イベント

2022/3/142022年3月14日

● 「Inter BEE 2022」11月16-18日開催 出展の申し込み受付を開始 4つの展示エリアで構成

電子情報技術産業協会(JEITA)は11月16-18日の3日間、メディア総合イベント「Inter BEE 2022(インタービー2022)」を開催する。2年連続で幕張メッセ(千葉市美浜区)とオンラインでの会場となる。これに伴い、出展の申し込み受付を開始した。一次締め切りは5月31日、二次締め切りは6月30日。
Inter BEEは、さまざまな分野のメディアとエンターテインメントのプロフェッショナルが集う、日本最大級のメディア総合イベント。「プロオーディオ部門」、「映像制作/放送関連機材部門」、「映像表現/プロライティング部門」、「ICT/クロスメディア部門」の計4つの展示エリアで構成する予定。
今回で58回目の開催となるInter BEE 2022は、メディアの変革・拡張と共に幅広い産業分野での動画制作ニーズの広がりや、先端コンテンツ技術、メタバース、AIなど、コンテンツ制作分野の新潮流とメディアとエンターテインメントの可能性について、これまで以上に多様なビジネスユーザーに向けて発信するとしている。
なお、オンライン会場は、11月1日-12月23日の開設を予定している。
【詳細】www.inter-bee.com/ja


● 中映協映像コンテスト 28日から作品応募受付 中部地区の映像産業を振興

中部映像関連事業社協会(中映協)は、優れた映像作品を選奨し中部地区映像産業の振興に寄与することを目的として、「第20回中映協映像コンテスト」を開催するにあたり、作品の募集を開始した。
応募分野は、「番組部門」「CM・キャンペーン部門」「文化・産業部門」の3部門で、2021年4月1日から22年3月31日に完成の作品に限定。各部門に対して1社1作品とし、「CM・キャンペーン部門」のみ1社3作品まで応募が可能となっている。
応募期間は3月28日-4月8日。参加資格は、中映協エリア(愛知県、岐阜県、三重県、静岡県)に本社を置く(または拠点とする)映像制作事業者。
主催者の委嘱した審査委員による非公開審査とし、入賞作品の発表と表彰は、中映協の定時総会(6月3日)で実施する。 新型コロナウイルス感染拡大防止のために定時総会が中止となった場合、表彰状および副賞は郵送し、受賞結果と受賞者喜びの声は中映協ウェブサイトで公開する。
なお、学生部門の映像コンテストも同時に開催する。
【詳細】www.chueikyo.jp


● 上映会 番組を視聴する会『震災を伝える・記録する・考える~「誰一人、取り残さない」ためにできること~』

放送番組センターが3月27日まで、放送ライブラリーで上映中。
上映番組は、「NNNドキュメント『家族を守れ『神様のバス』』」(日本テレビ/2011年5月23日放送)、「特集ドラマ『生きたい たすけたい』」(NHK/14年3月11日放送)、「テレメンタリー2013『心の隙間を埋めて 南相馬の学習塾から』」(福島放送/13年4月14日放送)、「SBCスペシャル『復興の片隅で 石巻・仮設診療所からの問い』」(信越放送/13年5月29日放送)など全7番組(一部ラジオ)。
【日時】3月27日まで開催中(14日、22日休館)/上映時間11時-16時15分
【入場方法】無料、入退場自由、申し込み不要
【会場】放送ライブラリー・情報サロン(横浜市中区日本大通11 横浜情報文化センター内)
【詳細】www.bpcj.or.jp


● 映像制作技術の最新動向 VR・ARライブなど解説/JAVCOMが29日にセミナー

日本ビデオコミュニケーション協会(JAVCOM)は、第160回セミナー「ライブ/アニメ/VR&AR エンターテインメントは第二幕へ突入 ~コンテンツは、ものすごいスピードで進化している!~」を3月29日に開く。
講演①では、LATEGRA代表取締役の山形龍司氏が登壇。LATEGRAは、AR、VR、モーションキャプチャー、カメラトラッキングなどの技術を活用し、リアルとバーチャルを融合させたライブ演出・プロデュースを手掛けている。続いて、同社制作部テクニカルDivマネージャーの渡辺幸範氏が、LATEGRA式VR・ARライブについて説明する。
講演②「ゲームの様な世界を現実に!(見る聞くから体感へ)」では、スクウェア・エニックス ライブインタラクティブワークス事業部PRODUCERの渡辺優氏、講演③「アニメ局が考える未来の収益構造/配信全盛時代に『世界で勝てるコンテンツ』を生み出すには…」では、テレビ東京 アニメ・ビジネス本部アニメ局アニメ事業部統括プロデューサーの秋間眞良氏がそれぞれ登壇し、業界動向について解説する。
【日時】3月29日/14-17時
【会場】東放学園 清水橋校舎2階(東京都渋谷区本町3-40-6)なお、コロナ禍の状況次第でオンラインに変更になる場合がある
【会費】5000円
【定員】60人
【申し込み締め切り】3月18日
【申し込み・詳細】javcomnpo.or.jp

2022/3/72022年3月7日

● スピーカープレゼントキャンペーンを実施/民放連

日本民間放送連盟ラジオ委員会は、現在実施中の「民放ラジ99局『スピーカーでラジオを聴こう』キャンペーン」の一環として、スペシャルパートナーのradikoと、7日から「WE LOVE RADIO・radikoダブルネーム入りBluetoothスピーカー」を抽選で200人にプレゼントするキャンペーンを実施する。詳細は特設サイト(www.weloveradio2022.jp/)で。


● IP放送とローカル5G活用 沖縄ケーブルの事例を報告/CRIオンラインセミナー

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第22回CRIオンラインセミナー「沖縄ケーブルネットワークのIP放送とローカル5G経由IPコミチャンへの取り組み!!」(Zoom使用)を3月16日に開く。
沖縄ケーブルネットワークは、地域ワイヤレスジャパンと共同で「ローカル5Gを活用した災害時におけるテレビ放送の応急復旧」をテーマに採択され、昨年末から実験を開始している。
RF技術だけでは限界があったものがIPも利用することで冗長化が図られ、災害に強いシステムが構成できる。また、災害時だけでなく平時にもローカル5Gを高速インターネット回線としてユーザーへ提供することで、CATV局のマネタイズモデルになる。
CATV業界は「オールIP放送」を目指し、その先にどんなサービスを展開するか、またローカル5G有効活用など、新事業計画策定の参考になる内容になっている。
講師は、沖縄ケーブルネットワーク 取締役の粟井宏光氏と地域ワイヤレスジャパン ソリューション推進部の乾千乗氏。
【日時】3月16日/13時30分-15時
【参加費】CRI会員3000円、非会員6000円
【申し込み・詳細】www.cri-info.jp/20220228_6309.html


● フランス映画を作った女性監督の歴史を巡る/国立映画アーカイブが企画上映

国立映画アーカイブでは、3月15日から企画上映『フランス映画を作った女性監督たち–放浪と抵抗の軌跡』を開く(特別協力/上映・企画パートナー:アンスティチュ・フランセ日本、シネマテーク・フランセーズ、特別協力:アンスティチュ・フランセ パリ本部)。映画最初期の監督であるアリス・ギイの『催眠術師の家で』(1898年)から、ソフィー・ルトゥルヌール監督『奥様は妊娠中』(2020年)まで、28作品(14プログラム)で120年以上にわたるフランス女性監督の歴史を巡る。
シネマテーク・フランセーズが復元したサイレント映画『スペインの祭』(1919年)と『太陽と影』(22年)の上映では、生伴奏付き上映も開催。また、初日の「アリス・ギイ作品集」上映後には坂本安美氏(アンスティチュ・フランセ日本 映画プログラム主任)のトークも実施する。
【会期】3月15-27日(月曜日は休館)
【会場】国立映画アーカイブ 長瀬記念ホールOZU(東京都中央区京橋3-7-6)
【料金】一般=前売520円、生伴奏付き上映1050円ほか
【定員】310人
【詳細】www.nfaj.go.jp/exhibition/france202202


● 映画の貴重な資料公開 東映太秦映画村で特別展/文化庁、VIPO

映像産業振興機構(VIPO)は、文化庁から受託している「令和3年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業(撮影所等における映画関連の非フィルム資料)」の一環として、京都市の東映太秦映画村・映画文化館で「映画資料特別展」を3月2日から開催している(主催:文化庁、運営:VIPO、協力:東映京都スタジオ)。
令和元年度に東映太秦映画村で映画資料の所在情報の調査を実施した結果、平成31年に東映太秦映画村内オープンセットである「め組の家」から発見された未整理台本の多くが、映画史に残る貴重な台本であることが判明した。そのほか、東映太秦映画村には数多くの貴重な映画資料が保管されている。
同展では、その調査により発見された台本と、その作品に関連するポスター、プレス、スチル資料などを展示する。未映画化作品やタイトルが変更になった作品の台本もある。
【会期】(開催中)3月31日まで
【会場】東映太秦映画村・映画文化館2階(京都市右京区太秦東蜂岡町10)
【料金】入場無料(東映太秦映画村の入村料が別途必要)
【詳細】www.toei-eigamura.com/sp/news/detail/326


● コンテンツ業界の海外展開攻略セミナーを16日に開く 現状学び、課題を考察/VIPOアカデミー

映像産業振興機構(VIPO)は、「VIPOアカデミー/冬期限定・業界研究ベーシックコース」講座の最終回となる『コンテンツ業界の海外展開 攻略セミナー』(オンライン単発受講/Zoom使用)を3月16日に開く。
同講座では、業界のマーケットやビジネスモデルと現状を学び、業界の課題を考察することで、業界の全体像を1日で学ぶことができる。
【プログラム】
[第1部] ▽講演「業界分析」=業界の市場や展望および課題、収益構造などを解説
[第2部] ▽講演「事例研究(2社)」=ビジネスモデルおよび成功事例や失敗談などを解説
[第3部] ▽グループディスカッション=講師からのテーマ設定に基づいてグループで意見交換
【日時】3月16日/18時-21時30分
【参加費】VIPO会員5500円、団体会員6600円、一般7700円
【定員】50人(事前予約制・先着順/定員に達し次第受け付け終了)
【申し込み締め切り】3月15日
【詳細】eventregist.com/e/couse-ib-220316


2022/2/282022年2月28日

● 「第4回 日本国際観光映像祭」 与論町の会場からオンラインで 国際部門に1534本の応募

日本国際観光映像祭実行委員会は、「第4回 日本国際観光映像祭」を3月16、17日に鹿児島県与論町を会場にオンラインで実施する。
日本国際観光映像祭は、UNWTO(国連世界観光機関)認定の国際観光映像祭ネットワークCIFFT(1989年創設)のアジア唯一の正式メンバー映像祭。2019年に第1回を開催し、22年は第4回を青森県弘前市で開催予定だった。しかし、急速な新型コロナウイルスの拡大のため、青森大会は中止を決定。そのため、別の会場を模索したところ、オンライン開催であれば、ということで与論町が受け入れてくれることになったという。
今回は国内部門に201本、国際部門に1534本の応募があった。映像祭の中では「これからの観光映像」についてだけでなく、「与論島のSDGs観光」や「DXを活用したプロモーション、マーケティングの取り組み」について語るフォーラムを開く。
また、日本国際観光映像祭で過去に受賞した映像作家に、与論島の観光映像を撮ってもらうコンペティション「ART&FACTORY JAPAN」も実施。今年は3組の映像チームが与論島の魅力を伝える映像を制作して競う。
【日時】3月16、17日/10-19時(オンライン配信)
【公式ウェブサイト】https://jwtff.world/


● 延期・中止イベント 費用の支援実施/VIPO 申請要項を公表

映像産業振興機構(VIPO)は、令和3年度補正予算「コンテンツ海外展開促進・基盤強化事業費補助金」の事業のうち、「withコロナ時代におけるエンタメビジネスを行う事業」において、収益チャネルの多様化などに取り組むイベントの開催費用、ならびに延期・中止した公演などへのキャンセル費用について支援を決めた。
同事業においては、「ビジネスモデル革新枠」と「収益基盤強化枠」の2つの支援策がある。申請にあたっての要件や、申請書類などの詳細を記載した公募要項について、それぞれ公表した。
なお、初回の申請受付開始は3月末を予定しており、その後複数回応募を受け付ける。収益基盤強化枠については、申請前に「延期・中止イベントの事前登録」が必要な場合がある。また、申請書類については準備を進めているが、詳細については3月上旬ごろに案内するという。
【詳細】https://www.vipo.or.jp/u/J-LOD3_r3.pdf


● 映像に関する権利と法の動き 著作権セミナーを開く/映文連

映像文化製作者連盟(映文連)は、著作権セミナー「映像に関する権利と著作権法の動き」を3月16日にオンライン(Zoom使用)で開く。
デジタルネットワーク時代において、映像制作者は著作権についての基礎的な知識が必要となる。今回のセミナーでは、『月刊コピライト』のQ&Aコーナーで解説している法曹家の早稲田祐美子弁護士(東京六本木法律特許事務所)を講師に迎え、映像に関する権利と著作権法の動きについて、映文連理事との会話形式で説明する。また、アンケートを踏まえた著作権問題についての質問に回答する。
【日時】3月16日/18-18時
【定員】200人(申し込み先着順)
【受講料】会員4000円、一般5000円
【申し込み締め切り】3月11日
【詳細】https://www.eibunren.or.jp/?p=5760


● リモートプロダクション 「Kiswe」解説/三信電気がセミナー

三信電気は、3月4日にLiveUと連携可能なクラウドベースのリモートプロダクションサービス「Kiswe Studio」の説明を中心としたウェブセミナー(Zoom使用)を3月4日に開く。
「Kiswe」は、リモートプロダクション(Kiswe Studio)、ファンエンゲージメント(Kiswe Fans)、イベント(Kiswe Events)の3つを連携可能なサービス。海外ではESPN、NBA、FIFA、Yahoo!、FOX Sportsなどが「Kiswe Studio」を採用。東京2020、冬季北京五輪では「Kiswe Fans」が活用されている。
【日時】3月4日/14時-14時30分
【申し込み】https://zoom.us/webinar/register/WN_MuVK8KdmTOupGnBWwTOt0g


● Zoom×ブラックマジックデザイン合同セミナー「ATEM MiniとZoomで広がるウェビナーやウェブ会議の可能性」

ウェビナーおよびオンライン会議での映像クオリティーをさらに向上・改善したい企業・個人を対象に開く。「オンラインプラットフォーム」、「映像配信機材」という視点から、配信映像の品質を上げるポイントを解説する。
【日時】3月1日/15時-16時30分)
【聴講方法】Zoomを使ったウェビナー形式
【申し込み】https://bmduser.jp/training/detail.php?p=p00000149


● エルザジャパン「モバイルモニターが当たるキャンペーン」

キャンペーン期間中(2月15日-3月31日)、モバイルワークステーション「ELSA VELUGAシリーズ」の購入者の中から抽選で25名にアイ・オーデータ製15.6型モバイルモニターをプレゼントする。
申し込んだ全員にはELSA VELUGAの移動や保管に便利なオフィスキャリングバッグをもれなく進呈する。
【詳細】https://www.elsa-jp.co.jp/


2022/2/212022年2月21日

● 「CEATEC 2022」リアル開催へ 22日から出展者募集を開始 10月18-21日に幕張メッセで 「オンライン会場」も開設

電子情報技術産業協会(JEITA)は、今年10月18日から4日間、幕張メッセ(千葉市美浜区)およびオンライン会場で「CEATEC 2022(シーテック2022)」を開催することを発表。2月22日から出展申し込みの受け付けを開始する。
2000年の第1回開催以来、テクノロジーの革新がもたらす未来社会を発信する場として実施してきた展示会は、20年、21年と2年連続で完全オンラインにより開催したが、22年はオンラインならびに3年ぶりの幕張メッセでの対面による開催を予定している。
CEATECは「経済発展と社会課題の解決を両立する『Society 5.0』の実現を目指し、あらゆる産業・業種の人と技術・情報が集い、『共創』によって未来を描く」を開催趣旨に掲げ、毎年10月に開催している総合展示会。22年は、新企画「パートナーズパーク」を新設、テーマに「デジタル田園都市」を掲げ、未来社会を体現する「共創」エリアとして展開する。
幕張メッセ会場では、「パートナーズパーク」に加え、「トータルソリューションエリア」、「スマート×インダストリーエリア」、「キーテクノロジーエリア」、「スタートアップ&ユニバーシティエリア」の計5つのエリアで展示エリアを構成する予定。
CEATECのエグゼクティブプロデューサーを務める鹿野清氏は「CEATECは、業界の垣根を越えてテクノロジーを活用した未来を発信する場である。新型コロナウイルス感染症により、この2年間は完全オンラインでの開催となったが、共創のきっかけや新たなつながりを生み出す観点から対面での開催を待ち望む声に応え、感染防止対策を施した安全・安心な会場を用意して、3年ぶりに対面で開催すべく準備を進めている。あらゆる産業・業種におけるフロントランナー企業/団体に参画してもらい、出展者と共に、CEATECから未来の社会や暮らしを発信していく」と意気込みを語っている。
出展の優先申し込み期限は4月28日まで。オンライン会場での開催は、10月上旬-下旬を予定している。
【出展募集公式サイト】https://www.ceatec.com/ja/application/


● CRIオンラインセミナー 地方民放局のネット対応 地元の魅力伝える動画配信

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第21回CRIオンラインセミナー(Zoom使用)「地方から全国(世界)へ!!と動き出した地方民放局のネット動画配信の動きをケーブル局はどう受け止めるべきか!!」を2月24日に開く。
地上波のネット同時配信が進む一方で、地方民放局の現場では独自にYouTube公式チャンネルを運営し、地元の魅力を伝えるオリジナルコンテンツを数多く制作・配信しており、広告面でも新たな事業収入が見込まれている。
このように、YouTubeをはじめとするネット配信環境の広がりは、地方民放局のビジネス環境を大きく変えつつあると同時に、番組制作者の意識も系列を越え「全国(海外)」へと視点が移ってきているという。
セミナーでは、メディアコンサルタントの境治氏をゲストに迎え、「地方民放局のネット対応」について聞く。
【日時】2月24日/13時30分-15時
【参加費】CRI会員3000円、一般6000円
【申し込み・詳細】https://www.cri-info.jp/20220204_6266.html


● マルチchビデオサーバー 実機デモ交え製品説明/朋栄が25日にウェビナー

朋栄は、IP、SDI、ファイルベースの親和性、共通プラットフォームによる省力化のニーズに応えることができる、マルチチャンネルビデオサーバー「MBP-1000VS」について説明するウェビナーを2月25日に開く。参加無料。
当日は、プレゼンだけでなく、インジェストの制御をする「MCI-500」の実機デモも披露する準備をしている。
MBP-1000VSは、ビデオサーバー、テロップ送出機として利用可能な共通プラットフォームとして開発された製品。システムに合わせて柔軟なI/O構成を構築可能な点も大きな特徴。シリアル、GPIなどの幅広い制御インタフェースが実装可能で、さまざまなシステムとの連携を実現する。
【日時】▽1回目=2月25日/11時-11時30時、2回目=同日/13時30分-14時(内容は同じ)
【申し込み】 [1回目] https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_Mn1hcfDUSyOZmdJjEqILbA、 [2回目] https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_LY2C01X8TCi2L3yDRcucEA


● 若手映画作家育成 短編4作品を公開/VIPO

映像産業振興機構(VIPO)は、文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2021」において、今年度の製作実地研修で完成した短編映画4作品を、2月25日から東京の角川シネマ有楽町において1週間限定公開し、その後、大阪、名古屋でも上映する。
上映作品は、『少年と戦車』(竹中貞人監督)、『遠くへいきたいわ』(団塚唯我監督)『LONG-TERM COFFEE BREAK』(藤田直哉監督)、『なっちゃんの家族』(道本咲希監督)。
【日程・会場】
[東京] 2月25日-3月3日(連日18時30分から)/角川シネマ有楽町(東京都千代田区)
[大阪] 3月4-10日(連日18時から)/シネ・リーブル梅田(大阪市北区)
[名古屋] 3月18-24日(連日18時から)/ミッドランドスクエア シネマ(名古屋市中村区)
【詳細】http://www.vipo-ndjc.jp/screening/ippan2021/


● 多分野からクールジャパンの先進的な取り組み募集し表彰 応募期間は3月8日まで

クールジャパン官民連携プラットフォーム(事務局:内閣府 知的財産戦略推進事務局)は、先進的なクールジャパンの取り組みを表彰する「クールジャパン・マッチングアワード2022」の受賞者候補となる取り組みを募集している。
テーマは「新しい世界に、深めて、つなげて、伝える、日本の魅力」。食、コンテンツ、ものづくり、伝統文化などの幅広い分野や、地域内・地域間・海外と連携し、日本の魅力を掘り下げ、世界に展開する、新しいスタイルのアウトバウンド・インバウンドの取り組みが対象となる。
応募者は、国内外の個人・企業・団体・行政機関のいずれも可能。過去にクールジャパン・マッチングアワードの受賞歴がない取り組みが条件となる。募集期間は3月8日まで。
応募の中から、審査委員会で選考したアワード受賞者を表彰する。表彰式は6月の予定。
【応募方法・詳細】cjma.go.jp


● 「第45回日本アカデミー賞」新人俳優賞受賞者撮り下ろし企画『NEW CINEMA FACE 2022』

日本アカデミー賞協会は、「第45回日本アカデミー賞」新人俳優賞受賞者撮り下ろし企画『NEW CINEMA FACE 2022』を2月23日-3月18日に東京・神宮前の「RAYARD MIYASHITA PARK&渋谷区立宮下公園」で開く。
今年は、日本アカデミー賞(3月11日授賞式)の新人俳優賞に選ばれた俳優8人(今田美桜、西野七瀬、三浦透子、吉川愛、磯村勇斗、尾上右近、宮沢氷魚、Fukase)の撮り下ろしビジュアルを掲出する。毎年、多くの人々が現地に訪れ、ファンたちの交流・写真スポットの場として話題となっている。

2022/2/142022年2月14日

● SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 コンペ部門の作品を公募 長編・短編 期間は3月1日まで

第19回を迎える「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022」(埼玉県、川口市、SKIPシティ国際映画祭実行委員会、特定非営利活動法人さいたま映像ボランティアの会)は、7月16日-24日の9日間の日程で開催される。会場は、SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ・映像ホール(埼玉県川口市)ほか。
それに伴い、コンペティション部門(国際コンペティション・国内コンペティション)の作品の公募を開始した。期間は3月1日まで。
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭は、第1回開催の2004年当初から、現在では映画製作の主流となったデジタルで撮影・制作された作品のみにフォーカスした国際コンペティション映画祭。世界中から、エンターテインメント性と新たな表現の可能性を感じる作品を公募し、次代を担う若い才能の発掘と育成を実現することで、新たな映像産業の発展に寄与することを目的に、毎年開催している。
映画祭の中核である「コンペティション」には、国際コンペティションと国内コンペティションがあり、長編作品を対象にした国際コンペティションは広く世界中から応募された作品を、長編部門と短編部門の2部門で構成される国内コンペティションは、日本の若手監督の作品を厳選して上映する。2021年は104の国と地域から、合計1084本の応募があった。
一次審査を経てノミネートされた作品は、国際コンペティション、国内コンペティションともに著名な映画人で構成される審査委員会によって最終審査をして、最優秀作品賞をはじめとする各賞を授与する。また両コンペティションを通じたすべての国内作品を対象に、今後の長編映画制作に可能性を感じる監督に対し「SKIPシティアワード」を贈る。
【公募対象作品】▽国際コンペティション=作品長が60分以上▽国内コンペティション(長編部門)=作品長が60分以上▽国内コンペティション(短編部門)=作品長が15分以上60分未満
【応募条件】▽長編映画は制作数が3本以下の監督の作品▽短編映画は商業公開された長編映画(60分以上)を制作したことがない監督の作品▽今回の映画祭が国内初上映であること(教育機関や自主上映会での公開は除く)▽2021年1月1日以降に完成した作品
【詳細】www.skipcity-dcf.jp


● 「TechBiz」採択の8社 24日にピッチイベント/DCAJがハイブリッド開催

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、イノベーターとの出会いの場所「Venture Cafe Thursday Gathering」において、海外展開を目指す企業を支援するアクセラレーションプログラム「TechBiz」に採択された8社が自社の技術をそれぞれ4分間で説明し、VC(ベンチャーキャピタル)の担当者が各社に対してコメントをするピッチイベントを実施する。参加無料。
VR教育、MR遠隔会議システム、ノーコードでVRアニメ制作、立体空中映像、作業現場でミスをなくすIoT技術、スマートフォンで簡単3Dモデル作成、リアルタイム転送による無線LEDを使ったイベント演出など、オンラインとオフラインの間を埋めるソリューションを提供する8社が登場する。
同イベントは、CIC Tokyoで現地開催予定だが、オンラインでも参加できる。
なお、会場ではデモスペースで、ピッチで紹介した最新技術を体験することが可能。
【日時】2月24日/19-20時(デモ時間は17-21時)
【会場】CIC Tokyo(東京都港区虎ノ門 1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー15階)/オンライン(ハイブリッド開催)
【申し込み】 thursdaygathering-20220224.peatix.com


● 技術セミナー「アナログ同期信号とPTPの概要」/リーダー電子

オンライン(Zoom)で2月24、25、28日に開く。放送・映像制作で重要なシステムである同期運用についての基礎が学べる初心者向けの内容になっている。
内容は、①「同期とは」、②BB(ブラックバースト)同期信号、③3値同期信号、④アナログ同期信号とSDIの同期、⑤10フィールドID同期信号、⑥PTP同期とアナログ同期の関係。
事前申込制(受講料無料)。
【日時】2月24、25、28日/14-15時(各日とも同じ内容)
【定員】各500人
【詳細】www.leader.co.jp


● CP+2022 リアル会場のイベント中止 オンライン単独開催へ

カメラ映像機器工業会(CIPA)は、2月24日から4日間開催を予定していた「CP+2022」のパシフィコ横浜会場イベントを中止し、オンライン単独開催とすることを決めた。
新型コロナウイルス(オミクロン株)の感染が拡大している現状から、2月末までに感染者数が大幅に減少し、安全・安心にイベントを開催できる状態まで回復する可能性は低いと判断した。
なお、オンラインイベントは、「プレ・イベント」(2月22、23日)、「メイン・イベント」(2月24-27日)を予定どおり実施する(無料・事前登録制)。
【詳細】www.cpplus.jp/outline

2022/2/72022年2月7日

● ロシア市場でコンテンツ展開 関連企業とマッチング/VIPO

映像産業振興機構(VIPO)は、経済産業省「令和3年度コンテンツ海外展開促進事業(コンテンツ関連ビジネスマッチング事業)」の一環として、ロシア企業6社(予定)が参加する「ロシアコンテンツマーケット ビジネスマッチング」を3月7-11日の5日間にわたりオンライン(参加無料)で開く。
対象となるIP・コンテンツは、①ロシアでの映像化を希望する日本の原作・IP(知的財産=小説・コミック・脚本など/映画やドラマのリメイクIPも対象)、②ロシアでのローカライズを希望する日本のゲームIP、または、音声コンテンツ(オーディオドラマなど)で、①②共に複数の作品(IP)を応募することができる。申し込み締め切りは2月15日(17時)。
同ビジネスマッチングには、日本のコンテンツに高い関心を持ち、ロシアで共同製作に取り組む映像制作会社や配給会社、積極的にオリジナルコンテンツの製作に取り組むVODプラットフォーマー、そして、ロシアで市場拡大中のオーディオドラマをはじめとする音声コンテンツや人気ゲームを手掛ける出版社・ディストリビューターが参加する。マッチングの成功率を高めるため、ロシア各企業の要望を基に、作品(IP)の選考をし、効果的なミーティングの場を提供する。
なお、審査・選考を通過した事業者のみがオンラインでのビジネスマッチングに参加できる。募集数は、ロシア側企業1社につき3-6作品(IP)程度を予定している。
【申し込み・詳細】https://www.vipo.or.jp/news/28690/


● 欧州の業界サイトに日本の28作品を掲載/VIPO

映像産業振興機構(VIPO)は、欧州で開発された業界関係者向けオンライン映画視聴プラットフォーム「Festival Scope Pro」のVIPO特設ページに、2月1日から『ベルリン国際映画祭』に向けて募集した28作品を掲載している。
この特設ページは、主に海外の映画祭プログラマーに向けて日本映画の視聴機会を提供し、映画祭への選定を促すことを目的としてVIPOが開設したもの。第1弾では、2021年7月開催の『カンヌ国際映画祭』期間中に22作品を掲載し、2人の監督を特集した。
第2弾となる今回は、長編フィクション18本、長編ドキュメンタリー3本、短編フィクション5本、短編アニメーション2本を掲載。近年製作の新作を中心に海外映画祭での展開を目指す。
なお、作品の視聴などはFestival Scope Pro会員のみ可能。


● PFFアワード2022 作品の募集を開始 3月23日まで受付

PFF(ぴあフィルムフェスティバル/東京都渋谷区)は、「第44回ぴあフィルムフェスティバル2022」を9月10-25日(月曜日を除く)に東京・京橋の国立映画アーカイブを会場に開催することを決定し、コンペティション「PFFアワード2022」の作品募集を開始した。募集期間は3月23日まで。
「PFFアワード」は、1年以内に完成した自主映画であれば、年齢、国籍、上映時間、ジャンルを問わない自主映画のコンペティション。4カ月に及ぶ厳正な審査を経て決定した入選作品は、ぴあフィルムフェスティバルで上映され、グランプリほか各賞が授与される。
既に公開された作品、今後公開の決まっている作品および、2021年3月23日以前に完成した作品は応募できない。YouTubeなどで配信中の作品も応募は不可。映画祭、卒業制作展、自主上映会などでの上映であれば応募可能。
また、18歳以下の監督を対象とした応募料(一般3000円)の割引制度「U-18割」(1000円)を、昨年に引き続き今年も実施する。昨年は初めて応募した高校生の作品が2作品入選を果たした。
入選発表は、7月上旬を予定している。
【応募の詳細】https://pff.jp/jp/award/entry/


● 放送用モニターを特別価格で販売/池上通信機

池上通信機は、「年度末特別キャンペーン」として放送用モニターを特別価格で販売している。
17型マルチフォーマット4K LCDモニター「HQLM-1720WR」や、31型マルチフォーマット4K LCDモニター「HQLM-3120W」、HDR対応31型4K LCDマスターモニター「HQLM-3125X」は、26-34%割引でいずれも3台を限定販売している。
3月末までに納入できる顧客が対象。詳細は池上通信機 営業本部(TEL:03-5748-2211)まで。


● 富士フイルム「LTOテープストレージシステム」ウェブセミナー

大容量データを低コストに長期安全保管できるLTOテープ「LTO8」の特徴・機能や、既存NASに接続してLTOを活用するストレージソリューション「ディターニティオンサイト アーカイブ」について解説。担当者の掛け合いトーク、資料およびデモ動画で分かりやすく説明する。
Zoomを使用。参加費無料。
【日時】2月16日/14時-14時30分
【申し込み】https://www.fujifilm.com/jp/ja/business/events/7145

2022/1/312022年1月31日

● 子供向けに映画館運用 特別上映イベント開く/スターキャット

スターキャット・ケーブルネットワーク(名古屋市中川区)は、子供と一緒に気兼ねなく映画を楽しむことができるイベント「こどもと映画館」を、直営映画館のセンチュリーシネマ(名古屋市中区)で、2月5、6日に開く。上映作品はアニメーション映画『シチリアを征服したクマ王国の物語』(2019年、フランス・イタリア合作)。
当日のセンチュリーシネマでは、上映中のベビーカーの預かり、子供用ドリンクの販売、音量を通常より下げて場内を少し明るくする、上映中の会話や出入りを自由とする–など、子供向けの映画館として運用する。


● JAA賞 屋外・交通広告部門 「新宿東口の猫」が大賞/オムニバス・ジャパンが企画制作

オムニバス・ジャパン(東京都港区)は、「第59回JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクール」において、同社が企画制作に携わった『新宿東口の猫』(広告主:クロススペース、商品名:クロス新宿ビジョン)が屋外・交通広告部門の最高賞である「JAA賞グランプリ」を受賞したと発表した。また、JAA賞グランプリに携わった企業や個人に対して贈られる「ベストパートナー賞」を併せて受賞した。
『新宿東口の猫』は、東京・新宿アルタ前広場、クロス新宿ビジョンのための錯視3Dを利用した映像コンテンツ。単なる3D映像としてだけではなく、ランドマークキャラクターとして大きな猫がビルに住んでいるかのように設計。放映が始まる朝に猫が目覚め、日中に何度も現れ、夜は眠くなって猫自ら消灯する。高く狭いところが好きな猫の特性や耳やしっぽと猫の感情の連動など、猫の存在感を巧みに演出している。
2021年7月にテスト放映されるやいなや瞬く間に話題となり、海外メディアでも取り上げられた。ルンバや日産、QVCなどとの企業コラボCMも制作。現在も15分おきの時報とともに登場するだけでなく、時おり現れては、街行く人をのんびりと眺める猫の姿が楽しめる。
「JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクール」は、日本アドバタイザーズ協会(JAA)が主催する広告賞で、審査員に広告の関係者を含まず、広告の受け手である消費者が生活者の視点から審査をするという、他に類を見ない特徴を持つ総合広告賞。


● 大阪・関西万博 開催支援EXPO 3月15、16日にリアル展示会 「夢洲 次世代まちづくり」など併催

大阪・関西万博 開催支援EXPO実行委員会/空気のみらいEXPO実行委員会(運営:イノベント)は、「第1回 大阪・関西万博 開催支援EXPO」、「第2回 夢洲 次世代まちづくりEXPO」、「第1回 空気のみらいEXPO ~ヒトと地球に、キレイな空気を~」の開催を決定した。
「第1回 大阪・関西万博 開催支援EXPO」は、2025年に開催が予定されている日本国際博覧会「大阪・関西万博」の成功に向けて、業界関係者が一堂に集まり、具体的な準備のための情報交換・商談の場の提供を目的として実施する。
また、大阪ベイエリアの夢洲(ゆめしま)全体の総合的・一体的なまちづくりのために、万博のレガシーをどう生かすかといった「万博後のまちづくり」の視点から、さまざまな議論の場を提供することで、夢洲を中心とした大阪・関西圏の持続可能な発展を目指し、「第2回 夢洲 次世代まちづくりEXPO」を併催する。
「第1回 空気のみらいEXPO」は、カーボンニュートラル推進に際し、必要なソリューションを比較検討する場として、空調・換気といった『空気をきれいに』するための製品・サービスを比較検討する展示会となる。
これら展示会は3月15、16日(10-17時)の2日間、インテックス大阪(大阪市住之江区南港北1-5-102)で同時に開く。また、4月4-8日にはオンライン会場(オンライン展示会特設サイト)でもリレー開催する。
リアル展示会の来場に際しては、公式ウェブサイトの登録フォームから事前登録するか、招待券の持参が必要。
【大阪・関西万博 開催支援EXPO/第2回 夢洲 次世代まちづくりEXPO】https://osakakansai-expo.jp/registration
【空気のみらいEXPO】https://cleanair-expo.jp/registration


● コンテンツ業界の基礎知識 第7回「映画業界」攻略/VIPOがオンライン講座

映像産業振興機構(VIPO)の「VIPOアカデミー」では、コンテンツ業界の基礎知識を横断的に学べる冬期限定講座「業界研究ベーシックコース」(全11回)を開催中で、単発での受講が可能となっている。2月9日には、第7回「映画業界」攻略セミナーをオンライン(Zoom)で開く。
第1部の講演「業界分析」では、業界の市場や展望および課題、収益構造などを解説する。講師は後藤紘一郎氏(日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門 通信メディア・ハイテク戦略グループ 副主任研究員)で、「映画製作・配給・興行市場」をテーマに、映画関連市場の概観、マクロ環境変化、市場構造・プレイヤー動向分析、今後の映画産業について話す。
第2部の講演は「事例研究」として、2社のビジネスモデルおよび成功事例や失敗談などを解説。1社目は「映像技術とコンテンツに求められる多様性」をテーマに東映の美濃一彦氏(ツークン研究所主席ディレクター)が、2社目は「映画および映像コンテンツの企画・プロデュースにおける実像」をテーマにアスミック・エースの谷島正之氏(映画事業本部 事業企画部 プロデューサー)が講演する。
第3部は「グループディスカッション」。
【日時】2月9日/18時-21時30分
【参加費】VIPO会員5500円、団体会員6600円、一般7700円
【定員】50人(事前予約制・先着順/締め切り2月8日)
【詳細】https://eventregist.com/e/couse-ib-220209


● 1990年代の日本映画 2月1日から企画上映/国立映画アーカイブ

国立映画アーカイブは、2月1日から企画上映「1990年代日本映画–躍動する個の時代」を開催する。昨年の企画上映「1980年代日本映画–試行と新生」に続き、時代を代表するヒット作や新しい才能による重要作などを中心に、計66本(57プログラム)によって、1990年代の日本映画を回顧する内容になっている。
当時の日本映画の歴代配給収入記録を塗り替えた『もののけ姫』(宮崎駿監督)をはじめ、90年代の実写日本映画最大のヒットとなりシリーズ化もされた『踊る大捜査線THE MOVIE』(本広克行監督)、ブームを巻き起こし後にハリウッドでもリメイクされた『Shall we ダンス?』(周防正行監督)や『リング』(中田秀夫監督)、単館系26週ロングランとなり映画賞を席巻した話題作『月はどっちに出ている』(崔洋一監督)などを上映する。
また、90年代にはさまざまな分野から監督デビューが相次ぎ、その多くが現在も活躍している。そうした日本映画をけん引する監督たちの若々しい初期作品もそろえる。
【会期】▽第1期=2月1日-3月6日▽第2期-4月5日-5月1日(会期中、月曜は休館日)
【会場】国立映画アーカイブ長瀬記念ホールOZU(東京都中央区京橋3-7-6)
【料金】大人520円ほか/チケットは前売指定席券のみ販売
【定員】310人(各回入れ替え制・全席指定席)なお、新型コロナウイルス感染拡大などの状況により、変更が生じる可能性がある
【詳細】https://www.nfaj.go.jp/exhibition/japanese1990s202201


2022/1/242022年1月24日

● CP+2022 初のハイブリッド開催 「どんな状況でも対応して開催」 笠松実行委員長が概要を説明

カメラ映像機器工業会(CIPA)は19日、展示会「CP+(シーピープラス)2022」の開催概要発表会をオンラインで実施。CP+実行委員会の笠松厚雄委員長が報道陣に説明した。
CP+2022は、パシフィコ横浜と公式ウェブサイトでのハイブリッド形式となる。
会期は、会場が2月24-27日の4日間、オンラインが2月22-27日の6日間。22、23日は、プレイベントとして石塚茂樹CIPA会長によるキーノートスピーチ「動画とカメラの未来(仮)」などを配信する。
1月20日時点での出展社数は会場が32社、オンラインが15社。「動画エリア」は今回は設けない。
安全対策として通路を広げゆったりとレイアウトをした。また来場者は日時を事前登録する。
さらに主催者、出展者を含むすべての人は、来場する日ごとに「72時間以内に取得したPCR検査の陰性証明」あるいは、「ワクチン接種証明と24時間以内の抗原検査の結果の両方」を提示する。
笠松氏は会場開催に「強い要望があった」とすると同時に、「コロナ禍での開催には賛否両論がある。中止するのは簡単だが今後も100%の安全はあり得ない。どんな状況下でも柔軟に対応しながら開催したい。今回はそのノウハウを得る第一歩だ」「会場イベントの中止は考えておらず状況次第で制約を強化する」と話した。また、「入場者数の多さは目指さない。安全な開催を最優先にする」と述べた。


● 21年改訂版テキストを中心に 下請法などのポイント解説/放送コンテンツ適正取引推進協議会

放送関連7団体(衛星放送協会、全国地域映像団体協議会、全日本テレビ番組製作社連盟〈ATP〉、日本ケーブルテレビ連盟、日本動画協会、日本放送協会、日本民間放送連盟)などで構成する「放送コンテンツ適正取引推進協議会」は、「よく分かる放送コンテンツ適正取引」オンライン研修会(Zoom使用)を2月8日に開く。参加費無料。
同協議会は、「総務省ガイドライン」第6版、第7版の内容を反映した、『よく分かる放送コンテンツ適正取引テキスト(2021年改訂版)』を取りまとめ公表した。このテキストを中心に下請法などのポイントを解説する。
講師は、池田朋之氏(民放連・下請取引専門部会長/テレビ東京・特別専門委員)、松村俊二氏(ATP・メディアセンター執行理事/共同テレビジョン・権利開発部部長)。なお、研修会終了後にアーカイブ配信(2月10日-3月31日)を実施する。
「放送コンテンツ適正取引推進協議会」は、「放送コンテンツの製作取引適正化に関するガイドライン」の周知・啓発を図ることを目的として設立された。
【日時】2月8日/15時開始(最大2時間程度)
【定員】500人
【研修会の申し込み締め切り】2月1日
【アーカイブ視聴の申し込み締め切り】2月10日
【研修会・アーカイブ視聴の申し込み】forms.gle/dqiyz3kqw7HYpLFb9


● NVIDIA Omniverse製品セミナー クリエイター向けに実施 CG構築作業を体験/アスク

アスクは、CGクリエイター・デザイナーを対象とした「NVIDIA Omniverse体験会」を、日本電子専門学校と合同で1月28日に開く。
NVIDIA Omniverseは、デザイナーやアーチストが使う3Dツールで作られた3Dモデルやシーンを、オフラインのファイル共有ではなく、その場、その瞬間にアプリケーション間でリアルタイムにデザイン共有ができるコラボレーションデザインプラットフォーム。
体験会では、NVIDIA Omniverseの製品概要と必要な動作環境の説明をはじめ、操作を実際に体験できる環境も用意。NVIDIA Omniverseによるコラボレ-ションにより、各種DCC(デジタルコンテンツ作成)アプリケーションからNVIDIA Omniverse上にあるUSDファイルをリアルタイムに操作し、CG構築作業を体験することができる。見学のみも可能。参加費無料。
【日時】1月28日/18時-19時30分
【会場】日本電子専門学校 7号館 7B11室(東京都新宿区百人町1-25-4)
【申し込み締め切り】1月26日17時
【申し込み】www.ask-corp.jp/inquiry/nvidia-seminar.html


● IPプロダクションなど 2月2日に勉強会開く/映テレ技術協会 大阪支部

日本映画テレビ技術協会 大阪支部は、「MPTE第56回勉強会」(オンライン=Microsoft Teams)を2月2日に開き、2つのテーマで最新技術情報を伝える。
講演①は「IPプロダクションの取り組み」(NHK福岡拠点放送局 西田幸治氏)、同②は「第74回技術開発賞&第24回経済産業大臣賞『新クロマキー技術「ニジクロ」の開発』」(関西テレビ放送 金子宗央氏、大西祐輔氏)。参加費無料。
【日時】2月2日/15時-17時45分
【定員】200人
【申し込み】www.mpte.jp/outline/branch/osaka/post-92.html


● J-LOD補助金事業 採択作品 「ドライブ・マイ・カー」 米ゴールデングローブ賞 「非英語映画賞」を受賞

映像産業振興機構(VIPO)は、VIPOが事務局を務めるJ-LOD補助金事業において採択された映画作品『ドライブ・マイ・カー』が、アカデミー賞の前哨戦とも言われる「ゴールデングローブ賞」外国語(非英語)部門において、非英語映画賞を受賞したと発表した。
『ドライブ・マイ・カー』は、村上春樹原作、濱口竜介監督という国際的に注目を集める作品で、J-LOD①「コンテンツ等の海外展開を行う際のローカライズおよびプロモーションを行う事業」に採択された。昨年7月には「カンヌ国際映画祭」コンペティション部門において、日本初の脚本賞をはじめ4冠を受賞している。


2022/1/172022年1月17日

● ケーブルコンベンション/技術ショー 2022年はハイブリッド開催 業界内外との横連携を促進

日本ケーブルテレビ連盟、日本CATV技術協会、衛星放送協会の3団体は7日、CATV業界の総合コンベンション「ケーブルコンベンション2022/ケーブル技術ショー2022」の開催概要を発表した。
「ケーブルコンベンション」は、2012年から業界3団体の主催で開催されている国内最大の業界イベント。今年は「ケーブルコンベンション」と「ケーブル技術ショー」の形態に移行してから10周年を迎える。
今回は、2030年に向けて、CATV業界のイノベーションおよび業界内外との横連携促進を目的として開催する。同時開催の「ケーブル技術ショー」では、CATV業界を技術面でバックアップし、業界の発展に貢献する最新の技術やソリューション、サービスを訴求する技術展示会とオンライン展示会のハイブリッド型展示会として開く。
【ケーブルコンベンション2022】
[会期] ▽リアル開催=7月28、29日▽オンライン開催=7月28日-9月30日
[会場] ▽リアル開催=東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内3-5ー1/開会式など式典、基調講演、セミナーほか)、東京会館(東京都千代田区丸の内3-2ー1/情報交換会)▽オンライン開催=特設ウェブサイト(未開設)
【ケーブル技術ショー
2022】
[会期] ▽技術展示会=7月28日/9時30分- 18時、29日/9時30分-17時▽オンライン展示会=7月13日-9月16日
[会場] ▽技術展示会 東京国際フォーラム(ホールE)▽オンライン展示会=ケーブル技術ショー公式ウェブサイト(www.catv-f.com


● オンライン開催の香港フィルマート 出展者を募集

3月に開催される香港国際映画祭の併設見本市「香港フィルマート(Hong Kong Filmart)」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、一部プログラムを除き昨年同様オンラインで開催されることが決定。文化庁では「日本映画海外発信事業」の一環として「ジャパン・ブース」を開設するにあたり、出展者を募集している。
参加料は1万1000円。申し込み締め切りは1月20日17時。
【詳細】https://unijapan.org/news/info/unijapan/2022.html


● ウェビナーの各コンテンツ 期間限定で再配信 オンデマンド型式で視聴可能/朋栄

朋栄は、1月17-31日の期間限定で「FOR-A CONNECT Vol2 オンデマンド」を実施する。視聴は無料(事前登録制)。
同社は昨年12月15-17日の3日間にわたりウェビナーイベント「FOR-A CONNECT Vol2 オンライン」を開催。『朋栄が目指すIP/クラウド映像制作の未来』と題したプレゼンテーションでは、IP/クラウドを活用する次世代制作環境について解説。さらに、朋栄が取り組む最新製品/ソリューションとして「イベントプレイヤー」「RCG・バーチャル連携」「スローモーション映像生成機」などについて説明した。
このウェビナーイベントでライブ配信した各コンテンツを、VODコンテンツとして、期間限定で再配信する。
今回は、昨年夏の「FOR-A CONNECT2021 オンライン」で再配信の要望が高かった瀬戸内海放送の納入事例と、4つの製品紹介動画に加え、朋栄が日頃実施しているFOR-A Webinarの中から、アークベンチャーズによるバーチャルプロダクションの説明を再配信する。
配信期間中は、見たいコンテンツを自由に選択して視聴できる。各コンテンツの内容は以下のとおり。
【プレゼンテーション】▽朋栄が目指すIP/クラウド映像制作の未来
【最新製品/ソリューションの説明】▽簡易バーチャルシステム「Unity×3Dアバター×RCG」▽スーパースロー映像生成技術「SMV-ONE」▽イベントプレイヤー「IEP-500」(朋栄IBE)▽マルチビューワー「MV-1640IP&MV-3240」▽マルチチャンネルシグナルプロセッサー「FA-1616」▽新ルーティングスイッチャー「MFR-3100EX」▽朋栄エレテックス主要製品/多機能マルチビットレートルーティングスイッチャー「ERS-44MF」
【再配信コンテンツ】前出
【視聴申し込み】https://www.for-a.co.jp/connect2od/pr


● CATV局のYouTube活用 3社が配信事例を説明/CRIオンラインセミナー

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第20回CRIオンラインセミナー「ケーブルテレビ局のYouTube活用を考える!!」を1月27日に開く(Zoom使用)。
現在、CATV局でYouTube公式チャンネルを運営している局は61局を数える(CRI調ベ)。この中で、最も多いチャンネル登録者数を誇るのが宮崎ケーブルテレビ(2013年3月開始)で、22年1月4日時点の登録者数は196万人(1116万6533回視聴)となっている。
今回のセミナーでは、3社の事例について解説する。講演タイトルは、①「地域情報+オリジナル番組を発信する『あらぶんちょ!』チャンネルの展開」(東京ケーブルネットワーク/マーケティング事業部部長 冨平昌宏氏、コミュニティ事業部メディアグループ 岡崎真由美氏、吉澤紗也華氏)、②「地域情報+ライブカメラによる『iTSCOMチャンネル』の展開」(イッツ・コミュニケーションズ/メディア事業部マネージャー 江口博昭氏)、③「ケーブルテレビ局の資産&ノウハウをYouTubeビジネスに活かせ!!」(メディアット代表取締役 山地健太氏)。
東京ケーブルネットワークは、11年3月から配信開始。探索レポータが『あなたの知りたい』を探索(調査)する「あらぶんちょ散歩」や、「てれらじ あらぶんちょ!」、「あらぶんちょくん体操」などで構成。また、新しい時代の表現技法として360度マルチ映像などの最新メディアツールを駆使したコンテンツ制作を積極的に進めている。
【日時】1月27日/13時30分-15時30分
【参加費】CRI会員3000円 非会員6000円
【申し込み・詳細】http://www.cri-info.jp/20220111_6259.html


● 第13回京都映画企画市 優秀企画作品「水虎」 1月23日に無料上映会

映像産業振興機構(VIPO)と京都府が共同で主催する第13回京都映画企画市では、「2020年度優秀映画企画『水虎』京都凱旋上映会」を、1月23日に京都文化博物館で開く。
『水虎』(パイロット版)は、2021年のプチョン国際ファンタスティック映画祭・企画マーケット「NAFF It Project」ポストプロダクションサポート部門で「Mocha Chai Award」を受賞した。今回は、金子雅和監督と美術の部谷京子氏による舞台あいさつも予定している。
【日時】1月23日/10時30分-12時
【会場】京都文化博物館 フィルムシアター(京都市中京区三条高倉)
【参加費】無料(事前登録制)、申し込み締め切り=1月21日正午
【詳細】http://kyotofilmpitching.jp/presentation/


● 映像制作者向け「カラーワークフロー#9」

EIZOがYouTubeで配信するウェブセミナー。テク二カルディレクターの山本久之氏が、Macとウィンドウズの動画制作カラーワークフローの違いについて、それぞれのOSで、どんな色管理がされるのかを実際の運用を例に解説する。また、YouTubeでのカラーシフトについては、操作を実演しながら詳しく説明する。このほか、新MacBook ProのHDR機能についても使用レポートをする。
【日時】1月31日/登録/16-18時(予約不要)
【視聴無料】infomail.eizo.co.jp/c?c=1235&m=191082&v=8a89f087


2021/12/272021年12月27日

● 4K専門ch「ケーブル4K」 短編動画コンテスト企画 5分以内 作品の募集を開始

日本デジタル配信が運営する4K専門チャンネル「ケーブル4K」では、『ストーリー性のある、5分以内の短編動画』を全国の映像クリエイターから募集する「Micro Cinema Contest(マイクロシネマコンテスト)」の応募受け付けを開始した。
同コンテストでは、5分以内のストーリー性のある短編動画作品を『マイクロシネマ』と定義。近年のコロナ禍により外出の自由が奪われ、故郷に帰ることさえも困難になった中、「遠くからふるさとを思う気持ち」や、「会いたい人に会えない気持ち」などを『マイクロシネマ』として、映像クリエイターの感性で表現してもらうもの。
応募作品は、映画監督、映画企画・配給プロデューサー、映像制作専門誌の各分野で活躍する3氏が審査。グランプリ(1作品/賞金20万円=4K部門から選出)のほか、6賞を選出する予定。
受賞作品には賞金のほか、ケーブル4Kで特別番組としての放送(来春予定)をはじめ、各動画メディアへの展開など、より多くの人に作品を見てもらえる場を作る。
ケーブル4Kでは、このコンテストを通して作品発表の機会を提供することで、コロナ禍により表現の場が縮小してしまったプロの映像作家から映像制作を始めて間もない人まで、クリエイターの支援につながることを期待しているという。
◆コンテストの概要
【募集期間】2022年3月31日まで
【発表】22年4月下旬
【募集部門】▽ドラマ部門(4K/2K各部門)=日本国内の『地域』特色が伝わるシーン/カット(またはセリフなど)を作品中に含めた5分尺以内の作品▽ミュージックビデオ部門=課題楽曲『見慣れたまち』(作詞・作曲:笹川美和)に合わせて、地域の映像シーンを含めたミュージックビデオ作品
【詳細】microcinemacontest.jp


● 映画資料アーカイブサミット 保存・活用の基本知識学ぶ VIPOがオンラインで開催

映像産業振興機構(VIPO)は、文化庁より「令和3年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業(撮影所等における映画関連の非フィルム資料)」を受託し、来年1月20日に「全国映画資料アーカイブサミット2022」をオンライン(無料)で開く。
同サミットは、映画資料の保存/活用のための基本知識をテーマに、映画資料への理解を深めることが目的。3回目となる今回は、従来のテーマや議論をより深化させるため、多くの事例を解説。また顔の見える参加型サミットを目指し、希望の視聴者は顔出しする形式を想定している。
アーカイブ中核拠点形成モデル事業では、映画資料のアーカイブ化推進において中核となる大学や所蔵館、機関などを拠点化し、一定期間集中的に事業に取り組むことでアーカイブ整備を効率的かつ効果的に促進することを目指している。
【日時】2022年1月20日/10時30分-17時45分
【定員】500人(事前予約制、先着順)
【申し込み締め切り】1月19日まで
【申し込み・詳細】www.vipo.or.jp/news/28640


● 第15回 田辺・弁慶映画祭 グランプリ作品など発表 全国から151作品の応募

田辺・弁慶映画祭実行委員会は11月19-21日の3日間、オンラインで「第15回 田辺・弁慶映画祭」を開催した。
田辺・弁慶映画祭は、和歌山県田辺市で毎年開催される映画祭。名称は開催地である和歌山県田辺市の田辺と、田辺市に縁の深い人物である武蔵坊弁慶に由来している。
今回のコンペティション部門には全国から151作品の応募があり、入選8作品を紀南文化会館(和歌山県田辺市)で特別審査員4人、キネマイスター審査員9人に市民審査員を加えて審査。さらにオンライン配信による視聴者の投票を実施した結果、受賞作品が決定した。
なお、各受賞作品は副賞として「テアトル新宿」(東京都新宿区)、「シネ・リーブル梅田」(大阪市北区)の2カ所で上映される予定。
【受賞作品】
★弁慶グランプリ「ミューズは溺れない」(淺雄望監督)
★観客賞「ミューズは溺れない」(同)
★キネマイスター賞「魚の目」(ますだあやこ/板野侑衣子監督
★俳優賞=若杉凩(「ミューズは溺れない」出演)、倉嶋かれん「B/B(ビーツー)」出演)
★映画com賞「PARALLEL」(田中大貴監督)
★フィルミネーション賞「ミューズは溺れない」(淺雄望監督)
★審査員特別賞「情動」(林隆行監督)

2021/12/202021年12月20日

● 映文連アワード2021 3部門の受賞作品を表彰 グランプリは「幕内劇場」

映像文化製作者連盟(映文連)が主催する産業・文化短編映像祭「映文連アワード2021」の表彰式が、11月29日に東京・六本木の国立新美術館講堂で開かれ、受賞者に賞状とトロフィーが贈られた。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一般の入場はできず関係者のみで実施。表彰式の模様は「日経チャンネル」で配信された。
「映文連アワード」は、プロフェッショナルの仕事にふさわしい作品を積極的に発掘・顕彰することによって、短編映像業界の活性化を図るとともに、次世代を担う新しい才能(学生・個人)を発掘し、映像業界のインキュベータとしての機能を担うことを目的として、2007年に創設された。
15回目を迎えた今年のコンセプトは『reborn(新生)』で、キャッチコピーは『時代ヲ突破スル映像、求ム。』。コロナ感染拡大によって、映像製作の環境が大きく変貌している中、「映像表現も、映像メディアも、新たな映像コミュニケーションを発掘しなくてはならない。そうした視点から、映像製作者たちを応援したいという思いで展開した」という。
今回は「コーポレート・コミュニケーション部門」「ソーシャル・コミュニケーション部門」「パーソナル・コミュニケーション部門」の3部門合わせて、146作品の応募があった。
最優秀作品賞(グランプリ)は、『幕内劇場』(製作:HIROBA、クライアント:3Top)が受賞。コロナ禍において、成田屋・市川海老蔵が熊本・八千代座で開いた全国巡業公演『古典への誘い』の舞台裏に迫ったドキュメンタリーで、困難の中、まず一歩を踏み出してみることの大切さを、さりげなく伝えている(各部門の受賞作品は9月20日号既報)。
なお、東京での上映会(終了)に加え、大阪、札幌などで受賞作品を一般向けに公開上映する予定。


● テレビドラマ制作セミナー「これからの日本のテレビドラマづくりに必要なこと」

◇テレビドラマ制作セミナー「これからの日本のテレビドラマづくりに必要なこと」
映像産業振興機構(VIPO)が日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムとの共催により、2022年1月13日にオンライン(Zoom使用)で開く。
講師は、『#リモラブ~普通の恋は邪道~』、『ホタルノヒカリ』をはじめ、多くの話題作やヒューマンドラマを世に送り出している脚本家・水橋文美江氏と、日本テレビ放送網/情報・制作局ゼネラル・プロデューサーの櫨山裕子氏。
両氏のこれまでのドラマづくりについて、また、これからのインターネット視聴時代の日本のテレビドラマ制作は、どこに向かおうとしているのかについて聞く。モデレーターは日本放送作家協会のさらだたまこ理事長。
受講対象者は、テレビ・映画など映像産業を担うスタッフ、プロデューサーなど。
【日時】2022年1月13日/18-20時
【参加費】VIPO会員2500円、一般3500円、学生1500円
【定員】70人(事前申し込み制/先着順)
【申し込み締め切り】2022年1月7日/15時
【申し込み・詳細】https://www.vipo.or.jp/news/28511/


● 「MPTE AWARDS 2021」表彰式 大賞は関テレの2氏が受賞 新クロマキー技術を開発

日本映画テレビ技術協会は、「MPTE AWARDS 2021」の表彰式を11月10日、東京・丸の内の東京国際フォーラムで開催した。
今回の表彰式は、CoFesta2021のパートナーイベント、また東京国際映画祭の一環として実施。式典はコロナ感染予防対策をした上で、受賞関係者と審査関係者のみに限定した。
清原克明会長のあいさつで始まり、「第74回技術開発賞」、「第74回映像技術賞」、「第39回青い翼大賞(学生作品の映像技術賞)」を表彰。日本映画テレビ技術大賞である「第24回 経済産業大臣賞」は、関西テレビ放送の金子宗央氏、大西祐輔氏による「新クロマキー技術『ニジクロ』の開発」に決定した(技術開発賞、映像技術賞は8月30日号既報)。
「MPTE AWARDS」は、制作現場で技術に携わっている人々を表彰する日本で唯一の賞として、映像制作技術の進化と制作意欲の向上を目的に長年実施している。

2021/12/132021年12月13日

● SIGGRAPH Asia 2021が東京で開催 最新のCG技術・製品を発表
初の日本語での論文解説
東京国際フォーラムでリアル展示 280超のオンラインセッションも

12月14-17日の4日間、CGと対話型技術の専門学会・展示会である「SIGGRAPH Asia(シーグラフアジア)2021」(主催=ACM SIGGRAPH)が東京・丸の内の東京国際フォーラムでのリアル会場とサイバー空間のハイブリッド形式で開催される。昨年予定されていた韓国・テグでの大会は2022年の実施となった。今年も新型コロナウイルス感染症が収束しないことから、シーグラフ史上初のハイブリッド開催となる。東京国際フォーラムでのリアルイベントに先立ち、280を超えるオンデマンド形式でのセッションは既に公開されている。オンラインによるサイバー空間での行事は12月17日までであるので、参加希望者は急ぎ登録が必要だ。〈詳しくは本紙で〉


● オンライン教育の導入 教育関係者向けにセミナー/ブラックマジックデザイン

ブラックマジックデザインは、教育関係者向け無料オンラインセミナー「オンライン教育に変革をもたらす ATEM Mini」を12月18日に開く。
コロナ禍により、遠隔授業を含むオンライン教育が普及している。一方で導入には「専門的な機器を買いそろえる必要性」や「導入の手間」、「生徒の集中力やモチベーション維持の難しさ」を含めた新たな問題に直面するケースが増えており、オンライン化への取り組みはまだ限定的なのが現状という。
今回のセミナーでは、「学習意欲をかき立てる豊かなオンライン教育」を展開する4組がゲストとして登壇。「質の高い楽しい学び」を提供する工夫、「環境整備最適化」のノウハウについて最新の事例を交えて解説する。
また、ブラックマジックデザインのライブ配信スイッチャー「ATEM Mini」を活用した、最先端のソリューションについて説明する。
【日時】12月18日/16-18時
【受講方法】Zoom/YouTube Live(申し込み締め切り12月17日/17時まで)
【申し込み・詳細】https://bmduser.jp/training/detail.php?p=p00000146


● 香港映画の歴史回顧 22年1月に特集上映/国立映画アーカイブ

国立映画アーカイブは、香港電影資料館の特別協力により香港映画の歴史を回顧する特集上映「香港映画発展史探究」を2022年1月に開催する。
同企画は、戦前の社会派作品『女性の光』(1937年)から、1997年の中国返還を題材とした『花火降る夏』(98年)まで、香港映画の軌跡をたどり各時代の代表作を計21本上映する。
また、近年新たに作成された4K修復版が日本初上映となる。4K修復版として登場するのは、キン・フー監督が生前に香港電影資料館に寄贈したオリジナルネガをもとに2021年に作製された『忠烈図』(1975年)、2015年に作製されたジョン・ウー監督『男たちの挽歌』(1986年)の2本となる。
【会期】2022年1月4-30日(月曜休館)
【会場】 国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU(東京都中央区京橋3-7-6)
【料金】一般520円ほか(チケットは12月27日から販売)
【詳細】https://www.nfaj.go.jp/


● 第7回 関西放送機器展 出展者の募集を開始 22年7月13、14日に開催

関西放送機器展実行委員会(構成:アジア太平洋トレードセンター、テレビ大阪、テレビ大阪エクスプロ)は、2022年7月13、14日に大阪南港ATCホール(大阪市住之江区)で開催する、関西最大級のプロフェッショナル向け放送・業務用機器展「第7回 関西放送機器展(KBEE)」の出展者募集を開始した。
今回は企画ゾーンとして、従来のプロオーディオゾーンに加え、次世代通信をはじめ、進化するVRやAR技術、eスポーツ・マッピング技術に注目。新たに「リモート・配信機器ゾーン」、「5G・次世代通信ゾーン」、「デジタル映像トレンドゾーン」を設ける。
なお、日本映画テレビ技術協会の法人会員は特別料金で出展できる。
【詳細】https://www.tv-osaka.co.jp/kbe/


● 「MADD.Award 2021」 応募作品上映イベント開く 12月16,17日に2会場で実施

次世代映像にかかわる実験・考察の場を提供するMADD(主催:慶応義塾大学SFC研究所、次世代映像コンソーシアム、アストロデザイン)は、3回目となる次世代映像のアワード「MADD.Award 2021」の応募作品上映イベント「MADDscreening 2021」を12月16、17日に開く。今回は「SIGGRAPH Asia 2021」のスペシャルプログラムとして実施される。
今年のテーマは、「内なる宇宙(The Universe Within)」。人類の体内も膨大な構成要素が相互関係する内なる宇宙であることが知られている。内なる宇宙は人体だけにとどまらず、精神的な世界、超微細な世界、理論物理学者の頭の中、子供の豊かな想像の国と広がる。宇宙という概念を創造的に拡張し、その中にダイブする–、そのような「内なる宇宙」を感じる新たな表現を募集した。
【MADDAward 2021カテゴリー1「大型映像」上映】
「超高精細8K大型映像」カテゴリー応募作品の上映会。現代アートの殿堂で、300型大型スクリーンに投写された8K映像作品による全く新しい映像体験を提供する。入場無料(入退場自由)。
[会場] 東京都現代美術館・B2F講堂(東京都江東区三好4-1-1)
[会期] 12月16、17日/10-17時(約50分の作品を繰り返し上映)
【MADDAward 2021カテゴリー2「360度映像」上映】
「360度映像」カテゴリー応募作品、著名アーチストによるスペシャルプログラムの上映会。「プラネタリアTOKYO」でしか得られないドーム全体を包み込む映像と、24個のスピーカーが奏でる音が織りなすイマーシブ体験を提供する。「SIGGRAPH Asia 2021」参加登録者パスで入場できる(70分入れ替え制)。
[会場] コニカミノルタプラネタリアTOKYO Dome1(東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン9階)
【日時】12月16、17日/コンテンツの異なる2つのプログラムを用意▽プログラムA=12時-13時10分、15時-16時10分▽プログラムB=13時30分-14時40分、16時30分-17時40分(いずれも両日とも)
【詳細】http://madd.jp/


2021/12/62021年12月6日

● ケーブル技術ショー2022 出展申し込みの受付開始 7月28、29日にリアル展示会

日本CATV技術協会、日本ケーブルテレビ連盟、衛星放送協会の3団体は、「ケーブルコンベンション2022」の関連イベント「ケーブル技術ショー2022」を開催するにあたり、出展の申し込み受け付けを開始した。
2022年もニューノーマル時代の新たな展示会のあり方として、引き続き、リアル展示会とオンライン展示会のハイブリッド開催を予定している。会期は、技術展示会(リアル展示会/東京国際フォーラム)が7月28、29日、オンライン展示会が7月13日-9月16日。
開催コンセプトは、CATV技術の進化が地域の原動力になる、地域の未来・CATVの未来はここから始まる、といった意味を込めて『The future starts today! ~地域を生かす、未来をつくる、ケーブル原動力~』としている。
また、22年は「ケーブル技術ショー」の形態になってから10周年を迎える。時代の変革の中で、同イベントも進化を遂げる機会として、テーマ分野に「地域DX」を新たに加え、出展社や自治体関係者を中心とする来場者層の拡大、来場者数の増加を図り、展示会に新たな価値の創出を目指す。
展示規模は80社、260小間の見込み。入場料は無料(入場登録制)。来場者数は、技術展示会1万人、技術セミナー1500人、オンライン展示会1万人、オンラインテックセミナー4000人を見込んでいる。
【出展申し込み・詳細】www.catv-f.com


● ウェビナーイベント 次世代制作環境を提案/朋栄

朋栄は、ウェビナーイベント「FOR-A CONNECT Vol2 オンライン」を12月15日から3日間実施する。同社の目指すIP/クラウドを活用する次世代制作環境についてプレゼンテーションするとともに、「イベントプレーヤー」「RCG・バーチャル連携」「スローモーション映像生成」など最新製品/ソリューションについて解説する。参加費無料(事前登録制)。
3日間共通プレゼンテーションである『朋栄が創造するIP/クラウド環境の未来』では、映像制作全体にかかわる機器を、包括して提供することで実現できる朋栄の次世代環境への取り組みについて説明する。
SDIとIPが混在する制作環境の中で、朋栄はユーザーが必要に応じて両環境を選択でき、将来はIP環境にスムーズに移行できる製品を提供。IP/クラウド環境の活用を進め、各種信号処理をソフトウエア化する「ソフトウエアデファインド」により、各種機器の柔軟な機能拡張を図っている。
【日時】12月15-17日(13時-15時15分終了)
【申し込み】https://www.for-a.co.jp/connect2/pr


● VIPOアカデミー「キャラクター業界」攻略セミナー

◇VIPOアカデミー「キャラクター業界」攻略セミナー
映像産業振興機構(VIPO)によるウェビナー。キャラクター・ライセンスビジネスの概要や、ビジネスモデルおよび成功事例などを解説する。
【日時】12月8日/18時-21時30分
【参加費】VIPO会員5500円、団体会員6600円、一般7700円
【定員】50人(事前予約制・先着順)、申し込み締め切り12月7日
【申し込み・詳細】https://eventregist.com/e/couse-ib-211208


● 4K・VR徳島映画祭 285本応募 受賞作品を発表

とくしま4Kフォーラム実行委員会(プラットイーズほか)は、「4K・VR徳島映画祭2021」の授賞式を11月12日に開き、応募総数285作品の中から各賞を発表した。
同イベントは2013年にスタートし、国内初の4K・VR映像に特化した映画祭として開催している。今年は11月12-14日に現地(徳島県)とオンラインのハイブリッドで実施。4K/VR作品の上映、セミナーやワークショップなどすべてのコンテンツを、現地でもオンラインでも体験できた。
なお、今年から神山会場(神山町)に加えて三好会場(三好市)を設け、分散型広域映画祭を目指している。
受賞作品は次のとおり。
【一般部門】
★大賞:「骨み」(Au Praxinoscope/矢野ほなみ監督)
★4K.8K映像賞:「見たことのない文化財~秘仏 救世観音~」(NHK制作局/国見太郎監督)
★ドキュメンタリー賞:「男女群島のマッコウクジラ」(長崎ケーブルメディア/藤岡英嗣監督)
★徳島県知事賞:「47都道府県に届け! 豊橋から手筒花火でエール! ~手筒花火のまちから願いを込めて~」(炎の祭典実行委員会/吉田泰行監督)
★神山町長賞:「切り開け! 天空への一本道」(ケーブルテレビ富山/小泉光瑠監督)
★ケーブルキャスト賞:「AIM」(GAZEBO監督)
【あわ文化振興部門】
★大賞:「『にっぽん農紀行 ふるさとに生きる』人形の国 阿波に息づく伝統 徳島県編」(夏への扉/川口泰吾監督)
★映像賞:「あわうた」(TAJIKARA DOCS/長岡参監督)
★PR賞:「豊穣の海路 北前船の真価 ~北前船が阿波にもたらした繁栄~」(ケーブルテレビ徳島/大下広監督)
【高校生部門】
★大賞:「青春は密である。」(東京都立城東高等学校/宮下柚音監督)
★アイデア賞:「僕の旅」(The American School in Japan/音堂ライアン監督)
★ニューフェイス賞:「空から見る つるぎ町の魅力 ~晩春~」(徳島県立つるぎ高等学校 ICTビジネス研究部/湯藤大知監督)
【VR部門】
★大賞:「諸行無常」(Jonathan Hagard監督)

2021/11/292021年11月29日

● IBC2021 リアル展示会が中止に 新型コロナ感染症拡大で

欧州の代表的放送・コンテンツビジネス関連展示会「IBC」を主催する英IBCは23日、アムステルダムRAI(オランダ)において12月3-6日に開催予定だった「IBC2021」の中止を発表した。オランダの新型コロナウイルス感染症が増加しており、出展者と来場登録者からのフィードバックに鑑み「出展者と来場者がオランダに旅行するのを防止するため」の決断としている。
この結果、IBC2021は「IBC Digital」で予定されていたオンライン開催のみとなった。
在蘭日本商工会議所のまとめでは、11月20日現在、10万人あたりの感染者数は125.7人(日本は0.1人)、陽性率は19.6%となっている。
陽性率5%以上では、市中に多くの感染者がいることが示唆されるとされており、同国訪問は危険との判断がなされたとみられる。


● Jシリーズ・フェスティバル in 台湾 12月4日に台湾で開催

国際ドラマフェスティバル in TOKYO実行委員会(委員長=大久保好男・民放連会長・日本テレビ放送網会長)は、日本のドラマを中心とした放送コンテンツのプロモーションイベント「Jシリーズ・フェスティバル in 台湾」を、12月4日に台湾(台北)で開催する。


● 事業エリア内管轄警察署と協定結ぶ/J:COM東関東

ジェイコム千葉東関東局(J:COM東関東/千葉県柏市)は、同社サービスエリア内を管轄する柏警察署、鎌ケ谷警察署、我孫子警察署、印西警察署と「安全・安心まちづくりに関する協定書」を締結した。
この協定は、近年増加している高齢者を狙った詐欺犯罪や交通事故防止など、市民の安全・安心な暮らしの向上を目的としたもの。9月末時点で、「電話de詐欺」の認知件数は県内全体で809件(前年比58件減=7%減)だが、J:COM東関東がサービスを提供している東葛地区では、253件(同52件増=26%増)と増加しており、犯罪の未然防止に関する情報発信や広報啓発活動の強化が求められていた。
J:COM東関東では今回の協定書の締結により、「J:COMチャンネル」で警察署から提供された最新の防犯情報を放送するほか、J:COMの営業車両へ防犯マグネットシールの張り付け、J:COM職員が営業時に不審者を発見した際には警察署へ通報するなど、地元警察署との情報連携を強化する。


● 技術セミナー 映像制作におけるIP伝送 広い視点で最新動向を考察/映文連

映像文化製作者連盟(映文連)は、技術セミナー「映像製作におけるIP伝送最前線」(Zoomウェビナー)を12月15日に開く。
コロナ禍の影響もあり、特にIPによる映像伝送については多様な新技術や新製品が登場し、映像制作の手法やビジネスの構築も大きく変化している。
今回は、最新の技術ソリューションから実際のビジネス開発まで俯瞰(ふかん)的に講義を構成し、広い視点からIPをテーマにしたセミナーを実施する。
[講義内容]
▽「IP伝送の現在について」 高橋隼人氏/映文連理事、凸版印刷 感性コミュニケーション開発部部長▽「プロデューサーの立場から見たIP伝送」 桑野和之氏/クリーク・アンド・リバー社 映像・企画プロデューサー▽「スポーツ中継におけるIPの活用事例」 大橋玄文氏/NHKテクノロジーズ 番組技術センターTD・システム部▽「撮影機材におけるIP伝送」宮本和典氏/ソニーマーケティング ファイルベースソリューションスペシャリスト▽「パネルトークコーナー」モデレーターと講師全員でIP伝送の今後に関して語り合う
【日時】12月15日/16時-18時15分
【定員】200人(申し込み先着順)、締め切りは12月8日
【参加費】会員3000円、一般3500円
【申し込み・詳細】https://www.eibunren.or.jp/?page_id=1412


● 2021年「ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー」 ケーブルテレビ高田社長らを選出 12月9日に記念講演会と贈呈式/CRI

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、今年度の「ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー2021」を選出した。「ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー」は、CATV業界の発展に貢献された、業界関係者(個人・団体)を対象にした表彰制度で、今年で34年目を数える。
[ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー2021] ▽高田光浩氏(ケーブルテレビ代表取締役)▽JCOM「東京2020パラリンピック放送プロジェクト」
[特別賞] ▽トム・ペリー氏(前ターナージャパン最高責任者/ジェネラルマネージャー)▽松本修一氏(日本ケーブルラボ前専務理事)
なお、「ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー2021 記念講演会+贈呈式」を次のとおり開催する。
【日時】12月9日/14-17時
【会場】日本プレスセンタービル(東京・内幸町)10階ホール
【参加費】5000円
【申し込み・詳細】https://www.cri-info.jp/20211115_6249.html


● 「第5回羽倉賞」表彰式 理化学研究所のAI認識 空間音響技術が最優秀賞/表技協

最先端表現技術利用推進協会(表技協)主催による「第5回羽倉賞」の表彰式が11月18日、東京都港区の品川インターシティホールで開かれた「FORUM8デザインフェスティバル2021」(フォーラムエイト主催)内で実施された。
羽倉賞は、表技協の創設者の1人である故・羽倉弘之氏の功績を称え、表現技術の質を高めて広い分野への普及に貢献するために、2017年に創設。分野を問わず最先端の表現技術を活用した「作品」および「取り組み」を通して社会に貢献した功績を表彰している。
最優秀賞「羽倉賞」には、理化学研究所 革新知能統合研究センター 音楽情報知能チームのAIジェスチャー認識「Sound Scope Phone」を生かした空間音響技術が選ばれた。
同技術は、曲の中で特に集中して聴きたいパートを自由に強調。パート数が増えると、個々のメロディーや音色を聴くのが難しくなるが、サウンドスコープフォン使えば、聴きたいパートの方向へ耳を澄ませるようなポーズをとるだけで、そのパートのメロディーや音色を楽しめるというもの。
表技協の長谷川章会長は「昨年に引き続き音響関係の技術が羽倉賞に輝いた。多方面な技術を扱う羽倉賞にふさわしい結果となった」と述べた。
「フォーラムエイト国土強靭化賞」には、NHK放送技術研究所 空間表現メディア研究部の「Before/After VR」360度映像比較再生システムが選ばれた。


● Luminexスイッチを使ったAVBネットワークとMilanの実証デモ

ルミネックスジャパンとオーディオブレインズが共催するウェビナー。AVBとMilanの接続実証デモとディスカッションで構成する。
デモでは、AVBによる、GigaCoreスイッチとAraneoソフトウエアを使用したアビッドVENUE S6Lのスター・トポロジーおよび、Milanによる異種ベンダー間の相互接続を実施する。
【日時】12月7日/14時開始(約1時間/延長の場合あり)
【受講方式】Zoom(定員100人)とフェイスブックライブで実施
【申し込み】https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_wRYn61FRR1WnXo87YcL3aw(Zoom)、https://www.facebook.com/LumnexJapanKK(フェイスブック)


2021/11/222021年11月22日

● 民放連賞

・テレビ部門 東海テレビがグランプリ ラジオ部門大賞は文化放送
日本民間放送連盟賞は、グランプリ・準グランプリが以下のとおり発表・表彰された。
【ラジオ部門】▽グランプリ] =文化放送『文化放送戦後75周年スペシャル 封印された真実~軍属ラジオ』▽準グランプリ=ニッポン放送『サンドウィッチマンのオールナイトニッポン』
【テレビ部門】▽グランプリ=東海テレビ放送『チョコレートな人々』▽準グランプリ=静岡放送『おひさま家族~りんくん一家の17年』
グランプリ、準グランプリと全部門・種目の最優秀受賞者には、報奨金(テレビ グランプリ1000万円、準グランプリ500万円、ラジオ グランプリ300万円、準グランプリ150万円、最優秀50万円)が授与された。
グランプリ、準グランプリ受賞作品番組は、原則として受賞後3カ月以内に全国向け再放送を実施する。
―――
・技術部門最優秀賞 フジの「災害情報カメラ収録システム」が受賞
日本民間放送連盟賞の技術部門では、フジテレビジョンの「災害情報カメラ収録システム『TOREZO』の開発 ~日本全国に広がる情報カメラ映像の自動送出を実現」が最優秀賞を受賞している。
同部門優秀賞は次のとおり。
▽TBSテレビ:コンテンツ制作に特化した多人数リモート出演システム「TBS BELL」の開発▽TBSテレビ:地上波ニュース番組へ『ひとり』で『正確な』生放送字幕を付与!『もじぱ』▽日本テレビ放送網:クラウドプレイアウトを用いた日テレ系ライブ配信システムの開発▽テレビ朝日:オンラインファイルベースシステムの開発で実現した時間軸とロケーションからの解放▽フジテレビジョン:「超逆境クイズバトル!!99人の壁」リモート収録システムの開発▽山口放送:FM回り込みキャンセラーおよび混信波除去装置の開発/技術奨励賞▽南海放送:ラジオOTC送出システムの開発


● 映文連アワード2021 表彰式の模様を配信 11月29日に開催

映像文化製作者連盟(映文連)は、「映文連アワード2021」の表彰式を11月29日午後1時30分から東京・六本木の国立新美術館講堂で開く。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一般の入場はできず、表彰式の模様は日経チャンネル(channel.nikkei.co.jp)で配信する。
今年度は3部門合わせて146作品の応募があり、そこから計32作品の各賞受賞が決定している。


● 「地方の時代」映像祭2021

・岡山放送がグランプリ 各部門の優秀賞をなど発表
第41回「地方の時代」映像祭2021(主催=吹田市、関西大学、NHK、日本民間放送連盟、日本ケーブルテレビ連盟)が11月13-19日に大阪府吹田市の関西大学千里山キャンパスで実施された。13日には「地方の時代」映像祭コンクール贈賞式が開かれ、「グランプリ」「優秀賞」「選奨」「奨励賞」の各賞を発表した。
今年は新型コロナ感染予防のため、贈賞式は受賞者および関係者の限定開催とし、14日以降の上映会は一般公開した。
グランプリおよび各部門の優秀賞は次のとおり(「選奨」「奨励賞」は除く)。
★グランプリ
忘れてはいけないこと~認知症受刑者が問いかけるもの~(岡山放送)=放送局部門/優秀賞
◆放送局部門
[優秀賞] ▽SBCスペシャル まぼろしのひかり~原発と故郷の山~ (信越放送)▽ETV特集『焼き場に立つ少年』をさがして(NHK長崎放送局)▽NNNドキュメント「毒ガスの痕 広島 ウサギ島の記憶」(広島テレビ放送)
◆ケーブルテレビ部門
[優秀賞] ▽ながさき原爆記録全集 映画「広島・長崎における原子爆弾の影響」検証編(長崎ケーブルメディア)▽からくり人形師(大垣ケーブルテレビ)▽成東駅列車爆破~終戦2日前の惨事~(広域高速ネット二九六)▽戦後75年目の懺悔-私は教え子を満州に送った- (伊那ケーブルテレビジョン)
◆市民・学生・自治体部門
[優秀賞] ▽小さな命の意味~大川小語り部10年~(椙山女学園大学 栃窪ゼミ)▽沼山からの贈りもの(アウトクロップ)▽あの日、ニレの木の下で(稚内北星学園大学 樺太プロジェクト)▽ルソンの祈り~順子ちゃんの戦場をたどって(法政大学別府研究室)
◆高校生(中学生)部門
[優秀賞] ▽ストップ!見て見ぬふり~勇気の一歩を踏み出そう~(富山市立堀川中学校)▽飛び込め!ファーストペンギン(エクセラン高等学校)▽コロナの時代 -いま私たちにできること-(桜丘中学高等学校)▽検証~津波に対する避難訓練はどうあるべきか~(静岡大成高等学校)
―――
・グランプリ受賞作品 東京で上映会を開く
「地方の時代」映像祭2021では、グランプリ受賞作品の東京上映会を12月4日に開く。
当日は、受賞作品『忘れてはいけないこと ~認知症受刑者が問いかけるもの~』の上映のほか、制作した岡山放送の岸下恵介氏、「更生支援事業団」代表理事の西田博氏らをゲストに迎え、トークイベントも実施する。入場は無料。
同作品は、無期懲役の受刑者が多い刑務所で深刻になっている「高齢化」に注目。認知症受刑者の増加で、刑務所が介護の場にもなっている現実にカメラが密着した。
【日時】12月4日/13時30分-17時30分
【会場】関西大学東京センター(東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー9階)
【定員】80人
【参加申し込み・詳細】bit.ly/3o4uceg


● アプリケーション開発の関連セッションなど実施/ザイリンクスがオンラインイベント

ザイリンクスは、バーチャルテクニカルカンファレンス「XilinxAdaptJapan」(オンライン)を11月16日-12月9日の間、毎週(祝日を除く)火曜と木曜日に開催している。
同イベントでは、ハードウエアの価値を最大限に生かしたアプリケーション開発に役立つ情報を提供。今回はエンドマーケット分野に焦点を当て、オートモーティブ、放送・プロフェッショナル用オーディオ/ビデオ、民生機器、データセンター、産業、有線・無線通信などの分野ごと、および開発環境に関連するセッションを実施する。
11月30日(9時30分-12時)には、「プロAV/放送機器/民生機器セッション」を開く。マルチメディア パイプラインの構成要素やAVにおける機械学習による効率の改善とコンテンツの収益化、ザイリンクスのビデオコーデックユニットで解決できるストリーミングの課題–などをテーマにしている。
受講料は無料(事前登録制)
【参加申し込み・詳細】bit.ly/3BfKKof


● NGCがウェビナー開催 ユーザーの事例報告など

エヌジーシー(NGC)は、「NGC World2021 ~ Online」(Zoomウェビナー)を11月26日に開く。ユーザーの事例報告をはじめ、最新の機材、ソフトソリューションについて説明する。参加費無料。
プログラムは次のとおり。
[講演1] (15時30分-16時)「コロナ禍/5G/DX時代のNGCの取り組み」(橋本昌嗣/NGC社長、デジタルハリウッド大学院客員教授)
[講演2] (16時05分-16時25分)「Quantum製品のアーカーイブフローについて」(竹内康浩/NGC BSI事業部フェロー)
[講演3] (16時30分-16時50分)「世界最高峰LEDディスプレイ TheWall最新情報の紹介」(小野智史/NGC ビジュアルソリューション事業部課長)
[講演4] (16時55分-17時15分)「故障から修理までの納期が大幅減!NGCの遠隔保守サービスの紹介」(川上亮/NGC メディアインテリジェンス事業部事業部長)
【参加申し込み・詳細】www.ngc.co.jp/news/ngcworld2021online


● 監視カメラなどを鉄道技術展に出展/池上通信機

池上通信機は、11月24-26日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催される「第7回鉄道技術展2021」に出展する。
同社は、長年の実績と最新の技術を組み合わせ、視認性と保守性を第一に考えた「駅プラットフォーム監視カメラシステム」を展示。優れたメンテナンス性を実現した昇降式モニターハウジングをはじめ、高感度フルHDとワイドダイナミック機能で逆光環境でも高精細な映像を再現できる監視用カメラなど関連機器をそろえる
さらに、運転士(ワンマン運転)安全確認用システムの導入事例について説明する。
【鉄道技術展2021公式ウェブサイト】www.mtij.jp

2021/11/152021年11月15日

● オンライン展示会開く 期間限定コンテンツも/松田通商が15-19日

松田通商は、オンライン展示会「2021秋 MTC Online TradeShow」を11月15-19日に開く。特設サイトでの製品説明と、5日間限定でYouTubeにおいて事前登録制のコンテンツを公開。オンライン商談も実施する。参加無料。
[ライブ配信] 「新製品!ワイヤレス・ワイヤードすべてを集約 Clear-Com Arcadia」(16日14時から約30分)
[限定コンテンツ] ▽EclipseのIPプロダクションにおけるシステム納入事例▽ポストISDN音声コーデックについて▽最新IPオーディオモニター▽リモートプロダクションを支援するソリューション製品▽ClearOne BMA360で体験するシーリングマイクの進化–など(事前登録制)
【受付期限】ライブ配信は15日14時30分まで、限定コンテンツは19日17時30分まで可能。
【詳細】mtc-japan.com/news/2021/1028/?utm_source=BenchmarkEmail&utm_campaign=2021.11.04_MTC_OTS&utm_medium=email


● CRIオンラインセミナー ローカル5Gサービス CATV局の事業状況を報告

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第19回「CRIオンラインセミナー」(Zoom使用)を11月24日に開き、愛媛CATV(愛媛県松山市)とZTV(三重県津市)のローカル5Gの取り組みを解説する。
愛媛CATVは「サブスクリプション方式」の採用で、低価格な地域共有型ローカル5Gサービスを今年7月に開始。その中でも利用者からの人気が高いのが『しまなみ海道ロードムービーサービス』。これは「しまなみ来島海峡大橋」に専用カメラを設置し、海峡大橋を走るサイクルリストの姿を自動で撮影するサービスで、動画伝送にローカル5Gを採用した。
そこで同社のローカル5G支援サービスを基軸とする事業戦略について、専務取締役の白石成人氏に聞く。
また、ZTVが手掛ける「ローカル5Gを活用した港湾内安全管理に向けた実証実験」について、同社新事業推進部課長の眞弓士清氏が概要を報告する。
【日時】11月24日/13時30分-15時
【参加費】CRI会員3000円、非会員6000円
【申し込み・詳細】www.cri-info.jp/20211108_6245.html


● 全映協グランプリ2021 4部門の最優秀賞を発表 オンラインで表彰式開催

全国地域映像団体協議会(全映協)は2日に「全映協グランプリ2021表彰式」を仙台市青葉区のホテルモントレ仙台で開き、受賞者はそれぞれオンラインで参加した。
全映協では例年、フォーラムおよびグランプリ表彰式をInter BEEの会期に合わせて同会場内で実施してきたが、今年は新型コロナウイルス感染症対策として、オンラインによる表彰式のみの開催となった。
全映協グランプリは、「番組部門」「CM・キャンペーン部門」「学生部門」「地域振興コンテンツ部門」の4部門があり、各部門4人の審査員により各賞を決定している(今年度の受賞結果は一覧表のとおり)。
全映協は地域からの情報発信を目的に、北は北海道から九州沖縄まで9地区の局系、独立系の映像制作社が集結し、1993年に全国地域映像団体懇談会として発足し、地域の特性、制作会社のそれぞれの個性を生かし地域映像のアーカイブ映像に参画。さらに全映協共同事業として、先導的コンテンツ市場環境整備事業に参画するなど、その活動は多岐にわたっている。


2021/11/12021年11月1日

コンテンツ見本市「TIFFCOM」 「あらゆるものが映像化につながる時代」 書籍やコミックの取引を強化 11月1-3日にオンライン開催/椎名CEOと松本ディレクターに聞く

「東京国際映画祭」と併催されるコンテンツマーケット「TIFFCOM」が11月1日から3日まで、昨年に続いてオンラインで開催される。TIFFCOMは映画やテレビ、アニメを中心としたコンテンツホルダーが一堂に会し、各国からの有力なバイヤーと商談をするが、近年は完成映像以外の取り引きも始まっている。オンライン開催について、また今後のマーケットのあり方について、TIFFCOMの椎名保CEOと松本浩ディレクターに話を聞いた。
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–昨年に続くオンライン開催。前回からの変更や今年の開催について。 松本氏「昨年のオンライン開催ではスクリーニング(試写)が活発になった。リアル開催では都合を合わせてもらうのが難しかったが、オンラインは好きなタイミングで見てもらえる。そこで今年は本数を従来の20数本から100本超とした。一部作品を除き、10月25日から11月30日まで視聴できるようにもした」
「セミナーも11月1日から30日まで録画配信する。事前収録なので、ネットフリックスやヒット作『愛の不時着』を生んだ韓国企業など注目度の高い企業が登壇できる」
「一方、ミーティングツールは、他見本市でも採用するBlueJeansというビデオ会議システムに変更。スケジュールやチャットの機能があり映像を共有しやすい」
–今回のポイントは。  椎名氏「コンテンツマーケットは人との交流があってこそ新たな発見が生まれる。本来はリアルで開催したかった」
「TIFFCOMがこの時期に開催するのは東京国際映画祭があるから。今回は映画祭との連携をいっそう意識し、今年初めて、東京国際映画祭正式出品作品のなかからTIFFCOMでセールスする『TIFFセラー作品』を設定。TIFFCOM会場の専用ブースでは14作品を紹介し試写も用意する。イベントの行き来も一部で可能になる」
「今回TIFFCOMはオンラインで、映画祭はリアル開催されるが、TIFFCOMがリアル開催されると、今後この連携が活きてくるのではないか」
–現在は原作となる書籍やIP(知的財産)の取引が活発。TIFFCOMはこれにどう取り組んでいるのか。
松本氏「数年前から書籍やIPを扱う出展社が分かるよう明示してきた。同時に、今回はウェブ関連を含めた出版系の企業が3社新たに出展する。スマホ向けの『縦スクロールコミック』の会社も参加する」
「TIFCOMは完成した映像の商談会というイメージが強く、原作を売り買いする場としての認知度はまだ低いが、日本の書籍やコミックは脚本が緻密で原作力が高い。ビジネスのタネとして成立するだろうという思いは強い。実際の商談比率はまだ低く時間がかかるだろうが、制作会社などに参加してもらうと同時に、売買する商品の幅を広げることでTIFFCOMのすそ野を広げたい」
椎名氏「海外の見本市で日本のコンテンツを発信するのは、アウェイにいるようなもので大変なことが多いが、TIFFCOMは日本がホーム。TIFFCOMは映画やテレビ、アニメのマーケットだから出版は違うというのではなく、コミックの強い日本で開催されるからこそ見本市として意義があり、それが海外との差別化につながる」
「製作総予算までもう少しという作品が、確保資金とのギャップを埋めるためにピッチするTokyo Gap-Financing Market(TGFM)も、長編映画やテレビシリーズ、アジアをテーマとする。これもTIFFCOMならではの企画だ」
–動画配信が伸びるなどエンタメ市場は変わってきている。TIFFCOMが目指すところは。 椎名氏「配信市場のビジネスは伸び代が多い。今は脚本や出版、ストーリー、キャラクターなどありとあらゆるものが映像化につながる時代であり、映像マーケットが今後この市場にどう向き合うのかが重要だ」
「配信でも既存メディアでも、ビジネスとして大切なのは人との信頼であり、コンテンツマーケットとしては人が集まる場として選ばれることがポイント。日本の魅力はビジネス以外でも強い。大勢を集客できる設備があればなお人が集まりやすいのではないか」


第1回「S&D AWARDS」 工学院大学がグランプリ 新宿アトリウムに「可動式の壁」

広告・看板業界の専門誌『月刊サイン&ディスプレイ』を60年以上にわたり発行しているマスコミ文化協会主催の「第1回 S&D AWARDS」が10月22日に東京・港南の品川フロントビルで開かれた。協賛はジェイアール東日本企画とヘキサゴンジャパン。同アワードは、屋内外のプロモーション業界の振興、プレゼンスを高めることを目的に実施する新たな顕彰で、今年が第1回となる。2020年1月から21年6月までに『月刊サイン&ディスプレイ』に掲載された秀逸なプロモーションの中から「優秀・面白い・意外性あり・びっくりするような事例」を選出し、表彰した。
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最終選考にノミネートされたのは11種のプロモーションで、各担当者が登壇し、プレゼンテーションを実施した。東京都でもコロナ禍による緊急事態宣言が解除されたこともあり、プロモーションの担当者全員が会場に集った。グランプリと準グランプリは、約100人余りの来場者(関係者も含む)の投票で決定されることもあり、各担当者のプレゼンにも力がこもった。
投票の結果、グランプリには工学院大学(東京都新宿区)新宿アトリウムの『キネティック・ウォール(可動式の壁)』が選ばれ、サイン&ディスプレイ編集長の倉田大資氏から同大学教授の西森睦雄氏が表彰を受けた。
工学院大学の新宿アトリウムは、リニューアル工事が昨年春に完了し、工学・建築・情報の要素を含む最先端のデジタルアート表現の場に生まれ変わった。同アトリウムの巨大スクリーンの中央には、常設では日本初というキネティック・ウォール(可動式の壁)が設けられた。
キネティック・ウォールは、極彩色の繊細な光を放ち、立体的に動く。最新のプロジェクションマッピング装置や立体音響システムも設置され、映像・音響・照明を用いたさまざまなクリエイティブ表現をすることが可能だ。
プロジェクターは、ウシオライティングが扱っている米クリスティ製の4K対応レーザー光源DLPプロジェクター「D4K40-RGB」が1台採用され、フロント投映をしている。
大規模キャンバスに最適化された最先端のプロジェクションマッピング設備で3万ルーメンの高輝度、4K解像度を実現。ディテールまで鮮明に映し出すことができる。横16メートル×縦12.8メートルの巨大スクリーンで繊密な映像を楽しむことができ好評という。
映像や照明設備の構築はウシオライティングが担当した。コンテンツや運営を含むシステム設計はイマジカグループのピクス、音響設備はヒビノグループが担った。
リニューアルには、同大学建築学部の教員である西森教授(建築デザイン学科)が設計を務めた。
西森氏は「大学と社会の接点として、日常ににぎわいを創出するとともに、ステージイベントやライブ配信イベント、パブリックビューイングなど、さまざまな用途に活用できる。今年はロックバンドのGLAY(グレイ)がオンライン配信用にアトリウムを使ってライブ中継をした」と話す。
キネティック・ウォールは、スクリーン中央部分の壁(6メートル×4.8メートル)が凹凸に可動し、従来の枠組みを超えた立体的な映像表現が可能だ。シンプルな映像信号で制御が可能なため、アイデア次第で多様なデジタルアートを実装できる。また高品質のLEDが内蔵されており、内側から繊細に発光することで表現の幅を広げている。
今回の受賞について、西森氏は「まさかグランプリに選ばれるとは想像もしていなかった。コロナ禍も一段落し、今後さらに本格活用していきたい」と感想を述べた。
準グランプリには『静岡市プラモデル計画』が選ばれ、アオイネオン(静岡市葵区)デザインスタジオ ブルーエッグのディレクター、松尾憲宏氏が表彰を受けた。
これは静岡市による、プラモデルを活用したシティプロモーション企画で、郵便ポストをはじめ、組み立て前のプラモデルをイメージしたモニュメントがSNSを中心に話題を集めた。
松尾氏は「デジタルの時代にこのようなアナログなものが選ばれて光栄。ぜひ静岡市に来てもらい実物を見てほしい」と話した。


「地方の時代」映像祭2021 13日にグランプリを発表 14-19日に上映会など実施

吹田市、関西大学、NHK、日本民間放送連盟、日本ケーブルテレビ連盟の5者で共同主催する第41回「地方の時代」映像祭2021を、11月13-19日に関西大学千里山キャンパスで開く。
今年は新型コロナ感染予防のため、13日のプログラムはすべて受賞者および関係者の限定開催とし、14日以降は当日受付で一般参加ができる。
13日には、贈賞式、記念講演、グランプリ作品上映、シンポジウムを実施。「地方の時代」映像祭コンクール贈賞式では、「グランプリ」「優秀賞」「選奨」「奨励賞」など各賞を当日発表する。
14日(13時-15時30分)には、ワークショップ「テレビ局と高校放送部の共同制作から考える」を開き、作品として『黄葉 伍朗ちゃんがいる教室』(テレビ信州・松本深志高校放送委員会)、『テレビは何を伝えたか~松本サリン事件のテレビ報道から~』(松本美須々ヶ丘高校放送部)を上映する。
『黄葉 伍朗ちゃんがいる教室』は、半世紀近く前に高校を卒業した生徒たちが恩師を囲んで話を聞くという、「ホームルーム」の物語をテレビ局と高校放送部が共同制作した。一方、『テレビは何を伝えたか』は1996年に起きた松本サリン事件で、テレビ局はなぜ、第一通報者である被害者男性を犯人視し、誤報の訂正も遅れたのか。高校生たちがテレビ報道の在り方を問う。
パネリストは、松澤亮(テレビ信州)、西尾遥(関西大学学生)、谷原和憲(日本テレビ)林直哉(長野県松本深志高等学校教諭)の各氏。
なお、14-19日に受賞作品を中心とした参加作品の上映を予定しているが、上映スケジュールは決定次第、公式ウェブサイトの「上映スケジュール」ページに掲載される。
【日程】11月13日(関係者限定)、14-19日(一般参加可)
【会場】関西大学千里山キャンパス=第三学舎ソシオAVホール/100周年記念会館(大阪府吹田市山手町3-3-35)
【詳細】https://www.chihounojidai.jp/guide/


ケーブルワンが事例解説 地域情報アプリなど活用/CRIが災害・防災セミナー

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、「CRI災害・防災セミナー2021」を3つのテーマで11月8日にオンライン(Zoom使用)により実施する。
テーマ①「その時どうした! 全国屈指の『防災情報提供体制』を確立している『ケーブルワン』の『その時』を聞く」(講師:ケーブルワン取締役放送部長/前田雄次氏)は、開局当初から防災情報の提供を積極的に展開している、佐賀県武雄市のCATV局「ケーブルワン」の事例を解説する。
今年8月11-14日にかけ、武雄市周辺に発生した「線状降水帯」による集中豪雨は、武雄市の六角川流域に甚大な浸水被害をもたらした。この集中豪雨に際しても、データ放送、アプリ、YouTubeなど、さまざまなメディアを通して、住民に災害情報と復旧・復興のための情報を届けている。
中でも活躍したのがスマートフォンの積極活用で、YouTubeや専用ソフト(ケーブルワン地域情報アプリ)には多くの利用者がアクセスするなど、CATV加入・未加入者にかかわらず、24時間365日情報を提供している。
そのほかのテーマは次にとおり。
テーマ②「今、知っておきたい、『最新防災情報システム』の動向! 国・自治体が進めるSIP4D(基盤的防災情報流通ネットワーク)の概要と『SIP4Dによる災害情報の広域共有』の現状を知る」(講師:防災科学技術研究所 防災情報研究部門 国家レジリエンス研究推進センター主幹研究員/伊勢正氏)。
テーマ③「注目される防災備蓄食サービス-静岡新聞社・静岡放送の『Buddy Box』の取り組みと『Team Buddy』活動について」(講師:静岡新聞社・静岡放送 地域ビジネス推進局Team Buddyプロジェクト事務局次長/大林寛氏)。
【日時】11月8日/13時30分-16時
【参加費】CRI会員5000円、非会員1万円
【申し込み・詳細】https://www.cri-info.jp/20211020_6237.html


「IFA2022」出展者募集 15日まで早割価格で受付 22年9月 独ベルリンで開催

メッセ・ベルリン日本代表部(東京都港区)は、2022年9月2-6日にドイツ・ベルリンでリアル開催を予定している国際コンシューマ・エレクトロニクス展「IFA2022」の出展申し込み受け付けを開始したと発表した。
11月15日まで、通常のスペース料金よりも安くなる早割(Early Bird)価格で提供している(16日からは通常価格)。
今年9月にベルリン会場で開催予定だったIFA2021は、コロナ禍の影響で中止となったが、次回(22年)は、従来規模での完全リアル開催に向け準備を進めている。業界最大級の規模を誇る同展示会は、高度化が加速するコンシューマー製品やDX(デジタルトランスフォーメーション)の最先端技術や製品が一堂に集結する。
【出展申し込み】https://b2b.ifa-berlin.com/en/exhibitors/application-ifa/
【IFA日本語サイト】https://www.phileweb.com/ifa/

2021/10/252021年10月25日

第18回文化庁映画週間 11月6日に上映会を実施 4日にはシンポジウムも

文化庁は、18回目となる「文化庁映画週間」を東京国際映画祭2021期間中(10月30日-11月8日)である11月2-6日に開催する。
文化庁映画週間では、優れた文化記録映画や長年にわたり日本映画を支えてきた人々を顕彰するとともに、記念上映会やシンポジウムなどを実施し、映画を通じて関係者らが集う場を提供する。
6日には「令和3年度文化庁映画賞受賞記念上映会」(午前10時開始)を開く。
上映作品は、『夜明け前のうた 消された沖縄の障害者』(原義和監督)、『きこえなかったあの日』(今村彩子監督)、『二重のまち/交代地のうたを編む』(小森はるか・瀬尾夏美監督)。会場は東京・東新橋のスペースFS汐留、入場無料(事前予約制)。
4日(午後4時開始)には、シンポジウム「1990年代日本映画から現在への流れ」を実施。会場は東京・丸の内の丸ビルホール。入場無料(事前予約制)。
【文化庁映画週間・詳細】https://bunka-cho-filmweek.jp


SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2021 国際コンペ大賞に初のマルタ作品 SKIPシティアワードは短編が初受賞

18回目を迎えた「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2021」(主催=埼玉県、川口市、SKIPシティ国際映画祭実行委員会、特定非営利活動法人さいたま映像ボランティアの会/以下、「Dシネマ祭」)は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から9月25日-10月3日の9日間、動画配信サイト「シネマディスカバリーズ」でのオンライン配信で開催。最終日の3日には、YouTubeライブでのオンライン授賞式で、グランプリをはじめとする国際コンペティション(国際コンペ)、国内コンペティション(国内コンペ)の各賞を発表した。
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「国際コンペ」には、104の国・地域から過去最多となる合計889本の応募があり、1次審査を経て10作品がノミネートされた。
最優秀作品賞(グランプリ/賞金100万円)は、地中海の島国マルタで先祖代々伝統的な漁を続けてきた男が、船の破損をきっかけに漁師の仕事を捨てるか逡巡(しゅんじゅん)する姿を描いた人間ドラマ『ルッツ』(アレックス・カミレーリ監督)が受賞。マルタ製作の映画としては、Dシネマ祭での初ノミネートとともに初のグランプリ受賞となった。
審査委員長の竹中直人氏(俳優、映画監督)は「芝居が見事。本物の漁師の方々だが、主人公の顔つきは、表現せずして表現しているというか、静かに淡々と芝居をしているのにズシっとくる。とにかく好きな映画で、心に深く残った。ひと言でまとめるのはとても難しいが、どこかハードボイルドで、とてもセンスの良い映画。監督の眼差しが、ねちっこくなく、クールでいて熱い。それがたまらなかった」と講評した。
「国内コンペ」には、長編6作品、短編8作品がノミネート。今後の長編映画制作に可能性を感じる監督に対し贈られる「SKIPシティアワード」は、カウンセラーと謎の患者のやり取りを不穏な心理ホラーに仕立て上げた、酒井善三監督の『カウンセラー』が受賞。短編作品の同賞受賞はDシネマ祭史上初の結果となった。
同監督には、次回企画に対し、SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザの映像制作支援施設・設備を利用する権利を一定期間提供する。
優秀作品賞と観客賞は、長編部門『夜を越える旅』(萱野孝幸監督)と短編部門『リトルサーカス』(逢坂芳郎監督)がそれぞれダブル受賞した。この結果も同映画祭として史上初となった。
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●受賞結果
【国際コンペティション】
★最優秀作品賞(グランプリ)=「ルッツ」(マルタ)/アレックス・カミレーリ監督
★監督賞=マークス・レンツ監督〈「ライバル」(ドイツ、ウクライナ)〉
★審査員特別賞=「シネマ・オブ・スリープ」(カナダ)/ジェフリー・セント・ジュールズ監督、「ミトラ」(オランダ、ドイツ、デンマーク)/カーウェ・モディーリ監督
★観客賞=「国境を越えてキスをして!」(ドイツ)/シレル・ぺレグ監督
【国内コンペティション】
★SKIPシティアワード=「カウンセラー」(日本)/酒井善三監督
★優秀作品賞 [長編部門] =「夜を越える旅」(日本)/萱野孝幸監督
★優秀作品賞 [短編部門] =「リトルサーカス」(日本、カンボジア)/逢坂芳郎監督
★観客賞 [長編部門] =「夜を越える旅」
★観客賞 [短編部門] =「リトルサーカス」


映画祭向け情報サイト 新たな掲載作品の募集開始/VIPO

映像産業振興機構(VIPO)は、欧州で開発された業界関係者向けオンライン映画視聴プラットフォーム「Festival Scope Pro」に開設したVIPO特設ページにおいて、2022年2月開催のベルリン国際映画祭に向け、新たに掲載する作品を募集している。
VIPO特設ページは、主に海外の映画祭プログラマーに向けて日本映画の視聴機会を提供し、映画祭への選定を促すことを目的とする。第1弾では、7月に開催されたカンヌ国際映画祭期間中から22作品を掲載し、2人の監督を特集した。今回は、その第2弾となる。
「Festival Scope Pro」は、主に世界の映画祭プログラマーが最新作品の情報をいち早くキャッチし、本編を視聴することで、映画祭のプログラミングに役立てるためのプラットフォーム。各国の機関や映画祭が独自ページを開設し、その中でさまざまな作品を紹介している。
今回の応募資格は、日本の劇場公開を予定している実写長編映画およびアニメーション、ドキュメンタリー、短編映画等であること。作品数は25本程度を予定。(応募多数の場合には、視聴層を鑑みて最新の実写長編映画を優先する場合がある)。
掲載場所は「Festival Scope Pro」内VIPO特設ページ(pro.festivalscope.com/label/show/vipo)。掲載期間は22年2月1日から次回更新時まで(次回は22年カンヌ国際映画祭期間を予定)。
参加費は無料。応募締切日は11月17日。
【申し込み・詳細】https://www.vipo.or.jp/news/28246


韓国の放送コンテンツなど 日本に提案するイベント 企業とのオンライン商談も

韓国のストーリーIP(知的財産)、マンガ、放送コンテンツを日本のコンテンツ市場に提案する『2021 K-STORY & COMICS IN JAPAN』の「K-Content Connect Day」が10月29日に、「ビジネスデイ」が11月4、5日に東京・四谷のコリアセンターで開催される。
今回は、10件のストーリーIPと6件の韓国テレビ局・配給会社の主な新作を紹介するイベントおよび、会場からオンラインで韓国のコンテンツ企業との商談ができるビジネスミーティングの2本立てで実施する。
なお、会場だけでなく、10月29日に同イベントのウェブサイト上(https://www.kcomics-jp.kr)でも作品別の紹介動画の視聴が可能になる。
◆K-Content Connect Day
[日時] 10月29日/14-18時
[会場] コリアセンター2階ハンマダンホール(東京都新宿区四谷4-4-10)
◆ビジネスミーティング
[日時] 11月4、5日/実施時間は個別に案内
[会場] コリアセンター2階ラウンジ(オンラインミーティングブース)/事前登録したバイヤーのみ参加可能
【参加申し込み】forms.gle/naP5Ny8DqzfuVfdK6
【問い合わせ】韓国コンテンツ振興院 日本ビジネスセンター/Eメール=koccatokyo@kocca.kr


XR総合展〈秋〉開催 最新の機材・技術が集結 27ー29日に幕張メッセで

RX Japanは、VR・AR・MR(総称:XR)をビジネスのDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に活用できる見本市「第1回 XR総合展〈秋〉」を10月27-29日の3日間、千葉市美浜区の幕張メッセで開催する。
XR総合展は2021年4月に初開催(春展)したが、多くの出展検討企業、来場者から「ぜひ今秋にも開催してほしい」という要望があり、「秋展」の実施を決定したという。
第1回の「秋展」では、最新のXR技術が集結。HMD(ヘッドマウントディスプレー)、体験型シミュレーター、デジタル・ツイン、バーチャルプラットフォームなど、移り変わりと進化が早いテクノロジー業界では、常に最新製品・サービスが誕生している。それらの最新製品を「一度にまとめて」「手に取って」「触れて」「体験」することで、自社の特性に最も合ったサービスの選定が可能になるとしている。
導入事例や最新動向が分かる関連セミナーも実施する。
【会期】10月27-29日/10-17時
【入場】事前登録制(無料招待券を申し込む)。招待券がない場合は5000円
【詳細】https://www.xr-expo.jp


オンライントレーニング「IMAGICAアーチストが教えるEdit&Fusion実践コース」

◇オンライントレーニング「IMAGICAアーチストが教えるEdit&Fusion実践コース」
ブラックマジックデザインが、IMAGICAの編集・制作者をゲスト講師に迎え、「ダビンチリゾルブ17」を使った編集と「Fusion」のトレーニングを実施する。より実践に沿った内容で、プロから直接学べる機会となる。
いずれのトレーニングも受講後に1カ月間アーカイブの視聴が可能となっている。
【日時】▽「Editの基本の考え方」 10月30日/13-16時、「Fusionフェイスレタッチ」 10月31日/13-16時
【受講料】1万1000円(2コース受講の場合は合計2万円/学生は半額)
【申し込み】https://bmduser.jp/training/detail.php?p=p00000140

2021/10/182021年10月18日

秋葉原UDX 12月に映画祭を開催 AKB出演作品など上映

映画祭「Akiba Screening 2021」が、秋葉原UDX(東京都千代田区)のUDXシアターで12月16-19日に開催されることが決まり、10月7日に発表会が秋葉原UDXで開かれ、映画出演者の一部が登壇した。。
同映画祭では、アニメや声優、アイドルの聖地である『秋葉原』の特性を生かし、ホラーやヒューマンドラマなど、幅広いラインアップの新作映画を連日舞台あいさつ付きで上映する。
上映作品は、AKB48の台湾出身メンバー馬嘉伶(まちゃりん)と声優・森田成一が共演する短編『サンタクロースをいつまで信じてた?』、STU48の今村美月、石田みなみが出演する日本酒のイベントと連動した『酒蔵のむすめ』、AKB48の大西桃香らが出演する7作品からなるオムニバスホラー『ホラーちゃんねる 事故物件』、AKB48込山榛香主演の『恋愛リアリティーショー』、HKT48の田中美久らが出演する5作品からなるオムニバスホラー『ホラーちゃんねる 樹海』。
なお、同じ日程で日本酒のイベント「TOKYO SAKE FESTIVAL 2021」が秋葉原UDXアキバ・スクエアが開かれ、101の酒蔵の厳選した日本酒を展示・販売。映画祭と連動することで相乗効果が期待されている。


短編映画「酒蔵のむすめ」 日本酒イベントと連携 プレミアム公開を実施

瀬戸内地方を拠点に活動する女性アイドルグループ「STU48」の今村美月と石田みなみがダブル主演する短編映画『酒蔵のむすめ』(大橋孝史監督)が、日本酒のイベント「TOKYO SAKE FESTIVAL 2021」(12月16-19日)でプレミアム公開される。同作品は、映画祭「Akiba Screening 2021」とのコラボ上映となる。来年以降には東京、大阪、名古屋、広島などに順次拡大公開していく予定だ。
映画は、京都・京丹後市に新たにオープンしたグランピング施設で撮影された。コロナ禍の中で打撃を受けている日本酒業界を盛り上げる作品になっている。
『酒蔵のむすめ』は、創業270年の老舗酒蔵を舞台にしたヒューマンラブストーリー。老舗酒蔵に生まれた1人娘・向井夏子の生涯を通して、酒蔵の現状と共に日本の文化でもある日本酒を守り抜こうとしていく姿を描く。
10月7日の発表記者会見で大橋監督は「コロナ禍で酒蔵にも大きな影響が及んでいる。酒造りでは欠かせない酒蔵にスポットを当てながら、最終的には日本酒の魅力をアピールしていきたい」と述べた。


デジタルマーケティング WOWOWのノウハウを聞く/CRIオンラインセミナー

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、「『ファンや視聴者に選んでもらえるメディア』であるために… -WOWOWコミュニケーションズの考えるデジタルマーケティングをどうケーブルビジネスに活用するか」をテーマに、第18回CRIオンラインセミナーを10月25日に開く。
講師は、WOWOWコミュニケーションズ 顧問の大高信之氏、同社マーケティング部Webソリューション推進課課長の高野俊吾氏、同社開発営業部開発営業課の横関彩氏。
WOWOWコミュニケーションズは、WOWOWのマーケティング全般を担う企業として1998年に設立され、WOWOWのテレマーケティングやコンタクトセンター業務を担っている。現在では、こうした経験やノウハウをWOWOW以外の企業にも提供しており、幅広い業種(通信事業者や地方放送局も含め)のマーケティング活動を支援している
これまでは「視聴率」や「人気度」といった数値が優先され、マーケティング活動が不得意とされてきた民放局やラジオ局でもデジタルマーケティングやデータマーケティングを手掛け始めた。
そこでセミナーでは、「ファンに選んでもらえるメディアであるために」をキーワードに、WOWOWコミュニケーションズが蓄積してきたデジタルマーケティングノウハウや事例について聞き、それらをどうCATVビジネスに生かすかを考察する。
なお、CRIオンラインセミナーでは参加者から事前に質問を受け付け、当日、講師が質問に対する解説をしている。
【日時】10月25日/14時30分-16時
【参加費】CRI会員3000円、非会員6000円
【受講方法】Zoom
【申し込み・詳細】http://www.cri-info.jp/20211012_6226.html


オンラインで講演会 5Gの最新動向を解説/マルチメディア振興センター

マルチメディア振興センター(FMMC)は、情報通信講演会「5Gとその先で目指すべき方向」をオンライン(Zoom使用)で10月29日に開く。
5G(第5世代移動通信システム)規格に準拠したサービスは、ビッグデータやAIの活用によるビジネスモデルの変化、社会課題を解決する情報インフラとしての利活用が進んでいる。
そこで、5Gの実用化に取り組んでいる関係者に、何ができるようになったのか、何が利活用にあたっての課題であるのか、そして次に向けては何を検討しているのか、といったことについて聞く。参加費無料(事前登録)。
プログラムは、基調講演「情報通信政策の動向(仮)」(総務省 総務審議官/竹内芳明氏)、マルチメディア振興センター研究報告「L5G・B5Gの最新動向について」(欧米での取り組みを中心に最新動向を解説)、パネルディスカッション「5Gとその先で目指すべき方向」–となっている。
【日時】10月29日/13時30分-16時30分
【定員】500人
【申し込み・詳細】https://www.fmmc.or.jp/activities/kenkyukai/kouenkai


「コレクション21秋」を開催へ/国立映画アーカイブ

国立映画アーカイブでは、「NFAJコレクション2021秋」を11月5日から開く。
今年度からスタートする新たな上映企画シリーズ。今回は、名監督による隠れた秀作から、名優たちが織りなす華やかな人気作まで、日本映画の魅力が詰まったラインアップになっている。
【会期】11月5-21日(金・土・日曜のみ)
【会場】国立映画アーカイブ・小ホール(東京都中央区京橋 3-7-6)
【料金】前売り一般520円ほか
【詳細】https://www.nfaj.go.jp/exhibition/nfaj-autumn202110


ケーブルテレビテクノフェア 22年2月の開催を中止

「ケーブルテレビテクノフェア2022」開催実行委員会は、今年度予定していた2022年2月の開催を中止すると発表した。
新型コロナウイルス感染の収束が見通せない状況であることから、2年連続の中止となった。出展社からは開催の要望があるため、23年は通常開催ができるよう検討を続けるとしている。


ケーブルテレビテクノフェア 22年2月の開催を中止

「ケーブルテレビテクノフェア2022」開催実行委員会は、今年度予定していた2022年2月の開催を中止すると発表した。
新型コロナウイルス感染の収束が見通せない状況であることから、2年連続の中止となった。出展社からは開催の要望があるため、23年は通常開催ができるよう検討を続けるとしている。


オンラインセミナー「SI・SE向け openGearトレーニング入門編」

アスクM&E事業部が10月20日に開く。openGearソリューションの製品の導入から設置、運用開始までのイメージを分かりやすく説明する。アセント、伊藤忠ケーブルシステムが共催する。参加費無料(事前登録制)。
なおセミナー終了後、アンケートでセミナー内容から抜粋したクイズを出題。全問正解者にはAmazonギフト券(1000円分)をプレゼントする。
【日時】10月20日/16-17時
【受講形式】Zoom/定員500人
【申し込み・詳細】https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_yVw9QujwRF-P7rPC0ylN7g

2021/10/112021年10月11日

SIGGRAPH Asia 2021 全プログラムの登録を受付 12月14日からハイブリッド開催

12月14-17日に東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催される「シーグラフアジア2021(SIGGRAPH Asia 2021)」は、すべてのプログラムのオンライン登録を開始した。運営事務局であるケルンメッセが発表した。
SIGGRAPH Asia 2021はコンピューター科学分野の国際学会(ACM)の分科会。
今回は国内状況の変化もあり、SIGGRAPH Asia初となるオンサイト/バーチャル混在型のハイブリッド形式で開催する。
オンラインでのカンファレンスプログラムを用意するほか、会場では感染防止対策や来場者への注意喚起を徹底する。
開催テーマは「LIVE」。コロナ禍でも日常生活や活動は続くことを再認識したといい、開催を通じてコミュニティーの活性化に貢献する。
受講料は全プログラムにアクセスできるACM SIGGRAPHのほかオンサイト、バーチャルに分かれており、11月14日まで早期割引で申し込める。団体割引(10人以上)も用意される。
【詳細】sa2021.siggraph.org/jp/


プレゼントキャンペーン実施 賞品に各地の特産物など/JDS「ケーブル4K」

日本デジタル配信(JDS)が運営する4K専門チャンネル「ケーブル4K」では、10月1日から全国各地の名産品・特産品、宿泊券などの賞品が当たる『全国各地の『いいね!』をプレゼントキャンペーン!!』を実施している。
全国各地の伝統や文化、グルメ、風景などの『ニッポンの魅力』を高精細な4K映像で放送している「ケーブル4K」のチャンネルコンセプトに基づき、プレゼントキャンペーンを企画した。地域の魅力を知る多くのCATV局からの賛同・協賛のもと、全国各地から30種類を超える賞品をそろえた。それぞれのプレゼントを通じて、日本の魅力を届ける。
誰でも応募が可能なオープンキャンペーンで、応募の受付期間は、10月31日(終日)まで。
【詳細】キャンペーン特設サイト=www.cable4k.jp/campaign


プロデュースの基礎知識 映画を題材に養成講座/VIPO

映像産業振興機構(VIPO)は12月1-3日の3日間、オンライン型式(Zoom)で「映画プロデューサー養成講座 基礎編」を開く。「映画」を題材にして、映像コンテンツ製作に必要不可欠なプロデュースの基礎知識を集中的に学ぶ。
講師は早稲田大学名誉教授の安藤紘平氏。講義では、インディペンデントからメジャーな商業映画までをカバーし、プロデューサーの具体的な役割、企画の立て方・書き方、脚本の読み方、脚本の仕組みと構成の理解、制作予算の立て方、資金回収などを解説する。
題材は「映画」だが、エンターテインメント業界においてアニメ、ゲーム、映像コンテンツの企画、制作、プロデューサー志望者にも必修な講義となる。
最終日にはゲスト講師として、『蜜蜂と遠雷』、『愚行録』、『Arc アーク』を手掛けた石川慶監督を迎え、自身の作品についての企画から製作までの過程などを交え、実践的な話を聞く。
【プログラム】
[12月1日] ▽プロデューサーの役割、企画の立て方・書き方▽シナリオの読み方、魅力ある台詞(せりふ)とは
[12月2日] ▽脚本を読み解く 脚本を書くには▽魅力ある台詞とは 映画のオープニングとエンディング▽脚本の分析とプロデューサーの意図
[12月3日] (同)▽制作予算を立てる▽資金の回収・返済・分配▽石川慶監督の登壇/映画製作の実際(安藤講師とトークセッション)
【時間】いずれも13時30分-17時30分
【参加費】一般4万円、VIPO会員2万円
【定員】40人
【申し込み締め切り】 11月24日/15時(定員に達し次第終了)
【申し込み】https://www.vipo.or.jp/news/28108/


「水曜どうでしょう」 番組の成功事例から学ぶ/フェローズがセミナー

フェローズは、北海道テレビ放送(HTB)コンテンツビジネス局エグゼクティブディレクターの藤村忠寿氏による無料オンラインセミナー「『水曜どうでしょう』の成功事例から学ぶ 北海道テレビ放送 藤村ディレクターに聞く、地方から全国展開!ヒットの裏側」を10月21日に開く(20人限定で会場参加も可能)。受講費無料。
『水曜どうでしょう』は、1996年にチーフディレクター藤村氏が立ち上げたHTBの深夜バラエティー番組。当時では珍しかったディレクターがカメラ1台でタレントと同行しながらの撮影スタイルは、視聴者の圧倒的な支持を得て、全国的に異例のヒット作になった。以来25年間、いまだ全国で愛される番組として健在である。
セミナーでは、藤村氏に番組立ち上げからヒットに至るまでの苦労や撮影秘話をはじめ、累計出荷枚数500万枚を超すDVD/BD制作や、札幌で8万人が集まる「水曜どうでしょう祭」、全国開催の「水曜どうでしょうキャラバン」の企画・運営、さらに舞台・ドラマ演出など現在の多彩な展開についても語ってもう。
なお、今回は特別に20人限定でセミナー会場(東京・恵比寿のフェローズセミナールーム)での対面参加も可能。
【日時】10月21日/13-14時
【定員】100人(オンライン)
【申し込み締め切り】10月20日/17時
【申し込み・詳細】bit.ly/2YEjH8G


Inter BEE 2021」11月17-19日開催 来場者の事前登録を開始来場者の事前登録を開始 業界関係者の貴重な交流の場に

電子情報技術産業協会(JEITA)は、11月17-19日に開催する、メディア総合イベント「Inter BEE 2021」(会場:幕張メッセ/千葉市美浜区)の入場事前登録を、公式ウェブサイトで開始した。
今回で57回目の開催となるInter BEEは、「コンテンツ」を中核とし、コンテンツを「つくる(制作)」、「おくる(伝送)」、「うける(体験)」のすべてを網羅した、メディアとエンターテイメントのビジネス空間を提供する。
コロナ禍により、昨年は完全オンラインでの実施となったが、今年は、オンラインと連動した上でリアルな会場で開催。各種ガイドラインを遵守するなどの新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策を講じた上で、業界関係者の貴重な交流の場として展開する。
展示は「プロオーディオ部門」「映像制作/放送関連機材部門」「映像表現/プロライティング部門」「ICT/クロスメディア部門」の4部門で構成。多彩な出展企業が新製品やソリューションを訴求する。オンライン会場においても各種の情報発信が展開される。
コンファレンスも充実したプログラムを用意。
今回の「INTER BEE FORUM」のキーワードは、同時配信、放送とネット連携、スポーツ、IP化、4K8K、AIなどが挙げられる。そのほか、最新のソリューションを提案する出展者セミナーや企画別のコンファレンスプログラムも実施する。


ウェブセミナー VGI「Autodesk Flame|ライブストリーム第4弾」

ビジュアルグラフィックス(VGI)は、10月21日に「Flame『In Depth』シリーズ-Effects Tab」について解説するウェブセミナーを、YouTubeライブで実施する。
【日時】10月21日/15-16時
【詳細】http://www.vgi.co.jp/

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