イベント

2023/1/162023年1月16日

● 全国映画資料アーカイブサミット VIPOが1月30日にオンラインで 議論をより深化 多角的な視点で考察

映像産業振興機構(VIPO)は、文化庁より「令和4年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業(撮影所等における映画関連の非フィルム資料)」を受託し、1月30日に「全国映画資料アーカイブサミット」を、オンラインで開く。参加無料。
4回目の開催となる今回のサミットでは、従来のテーマや議論をより深化させるため映画資料にかかわる関係者が登壇。全国の映画資料所蔵館の担当者をはじめ、映画宣伝デザイナー、独自の広報物を制作している映画館の担当者、デジタルアーカイブの事業者や法律の専門家によって、多角的な視点で映画資料のアーカイブを考える機会となる。
【プログラム】
[第1部] 報告「映画資料所在地情報検索システム(JFROL)の新たな展開」=本事業で開発した映画資料所在地情報検索システムの現在までの開発経緯や連携館の拡大、検索機能の拡充などについて説明
[第2部] トーク「映画宣伝デザイナーの視点 映画への道しるべ」=長年、映画宣材のコンセプトワークからデザインまで手掛けている映画宣伝デザインの第一人者に、制作事例やデザインに対する考えを聞く
[第3部] セミナー「ゲーム・舞台・音楽など隣接分野のアーカイブの動向と映画資料の著作権処理と最新潮流」
[第4部] 発表「映画館の視点-映画館が独自に制作する広報物と観客とのコミュニケーション」
[第5部] セミナー「映画資料のデジタル化に関する基礎知識(仮)」
[第6部] シンポジウム「映画資料を文化的リソースに-関係者の連携強化と今後の展開」
【日時】1月30日/10時30分-17時05分
【定員】500人(事前登録制、先着順)
【申し込み締め切り】 1月27日/17時まで(定員に達し次第受付終了)
【申し込み】https://www.vipo.or.jp/news/33054/


● GEAR EXPO TOKYO 2023開催 東映東京撮影所でセット建て最新機材のテストや意見交換

日本映画撮影監督協会と日本映画テレビ照明協会は、最新機材のテストやクリエイター同士の交流を目的とした「GEAR EXPO TOKYO2023」を1月20、21日に東映東京撮影所STAGE6で開催する。
このイベントは、実際のセットを建て撮影現場を再現し、そこで最新の機材と技術をテストすることができる。各メーカーの最新機材を1つのセットに持ち寄り、実用的な技術ディスカッションを展開。メーカーの豊富なラインアップに加えて、経験豊富な技術者と撮影、照明技術について意見交換する場となる。
また、希望者(定員あり先着順)には、スタジオでのデモで撮影したシーンを東映デジタルセンターに持ち込み、データの処理工程を解説。HDRの仕上げについての理解を深める。
参加メーカーは、ARRI、ソニー、富士フイルム(フジノン)、アイ・ディー・エックス(IDX)、disguise、Zeiss、ASTERA、AOTO、Rotolight、セコニックなど。
参加費は一般3000円、学生2000円。
【日時】1月20、21日/10-17時
【会場】東映東京撮影所
(東京都練馬区東大泉2-34-5)
【詳細】https://www.geartokyo.com/


● STBレスで衛星番組受信 飯田ケーブルの事例報告/CRIオンラインセミナー

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第30回CRIオンラインセミナー「『インフラレス&STBレス』ケーブルが船出! スカパー×飯田ケーブルテレビ STBを介さずテレビで直接受信する新方式スタート」を1月27日に開く(Zoom使用)。
CATVサービスにおいて、これまで使用してきたC-CASはあと数年でサービスが停止される。これまでの多チャンネル放送サービスを継続するには、ACAS対応のヘッドエンドを設備し、STBも新たにACAS対応の新しい製品に全数交換しなくてはならない。OTTをはじめ、テレビの視聴環境が大きく変わってきている中での設備投資に、二の足を踏む局も増えている。
飯田ケーブルテレビ(長野県飯田市)では、STBを介さず、衛星パススルーをテレビで直接受信する新方式によるサービスを開始した。そのサービスの概要と、どのような経緯で採用に至ったのか、課題は何か、などについて聞く。
講師は、スカパーJSAT 執行役員常務の古屋金哉氏、飯田ケーブルテレビ代表取締役社長の原勉氏。
【日時】1月27日/13時30分-15時30分
【参加費】CRI会員3000円、非会員6000円
【申し込み・詳細】https://cri-info.jp/20221226_7849


● ケーブルテレビテクノフェア2023 2月17日・大阪で3年ぶりに開催 新しい技術に触れる機会に

日本ケーブルテレビ連盟近畿支部 技術部会は、『「つながる」をもっと身近に! ケーブルテレビの最新技術』をテーマに「ケーブルテレビテクノフェア in Kansai 2023」を、大阪市中央区のOMM(大阪マーチャンダイズ・マート)ビルで2月17日に開く。直近2年間はコロナ禍で開催を見合わせたため、3年ぶりの実施となる。
近年、人口減少や少子高齢化、若者のテレビ離れなどCATV業界の取り巻く環境が大きく変化する中、持続可能な社会を実現するよう、地域DXビジネス創出、10G、IP放送、監視ツールの最適化などの最新製品/ソリューションに触れることを目的に開催する。
機器展示会場は、主催者ブースを含め、全38ブースで構成。同時に技術セミナーも実施する。参加無料、事前登録制。
【日時】2月17日/10-17時
【会場】OMMビル2階(大阪市中央区大手前1-7-31)
【詳細】https://techno-fair.com/2023/


● イメージニクス「USC-600」新製品紹介ウェブセミナー

4K HDMIを12G-SDIに変換するコンバーターである「USC-600」の基本性能の説明、設定実演、事例の提案などを実施する。
【日時】1月19日、26日/いずれも10時30分-11時30分(URLオープンは10時)
【詳細】https://www.imagenics.co.jp/info/230106-01.html


● 上映企画 国立映画アーカイブ「日本の女性映画人①-無声映画期から1960年代まで」

日本における女性映画人の歩みを歴史的に振り返り、さまざまな分野で女性が活躍した作品を取り上げる。無声映画期から1960年代以前にキャリアを開始した女性映画人80人以上が参加した作品を対象に、劇映画からドキュメンタリーまで、計81作品(44プログラム)を上映する。
【開催日】2月7日-3月26日(休映日=月曜日および3月18日)
【会場】国立映画アーカイブ 小ホール(東京都中央区京橋3-7-6)
【詳細】https://www.nfaj.go.jp/

2023/1/22023年1月2日

● 「天王洲電市」の開催を発表 舞台映像を300の大画面で上映/EPAD2022実行委員会

寺田倉庫が参画する「緊急舞台芸術アーカイブ+デジタルシアター化支援事業(EPAD)2022実行委員会」は、1月20、21日の2日間、東京・天王洲のイベントスペース「E HALL」とオンラインで、「天王洲電市(てんのうずでんいち)~記録は感情を通電させる~」を開催する。
E HALLではEPAD事業を通して収集した舞台芸術映像を上映し、オンラインではさまざまな専門家が登壇するトークを配信する。
上映会では、8Kカメラやドルビーアトモスなどで収録した高品質な舞台映像を、303インチの大画面と大音量で披露。参加者は没入感のある体験を得られる。
上映作品は、最新技術で収録された新作から、1985年に状況劇場が上演した『ジャガーの眼』(2K+ステレオ収録)や、沖縄の洞窟で上演された『能 羽衣』(ステレオ)まで目に触れる機会がない7作品となる。入場は無料。事前申し込み制。
オンライントークでは、舞台関係者および映像アーカイブ・舞台芸術における権利処理の専門家が登壇し、舞台芸術映像を記録・収集・配信する重要性や鑑賞機会を提供する意義、権利処理に関する課題などについて検証する。昨今活発なゲームアーカイブに関する座談会も予定している。
オンライントークの視聴は申し込み不要。視聴URLはEPAD公式サイト(epad.terrada.co.jp)で後日発表される。
【イベント詳細】epad.terrada.co.jp/index.php/2022/12/tennouzu_denichi/


2022/12/262022年12月26日

● VIPOアカデミー冬期開催 短期集中型の3コース実施 来年1月から順次オンラインで

映像産業振興機構(VIPO)は、コンテンツ業界に特化した人材育成事業として、冬期に開催する「VIPOアカデミー」3コースを短期集中型のコースへと形を変え、オンラインで開講する。
今期から、グローバルビジネスコースおよびリーガル・エッセンシャルコースは、「基礎・実践」の2段階レベル別のプログラムに変更。ファイナンス・エッセンシャルコースは「アカウンティング・エッセンシャルコース」へと名称を改め、「財務会計・管理会計」の2つのプログラムとする。
また、3コースとも、より参加しやすく、かつ重要ポイントだけを効率的に学ぶことができるように、短期集中型で実施する。新人研修から経営幹部人材育成まで、幅広く利用できる内容になっている。
【グローバルビジネスコース(基礎編・実践編)】
実践を重視した講義(日本語・英語)と英語での演習を通して、ビジネス力(コミュニケーション力、交渉力、プレゼンテーション力)を強化し、グローバルシーンにおいて活躍できる人材を育成する(英語力想定レベル=中級/TOEIC600-700点程度)。各コース定員10人。
《基礎編》
[日時] 2023年1月27日/2月3、10、17日/18-21時(全4回、12時間)
[申し込み締切日] 1月13日
《実践編》
[日時] 23年3月3、10、17日/18-21時(全3日、9時間)
[申し込み締切日] 2月17日
[詳細] vipo-academy.jp/course/gb
【リーガル・エッセンシャルコース(基礎編・実践編)】
コンテンツ業界のビジネスパーソンとして必要不可欠な、著作権、ライセンス、契約などのリーガル知識を身につけることで、契約トラブルを未然に防ぎ、ビジネスを広げていける人材を育成する。定員は各コース16人。
《基礎編》
[日時] 23年1月31日、2月7、14日/18時-21時30分(全3日、10.5時間)
[申し込み締切日] 1月17日
《実践編》
[日時] 23年2月28日、3月7、14日/18時-21時30分(全3日、10.5時間)
[申し込み締切日] 2月14日
[詳細] vipo-academy.jp/course/le
【アカウンティング・エッセンシャルコース(財務会計編・管理会計編)】
コンテンツ業界のビジネスパーソンとして必要不可欠な、財務諸表、プロジェクト会計、予算管理などの会計知識を身につけることで、会社やプロジェクトの数字を常に意識しながら業務を推進できる人材を育成する。定員は各コース16人。
《財務会計編》
[日時] 23年2月9、16日/18時-21時30分(全2日、7時間)
[申し込み締切日] 1月26日
《管理会計編》
[日時] 23年3月2、9日/18時-21時30分(全2日、7時間)
[申し込み締切日] 2月16日
[詳細] vipo-academy.jp/course/fe


● アカデミー賞作品など 映画コレクションを上映/国立映画アーカイブ

国立映画アーカイブは、2023年1月4日から、アカデミー賞で知られる米国映画芸術科学アカデミーの映画保存機関であるアカデミー・フィルム・アーカイブと共同で、企画上映「アカデミー・フィルム・アーカイブ 映画コレクション」を開く。
この上映特集は、23プログラム(35本)の上映を通じて、同館のコレクションや近年の復元の成果などを披露する企画。往年の名作から日本未公開作品まで、アカデミー受賞作を35ミリフィルムで上映。また、同館が復元した日本未公開の米国インディペンデント映画や、鑑賞機会の希少なキューバ映画、インド映画を上映する。トークイベントを加えた特別上映の回もある。
【会期】23年1月4日-2月5日
【チケット料金】一般1000円ほか
【会場】国立映画アーカイブ 小ホール(東京都中央区京橋3-7-6)
【詳細】www.nfaj.go.jp/exhibition/academy202212


● 「Dr.コトー診療所」 番組上映やセット公開/放送番組センターが特別展示

放送ライブラリーは、12月15日から来年1月29日まで、「テレビ放送開始70年企画 特別展示『Drコトー診療所』」を開催中だ。『Drコトー診療所』は、累計発行部数1200万部を超える山田貴敏の同名マンガを元に、フジテレビで2003年に吉岡秀隆主演でドラマ化。06年にはシーズン2が放送された。今年12月16日からは、16年ぶりに新作映画が公開されている。
放送ライブラリーでは、『Drコトー診療所』の診療所の入口セットほか、撮影で使用された小道具などを特別展示。また、ドラマの中から9本を公開する。入場無料。
【会場】放送ライブラリー(横浜市中区日本大通11 横浜情報文化センター内)
【詳細】www.bpcj.or.jp


2022/12/192022年12月19日

● VIPOアカデミー冬期開催 短期集中型の3コース実施 来年1月から順次オンラインで

映像産業振興機構(VIPO)は、コンテンツ業界に特化した人材育成事業として、冬期に開催する「VIPOアカデミー」3コースを短期集中型のコースへと形を変え、オンラインで開講する。
今期から、グローバルビジネスコースおよびリーガル・エッセンシャルコースは、「基礎・実践」の2段階レベル別のプログラムに変更。ファイナンス・エッセンシャルコースは「アカウンティング・エッセンシャルコース」へと名称を改め、「財務会計・管理会計」の2つのプログラムとする。
また、3コースとも、より参加しやすく、かつ重要ポイントだけを効率的に学ぶことができるように、短期集中型で実施する。新人研修から経営幹部人材育成まで、幅広く利用できる内容になっている。
【グローバルビジネスコース(基礎編・実践編)】
実践を重視した講義(日本語・英語)と英語での演習を通して、ビジネス力(コミュニケーション力、交渉力、プレゼンテーション力)を強化し、グローバルシーンにおいて活躍できる人材を育成する(英語力想定レベル=中級/TOEIC600-700点程度)。各コース定員10人。
《基礎編》
[日時] 2023年1月27日/2月3、10、17日/18-21時(全4回、12時間)
[申し込み締切日] 1月13日
《実践編》
[日時] 23年3月3、10、17日/18-21時(全3日、9時間)
[申し込み締切日] 2月17日
[詳細] vipo-academy.jp/course/gb
【リーガル・エッセンシャルコース(基礎編・実践編)】
コンテンツ業界のビジネスパーソンとして必要不可欠な、著作権、ライセンス、契約などのリーガル知識を身につけることで、契約トラブルを未然に防ぎ、ビジネスを広げていける人材を育成する。定員は各コース16人。
《基礎編》
[日時] 23年1月31日、2月7、14日/18時-21時30分(全3日、10.5時間)
[申し込み締切日] 1月17日
《実践編》
[日時] 23年2月28日、3月7、14日/18時-21時30分(全3日、10.5時間)
[申し込み締切日] 2月14日
[詳細] vipo-academy.jp/course/le
【アカウンティング・エッセンシャルコース(財務会計編・管理会計編)】
コンテンツ業界のビジネスパーソンとして必要不可欠な、財務諸表、プロジェクト会計、予算管理などの会計知識を身につけることで、会社やプロジェクトの数字を常に意識しながら業務を推進できる人材を育成する。定員は各コース16人。
《財務会計編》
[日時] 23年2月9、16日/18時-21時30分(全2日、7時間)
[申し込み締切日] 1月26日
《管理会計編》
[日時] 23年3月2、9日/18時-21時30分(全2日、7時間)
[申し込み締切日] 2月16日
[詳細] vipo-academy.jp/course/fe


● アカデミー賞作品など 映画コレクションを上映/国立映画アーカイブ

国立映画アーカイブは、2023年1月4日から、アカデミー賞で知られる米国映画芸術科学アカデミーの映画保存機関であるアカデミー・フィルム・アーカイブと共同で、企画上映「アカデミー・フィルム・アーカイブ 映画コレクション」を開く。
この上映特集は、23プログラム(35本)の上映を通じて、同館のコレクションや近年の復元の成果などを披露する企画。往年の名作から日本未公開作品まで、アカデミー受賞作を35ミリフィルムで上映。また、同館が復元した日本未公開の米国インディペンデント映画や、鑑賞機会の希少なキューバ映画、インド映画を上映する。トークイベントを加えた特別上映の回もある。
【会期】23年1月4日-2月5日
【チケット料金】一般1000円ほか
【会場】国立映画アーカイブ 小ホール(東京都中央区京橋3-7-6)
【詳細】www.nfaj.go.jp/exhibition/academy202212


● 「Dr.コトー診療所」 番組上映やセット公開/放送番組センターが特別展示

放送ライブラリーは、12月15日から来年1月29日まで、「テレビ放送開始70年企画 特別展示『Drコトー診療所』」を開催中だ。『Drコトー診療所』は、累計発行部数1200万部を超える山田貴敏の同名マンガを元に、フジテレビで2003年に吉岡秀隆主演でドラマ化。06年にはシーズン2が放送された。今年12月16日からは、16年ぶりに新作映画が公開されている。
放送ライブラリーでは、『Drコトー診療所』の診療所の入口セットほか、撮影で使用された小道具などを特別展示。また、ドラマの中から9本を公開する。入場無料。
【会場】放送ライブラリー(横浜市中区日本大通11 横浜情報文化センター内)
【詳細】www.bpcj.or.jp

2022/12/122022年12月12日

● 映画「仕掛人・藤枝梅安」 公開記念公式ツアー/スカパーJSAT

スカパーJSATは、映画『仕掛人・藤枝梅安(一)(二)』の公開(一は2023年2月3日、二は同4月7日)を記念し、クラブツーリズムと共同で、池波正太郎の足跡をたどる公式ツアーを実施する。ファンマーケティングの一環。9日からクラブツーリズムのウェブサイトで販売を開始した。


● After Inter BEE 2022 7日から開催中/IDKがオンライン展示会

アイ・ディ・ケイは、同社ウェブサイトで「IDKオンライン展示会 After Inter BEE 2022」を開催している。
11月に幕張メッセで開催されたInter BEE 2022のIDKブースをオンライン上で再現。PCやスマホを通して、展示ブース内を移動しながら製品を見ることができる。
見どころは次世代のProAVシステム。1本のケーブルでHDMIビデオの双方向伝送ができるHDMIトランシーバー「NJR-P01U W-TR」や、SDVoE入出力にも対応するデジタルマルチスイッチャー「MSD-V6シリーズ」(23年2月発売予定)、IP伝送技術によりフルスペック4K映像伝送を実現するHDMI延長器「NJR-L01UC」などが披露される。
◆展示会URL=www.idk.co.jp/exhibition/after_interbee2022/


● 「ケーブル4K」コンテスト 地域の魅力を短編動画に 全国のクリエイターから募集

日本デジタル配信が運営する4K専門チャンネル『ケーブル4K』では、「地域性、ストーリー性、5分以内」の短編動画を全国の映像クリエイターから募集する「Micro Cinema Contest 2022-2023」(以下、マイクロシネマコンテスト)を開く。
初開催の昨年度は、2021年12月から22年4月末までの間に、全国のクリエイターから243作品もの応募を得た。審査の結果、47作品を受賞作品として選出。ケーブル4Kで全国のCATV局へ向けて配信した。
2回目の開催となる今回は、ドラマ部門(4K/2K)、ミュージックビデオ部門に加え、地域の観光・伝統文化・食・生活など、地域の魅力を引き出した映像作品を募集する「地域プロモーション部門」を新設した。
審査員は、昨年度に作品評価を担当した3氏が引き続き担当。映画監督、映画企画・配給プロデューサー、映像制作専門誌の各分野で活躍するプロの目線で審査を進める。
ドラマ部門は、日本国内の「地域」の特色が伝わるシーン、カット、またはセリフなどを含めた5分以内の作品。
ミュージックビデオ部門は、課題楽曲『nostalgia(ノスタルジア)』(作詞・作曲:arne/4分40秒)に合わせ、地域の映像シーンを含めて作成。
地域プロモーション部門は、観光・伝統文化・食・生活など、その地域の魅力を存分に引き出し、見た人へ興味関心を抱かせるような5分以内の作品。
受賞作品は賞金(ドラマ部門グランプリ20万円など)のほか、今回もケーブル4Kで特別番組の放送(2023年7月予定)、各動画メディアへの展開など、より多く視聴できる場を用意する。
ケーブル4Kは、マイクロシネマコンテストを通して作品発表の機会を提供し、映像クリエイターの活動支援、さらに地域の魅力をより広く届けるメディアとしての役割を目指すとしている。
【募集期間】22年12月8日-23年4月30日
【発表】23年6月下旬
【詳細】microcinemacontest.jp


● 海賊版対策セミナー開く 正規版の流通促進を目的に/VIPOがオンラインで

映像産業振興機構(VIPO)は、文化庁からの委託を受け、令和4年度「海賊版対策事業(トレーニングセミナー)」の一環として、特定の国・地域などにおける海賊版取締りの実効性を高めながら、正規版の流通促進を目的に「海賊版対策セミナー」(無料)をオンラインで開く。
今回は、日本文化コンテンツの著作権侵害が著しく、また消費拡大が見込まれる東南アジアの国・地域である「タイ」「フィリピン」「シンガポール」の3カ国を対象にしている。
なお、セミナーは英語での開催(タイ語同時通訳あり)となる(第1回は終了)。
【第2回】12月13日(15-18時)テーマ「ケーススタディ:3カ国の著作権侵害訴訟とIPビジネスの成功例から学ぶこと」
[内容] ▽国別レポート①著作権侵害の最前線②正規版販売でリスクなくビジネス拡大・強化
【第3回】12月20日(15-18時)テーマ「近未来への提言:アニメーション映画『竜とそばかすの姫』の世界的ヒットから考える、オリジナルIPの守り方と攻め方」
[内容] ▽基調講演▽『竜とそばかすの姫』ケーススタディ 海外展開▽シンポジウム
【申し込み・詳細】www.vipo.or.jp/news/32710


● 映像作品の原案と作家 「家族」をテーマに募集/TypeBeeGroup、松竹

TypeBeeGroup(東京都世田谷区)および松竹は、映像コンテンツを制作する「アニメノベルプロジェクト」(通称:アノベPJT)を12月12日に発足。それに伴い、シリーズ化できる各話読み切り形式の作品の原案と、プロジェクトへの参加を目指す作家を同時に募集するコンテストを実施する。
松竹がこれまでテーマとして掲げた作品を多く制作してきた『家族』を募集テーマとし、このテーマを引き継ぎ、新しい時代に相応しいIP(知的財産)を開発していく。
最優秀作品は、同作品を原案としてネット配信用の映像コンテンツを制作し、映画や演劇など、松竹のネットワークを使ってメディアミックス展開を図る。さらに、作品のプロモーションムービーを作成し、松竹グループが運営する映画館でCMを放映する。
募集部門は「コメディ部門」「ヒューマン部門」「トンデモ部門」の3部門。募集内容は、ネット配信を前提としたシリーズ化できる、各話読み切り形式の作品における第1話。1000文字以上3000文字以内の、未発表の書き下ろし作品を募集する。賞金は、最優秀賞30万円、部門賞10万円。
なお、過去に投稿サイトなどに掲載したことのある作品は不可。
【スケジュール】▽受け付け期間=22年12月12日-23年2月28日▽予選通過作品発表=23年4月30日、最終審査発表=23年5月31日
【詳細】tapnovel.com/contest_groups/1


2022/12/52022年12月5日

● 関西写真記者協会賞 2部門で受賞/毎日放送

関西写真記者協会賞で毎日放送(MBS)の作品が「撮影部門」で金賞、「スポーツ部門」で銀賞を受賞した。撮影部門 金賞は『晩秋のダイヤモンドトレール~人と絶景に出会った縦走の旅~』。受賞者は和田浩(報道情報局映像取材部)、古東千由・南埜耕司(放送映画製作所)。スポーツ部門 銀賞は『愛する妻へ~75歳ビワイチへの挑戦~』。受賞者は福島隆弘(カメラマン)、樋江井亮(報道情報局映像取材部)。


● ケーブル技術ショー2023 展示会出展者の募集開始 メタバースイベントも実施

CATV技術協会、日本ケーブルテレビ連盟、衛星放送協会は、主催するケーブルコンベンション2023関連イベント「ケーブル技術ショー2023」の出展者を募集している。
「ケーブル技術ショー2023」は、技術展示会(リアル)とメタバースイベントのハイブリッド開催となる。開催コンセプトは『Let’s start with Cable DX !~ 地域共創・地域DX、持続可能な未来をつくるケーブル技術の実行力 ~」。CATVの技術ソリューションや最新機器の展示・発表・商談の場として実施する。
第一次申し込み締め切りは23年2月10日、第二次申し込み締め切りは同年3月24日となっている。
【技術展示会】23年7月20、21日/会場:東京国際フォーラム ホールE(東京都千代田区丸の内3-5-1)
【メタバースイベント】
23年6月28日-8月31日
【申し込み・詳細】www.catv-f.com
なお、出展者募集説明会を12月14日(11-12時)にオンラインで開く(Zoom使用)。
【説明会事前登録】us0 6web.zoom.us/webinar/register/WN_VxwI-xauQca3iO1gYdcUVQ


● 映像匠塾「メタバース編」 12月8日にオンラインで開く/イマジカデジタルスケープ

イマジカデジタルスケープは、12月8日に映像匠塾2022「メタバース編 ~進化~その先の未来へ」をオンライン(Zoom使用)で開く。
登壇者はW TOKYOの辻本優一氏、IMAGICA EEXの早川正祐氏、ビジュアル・グラフィックスの川船公雄氏。今年3月にTGCの公式メタバースとして公開された『バーチャルTGC』について、開発の裏話やメタバースの今後の展望などを話す。参加費無料(事前登録制)。
【日時】12月8日/17時-18時15分
【スケジュール】▽開会のあいさつ/メタバースとは▽バーチャルTGC開発の事例紹介▽メタバースの今後の展望
【申し込み】www.dsp.co.jp/tocreator/form/form_takumi202212_event
【申し込み締め切り】12月6日/17時


● 2022年度ケーブルマン 貢献者4氏を表彰/CRI

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、今年度の「ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー2022」を発表した。
「ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー」は、放送・通信業界の発展のために貢献した、業界関係者(個人・団体)を対象にした「表彰制度」で、1988年から開始し、今年で35年目を迎えた。この間に117の個人・団体(特別賞・特別功労賞含む)が選出されている。
今年度は、業界発展に多大なる貢献を果たした次の4氏が選ばれた。
【ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー2022受賞者】
金澤茂明氏(CAC 代表取締役社長)▽津田悠子氏(チャンネル銀河 プロデューサー)
【特別賞】
内田茂之氏(関電工 スーパーアドバイザー、日本CATV技術協会 理事長)▽羽田啓吾氏(故人/NHKエンタープライズ 元『ケーブル新時代』編集委員)

2022/11/282022年11月28日

● 表技協が羽倉賞発表 慶応大研究室の個人用裸眼立体視装置が受賞

「FORUM8 デザインフェスティバル2022」の会場で18日、最先端表現技術利用推進協会(表技協)が第6回羽倉賞の発表・表彰式を実施した。羽倉賞は、表技協創設者の1人で立体視映像の研究開発で多大な実績を残した故・羽倉弘之氏の功績を記念し、6年前に創設された。
第6回羽倉賞(最優秀賞)には「アナモルフォーシスに基づく個人用裸眼立体視システム」で、慶応義塾大学理工学部情報工学科 藤代一成研究室が選ばれ、表技協会長の長谷川章氏から表彰を受けた。
人が立体感を感じる錯視の例として、アナモルフォーシスを用いるケースがある。これは、ゆがんだ画像を円筒などに投映したり角度を変えてみたりすることで、正常な形が見えるようになるデザイン技法の1つ。
同研究では、この錯視を応用して2枚のディスプレーをL字型に配置し、立体映像を表示している。
ユーザーの移動に合わせて提示する映像を変えることによる運動視差と、ディスプレーをL字に配置することで表現される「キャストシャドー」を利用して奥行きを知覚させ、立体映像を提示する技術である。
このような錯視技術を応用した立体視映像の事例として、東京の新宿駅前の大型LEDビジョンによる『3D猫』などが注目されている。
オンラインで受賞式に参加した藤代一成教授は「受賞できて光栄。専用の眼鏡などがいらない立体視映像は今後も発展する」とコメントを寄せた。


● 12月6、7日に中京テレビで「テレビ・映像最新技術展」 /映画テレビ技術協会・中部支部

日本映画テレビ技術協会中部支部は、3年ぶりとなる「テレビ・映像最新技術展 in 名古屋2022」を12月6、7日の2日間、名古屋市の中京テレビ放送本社内で開く。
中部支部の会員各社と映像関連企業の関係者に、放送業務用機器ならび映像技術の最新情報を伝える場となり、さらなる映像業界のビジネス発展につながるよう企画したという。入場自由・参加無料。
【日時】12月6日/10-18時、7日/10-15時
【会場】中京テレビ放送 本社1階プラザC(名古屋市中村区平池町4-60-11)
【展示参加社】▽アストロデザイン▽池上通信機▽伊藤忠ケーブルシステム▽ウエタックス▽エーティコミュニケーションズ▽エーディテクノ▽エヌ・イー・ピー▽カナレ電気▽キヤノンマーケティングジャパン▽グラスバレー▽コスミックエンジニアリング▽三信電気▽昭特製作所▽ソニーマーケティング▽日本ビデオシステム▽パナソニック コネクト▽ビデオサービス▽フォトロン▽芙蓉ビデオエイジェンシー▽プロスパー電子▽朋栄▽三友(順不同/参加企業は都合により変更となる場合がある)


● ドラマセットなどの展示会 調布市で恒例イベント開催/日本映像美術協議会

映画、演劇、テレビ、スタジオなどの美術制作関連会社で運営する日本映像美術協議会(JVA)は、映像美術の体験展示会「JVA FESTA 2022 美事祭(みごとまつり)」を12月7-11日に調布市グリーンホールで開く。
同イベントは2年に1度実施してきたが、コロナ禍の影響で2018年から中止が続き、今回は4年ぶりの開催となる。
当日は、映画・ドラマのセットや小道具など美術関連の展覧会を実施。NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、TBSドラマ『日本沈没-希望のひと-』、TBS系ドラマ『ユニコーンに乗って』のセットを展示する。そのほか、かつら・特殊メイク・衣装・小道具の着付け体験も予定している。入場料無料。
【日時】12月7日/14-19時、8-10日/11-19時、11日/11-15時
【会場】調布市グリーンホール/大ホール・小ホール(東京都調布市小島町2-47-1)
【共催】テレビ日本美術家協会、調布市文化・コミュニティ振興財団、日本舞台美術家協会、日本映画・テレビ美術監督協会、調布市
【詳細】www.jva.gr.jp


● MPTE AWARDS 2022 大賞は日テレ「AI業務支援」 制作現場の優れた技術を表彰

日本映画テレビ技術協会(MPTE)は「MPTE AWARDS 2022」表彰式を、11月2日に東京・丸の内の東京国際フォーラムで実施。例年どおり「CoFesta 2022」のパートナーイベントとして、また「東京国際映画祭」の一環として開催した。
MPTE AWARDSは、映像制作技術の進化と制作意欲の向上を目的に、制作現場で技術に携わっている人々を表彰しており、今年で75回目を迎えた。
各賞は以下のとおり(敬称略)。
【第25回 日本映画テレビ技術大賞(経済産業大臣賞)】「AI業務支援システム『AiD(エイディ)』の社内開発と運用」日本テレビAI社内開発チーム(日本テレビ放送網)
【第75回 技術開発賞】(日本映画テレビ技術大賞と同じ)
【第75回 技術開発奨励賞】「白黒映像の自動カラー化システムの開発」白黒映像自動カラー化システム開発グループ(NHK)
【第75回 映像技術賞】
[撮影] ▽劇場公開「孤狼の血 LEVEL2」(加藤航平)▽TVドラマ「WOWOW 連続ドラマW『いりびと-異邦人-』」(日下誠/東映 京都撮影所)▽ドキュメンタリー「ETV特集『消えた技能実習生』」(小嶋一行/NHK)▽ニュース「がちゃこん~近江鉄道の情景~」(杉森賢治/ytv Nextry)
[照明] ▽劇場公開「孤狼の血 LEVEL2」(川井稔/アペックス)▽TVドラマ「WOWOW 連続ドラマW「いりびと-異邦人-」(池本雄司/東映 京都撮影所)
[録音] 劇場公開「空白」(田中博信、松浦大樹)
[音声] 放送「第63回 輝く! 日本レコード大賞」(中村全希/TBSテレビ、相馬敦/TBSアクト)
[美術] 劇場公開「祈り 幻に長崎を想う刻」(安藤篤)▽放送「青天を衝け」(大河ドラマ「青天を衝け」映像デザインチーム/NHK)
[編集] 劇場公開「空白」(下田悠)▽放送「MBSドキュメンタリー映像『いつか帰れる日まで』~異国で願うミャンマーの民主化~」(岡部雄太/ビデオユニテ)
[VFX] ▽「きれいのくに」(NHKアート きれいのくにVFXチーム)
[OAG(オンエアグラフィックス)] ▽「東京2020オリンピック」(東京2020バーチャルCG開発チーム/NHK)
【第40回 青い翼大賞】▽「レスポールが重た過ぎたんだろ」撮影・照明技術(大倉望/日本大学芸術学部)▽「よもやま短編集」アニメーション技術(片山風花/多摩美術大学)


● 上映会「大阪アジアン映画祭傑作選」

2023年3月開催の第18回大阪アジアン映画祭(OAFF2023)のプレイベントとして、12月10-14日に大阪市淀川区の第七藝術劇場で開く。これまでの受賞作を含む3作品を上映する。
上映作品は、デレク・ツァン監督デビュー作『恋人のディスクール』(OAFF2011グランプリ受賞/香港映画)、『コードネームは孫中山』(OAFF2015グランプリ、観客賞W受賞/台湾映画)、ドキュメンタリー『でんげい わたしたちの青春』(OAFF2016上映/韓国映画)。いずれも現在、配信を含め日本国内では鑑賞することができない貴重な作品となっている。
チケット料金は一般1300円
【詳細】www.oaff.jp/2023/ja/kessakusen/index.html

2022/11/212022年11月21日

● プロジェクションマッピング国際大会 作品上映と授賞式を実施 ハンガリーのチームが大賞

世界最大級のプロジェクションマッピング国際大会「1minute Projection Mapping Competition」(以下、国際大会)は、9月に台風の影響で中止となった国際大会の作品上映と、授賞式(受賞作品各賞は9月に発表済み)を11月13日に開いた。東京都新宿区の明治神宮外苑 聖徳記念絵画館を投写面として、仕切り直しの上映と表彰を実施した。
今年度は世界55の国と地域から241組がエントリー。このうちファイナリストに厳選された19作品を上映し、グランプリと賞金200万円を獲得したのは、ハンガリーのEPER DIGITAL(エパー デジタル=チーム名)による作品『Elemental constructions』だった。
授与式には小池百合子東京都知事も駆けつけ、国際大会の作品を鑑賞後に、プレゼンターとしてグランプリチームへ、栄冠のプライズプレートを授与した。
グランプリを授賞したEPER DIGITALは「子供のころから日本文化は、生活の一部であり、常に私に大きなインスピレーションを与えてくれた。このような栄誉ある賞を受賞することができ、夢のよう。このような機会を与えてくれた審査員の方々、主催者の方々に感謝する」とコメントを寄せた。
企画・運営をしたプロジェクションマッピング協会の代表理事で、大会総合プロデューサーの石多未知行氏は「この映像祭典は多様な価値観や新しい表現を生み出す場として10年にわたり育まれ、各受賞作品はまさにその新しい価値を提示していた。制作テーマの『LIFE』は時流をくんだ世界的な関心事で、クリエイターらの作品からも多様なメッセージが詰まっていた。命の循環、紛争、生活や価値観の変化といった時代的要素が散りばめられ、それらが融合して美しいショーになった」と話した。
作品の投映には、バルコ製の3万ルーメンと4万ルーメン級の高輝度DLPプロジェクターを14台利用。機材の運用はエルテックが担当した。


● 知的財産ビジネスマッチング 韓国の映像制作会社と商談 VIPOが参加企業を募集

映像産業振興機構(VIPO)は、経済産業省「令和4年度コンテンツ海外展開促進事業(コンテンツ関連ビジネスマッチング事業)」の一環として、日本のIP(知的財産)を映像化した実績を持つ韓国の映像制作会社3社(B.A.Entertainment、The Tower Pictures、SUPERMOON PICTURES)とのオンラインでのビジネスマッチングを開く。これに伴い、映像化の原作または映画やドラマのリメイク権などを、韓国の映像制作会社にライセンスアウトを希望する日本企業を募集している。
ビジネスマッチングの実施時期は、2023年2月上旬-中旬を予定。通訳が必要な場合、VIPOが手配する。
【スケジュール】▽参加企業の募集=応募締め切り12月5日▽参加企業の審査・選考=12月下旬まで▽参加企業の韓国語での資料準備=23年1月下旬まで
【配信方式】 Zoom
【マッチング予定作品数】 韓国映像制作会社1社あたり日本企業5社を想定
【対象IP】▽韓国での映像化を希望する小説、コミック、ライトノベルなどの書籍▽韓国でのリメイクを希望する映画、ドラマなどの映像作品【条件】▽既に韓国語版がリリースされていること▽今後1年以内に韓国語版がリリースされる予定があること▽選考通過後、結末までを含むプロットを韓国語で用意できること
【参加費】無料
【詳細】https://www.vipo.or.jp/news/32354


● コンテンツの活用促進 12月7日にセミナー開く/VIPO

VIPOは、東京都の令和4年度予算による「コンテンツ活用促進事業」の実施運営などを受託し、12月7、8日に「コンテンツ活用促進セミナー&コンテンツ企業×異業種企業マッチング交流会」をオンライン(Zoom使用)で開く。
セミナーは7日に実施。テーマは、①『コンテンツは上手に「きっかけ」を創ってくれる。』(10時30分-11時15分、講師:トキオ・ゲッツの代表取締役/原浩平氏)、②『コアファンを持つ作品だからこそできる、刺さるコラボの仕掛け方』(11時30分-12時15分、サイバード ライツ事業部 シニアディレクター/伊藤亜衣氏)。セミナーのみの参加可能。参加費無料。申し込み締め切りは12月2日。
なお、異業種企業マッチング交流会の参加申し込み受付は終了した。
【詳細】https://www.vipo.or.jp/news/32329


● VR FORUM 2022

ビデオリサーチが『生活者とメディアのダイバーシティを見つめる。』をテーマにオンラインで開く。同フォーラムは、テレビをはじめとするメディアや生活者の最新情報を共有し、これからを考える場として年に1度開催している。創立60周年の節目となる今回は、3日間で過去最大規模となる全23セッションを実施する。参加費無料(事前登録制)。
【会期】11月29日-12月1日
【詳細】https://2022.vrforum.jp

2022/11/142022年11月14日

● 新潟国際アニメーション映画祭 エントリー作品の募集開始 審査委員長に押井守監督

2023年3月17-22日に開催される「第1回新潟国際アニメーション映画祭」(主催:新潟国際アニメーション映画祭実行委員会)では、エントリー作品の募集を開始した。
同映画祭は、長編商業アニメーションにスポットを当てた、長編アニメーション映画のコンペティション部門を持つアジア最大級の祭典として、新潟から世界へアニメーション文化を発信する。
新潟は、多くの著名なマンガ家、アニメ・クリエイターを輩出し、2012年から10年間、「マンガとアニメを活用した街づくり構想」を展開。継続的なイベントとして「にいがたアニメ・マンガフェスティバル」(来場者約5万人)、1996年から全国対象で「にいがたマンガ大賞」も実施している。
また、「新潟市マンガ・アニメ情報館」や蔵書1万冊を誇るマンガ図書館「新潟市マンガの家」を運営するなど、日本有数のアニメ・マンガ都市でもある。その新潟に世界のアニメーション映画が集結することになる。
第1回の審査委員長は、押井守監督が務める。その他に各国から審査員の参加を予定している。
作品募集期間は12月23日(11時)まで。応募条件は40分以上(エンドクレジットを含むトータル時間数)のアニメーション作品で、手法は問わない。また、2020年1月1日以降に完成した作品であること、日本語・英語以外を用いる作品は、応募時に英語字幕が付いていること–などが条件になっている。
【詳細】niaff.net


● NGC WORLD 2022 最先端の映像機材を展示 11月22、24、25日に開催

エヌジーシー(NGC)は、同社ショールームにおいて「NGC WORLD 2022」を11月22、24、25日に開く。マイクロLEDなど最先端の映像機材をそろえる。
展示製品は、サムスン製マイクロLED「TheWall」(ピッチサイズ0.84、1.26、1.68ミリメートル)、「TheWall オールインワンモデル」(コントローラー、スピーカー内蔵)、「MTCF」インスタグラム版(大量のコンテンツをタッチディスプレー上に表示)、MULTITACTION社マルチタッチディスプレー、ソフトウエア「MT-TimeLine」。参加無料(事前登録制)。
【会場】NGC本社ショールーム(東京都江東区東雲1-7-12 KDX豊洲グランスクエア8階)
【日時】11月22、24、25日/いずれも10-12時、13-17時
【定員】1時間区切りで各10人まで
【詳細】www.ngc.co.jp/news/ngc-world-2022


● 「Flame」誕生30周年 オートデスクがイベント開く

オートデスクは、ビジュアルエフェクトソフトウエア「Flame」の誕生から30周年を記念して、「Flame 30th Anniversary」のオンラインイベントを11月22日に開く。
最も記憶に残る製品開発の数々や、Flameが実現に貢献した映画やテレビのビジュアルエフェクトプロジェクトなどを紹介する。
また、今年度リリースした「Flame2023」を訴求するとともに、クラウドをキーワードにAWS上で稼働するFlameをデモする。
【日時】11月22日/16-17時
【配信方式】Zoom
【詳細】area.autodesk.jp/event/webinar/flame-30th


● 第44回ぴあフィルムフェスティバル in 京都2022

11月19日から京都文化博物館フィルムシアターで開く。コンペティション「PFFアワード2022」では、「京都観客賞」の実施も決定。また、東京開催でも好評を博した招待作品部門「ようこそ、はじめてのパゾリーニ体験へ」と「青山真治監督特集」を35ミリフィルムで上映する。
その他、清原惟監督の最新作や、ピーター・バラカン氏も来場する「ブラック&ブラック」など、5つの企画、合計33作品上映、16人のゲストが来場する。
【会期】11月19-27日(21日休館)
【会場】京都文化博物館 3階フィルムシアター(京都市中京区三条高倉)
【料金】一般・シニア1300円(チケットぴあで販売)
【詳細】pff.jp/44th


● 「第2回 S&D AWARDS」贈賞式 「クロス新宿ビジョン」が大賞受賞 当日のプレゼンと投票で決定

月刊サイン&ディスプレイ(S&D)を発行するマスコミ文化協会は10月28日、品川フロントビル(東京都港区)で「第2回 S&D AWARDS」のプレゼン大会および贈賞式を開催した。当日はノミネートされた10作品の関係者によるプレゼンを実施。その後、参加者全員による投票でグランプリと準グランプリを選出した。
グランプリは『新宿の3D猫』が話題を集めた、ユニカの「クロス新宿ビジョン」が受賞した。3D猫は、今年のデジタルサイネージアワードでもグランプリを受賞するなど、大型映像や屋外看板関連業界のアワードで評価が高く、賞を総なめしている。
プレゼンしたユニカ デジタルソリューション部の藤沼良丞氏は「3D猫の動画は、大型ビジョン自体のPRの目的も含め、オムニバス・ジャパンと共同で制作した。昨年夏の大型ビジョン稼働以前は、大型映像用の3DのCMはほとんど存在しなかったため試行錯誤だった。思いのほかの効果があがり、以後現在まで約60もの3DのCMを制作し大型ビジョンで放映した」と説明。
そして「大型ビジョンによる3DCMという1つのジャンルが確立したと思う。浅草に行けば雷門を見るように、新宿に来たらこのビジョンを見たいという観光客やインバウンドの期待も高まっており、新宿の名所の1つになりつつあることは光栄」と話した。
準グランプリには、シムディレクトの「神戸ポートタワーの仮囲いを活用したプロジェクションマッピング演出」が選ばれた。
2023年のリニューアルオープンを目指し、改修工事中の神戸ポートタワーの仮囲いに、今年1月から半常設ながら現在もプロジェクションマッピング映像を投映している。
シムディレクト社長でタケナカ専務の長崎英樹氏は「工事中の仮囲いというネガティブなものを、ポジティブにするという新たな試みで、さまざまなイベントと連動することもできた。一部CMも放映しており、収益化も果たしている。四季に応じてさまざまなマッピングコンテンツを当社で製作し放映している」と語った。

2022/11/72022年11月7日

● CATVのIoTサービス 富山の2事業者が事例報告/CRIオンラインセミナー

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第29回「CRIオンラインセミナー」を11月15日に開く。テーマは『ケーブルIoTサービスの実現成果と提案&デジタル田園都市/スマートシティの推進においてケーブルテレビにはどのようなチャンスがあるのか』。
CATVのIoTサービスとして、射水ケーブルネットワーク(富山県射水市)の事例を同社執行役員 事業本部長の渡邊正樹氏が報告する。射水ケーブルネットワークでは、市役所と一緒に課題を洗い出した上でテーマを絞り、システム構築などにかかる経費全額をいったん局で負担、そして有効性を確認できたら予算化してもらうというサイクルで回している。
もう1つの取り組み事例は、となみ衛星通信テレビ(富山県南砺市)の農業IoT。農家や農協を相手に、田んぼ、ハウスいちご、ぶどう畑などのIoTで見回り仕事の軽減や、温湿度管理による栽培のAI化に貢献。4年越しの取り組みで順次システムを拡大し、ローカル5Gを利用した林業の安全管理にまで手を広げている。これらの状況を同社代表取締役専務の宅見公志氏が解説する。
【日時】11月15日/13時30分-15時30分
【受講方法】Zoom
【参加費】CRI会員3000円、非会員6000円
【詳細】cri-info.jp/20221025_7791


● 業界人向け映画視聴サービス 日本作品の募集開始/VIPO特設ページに掲載

映像産業振興機構(VIPO)は、欧州で開発された業界関係者向けオンライン映画視聴プラットフォーム「Festival Scope Pro」にVIPO特設ページ(pro.festivalscope.com/label/show/vipo)を開設し、主に海外の映画祭プログラマーなど業界関係者向けに日本映画の視聴機会を提供しているが、新たな作品を掲載するにあたり、25作品(予定)を募集する。また掲載作品から1名の監督を選出し、「監督フォーカス」として紹介する。
掲載期間は23年1月26日から次回更新時まで(次回は23年カンヌ国際映画祭前を予定)。
応募資格は、日本の劇場公開を予定している実写長編映画およびアニメーション、ドキュメンタリー、短編映画などであること。応募締切日は11月28日。
【応募方法・詳細】www.vipo.or.jp/news/32348


● 京都映画企画市 コンテストの結果発表 優秀映画企画の制作支援

第14回「京都映画企画市」(主催=京都府、映像産業振興機構)において、映画・映像制作者を対象とした企画コンテストが10月16日に京都みなみ会館で開催され、審査の結果、優秀映画企画が決定した。
優秀映画企画は、鹿野洋平監督の『うつつの光、うつる夜』。同監督には、350万円相当のパイロット版映像(短編)制作の権利および京都太秦の撮影所協力(予定)を付与。企画実現に向けてサポートする。


● 広島国際アニメーション祭 VR空間で「写真展」実施 貴重な歴史資料を見る機会

国際アニメーションフィルム協会日本支部(ASIFA-JAPAN)は、1985年から2020年までの36年間に18回にわたり開催した「広島国際アニメーションフェスティバル」の記録写真をVR空間で見ることができる、「広島国際アニメーションフェスティバル(1985-2020)VR写真展」を11月30日まで開催している。
同イベントは、アニメーション作家たちが切磋琢磨する場を創造すると共に、アニメーション芸術を通じて世界各国の人々が集い交流する場を提供してきたが、惜しまれつつ終了した。
36年間の取り組みの中で多くの写真が撮影され、さまざまな場所に保管されていたが、これらの写真を収集・デジタル化して貴重な歴史資料として残すプロジェクト
を、京都芸術大学からの助成を得て開始。今回は、その成果の一部を発表するもの。
VR空間では文字によるチャットに加えて音声会話も可能になっている。
【期間】11月30日/18時まで
【VR写真展サイト】www.asifa-japan.net

2022/10/242022年10月24日

● CEATEC AWARDを発表 シャープの屋内光発電デバイス 経済産業大臣賞を受賞 小さな光をエネルギーに変換

電子情報技術産業協会(JEITA)は17日、都内で開かれた「CEATEC(シーテック)2022」のオープニング式典において、「CEATEC AWARD2022」の経済産業大臣賞にシャープの屋内光発電デバイス『LC-LH』が選ばれたと発表した。同アワードは、新たな価値と市場の創造・発展に貢献、関係する産業の活性化に寄与することを目的とし、シーテックで展示される技術・製品・サービスなどを対象に実施している。
―――
経済産業大臣賞を受賞した「LC-LH」は、小さな光をエネルギーに変える高効率の屋内光発電デバイスとして開発された。ウォッチや電卓などに用いられる一般的な太陽電池に対して約2倍の発電効率を有し、小さな面積でも高い電力が得られる。
既存の太陽電池搭載商品を高性能化させるだけではなく、これまで使い捨て電池や電源線を備えていた商品へのLC-LH搭載により、電池交換や配線の手間を省く。
この屋内光発電デバイスは、長年にわたり蓄積された液晶ディスプレーの技術を活用しての製造を可能とした。屋内用途と割り切ったことで同社の工場や設備がそのまま使えるため、大幅なコストダウンが見込める。
用途としては、電子値札やPOP、ビーコンやセンサーなどのデバイスが想定されており、電池が不要になることでコストや環境負荷の軽減に貢献する。先進的な技術展示にとどまらない、紙の置き換えや使い捨て電池からの脱却、労働者不足や高齢化社会への対応など、さまざまな社会課題の解決につながる点が高く評価された。
展示会場で説明にあたっていたシャープセミコンダクターイノベーション 企画技術部課長の山口諭史氏は「従来の太陽光発電パネルでは屋内では十分な電力を得ることができなかったが、このデバイスであれば屋内の照明のもとでも高い電力が供給できる。まずは電子値札や屋内のPOPサインでの利用を想定しているが、低消費電力の電子ペーパーなどのディスプレーを使えば、小型のデジタルサイネージや表示板への応用も可能だ。またデバイスの複数利用により、より大型のデジタルサイネージへの搭載も視野に入る」と話していた。
なお、総務大臣賞はローカル5G小型一体型基地局「UNIVERGE RV1200」(NEC)が受賞。今年から創設されたデジタル大臣賞には、工作機械を動かす加工プログラムを完全自動生成する、世界初のAIソフトウエア「ARUMCODE1」(アルム)が選出された。


● 第70回 民放大会 11月8日 東京・グランドプリンス新高輪

日本民間放送連盟は、11月8日にグランドプリンスホテル新高輪・国際館パミールで「第70回民間放送全国大会」を開く。遠藤龍之介会長のあいさつに続き、岸田文雄内閣総理大臣、寺田稔総務大臣、前田晃伸NHK会長の来賓祝辞を予定。石澤顕民放大会委員長(日本テレビ放送網社長)が大会宣言採択をする。


● 「地方の時代」映像祭2022 贈賞式や受賞作品上映など 関西大学で11月12-18日に開催

吹田市、関西大学、日本放送協会、日本民間放送連盟、日本ケーブルテレビ連盟の5者で共同主催する第42回「地方の時代」映像祭2022は、11月12-18日に大阪府吹田市の関西大学千里山キャンパスで開かれる。
今年の「地方の時代」映像祭コンクールには、合計273作品の応募があった。内訳は「放送局部門」130作品(前年比5本減)、「ケーブルテレビ部門」54作品(同5本増)、「市民・学生・自治体部門」69作品(同5本増)、「高校生(中学生)部門」20作品(同2本減)となっている。
審査の結果、32作品が入賞。初日の12日に贈賞式(13時開始)を実施し、これらの作品の中からグランプリ(賞金100万円)をはじめ、優秀賞、選奨、奨励賞を発表し表彰する。続いてノンフィクション作家、沢木耕太郎氏による記念講演『「時代」を超える』(14時20分~)、グランプリ受賞作品上映(15時30分~)、シンポジウム『地域からは日本と世界の今が見えてくる』(16時40分~)を開く。
13日は、グランプリ作品上映(11時~)、ワークショップ『どうなる・どうする地域放送~ローカル放送局・ケーブルテレビ局の未来戦略~』(13時~)および受賞作品上映、14-18日はコンクール参加作品上映(11-18時/受賞作品および一次審査通過以上の作品)といったスケジュールになっている。
なお、12日は、事前申込制による抽選での入場となり、当日受付はない。
また、12月3日(13時30分-17時には、東京・丸の内の関西大学東京センターで「グランプリ受賞作品を語る会」を開く予定。
◆「地方の時代」映像祭2022
【会場】関西大学 千里山キャンパス 第三学舎ソシオAVホール/100周年記念会館(大阪府吹田市山手町3-3-35)
【詳細】https://www.chihounojidai.jp/guide/index.html


● 文化庁映画週間 シンポジウム 「恐怖映画の美しき世界」 映画賞受賞作品の上映会も

第19回 文化庁映画週間(主催:文化庁、共催:ユニジャパン)では、10月28日にシンポジウム「恐怖映画の美しき世界」、10月30日に「令和4年度 文化庁映画賞受賞記念上映会」を開く(いずれも入場無料・事前予約制)。
◆シンポジウム「恐怖映画の美しき世界」
『カリガリ博士』(1919年)からジャパニーズホラーまで、1世紀にわたる国内外の恐怖映画のポスターなど100点超を一挙展示する、国立映画アーカイブの展示企画「ポスターでみる映画史 Part4 恐怖映画の世界」(12月13日-2023年3月26日)と連動。映画監督、映画ビジュアルを手掛けるデザイナーらが登壇し、洋邦の恐怖映画について、それぞれの視点で語る。
【日時】10月28日/16時開始
【会場】東京ミッドタウン日比谷 BASE Q(東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷6階)
【詳細】bunka-cho-filmweek.jp/symposium.php
◆令和4年度 文化庁映画賞受賞記念上映会
受賞作品の上映後に受賞者をゲストに迎え、作品が作り出された背景や製作秘話などを披露し、映画の可能性について語り合う。
【日時】10月30日/10時開始
【会場】スペースFS汐留(東京都港区東新橋1-1-16 汐留FSビル)
【詳細】https://bunka-cho-filmweek.jp/screening.php


● みなと科学館が企画展 ビデオカメラ技術の変遷 貴重な実物の展示が充実

港区立みなと科学館(以下、みなと科学館)では11月13日まで、2022秋の企画展として「ビデオカメラのいま・むかし-みんなの思いを映す技術-」を開催している。入場無料。
アナログからデジタルへ、小型・軽量・高精細化、スマートフォンやドローンなど、目まぐるしく進化してきたビデオカメラ技術の変遷を、港区の映像技術産業の歴史とともに振り返り、映像技術と人の昔・今・未来を考察する。
実物展示のコーナーでは、重要科学技術史資料(愛称・未来技術遺産)にも登録されている、貴重なビデオデッキ一体型のビデオカメラや、8ミリビデオカメラなどを展示。最新性能のビデオカメラも展示し、形、重さ、性能、撮影スタイルがどのように変化したのか、当時の映像や実物大パネルも併せて見られる。
また、1970-80年代に実際にNHKのテレビ番組で使用されていたテレビカメラも展示している。
【期間】開催中-11月13日/9-20時
【会場】港区立みなと科学館 多目的ロビー(東京都港区虎ノ門3-6-9)
【詳細】https://minato-kagaku.tokyo/


● ブラックマジックデザイン製品で実現する配信・編集ワークフローセミナー

三信電気が10月28日にオンライン(Zoom使用)で開く。ブラックマジックデザインの新製品を中心に配信・編集のワークフローについて、実機を交えて説明。ブラックマジックの担当者がオールインワンシステムを提案する。説明するソリューションは、Ultimatte、ATEM SDI ISO、Cloud store、ダビンチリゾルブなど。
【日時】10月28日/14-15時
【申し込み・詳細】https://zoom.us/webinar/register/WN_avBdEEMKQayoYbYatP4bbw

2022/10/172022年10月17日

● 第30回FNSテクニカルフェア  金賞は石川テレビ 地震特番システム

フジテレビ系列各社の技術部門による、第30回FNSテクニカルフェア「あんたが大賞」が、3日に開催されたFNS理事社技術責任者会議で決定し、18社/29件の応募の中から石川テレビ放送の地震特番システム「SPEEDy(Special Program of Earthquake,Easy operating and Daring system:簡単操作で画期的な地震特番システム)が金賞に選ばれた。
地震特番の初動対応作業を画期的に簡易化し、深夜など職員の数が手薄となる時間帯でも、迅速に災害報道特番の一報を発信できる環境を整備したと高く評価された。
SPEEDyは、一定時間さかのぼって地震で揺れた瞬間を録画したスキップバック映像と震度情報のファイルを、それぞれの外部システムから自動的に取得し、HD-SDI信号で送出する。
石川テレビの従来のワークフローでは、スキップバック映像と震度情報を放送するまでに手間と時間がかかっていた。
SPEEDyではスタンバイ作業をすべて自動化。準備の負担が無くなり、送出担当は地震が発生してすぐに報道スタジオサブでオペレートが可能となった。


● 東京国際マッピングアワード ビッグサイトで上映と最終審査 若手空間映像クリエイター発掘

東京プロジェクションマッピングアワード実行委員会は、「東京国際プロジェクションマッピングアワードVol7」の上映会(審査会)および表彰式を11月19日に、東京・有明の東京ビッグサイト前広場とオンライン(無料)で実施する。
同アワードは、国内外の若手空間映像クリエイターの発掘と育成、新しいテクノロジーの普及、有明地域の活性化を目的として、2016年から開催しているプロジェクションマッピングの映像コンテスト。応募資格は、大学、短期大学、大学院、高専、専門学校、高等学校に所属する学生で、1人以上のチーム編成での参加となる。
今年の作品テーマは『ENJOY!!』。応募作品の中から、実行委員会による厳正な審査の結果、15作品が最終審査に挑む。作品は、東京ビッグサイトの地上58メートルの高さに浮かぶ三層構造の会議棟を使って上映する。
当日の審査で優秀と認められた作品に対し、最優秀賞(賞金30万円/トロフィー・賞状)。優秀賞(賞金15万円/同)、審査員特別賞(賞金10万円/同)を授与する。
同アワードでは、SDGsが掲げる「4質の高い教育をみんなに」「9産業と技術革新の基盤をつくろう」「11住み続けられるまちづくりを」の目標達成に貢献してきたという。加えて本年度からは、新たに「13気候変動に具体的な対策を」の目標達成にも貢献すべく、J-クレジット制度の活用により、同イベントにおいて排出されるCO2をオフセット(実質100%再エネ化)し開催する。
【日時】11月19日/会場:17時30分、上映会:18時-19時:50分、表彰式:19時50分-20時20分、フィナーレショー:20時20分-20時30分
【会場】東京ビッグサイト会議棟前広場(東京都
東京都江東区有明3-11-1)、オンライン配信(https://pmaward.jp/
【主催】東京国際プロジェクションマッピングアワード実行委員会
【共催】東京臨海副都心まちづくり協議会
【特別協賛】東京ビッグサイト、IMAGICA GROUP、インテル
【企画/制作】ピクス、IMAGICA EEX


● 360度映像のイベント イオンモールつくばで開催/スペースクリエイションズ

商業施設でのイベント企画・運営を手掛けるスペースクリエイションズ(川崎市麻生区)は10月22、23日に茨城県つくば市の「イオンモールつくば」において、360度地球体験型アトラクション「ドームプラネット」のイベントを開く。ドームプラネットでは、『北海道の流氷とカナダ・イエローナイフのオーロラ』を上映する。
地球上のさまざまな自然・生き物・文化を体験するドームプラネットでは、『知らない世界を体験する』をテーマに巨大なエアドームの中で360度映像を見ることで、まるでその場にいるかのような体験ができる。
同社では、旅行に行かなくても身近な商業施設で旅行体験ができることを目指してイベントの企画、運営している。今後は、より地方創生につなげられるように、ふるさと納税との連携や、地方自治体と連携したドームプラネットによる旅行体験など、地域に直接貢献できるような取り組みを全国の商業施設で展開したいとしている。
定員は1回に15人(約20分に1回の間隔で上映)、参加費は500円(2歳以下無料)。
【日時】10月22、23日/10-18時(ただし12-13時は休止)
【会場】イオンモールつくば1階センターコート(茨城県つくば市稲岡66-1)


● テレビドラマ制作セミナー 脚本家・大石静氏らが講演/VIPOがオンラインで開催

映像産業振興機構(VIPO)は、11月22日に「テレビドラマ制作セミナー~日本発オリジナルドラマの真髄~」を、日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムとの共催、日本放送作家協会の後援によりオンラインライブで実施する。
今回の講師は、社会現象を巻き起こした『おっさんずラブ』シリーズをプロデュースした気鋭のドラマプロデューサーの貴島彩理氏(テレビ朝日 コンテンツ編成局ストーリー制作部)と、『あのときキスしておけば』(2021年4-6月)、『星降る夜に』(23年1月~)でタッグを組み、多くの名作・話題作を世に送り出している脚本家・大石静氏。
両氏のドラマづくりについて、また、この先どんなドラマをつくっていくのか、などについて聞く。モデレーターは、放送作家のさらだたまこ氏が務める。
【日時】11月22日/16-18時
【視聴方法】Zoomでのライブ配信
【参加費】VIPO会員2500円、一般3500円、学生1500円
【定員】70人(事前登録/先着順)
【申し込み締め切り】11月15日正午
【申し込み・詳細】https://www.vipo.or.jp/news/32186/


● CG制作の裏側解説 基本から学べる講座/フェローズ

フェローズは、無料セミナー「テレビ朝日のCGクリエイターが送る CG制作の裏側を見せます!」を10月26日に開く。講師は、テレビ朝日クリエイト CG制作局部長であり、VFXプロデューサー/スーパーバイザーの戸枝誠憲氏が務める。
戸枝氏は、映画『相棒劇場版Ⅳ』や『峠 最後のサムライ』のVFXを手掛け、水谷豊氏主演の『少年H』では「VFX-JAPANアワード2014 最優秀賞」を受賞した。セミナーでは、実際の経験に基づいたCG制作ワークフローや撮影プランなど、CG業界を目指す人に向けて分かりやすく説明する。
【日時】10月26日/18-19時
【開催形式】オンラインおよび対面(会場:フェローズ=東京都渋谷区恵比寿西1-7-7EBSビル5階)
【定員】オンライン:100人、対面:20人
【申し込み締め切り】10月25日/17時
【申し込み・詳細】▽学生/オンライン=bit.ly/3e49Lxe▽学生/対面=bit.ly/3RtSOtD▽一般=bit.ly/3RDHVFM


● 田辺・弁慶映画祭 コンペ入選作品など上映 11月11-13日に開催

第16回 田辺・弁慶映画祭(主催:田辺・弁慶映画祭実行委員会、共催:田辺市)は、11月11-13日に和歌山県田辺市の紀南文化会館で開催。今年は、コンペティション(コンペ)部門入選作品、招待作品ともに大ホールにおいて有観客で上映する。
コンペ部門には、過去最多の180作品の応募があり、その中から予備審査を経て、7作品が入選作品として決定した。
入選作品は11、12日の2日間にわたり上映・審査され、13日の表彰式でグランプリを含む各賞を発表する。
招待作品としては、『ちょっと思い出しただけ』(松居大悟監督)、『PLAN75』(早川千絵監督)、『お別れの歌』(柴田啓佑監督)、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(大友啓史監督)、『ベイビー・ブローカー』(是枝裕和監督)を上映する。
【開会式】11月11日/18時30時開始
【表彰式】13日/15時開始
【作品上映】11-13日(スケジュールの詳細は公式サイト)
【鑑賞料金】前売券1000円(11月10日まで販売)、当日券1300円
【会場】紀南文化会館(和歌山県田辺市新屋敷町)
【詳細】https://tbff.jp/


● 朋栄「映像伝送装置『Dejero』新製品ウェビナー」

安定した高品質な伝送を実現するDejero製品。そのパフォーマンスが評価され、ライブニュース、スポーツ報道などで使用されている。
今回のウェビナーでは、Dejeroから発表されたEnGo3x、EnGo3、WayPoint3の新製品について説明する。参加無料(事前登録制)。
【日時】10月26日/1回目:11時-11:30分(終了目安)、2回目:13時30分-14時(同)
【詳細】https://www.for-a.co.jp/news_events/events.html


● NFAJ「長谷川和彦とディレクターズ・カンパニー」

国立映画アーカイブ(NFAJ)が東京国際映画祭と共同で開く。1982年に映画の企画・製作会社であるディレクターズ・カンパニーの設立を呼びかけた長谷川和彦氏の監督作品2作品と、同社の設立後に製作された7作品を上映する。
フィルム上映とともに、プロデューサーや監督、脚本家などを招き、上映後トークでディレクターズ・カンパニーの活動の軌跡を振り返る。
また、東京国際映画祭の特集「追悼 青山真治」に合わせて、今年3月に急逝した青山真治監督の2作品を特別上映する。
【会期】10月25-30日【会場】国立映画アーカイブ・小ホール(東京都中央区京橋3-7-6)
【料金】一般520円
【詳細】https://www.nfaj.go.jp/exhibition/kazuhiko202209/

2022/10/102022年10月10日

● VR演劇がベネチア国際XR部門で最優秀短編賞/WOWOWとCinemaLeap

WOWOWとCinemaLeapが共同製作したVR演劇「Typeman」が、ノミネートされていた、第79回ベネチア国際映画祭(8月31日-9月10日)のクロスリアティ(XR)部門「Venice Immersive」において、イタリアの独立系映画評論家が独自に選出するPremio bisato d oro 2022(プレミオ・ビサト・ ドーロ/金鰻賞)で最優秀短編賞を受賞した。


● 第14回 京都ヒストリカ国際映画祭 歴史映画・時代劇にフォーカス シアター上映とオンラインで開催

歴史映画・時代劇にフォーカスした「第14回京都ヒストリカ国際映画祭」が、10月29日-11月6日に京都文化博物館(京都市中京区)およびオンラインで開催される。
京都には東映や松竹の撮影所があり、「時代劇」と呼ばれる映画・ドラマ作品を生み出し続けている。その時代劇の現場を知る人たちによって、古き良きものを伝え、新しいものを創る場を作る試みとして生まれたのが同映画祭である。
今年も海外からの招待作品、今年1月に亡くなった井上昭監督の追悼企画、生誕100年を記念してのイタリアの巨匠、ピエル・パオロ・パゾリーニ監督作品、「beyond reality 空想時代劇」と銘打った特集上映や交流企画など、多彩なゲストを迎え、多くのプログラムを用意している。
会場(シアター上映)は、京都文化博物館3階のフィルムシアター(10月31日休館)、オンライン上映は動画配信サービス「MIRAIL(ミレール)」で実施する。
料金は上映作品によって変動。前売券はチケットぴあ(t.pia.jp)で販売中。
【詳細】https://historica-kyoto.com/


● 「創造性」にまつわる多様なコンテンツ発信/ACCがオンラインイベント

CMにかかわる企業により構成される業界団体ACC(東京都港区)は、クリエイティビティにまつわる多様なコンテンツを発信するイベント「TOKYO CREATIVE CROSSING」を、11月1、2日に開く。3年目となる今年度も全コンテンツをオンラインで配信する(視聴無料、事前登録制)。
当日は、同団体が毎年開催する「ACC賞」のグランプリほか全入賞作品発表をはじめ、日本を代表するクリエイターらによるトークセッション、多彩なフィールドで活躍する若手がアイデアを競う公開プレゼンテーションなどを実施する。一部会員社のみのコンテンツがある。
詳細は特設サイトにおいて随時更新される。
【日時】11月1日/9時45分-19時15分、2日/10時-19時30分(イベント後にはアーカイブ配信も予定)
【詳細】https://acc.swoogo.com/tokyo-creative-crossing2022


● 学生ムービーアワード 60秒の短編を募集/TYOが開催

TYO(東京都港区)は、学生を対象に第3回「TYO学生ムービーアワード」(協力:イマジカデジタルスケープ)を開催することを決定し、エントリー受付を開始した。
同アワードは、次世代の才能の発掘と育成、さらには映像業界全体の発展に寄与していきたいという思いから開催。2019年に続き約3年ぶりの実施となる。
作品テーマは『踊る』。テーマから発想した60秒のショートフィルム(1人1作品)を募集する。賞金総額は200万円(金賞50万円ほか)。
[エントリー期間] 11月30日まで
[作品応募期間] 12月1日-2023年1月16日
[審査期間] 23年1月17日-2月19日
[最終ノミネート作品発表] 23年2月20日
[表彰式] 23年3月2日
【詳細】https://tyo-gama.jp/


● Inter BEE 2022が11月16-18日開催 来場者の事前登録を開始 オンライン会場も開設へ

電子情報技術産業協会(JEITA)は、11月16-18日に開催する、メディア総合イベント「Inter BEE 2022」(幕張メッセ)の来場事前登録(入場無料/登録入場制)を、公式ウェブサイト(www.inter-bee.com)で開始した。
今年で58回目の開催となるInter BEE 2022は『加速するメディアの進化と未来に出会い、体験し、対話する』をテーマに「プロオーディオ部門」、「映像制作/放送関連機材部門」、「映像表現/プロライティング部門」、「ICT/クロスメディア部門」の4部門で構成。バーチャルプロダクションやIP伝送、リモート制作、メタバースなど、近年特に変化と進化の著しいメディアとエンターテインメントのトピックスを網羅する。
◆オンライン会場でプレイベント
Inter BEE 2022は幕張メッセ会場での開幕に先立ち、11月1日から公式ウェブサイトで「Inter BEE 2022オンライン会場」をオープンする。
オンライン会場では、出展者の展示製品/サービスの説明や映像配信、「Inter BEE 2022オープニング&キーノート」から始まる「INTER BEE FORUM」プレセッションの配信、さらには各種特別企画・イベント情報などを発信する。会期は12月23日まで。
◆イベントホールでSRスピーカー体験デモ
メディアとエンターテインメントの各分野を対象とした特別企画を実施してきたInter BEEでは、昨年以上に特別企画を充実させ、イベントホールでの「INTER BEE EXPERIENCE X-Speaker(SRスピーカー体験デモ)」も3年ぶりに復活開催する。参加するラインアレイスピーカー/ポイントソーススピーカーの計10製品すべてを試聴できる。
◆関連イベントが充実
[INTER BEE CONNECTED] =放送のさまざまな取り組み発信とビジネスとの『CONNECT』の場として、セッションと展示を実施する
[INTER BEE CREATIVE] =バーチャルプロダクションを中心にセッションと情報発信エリアとして展開
[INTER BEE IGNITION×DCEXPO] =先端映像技術と先端コンテンツ制作技術を発信する場として、「INTER BEE IGNITION」と「デジタルコンテンツEXPO」が融合する
[INTER BEE IP PAVILION] =昨年に引き続き、国内最大級の企業間連携によるIP接続環境を再現し、放送システムにおけるIP化を総合的に発信
[INTER BEE FORUM] =基調講演、特別講演を幕張メッセ国際会議場において全17セッションを実施。「第59回民放技術報告会」(主催:日本民間放送連盟)も同時開催する


● 地域向けメタバースなどTCNの取り組みを報告/CRIオンラインセミナー

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第28回オンラインセミナー「『CATV3.0』未来創造への取り組み」を10月18日に開く(Zoom使用)。
講師は、東京ケーブルネットワーク(TCN)の常務執行役員 未来創造部部長/遠藤昌男氏、未来創造部未来開発グループ グループ長/松尾遼氏(日本バーチャルリアリティ学会評議員)、未来創造部 未来開発グループ係長/横塚良介氏。
全国をくまなく3Dモデリングし、街づくり計画や混雑状況のモニタリングなどが可視化可能になる3D都市空間プラットフォーム「PLATEAU(プラトー)」(www.mlit.go.jp/plateau)。これは、災害リスクや交通シミュレーションが画期的に高度化するという国が進めている事業だ。
この都市空間のデジタルツイン化は、建物の外の空間が主となり、建物中の3Dモデリングは民間主導でとされている。
このような世の中の流れと地域事業者としてのCATVの役割と本質を鑑み、地域向けメタバース、実空間3Dスキャン&アーカイブなどのデジタルツインサービスを展開するTCNの具体的な事業・サービスの内容とその取り組みについて説明する。
セミナーでは、総務省の令和3年度「課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証№20」の展開実験として、東京ドームで実施されたローカル5Gを用いたリモートプロダクションなどの制作検証についても報告する。
【日時】10月18日/13時30分-15時30分
【参加費】CRI会員3000円、CRI非会員6000円
【詳細】https://cri-info.jp/20220930_7784


● IBC2022と欧州 放送業界の現況を解説/SSKが18日にセミナー

新社会システム総合研究所(SSK)は、セミナー「IBC2022に見る映像コンテンツの大変革 ~放送電波をインターネット網として位置付ける欧州規格DVB-NIPがイメージするノンリニアな映像コンテンツ~」を10月18日に開く(ライブ配信/アーカイブ配信も実施)。
講師は、デジタルメディアコンサルタント/江口靖二事務所代表の江口靖二氏。3年ぶりにリアル開催された欧州最大の放送関連イベント「IBC2022」のキーワードに『ノンリニア、ナラティブ、そしてサスティナブル』を挙げ、映像コンテンツの変革について次世代放送に限定することなく報告する。
併せて「欧州の次世代放送規格DVB-NIP」、「欧州DVBが目指す放送のOBM(Object-based media)化とメタバースへの道筋」、「ライブプロダクションとリモートワークフローの主流となるNDI5」について解説する。
【日時】10月18日/10-12時
【会場】SSK セミナールーム(東京都港区西新橋2-6-2 ザイマックス西新橋ビル4階)/ライブ配信(Zoom使用)/アーカイブ配信(Vimeo使用)
【受講料】3万3400円(受講者でアーカイブ配信も希望の場合は追加料金1万1000円)
【詳細】https://www.ssk21.co.jp/


● Clear-Comウェビナー「新製品Arcadiaシリーズ」

松田通商が10月13日に開く(参加費無料・事前登録制)。Clear-Com社の新製品Arcadiaシリーズを中心に説明する。Arcadiaはセントラルステーションと呼ばれ、アナログパーティーラインのEncore、1.9/2.4GHzを使用したワイヤレスインカムのFSII、5GHzワイヤレスインカムのFSEDGE各シリーズを1台で集約できる製品。
またワイヤレスに特化したFreeSpeak EDGEシリーズ、これから発売予定の1.9GHzのIPアンテナについての最新情報も報告する予定。
【日時】10月13日/13時30分-14時30分
【配信方式】YouTube Live
【詳細】https://mtc-japan.com/news/2022/0916/

2022/10/032022年10月3日

● TIFFCOM2022 オンラインで開催 動画配信市場の動向探る 多様なセミナーを実施

第35回東京国際映画祭(TIFF)と併催されるコンテンツマーケット「TIFFCOM2022」は、10月25-27日に昨年に続きオンラインで実施。多様なセミナー、ピッチ企画を数多く用意する。セミナーはTIFFCOM期間中に配信(その後アーカイブ配信予定)、場所・時間を問わず視聴が可能。主なセミナーは次のとおり。
《ランチロールとファンのつながり方:アニメアワード2023に向けて》(主催:クランチロール)▽2023年に日本で初開催となる「クランチロール・アニメアワード」。海外向けに日本のアニメ・ドラマ・マンガを配信している「クランチロール」の多角的な進化について解説する。
《日本の動画配信市場動向と、変化し続けるU-NEXTの展望》(主催:U-NEXT)▽変化の著しい動画配信市場において、U-NEXTは動画のみならず、電子書籍や音楽、スポーツへと対象を広げながら独自の変化を遂げている。その戦略と今後の展望を。同社の堤天心社長が話す。
《『アニメ産業レポート2022』に見えてくるアニメ最前線》(主催:日本動画協会)▽「アニメ産業レポート」の最新情報を元に、アニメ関連市場の魅力を発信。2021年の日本のアニメ産業の実情や、さらには今後のアニメ業界の展望などについて考察する。
【詳細】https://tiffcom.jp/


● フジオプロの旧社屋で「赤塚不二夫」展覧会 ライブやトークショーも実施

マンガ家・赤塚不二夫氏(2008年死去)が設立したプロダクション「フジオプロ」は、老朽化により取り壊すことが決まった旧社屋で、「フジオプロ旧社屋をこわすのだ!!展『ねぇ、何しに来たの?』」を10月30日まで開催している。
展覧会では、赤塚氏をオマージュしたアート作品、壁画、フジオプロの年表階段をはじめ、赤塚氏が暮らした部屋で、1960年代から2002年までの写真を約1000枚展示。また、秘蔵プライベートフィルム上映、原稿原画、なつかしのグッズ、アシスタントとの思い出を公開。ライブやトークショーも実施する。
【日時】10月30日までの木・金・土・日曜日(祝日含む)、11、13、15、17時の1日4回/各回2時間まで(最長滞在時間)19時閉館
【会場】フジオプロ旧社屋(東京都新宿区中落合1-3-15)/建物2階より靴を脱いでの観覧。靴下着用での来場を推奨
【入場人数】各回20人(予約入れ替え制)
【入場料】500円(小学生以下無料)
【詳細】https://kowasunoda.com/

2022/9/262022年9月26日

● 8Kで国宝体験イベント 東京国立博物館の特別展 10月18日-12月11日/NHK

NHKは、東京国立博物館などと開催する特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」(10月18日-12月11日)に合わせて、4K8K映像を駆使し、さまざまな番組を放送するとともに、体験型イベントを実施する。
体験型イベントは、特別企画「未来の博物館」〈時空をこえる8K〉で、最新の8K映像技術と3DCGで制作した「8K文化財」を活用。
国宝「洛中洛外図屏風(舟木本)」の3DCGを実物大で上映し、400年前の京の街のにぎわいの中に身を投じることができる展示や、「遮光器土偶」「能面 小面」「樫鳥糸肩赤威胴丸」の3DCGをコントローラーで360度自在に動かして楽しめる展示、救世観音が安置されている法隆寺・夢殿の3DCGの大画面展示などを実施する。


● 4K版「ウルトラセブン」 全国16劇場で特別上映/円谷プロダクション

円谷プロダクション(東京都渋谷区)は、今年で放送開始から55周年を迎える特撮番組『ウルトラセブン』を記念して、その代表的なエピソードをセレクトした『ウルトラセブン』の4K特別上映を10月1-13日の13日間、全国16劇場で実施する。
『ウルトラセブン』は『ウルトラマン』に続き、1967年10月1日に放送を開始した。今回のイベントでは、全49話の中からセレクトした5話を劇場公開する。同作品が4K映像で劇場上映されるのは、今回が初めてとなる。
公開初日には、ゲスト登壇による「トークイベント付き上映」も予定している。
【ウルトラセブン55周年記念サイト】 https://seven55th.m-78.jp/


● CEATEC2022が開催 10月18-21日に幕張メッセで 1日からはオンラインでも

電子情報技術産業協会(JEITA)主催の「CEATEC2022(シーテック2022)が、3年ぶりに幕張メッセ(千葉市美浜区)のリアル会場で10月18-21日に開かれる。今回はオンライン会場(10月1-31日)も設け、初のハイブリッド開催となる。
地方からデジタルの実装を進め、新たな変革の波を起こし、世界とつながる「デジタル田園都市国家構想」。今回のCEATECにおいては、新企画として「パートナーズパーク」を設置し、デジタル田園都市をテーマに、多様な共創のカタチや社会像を発信する。
経済発展と社会課題の解決を両立する「Society5.0」の実現を目指し、あらゆる産業・業種の人と技術・情報が集い、「共創」によって未来を描く。
「スタートアップ&ユニバーシティエリア」では、設立9年以下のスタートアップ企業および大学・教育機関を対象とした展示を実施。
また、海外諸機関のパビリオンを複合的に展開する「グローバルエリア」も設ける。
入場無料(全来場者登録入場制)
なお、CEATEC2022では、10月1日から配信をするオンラインセッション以外に、開催期間中は幕張メッセ会場でも企業セミナーや特別企画セッションを実施する。会場で聴講する際は、事前に公式サイトで聴講予約が必要となる。
【公式サイト】https://www.ceatec.com/ja


● 京都国際マンガ・アニメ大賞 各コンテストの受賞結果発表

京都市および京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)実行委員会主催の「京都国際マンガ・アニメ大賞2022」(事務局運営:映像産業振興機構)の各賞が決定し、9月16日に京都市役所本庁舎で授賞式を開いた。
同賞は、マンガ家などのクリエイター志望者が、京都を通じてプロデビューする機会を創出するための国際コンテスト。「京都国際マンガ・アニメ大賞」はマンガ家の支援から始まり、現在はイラストコンテスト、CGアニメコンテストを加えた3つのコンテストで構成。これを柱に多様な才能を持ったクリエイターの発掘・育成を目指している。
今回は、99の国・地域から応募があり、応募総数は2261作品だった。
受賞作品・受賞者(敬称略)は次のとおり。
★大賞「ティオとミア」Nalu(フィリピン)=マンガコンテストより
【マンガコンテスト】▽優秀賞「ティオとミア」(大賞作品)▽準優秀賞「正義 The Justice」 凱子包(台湾)▽入賞「仮想現実」 JanC(シンガポール)、「神様にカレシがいる理由」 Furiouzly(タイ)、「The Dark Inheritance 不思議な遺産」 Merrivius(フィンランド)
【イラストコンテスト】▽優秀賞「夏休み」 Nanase(東京都)▽準優秀賞「HANAFUDA」 画々市(北海道)▽入賞「四季折々」 AKIRA 秋ら(マレーシア)、「星空襯托下的繁華京都(星空に映えるにぎやかな京都)」 四目☆金魚(香港)、「華逍遥」tefu(東京都)
【CGアニメコンテスト】▽優秀賞「果ての一閃 EPISODE ZERO」 ハヤカワ ツクロ(愛知県)▽準優秀賞「無法の愛」 鈴木竜也(東京都)▽入賞「ミルキー☆ハイウェイ」 亀山陽平(東京都)、「鬼、布と塩」 西原美彩(広島県)、「冬のスターフルーツ」 陳佳音(神奈川県)
★審査員特別賞「水月鏡花』 ちぃとら(岐阜県)=イラストコンテストより

2022/9/192022年9月19日

● 無料見学会を実施 「デジタルの日」特別企画/KDDI MUSEUM

KDDIは、「デジタルの日」の2022年テーマ『ふれよう!#デジタルのチカラ』に賛同し、特別企画として10月1、2日の2日間、日本の国際通信の歴史や携帯電話の進化が学べる「KDDI MUSEUM」の無料見学会を開く。
参加には事前予約が必要(通常300円の入館料が無料となる)。
【日時】10月1、2日/10-17時(最終入場16時30分)=入場時間は1時間ごとに予約枠を設ける。滞在時間の制限はない
【定員】350人(各日175人×2日)
【会場】KDDI MUSEUM(東京都多摩市鶴牧3-5-3)
【詳細】https://www.kddi.com/museum/digital-days-2022/


● テクノマックスへの導入事例や製品説明セミナー/東京エレクトロンデバイス、オタリテック

東京エレクトロンデバイスとオタリテックは共同で、ウェビナー『テクノマックス様 中継車 LAWO&ARISTA導入事例を紹介』を9月30日に開く。参加費無料。
2021年9月に東京エレクトロンデバイス新宿オフィスに開設した放送業界向け検証環境「TED BI Lab」は、Arista Networksのスイッチ、LAWO社のIPゲートウェイをベースとして、IPの映像伝送を体感できるラボ。
今回のウェビナーは、8K伝送も可能とするArista Networksのネットワークスイッチの紹介、ラボの活用事例、オタリテック×TEDによるテクノマックスへの導入事例である202大型中継車、TC2センター設備車について説明する。
テクノマックスでは、ゴルフ中継の運用改良のため、中継車システムの一部をIPシステムとしてARISTAのネットワークスイッチ、LAWO社のIP-GW、BCCを採用している。
【タイムテーブル】
[14時-14時15分] ▽「8K大容量伝送を可能とするAristaNetworksネットワークスイッチ」(東京エレクトロンデバイス コーポレートアカウント営業部/片居木直也氏)
[14時15分-14時35分]▽「テクノマックス様『TC-2センター車』『202中継車』導入事例」(オタリテック 映像システムソリューション LAWOプロダクトマネージャー/薗田啓氏)
[14時35分-14時45分]▽「放送業界IP化をリードするTED BI Labの活用」(東京エレクトロンデバイス プロダクト第三技術部/川崎佑樹氏)
[14時45分-15時]▽質疑応答
【申し込み・詳細】https://cn.teldevice.co.jp/seminar/arista-otaritec20220930/


● 京都で「CG Kyoto2022」開催 CGの最先端技術が集結 研究者と制作者の交流も

国内最大規模のCG関連カンファレンス「Visual Computing2022(VC2022)」と、国際会議「Pacific Graphics2022(PG2022)」は、いずれも今年で30回目の節目を迎えることから、「CG Kyoto2022(PG2022+VC2022)」(CG-ARTS特別後援)として、10月5-8日に国立京都国際会館で合同開催する。
同イベントは、CGおよび周辺分野における世界の最先端に触れることができ、多くの研究者、制作者、そして将来を担う学生との交流を深め、研究開発、制作の発展の契機となる。
なお、5日には、無料で参加できる企画として「Digital Human」をテーマにワークショップを開く。
【会場】国立京都国際会館(京都市左京区岩倉大鷺町422)
【詳細】▽Digital Human Workshop at CG Kyoto 2022(https://cgkyoto.org/workshop/)▽Pacific Graphics 2022(https://pg2022.org/)▽Visual Computing 2022(https://visualcomputing.jp/


● アニメーションの海外進出 ステップアッププログラム 東京都が「STEP2」開く

東京都は、都内でアニメーションの制作・製作に携わる関係者に向けた「アニメーション海外進出ステップアッププログラム/STEP2」(オンライン開催、参加費無料)の参加申し込み受付を開始した。「STEP2」では、主にピッチの作りこみや重要なポイント、ピッチの磨き上げについて学ぶことができる。
プログラムは「セミナーC」、「セミナーD」、「ワークショップ2」で構成。申し込み期日は、各セミナー・ワークショップ開催の原則2営業日前の16時まで。
[海外ビジネスセミナーC] 10月14日(15時-17時10分)バイブルからピッチを作りこむ方法を知る=講師:風早完次氏(グイダ プロデューサー/カルチャーコネクト代表)、Antony Gusscott氏(Sprinkles on Top社 クリエイティブディレクター)
[海外ビジネスセミナーD] 10月25日(19時-20時40分)海外でのピッチのしかたを知る=講師:風早完次氏(グイダ プロデューサー/カルチャーコネクト代表)、鮎貝義家氏(ライター/プロデューサー)
[海外プレゼンスキル向上ワークショップ2] 11月18日(18時-20時30分)ピッチを磨き上げる(個別指導、予約制/1人20分程度、定員25人)自身の企画、あるいは事務局が用意した作品を題材にピッチを用意し、ピッチを磨き上げるための「個別指導会」を開く
【申し込み・詳細】https://anime-tokyo.com/program/#step2


● 上映イベント国立映画アーカイブ「戦前日本の映画検閲-内務省 切除フィルムからみる-」

◇国立映画アーカイブ「戦前日本の映画検閲-内務省 切除フィルムからみる-」
1988年に寄贈された鳥羽幸信コレクションから、戦前日本の映画検閲で切除されたシーンの断片集を初公開する。
『日輪』(1925年)など既に失われた日本映画から当時の観客すら見ることができなかった場面を、90年以上の時を経て初めてスクリーンに上映。当時の映画検閲の制度や切除フィルムの資料的価値を、講演を通して考察する。
【日時】10月15日/①13時-15時15分、②16時15分-18時30分(各回内容は同じ)
【会場】国立映画アーカイブ 小ホール(東京都中央区京橋3-7-6)
【料金】一般520円ほか
【詳細】https://www.nfaj.go.jp/exhibition/unesco2022/

2022/9/122022年9月12日

● サイバー犯罪対策 CATV局の対応を考察/CRIオンラインセミナー

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第27回CRIオンラインセミナー(Zoom使用)を9月22日に開く。今回は『「サーバーが全部暗号化されてしまい、1億円払えと言ってきました。社長、どうしましょう!!」…といった事態に備えるケーブル局のセキュリティ心得』と題し、CATV局のサイバーセキュリティー対策について考察する。
近年サイバー犯罪が増加している。徳島県のある町立病院は昨年11月に被害に遭い、サーバー更新に2億円、復旧に2カ月を要したという。
日本ケーブルラボ(以下、ラボ)は、『セキュリティ調査報告書 DOC-0 7 6 ver.2』を今年6月に改訂し、組織的な対応方法を指南している。そこでセミナーでは、ラボ事業調査部主任研究員の取屋慶治氏が、セキュリティー組織の作り方と各担当事項の明確化、CATV事業者への攻撃パターン、最新のゼロトラストセキュリティー対策などについて解説する。
また、セキュリティー強化を図っているJCOM サイバーセキュリティ推進室専任部長の渡辺慎太郎氏が、インシデント(セキュリティー事故)の例、具体的な対処法、無料や安価で役立つツールなどについて話す。
【日時】9月22日/13時30分-15時
【参加費】CRI会員3000円、非会員6000円
【詳細】https://cri-info.jp/20220826_7766


● XRスタジオの体験会 幅広いジャンルに対応/ALPHABOATが開催

ALPHABOATは、高品質のCG、カメラトラッキング技術を組み合わせたXR技術によって映像表現の高みを目指したバーチャルスタジオ「ALPHABOAT XR Studio」の体験会を9月15、16日に開く。参加無料。
屋内マルチユーススタジオ空間をイメージしたスタジオと、近未来の屋外スタジオをイメージしたスタジオを用意。クライアントのニーズに合わせてフルカスタマイズしたバーチャルスタジオを制作することで、音楽ライブやCM・映画の撮影、ウェビナーまで、幅広いジャンルに対応する。
また、メタバース空間からリアルタイムで配信をすることができるような最先端のバーチャル・スタジオセットがそのまま可搬でき、『持ち運べる』モビリティスタジオであることも、大きな特徴の1つとしている。
【日時】(いずれも同じ内容)9月15日/12-13時、15日/14-15時、16日/14-15時
【申し込み締め切り】9月13日
【会場】ALPHABOAT内(東京都渋谷区渋谷2-7-5 ヒューリック渋谷二丁目ビル3階)
【詳細】https://www.alpha-boat.com/archives/2787


● 全国自作視聴覚教材コンクール 各部門の入賞作品を発表

日本視聴覚教育協会は、「令和4年度全国自作視聴覚教材コンクール」(共催:日本学校視聴覚教育連盟、全国高等学校メディア教育研究協議会、全国視聴覚教育連盟)の入賞作品を発表した。
同コンクールは、全国からの応募総数74作品(小学校部門〈幼稚園および保育所を含む〉18作品、中学校部門14作品、高等学校部門5作品、社会教育部門37作品を対象に最終審査の結果、以下のとおり入賞作品を決定した(敬称略)。
★最優秀賞(文部科学大臣賞=2作品)
[社会教育部門] ▽「わが家にソ連人がやってきた」 /育英館大学 樺太プロジェクト(北海道稚内市)
[中学校部門] ▽「矢師の挑戦~伝統文化を継承するために~」 /岡崎市視聴覚ライブラリー・岡崎映像教材研究会 令和3年度C班
★優秀賞(6作品)
[社会教育部門] ▽「越後平野に川(放水路)を拓く」 /加藤功(新潟市)▽「模擬原爆・島田空襲の真実~教科書に載っていないパンプキン爆弾の真相~」 /静岡県立島田工業高等学校情報電子科放送技術班▽「水の王国とやま『命をつなぐ水』を未来へ」 /富山県映像センター▽「おかざき匠の会~伝統を引き継ぐ新しい『つながり』~」 /岡崎市視聴覚ライブラリー・岡崎映像教材研究会 令和3年度B班
[小学校部門] ▽「大切な命を守るために~3・11東日本大震災から学ぶこと~」 /雫石洋子・庄司祐太(仙台市立鶴谷東小学校・仙台市立上愛子小学校)▽「ごみのすて方 分かるかな?」(紙しばい)/柳沢さくら(山形県鶴岡市立朝暘第一小学校5年)
★入選(8作品)
[社会教育部門] ▽「ふるさとの産業遺産 羽前エキストラ」 /南陽8ミリクラブ(山形県南陽市)▽「ジョーとモンちゃんのドキドキだいぼうけん」(紙しばい)/わ+(山形県舟形町)
[中学生部門] ▽「築堤100周年 私たちの徳良湖 花笠おどり」 /山形県尾花沢市立 尾花沢中学校芸術部▽「和算の魅力にせまる」 /北村山視聴覚教育センター(山形県村山市)▽「岡崎の川で宝探し ~密度の差を利用して~」 /岡崎市視聴覚ライブラリー・おかざき映像教材研究会 令和3年度A班
[小学校部門] ▽「酒井家入部400年 鶴岡公園ガイド」 /加賀礼大(山形県鶴岡市立朝暘第二小学校5年)▽「南極に熱中する授業をつくる」/渡邊雅浩(宇都宮大学共同教育学部附属小学校)▽「SNSって危ないもの? ~あなたならどう発信する?~」 /岡崎市視聴覚ライブラリー・おかざき映像教材研究会 令和3年度D班


● 第17回 FMMC研究会「学習環境としてのメタバース:ゲーム学習論の観点から」

マルチメディア振興センターが、東京大学大学院情報学環の藤本徹准教授を講師にオンライン(Zoom使用)で開く。ゲーム学習研究の知見を踏まえ、メタバースにおける学びの可能性を展望する。参加無料。
【日時】9月28日/15時-16時30分
【詳細】https://www.fmmc.or.jp/

2022/9/52022年9月5日

● 特別展「動画クリエイター展」 ユーチューバー9組が参加 企画・撮影・編集の体験ブースも/日本科学未来館で開催

日本科学未来館(東京都江東区)は、10月8日-2023年4月2日に開催する特別展「動画クリエイター展」(主催=日本科学未来館、産経新聞社)の内容を発表した。
会場は、参加クリエイターが出迎えするオープニング映像でスタート。「Chapter.1」では、ソーシャルメディアの発展と、人々の価値観や文化の変遷を年表で振り返り、「Chapter.2」で普段の動画では見ることのできない動画クリエイターたちの素顔に迫る。そして「Chapter.3」では、7種類のブースで動画制作の体験が可能になっている。
今回登場するのは、チャンネル登録者数の多さのほか、それぞれに工夫をこらした独自のコンテンツ力でもトップクラスの9組。アイデアや技術が駆使された、同展のためだけに特別に撮り下ろした動画コンテンツも登場する。
はじめしゃちょ-公認の体験ブース『『開封の舞』っぽいことしてみた』など、動画の企画や撮影、編集などを体験できるブースで、いろいろな角度からクリエイターの世界に没入できる。撮影した動画をQRコードからダウンロードして持ち帰ることも可能だ。
国立の科学館で、現代を象徴する「動画クリエイター」をテーマにした大型展覧会が開催されるのは初という。
料金(常設展も入場可能)は、大人2000円(前売り1800円)ほか。前売り券は10月7日まで販売する。
【参加クリエイター】▽おめがシスターズ▽鹿の間(しかのま)▽しらスタ▽葉一(はいち)▽はじめしゃちょー▽ひまひま▽フィッシャーズ▽ポッキー▽リュウジ
【会期】10月8日-23年4月2日/10-17時(入場は閉館の30分前まで)
【会場】日本科学未来館1階 企画展示ゾーン
【休館日】火曜日(ただし年末年始のほか臨時休館日あり)
【公式サイト】https://dougacreator-ten.jp/


● 第75回広告電通賞が決定 サントリーが「総合賞」 3年連続、通算25回目の受賞

電通は「第75回広告電通賞」の総合賞に、サントリーホールディングスが選出されたと発表した。総合賞は、広告活動全般にわたり特に優れた成果を上げた広告主に贈られる賞で、同社は3年連続、通算25回目の総合賞受賞となった。また今回は「フィルム広告」「ブランドエクスペリエンス」の2部門での最高賞と、「フィルム広告」「OOH広告」「ブランドエクスペリエンス」「イノベーティブ・アプローチ」の4部門で5つの金賞を受賞している。
第75回広告電通賞の応募総数は1206作品。選考対象の作品は、2021年4月から22年3月(「ブランドエクスペリエンス部門」「エリアアクティビティ部門」は21年3月から22年3月)までに実施された広告となっている。
今回の特徴として、長引くコロナ禍において、新たな日常のあり方への前向きな提案が、多くの応募作品で表現されていた点を挙げている。また、SDGsをはじめ社会的な課題に取り組んだ作品も多く見られたという。
贈賞式は10月25日に参加人数を限定して、東京・高輪のグランドプリンスホテル新高輪・国際館パミールで開催し、オンラインで同時中継する予定。
主な賞は次のとおり。
[総合賞] サントリーホールディングス
[プリント広告最高賞] アース製薬
[オーディオ広告最高賞] 大塚製薬
[フィルム広告最高賞] サントリーホールディングス
[OOH広告最高賞] クロススペース
[ブランドエクスペリエンス最高賞] サントリーホールディングス
[エリアアクティビティ最高賞] Mizkan
[イノベーティブ・アプローチ最高賞] クロススペース
[特別賞] パイロットコーポレーション
[SDGs特別賞] ツムラ


● 動画コンテスト開催へ 一般・セミプロを対象に/サードウェーブ

クリエイター向けPCブランド『raytrek(レイトレック)』を展開するサードウェーブ(東京都千代田区)は、動画制作が創作文化へと発展していくことを目指し、アマチュアからセミプロを対象とした全国次世代クリエイター動画コンテスト「NCMC2022」を開催する。
同コンテストは、動画制作がポピュラーになりつつある現在、アマチュアやセミプロによる動画コンテンツの表現・発表の場を設けることで、動画制作に対するハードルを低くし、多くの才能が開花することを目的にしている。
応募の対象者は、一般およびセミプロの個人・グループ、動画制作プロダクション入社3年目までの新人で、参加費は無料。作品形態は、16対9のモニター画面内で表現する動画を原則とする。
作品のエントリーは10月21日まで。作品応募の受付期間は10月1-21日。最優秀作品賞(グランプリ/1作品)および部門最優秀賞(3作品)の受賞者には、raytrekのPCが贈られる。このほか、ゴールド、シルバー、ブロンズの各賞を選出する。
結果発表は、10月末に入選作品(ウェブサイト掲載)、11月末にゴールド、シルバー、ブロンズの各賞(オンライン生配信)、12月中旬にグランプリ(表彰式会場・ウェブ中継のハイブリット開催)の予定。
【NCMC2022公式サイト】https://nc-mc.jp/


● 放送でのIP技術の活用 送出・配信の最新動向説明/JEITA オンラインセミナー

電子情報技術産業協会(JEITA)は、オンラインセミナー「デジタル放送技術セミナー2022 ~放送におけるIP技術の活用~」を9月9日に開く。参加費無料(事前登録制)。
JEITA 社会システム事業委員会傘下の放送システム専門委員会では、放送システム・機器にかかわる国内外の動向や、関連する技術の動向などに関して活動している。
セミナーでは「放送におけるIP技術の活用」という視点で、IP技術を利用した番組の送出運用や配信技術に関しての最新動向について説明する。
【講演タイトル・講師】
▽「番組制作用IPインタフェースにかかわる標準規格の概要と今後の展望」(NHK放送技術研究所 テレビ方式研究部 研究プロデューサー/瀧口吉郎氏)
▽「放送局の心臓部:マスター設備のIP化『IPマスター』の紹介と将来像」(NEC 都市インフラソリューション事業部門 第ニソリューション営業統括部メディアソリューショングループ プロフェッショナル/田中亮一氏)
▽「IP技術を活用した放送ネット配信について~現状と将来展望~」(インターネットイニシアティブ ネットワーク本部 配信事業推進部部長/福田一則氏)
【日時】9月9日/13時15分-16時
【定員】100人
【詳細】https://home.jeita.or.jp/cgi-bin/page/detail.cgi?n=1405&ca=14


● Atemoの和田有啓氏が若手育成について語る/フェローズがトークライブ

フェローズは、Atemo(アテモ)代表取締役の和田有啓氏によるオンライン・トークライブ「映画ビジネスの異端児が語る! 若手クリエイターの発掘・育成について」を9月15日に実施する。参加費無料。
和田氏は、松竹芸能、電通などでの経験を生かし、2017年に映画プロデューサーとして独立。20年に、脚本家と映像製作者を結ぶ日本初の会員制マッチングサイト「Green-light」を設立。国内4大配給会社をはじめ、大手外資配給会社の製作者会員としての参画もこのサービスの後押しになっている。
映画を軸に若手クリエイターが活躍する場を提供し続けている和田氏が、若手クリエイター発掘・育成について語る。
【日時】9月15日/13-14時
【定員】100人
【申し込み締め切り】9月14日17時
【詳細】bit.ly/3QXOBOX


● 「職場のトリセツ」解説 講師に感性分析の第一人者/JAVCOM 特別セミナー

日本ビデオコミュニケーション協会(JAVCOM)は、特別セミナー「職場のトリセツ~ 上司と部下のイライラもやもや解消法」を9月28日に都内で開く。
講師は、感性分析の第一人者であり、テレビやラジオ、雑誌にもたびたび登場し、ビジネス、エンターテインメントまで幅広く活躍している感性リサーチ代表取締役の黒川伊保子氏。「職場のトリセツ」をテーマに、上司と部下のイライラもやもや解消法による組織力アップについて講演する。職場でのマネジメント向上などに役立つ。
【日時】9月28日/14時30分-16時15分
【会場】人事労務会館(東京都品川区大崎2-4-3)
【会費】JAVCOM会員社・後援団体会員社=5000円、一般参加社=8000円
【詳細】https://javcomnpo.or.jp/


● 第18回 大阪アジアン映画祭 作品募集

開催日が2023年3月10-19日に決まり、併せて上映作品の募集(エントリー)を開始した。作品は、「アジア(日本を含む)の作品であること。またはアジアと深い関係を有する作品であること」が全部門共通の条件。ジャンルなど一切問わない。応募締め切りは11月28日。エントリー料は無料。
【詳細】https://www.oaff.jp/2023/ja/outline/entry.html

2022/8/292022年8月29日

● デジタルコンテンツ白書 22年版発刊セミナー 市場動向など解説/DCAJ

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、9月9日に「『デジタルコンテンツ白書2022』発刊セミナー」をオンライン(Zoom使用)を開く。
『デジタルコンテンツ白書2022』は、2021年のコンテンツ産業の市場規模や動向などについて解説。コンテンツ分野とメディア分野、そして海外(米国、中国、韓国)の動向について内外専門家による執筆に図表を豊富に盛り込んで分かりやすく解説している。
セミナーでは、特集執筆者の講演や、ウェブブラウザーから入れるメタバース「めちゃバース」の体験がある。
【日時】9月9日/17-19時
【プログラム】
▽「日本のコンテンツ産業の市場規模2021」について(解説:DCAJ調査部/福島寿恵氏)
▽「メタバースの構築」(講師:ハシラス代表取締役、エンターテインメントXR協会代表理事/安藤晃弘氏)
▽「リアルタイム3Dエンジン(ゲームエンジン)が次世代インターネットに与える可能性」(講師:ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン コミュニティ アドボケイ/田村幸一氏)
▽質疑応答&めちゃバース体験
【参加費】一般5000円、DCAJ法人会員無料
【申し込み】https://dcaj20220909semi.peatix.com/
―――
◆デジタルコンテンツ白書2022(9月1日発刊)
[書籍版] 1万9800円▽購入=https://www.dcaj.or.jp/project/dcwp/index.html
[PDFダウンロード版] 1万9800円▽購入=www.spi-information.com/categories/detail/32790


● キヤノンが仙台で展示会 4K HDR制作機器など 9月12、13日に開催

キヤノンマーケティングジャパンは、「キヤノン映像ソリューション展示会」を9月12、13日に仙台市で開く。4K HDR制作に対応した各種製品をはじめ、コロナ禍での映像制作に対応したソリューションを提案する。
主な展示製品(予定)は、8Kデジタルシネマカメラ「EOS R5 C」、リモートカメラ「CR-N500」「CR-N300」「CRX300」、4K放送用ポータブルズームレンズ「CJ20e×5B IASE S」、業務用ビデオカメラ「XF605」、4Kディスプレー「DP-V1830」など。
事前申し込みは不要。なお、会場では最大人数を設けており、満員の場合、控室で短時間待機する場合がある。
【日時】9月12日/14時-17時30分、13日/10-16時
【会場】キヤノンマーケティングジャパン 仙台支店(仙台市青葉区一番町1-9-1 仙台トラストタワー15階会議室B)


● 東京で第2回「光の祭典」 マッピング国際大会を併催 聖徳記念絵画館に作品投映

今年で2回目となる『光の祭典』「TOKYO LIGHTS 2022-プロジェクションマッピング国際大会-」が、9月17-19日に明治神宮外苑(東京都新宿区)の聖徳記念絵画館および総合球技場軟式球場で開催されることが決まった。
光の祭典エリアでは、光のアートや先進的なエンターテインメントコンテンツが配置され、エリア全体で多種多彩な体験ができる。目玉となる併催イベントのプロジェクションマッピング(マッピング)国際大会「1minute Projection Mapping Competition」は、今回で10回目。世界各国から集まった作品が巨大な建物へ投映される。投映面となる建物(聖徳記念絵画館)のサイズは、幅112メートル×高さ32.1メートル(中央ドーム頂点)になる。
コンペティションでは毎回異なるテーマと、上映作品の時間が1分台(1分-1分59秒)という短い作品が競う。
今年のテーマは『LIFE/命・暮らし・人生』。世界55の国と地域から集まった241組のエントリー作品の中から選ばれたファイナリスト作品をイベント期間中投映し、YouTubeでも配信する。
ファイナリストには日本の3組を含め、合計19作品を選出。最終日(19日)には授賞式を実施し、グランプリをはじめ優秀作品を表彰し、その様子を全世界へライブ配信する。
主催はTOKYO LIGHTS 2022実行委員会、共催が東京都、後援が新宿区で、プロジェクションマッピング協会(PMAJ)が企画協力や運営などを担う。
マッピング国際大会はこれまでに神奈川県逗子市、新潟市、長崎県佐世保市などで開催してきたが、昨年は初の東京都内での実施となり、TOKYO LIGHTS内のイベントとなった。
入場は無料だが、TOKYO LIGHTS 2022の特設サイトからの事前申し込み(抽選制)が必要となる。
【詳細】https://tokyolights.jp


● DMMオンライン展示会 アニメ・ゲームサミット/フェローズが出展

フェローズは、8月31日-9月2日にDMM.comがオンラインで開催するDMMオンライン展示会「アニメ・ゲームサミット2022 Summer」に出展する。
「アニメ・ゲームサミット2022 Summer」は、アニメ・ゲーム業界内の新規顧客開拓から、業界外へのライセンスアウトまで幅広い目的に対応した完全オンラインの展示会(第4回)。BtoBのミーティングに加え、今回から採用にも焦点を当て、クリエイターや一般来場者もターゲットとし、さらに規模を拡大しての実施となる。
フェローズには、幅広い登録者が在籍。正社員、契約社員、派遣、フリーランス、新卒など、さまざまな契約形態にも対応する。クライアントのニーズに合わせた最適な人材を紹介する。
◆「アニメ・ゲームサミット2022 Summer」
[会期] 8月31日10時-9月2日18時
[来場登録料] 無料
[詳細] https://online-event.dmm.com/main/page/animegame2208/

2022/8/222022年8月22日

● ケーブル・アワード2022 第15回ベストプロモーション大賞 シーシーエヌがグランプリ Zoomで海外結び生番組を制作

日本ケーブルテレビ連盟とイード(東京都中野区)は、共催による「ケーブル・アワード2022 第15回ベストプロモーション大賞」の受賞作品を発表した。
今回は「チラシ部門」37本、「映像部門」44本、「グッドプラクティス部門」50本、総数131本の作品が寄せられ、予備審査を通過した54作品の中から、6人の審査員により「グランプリ」「準グランプリ」「優秀賞」を決定した。
グランプリは、シーシーエヌ(CCN/岐阜県岐阜市)の「岐阜県人会インターナショナルと連携した取組み」(グッドプラクティス部門)が受賞。CCN公式YouTubeチャンネルにおいて、ウェブ会議システム「Zoom」を活用して、CCNのスタッフ全員が岐阜市の本社をキーステーションとし、ブラジル、米国など10カ国(日本は含まず)からオンラインを活用した生中継の映像で番組を制作した。
「特別賞」は、今回のテーマ『持続可能な地域社会とともに』に適した作品に贈られ、アンバサダーを務めた女優・歌手・芸術家として活動する「のん」が選定した。また、インターネットの投票によって全国のCATV局職員が選ぶ「ケーブル・チョイス賞」、一般投票による「RBB TODAY賞」も併せて発表した。
【第15回ベストプロモーション大賞受賞作品】
★グランプリ=シーシーエヌ「岐阜県人会インターナショナルと連携した取組み」(グッドプラクティス部門)
★準グランプリ=杵築ど~んとテレビ「『おかえりの唄』杵築プロモーション」(映像部門)、入間ケーブルテレビ「クラフトコーラ界に衝撃!! 野菜を使ったコーラ『ベジコーラ』」(グッドプラクティス部門)
★特別賞=Goolight「アニメに国境無し!台湾へ日本の酒文化をプロモーション」(映像部門)
★ケーブル・チョイス賞=シーシーエヌ「CCN STORY BOOK」(チラシ部門)
★RBB TODAY賞=JCOM「J:COM ルンルンルン♪」(映像部門)
★優秀賞▽シーシーエヌ「CCN STORY BOOK」(チラシ部門)▽ベイ・コミュニケーションズ「コンセントにさすだけ!ベイコムLTE」(同)▽Goolight「須坂のタカラビト~文化を守り、繋ぐ人~」(映像部門)▽宮崎ケーブルテレビ「MCNインターネット オンライン授業編」(同)▽CATV富士五湖「富士吉田警察署から富士北麓地域の皆さんへ」(同)▽CAC「『1979 はじまりの物語』地域ドラマを通じたシティプロモーション」(グッドプラクティス部門)▽秋田ケーブルテレビ「地方創成型コンセプトショップ『ハチふる SHIBUYA meets AKITA』」(同)▽射水ケーブルネットワーク「ケーブルテレビの『力』を総結集!射水市フットボールセンター」(同)


● ケーブル技術ショー・オンライン展示会 「VRブース」など追加公開 リアル会場再現 出展者と商談も

日本ケーブルテレビ連盟、日本CATV技術協会、衛星放送協会の3団体主催による「ケーブル技術ショー2022」では、7月13日からオンライン展示会を実施しているが、8月17日より「VRブース」など追加コンテンツの公開を開始した。
VRブースでは、7月28、29日に東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催したリアル展示会をオンラインに再現。360度カメラで撮影された会場内をストリートビューで探索できるほか、各出展者ブースではパネルや動画を閲覧、ダウンロードが可能。また、出展者と各種チャットや名刺交換機能で、問い合わせ、商談ができる(機能運用ブースのみ)。
リアル展示会で開いた主催者セミナーや出展者の最新情報を説明する技術セミナーのプログラムも、オンラインで配信している。
テーマ別動画ツアーでは、各テーマに沿ってオンライン上で出展者ブースを訪問し、最新の製品、サービス、ソリューションの内容を分かりやすく説明する。ツアーの内容は「4K8K最先端ケーブル技術ツアー」、「次世代高速通信・大容量化ツアー」、「防災・減災ソリューションツアー」、「地域DXソリューションツアー」、「主催者テーマ展示コーナーツアー」となっている。
オンライン展示会は9月16日まで。
【詳細】www.catv-f.com


● 特設サイトでセミナー 集合住宅の高速化など/富士通ネットワーク

富士通ネットワークソリューションズは、CATV事業者向け特設サイト「FNETS Online EXPO 2022」において、スペシャルセミナー(Zoom使用)を9月6日に開く。参加無料。
『パート1:集合住宅高速化ソリューション・CATV機器保守運用代行サービス』(13時-13時40分)では、集合住宅高速化ソリューション「GFast」で集合住宅の高速・大容量化を実現する方法について、実機デモを交えて説明する。
『パート2:ISP回線コスト削減支援サービス・上位ネットワーク最適化ソリューション』(15時-15時40分)では、増加する回線コストへの対策を提案。上位ネットワーク最適化ソリューションについて解説する。
【詳細】promotion.fnets.fujitsu.com/public/seminar/view/760


● CATV技術者資格の講習試験 「総合監理」「1級」取得へ 11月1日から申し込み受付/技協

日本CATV技術協会(以下、技協)は、2022年度CATV技術者資格(総合監理、1級)講習試験の申し込み受付を11月1日から開始する。
CATV技術者とは、放送法で定める有線一般放送の登録申請にあたっての技術的能力の確認や建造物受信障害予測調査の受注要件、元請け事業者からの工事発注要件に採用されるなど、CATV関係で広く認められた資格。
新規取得できる資格および必要な科目は、「CATV総合監理技術者」がシステム、調査・施工、ブロードバンド、「第1級CATV技術者」がシステム、調査・施工となっている。講習試験は、eラーニングによる講習とCBT(コンピューター・ベースト・テスティング)による資格試験。講習試験の申し込み期間は11月1-15日。
また、22年度CATV技術者資格の更新受付も実施する。申し込み期間および更新に必要な科目は講習試験と同じ。
講習試験および更新に関する詳細については、10月初旬に技協ウェブサイト(www.catv.or.jp)で公表する
◆22年度CATV技術者資格(2級)講習試験および更新結果
技協は、22年度第2級CATV技術者資格の講習試験を6-8月に実施した。講習試験の結果については、9月15日に技協のウェブサイトで合格者の受験番号を発表する。また、第2級CATV技術者資格の更新結果については、9月末までに本人宛てに通知する。
【問い合わせ】TEL:03-5155-6282(資格制度専用電話・平日9時30分ー17時)/eメール=syoumei@catv.or.jp


● SIGGRAPH2022を報告 映像新聞論説委員が講演/DCAJがオンラインセミナー

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、カナダ・バンクーバーで開催されたCGと対話型技術の学会・展示会である「SIGGRAPH2022」の報告セミナーを9月2日にオンラインで開く。講師は、映像新聞論説委員で日本大学講師の杉沼浩司が務める。
今回のセミナーでは、メタバース表現方法の標準化とロボットを技術系の話題の中心に据える。また、現場視察報告として、毎年『一発芸』が数多く集まるエマージングテクノロジーズやVRシアター、そして展示会について報告する。
【日時】9月2日/15時-16時15分(14時45分にリンクオープン予定)
【参加費】5000円、DCAJ法人会員無料
【定員】100人
【申し込み】www.dcaj.or.jp/news/2022/08/dcajsiggraph202292.html

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