグメントとして「IFA NEXT」をはじめ、ロボティクスやAIの最新動向を解説する「The House of Robots」やサステナブルなソリューションを展開する「Sustainability Village」など、新しいコンテンツも提供するという。
【問い合わせ】Eメール=mbj@messe-berlin.jp


● アルファコード「VR技術を活用した360度体験型ウェビナー」

具体的にVR・メタバースの効果・事例について解説するオンラインセミナー。メタバースに関しては、オンラインゲームとの違いを説明し、ビジネスで使えるメタバースとは何かを伝える。参加無料(事前申し込み制)。コメント機能で質疑応答も受け付ける。
【日時】4月28日/17時開始
【申し込み】www.alphacode.co.jp/news-events/seminarlp.htm

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