イベント

2023/12/252023年12月25日

● JAC AWARDで大賞 ディレクター個人応募部門の小山氏と小口氏/東北新社

東北新社は、日本アド・コンテンツ制作協会(JAC)が主催する「JAC AWARD 2023」のディレクター個人応募部門で、同社の小山瑛司氏(クリエイティブセンター/OND゜)と小口勝一氏(プロダクション事業部/P1)がともにグランプリを受賞したことを発表した。
同部門ではテーマに沿った30秒のオリジナルの動画を、実費10万円以内で1人で制作する。
作品『ここだけの話』で応募した小山氏は通常、プランナーを務めている。「今回はディレクターをする、CGを扱う、予算10万円の中で無料ツールを使って制作費を0円に抑えるなど多くのことに挑戦し、すべてを達成できた」と話す。
『割り切った人』を制作した小口氏はプロダクションマネージャーとして働いている。「作品内の歌の『こんなもんじゃねぇよ』という歌詞には、映像を自分で作れるぞという気持ちを込めた」としている。
JAC AWARDはコンテンツ制作を支えるすべての人を制作サイドの見地から表彰するもので、プロデューサー部門など全6部門で開催された。


● 5G SA活用の番組制作 MCPCアワードで受賞/フジテレビ

フジテレビジョンは、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)主催の「MCPCアワード2023」で、今年3月5日に放送した『東京マラソン2023』の中継でKDDIと共同実施した、商用の5Gスタンドアローン方式(5G SA)によるSLA(Service Level Agreement)保証型ネットワークスライシング技術を用いた地上波放送の番組制作が、ユーザー部門「モバイルテクノロジー賞」を受賞したと発表した。
SLA保証型ネットワークスライシング技術は、通信回線を用途ごとに論理的に分離し、特定用途に必要な通信品質を保証する技術。これにより高品質で安定したワイヤレスカメラ映像を伝送することが可能になった。


● 関西写真記者協会賞でグランプリ、金賞など/毎日放送

優れたニュース映像や報道写真に贈られる関西写真記者協会賞で、毎日放送(MBS)の作品が「協会賞グランプリ」に選ばれた。また「撮影部門」「スポーツ部門」でそれぞれ金賞、また新人賞も受賞している。


● 4K・VR徳島映画祭 174作品の応募 各賞が決定 ノミネート作品の配信も開始

プラットイーズが参加する「とくしま4Kフォーラム実行委員会」は、12月15-17日開催の『とくしま4K+NEXT ~4K・VR徳島映画祭~』において15日に「神山まるごと高専」(徳島県名西郡神山町)で授賞式を開いた。
今回の応募総数は、174作品だった。作品の詳細は、公式サイト(4kforum.jp/movie/)で確認できる。また、ノミネート作品は一部作品を除き、公式サイトでオンデマンド配信を実施している。
受賞作品は以下のとおり(作品名・監督名=敬称略)。
【総合】
★グランプリ=「人形師天狗久」 オリジナル/栂岡圭太郎
★映像賞=「播州加西にて」 尾田学
★徳島県知事賞=「神山まるごと高専 SummerSchool2023」 神山まるごと高等専門学校/甲斐悠太郎
★ジャパンケーブルキャスト賞「寄り鯨の声を聴く」 角洋介
【ドラマ部門】
★大賞=「NEO PORTRAITS」 マツオ計画/GAZEBO
【ノンフィクション部門】
★大賞=「ブカツはじめました ~小さな町の小さな駅の小さな花屋~」長崎ケーブルメディア/森下彰文
【あわ文化振興部門】
★大賞=「on」 佐川幸平
★PR賞=「徳島八景8K」 伊丹迅
【高校生部門】
★大賞=「1時間だけの同級生」 下松市立末武中学校 映画部/峠海砂妃
★アイデア賞=「84歳のビデオグラファー」 静岡大成高等学校 放送部/朝比奈樹良
★ニューフェイス賞=「『違い』 /日本の高専1年生が見た、世界のインド」神山まるごと高等専門学校 KAMI Pro/KAMI Pro市川和、尾崎仁瑚、中屋暢胡、中本慧思


● ゲーム制作ワークフロー 作品のメイキングを解説/Tooがセミナー

Tooは、「ゲーム制作ワークフローセミナーの第7弾『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』メイキングセミナー」を2024年1月19日にオンラインで開く(協力=オートデスク)。
同セミナーは、ゲーム・アニメ・CG・映像制作に携わる人、制作に3DCGツールの導入を検討中の人などを対象に、オートデスク製品を中核とするゲーム制作フローについて解説するもの。
第7弾となる今回は、スペシャルゲストとしてフロム・ソフトウェアの担当が登壇。今年8月25日に発売を開始した本格メカアクション最新作『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』のメイキングセミナーを実施する。
前作から10年ぶりとなる同作品がどのような進化や変革を遂げたのか、ゲーム制作現場における開発秘話や3ds Maxなどのデジタルツールを活用した3Dアートワークなどを説明する。
セミナーの内容は、①タイトル紹介、②開発体制、③キャラクター制作、④背景制作、⑤モーション制作、⑦カスタマイズ機能強化、⑧告知(なお、プログラム内容、講師は都合により予告なしに変更となる場合がある)。
受講料は無料(事前登録制)。
【日時】1月19日/16時30分-18時
【詳細】www.too.com/event/2024/armoredcore6/


● 累計来館者数が1万人達成 日本の国際通信の歴史を展示/KDDIの企業ミュージアム

KDDIは、日本の国際通信の歴史に関する企業ミュージアム「KDDI MUSEUM」(東京都多摩市)の累計来館者数が12月19日に1万人を達成したことを発表した。1万人目の来館には、記念品として、発売から20周年を迎えたINFOBAR(携帯電話)関連グッズを贈呈した。
「KDDI MUSEUM」は、150年以上にわたる日本の国際通信と民間企業として初めて日本国内の通信事業に参入したKDDI(当時は第二電電)の挑戦の歴史や最新の情報通信技術を展示し、通信をより身近に感じてもらう目的で、2020年12月1日に開館した。
開館から2年間はコロナ禍により、臨時休館を繰り返しながらの営業となったが、開館から3年目となる2023年度は初めての企画展『災害と通信』を開催し、多くの来館者を迎えることができたという。
現在、au初のデザインケータイ「INFOBAR」発売20周年を記念した「INFOBAR大百科展」(2024年1月19日まで)を開催中。
「KDDI MUSEUM」は、これからもKDDIのサステナブル経営体現の施設として、かつ情報通信産業の発展や教育分野に貢献する施設として、さまざまな展示会やイベント・ワークショップなどを企画していくという。


● 人事 日本ケーブルテレビ連盟

日本ケーブルテレビ連盟(以下、連盟)は、12月13日に開催した2023年度第4回理事会において、今林顯一理事が理事長に選任されたと発表した。今林氏は、18年に総務省を退官、23年4月より放送セキュリティセンター理事長を務めている。
今年6月14日開催の連盟の理事会で選任された理事と合わせ、任期は25年6月開催予定の第53回定時総会終結までとなっている。
前理事長の渡辺克也氏は、アゼルバイジャン国駐在特命全権大使に任命されたことに伴い、11月5日付で退任。理事長の職務は規定に則り、副会長の芳賀敏氏(JCOM代表取締役会長)が代行してきた。

2023/12/182023年12月18日

● 映文連アワード2023 3部門計152作品が応募 BS4K作品がグランプリ 人知れず表現する芸術家記録

映像文化製作者連盟(映文連)は11月27日に、優れた短編映像作品を表彰する「映文連アワード2023」の表彰式・上映会を、東京・六本木の国立新美術館講堂で開いた。同アワードは今年で第17回となり、映文連創立70周年行事としても実施された。翌28日および29日には、受賞作品や海外の優れた企業映像を紹介する「インターナショナル・コーポレート・フィルム・ショウイング2023」、70周年記念映像などの上映会を、「映文連 国際短編映像祭」として、都内で開催した。
今年の映文連アワードで最優秀作品賞(グランプリ)に輝いたのは、プラネタフィルム/NHKエデュケーショナル/NHK製作の『人知れず表現し続ける者たちⅣ』(59分、BS4K版)。作品は、誰のためでもなく独創的な創作を続けるアーティストを記録したノーナレーションドキュメンタリー。家族以外誰も見たことのない西村一成の創作現場に、ディレクターが単身で入り込み、1年を記録した。
文部科学大臣賞は『ノブさんからのメッセージ 手記に学ぶ関東大震災』(19分、製作:桜映画社/クライアント:公益財団法人東京防災救急協会)。アニメーションによる再現映像と、大震災の中、幼児2人を連れ生き延びた松本ノブさんの手記を読み解く物語。
経済産業大臣賞には、『LIVE, BREATHE, EAT EEL:YAMADA NO UNAGI』(18分37秒、製作:鈴木企画/クライアント:山田水産)が輝いた。日本初の薬を使用せずに鰻の養殖を実現した水産加工品メーカーの記録映像。
今年度は、「コーポレート・コミュニケーション部門」「ソーシャル・コミュニケーション部門」「パーソナル・コミュニケーション部門」3部門合計で、152作品の応募があった。


● VIPOアカデミー 冬期3コースの募集開始 コンテンツ業界の人材を育成

映像産業振興機構(VIPO)は、コンテンツ業界に特化した人材育成事業「VIPOアカデミー」の冬期コースを開講する。今回は「グローバルビジネスコース」(会場開催)、「リーガル・エッセンシャルコース」(オンライン開催)、「アカウンティング・エッセンシャルコース」(同)の3コース。いずれも短期集中型での開催となる(受講有料)。
各コースの概要は次のとおり。
【グローバルビジネスコース(交渉・コミュニケーション編)】
実践を重視した講義(英語・日本語)と英語での演習を通して、グローバルなビジネスシーンにおけるコミュニケーション力と交渉力を強化する。効果的な表現方法や有効な分析ツールを学び、ロールプレイとフィードバックを通じて、実践力の向上を目指す。
想定レベルは中級(TOEIC600-700点程度)以上。定員10人(各社2人まで)。
[日時] 2024年2月8日・15日・22日、3月7日(各日18時30分-21時30分)
[申し込み締切日] 24年1月25日
【リーガル・エッセンシャルコース(基礎編・実践編)】
コンテンツ業界のビジネスパーソンとして必要不可欠な、著作権、ライセンス、契約などのリーガル知識を身につけることで、契約トラブルを未然に防ぎ、ビジネスを広げていける人材を育成する。定員は各16人
[基礎編] 24年1月30日、2月6日・13日(各日18時-21時30分)
[申し込み締切日] 24年1月16日
[実践編] 24年2月27日、3月5日・12日(各日18時-21時30分)
[申し込み締切日] 24年2月13日
【アカウンティング・エッセンシャルコース(財務会計編・管理会計)】
コンテンツ業界のビジネスパーソンとして必要不可欠な、財務諸表、プロジェクト会計、予算管理などの会計知識を身につけることで、会社やプロジェクトの数字を常に意識しながら業務を推進できる人材を育成する。定員は各16人。
[財務会計編] 24年2月15日・22日(各日18時-21時30分)
[申し込み締切日] 24年2月1日
[管理会計編] 24年3月7日・14日(各日18時-21時30分)
[申し込み締切日] 24年2月22日
なお、最少催行人数に満たない場合、開催を中止する場合がある。
【各コース詳細・申し込み方法】www.vipo.or.jp/news/38215/


● 東映の研究所による講義 東京撮影所内の見学も/映文連が技術セミナー

映像文化製作者連盟(映文連)は、技術セミナー「東映ツークン研究所で学ぶ最新のデジタル映像技術」を1月19日に開く。
今回は東映の研究機関として、『コンテンツの未来をデザインする』ことをミッションに、映像文化にデジタル技術を取り入れることで、どのような未来が生み出せるかを追求し、実践的に制作に生かしてきた東映ツークン研究所による、講義と実例報告を実施する。講師は、東映ツークン研究所 テクニカルディレクターの三鬼健也氏。
【講義内容】
[東映ツークン研究所とは] ▽ツークン研究所長あいさつ▽バーチャルヒューマン事例▽映像技術を応用した映像作品だけにとどまらない多様な実績を報告▽UnrealEngine中心の体制▽モーションキャプチャー/フェイシャルキャプチャーの高い技術▽XRの拡大▽バーチャルプロダクションへの挑戦
[東映東京撮影所内見学] ▽美術セットや大道具・小道具倉庫▽日本最大級のLEDスタジオなど(内容は都合により、変更になる場合がある)
【日時】2024年1月19日/15時-17時30分(移動、休憩含む)
【会場】東映・東京撮影所(東映ツークン研究所ほか=詳細は後日連絡)
【定員】40人(申込み先着順)
【参加費】会員3000円、一般3500円
【申し込み】映像文化製作者連盟TEL:03-3662-0236、Eメール=info@eibunren.or.jp


● 江戸川区のイベントでマッピング作品を上映/千葉商科大の学生が制作

千葉商科大学(千葉県市川市)政策情報学部・楜沢順教授のゼミナールは、12月23日に「クリスマス eco イルミナイト in Koiwa」(主催:江戸川区、開催時間16-18時)で、プロジェクションマッピングを実施する。
同イベントは、JR小岩駅周辺地域の活性化および子供たちへの環境教育の一環として、脱炭素や資源リサイクルなどの環境問題に対する意識啓発を目的に開催されるもの。学生たちは、イベントのテーマでもある「環境」をコンセプトに、未来の小岩をイメージしたプロジェクションマッピング作品を制作し、イトーヨーカドー小岩店の建物に投映する。
同大学の政策情報学部では「まちづくり×メディア」のコンセプトのもと、ITやアートの力でより豊かな社会づくりに貢献する人材を育成しているという。楜沢教授(専門:映像・CG)のゼミナールは、メディア表現を通した地域活性化の施策としてプロジェクションマッピングを制作し、イベントで上映するなど複数の実績がある。


● 国立映画アーカイブ・上映企画「蘇ったフィルムたち チネマ・リトロバート映画祭」

チネマ・リトロバート映画祭とは、イタリアのボローニャを拠点として映画保存活動をするチネテカ・ディ・ボローニャ財団が1986年に本格始動させた映画祭。世界各地で実施されている映画復元・発掘の取り組みを紹介する一大拠点として、映画史に刻まれた作品だけでなく、アーカイブ活動によってよみがえった知られざる作品を上映する。関係者、識者らによるトークイベントも随時実施する。
【会期】2024年1月5日-2月4日(月曜休館)
【会場】国立映画アーカイブ 長瀬記念ホールOZU(東京都中央区京橋3-7-6)
【詳細】www.nfaj.go.jp/exhibition/cinema_ritrovato202312

2023/12/112023年12月11日

● ケーブル技術ショー2024 7月18、19日開催 出展者募集 地域共創・地域DXを推進

日本CATV技術協会は、2024年7月18、19日に東京国際フォーラム(東京都千代田区)において「ケーブル技術ショー2024」の開催を決定し、出展者募集を開始した。
「ケーブル技術ショー」は、業界を技術面でバックアップし、地域共創・地域DXを推進する最新の技術やソリューション、サービスを一堂に集めた国内最大級の展示会で、ケーブルコンベンション関連イベントとして開催する。24年度は、自治体やCATV事業者とのオンラインビジネスマッチングなどの新企画を追加。また、オンライン展示会(6月3日-8月31日)も開く。
出展申し込み第1次締切日は24年2月9日、第2次締切日は3月22日。
【詳細】www.catvf.com/


● 第9回 関西放送機器展 出典申し込み受付開始 24年7月10、11日に開催

関西放送機器展実行委員会(構成=アジア太平洋トレードセンター、テレビ大阪、テレビ大阪エクスプロ)は、2024年7月10、11日に開催予定の関西最大級のプロフェッショナル向け放送・ 業務用機器展「第9回 関西放送機器展」に向け、出展申し込み受付を開始した。
会場は大阪・南港北の大阪南港ATCホール。展示会では、配信機器・次世代通信ゾーン、デジタル映像トレンドゾーンなども開設する予定。
なお、日本映画テレビ技術協会の法人会員は、特別料金で出展できる。
【詳細】www.tv-osaka.co.jp/kbe/


● 「東京国際マッピングアワード」上映会 25歳以下のクリエイターが対象 東京ビッグサイトで実施 31チームが集結 19歳の大学生が最優秀賞を受賞

若き才能の登竜門「東京国際プロジェクションマッピングアワードVol8」の上映会が11月11日に東京・有明の東京ビッグサイトで開かれた。昨年に引き続きオンラインとのハイブリッドでの実施となった。
これは、IMAGICA GROUPの、ピクスとIMAGICA EEX(イークス)が運営する東京国際プロジェクションマッピングアワード実行委員会主催のイベントで、プレ大会のVol0も実施しているため今年で9回目を迎えた。
このイベントは学生などの25歳以下の空間映像クリエイターを対象とした日本最大級のプロジェクションマッピング(マッピング)作品のコンテスト。将来のコンテンツ産業の中核となる人材の発掘・育成と、マッピングという空間映像技術の高度化と普及を目的に実施している。
今年の作品テーマは『OPEN』。書類審査を勝ち抜いたチームに向けた制作ワークショップの開催。それにより全国から集まった31チームの作品が東京ビッグサイト入り口の逆三角の建物に上映された。昨年の上映は14チームだったので決勝大会に参加したチームは倍以上になった。
今年は、アニメ×音楽×マッピングの祭典「TOKYO FUTURE NIGHT」が、アワード終了後に同時開催され例年以上の盛り上がりをみせた。
マッピング上映用のプロジェクターは、パナソニック製の高輝度DLPプロジェクター(2万ルーメン)12台が利用された。上映はエス・シー・アライアンスが担当。
◆各賞を発表
審査の結果、最優秀賞はデジタルハリウッド大学/TORCH『NEXUS』が受賞し表彰を受けた。この作品は同大学の羽生優氏が制作した作品。羽生氏は19歳の大学1年生で、まさに若き才能のグランプリ受賞となった。
その他の受賞者・受賞作品は以下のとおり。
【優秀賞】▽東京コミュニケーションアート専門学校/獄卒 「黄泉」 ▽日本工学院八王子専門学校/チームくいしんぼう 「Dream factory」
【審査員特別賞】▽Marchisland/ 「Appetite」 ▽東京コミュニケーションアート専門学校/ただの田中。「bloom」
【ビッグサイト賞】▽MISO 「BRIDE is the BEST?」 ▽佐賀大学/猫ぷろれす 「Sounds of OPEN」 ▽大妻女子大学/三色団子 「Imagine」 ▽日本電子専門学校、慶応義塾大学/組織1 「めくり、めぐる。」 ▽専門学校日本デザイナー学院/Bremen 「POP OUT YODEL」 ▽大阪芸術大学/しゃもじ鮭もじもじ 「お母さんは魔法使い」 ▽sKAMIN 「Threshold」
なお受賞作品は、東京ビッグサイトで適宜上映される。

2023/12/042023年12月4日

● ソニー新製品「BURANO」 東映京都撮影所で披露/JSC関西技術委員会

日本映画撮影監督協会(JSC)の関西技術委員会は、ソニーマーケティングおよび東映京都撮影所の協力で、9月にソニーが発売したシネマカメラ新製品「BURANO」の関西地区初の『お披露目会』を12月13日に開く。
主な展示は、シネマカメラ「BURANO」、モニター「LMD-A180」「PVM-X1800」。セミナーでは、BURANOで制作した作品について解説する。参加無料だが、各回定員35人(事前申し込み制)。
【日時】12月13日/1回目13時30分-14時40分、2回目15時-16時10分
【会場】東映京都撮影所(京都市右京区太秦西蜂岡町9)
【詳細】dsk.biztrank.jp/f69894e8577a327daf128bbd5c2375c089fe01804
【申し込み】Eメール=jsc.kansai2023@gmail.com


● MPTE AWARDS 2023 日テレの野球中継技術が大賞 ボリュメトリックビデオを活用

日本映画テレビ技術協会(MPTE)は、「MPTE AWARDS 2023」表彰式を11月1日に東京・丸の内の東京国際フォーラム・ホールD5で実施。例年どおり「CoFesta 2023」のパートナーイベントとして、また東京国際映画祭の一環として開催した。
「MPTE AWARDS」は、映像制作技術の進化と制作意欲の向上を目的に、制作現場で技術に携わっている人たちを表彰しており、今年で76回目を迎えた。
日本映画テレビ技術大賞(経済産業大臣賞)には、プロ野球中継高度化検討チーム(日本テレビ放送網、キヤノン、読売新聞東京本社)による 「DRAMATIC BASEBALL」 が選ばれた。ボリュメトリックビデオ技術を活用したリプレイ映像の配信や番組演出をするなど、革新的な野球中継を実現した。
その他の各賞は以下のとおり(敬称略)。
【技術開発賞】▽ 「ミリ波4Kワイヤレスカメラシステムの開発」 ミリ波4Kワイヤレスカメラシステム開発グループ(NHK)▽ 「AIモザイク編集ソフト『BlurOn』の開発」 BlurOn開発チーム(日本テレビ放送網、NTTデータ)
【技術開発奨励賞】▽ 「自動スイッチングシステムの開発」 森山顕矩、吉武佑祐(テレビ朝日)
【映像技術賞】
★撮影
〈劇場公開〉「ケイコ 目を澄ませて」 月永雄太
〈TVドラマ〉特集ドラマ 「二十四の瞳」 小林拓
〈ドキュメンタリー〉
ETV特集 「ソフィヤ 百年の記憶」 井上秀夫(NHK)
〈ニュース〉「南極観測船『しらせ』で宇宙よりも遠い場所へ」 神山晃平(テレビ朝日)
★照明
〈劇場公開〉「ケイコ 目を澄ませて」 藤井勇
〈TVドラマ〉特集ドラマ 「二十四の瞳」 小林暁
★録音
〈劇場公開〉「シャイロックの子供たち」 栗原和弘
★音響効果
〈劇場公開〉「サバカン SABAKAN」 長谷川剛
★音声
〈放送〉「生ドラ!東京は24時」 佐藤博隆(フジ・メディア・テクノロジー)
★美術
〈劇場公開〉「峠 最後のサムライ」 酒井賢
〈放送〉「第64回 輝く!日本レコード大賞」 木村真梨子、郡司毬子(TBSテレビ)
★編集
〈劇場公開〉「ケイコ 目を澄ませて」 大川景子
〈放送〉ETV特集 「ブラッドが見つめた戦争」岡崎正宏(TBSスパークル)
★VFX=NHKスペシャル「恐竜超世界2」「恐竜超世界2」 制作チーム(NHK)
★OAG(オンエアグラフィックス)=「DRAMATIC BASEBALL」(大賞と同じ)
【青い翼大賞】(学生作品の表彰)
〈撮影技術〉「まる」 宮島遥夏/日本大学芸術学部〈アニメーション技術〉「HOTTEST TOKYO」 木戸口未歩/多摩美術大学、「マジムンノクニ」 根間笑花/沖縄県立芸術大学


2023/11/272023年11月27日

● 第7回「羽倉賞」発表 NICT技術総研が最優秀賞 2D映像から3Dアバター作成

東京都港区の品川インターシティホールで11月10日に開催された「フォーラムエイト デザインフェスティバル2023」の会場で、最先端表現技術利用推進協会(表技協)主催による「第7回羽倉賞」の発表および表彰式が開かれた。
羽倉賞は、表技協創設者の1人であり、立体視映像の研究開発で多大な実績を残した故・羽倉弘之氏の功績を記念して7年前に創設されたもの。
第7回羽倉賞(最優秀賞)には、『リアルタイム REXR(レクサー)~本人の細やかな表情も実時間で3Dアバターに高精細に再現~』を手掛けた情報通信研究機構(NICT)先進的リアリティ技術総合研究室が選ばれ、表技協の長谷川章会長から表彰を受けた。
NICT先進的リアリティ技術総合研究室では、ウェブカメラの2D映像から、AI技術でフォトリアルな3Dアバターを作成。細やかな表情・動作もリアルタイムで3D化し、3Dアバターに高精細に再現可能なREXR(レクサー:Realistic and EXpressive 3D avata)技術を開発している。
REXRの3Dアバターを用いたリアルタイムの遠隔コミュニケーションでは、デジタルツイン空間のどこにでも3Dアバターを配置でき、どの方向からでも表示することが可能だ。
「フォーラムエイトDKFORUM賞」には、デジタル掛け軸の『空海が見つけた見附島Ⅱ』が選ばれ、空海が見つけた見附島実行委員会・金沢工業大学 松林研究室が受賞した。
今年秋開催(10月14日-11月26日)の「いしかわ百万石文化祭2023」応援事業として、半年前の4月16日に「『空海が見つけた見附島Ⅱ』見附島×デジタル掛軸+ドローンショー」(主催:空海が見つけた見附島実行委員会、後援:フォーラムエイト)を石川県珠洲市見附島前海岸で実施。この地域の伝統芸能のステージイベントをデジタル掛軸とドローンショーで盛り上げた。
「デジタル掛け軸」は、石川県小松市在住のデジタルアーチストで表技協会長の長谷川氏が、独自で展開しているデジタルアート。フォーラムエイトでは、この「デジタル掛け軸」を全面的にバックアップしており、各イベントでも協賛している。


● CATV業界の発展に貢献 23年度ケーブルマン選出 12月7日に贈呈式開く/CRI

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第36回「ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー2023」を決定した。「ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー」は、CATV業界の発展のために貢献した業界関係者(個人・団体)を対象にした「表彰制度」。今年で36年目を数え、この間に121の個人・団体が選ばれている。
今年度は、次の3名、1団体を選出した。
◇大鋸あゆり氏(伊万里ケーブルテレビジョン常務取締役)=地域のメディアとしての信頼性の向上、映像制作のレベル向上を実現。自治体や地元企業との連携による新しい事業の創出、新しい技術を活用したサービス導入にも取り組み、さらにはCATV業界での若手・女性スタッフの地位向上にも貢献
◇澤崎栄治氏(コミュニティネットワークセンター 営業本部副本部長)=早期にeスポーツのイベントなどを企画・運営。2022年以降は、全国38社以上のCATV局が主催するeスポーツ大会の実行委員会事務局を務めるなど、業界におけるeスポーツの普及・発展に努めた
◇毒島大輔氏(スペースシャワーネットワーク 放送事業本部本部長代行)=自社主催の夏フェスなどの音楽イベントを通じて、また、長年にわたり日本ケーブルテレビ連盟 番供等事業者部会部会長、衛星放送協会 ケーブル委員会副委員長としてCATV局との連携に積極的に取り組み、CATV局と番組供給事業者との信頼関係構築と業界発展に尽力した
◇JCOM広報部=全国各地のCATV局に地域プロデューサーを配置。地域の自治体や企業、団体などと連携した地域情報を発信。また、オンライン診療やMaaSなど地域課題の解決に向けた報道機関への働きかけに対して、今年8月に経済広報センターから「企業広報大賞」を受賞。地域課題の解決に取り組む業界の存在を改めて世間に知らしめ、業界の認知・イメージの向上に貢献。
◆記念講演会も
「ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー2023」の記念講演会と贈呈式を12月7日に開く。
記念講演会は、『僕がひまわりネットワークでこの1年やってきたこと』と題し、講師として土屋敏男氏(Gontents代表社員、ひまわりネットワーク アドバイザー、日本テレビホールディングス アドバイザー、WOWOW アドバイザー)が登壇する。
【日時】12月7日/記念講演会・贈呈式=15-17時、受賞者を囲む会=17時-18時30分
【会場】日本プレスセンタービル 10階ホール(東京都千代田区内幸町2-2-1)
【参加費】会場参加=CRI会員1万5000円、非会員2万5000円(「受賞者を囲む会」会費含む)、オンライン(Zoom)参加=CRI会員5000円、非会員1万円
【詳細】cri-info.jp/20231113_7994


● 放送機器展示会を開催 12月7,8日に中京テレビで/映画テレビ技術協会

日本映画テレビ技術協会(中部支部)は、昨年に続き「放送機器展示会」を12月7、8日の2日間、中京テレビ放送の協力で同社本社のプラザCを会場として開催する。
放送業務用機器ならびに映像技術の最新情報を披露し、さらなる映像業界のビジネス発展につながることを目的としている。入場無料。
【日時】12月7日/10-18時、8日/10時-17時
【会場】中京テレビ放送 本社1FプラザC(名古屋市中村区平池町4-60-1)
【展示参加社】▽アストロデザイン▽池上通信機▽伊藤忠ケーブルシステム▽ヴィデンダムメディアソリューションズ▽ウエタックス▽エーティコミュニケーションズ▽エーディテクノ▽エヌ・イー・ピー▽NKL▽カナレ電気▽キヤノンマーケティングジャパン▽グラスバレー▽コスミックエンジニアリング▽三信電気▽シュア・ジャパン▽昭特製作所▽ソニーマーケティング▽日本ビデオシステム▽パナソニック コネクト▽ビデオサービス▽ビデオトロン▽芙蓉ビデオエイジェンシー▽朋栄▽三友▽レスターコミュニケーションズ▽ローランド
【詳細】mpte.jp/


● ドワーフ20周年展「どーもくん、こまねこからリラックマ、そしてHIDARIへ。心が動き出すストップモーションの魔法。」

FIELD MANAGEMENT EXPANDのドワーフスタジオ(ドワーフ)がJuiceと共同で開く。『どーもくん』や『こまねこ』、ネットフリックスの『リラックマとカオルさん』など、ドワーフを代表する作品で使用した約100体の人形やセット、小道具やコンテなどの資料を一挙公開。巨大スクリーンでの上映や公開撮影、コマ撮りワークショップ、トークイベントも実施する。
【会期】12月2-17日
【入場料】一般1200円ほか
【会場】東京ドームシティ ギャラリー アーモ(東京都文京区後楽1-3-61)
【詳細】dw-f.jp/index.html?page=dwarf20thEX


● 第29回FMMC研究会「デジタル時代における放送制度の在り方について」

マルチメディア振興センター(FMMC)が12月6日にオンライン(Zoom)で開く。参加無料。講師は、総務省 情報流通行政局放送政策課長の飯倉主税氏。総務省「デジタル時代における放送の将来像と制度の在り方に関する検討会」での第2次取りまとめの内容を中心に報告する。
【日時】12月6日/15時-16時30分(申し込み締切12月4日)
【詳細】www.fmmc.or.jp/activities/kenkyukai/fmmckenkyu/tabid360.html

2023/11/202023年11月20日

● バーチャルプロダクション 座学と実際に撮影体験も/Tooがワークショップ

Tooは、12月7、8日に「バーチャルプロダクション Workshop 2023」」を開く。
バーチャルプロダクションの活用が、さまざまな制作現場に広まっている中、どうやって参入し、どのように人材の確保・育成や機材投資をすればいいのか、悩まれている映像業界関係は多い。
今回、これからバーチャルプロダクションを活用したい映像業界関係者および教育機関関係者を対象に、バーチャルプロダクション全般に関する座学と実際に映像制作を体験する2日間のワークショップを実施する。
講師は、上海/北京/台北において、バーチャルプロダクションワークショップを開き高い評価を受けている、Feng Shui Vision社のFrank Fu氏が担当する。スペシャルゲストには、HTC社でVIVE Mars CamTrackをはじめとするビジネスソリューション責任者のRaymond Pao氏を招く。
また、テレビ・舞台の特殊演出を手掛けてきたテルミック社の新しいバーチャルプロダクションスタジオTELMIC Studio Sokaで実際に撮影を体験する。
【日時】12月7、8日/9時30分-18時
【会場】▽(7日)Too本社3階(東京都港区虎ノ門3-4-7 虎ノ門36森ビル)▽(8日)テルスタ Telmic Studio Soka(埼玉県草加市吉町4-5-6)
【定員】25人
【受講料】一般=9900円、学生=4400円(2日分の昼食、バスチャーター費含む)
【申し込み・詳細】www.too.com/event/2023/virtualproduction_workshop


● 3DCG制作コンテスト キャラクター頭部制作/MODO JAPANグループ

MODO JAPANグループは、昨年に引き続き、3DCG制作ソフトウエアのMODO(開発元:英Foundry社)で制作した作品のコンテスト『3DCGコンテスト2023「MODO キャラクターヘッド」#MadewithMODO』を開催する。
これは、今年10月にリリースした『トポロジーワークブックvol02(PDF書籍, William Vaughan氏著)』の発売を記念して、同書籍のメインテーマである、キャラクターの頭部をモチーフにしたコンテスト。
3DCGを活用した作品作りを通して、クリエイティブな創作活動の楽しさを実感してもらうだけでなく、作品を作り上げ多くの人に見てもらえるチャンスを、創造へのモチベーションまたはスキルアップへとつなげることで、3DCG業界の活性化につながる場として提供する。
応募資格はプロ、アマを問わないが、作品の製作にMODOを使用する(体験版の使用および他のツールと併用可能)。チームでも応募できる。応募受付期間は、11月27日から12月4日正午まで。
【詳細】modogroup.jp/contest_character_head/


● ACC賞全9部門の大賞決定 東北新社やAOI Pro.の担当作が受賞

ACC(All Japan Confederation of Creativity)は、優れたクリエイティブをたたえる「2023 6 3rd ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」において、全9部門の「総務大臣賞/ACCグランプリ」を決定した。
フィルム部門Aカテゴリー(テレビCM)には、大塚製薬 カロリーメイト『「狭い広い世界で」篇』が選出された。広告会社は博報堂/catch/ENOAD、制作会社はAOI Proが担当している。
Bカテゴリー(Online Film)には、MIXI モンスターストライク『生徒指導篇/闇の神殿篇/保冷剤篇/公園篇/友達の兄篇/起床篇/父篇/年越し篇』が選ばれた。広告会社は博報堂/TBWA\HAKUHODO、制作会社は東北新社。
また、作品のクラフト部分や制作スタッフにフォーカスをあてるフィルムクラフト部門では、クラシエホームプロダクツ いち髪『「日本の四季」篇』が受賞した。広告会社は博報堂/catch、制作会社はAOI Proだった。
ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSは、テレビ、ラジオCMの質的向上を目的とした広告賞「ACC CM FESTIVAL」が前身。2017年に、あらゆる領域におけるクリエイティブを対象としたアワードにリニューアルした。

2023/11/132023年11月13日

● 2023年日本民間放送連盟賞 グランプリ ラジオ 四国放送 テレビ テレビ静岡

「2023年日本民間放送連盟賞」のグランプリ、準グランプリが決定し、7日に都内で開かれた「第71回民間放送全国大会」の式典席上で表彰式が実施された。
ラジオ・グランプリは四国放送『中四国ライブネット 全国で1000台突破!移動スーパーとくし丸~見えてきた、さらなるくらしの困りごと~』、同準グランプリは北日本放送『KNB報道スペシャル 統一教会と富山政界』、テレビ・グランプリはテレビ静岡『テレビ静岡55周年記念「イーちゃんの白い杖」特別編』、テレビ・準グランプリは朝日放送テレビ『こどもホスピス~いのち輝く『第2のおうち~』。
受賞作品は原則として受賞後3カ月以内に全国放送を実施する。


● CRIオンラインセミナー 地域コンテンツの活用案 新規事業者との連携を探る

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第39回 CRIオンラインセミナー(Zoom使用)を11月22日に開く。
今回は『コミチャンの全国展開への発信と有効活用案をみつけた!「旅介(たびすけ)」と「オマツリジャパン」による地域コンテンツ活用案を聞く』と題して、「旅介(たびすけ)」を展開する東京トラベルパートナーズ 代表取締役の栗原茂行氏と、「祭りで日本を盛り上げる」をミッションに掲げてスタートしたベンチャー、オマツリジャパン 代表取締役の加藤優子氏を講師に招く。
東京トラベルパートナーズは、介護施設の入居者が施設にいながら旅行気分が味わえるオンラインツアーを開始。現在、全国の老人ホームやデイサービスなど約3600施設と契約。さらには、同サービスを受信するSTBも開発中という。
オマツリジャパンでは、ウェブサイトで全国の祭り情報を発信。年間2000万ビュー閲覧されているという。若者をターゲットにしており、SNSの発信力がある。しかし、スマホによる簡単な映像しかなく、本格的な撮影をした映像は持っていないことが課題だ。
こうした新しい業種に対し、CATVのコンテンツを活用できないか。業界では、コミュニティchの地域映像を域内だけで消費するのではなく、全国に展開していくことを求めている。今回のセミナーは、外部との連携を模索する機会となる。
【日時】11月22日/13時30分-15時30分(質疑応答含む)
【参加費】CRI会員4000円、非会員8000円
【申し込み・詳細】cri-info.jp/20231031_7985


● 東京でXR・メタバース イベント来年1月末開催 展示会出展者を募集

東京都およびXR・メタバース等産業展2024実行委員会は、来年1月末に「TOKYO XR・メタバース&コンテンツ ビジネスワールド」を初開催するにあたり、展示会への出展者を募集している。
展示会の日程は、24年1月26-28日の3日間。会場は東京。有明の東京ビッグサイト 南3.4ホール。企画・構成は、コンテンツ産業の活性化を図る「展示・商談会」、出展事業者らによるテーマ別「ピッチイベント」、XR・メタバースなどについて学べる「セミナー・ワークショップ」、そしてすべての来場者が参加可能な「参加型体験企画」となっている。
出展対象は、東京都を中心に国内外で事業を展開する中小企業や個人事業主(クリエイター等)、団体など。申し込み期間は12月8日まで。
【詳細】xr-meta-biz.tokyo


● 欧州映画マーケット 日本ブース参加募る/ユニジャパン

ユニジャパンは、「文化庁 日本映画の海外発信事業」の一環として「ベルリン国際映画祭」(2024年2月15-25日)併設マーケットである「ヨーロピアン・フィルム・マーケット(EFM)」にジャパン・ブースを出展するにあたり、参加企業を募集している。
申し込み資格は、日本の長編映画の海外販売に関する権利を有し、同マーケットで海外セールスをする意欲のある日本の企業であること。参加希望会社が多数の場合は、審査により決定する。参加料のほか渡航費など実費がかかる。
参加申し込みは11月24日18時まで。
【詳細】unijapan.org/news/info/unijapan/2023_1.html


● Inter BEE会場内で無料セミナー 大型LEDとバーチャルプロダクションの可能性

「Inter BEE2023」(11月15-17日、幕張メッセ)において、初日の15日10時30時-11時30分にInter BEE展示会場内オープンステージでの無料セミナーのオープニングを飾る『海外メーカー最先端LEDディスプレーと日本のバーチャルプロダクションの可能性』と題したセミナーが開かれる。
登壇者は、高須誠一氏(Absen Japan副社長)、谷川真也氏(アークベンチャーズCOO)、梅村誠氏(シリコンコア・テクノロジー日本法人代表)、単振鵬氏(奥拓電子日本代表取締役)の4氏。進行は、ポストプロダクション・スーパバイザの森俊文氏と映像新聞記者として活動するフリーライターの川田宏之が務める。
話題のバーチャルプロダクションスタジオについて、主に海外製の大型LEDディスプレーを扱っている立場の各氏がプレゼンし、バーチャルプロダクションスタジオを構築する上での技術的な視点、スタジオ用LEDパネルの技術動向などを議論する。
奥拓電子は日本最大級のスタジオ、東映の円形270度パネルの実績を踏まえ、全周型LED採用の留意点を話す。Absenは同社が納入したニコンクリエイツスタジオの仕様として、環境光用パネルに4500カンデラ/平方メートルの高輝度パネルを導入した。
アークベンチャーズは3年前に施工した、韓国のVA Corporationのバーチャルプロダクションスタジオのシステムインテグレーションと、現在のシステムの変化について言及する。
シリコンコアは最近導入した国内のバーチャルプロダクション用LEDの動向、海外の動向などについて説明する。
なお、奥拓電子、Absen、アークベンチャーズの各社は、会場内の自社展示ブースでスタジオ用LEDを展示する。


2023/11/062023年11月6日

● 「地方の時代」映像祭 関西大学で18日から開催 上映会や記念講演など実施

第43回「地方の時代」映像祭が11月18-24日の7日間、大阪府吹田市の関西大学 千里山キャンパスで開催される。主催は、「地方の時代」映像祭実行委員会(NHK、日本民間放送連盟、日本ケーブルテレビ連盟、吹田市、関西大学)。
「地方の時代」映像祭には、全国の放送局やCATV局が制作したテレビドキュメンタリー番組と、自治体、市民、学生、高校生(中学生)などアマチュアが制作した映像作品が結集する。上映会、記念講演、シンポジウム、ワークショップなど、いずれも入場無料。
初日の18日には、第43回「地方の時代」映像祭コンクール授賞式を開く。続いて、記念講演「今、言葉の危機の中で-『無言館から』-」((「無言館」館主・作家/窪島誠一郎氏)、グランプリ受賞作品上映、シンポジウム「危機の時代にメディアはどう立ち向かうのか?」を実施する。
19日には、ワークショップ「『生成AI』でテレビが変わる?」などを開催。19-24日には、コンクール受賞作品および予選通過作品を上映する。
23日の特別上映会では、ドキュメンタリー映画『拳と祈り-袴田巖の生涯-』(現在進行形版)を上映。ゲストに袴田秀子さん(袴田巖死刑囚の姉)、笠井千晶監督を迎える。
【会場】関西大学 千里山キャンパス第3学舎ソシオAV大ホール/100周年記念会館(大阪府吹田市山手町3-3-35)
【詳細】www.chihounojidai.jp/guide/


● web3/メタバースのビジネス活用を討論/富士通がオンラインセミナー

富士通は、オンラインセミナー「web3とメタバースによる認知拡張とコミュニケーションの進化」を11月9日に開く。
次世代のインターネットとも呼ばれたweb3/メタバースは、どのようにコンテンツビジネスとして活用していけばよいのか。実際にweb3/メタバースに取り組んでいるNTTドコモ、朝日放送グループホールディングスからゲストを迎えて討論する。受講料無料(事前登録制)。
内容は次のとおり。
[オープニング] ▽講演「web3/メタバースの現在地、富士通グループの取り組み」(Ridgelinez/佐藤浩之氏)
[セッション1] ▽パネルディスカッション「メタコミュニケーションが未来を変えるか? メタバース/web3のビジネス化に向けた課題と期待」(登壇者:NTTドコモ/吉田直政氏、朝日放送グループホールディングス/白石和也氏、Ridgelinez/佐藤浩之氏)
[セッション2] ▽講演「メタコミュニケーションサービス『MetaMe』デモンストレーション」(NTTドコモ/吉田直政氏)
[セッション3] ▽講演
「『Fujitsu web3 Acceleration Platform』について」(富士通/伊藤章氏)
【日時】11月9日/14-15時
【形式】オンライン(後日オンデマンド配信あり)
【申し込み・詳細】event.on24.com/wcc/r/4376545/A13A37CDB9D6D62C4129E03669FCE869?partnerref=mail_eizoshimbun2


● 東京国際マッピングアワード 32チームが参加し作品上映 若手クリエイターが対象の登竜門/ピクスとIMAGICA EEXが運営

IMAGICA GROUPのグループ会社であるピクスとIMAGICA EEXが運営する東京国際プロジェクションマッピングアワード実行委員会は、若手クリエイターを対象とした映像制作の登竜門「東京国際プロジェクションマッピングアワード Vol.8」の上映会・審査結果発表を11月11日に東京・有明の東京ビッグサイトで開催する。入場無料。
同イベントは、国内最大級のプロジェクションマッピング(マッピング)のコンテスト。将来のコンテンツ産業の中核となる人材の発掘・育成、空間映像技術の高度化および普及を目的に2016年から実施している。
コロナ禍により完全オンラインで開催された第6回では、延べ約22万人が視聴、オンライン+現地開催した第7回では現地に7497人が来場、オンラインでは延べ約31万人が視聴したという。
なお、8回目の開催を迎える今大会より審査会は事前に実施し、イベント当日は作品上映・審査結果発表のみとなる。上映会には、32チームが参加する。イベントのMCには、タレントのハリー杉山が務める。
今年のテーマは『OPEN』。あらゆる場面で自粛ムードにより、多くの制限が設けられていた3年間だったが、いよいよ今までの生活が戻りつつある。そのような情勢を背景に、前向きで明るい気持ちになるワードを選択したという。
また、同テーマにちなんで第8回からは応募資格の対象範囲を拡大。従来は「学生」としていたが、今回からは「学生または30歳以下の若手映像クリエイター」としている。対象範囲を広げることで若手映像クリエイターにマッピングの制作・上映の機会を創出する。
【日時】11月11日/16時開場、17時開演(諸状況を鑑みて変更・中止の可能性がある)
【会場】東京ビッグサイト会議棟前広場(東京都江東区有明3-11-1)
【詳細】pmaward.jp/

2023/10/232023年10月23日

● 自主制作番組コンテスト2023 伊賀上野ケーブルが大賞 ケーブルフェスタで表彰式

日本ケーブルテレビ連盟東海支部は10月6-8日に「ケーブルフェスタ2023」を開催し(10月16日号既報)、6日にはホテル名古屋ガーデンパレス(名古屋市中区)で「自主制作番組コンテスト2023」の表彰式を実施した。
今回は22作品の応募中から審査の上、最優秀作品賞には伊賀上野ケーブルテレビ(三重県伊賀市)の『18歳成人式』が選ばれた。
全国で3例しかない18歳を対象とした成人式が、今年5月4日に伊賀市で開かれた。令和4年の成年年齢引き下げに伴い、伊賀市では成人式の対象年齢を18歳に変更。決定に至るまでは、20歳での成人式開催を求め、市民団体が市におよそ8000人分の署名を提出したほか、市議会を巻き込み議論が紛糾した。
番組は「大人とは何か」をテーマとし、当事者である新成人、保護者、関係者に18歳成人式への考えを聞くと共に、開催を押し進めた伊賀市長にその理由を聞いた。また受験期の中、集まった成人式実行委員を追い、当事者の想いに迫った。
番組を通して、18歳で成人式を迎える意義を考えると共に、市民の声を届けたいという思いで制作に取り組んだという。
その他の入賞作品は以下のとおり。
★優秀作品賞
▽『わたしのストーリー~あなたのエピソードを映像化~』CAC(愛知県半田市)
★準優秀賞
▽『夢を奏でるクラフトビール バタフライブルワリー』CCNet 春日井局(愛知県春日井市)
★コミュニティ賞
▽『ふたたび歩く岐阜人』シーシーエヌ(岐阜県岐阜市)
★審査員特別賞
▽『静岡彩発見 吉田町めぐり編』TOKAIケーブルネットワーク(静岡県沼津市)


● バーチャルハロウィーン 都市連動型メタバースで開催/KDDI、渋谷区観光協会など

KDDI、渋谷未来デザイン、渋谷区観光協会は、10月27-31日の期間で「バーチャルハロウィーン2023」を開催する。4年目となる同イベントでは、都市連動型メタバース「バーチャル渋谷」「バーチャル大阪」において、音楽ライブやゲームなどのエンタメコンテンツを提供する。
バーチャルハロウィーン2023では、10組以上のアーティストや芸人による音楽・お笑いライブを実施。バーチャル空間で友達同士またはファン同士で一緒に盛り上がりながら楽しめる。また「バーチャル渋谷」の街中にちらかっているゴミを、参加者できれいに掃除していくゲームを展開する。
さらに今年はKDDIのメタバース「αU metaverse」で初開催し、アーティストや配信者(ライバー)と交流できるイベントを実施。「推し」とファン、およびファン同士の新たな出会い・交流の場として、音声会話を中心としたこれまで以上に密なコミュニケーションを実現する。なお、参加ライバーには収益が還元される仕組みも用意し、クリエイターの活躍の場を支援していく。
バーチャルハロウィーンイベントはコロナ禍に始まり、これまで総勢66組のアーティストやVTuber、アニメキャラクターなどが出演。新しいエンターテインメントの形として第7回JACEイベントアワード最優秀賞・経済産業大臣賞など、さまざまな賞を受賞した。
【公式サイト】alpha-u.io/event/halloween23


● 技術者資格講習試験を実施 11月1日から申し込み受付/日本CATV技術協会

日本CATV技術協会は11月から、2023年度CATV技術者資格講習試験および資格更新の申し込み受付を開始する。同講習試験では、CATV総合監理技術者および第1級CATV技術者資格を取得できる。
両技術者の資格取得者は、放送のデジタル技術やIP・ブロードバンド技術、放送法で定める安全・信頼性や放送法に基づく有線一般放送の登録申請などに関する知識、技術的能力を有しているものと認められている。また、有資格であることが建造物障害予測調査などの受注要件となる場合もあり、CATV関係で広く認められた資格になっている。
CATV技術者資格講習試験は、時間や場所の制約をできるだけなくすためeラーニング、CBT(Computer-Based Testing)を採用。誰でも受験できる。受講受験科目は、CATV総合監理技術者が「システム」「調査・施工」「ブロードバンド」、第1級CATV技術者が「システム」「調査・施工」。
講習はeラーニングで実施し、インターネット環境とPCなどがあれば受講が可能。講習実施期間中に所定の科目を学習し、章ごとの中間試験と修了試験を受け、すべてに合格すれば講習は終了する。合格するまで何度でも受けられる。
受験は、所定の科目のeラーニング修了試験に合格すると、CBT試験の申し込みが可能となる。CBT試験は、試験会場(テストセンター)で備え付けのPCを使用した試験方式。予約は試験実施期間中の希望する日時で全国150カ所以上の会場から受験会場を選んで受験できる。
受講受験費用は、CATV総合監理技術者が5万5440円、第1級CATV技術者が3万9380円。
なお、新規講習試験に合わせて、更新手続きも実施する。
【講習試験実施スケジュール】▽申し込み期間=11月1-20日▽eラーニング講習期間=12月1日-2024年2月15日▽CBT試験期間=24年1月10日-2月19日
【申し込み・詳細】www.shikaku.catv.or.jp/
【問い合わせ】Eメール=syoumei@catv.or.jp


● CEATEC AWARD 2023 総務大臣賞など各賞を発表 展示された技術・製品等が対象

電子情報技術産業協会(JEITA)は、「CEATEC2023」(10月17-20日)で展示された技術・製品・サービスなどを対象とする「CEATEC AWARD 2023」の総務大臣賞、経済産業大臣賞、デジタル大臣賞ならびに部門賞を発表した。
同アワードはSociety5.0の実現を促し、新たな価値と市場の創造・発展に貢献、関係する産業の活性化に寄与することを目的として実施。審査委員会による厳正な審査で選出された。
総務大臣賞は「空間セキュリティマネジメントソリューション」(東芝)、経済産業大臣賞は「金属インクジェット印刷技術を用いた環境負荷低減PCB」(エレファンテック)、デジタル大臣賞は「世界最小最軽量級のカメラが『働く』を変える。リアルタイム映像DXソリューション『Xacti LIVE(ザクティライブ)』」(ザクティ)が受賞した。
デジタル大臣賞のウェアラブルライブ映像デバイス&配信サービス「Xacti LIVE」は、5G/6G時代におけるビジネスのライブをリアルな目線映像で、いつでもどこからでも共有できるソリューション。30グラムを切る軽く小さいウェアラブル映像デバイスによる臨場感あふれる現場の映像と音声が、複数拠点からの遠隔支援をリアルかつ円滑に実現する。
部門賞は、以下のとおり。
【アドバンストテクノロジー部門】▽グランプリ=「高品質なGaN系微小光源を作製するためのmicro-LED/micro-レーザー用独自基板と新工法」(京セラ)▽準グランプリ=「省電力AIプロセッサーMN-Coreシリーズ(Preferred Networks)、「『おいしさを見える化』が創る未来の食卓~野菜・果物・茶葉などのスマホ等での撮影画像からのAI 解析による食味判定と情報化~」(マクタアメニティ)
【デバイス部門】▽グランプリ=「指先が持つ繊細な感覚を可視化するマルチフィジクス・ナノ触覚センシング」(香川大学JST-CREST)▽準グランプリ=「ガラス建材一体型ペロブスカイト太陽電池」(パナソニックグループ)、
【コ・クリエイション(共創)部門】▽グランプリ=「建設段階のデジタルツイン基盤CONNECTIA活用による現場DX実現」▽準グランプリ=「いっしょに考えます、トイレのこと『A-SPEC』」(LIXIL)
【スタートアップ部門】▽グランプリ=「エアモビリティー社会を支える小型高性能ポータブルドップラー・ライダー」(メトロウェザー)▽準グランプリ=「TL-SENSING~人肌や吐息さえも高速検知。『熱』を可視化して異常現象を0.01秒キャッチ~」(TopoLogic)

2023/10/162023年10月16日

● 2025年 大阪・関西万博 民間パビリオン構想発表 来場者に未来社会の体験提供/パナソニック、NTTなど7社

2025年日本国際博覧会協会(博覧会協会)は4日、「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)民間パビリオン構想発表会(第1弾)」を東京都港区のパソナホールで開いた。
民間パビリオンでは、各出展者が今回の万博のテーマ『いのち輝く未来社会のデザイン』に沿って工夫を凝らし、個性を生かした展示や演出をすることで、来場者に未来社会を体験してもらい、感動と共感を与えるパビリオンの実現を目指す。
この日の構想発表会では、大阪・関西万博に民間パビリオンを出展する13社のうちパナソニックやNTTなどの7社が、プロモーション動画やモックアップなどを初公開するとともに、パビリオンの具体的な構想を発表した。
トークセッションでは、テーマ事業プロデューサーの落合陽一氏が進行役となり、民間パビリオン出展者と各パビリオンの魅力について説明した。
大阪・関西万博を契機とし、「共創」をテーマに取り組んでいるパナソニックグループは、同社パビリオン『ノモの国』の総合プロデューサーの原口雄一郎氏が登壇。「このパビリオンでは、パナソニックグループが未来社会を担う人々の思いに寄り添い、その思いを実現するためのパートナーと思ってもらえるような存在になれるように、子供たちと、これからの未来を共に創っていく第一歩を踏み出す場にしていきたい」と語った。
NTTグループでは、「IOWN」と呼ばれる光を使った高速・大容量の次世代の通信ネットワークを活用し、遠く離れた場所にいる人や景色でも、音や感触なども含めて、その場で再現するような展示をする。
NTTの工藤晶子取締役執行役員研究開発マーケティング本部アライアンス部門長は「開発中の次世代の高速大容量ネットワークで、さらに進化していく社会をブースでは具現化したい」と述べた。
10月18日には発表会(第2弾)を開催し、今回発表しなかった6社が構想を明らかにする予定。なお、大阪・関西万博開幕500日前となる11月30日には、前売チケットの販売が始まる。


● Goolightの取り組み メディアの力で地域創造/CRIオンラインセミナー

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、「地域に欠かすことのできない総合プロデューサーを目指す-Goolightの駅前ビル活用策がベストプロモーション大賞獲得!」をテーマに第38回CRIオンラインセミナーを10月26日に開く。
Goolight(長野県須坂市)は、「ケーブル・アワード2023/第16回ベストプロモーション大賞」において、133件の応募の中からグランプリを獲得した。受賞したのは『人をつなぎ、地域をつなぐ、須坂のあたらしい拠点-bota-』の取り組み。
同社は2020年7月に本社が入るビルの1階部分を取得し、「須坂市産官共創事業」として、民間活力を導入した子育て支援、就労支援、にぎわい創出などの新しい地域創造の場とする事業提案を須坂市に提出し、採択された。
この拠点は「bota(ぼーた)」と名付けられ、Goolightは指定管理者として、さまざまなアイデアでイベントやセミナー、ワークショップを実施し、市民を呼び込んだ。2022年7月から2023年9月までに延べ12万4000人(月平均8200人)を集客したという。
これは、メディアの強みを生かして、SNS×紙媒体×放送と幅広くプロモーションを展開した結果による。セミナーでは、同社の経営企画本部部長 岩下正志氏が活動について報告する。
【日時】10月26日/13時30分-15時
【参加費】CRI会員4000円、非会員8000円
【申し込み】cri-info.jp/seminer-join


● XRテーマの国際映画祭 新宿の常設施設で開催 専用機材を使って没入感体験

XR映画製作・配給などを手掛けるCinemaLeapは、小田急電鉄と共同で10月27-29日に、XRをテーマにした常設施設「NEUU」および特設会場で、4回目となるXRに特化した国際映画祭「Beyond the Frame Festival 2023」を開催する。
XR映画は、専用機材を身に着けた自身のアクションに連動して内容が展開していくなど、まさにストーリーの一部となる没入感体験が特徴であり、会場に用意する専用機材で実際に楽しめる(機材の装着を要する作品は年齢制限あり)。
晩年を過ごしたアトリエを舞台に、世界的な建築家アントニ・ガウディに迫る『GAUDI, The Atelier Of The Divine』や、『千利休の所持した樂長次郎 黒樂茶碗「万代屋黒」をモデルにしたお茶碗型の触覚デバイス』を用いて、VR空間で複数人同時に日本のお茶の世界を体験し、日本伝統の茶道の世界を通して生命と宇宙のつながりを体験する『SEN』など、VR・AR・MR技術を幅広く取り入れた全25作品を用意する。
また、世界から公募した96作品から、審査員により特に優秀な3作品を選定。最終日(29日)にNEUUで結果発表・表彰式を実施、その模様をオンラインで配信する。 そのほかオンラインでトークイベントなども実施する。
【会場】NEUUおよび同建物6階特設会場(東京都新宿区西新宿1-5-11 新宿三葉ビル)
【申し込み・詳細】btffjp.com/


● 放送業務のクラウド化 オンラインセミナーで考察/ユニゾンシステムズ

ユニゾンシステムズは、放送業界、放送業務のクラウド化をテーマにしたオンラインセミナー「放送局のクラウド化とその未来について」(Zoom使用)を10月26日に開く。参加費無料。
さまざまな業界でクラウド上に構築されたサービス、システムが主流になってきている中、放送業界においてもクラウドでの編集、クラウドへのアーカイブなどが普及し始めている。
しかし、放送業界では障害リスクの観点などからオンプレが基本となりシステム構成がされているため、リプレイスのたびに大きな設備投資をしなくてはならず、運用監視管理者も必要となるなど課題がある。
今回のセミナーでは、同社が9月にクラウド化を実現した営放システムをはじめ、クラウドに構築しているシステムを題材に、放送業界の未来について考察する。
なお、セミナーで扱う商品は、「Inter BEE 2023」(11月15-17日)に出展する。
【日時】10月26日/11-12時
【申し込み】form.k3r.jp/unixon/cloudeihosystemwebinar


● ジャパンマテリアル製品プライベートショー in 東京2023

ジャパンマテリアルが取り扱うメーカーの各製品を披露するプライベートショーを10月18-20日に開く。製品の組み合わせによる新しいソリューションや関連製品を展示し、各製品の担当者が来場者の質問や相談に応対する。
いずれの開催日も1時間ごと(14-15時、15-16時、16-17時)の入れ替え制で、各回の定員は6人。1社につき2人まで申し込みできる。
【会場】ジャパンマテリアル 東京本部 ミーティングルーム/ショールーム(東京都千代田区一番町5-3 アトラスビル4階)
【申し込み】reserva.be/jmgs_seminar

2023/10/92023年10月9日

● Inter BEE 2023 11月15-17日開催 公式サイトで来場事前登録を開始 出展者数は前年比25%増見込む

電子情報技術産業協会(JEITA)は、11月15-17日に開催する「Inter BEE 2023」(会場:幕張メッセ/千葉市美浜区)の来場事前登録を、Inter BEE公式サイトで開始した(入場無料、登録入場制)。
Inter BEEは、幅広い分野のメディアとエンターテインメントのプロフェッショナルが集う、日本最大級のメディア総合イベント。音響、映像、放送、通信、照明の関連はもとより、メディア・エンターテインメント業界の技術者、クリエイター、ステークホルダーが一堂に会する。
今回で59回目の開催となるInter BEEは、「コンテンツ」を中核とし、コンテンツを「つくる(制作)」、「おくる(伝送)」、「うける(体験)」のすべてを網羅した、メディアとエンターテインメント分野の最新情報とビジネスの場を総合的に提供する。
◆昨年よりも規模拡大
昨年は国内外の出展者810社・団体、来場者数2万6901人だった一方、本年の出展者数は昨年比で25%増、海外出展者も増加を見込んでいる。幕張メッセの6つの展示ホールを会場に、昨年よりも規模を拡大する。
また今年は、特別企画とコンファレンスを一層充実。特別企画「INTER BEE EXPERIENCE」では、昨年のイベントホールでのX-Speaker(SRスピーカー体験デモ)の復活に続き、今年は人気イベントX-Headphone/X-Microphone(ヘッドホン/マイクロホン試聴体験展示)を4年ぶりに実施する。
◆部門名称を変更
加速するメディアとエンターテインメントの進化、テクノロジーの時流をとらえ次のステージへと進むべく、2つの部門名称を変更する。
新たな部門名称はそれぞれ「エンターテインメント/ライティング部門」(旧「映像表現/プロライティング部門」)、「メディア・ソリューション部門」(旧「ICT/クロスメディア部門」)。
これらに「プロオーディオ部門」と「映像制作放送関連機材部門」を加えた4部門でInter BEE 2023は構成。メディアとエンターテインメント分野にかかわる世界的な潮流と多様な最新テクノロジー発信の場として、これまで以上に産業全体の総合性を網羅する。
◆新たな特別企画を展開
メディア&エンターテインメント産業の進化と、裾野の拡大に焦点を当てるものとして、「INTER BEE IGNITION×DCEXPO スタートアップエリア」と、「INTER BEE CREATIVE 動画マーケティングラウンジ」の2つの新特別企画を実施する。
動画マーケティングラウンジでは、日々拡大しつつある動画マーケティング市場の最前線で活動する制作プロダクション/マーケティング企業が参加、映像・動画関連産業の裾野拡大と市場の発展を支援する場として展開し、企業の広報やマーケティング担当者に広く訴求する。
【会期】▽幕張メッセ=11月15-17日▽オンライン=11月6日-12月15日
【公式サイト】www.inter-bee.com/ja/


● TYO学生ムービーアワード エントリーの受付開始 60秒のショート映像作品募集

TYOは、学生を対象に第4回「TYO学生ムービーアワード」の開催を決定し、エントリー受付を開始した。同アワードは、次世代の才能の発掘と育成、さらには映像業界全体の発展に寄与したいという思いから開催している学生向けショートフィルムコンテスト。
今回のテーマは『初心者』に設定し、60秒のショート映像作品を募集。特別審査員は第1回から引き続き、俳優であり自身も日本発の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」を主宰する別所哲也氏。また新たに、男女8人組のユニット「ダウ90000」を主宰して、演劇・お笑い・コント・ドラマなどでさまざまな新しいカタチの表現に挑戦している蓮見翔氏を迎える。
そのほか、CMや映画の演出を手掛けたディレクター・クリエイター陣も審査員となって受賞作品を選出する(協力:イマジカデジタルスケープ)。賞金は総額200万円(金賞100万、銀賞50万円ほか)。
【応募資格】2023年現在、18歳以上で、日本国内の各種専修専門学校、短期大学、大学、大学院に在籍する生徒・学生(高校生は対象外)
【スケジュール】 ▽エントリー期間=12月14日▽作品応募期間=12月15日-24年1月16日▽最終ノミネート作品発表=同年2月22日(公式サイトで発表)▽表彰式=同年3月7日
【詳細】tyo-gama.jp/


● 4K・VR徳島映画祭 作品募集の締切延期 10月19日まで受付

プラットイーズが、とくしま4Kフォーラム実行委員会の一員として開催する「とくしま4K+NEXT ~4K・VR徳島映画祭~」(12月15-17日)において、作品募集の締切日を10月19日に延長した。
同イベントは、今年度開校した「神山まるごと高専」(徳島県名西郡神山町)と徳島駅前の「とくぎんトモニプラザ」をメイン会場とし、ノミネート作品や特別上映作品の上映、トップランナーによる各種セミナー・ワークショップ、先端技術の体験コーナー、制作者と映像関係事業者とのマッチング、学生向けの就職マッチングなど、映像・コンテンツの発展を実体験できるイベントとして実施される。
募集作品は、4K/8K/VRの映像作品、高校生制作の映像作品(4K/8K/VR作品以外も可)。
【詳細】4kforum.jp


● MPTE第60回勉強会「エンタメ業界における最適な契約業務とは–IP活用におけるリスク回避術」

日本映画テレビ技術協会が10月12日にオンライン(Zoom使用)で開く。エンターテインメント・コンテンツ業界の事例からひもとく「契約DX」について、トラブル事例を交えながら最適な契約業務に関し、渋谷カケル法律事務所、Sansanの協力を得て、分かりやすく解説する。受講無料。
【日時】10月12日/15-16時
【定員】80人
【詳細】www.mpte.jp

2023/10/22023年10月2日

● 「Canon EXPO 2023」開催 最新製品・サービス展示 新たな社会の可能性を示す

キヤノンは、10月19、20日の2日間、「Canon EXPO 2023」を横浜市西区のパシフィコ横浜ノースで開く。『Future Focused.Always.~未来の可能性を、ひろげ続けよう~』をスローガンに、製品やサービスとそれを支える技術が実現する現在から未来の社会を表すと共に、パートナーとの共創を加速させる場となる。
「Canon EXPO」は、新製品や将来技術を展示し、キヤノングループの目指す方向性を示す場として、2000年から定期的に開催してきた。5回目となる今回は、時代の要請やビジネス環境の変化に適応し、事業ポートフォリオを大きく転換しつつある姿や、最新の製品やサービス、それを支える技術、社会へ貢献するソリューションを展示する。
さらに、ホリスティック(複合的)な開発環境から生まれるイノベーションの種を、新領域へ展開するとともに、パートナーとの共創の可能性を示す。生まれ変わったキヤノンの姿、そしてこれからも変化し続ける姿を披露する。
展示会は、「コアコンピタンスの丘」(製品展示)、「ソリューションの広場」(ユースシーン展示)、「ホリスティックの森」(技術展示)、「シナジーの泉」(新領域展示)の4つのゾーンで展開する。入場無料(事前登録制)。
なお、展示会場のパシフィコ横浜ノースの施設内会議室において、20を超える各種セミナーを開く。
なお、基調講演(招待制)や展示する内容の一部は、オフィシャルサイトを通じてオンラインでも会期後に視聴できる。
◆展示会
【日時】10月19、20日/10-18時(最終入場17時)
【会場】パシフィコ横浜ノース(横浜市西区みなとみらい1-1-2)
【詳細】https://expo.canon/welcome/


● IBC2023の報告 セミナーを6日に開く AIへの取り組みも/アビッド

アビッドテクノロジーは、10月6日にセミナー「Avid Post IBC2023」を4年ぶりに開く。今回は都内のリアル会場とオンラインのハイブリッドで実施する。参加無料。
IBC2023で発表された最新情報を中心に、クラウドサービスや制作効率を向上させる最新ワークフローについて説明。また、今後リリース予定の製品の技術プレビューも披露する。
また、アビッド製品のアーキテクチャーとテクノロジー戦略を担当する技術部門責任者のシャイレンドラ・マーサー氏が来日。特別講演として、アビッドのAIへの取り組みであるAvid Ada(エイダ)テクノロジーについて解説する。
【日時】10月6日/14-16時
【会場】東京虎ノ門グローバルスクエア コンファレンス(東京都港区虎ノ門1-3-1)またはオンライン(Zoomウェビナー)
【詳細】https://connect.avid.com/postibc2023_jp.html


● 第36回東京国際映画祭 上映ラインアップを発表 ナビゲーターに安藤桃子監督

「第36回東京国際映画祭」のラインアップ発表記者会見が、9月27日に東京都千代田区の日比谷ミッドタウンで開かれた。ゲストとして、フェスティバル・ナビゲーターの安藤桃子監督とコンペティション作品監督の中から小辻陽平、富名哲也の各監督が登壇した。
今年の映画祭は、10月23日-11月1日の10日間、昨年に引き続き日比谷、有楽町、丸の内、銀座の各地区で開催される。また、昨年同様にオープニングのレッドカーペットを日比谷仲通りで実施予定だ。
映画祭併設のマーケット「TIFFCOM」は、10月25-27日の3日間開催。今年は、総勢約600人以上の海外ゲスト招へい予定で、コロナ禍では積極的に実施ができなかった「交流ラウンジ」などの映画人の交流の場を充実させ、世界中の映画人とファンとの交流が活性化していく。
東京国際映画祭チェアマンの安藤裕康氏は「今年の作品数は219本(昨年は174本)となり約25%増えた。国際交流も強化する。関連イベントでは小津安二郎監督の誕生120周年で、小津監督のほぼ全作に近い35本を上映。今後の方向性として、アジアの国々との連携を強化してアジアの映画祭としての特色を出す」と話した。
昨年まで俳優が歴任してきた「アンバサダー」を、映画祭をより楽しんでもらうための案内人である「ナビゲーター」という肩書きに名を変え、同ナビゲーターに就任した安藤監督があいさつした。安藤氏は「今年からナビゲーターという肩書きに変わり、すごく大きな東京国際映画祭の指針にも感じられた。ぶっ飛ぶほどに光栄に感じた」と述べた。
その後、プログラミング・ディレクターの市山尚三氏から「コンペティション部門」15作品の紹介に続き、「コンペティション部門」に選ばれた日本映画3作品を発表し、うち『曖昧な楽園』の小辻陽平監督、『わたくしどもは。』の富名哲也監督が登壇した。
小辻監督は「この作品のきっかけは、祖父の最期の時間を元にした。曖昧で漠然とした瞬間を写したいと考え、実際の人生に近いような複雑であり、漠然とした感覚に近い映画になれたらと思って作った」と語っていた。
富名監督は「『わたくしどもは。』は新潟県の佐渡島で撮った。1作目『Blue Wind Blows』も佐渡島で撮っており、メイン舞台の佐渡金山を初めて訪れた時、その場所から得たインスピレーションを受けたものを映画にした。東京から新潟に移住し本気で作品作りに取り組んでいる」と作品に込めた思いを語った。
なお、公開された映画祭の公式ポスターには、ナビゲーターを務める安藤監督と父親である俳優の奥田瑛二のツーショットが使われている。
【詳細】https://2023.tiff-jp.net/ja/


2023年9月25日

● 横浜で2027年開催 公式アンバサダーに芦田愛菜/国際園芸博覧会

2027年国際園芸博覧会協会(十倉雅和会長=経団連会長)は19日、「2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027/以下、園芸博)」の公式アンバサダーに女優・タレントの芦田愛菜が就任することを、東京都千代田区の東京国際フォーラムで記者会見を開き発表した。
園芸博は、「大阪花の万博」(1990年)以来37年ぶりに日本国内で開催されるA1クラスの国際園芸博覧会となる。持続可能な地域・経済の創造や社会的な課題解決に貢献する「新しいグリーン万博」として、横浜市瀬谷区・旭区の旧上瀬谷通信施設(米軍施設跡地)で27年3月19日-9月26日の日程で開催される予定。なお、首都圏(1都3県)で開催される万博はこの園芸博が初となる。
これまでの国内開催の万博は、大阪万博(大阪府.1970年)、沖縄海洋博(沖縄県・75年)、科学万博(茨城県・85年)、花博(大阪府・90年)、愛・地球博(愛知県.2005年)、大阪関西万博(大阪府・25年予定)で園芸博は国内で7回目の万博開催となる。
園芸博は『幸せを創る明日の風景 ~Scenery of the Future for Happiness~』をテーマに開催。改めて植物の自然資本財としての多様な価値を再認識し、持続可能な未来と誰もが取り残されない社会の形成に活用するとともに、自然との共生や時間・空間を含めたシェアがもたらす幸福感を、新たな明日の風景として可視化していくことを目指している。
博覧会区域は約100ヘクタール(うち会場区域80ヘクタール)で、来場者数は1000万人以上を見込んでいる。
公式アンバサダーの芦田愛菜は現在19歳、3年半後の27年3月には22歳で開幕を迎える。
芦田は会見で「園芸博は、国や業種、世代を超えた方々が一丸となって地球の未来のために植物や自然の力を最大限に考え、その技術や美を世界に発信していく。この博覧会を通して、すべての生命は植物を中心につながっていること、そしてその植物の計り知れない能力と生命力を私たちが理解していくことが、メインテーマ『幸せを創る明日の風景』になると感じている」と述べた。
続けて「私も皆さんと一緒に楽しみながら学び、1人でも多くの人の心に希望ある未来が描けるよう、アンバサダーとしてGREENEXPOの魅力を発信していきたい」と意気込みを見せていた。
十倉会長は「これからの未来を生きる次世代の代表である芦田さんに博覧会の理念や魅力を広く伝えてもらいたい。本博覧会とともにこれからの未来の社会を学び、考え、発信してもらえるよう、今後の活躍を大いに期待している」と話した。


● 若手映画制作者を育成 監督コースの参加者を募集/VIPO Film Lab

映像産業振興機構(VIPO)は、映画の国際共同製作を推進し、国際的な感覚や知識を持ち広く世界で活躍する若手映画制作者を育成することを目的として「VIPOFilm Lab」を開催。今年も監督コースにおいてワークショップに参加する監督を募集している。
同ワークショップでは、フランス国立映画学校(FEMIS)や海外で教えるブリス・コヴァン氏を講師に招き、映画監督として国際的に活躍するために必要な映画表現や専門知識をレクチャーする(逐次通訳あり)。
参加者は、あらかじめ準備された脚本に沿って俳優の演出・撮影を実施する。その過程で、講師からはスタッフや俳優とのコミュニケーション方法、演出技術に関する指導、撮影された映像の講評を受けることができ、多くの学びを得られるプログラムとなっている。
今回の講師のブリス・コヴァン氏は、15年にわたり、フランスや米国で助監督として、モーリス・ピアラ、パトリス・ルコント、ニコール・ガルシア、ピエール・サルヴァドーリなどの監督につく。ローラン・リュカとアヌーク・エーメ主演によるデビュー作『Hotel Harabati』は、2006年ベルリン国際映画祭フォーラム部門に出品され、Variety Awardを受賞した。
参加対象者は、映画企画を持っていること、商業映画の製作実績があること。商業映画とは、東京都内で1日3回、15日間以上、商業映画館にて上映された40分以上の劇映画作品。
【日時】11月13-17日/9-17時(休憩あり)全5日間
【定員】4人
【研修参加費】2万円
【スケジュール】▽11月13日=演出についての講義▽14-17日=出演者と脚本の検討と打ち合わせ・撮影実習・ラッシュ講評
【会場】VIPO(東京都中央区築地4-1-1東劇ビル2階)
【応募締切日】10月15日
【申し込み・詳細】 filmlab.vipo.or.jp/news/p648/


● 基本から学ぶメタバース ビジネスでの活用を提案/Tooがオンラインセミナー

Tooは、オンラインセミナー「ブランドマーケティング最前線ファンを生み出すメタバース」を10月6日に開く。
時間と場所にとらわれず、自らのアイデンティティも飛び越えたもう1つの「現実」を体験することができるメタバース。体験者は、3D空間上ならではの非日常の体験を、同じ空間上にいる他の体験者と共有することができる。メタバースを活用した新しい体験や価値を顧客に提供し、ビジネスに活用しようとする動きも広がっている。
セミナーでは、メタバースとは何かという基本から、想定される活用シーンなど、根幹となる情報を伝える。さらに具体例として、ブランドマーケティング・ファンマーケティングにおけるメタバースサービス群と、その中の1つである、コミュニティー形成や『推し活』向けメタバースプラットフォーム「SYNMN」について説明する。
受講無料(事前登録制)。
【日時】10月6日/17-18時
【申し込み・詳細】www.too.com/event/2023/synmn/


● 国立映画アーカイブ「サイレントシネマ・デイズ2023」

生演奏を付けて無声映画を上映する企画。今回は没後50周年を迎えた早川雪洲の『颱風』(1914年)をはじめ、米国、フランス、ドイツ、中国、日本映画をそろえ、6プログラム7作品を上映。
【会期】10月3-8日
【会場】長瀬記念ホール OZU(東京都中央区京橋3-7-6)
【定員】299人(各回入れ替え制・全席指定席)
【料金】一般(通常料金)520円ほか
【詳細】www.nfaj.go.jp/exhibition/silent202308/


● 全国自作視聴覚教材コンクール 入賞作品決定 29日に表彰式 4部門合計61作品の応募

日本視聴覚教育協会主催で、日本学校視聴覚教育連盟、全国高等学校メディア教育研究協議会、全国視聴覚教育連盟の共催、文部科学省の後援による令和5年度「全国自作視聴覚教材コンクール」の入賞作品が決定した。今回のコンクールには、全国から小学校部門(幼稚園および保育所含む)、中学校部門、高等学校部門、社会教育部門の4部門総数61作品の応募があった。
表彰式(教育映像祭中央大会)は、9月29日に霞が関プラザホール(東京都千代田区)で開く。
最優秀賞および優秀賞は以下のとおり(敬称略)。
【最優秀賞(文部科学大臣賞)】
▽「仙台の虫『スズムシ』~スズムシを守る~」(映像教材)仙台市小学校教育研究会 視聴覚教育研究部会 教材制作委員会
▽「ポン菓子でアフリカを救え! ~家田製菓の挑戦~」(同)岡崎市視聴覚ライブラリー・おかざき映像教材研究会 令和4年度C班
▽「はっけよい!のこった! -専称寺の夜泣き力士-」(紙しばい)折原由美子(山形県山形市)
【優秀賞】(いずれも映像教材)
[小学校部門]
▽「松應寺(しょうほうじ)横丁~『にぎわい』をとりもどすために~」岡崎市視聴覚ライブラリー・おかざき映像教材研究会 令和4年度B班
▽「どうしてその色?~身近な生き物たち~」 岡崎市視聴覚ライブラリー・おかざき映像教材研究会 令和4年度A班
[中学校部門]
▽「僕はゆーととして生きる 性別にとらわれない自分らしさ」 岡崎市視聴覚ライブラリー・おかざき映像教材研究会 令和4年度D班
[社会教育部門]
▽「ふるさとの民俗芸能 でんでこ舞」 南陽8ミリクラブ(山形県南陽市)
▽「南西諸島の空から~ある特攻隊員の日記~」中央大学 FLP松野良一ゼミナール(東京都八王子市)
▽「今はなく写真でたどる『新川九門暗閘(きゅうもんあんこう)』 加藤功(新潟市)
▽「とやまの橋~人々の願い・記憶のメモリアル~映像教材」 富山県映像センター
▽「富海(とのうみ)の藍づくり」 大野進二(山口県山口市)

2023/9/182023年9月18日

● 映画制作の舞台裏を学ぶ 資金調達からロケハンまで/フェローズがセミナー

フェローズは、映画『おしょりん』の川口浩史プロデューサー登壇による対面式セミナー「映画の作り方、撮影現場のリアル 地元企業・住民との地域おこし~映画制作の資金調達からロケハン調整まで~」を9月26日に開く。
地元の協力と地場産業の支援を通じて、成功へと導いた映画制作の舞台裏について解説。今秋公開予定の『おしょりん』の一部を、企画書、ロケ写真、地図などを見ながら、地域の人々とともに、制作を実現させ、経済と文化の発信の一翼を担った実例を学ぶ。
◆セミナーの概要
①映画『おしょりん』企画の成り立ち
②映画『おしょりん』準備&制作の経緯
③重要シーンのロケハン秘話&スチール撮り
④重要シーンの登場人物、地元オーディション
⑤製作中の苦労エピソード&地元の人々の協力
⑥質疑応答
【日時】9月26日/10-12時
【会場】フェローズ 東京本社レセプションルーム(東京都渋谷区恵比寿西1-7-7 EBSビル7階)
【参加費】3000円、フェローズ登録者2400円
【定員】20人
【申し込み締切日時】9月25日17時
【申し込み】tinyurl.com/mwjpc6m5
【問い合わせ】フェローズ クリエイティブアカデミー事務局/Eメール=academy@fellow-s.co.jp


● HDR効果の出し方やワークフローなど解説/ドルビージャパン

ドルビージャパンは、9月27日にオンラインセミナー(Zoom使用)を開き、6月にドルビーシネマで公開された『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』を事例として、HDR効果の出し方とワークフローについて説明する。
併せて、ドルビービジョンの「シネマトリムパス」を使った、HDRマスターからの効率的な劇場上映用マスターの制作方法や、ドルビーシネマ用のHDR映像を制作する際、配信やビデオグラム用のHDRマスターを一体のワークフローで制作することで、効率的にドルビーシネマ用/ホーム用の両方のドルビービジョンHDRマスターを用意する方法も解説する。
登壇者は、クープ テクニカルスーパーバイザー/今塚誠氏、ドルビージャパン シニア テクニカル マネージャー/萩谷太郎氏。参加費無料。
【日時】9月27日/14-15時
【申し込み締切日】9月25日
【申し込み】https://form.run/@DolbyVision-HDR-seminar


● 若手映画作家の育成 4人の監督が短編映画制作 協力プロダクションが決定/VIPO

映像産業振興機構(VIPO)は、文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2023」において、今年度の製作実地研修(短編映画製作)に協力する制作プロダクション4社を決定した。
同プロジェクトでは、夏に課題撮影を中心としたワークショップを開催し、参加者15人から4人の監督を選出した。同4人は講師による脚本指導を経て、制作プロダクション協力のもとプロのスタッフとともに短編映画を制作する。
映画の完成は2024年1月。同年3月以降に上映会を開く予定となっている。
【若手映画作家育成プロジェクト2023】▽城真也監督/制作会社:オフィス・シロウズ▽西口洸監督/制作会社:ラトロン▽野田麗未監督/制作会社:RIKIプロジェクト▽山本十雄馬監督/制作会社:東映東京撮影所
●過去の4作品を上映
10月5日には、ndjcの過去4作品を上映する「ndjc新文芸坐セレクション」を開催する。上映後には、『ハケンアニメ!』(2022年)が高く評価され、早くも3作目の商業長編映画『沈黙の艦隊』が9月29日に公開される吉野耕平監督のトークイベント(30分程度)も実施する。
【上映作品】▽『アンダーウェア・アフェア』(岨手由貴子監督/ndjc2009)▽『おとこのこ』(松永大司監督/ndjc2010)▽『エンドローラーズ』(吉野耕平監督/ndjc2014)▽『魚座どうし』(山中瑶子監督/ndjc2019)
【上映作品の詳細】https://www.vipo-ndjc.jp/news/6084/6084/
【日時】10月5日/19-21時(全4本上映)
【会場】新文芸坐(東京都豊島区東池袋1-43-5 マルハン池袋ビル3階)
【料金】一般1800円/各種割引1400円。チケットは9月28日よりオンライン(https://www.shin-bungeiza.com/)および劇場窓口で販売


● 三信電気/ウェビナー「LiveU社クラウドソリューション」

クラウドを活用したサービス「LiveU Matrix」「LiveU Ingest」について説明する。LiveU Matrixは、従来のLiveU送受信機1対1の映像伝送を1対Nとし、複数ユーザーで同時にライブ映像の共有が容易にできる。
LiveU Ingestでは送信機から伝送されているライブストリームを、クラウドまたはオンプレミスのサーバーで自動収録を実現。LiveU-Centralに入力またはインポートされたメタデータとの連携も可能。
【日時】9月22日/14時-14時45分
【申し込み】https://zoom.us/webinar/register/4216931846809/WN_BbcGuGw8SYqcnCqOjoGJ-A#/registration

2023/9/112023年9月11日

● 4K・VR徳島映画祭 10月12日まで作品募集 12月15-17日に開催へ

「とくしま4K+NEXT ~4K・VR徳島映画祭~」(事務局:プラットイーズ)では、開催に向け作品を募集している。同イベントは2013年からスタートし、最先端の技術に触れながら地域の文化も楽しめる、4K・VR映像に特化した映画祭。
今年の開催日は12月15-17日の3日間で、神山まるごと高専(徳島県名西郡神山町)、とくぎんトモニプラザ(徳島県青少年センター/徳島市寺島本町西)のリアル会場と、オンライン会場のハイブリッドで開く。
同映画祭では、ノミネート作品や特別上映作品の上映、各種セミナー・ワークショップ、先端技術の体験コーナー、制作者と映像関係事業者とのマッチング、徳島県内の学生向けの就職マッチングなどを実施する。
募集作品は4K/8K/VRの映像作品で、高校生制作の作品は、それ以外でも可。応募締切日は10月12日。応募条件として、国籍、年齢、性別、グループ、プロ・アマ、作品内容、作品尺、制作年を問わない。
【募集部門】
[ドラマ部門] 自由テーマのドラマ作品
[ノンフィクション部門] 自由テーマのノンフィクション作品
[あわ文化振興部門] 徳島県内各地の伝統文化や生活文化をテーマとした作品
[高校生部門] 高校生制作の自由テーマの作品
【応募方法】公式サイト(4kforum.jp/)内の応募フォームで受付中


● LiveUの新サービス デモを交えて機能を説明/三信電気がウェビナー

三信電気は、同社が取り扱うLiveU社のリモートプロダクション新サービス「LiveU Studio」のウェビナー(Zoom使用)を9月15日に開き、デモンストレーションを交えて特徴や機能などについて説明する。
LiveU Studioは、RTMPやSRTの入力ソースのほか、LiveU社の独自プロトコルLRT(LiveU Reliable Transport)にも対応したライブビデオリモート制作ソリューション。スイッチング機能、リモートゲスト参加、オーディオミキサー、テロップ機能など、映像制作に必要な機能を備え、最大30の動画配信プラットフォームに配信可能となる。
【日時】9月15日/14-15時
【申し込み・詳細】uh28.asp.cuenote.jp/p/0001428d1a/274463/body/pc.html


● 番組アーカイブネッ卜 全国の図書館などで展開/放送番組センター

放送ライブラリーを運営する放送番組センター(横浜市中区)では、「全国放送番組アーカイブ・ネットワーク(番組アーカイブネッ卜)」のサービスを開始した。このサービスは、放送ライブラリーの公開番組の中から、国内外の賞を受けた番組や、放送史に残る番組などを、全国各地の図書館などの利用端末から視聴できる新たな試み。
9月1日には、福島県の郡山市中央図書館で全国初の「番組アーカイブネット」が開設。同図書館2階資料室の視聴ブースで、放送ライブラリーの公開番組の中から選りすぐった121番組(テレビ106番組、ラジオ15番組)を誰でも無料で視聴できる。番組は随時追加される予定。


● CEATEC2023 来場登録の事前申し込み受付 10月17-20日、幕張メッセで開催

電子情報技術産業協会(JEITA)主催の「CEATEC2023(シーテック2023)」(10月17-20日、幕張メッセ)では、来場登録(無料)の事前申し込みを受付中だ。
今年のCEATECは5つの「次世代」として、①次世代の社会を実現するデジタル田園都市、②次世代を技術で支えるテクノロジーデバイス、③次世代の社会を担う人材の育成・支援、④次世代のカギを握るスタートアップと大学研究機関を応援、⑤次世代につなげる地球環境に配慮した持続可能な展示会へ–をテーマに実施する。
CEATEC2023の幕張メッセ会場は、次の6エリアで構成する。
[アドバンスドテクノロジーエリア] Society5.0の実現に向けたテクノロジー全般のエリア
[キーデバイスエリア] Society5.0の実現を支える電子部品や電子デバイスのエリア
[パートナーズパーク] 独自テーマを設定し、あらゆる産業・業種のパートナーとともにSociety5.0の未来社会を体現する「共創」エリア
[スタートアップ&ユニバーシティエリア] 国内外のスタートアップや研究成果の社会実装を目指す大学・教育機関のエリア
[グローバルエリア] 海外諸機関がパビリオンを展開、各国・地域を代表するスタートアップや企業が集まるエリア
[コンファレンス] 業界のリーダーや専門家などによる講演やパネルディスカッションを実施
【CEATEC2023来場登録】公式ウェブサイト=www.ceatec.com


● 京都映画企画市 映画企画コンテスト 一般観覧者を募集

映像産業振興機構(VIPO)と京都府は、第15回「京都映画企画市-Kyoto Film Pitching-」映画企画コンテストを9月23日にハートピア京都(京都市中京区)で開催するにあたり、一般観覧者を募集している(事前予約制・無料)。
当日は、一次書類審査通過者(5企画)によるプレゼンテーション、『うつつの光、うつる夜』(2022年度パイロット版)の上映、優秀映画企画発表および審査員講評などを実施する。
【日時】9月23日/13時30分-16時20分(予定)
【観覧方法・詳細】kyotofilmpitching.jp/presentation/
【申し込み締め切り】9月20日正午まで

2023/9/42023年9月4日

● デジタルコンテンツ白書 発刊セミナーで市場規模解説/DCAJが23年版

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は『デジタルコンテンツ白書2023』の発刊に伴い、9月8日に「発刊セミナー」を4年ぶりにリアル開催する。
同白書によると、22年のコンテンツ産業の市場規模は13兆2698億円でDCAJが調査を開始して以来最高額となったという。セミナーでは、22年の日本のコンテンツ産業市場規模の解説と巻頭特集に基づいたパネルディスカッションを実施する。
なお、セミナー参加者特典として、『デジタルコンテンツ白書』を数量限定で特別割引により販売する。
【プログラム】
[第1部] 「日本のコンテンツ産業の市場規模2022」について(DCAJ調査部/福島寿恵氏)
[第2部] パネルディスカッション「AIコンテンツ生成ツールの出現」▽コーディネーター=内山隆氏(『デジタルコンテンツ白書』〈以下『白書』〉編集委員長/青山学院大学総合文化政策学部教授)▽パネリスト=平林久和氏(『白書』編集委員・コンテンツ分野「ゲーム」執筆/インターラクト代表取締役/日本ゲーム文化振興財団理事)、堀鉄彦氏(『白書』編集委員・メディア分野「出版」執筆/コンテンツジャパン代表取締役)、脇田敬氏(『白書』編集委員・コンテンツ分野「音楽」執筆/音楽プロデュース/マネジメント/FLYMUSIC代表取締役)
【日時】9月8日/14時-16時10分
【会場】青山学院大学 青山キャンパス 17号館3階17306教室(東京都渋谷区渋谷4-4-25)
【参加費】一般:5000円、DCAJ賛助会員:無料
【申し込み締め切り】9月7日/17時
【申し込み】dcaj20230908semi.peatix.com


● 「あにつく2023」 4年ぶりにリアル開催/Too

Tooは、アニメ制作技術の総合イベント「あにつく2023」(特別協賛:オートデスク)を、4年ぶりにリアル会場で9月23日に開く。
2015年にスタートした「あにつく」は、これからのアニメ制作を目指す人からアニメファンまでを対象にしたイベント。アニメ制作現場ではどのような工夫をしながら作品を生み出しているのか、制作を支える最先端技術や制作テクニック、各プロダクションの特色などについて学ぶ。参加無料(事前登録制)。
【日時】9月23日/13時-17時50分
【会場】UDX GALLERY NEXT/UDX GALLERY(東京都千代田区外神田4-14-1)
【申し込み・詳細】www.too.com/atsuc/y2023


● 「組織・チームづくり」 著名コンサルタントが解説/JAVCOMがセミナー

日本ビデオコミュニケーション協会(JAVCOM)は、第164回特別セミナー「熱狂する組織・チームづくり~ 20-30代の人の心を動かし、熱狂させるチームの作り方」を9月28日に開く。
講師は、Axia Strategic Partners代表取締役変革コーチの岸昌史氏。同氏は、支援や事業再生などのコンサルティングに従事。2017年にはコンサルタントとして年間MVP受賞。その後、スタートアップのTABI LABOへ転職し、事業統括責任者として経営全般に関与した後、コンサルティングとコーチングサービスを提供するAxia Strategic Partnersを起業した。
著書の『熱狂のデザイン』は、各種メディアにも取り上げられ、大きな話題になった。今回のセミナー参加者には、同書が進呈される。
【日時】9月28日/15時-16時45分
【会場】イノテック2階セミナールーム(横浜市港北区新横浜3-17-6)
【参加費】JAVCOM会員6000円、一般8000円、後援団体会員
6000円
【申し込み・詳細】javcomnpo.or.jp/index.html


● FF14イベントに協賛 出展やキャンペーンも/マウスコンピューター

マウスコンピューターは、2024年1月7、8日に東京ドームで開催される「ファイナルファンタジーXIV ファンフェスティバル 2024 in 東京」へ、ゲーミングパソコンブランド「G-Tune」ブランドでの協賛を決定した。
「ファイナルファンタジーXIV ファンフェスティバル」は、2014年を皮切りに約2、3年ごとに開催されている、ゲームソフト『ファイナルファンタジー』最大のファンイベント。今回は、2019年以来のリアルイベント開催、初の東京ドームでの開催となるため、過去最大規模で実施される。
マウスコンピューターは、特別協賛として、イベントを盛り上げるブース出展、キャンペーンなどを予定している。
◆「ファイナルファンタジーXIV ファンフェスティバル2024 in 東京」 公式サイト=fanfest.finalfantasyxiv.com/2023-24/jp/


2023/8/282023年8月28日

● J:COMオンライン診療 サービスの現状を報告/CRIオンラインセミナー

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第36回「CRIオンラインセミナー」(Zoom使用)を9月15日に開く。
今回は『「J:COM「オンライン診療」サービス開始2年 子育て世帯や高齢者・介護世帯におすすめ! -皆様の局にも「ケーブル・オンライン診療」を提供しますー』と題し、JCOM 地域ソリューション営業本部ケーブル・ソリューション事業部部長の杉岡誠一氏およびKDDI CATV事業開発部ライフデザイングループの山本良昭氏が講演する。
JCOMは2021年7月から「J:COMオンライン診療」を開始した。そして今年4月から他のCATV局にも展開する準備が整い、「ケーブル・オンライン診療」として提供している。
第1号ユーザーは、ちゅピCOMで、広島県廿日市市において展開。同市は医療だけでなく住民サービス全般の中に、このサービスも含めている。そのため、ちゅピCOMとしては、廿日市市の補助金を活用することができた。
しかし、各局が「ケーブル・オンライン診療」を導入するには、いくつかのハードルがある。その内容も含め説明する。
【日時】9月15日/13時30分-15時
【参加費】CRI会員:4000円、非会員:8000円
【申し込み】https://cri-info.jp/20230818_7962


● 中国のゲーム・アニメ企業 協業を目指し交流会 国内参加会社を募集/VIPO

映像産業振興機構(VIPO)は、海外企業との協業を目指すコンテンツ企業のビジネスマッチングを促進する事業の一環として、中国ゲーム&アニメ会社訪日団とのビジネスマッチング交流会を9月20日に実施する。
中国でACG(アニメ・コミック・ゲーム)業界をリードする企業(27社)が、日本企業との協業を目的に、約3年ぶりに来日。北京のACG産業政策の説明など、日本企業が中国企業と協業する際に役立つ情報を得て、各分野のリードカンパニー・団体組織などとネットワーキングする貴重な機会となる。参加無料。
中国企業との協業を目指すゲーム、アニメ関連会社(15社程度/1社3人まで)の参加を募る。
【日時】9月20日/10-16時(途中2時間の休憩あり)
【会場】VIPO会議室・ホールR(東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル2階)
【締切日】9月8日
【申し込み】https://www.vipo.or.jp/news/36591/


● SIGGRAPH2023報告 本紙論説委員が講演/DCAJセミナー

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、50回目を迎えたCGとインタラクティブ技術の国際会議「SIGGRAPH2023」(8月6-10日、米国・ロサンゼルス)の
報告セミナーを9月7日にオンライン(Zoom使用)開く。
講師は、SIGGRAPHに40回にわたり連続参加して取材を続けている、映像新聞論説委員の杉沼浩司(日本大学講師)で、「昨年、大きな話題となったメタバースに勢いがないが、メタバースのような広大な空間とそこでの事象の記述については、合意が形成されつつある。今回のセミナーでは、技術系の話題を中心に据え、現場視察報告として、Emerging TechnologiesやVRシアター、そして展示会について報告する」としている。
【日時】9月7日/15時-16時15分
【参加費】一般:5000円、DCAJ法人会員:無料
【定員】100人(定員となり次第、締め切る)
【申し込み】https://dcaj-siggraph2023-seminar.peatix.com/

2023/8/212023年8月21日

● WOWOWのパラリンピック関連番組がグランプリ受賞/衛星放送協会 オリジナル番組アワード

衛星放送協会は7月21日、よみうり大手町ホール(東京都千代田区)で「第13回衛星放送協会オリジナル番組アワード」の授賞式を開催。番組部門6ジャンルの最優秀賞の中から選出される「グランプリ」には、WOWOWの『ドキュメンタリーシリーズWHOIAMLIFEヴィクトリア・モデスタ』(バイオニック・ポップ・アーティスト/WOWOWプライム)が選ばれた。
同番組は、WOWOWと国際パラリンピック委員会の共同プロジェクトとして2016年にスタートし、25カ国40組の世界最高峰のパラアスリートに迫ってきた「WHOIAMシリーズ」が、TOKYO2020の開催を経てリニューアル。アーティストやクリエイターなど、スポーツの枠を超えたラインアップがそろう新シリーズ「WHOIAMLIFE」を立ち上げた。
その第1弾として、バイオニック・ポップ・アーティストのヴィクトリア・モデスタに密着。ファッション・アート・テクノロジーを組み合わせ、発信を続ける彼女の人生を通し、多様性を認め合う未来社会へ貢献することを目指した。
審査員は「無重力飛行の体験から、宇宙では足が必要ないのだと気づくシーンなど、見ていて障がいとは何だろうと改めて考えさせられる。自己をつくる激しいほどの信念とそれをカッコよく実現していく姿は、さまざまに悩み、足踏みしている映像制作者にとっても大きな励みになるだろう」と講評している。
各部門の最優秀賞ほか各賞は次のとおり。
【番組部門】
★最優秀賞
[ドラマ]特集ドラマ「ガラパゴス」NHK BSプレミアム・BS4K(NHK)
[ドキュメンタリー]「発掘ロストワールド恐竜の聖地ゴビ砂漠」NHK BSプレミアム・BS4K(NHK)
[バラエティー]「小椋佳、時代劇の仕事」特別番組「小椋佳の歌日記」(前編/後編)時代劇専門チャンネル(日本映画放送)
[ミニ番組]「見上げてみよう、ぼくらのウチュウ」キッズステーション(キッズステーション)
[中継]羽生結弦アイスショー「プロローグ in HACHINOHE」CSテレ朝チャンネル1(テレビ朝日)
★審査員奨励賞
[中継]「生中継!THELASTROCKSTARSLiveDebut2023Tokyo-NewYork-LosAngeles」WOWOWプライム(WOWOW)
【編成企画部門】
★最優秀賞
「24時間まるごと伊丹十三の映画4K」日本映画専門チャンネル(日本映画放送)
★審査員奨励賞
「A-Golf」スカイA/スペースシャワーTV(スカイA/スペースシャワーネットワーク)
【番宣部門】
★最優秀賞
「S.W.A.T.シーズン5 放送開始版番宣」スーパー!ドラマTV(スーパーネットワーク)
【CAB-J賞】
「Airdog(空気清浄機)」GAORA(GAORA)
―――
◇「オリジナル番組アワード!受賞作品はこれだ!」
授賞式の模様と、表彰された各作品の見どころ映像を講評とともに紹介する番組を9月1日に放送する。
【放送チャンネル】▽スカパーチャンネル801スカチャン=1時~▽J:テレ(J:COMチャンネル)15時45分~▽J:COMプレミアチャンネル=19時~(9月30日まで、毎週金・土・日曜の19時から再放送)
このほか全国のCATV11局でも9月に放送予定。


● ケーブル技術ショー2023 ベストプロモーション大賞 グーライトがグランプリ

日本ケーブルテレビ連盟とイードは、CATV事業者による優れたプロモーションや地域コミュニケーションの活動を顕彰し、共有することを目的に「ケーブル・アワード ベストプロモーション大賞」を開催。16回目を迎えた今年は「チラシ部門」「映像部門」「グッドプラクティス部門」の3部門合計で133作品の応募があり、グランプリには、Goolight(グーライト/長野県須坂市)の『人をつなぎ、地域をつなぐ 須坂の新しい拠点-bota-』(グッドプラクティス部門)が選ばれ、7月20日のケーブルコンベンションの贈賞式で表彰された。
グーライトの受賞者は「当社は2017年中期経営計画で、放送・通信に続く第3の事業として、地域を明るく豊かにするまちづくりのプロジェクトを掲げ、このボータの事業が核の1つとなっている。来館者数は当初目標を大きく上回る約10万人を記録することができた。これはグーライトが長年地域メディアとして培ってきたノウハウをフルに活用した結果だと思っている。ボータの来館者数が増えることは、これまで出会うことができなかった未加入者との接点が増えることにつながる。全国にも誇れる素晴らしい施設ができたと自負している」と述べた。
その他の各賞は以下のとおり。
★準グランプリ
▽「映像でよみがえる。つながる。地域とともに歩んだ30年」(キャッチネットワーク/映像部門)
▽「ケーブルテレビだからできる!ちゅピCOMはテレビでDX!」(ちゅピCOM/グッドプラクティス部門)
★特別賞
▽「火の用心CMキャンペーン 感謝の300回SP 火災ゼロの町への挑戦」(京丹波町/映像部門)
★ケーブルチョイス賞
▽「J:COM TVCM『変えちゃおう』」(JCOM/映像部門)
★RBB TODAY賞
▽「愛称を社名にしちゃいました!」(CCNet/チラシ部門)
★優秀賞(チラシ部門)
▽「スマホのこと相談し放題!ケーブルスマホッ」(ケーブルワン)
▽「防災スイッチON!とやま(大雪編・赤ちゃん編)」(ケーブルテレビ富山)
★優秀賞(映像部門)
▽「親子劇場「父と娘」(JCOM)
▽「開局30周年記念ミュージックビデオ『ずっとあなたと CCNet(時間編)』」(CCNet)
★優秀賞(グッドプラクティス部門)
▽「長野県内局が総力を結集!『駅伝王国』を支える県縦断駅伝を生中継」(長野県ケーブルテレビ協議会)
▽「ローカル5G×スマートシティ『YOKKAICHI Great Expo』」(シー・ティー・ワイ)


2023/8/142023年8月14日

● エントリー受付中 優れた技術を表彰/CEATEC AWARD

CEATEC2023(主催:電子情報技術産業協会〈JEITA〉、10月17-20日開催)では、「CEATEC AWARD」のエントリーを受付中だ(締切日は8月25日)。これからの社会を変える役割を担うテクノロジーとしての製品やアイデアを募集している。
このAWARDは、優れた技術を世に出すことで、新たな価値と市場の創造・発展に貢献し、産業を活性化させることを目的としている。
最先端テクノロジーが集まるCEATECにおいて、関係学会やメディア、省庁などが厳正なる審査をし、特にイノベーション性が高く優れていると評価された製品やアイデアに授与される。
【詳細】https://www.ceatec.com/award/index.html?utm_date=20230721


● 23年秋期3コースを実施 コンテンツ業界の人材育成/VIPOアカデミー

映像産業振興機構(VIPO)は、コンテンツ業界に特化した人材育成事業「VIPOアカデミー」の2023年秋期として、「コーポレートリーダーコース」「プロジェクトリーダーコース」「リーガル・エッセンシャルコース」の3コースを実施する(いずれも有料/VIPO会員割引あり)。
コーポレートリーダーコースおよびプロジェクトリーダーコースにおいては、秋期もオンライン開催を中心に、一部「リアル参加日(会場開催日)」(各コース全3日ほど)を設けている。
リーガル・エッセンシャルコースは、前期から「基礎編(3日間)」「実践編(3日間)」の短期集中型プログラムとなっている。全日程オンラインで開く。
【コーポレートリーダーコース(第18期)】▽開催期間=9月9日-11月30日、2024年5月30日)▽定員=16人▽申し込み締切日=8月23日
【プロジェクトリーダーコース(第16期)】▽開催期間=9月16日-12月5日、24年6月4日▽申し込み締切日=8月30日▽定員=16人
【リーガル・エッセンシャルコース】▽開催日=基本編:9月26日、10月3日、10月10日、実践編:10月24日、10月31日、11月14日)▽定員=各コース16人▽申し込み締切日=基本編:9月12日、実践編:10月10日
【申し込み・詳細】https://www.vipo.or.jp/news/36318/


● LEDディスプレー新製品 ショールームで体験会開催/レイヤードジャパン

レイヤードジャパンは、グループ会社であるPLANAR社の新製品でタッチ操作を可能とした一体型超高精細LEDディスプレー「URL136-T」の販売を開始するにあたり、「URL136-T×ThinkHub体験会」を8月24、25日にレイヤードジャパンのショールームで実施する(予約制)。
今回は、コラボレーションソフトウエアを販売しているメディアプラスとの共同開催になる。
「URL136-T」には、メディアプラスのオフィス向けコラボレーションソフトウエア「ThinkHub」を採用しており、体験会では実際に画面操作が可能で、導入時のメリットなどを実感できる。また、当日はショールームに展示している全製品を見ることも可能。
【日時】8月24、25日/10-15時
【会場】レイヤードジャパン本社ショールーム(東京都渋谷区千駄ヶ谷2-1-8 Barbizon8 8階)
【申し込み】https://leyard.jp/urt136-thinkhub

2023年8月7日

● ルミエール・ジャパン・アワード 4部門の映像作品を募集/先進映像協会 日本部会

先進映像協会 日本部会(AIS-J)は、国内で制作・公開された優れた先進映像コンテンツを表彰する「ルミエール・ジャパン・アワード」の作品を募集している。
これは、良質なコンテンツの拡大と品質向上を目的として、AIS-Jが2011年から実施している表彰活動。
募集するのは「3D」「4K」「8K」「VR」の4部門。映像作品は、2022年9月1日から23年8月31日の期間に、有償・無償を問わず国内で上映、放送、配信、発売、発表などの手段を通して社会的に利活用された作品か、今後の利活用が決定している作品。いずれも静止画と成人向け作品を除く。
応募資格は、作品の著作権者である企業・団体、もしくは作品にかかわりのある企業・団体が著作権者に了解を得た人。
募集期間は8月31日まで(出品料あり)。
受賞作品にはトロフィーあるいは賞状、および「AIS Creative Arts International Awards」へのエントリー権が与えられる。
各部門の条件は次のとおり。
[3D部門] 3D(立体)映像作品。2Dと3Dが混在する作品の場合は、作品全尺の50%以上が3D映像であること。作品の長さは問わない
[4K部門] 4Kの2D映像作品
[8K部門] 8Kの2D映像作品
[VR部門] 一般に、360度映像あるいはノンゲーム系VRに分類される作品
【詳細】https://www.advancedimagingsociety.jp/award/index.html


● ケーブル技術ショー2023 31日までメタバースイベント セミナーなどアーカイブ配信

「ケーブル技術ショー2023」(主催=日本CATV技術協会、日本ケーブルテレビ連盟、衛星放送協会)の技術展示会が7月20、21日に、東京・丸の内の東京国際フォーラムで開催されたが、技術セミナー・会場内オープンステージのアーカイブ配信をメタバースイベント内で8月31日まで提供する。
また、内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局 内閣参事官の金澤正尚氏による特別セミナーの配信も実施している。
ケーブル技術ショー2023公式サイト上では、技術展示会全93社のパネルデータや動画データなどの展示内容も引き続き公開中だ。
メタバースイベントは、アバターとして参加し、3D展示ホールやチャットなどの双方向コミュニケーションを利用して、リアルイベントのような『発見』と”体験”が可能。
メタバースイベント内限定のプレミアムセミナー3講演も配信中。講演タイトルは、①「大分の防災・減災DXを実現する災害情報活用プラットフォームEDiSON」、②「CTY+四日市市『大規模スマートシティ』の戦略と可能性~ケーブルテレビ事業者、自治体、地元経済界、ベンダーが語る~」、③「メディアと広告の未来」。
[メタバースイベント出展者] ▽伊藤忠ケーブルシステム/アイテック阪急阪神▽NECネッツエスアイ▽関電工▽KDDI▽ジャパンケーブルキャスト▽シンクレイヤ▽DXアンテナ▽日本デジタル配信▽パナソニック コネクト▽フォーティネットジャパン▽富士通ネットワークソリューションズ
【ケーブル技術ショー2023 メタバースイベント】https://www.catv-f.com/metavers/index.html


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