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2022/8/222022年8月22日

● ケーブル・アワード2022 第15回ベストプロモーション大賞 シーシーエヌがグランプリ Zoomで海外結び生番組を制作

日本ケーブルテレビ連盟とイード(東京都中野区)は、共催による「ケーブル・アワード2022 第15回ベストプロモーション大賞」の受賞作品を発表した。
今回は「チラシ部門」37本、「映像部門」44本、「グッドプラクティス部門」50本、総数131本の作品が寄せられ、予備審査を通過した54作品の中から、6人の審査員により「グランプリ」「準グランプリ」「優秀賞」を決定した。
グランプリは、シーシーエヌ(CCN/岐阜県岐阜市)の「岐阜県人会インターナショナルと連携した取組み」(グッドプラクティス部門)が受賞。CCN公式YouTubeチャンネルにおいて、ウェブ会議システム「Zoom」を活用して、CCNのスタッフ全員が岐阜市の本社をキーステーションとし、ブラジル、米国など10カ国(日本は含まず)からオンラインを活用した生中継の映像で番組を制作した。
「特別賞」は、今回のテーマ『持続可能な地域社会とともに』に適した作品に贈られ、アンバサダーを務めた女優・歌手・芸術家として活動する「のん」が選定した。また、インターネットの投票によって全国のCATV局職員が選ぶ「ケーブル・チョイス賞」、一般投票による「RBB TODAY賞」も併せて発表した。
【第15回ベストプロモーション大賞受賞作品】
★グランプリ=シーシーエヌ「岐阜県人会インターナショナルと連携した取組み」(グッドプラクティス部門)
★準グランプリ=杵築ど~んとテレビ「『おかえりの唄』杵築プロモーション」(映像部門)、入間ケーブルテレビ「クラフトコーラ界に衝撃!! 野菜を使ったコーラ『ベジコーラ』」(グッドプラクティス部門)
★特別賞=Goolight「アニメに国境無し!台湾へ日本の酒文化をプロモーション」(映像部門)
★ケーブル・チョイス賞=シーシーエヌ「CCN STORY BOOK」(チラシ部門)
★RBB TODAY賞=JCOM「J:COM ルンルンルン♪」(映像部門)
★優秀賞▽シーシーエヌ「CCN STORY BOOK」(チラシ部門)▽ベイ・コミュニケーションズ「コンセントにさすだけ!ベイコムLTE」(同)▽Goolight「須坂のタカラビト~文化を守り、繋ぐ人~」(映像部門)▽宮崎ケーブルテレビ「MCNインターネット オンライン授業編」(同)▽CATV富士五湖「富士吉田警察署から富士北麓地域の皆さんへ」(同)▽CAC「『1979 はじまりの物語』地域ドラマを通じたシティプロモーション」(グッドプラクティス部門)▽秋田ケーブルテレビ「地方創成型コンセプトショップ『ハチふる SHIBUYA meets AKITA』」(同)▽射水ケーブルネットワーク「ケーブルテレビの『力』を総結集!射水市フットボールセンター」(同)


● ケーブル技術ショー・オンライン展示会 「VRブース」など追加公開 リアル会場再現 出展者と商談も

日本ケーブルテレビ連盟、日本CATV技術協会、衛星放送協会の3団体主催による「ケーブル技術ショー2022」では、7月13日からオンライン展示会を実施しているが、8月17日より「VRブース」など追加コンテンツの公開を開始した。
VRブースでは、7月28、29日に東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催したリアル展示会をオンラインに再現。360度カメラで撮影された会場内をストリートビューで探索できるほか、各出展者ブースではパネルや動画を閲覧、ダウンロードが可能。また、出展者と各種チャットや名刺交換機能で、問い合わせ、商談ができる(機能運用ブースのみ)。
リアル展示会で開いた主催者セミナーや出展者の最新情報を説明する技術セミナーのプログラムも、オンラインで配信している。
テーマ別動画ツアーでは、各テーマに沿ってオンライン上で出展者ブースを訪問し、最新の製品、サービス、ソリューションの内容を分かりやすく説明する。ツアーの内容は「4K8K最先端ケーブル技術ツアー」、「次世代高速通信・大容量化ツアー」、「防災・減災ソリューションツアー」、「地域DXソリューションツアー」、「主催者テーマ展示コーナーツアー」となっている。
オンライン展示会は9月16日まで。
【詳細】www.catv-f.com


● 特設サイトでセミナー 集合住宅の高速化など/富士通ネットワーク

富士通ネットワークソリューションズは、CATV事業者向け特設サイト「FNETS Online EXPO 2022」において、スペシャルセミナー(Zoom使用)を9月6日に開く。参加無料。
『パート1:集合住宅高速化ソリューション・CATV機器保守運用代行サービス』(13時-13時40分)では、集合住宅高速化ソリューション「GFast」で集合住宅の高速・大容量化を実現する方法について、実機デモを交えて説明する。
『パート2:ISP回線コスト削減支援サービス・上位ネットワーク最適化ソリューション』(15時-15時40分)では、増加する回線コストへの対策を提案。上位ネットワーク最適化ソリューションについて解説する。
【詳細】promotion.fnets.fujitsu.com/public/seminar/view/760


● CATV技術者資格の講習試験 「総合監理」「1級」取得へ 11月1日から申し込み受付/技協

日本CATV技術協会(以下、技協)は、2022年度CATV技術者資格(総合監理、1級)講習試験の申し込み受付を11月1日から開始する。
CATV技術者とは、放送法で定める有線一般放送の登録申請にあたっての技術的能力の確認や建造物受信障害予測調査の受注要件、元請け事業者からの工事発注要件に採用されるなど、CATV関係で広く認められた資格。
新規取得できる資格および必要な科目は、「CATV総合監理技術者」がシステム、調査・施工、ブロードバンド、「第1級CATV技術者」がシステム、調査・施工となっている。講習試験は、eラーニングによる講習とCBT(コンピューター・ベースト・テスティング)による資格試験。講習試験の申し込み期間は11月1-15日。
また、22年度CATV技術者資格の更新受付も実施する。申し込み期間および更新に必要な科目は講習試験と同じ。
講習試験および更新に関する詳細については、10月初旬に技協ウェブサイト(www.catv.or.jp)で公表する
◆22年度CATV技術者資格(2級)講習試験および更新結果
技協は、22年度第2級CATV技術者資格の講習試験を6-8月に実施した。講習試験の結果については、9月15日に技協のウェブサイトで合格者の受験番号を発表する。また、第2級CATV技術者資格の更新結果については、9月末までに本人宛てに通知する。
【問い合わせ】TEL:03-5155-6282(資格制度専用電話・平日9時30分ー17時)/eメール=syoumei@catv.or.jp


● SIGGRAPH2022を報告 映像新聞論説委員が講演/DCAJがオンラインセミナー

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、カナダ・バンクーバーで開催されたCGと対話型技術の学会・展示会である「SIGGRAPH2022」の報告セミナーを9月2日にオンラインで開く。講師は、映像新聞論説委員で日本大学講師の杉沼浩司が務める。
今回のセミナーでは、メタバース表現方法の標準化とロボットを技術系の話題の中心に据える。また、現場視察報告として、毎年『一発芸』が数多く集まるエマージングテクノロジーズやVRシアター、そして展示会について報告する。
【日時】9月2日/15時-16時15分(14時45分にリンクオープン予定)
【参加費】5000円、DCAJ法人会員無料
【定員】100人
【申し込み】www.dcaj.or.jp/news/2022/08/dcajsiggraph202292.html

2022/8/82022年8月8日

● SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 フランス作品がグランプリ 寺島しのぶ審査委員長「完成度の高さ」を評価

19回目を迎えた「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022」は、3年ぶりのスクリーン上映と、オンライン配信を併用した初のハイブリッド形式で、7月16-24日に開催。最終日のクロージング・セレモニーにおいて、グランプリほか各賞を発表した。
国内コンペティションでは、短編部門8作品の中から『サカナ島胃袋三腸目』(若林萌監督)が、長編部門6作品の中から『ダブル・ライフ』(余園園監督)が、それぞれ優秀作品賞を受賞。国内作品の中から今後の長編映画制作に可能性を感じる監督に授与されるSKIPシティアワードには『Journey』(霧生笙吾監督)が選ばれた。
国際コンペティションでは、ノミネートされた10作品の中から、フランス作品『揺れるとき(英題:Softie)』(サミュエル・セイス監督)が最優秀作品賞(グランプリ/賞金100万円)を獲得した。
セイス監督は受賞のあいさつで「コロナ禍により、なかなか映画館に足を運んでもらえないという問題を抱えている。皮肉なことに映画を作る側としては、技術革新によって新たな領域への挑戦が始まっている。皆さんが再び映画館へ足を運んでくれることに希望を抱いている。映画というのは、人々と一緒に共同体験するべきものだと信じている」と語った。
審査委員長の寺島しのぶ(女優)は、ビデオメッセージで「主人公の男の子の演技が素晴らしい。とても素敵な映画で、最後にちゃんと夢がある。そういうところに、映画としての完成度の高さと未来を感じた」と講評を寄せた。
その他の受賞結果は次のとおり。
【国際コンペティション】
[監督賞] 『マグネティック・ビート』ヴァンサン・マエル・カルドナ監督(フランス、ドイツ/英題:Magnetic Beats)
[審査員特別賞] 『UTAMA~私たちの家~』アレハンドロ・ロアイサ・グリシ監督(ボリビア、ウルグアイ、フランス/英題:Utama)
[観客賞] 『彼女の生きる道』セシル・デュクロック監督(フランス/英題:Her Way)
【国内コンペティション】
[観客賞] ▽長編部門『ヴァタ ~箱あるいは体~』亀井岳監督(日本、マダガスカル)▽短編部門『ストレージマン』萬野達郎監督(日本)


● 企画展「絶叫学級~SKIPシティ降臨編~」

SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザの映像ミュージアム(埼玉県川口市)で、9月4日まで開催中。主催は埼玉県、企画制作はデジタルSKIPステーション。
「絶叫学級シリーズ」は、少女まんが雑誌「りぼん」(集英社)で連載中の、いしかわえみ作によるオムニバス形式のホラーコミックシリーズ。この展覧会では、何気ない日常に潜む「絶叫学級シリーズ」が描いている「もう1つの世界」を、大型プロジェクターなどの映像機器などを駆使し、学校を舞台に繰り広げられる恐怖の数々を再現した。
入場料は大人520円など。常設展にも入場できる。
【詳細】http://www.skipcity.jp/event/vm/zekkyo/


● CRIオンラインセミナー CATVの地域密着戦略 デジタル時代の変革

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第26回オンラインセミナー「デジタル時代の変革を迎えたケーブル局の地域密着戦略 座談会-壮大な2030ケーブルビジョンを如何に取り組むか、具体策が見えてきた!」を8月26日に開く。
講師は、NHK放送文化研究所 メディア研究部 チーフ・リード/村上圭子氏、キャッチネットワーク 取締役専務執行役員/天野栄氏、伊万里ケーブルテレビジョン 常務取締役/大鋸あゆり氏。座談会形式により、CATV業界の問題点の深掘りと、地域密着トップランナーの具体的取り組みについて聞く。
【日時】8月26日/13時30分-15時30分
【参加費】CRI会員3000円、非会員6000円
【申し込み・詳細】https://cri-info.jp/20220801_7750


● 国際アニメーション映画祭 広島で第1回の開催 多彩なプログラムで構成

第1回の開催となる国際アニメーション映画祭「ひろしまアニメーションシーズン2022」(8月17-21日)は、世界中の応募作品からグランプリなどを決める「コンペティション」、環太平洋・アジアのアニメーション界に貢献した人物をたたえる「アワード」、アニメーションと教育を結びつける「アカデミー」の3つの柱を軸に実施する。
「アニメーション映画『犬王』生演奏付き『狂騒』応援上映」、「TVアニメーション『平家物語』トークショー付き特別上映」、「フローランス・ミアイユ 短編作品集」、上映&講演「ビジュアル・ミュージック」、生演奏付き上映&トーク「広島でも蘇るチャーリー・バワーズ」–など多彩なプログラムで構成する。
【会期】8月17-21日
【会場】JMSアステールプラザ、広島市映像文化ライブラリー、サロンシネマ、横川シネマ、ギャラリーG(いずれも広島市内)
【詳細】https://animation.hiroshimafest.org/


● オンラインセミナー「全国公開したネオギャル監督が教える とびきりクールでちょっぴり辛辣な映画制作の裏話」

フェローズが8月25日に開く。2017年にデビュー作『歴史から消えた小野小町』でカナザワ映画祭や東京学生映画祭で話題となった現役学生の大野キャンディス真奈監督は、今年7月に映画『愛ちゃん物語』を全国公開した。大学に在学しながら長編映画を制作し、配給会社を見つける方法やスタッフ体制の重要性、制作費・宣伝費など、映画制作に必要な流れについて語る。
【日時】8月25日/18-19時
【参加費】一般1100円、学生無料
【定員】一般・学生各50人
【申し込み】▽一般=bit.ly/3OGtWgM▽学生=bit.ly/3PV62za

2022/8/12022年8月1日

● ルミエール・ジャパン・アワード 3D、4K、8K、VR作品を募集/先進映像協会

先進映像協会 日本部会(AIS-J)は、日本国内における良質な先進映像コンテンツの拡大と品質向上を図ることを目的に、「先進映像協会ルミエール・ジャパン・アワード2022」を開催する。受賞作品は、今年度も日本エレクトロニクスショー協会と連携し、Inter BEE 2022で11月16日に発表を予定している。
エントリー部門は、3D、4K、8K、VRの4部門。いずれも2021年9月1日から22年8月31日の期間において、有償、無償を問わず国内で上映、放送、配信、発売、発表などの手段を通して社会的に利活用された作品、もしくは22年8月31日時点で作品が完成しており、今後の利活用が決定している作品が対象になる。
募集期間は8月31日まで。審査結果内示は10月上旬の予定。
【3D部門】
3D(立体)映像作品であること。2D/3Dが混在する作品の場合は、作品全尺の50%以上が3D映像であること。作品の長さは問わない。PCソフト、ゲームなどのインタラクティブ性を有する作品は対象外だが、これらの作品を訴求する3D映像作品は対象となる。
【4K部門】
4Kの2D映像作品。
【8K部門】
8Kの2D映像作品。
【VR部門】
一般に360度映像あるいは(ノンゲーム系)VRに分類される作品。
以上、いずれも部門も静止画および成人向け作品は対象外。
【詳細・問い合わせ】AIS-J事務局/
ウェブサイト=
advancedimagingsociety.jp/award
Eメール= office@advancedimagingsociety.jp


● ACCヤングコンペ開催 「ラジオ」の魅力訴求

ACCは、第3回「ACC YOUNG CREATIVITY COMPETITION(ACCヤングコンペ)」を開く。30歳以下を対象とし、与えられた課題に対して解決策となるアイデアを企画・提案してもらう。今年は『ローカルラジオの支援策 -ラジオの魅力とポテンシャルの再評価-』をテーマに、CBCラジオの協賛を受け実施する。
コロナ禍でのステイホームによって、ラジオの聴取率やradikoへの総アクセス数は増加したものの、まだその魅力を知らない人も多い。普段ラジオを聴かない人々のアクションにつながるようなアイデア・企画であれば、コミュニケーション、体験イベント、PR施策、アプリケーションなど形は問わない。
応募期間は、8月23日10時から8月29日18時まで。応募資格者は、1991年11月3日以降に生まれた個人もしくは3人以下のチーム(ただし、学生のみの応募はできない)。
ファイナリストに選出されたアイデアは、11月2日に実施する最終審査会で公開プレゼンテーションをして、グランプリ、準グランプリを決定。グランプリ受賞アイデアは、CBCラジオで実施が検討される予定。
【詳細】www.acc-cm.or.jp/competition/young_vol.3


● AI画像解析編集ツール/朋栄が「EmoQ」ウェビナー

朋栄は、同社が正規販売代理店となった、AI画像解析によるグラフィック動画編集ツール「SportMeme社EmoQ」について説明する無料ウェビナーを8月3日に開く。EmoQに加え、リプレイ再生装置「Envivo Replay」、自動スポーツプロダクションシステム「Pixellot」との連携についても解説する。
EmoQは、エフェクトを自動的にトラッキングしたオブジェクトに乗せるだけで、視認性の高い動的な映像表現を実現する。直感的なインタフェースにより、簡単に操作ができ、SNSへの配信も可能。スポーツの映像表現をより豊かにする。
【日時】8月3日/1回目=11時-11時30分、2回目=13時30分-14時(いずれも同じ内容)
【詳細】www.for-a.co.jp


● 関西教育ICT展に出展/マウスコンピューター

マウスコンピューターは、8月4、5日に大阪市住之江区のインテックス大阪で開かれる「第7回 関西教育ICT展」(主催:日本教育情報化振興会など)に出展する。
同社は、小学校高学年や大学・専門学校向けにUSBパワーデリバリー対応機器から充電可能なモバイルPC、そのほか校務や学校のPC設備向けに、ビジネスPCや液晶ディスプレーなどを展示する。
【詳細】www.mouse-jp.co.jp/store/t/t1508
【関西教育ICT展・公式サイト】www.kyouikuict.jp


● JFC「全国ロケ地フェア2022 夏」

◇JFC「全国ロケ地フェア2022 夏」
全国のフィルムコミッションに撮影の相談を直接できる地域と映像制作者のマッチングイベント。47団体が参加を予定している(参加無料)。
【日時】8月8日/13-19時
【会場】時事通信ホール(東京都中央区銀座5-15-8)
【詳細】www.japanfc.org

2022/7/252022年7月25日

● 全映協グランプリ2022 8月から4部門の作品募集 各地域映像団体が推薦・応募

全国地域映像団体協議会(全映協)は、全国各地の優れたローカルコンテンツを顕彰する「全映協グランプリ2022」の募集を8月1日から開始する。参加資格は、全映協に加盟する各地域映像団体(9地域)の推薦・応募による国内の作品。応募分野は、「番組部門」「CM・キャンペーン部門」「地域振興コンテンツ部門」「学生部門(高等学校・専門学校・短大・大学の部)」の4部門となっている。.
応募対象は、2021年度(21年4月-22年3月)に完成した作品(学生部門は22年8月まで)。作品の応募形式はMP4データのみで、必要情報を記入した応募用紙と合わせて送る。地域振興コンテンツ部門については「映像コンテンツ」と、その「効果を検証した資料」を同時に提出する必要がある。
地域映像団体単位での応募になるが、地方予選を実施する場合は、各団体の開催規定により運営する。
応募締め切りは、9月2日18時必着。表彰式は「Inter BEE 2022」の開催に合わせ、幕張メッセ(千葉市美浜区)の国際会議場104会議室で11月17日16時に実施する。
【作品・応募用紙送付先】長野県上田市天神1-4-15 千曲社ビル2F(メディアフロント内)中日本映像制作社協会事務局
【問い合わせ】Eメール=f.hizawa@m front.co.jp


● 3D点群計測の意義など 大阪万博に向けて意見交換/DCAJがオンラインサロン

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、オンラインサロン「弾丸!! ドバイ万博日本館3D点群計測道中記 ~2025大阪・関西万博に向けて~」を7月29日に開く。スピーカーは、クモノスコーポレーション執行役員/戦略統括部統括部長/グローバルビジネス責任者の船越亮氏。参加無料(Zoom使用)。
船越氏は、3月31日に閉幕したドバイ万博において、閉幕後取り壊されることになる日本館の3D点群計測をするため、撮影チームのリーダとして同月29日に日本を発った。作業は、閉幕前日と閉幕日の2日間。そもそも行くことを最終決定したのが、同月25日という綱渡りだった。
このドバイ万博での話だけでなく、建造物の3D点群計測の意義、2025年開催予定の大阪・関西万博におけるデジタルツインをはじめとする取り組みなどについて、参加者と意見を交わす。
【日時】7月29日/16-17時
【定員】40人(定員に達し次第締め切る)
【詳細・申し込み】www.dcaj.or.jp/news/2022/0 7/DCAJ-onlinecommunity0729.html


● 中国地区番組アワード 3部門の受賞作品を発表/ケーブルテレビ連盟中国支部

日本ケーブルテレビ連盟中国支部は、「第12回中国地区番組アワード」(後援:中国総合通信局、NHK広島放送局)を開催し、中国支部会員のCATV局から応募があった企画番組部門20作品、レギュラー番組部門21作品、CM部門9作品の中から各賞を以下のとおり決定した。
【企画番組部門】
★1位(中国総合通信局長賞)『にじいろ羅針盤』(海士町・あまコミュニティチャンネル/島根県)▽2位『けーぶるにっぽん 彩・JAPAN「甦らせる・被災地の写真洗浄」』(倉敷ケーブルテレビ/岡山県)▽3位『廿日市がけん玉発祥 100周年の地って知っとる?』(ちゅピCOM/広島県)
【レギュラー番組部門】
★1位(NHK広島放送局長賞)『にんげんのGO! ~隧道あるはずでしょう~』(山口ケーブルビジョン/山口県)▽2位『Road to 2030~SDGsで考える ふるさとのミライ~「子どもの貧困」』(中海テレビ放送/鳥取県)▽3位『文化財と私~吹屋22のストーリー~』(吉備ケーブルテレビ/岡山県)▽審査員特別賞『満福三原(まんぷくみはら)』(三原テレビ放送/広島県)
【CM部門】
★1位(中国支部長賞)『医療法人社団 松涛会 安岡病院』(ケーブルネット下関/山口県)▽2位『ちゅピCOM Aⅰr-LAN 2021 女性ラップ編』(ちゅピCOM/広島県)▽3位『がんばろう周南!お年玉食事券CM』(シティーケーブル周南/山口県)▽審査員特別賞『トライフープ岡山生中継番宣』(岡山ネットワーク/岡山県)


● 映像音響制作機器展 27、28日に静岡で開催/レスター、タックシステム

レスターコミュニケーションズとタックシステムは、7月27、28日に静岡市のツインメッセ静岡で「映像音響制作機器展」を開く。
ファイルベースソリューションをはじめ、カラーマネジメント/トランスコーダー、コンテンツ管理、音声解析ツール、MAソリューション、放送局向けコンソール、レンタル商材、LEDショールーム3D体験に関する製品を展示する。
【日時】7月27日/13-17時、28日/10-16時
【会場】ツインメッセ静岡 西館 第1小展示場(静岡市駿河区曲金3-1-1)
【詳細】www.restarcc.com

2022/7/182022年7月18日

● CGクリエイター向けにオンラインイベント開く/ダイキン工業、オートデスク

ダイキン工業は、オートデスクの特別協賛を受け、CGクリエイター向けオンラインイベント『DAIKIN×Autodesk CG Channel Week 2022』を7月27日-8月2日に開く。
同イベントは、クリエイターを対象にCG制作の最新トレンドに触れる機会や、制作スキル向上に役立つ機会を提供することを目的に実施。3次元仮想空間での新たなビジネスや生活様式を提供すると期待されるメタバースの最新動向、CG制作の第一線で活躍する12人のプロフェッショナルが持つ独自のノウハウを、13種類のセッション動画を通じて伝える。動画はオンデマンド形式で無料配信する。
ダイキン工業は、電子システム事業において約30年にわたり、3DCG分野で各種ソフトの販売やサポート、システム構築に取り組み、現在では、オートデスクのゴールドパートナーにも認定されている。
クリエイター支援にも注力しており、2018年以降、外部講師を招いたオンラインセミナーを定期的に開催するとともに、セミナーのアーカイブ映像やTips(機能・操作解説)をウェブコンテンツ『DAIKIN CG Channel』で発信している。
【会期】7月27日/10時-8月2日/23時
【参加費】無料(事前登録制)
【詳細・申し込み】https://www.comtec.daikin.co.jp/DC/event/202207-cgcweek/


● 京都に新オフィス開設 7月28、29日に内覧会も/アストロデザイン

アストロデザインは、7月25日から大阪営業所(大阪市東淀川区)を京都市下京区に移転し、同地にTEST Labを新設する。この新オフィスの披露も兼ね、7月28日から2日間、内覧会「プライベートショー2022 京都」を開く。放送、芸術、医療、公共、製造などの多様な分野に向けて、高精細映像技術を活用したソリューションを提案する。
【京都オフィス】
[名称] 京都オフィスセールス、京都オフィスTEST Lab
[所在地] 京都市下京区烏丸通五条下ル大坂町394 京都近江屋ビル2F/TEL:075-746-5605
【プライベートショー2022 京都】
[日時] 7月28、29日/10-17時
[会場] 京都近江屋ビルB1F会議室
【詳細】https://www.astrodesign.co.jp/event/event-20220712-5279.html


● 4K・VR 徳島映画祭 現地とオンラインで開催 4部門の作品公募を開始

プラットイーズ(東京都港区)は、とくしま4Kフォーラム実行委員会の一員として、「とくしま4K+NEXT ~4K・VR 徳島映画祭~」を11月25-27日に徳島市内の現地とオンラインのハイブリッドで開催することを決定。併せて作品の公募を開始した。
同イベントは2013年からスタートし、最先端の技術に触れながら地域の文化も楽しめる、4K・VR映像に特化した映画祭。今回は「『Catch the NEXT↓』次へ行こう」をテーマに展開。徳島市内をメイン会場として、ノミネート作品や特別上映作品の上映、各種セミナーやワークショップ、先端技術の体験コーナー、制作者と映像関係事業者とのマッチングなど、映像・コンテンツの発展を実体験できるイベントとして実施する。
メイン会場は徳島県青少年センター(徳島市寺島本町)で、サテライト会場は神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックス(徳島県名西郡神山町)など。なお、新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、オンライン開催のみとなる場合がある。
作品の募集期間は9月15日まで。募集部門は、①一般部門=自由テーマの作品、②あわ文化振興部門=徳島県内各地の伝統文化や生活文化をテーマとした作品、③VR部門=VRの特性を生かした作品、④高校生部門=高校生が制作した自由テーマの作品
【詳細】https://4kforum.jp/

2022/7/112022年7月11日

店舗DX推進 蔦屋書店で実証実験 VR空間で購買体験も/NTT Com

NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)運営の代官山 蔦屋書店(東京都渋谷区)が開催する「Hiroshi Nagai Exhibition TROPICAL MODERN」において、VR技術を活用した実証実験を7月16-24日に実施する。
同実証実験では、VR技術とNTTドコモの5Gを活用し、イラストレーター、永井博氏の世界観へ没入できるVRを提供する。
体験者はHMD(ヘッドマウントディスプレー)を着用し、バーチャル空間上に再現された作品を楽しめるほか、作品集やグッズをその場で購入できる。
実験では、バーチャル空間での購買体験を実現することで、小売店舗における新しいビジネスの可能性を検証。また、空間内における顧客行動を可視化し、店舗DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に寄与する。入場無料(予約優先)。
【申し込み・詳細】peatix.com/event/3289576


「通信・放送Week」 23年は新コンセプトで RX Japanが発表

国内最大級の見本市主催会社RX Japanは、通信・放送分野の専門展「通信・放送Week」の2023年以降の新コンセプトを発表。23年は「COMNEXT-第1回 次世代通信テクノロジー国際展」として開催し、新たなエリアの創設などが盛り込まれる。
新コンセプト「COMNEXT」に込められたビジョンは、①世界中から出展社を集め、業界を代表する展示会を開催することを通じ、日本を世界の通信業界の中心地にしていく、②国際展としての位置付けを確立し、出展社・来場者双方のビジネスをさらに加速するハブとしての役割を果たす、③次世代通信技術が生みだされるビジネスマッチングの場–を挙げている。
次回は、23年6月28-30日に東京・有明の東京ビッグサイトで開催。22年度に出展した製品・サービスを6つのエリアに分けるのに加え、新たに創設される「NEXT STAGEエリア」で主催者企画をはじめとした未来の通信技術の体感コーナーを設ける予定。


上映企画「東宝の90年 モダンと革新の映画史(1)」

国立映画アーカイブは、「東宝の90年 モダンと革新の映画史(1)」を開催中だ(7月31日まで)。
1932年、阪神急行電鉄社長の小林一三氏が東京宝塚劇場を創立してから、今年で90周年を迎える。同企画では、パート1として、1935年の『弱虫珍選組』から2016年の『君の名は。』まで、各年代のハイライトといえる名作・ヒット作を中心に、提携・配給作品を含め、東宝作品計34本(31プログラム)を上映している。
今秋には、パート2の開催を予定している。
【詳細】www.nfaj.go.jp

2022/7/42022年7月4日

● 第26回 JPPA AWARDS 2022 NiTRo佐々木氏が大臣賞受賞 大賞はTREEの吉田、YUAN、平嶋、奥村各氏

日本ポストプロダクション協会(JPPA)は、優れたポストプロダクション技術をたたえる「第26回JPPA AWARDS 2022」の受賞作品を発表。6月に関係者のみで贈賞式を実施した。
すべての優秀賞作品から選出される経済産業大臣賞は、映像技術部門オフラインカテゴリーのドキュメンタリー『大島桜さんのお引越し』を手掛けた佐々木茂氏(日テレ・テクニカル・リソーシズ)に贈られた。
グランプリは映像技術・音響技術各部門の優秀賞受賞作品から1作品ずつ選ばれる。映像技術部門は、Vaundy『泣き地蔵』を手掛けた吉田宙矢氏(コンポジター)とYUAN LUOMENG氏(Unreal Engineデザイナー)、平嶋将成氏(バーチャルプロダクションスーパーバイザー)が受賞。音響技術部門はウェブ広告『#韓ドラあるある「恋スル!チャミスル」』のMAミキサー奥村宏貴氏が選ばれ、両部門でTREE Digital Studioが大賞を獲得した。
学生の部では、映像技術部門は鈴木智貴氏(立命館大学)の『えんまさん』が、音響技術部門は藤澤卓氏、杉本華奈子氏、竹内梨紗氏、瀨嶋愛子氏(いずれも日本工学院専門学校)による『魔法とお酒と美味しいご飯』が栄誉に輝いた。


● 釜山映画祭の併設見本市 映像化を目指す出版物 参加企業を募集/VIPO

映像産業振興機構(VIPO)は、経済産業省「令和4年度コンテンツ海外展開促進事業(コンテンツ関連ビジネスマッチング事業)」の一環として、釜山国際映画祭の併設見本市として開催される「Busan Story Market」(10月8-11日)と事前ピッチトレーニングへの参加企業(作品)を募集している。
「Busan Story Market」は、昨年度まで「E-IP Market(Entertainment Intellectual Property Market)」という名称で、映像化を目指す出版物(書籍/電子書籍)のための見本市として実施されており、今年から新たに「Busan Story Market」の名称で実施される。
同見本市に参加する、映画、ドラマ、ゲームなど映像コンテンツの「原作」となる作品、および企業を募集。書籍化された小説、マンガだけでなく、デジタル出版された電子書籍や脚本なども対象となる。
参加企業は、世界中から映像化のための原作を探しに釜山に集まるバイヤーや、映画祭参加者らと商談やネットワーキングの機会を持つことができる。昨年度はオンラインでの参加だったが、参加の7社は合計83件の商談を実施した。
また、釜山現地でのマーケットに先立ち、「Busan Story Market」参加者を対象に、英語で自社の作品をより効果的にPRするスキルをつけるための事前トレーニングを実施する。
【参加企業(作品)募集概要】
「Busan Story Market」登録費用は、1社あたり1名分をVIPOが負担する。応募締め切りは8月3日17時
【事前英語ピッチトレーニング概要】「Busan Story Market」参加者が対象。8-9月に全4回の日程でオンラインで実施予定。各講義の前に課題の提出がある。応募締め切りは8月3日17時
【詳細】www.vipo.or.jp/news/30978

2022/6/272022年6月27日

● デジタルサイネージアワード2022 「新宿東口の猫」が大賞受賞 地域活性化の可能性広げたコンテンツ

デジタルサイネージコンソーシアム(DSC)は、公募したデジタルサイネージ(サイネージ)作品の中から優秀な作品を選出・表彰することで、サイネージ市場をさらに活性化していくことを目指す「デジタルサイネージアワード2022」の受賞作品の発表および表彰式を、千葉市美浜区の幕張メッセで開催された「デジタルサイネージジャパン2022」の会場内で6月15日に発表した。
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グランプリには、東京・JR新宿駅東口前の新たなランドマークとして話題を呼んだ『新宿東口の猫/GIANT 3D CAT』が選出され関係者が表彰を受けた。
新宿駅東口広場の街頭大型LEDビジョン「クロス新宿ビジョン」(リアントロニクス製)は、2021年7月に本放映を開始。受賞作品は、この大型ビジョンための錯視3Dを利用した映像コンテンツである。
裸眼で3D(立体)に見える大型映像としてだけではなく、ランドマークキャラクターとして大きな猫がビルに住んでいるかのように設計されている。放映が始まる朝に猫が目覚め、日中に何度も現れ、夜は眠くなって消灯する。猫の高く狭い場所が好きな特性や耳やしっぽとの感情の連動など、存在感を巧みに演出した。
企業コラボ、2D広告をはめこめるフレーム施策、ツイッター、YouTubeを複合的に使用して広告効果を最大化している。
受賞者は、大型ビジョン所有者で設置ビル所有者でもあるクロススペース、この大型ビジョンの企画・広告運営をするユニカ、3D猫のコンテンツを企画・制作したオムニバス・ジャパンの3社。
アワードの審査員長の中村伊知哉DSC会長から表彰を受けた、クロススペースのファンダーの小谷周氏は「3D猫の実現には画面位置など綿密な計算もあった。受賞できて光栄」と述べた。
中村氏は「コロナ禍影響下でのアワードは、今回で3年目。生活者の環境変化により、サイネージの役割も大きく変化した年だった。長期化する自粛生活において外出の価値が向上する中、サイネージも単なる情報発信のための装置ではなくなり、意味を問われるようになってきた。コロナ禍であっても、屋外に新設されるサイネージや、新しいコンテンツはさまざま。話題になるケースも多く、応募作品にもその傾向は反映された。空港や駅といった交通広告はもとより、商業施設、オフィス、ショールームなど、多彩なロケーションで新たなタイプのサイネージが着実に普及している」と業界動向を解説。
その中でグランプリ作品は、単なる裸眼3Dのサプライズコンテンツとしてだけでなく、広告対象であり媒体であるビジョン自体をランドマークとして認知させた点が高く評価された。
放映スケジュール情報の開示・SNS連動などで、現地へ訪問する視聴者に配慮した施策をとり、反響に応じてその細部を調整した。そのことによりクロス新宿ビジョンは3D広告ショーケースとしての盛り上がりを見せ、DOOH(屋外広告)を通行する人の目にとどまる広告媒体から、わざわざ見に行く目的へと進化させた。
中村氏は「映像自体も猫コラボ広告や、同種の広告3Dコンテンツの映像表現上のフラッグシップとしても成功した。2021年の新しい新宿の風景としてイメージを作り、地域の活性化にもサイネージの可能性を示した。また日本のキャラクターカルチャーとDOOHが接続する可能性を示した」とコメントを寄せた。
オムニバス・ジャパンで3D猫のコンテンツを企画・制作した、メディアアーチストで執行役員待遇の山本信一氏は「7月でクロス新宿ビジョンも1周年を迎える。1年を機に新しい企画も検討している」と、さらなる展開にも意欲をみせていた。


● SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 7月16日から川口市で開催 リアル会場上映と配信を併用

埼玉県、川口市などが主催する「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022」の記者会見が15日に都内で開かれ、ノミネート作品、特集上映をはじめとする全ラインアップを発表した。
同映画祭は、デジタルシネマにフォーカスを当て、国際コンペティション、国内コンペティション(長編部門、短編部門)を中心にした『若手映像クリエイターの登竜門』として毎年開催している。
第19回を迎える今年は、2019年以来3年ぶりのスクリーン上映と、ネット配信を併用したハイブリッド方式で、7月16日から、埼玉県川口市のSKIPシティをメイン会場に実施する。オープニングは、同映画祭で初めて3年連続ノミネート、3年連続受賞を果たした磯部鉄平監督の最新作『世界の始まりはいつも君と』のワールド・プレミアで幕を開ける。
国際コンペティションには、99の国・地域から応募された775本から厳選した10作品がノミネートしている。審査委員長は女優の寺島しのぶ。
国内コンペティションでは、日本映画界の未来を担う、若手映像クリエイターによる長編6作品、短編8作品がノミネート。黒沢清監督、深田晃司監督など数々の映画監督とタッグを組む、映画撮影の芦澤明子氏が審査委員長を務める。
今年は2つの特集を企画。1つは、『チャリティ上映「ウクライナに寄せて」』と題し、過去に同映画祭でノミネートした、日本では劇場未公開のウクライナ作品2本をリバイバル上映する。この特集の収益は、ウクライナの人々への支援に役立てるため、日本赤十字社を通じて全額寄付する。
もう1つは『What?s New~飛翔する監督たち~』と題し、過去にノミネートした監督の最新作2本を劇場公開に先駆けて上映する。
【日程】▽スクリーン上映=7月16-24日▽オンライン配信=7月21日/10時-27日/23時
【会場】SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ホール、多目的ホール、メディアセブン(以上、埼玉県川口市)ほか
【詳細】https://www.skipcity-dcf.jp/


● ウェビナー「バーチャルシステムソリューション」/朋栄

近年、CGとカメラ映像をリアルタイムで合成し映像制作をする、バーチャルシステムの需要が高まっている。そこで朋栄は、バーチャルシステムソリューションについて同社製品を交え、用途ごとのシステム構成などを説明する。参加無料。
【日時】▽1回目=6月28日/11時-11時30分終了目安▽2回目=同日/13時30分-14時終了目安
【詳細】https://www.for-a.co.jp/


● 京都映画企画市 時代劇の企画を募集 若手クリエイター対象に

映像産業振興機構(VIPO)は、京都府と共同で実施する第14回「京都映画企画市-Kyoto Film Pitching」の開催にあたり、現在企画を募集している。
同事業は、時代劇の拠点である京都の優位性を生かし、京都から若手クリエイターを世に送り出すことを目的とした、時代劇・歴史劇ジャンルの映画企画コンテスト。第一線で活躍する映像業界人を審査員に迎え、応募企画の中から書類審査にて数作品を選定し、映画企画コンテスト(プレゼンテーション)で優秀映画企画を決定する。
優秀映画企画には、長編劇場公開につなげるために350万円相当のパイロット版(短編)映像制作の権利を付与する。パイロット版では、京都での撮影、東映・京都撮影所もしくは松竹撮影所の協力とアドバイスにより制作できる。
企画募集は8月8日まで。映像企画コンテストは、10月16日に京都市内会場での開催を予定している。
【詳細】kyotofilmpitching.jp/application


● 衛星放送協会オリジナル番組アワード 各部門の最優秀賞が決定 7月21日にグランプリ発表

衛星放送協会は13日、2021年度にBS、CSで放送されたオリジナル番組の中から、優れた番組や企画を表彰する「第12回衛星放送協会オリジナル番組アワード」の番組部門計6ジャンル、編成企画部門、番宣部門の最優秀賞、および審査員奨励賞、CAB-J賞、特別表彰を発表した。
同アワードは、衛星放送協会の会員社が、専門チャンネルの強みを生かして制作された優れたオリジナル番組や、話題性のある編成企画を厳正なる審査の上、決定・表彰すると共に、それらを広く知ってもらうことを目的に実施している。
今回のグランプリは、番組部門6ジャンルの最優秀賞から1作品を選出し、7月21日16時に発表する。
各賞は次のとおり。
★番組部門・最優秀賞
[ドラマ] 連続ドラマW東野圭吾「さまよう刃」(WOWOWプライム)
[ドキュメンタリー] 希林と裕也 ~トリックスター夫婦による昭和平成史~(NHK BSプレミアム)
[中継] フランス中継 恋しいパリ 第2部(NHK BSプレミアム)
[文化・教養] 町田樹のスポーツアカデミア 〈特別編〉~アーチストとアスリートの身体・精神論~音楽家 反田恭平(J SPORTS4)
[バラエティー] 24時間まるごと 坂本浩一の特撮アクション 特別番組(日本映画専門チャンネル)
[ミニ番組] 食が好き!旅が好き! ~お取り寄せ#居酒屋新幹線~(チャンネル銀河)
★番組部門・審査員奨励賞
[ドキュメンタリー] 名もなき人々の戦争(ヒストリーチャンネル)
★編成企画部門・最優秀賞
連続グルメドラマ「#居酒屋新幹線」マルチプロジェクト(チャンネル銀河・TBS系地上波)
★番宣部門・最優秀賞
連続ドラマ「#居酒屋新幹線」続編特報(チャンネル銀河)
★CAB-J賞
私たちの海を守る MSC「海のエコラベル」(ヒストリーチャンネル)
★特別表彰
日曜邦画劇場1000回記念特別番組(日本映画専門チャンネル)

2022/6/202022年6月20日

● RX Japan主催「コンテンツ東京」「XR総合展」 映像産業を支える多様な要素が集結 6月29日-7月1日に東京ビッグサイトで同時開催 最新技術・製品の比較検討の場に

通信・放送Week、日本ものづくりワールドなど、数多くの業界見本市を開催しているRX Japan(旧社名:リード エグジビション ジャパン)は、年間90本を超える展示会を実施、規模を拡大し続けている。6月29日から7月1日に東京・有明の東京ビッグサイトでリアル開催される、同社主催の「コンテンツ東京2022」は、コンテンツの作り手、IT、権利、マーケティング、技術という5本を柱とし、5つの専門展を展開する。同時開催の「XR総合展」も国内最大級のVR・AR・MRの専門展となる。両展とも、最新技術を「商談の場」として活用できるのが大きな特長だ。時代の最先端が一堂に集うこれらの展示会について、事務局長を務める下田アトム氏に聞いた。<続きは本紙で>


● 東北映像フェスティバル2022 映像コンテストの結果発表 実会場とオンラインで表彰式/東北映協

東北映像製作社協会(東北映協/事務局:仙台市青葉区)は6月3日、「東北映像フェスティバル2022 映像コンテスト」の結果発表と表彰式を、実会場とオンラインによるハイブリット形式で開催した。
同コンテストは、地域で制作された優れた映像作品を選奨し、映像制作者のスキルと資質の向上を図るための研鑽(けんさん)の場として実施。これにより、地域映像産業の振興に寄与することを目的としている。
今回は、2021年1月1日-22年3月31日に完成した作品を対象に募集。「番組部門」、「地域振興コンテンツ部門」、「CM・PRキャンペーン部門」、「学生部門」の4部門において各賞を選出した。<続きは本紙で>
受賞作品は次のとおり。
【番組部門】
★東北総合通信局長賞「TUYローカル魂 アマダブラム ~怪峰に惚れた男たち~」(プライド・トゥ)
★優秀賞▽「日本のチカラ「リアル THE 島暮らし ~山形の離島・飛島(とびしま)~」(東北映音)▽「秋田人物伝 ~内館牧子~」(AKITA メディアテクノロジーズ)▽「光満ちて龍笑う」(トラストネットワーク/平泉慶人)
【地域振興コンテンツ部門】
★東北経済産業局長賞「芋煮会発祥の地 山形県中山町」(中山町観光協会)
★優秀賞▽「山形×和菓子 ~未来を彩る伝統文化~」(山形市創造都市推進協議会)▽「イワテメイドアパレルプロジェクト2022 ~商品開発ストーリー~」(フロムいわて)▽「変わるまち、変われるまち、石巻。featジュン」(石巻市)▽「ふたつの空とWith Two Skies」(福島県国見町)
【CM・PRキャンペーン部門】
★大賞「五光食品 ウェブCM15秒『ウマァミーノ』編/『ギュウーッタン』編」(テレモアドットコム)
★優秀賞▽「の~んびり田舎館」(RAB企画)▽「1分で分かるInQrossカイゼンメーカー」(フロムいわて)
【学生部門】
★大賞「スナガニの戻ってきたまち」(尚絅学院大学人文社会学群 大野ゼミ/山浦航紀、後藤駿也、半澤弥起)
★優秀賞▽「たそがれ野育園 -未来の原風景-」(秋田県立大学 生物環境科学科/田口雄大)▽「水 ~潤いの暮らし~」(尚絅学院大学人文社会学群 大野ゼミ/水口芳乃、小渡歩未)▽「つながりの町 名取 ~神社から広がる人の輪~」(尚絅学院大学人文社会学群 大野ゼミ/千葉萌々花、佐々木紅葉)▽リーフレットデザイン優秀賞(東北電子専門学校 デジタルデザイン科/早坂ひなき)〈以上、敬称略〉


● CRIオンラインセミナー NABショー視察報告 米国ローカル局の動向解説

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、7月5日に第25回オンラインセミナー「NAB(エヌエービー)ショー2022現地視察レポート『米国ローカル局は生き残りのために何をし、何を求めるか!!』」(Zoom使用)を開く。講師は、ワイズ・メディア メディアストラテジストの塚本幹夫氏。
今年4月、3年ぶりに放送・電子メディアの総合展であるNABショーが米国・ラスベガスで開催された。NABショーの主催者である全米放送事業者協会(NAB)は、ローカルの地上波テレビ放送局とラジオ局の団体。これらのローカル局は、苦しい経営状況の中、地上波4K放送も可能とし、インターネットとも親和性の高いATSC3.0方式の新しい放送を開始し、設備投資も積極的に展開している。
日本でも地上波放送ローカル局が大きく変化するとき、CATV局はローカル局とどのような関係を構築すべきか、長期ビジョンの検討が必要になる。そこで、国内および海外の放送業界に精通し、実際にNABショーを視察した塚本氏が業界動向について解説する。
【日時】7月5日/13時30分-15時
【参加費】CRI会員3000円、CRI非会員6000円
【申し込み】https://cri-info.jp/seminer-join

2022/6/132022年6月13日

映像制作基礎講座「入門編」 現場の実践に役立つ知識/映文連

映像文化製作者連盟(映文連)は、第8回「TANPEN塾 映像制作基礎講座~入門編」を6月20日にオンライン(Zoom使用)で開く。
この講座は、制作プロダクションに入社したばかりの新入社員をはじめ、映像制作のワークフローを知りたい人などに対して、分かりやすく映像制作の基礎的な知識を伝える講座。短編映像業界で専門的な知識を持つ会員社などの現役プロデューサーやディレクター、カメラマン、編集技術者らが講師を務める。
カリキュラムは、企画から撮影・編集まで、映像制作の基礎から最新の技術情報まで含まれ、制作現場での実践に役立つ知識を身につけることができる。
【日時】6月20日/11時-17時20分
【講座内容】
[第1講] (11-12時)「プロデューサーの仕事」=最近の映像業界の動向や映像制作の流れに沿った企画、スタッフ編成、予算管理など、プロデューサーの仕事の『心構え』を伝える
[第2講] (12時10分-13時10分)「プロダクションマネージャーの仕事」=映像の企画から撮影までどんな仕事をするのか。業務を遂行する上で何が大切か、プロダクションマネージャーの仕事について、講師の実体験に即して話す
[第3講] (14-15時)「ディレクターの仕事」=企画提案から納品まで、多岐にわたる知識や技術が求められるディレクターの仕事。制作・演出をはじめ、心がけや成長エピソードを通して、映像制作について学ぶ
[第4講] (15時10分-16時10分)「カメラマンの仕事」=テレビ番組制作における撮影とは。特にテレビドラマを制作するにあたってのカメラマンとしての向き合い方について、講師の経験を基に伝える
[第5講] (16時20分-17時20分)「ポスプロ・編集の仕事」=普段目にするテレビ番組などのコンテンツはどのように作られているのか。さまざなジャンルの映像編集に携わるエディターが、ワークフローや最先端の映像技術などを語る
【定員】100人(申し込み先着順)
【受講料】一般2万円、会員1万5000円
【詳細】https://www.eibunren.or.jp/?p=5869


「地方の時代」映像祭 コンテスト作品を募集 4部門、11月に贈賞式

「地方の時代」映像祭実行委員会は、『第42回「地方の時代」映像祭』の開催にあたり、コンクール作品の募集を開始した。応募締め切りは6月30日(高校生〈中学生〉部門の応募期間は7月1-31日)。
今年の映像祭は、11月12-18日の7日間、大阪府吹田市の関西大学千里山キャンパスで開催し、12月にグランプリ受賞作品の上映会を東京・丸の内の関西大学東京センターで開く予定。主催は、吹田市、関西大学、日本放送協会、日本民間放送連盟、日本ケーブルテレビ連盟。
「地方の時代」映像祭は『地域からの発信』を掲げて開催。今年で年42回目を迎える。2年以上にわたって続くコロナ禍に加え、ウクライナ侵攻に端を発する国際情勢が平和で安全な社会に影を落とし、世界経済も不安定さを増している。地域に根ざした表現者たちは、それでもなお『ともに生きる明日』を目指して、確実な歩みを続けていきたいという思いがある。そうした状況から、今年のコンクールのサブテーマには『それでも明日(あす)へのタネをまく』を掲げている。
募集部門は、「放送局部門」「ケーブルテレビ部門」「市民・学生・自治体部門」「高校生〈中学生〉部門」。
【応募要項】https://www.chihounojidai.jp/entry/index.html
【映像祭の日程】▽11月12日=贈賞式、グランプリ作品上映、シンポジウム▽13日=ワークショップ、受賞作品上映など▽14-18日=受賞作品上映、参加作品上映など


令和4年度「情報通信月間」 全映協が総務大臣表彰

総務省は、令和4年度の「情報通信月間」総務大臣表彰(団体)に全国地域映像団体協議会(全映協/遠藤誠理事長)を選出し、「電波の日」の6月1日に表彰した。
これは、情報通信の発展に貢献した個人および団体を表彰するもの。全映協は、放送コンテンツの製作取引適正化に関するガイドラインの周知広報活動を推進し、地方の番組製作会社の製作環境の向上に尽力するとともに、「全映協グランプリ」において地方の優れた作品を表彰するなど、映像製作支援に多大な貢献をしたことが評価された。
この他に「情報通信月間」総務大臣表彰には、次の団体1件、個人7件が選ばれた。
[団体] 加古川市
[個人] (敬称略)▽後藤厚宏(情報セキュリティ大学院大学 学長)▽高島肇久(海外通信・放送・郵便事業支援機構 前取締役会長)▽高橋邦夫(KUコンサルティング代表社員)▽丹康雄(北陸先端科学技術大学院大学 副学長、先端科学技術研究科教授、デジタル化支援センター長)▽野口伸(北海道大学大学院 農学研究院 副研究院長・教授)▽前田洋一(情報通信技術委員会 顧問)▽柳田敏雄(情報通信研究機構 脳情報通信融合研究センターアドバイザー、大阪大学 栄誉教授)

2022/6/62022年6月6日

● インカム「Solidcom C1」 6月17日にイベントを開催/RAID

RAIDは、6月17日にイベント「Solidcom C1コンソーシアム」を開催する。
Hollyland(ホーリーランド)社製の同時通話ワイヤレスインカムヘッドセットシステム「Solidcom(ソリッドコム)C1」は発売から2カ月が経過した。多くの撮影現場で使用されるのに伴い、ユーザーからの質問や要望も多く寄せられるようになった。
RAIDはこれに応えるため、ホーリーランド社から担当者を招いてイベントを開催することになった。
場所はRAID本社前の「芝浦グリル」で時間は12時30分-17時。多くのデモ機材を準備している。
【詳細・申し込み】RAIDウェブサイト(www.raid-japan.com/blog/news-list/eventapplication01_220617/


● PCレスのライブ配信ミキサー オールインワンで簡単、安定/ローランド

ローランドは映像や音声の切り替え、配信、録画の機能を1台に集約し、PCを使用せずにライブ配信できるダイレクトストリーミングAVミキサー「SR-20HD」を8月下旬に発売する。市場想定売価33万円前後。
映像のスイッチングと音声のミキシングを行うAVミキサーに加え、トラブルを回避しながら高品質で安定した配信ができる機能を搭載した。
ネットワークの状態を監視し、ストリーミングデータを自動的に調整して配信の中断を防ぐ「アダプティブ・ビットレート機能」や、アクシデント発生時に映像や音声をスムーズに静止画に切り替える「セーフティ・ディレイ機能」、物理的な回線トラブルが発生した際、スマートフォンを予備回線として使える「テザリング機能」などがある。


● CRI定時総会 記念講演会 「ケーブルビジョン」解説/連盟・渡辺理事長が登壇

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第44回CRI定時総会 記念講演会「地域DXで地域を豊かに、人々を笑顔に~『2030ケーブルビジョン』を掲げた業界の歩み~」を6月16日に開く。講師は、日本ケーブルテレビ連盟(以下、連盟)の渡辺克也理事長。実会場のほか、オンライン(Zoom使用)でも実施する。
コロナ禍によりビジネス・生活両面にわたりデジタル化が加速している。昨年9月にはデジタル庁が発足し、全国の自治体も持続的な成長を求め、Society5.0やDX関連の取り組みを加速させている。
連盟が2021年6月に発表した「2030ケーブルビジョン」では、このような社会の変化を受け、業界のCATV課題を共有し、30年に向けて目指すべきCATVの姿を掲げている。
策定から約1年が経過した今、その進捗状況と今後の展望などについて報告する。
【日時】6月16日/16-17時
【会場】日本記者クラブホール(東京都千代田区内幸町2-2-1 日本プレスセンタービル10階)
【参加費】5000円(会場参加/Zoom参加・共通)
【詳細】cri-info.jp/20220530_6875
【申し込み】cri-info.jp/join?mandatory-selected=2


● DCAJ特別シンポジウム サービス産業の先端技術 活用可能性について考察

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、特別シンポジウム「新たな価値を生み出す革新力 ~企業の視点と研究開発の最前線~ サービス産業における先端技術の活用可能性について」を6月24日にオンライン(Zoom使用)で開く。
DCAJは、内閣府SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)事業において、AIやVRなどを活用した接客トレーニングシステムの開発を支援してきた。
この研究開発に協力しているANA(全日本空輸)、ロイヤルフードサービスの担当者が登壇。接客サービスの現状や課題、先端技術への取り組み、そして今後の可能性を含め、「新たな価値をどう生み出していくのか」について現場に即した話を聞く。
また、VR接客トレーニングシステムを開発している東京大学名誉教授の廣瀬通孝氏が、先端的な学術研究の立場から、これまでのVRからメタバースへ拡張した時代におけるVRトレーナーの進化を解説し、今後の先端技術の活用可能性を展望する。
SIP事業ヒューマン・インタラクション基盤技術コンソーシアム(略称:HIコンソーシアム)における、研究開発成果についても動画を使って報告し、サービス産業界をはじめ、さまざまな業界に向け、技術の活用について関心を持ってもらう機会になる。
参加無料(事前登録制)。
【日時】6月24日/14時-15時30分
【詳細】 hi-conso.org/news/event/post-23.html


● データストレージに関するセミナー開く/富士フイルム

富士フイルムは、データストレージに関するウェブセミナー「HDDより低コストなLTOテープとは? テープストレージソリューションのご紹介」を6月14日に開く。参加無料(Zoom使用)。
大容量データを低コストに長期安全保管できるLTOテープ「LTO8」。ランサムウエア対策やファイルサーバーひっ迫の解決策として注目を浴びている、既存のファイルベースストレージに接続してLTOテープを、アーカイブ領域として活用するLTOストレージシステムについて解説。
担当者の掛け合いトーク・資料およびデモ動画で、LTOテープソリューションを分かりやすく説明する。
【日時】6月14日/14時-14時30分
【詳細・申し込み】www.fujifilm.com/jp/ja/business/events/7912

●各回1社限定の個別セミナーも 6月13-17日に
富士フイルムは、各回1社限定の双方向・個別ウェブセミナー「質疑応答で不明点も解消! 増え続けるデータの対処法はLTOテープへの保管が最適?」を6月13-17日に実施する。
個別セミナーでは、質疑応答をしながら、LTOテープを使用したストレージ解決策を提案する。
【日時】6月13-17日/10-16時(12-13時を除く)のうち1社約60分間の枠を設ける
【申し込み期限】希望日の前日12時
【詳細】www.fujifilm.com/jp/ja/business/events/7913

2022/5/302022年5月30日

● Innovative Technologies コンテンツの先端技術発掘 2022年度の募集開始/DCAJ

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、イノベーションによってコンテンツ産業の発展に大きく貢献することが期待される先端技術を発掘、表彰する「Innovative Technologies 2022」の募集を開始した。
12年から継続している「Innovative Technologies」は、今年で11回目を迎える。選ばれた技術は「INTER BEE IGNITION×DCEXPO」(11月16-18日、幕張メッセで開催)で展示される。応募の締め切りは7月7日17時。
採択技術は、CGとインタラクティブ技術の国際学会「ACM SIGGRAPH」による審査対象となり、選考された場合には「ACM SIGGRAPH Special Prize」が贈呈されるとともに、翌年に米国で開催される「SIGGRAPH」の『Emerging Technologies』に出展する権利が付与される。
また、Technologies採択技術の中から、未起業で今後の事業化や起業などに意欲のある案件について、審査の上、NEDO賞を進呈(NEDO=国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)。
この受賞者には、NEDO TCPコンテストのセミファイナル出場権が付与され、対外的なPRに資する場が提供されるとともに、一定の期間、事業化の専門家による無料支援を受けられる。
【詳細】https://www.dcexpo.jp/


● 京都国際マンガ・アニメ大賞 3つのコンテストで募集 クリエイター支援の一環/VIPO

映像産業振興機構(VIPO)は、京都市からの受託事業である「2022年度 マンガ家を含むクリエイター志望者支援業務」の一環として、「京都国際マンガ・アニメ大賞2022」(主催:京都市、京都国際マンガ・アニメフェア実行委員会)の作品を募集している。
同賞は、マンガ家などのクリエイター志望者が、京都を通じてプロデビューする機会を創出するための国際コンテスト。マンガ家の支援から始まり、現在はイラストコンテスト、CGアニメコンテストを加えた3つのコンテストで構成され、多様な才能を持ったクリエイターの発掘・育成を目指している。
海外を対象としたこれまでの大賞受賞者の中からは、次々と作家がデビューし、日本でのデビューを果たした人も出ている。
【募集部門】
各コンテストの優秀賞の中から大賞1作品を選出
各コンテスト賞▽マンガコンテスト(優秀賞1作品、準優秀賞1作品、入賞3作品)▽イラストコンテスト(優秀賞1作品、準優秀賞1作品、入賞3作品)▽CGアニメコンテスト(優秀賞1作品、準優秀賞1作品、入賞3作品)、他に「審査員特別賞」も設置
【対象】
[マンガコンテスト] 日本でのプロデビューを目指すマンガ家志望者、またはプロで現在商業誌に掲載されていない人(国籍不問)
[イラストコンテスト] プロのマンガ家、イラストレーター志望者で日本でのデビューを目指す人(国籍不問)
[CGアニメコンテスト] CGアニメクリエイター志望者で日本でのデビューを目指す人、またプロでも自主制作作品を応募する人(国籍不問)
【応募締め切り】
マンガ、イラストコンテスト=8月1日17時まで。CGアニメコンテスト=7月31日/17時まで(両締切日ともに日本時間)
【スケジュール】
[発表] 9月上旬ごろに受賞者に通知
[表彰] 9月16日、京都で授賞式を予定
【詳細】https://www.vipo.or.jp/news/29726/


● 32chマルチアンプなど「OTOTEN」に出展/アストロデザイン

アストロデザインは、6月11、12日の2日間にわたり東京・丸の内の東京国際フォーラムで開催されるオーディオとホームシアターの祭典「OTOTEN2022」(主催:日本オーディオ協会)に初出展する。
同社ブースでは、新製品の32chマルチチャンネルパワーアンプ「PA-1853」を中心に展示。8Kテレビと22.2ch Chair Style Speaker「TamaToon」とともに、新4K8K衛星放送のリアルな音を体験できる。
なお、「PA-1853」は、6月11日から先行予約の受け付けを開始する。
◆OTOTEN2022
【日時】6月11日/10-19時、12日/10-17時
【会場】東京国際フォーラム/ガラス棟B1-7F
【入場料】無料(入場には事前登録が必要)
【詳細】https://www.jas-audio.or.jp/audiofair/


● NABフォローアップ LiveU社製品を説明/三信電気がウェビナー

三信電気は、LiveU社がNABショーで発表した新製品や新機能について説明する「NAB2022フォローアップ・ウェビナー」(Zoom使用)を6月3日に開く。
内容は、新製品の小型送信機「LU300S」について説明。LU300は、オプションでの4K.5G対応機種としてリニューアルリリースした。また、LiveUの新機能について解説するほか、Imagine、KISWE、ブラックマジックデザインのNABショーでの動向を報告する。
【日時】6月3日/14時-14時45分
【申し込み】https://zoom.us/webinar/register/6516449949140/WN_hbgX8ds-SQaMyjWFVBWXmw

2022/5/232022年5月23日

● NHK「技研公開2022」 26日から人数制限でリアル開催 テーマは「技術が紡ぐ未来のメディア」 メタスタジオなど16件の研究開発成果

NHK放送技術研究所(技研/東京都世田谷区砧)は、最新の研究開発成果を一般に公開する「技研公開2022」を、5月26-29日(10-17時)に開く。技研でのリアル開催に加え、オンライン展示も実施する。
―――
今年の技研公開は「技術が紡ぐ未来のメディア」をテーマに、新たな視聴体験をもたらす3次元映像技術、放送・通信などの伝送路を意識せずにコンテンツを楽しめる技術、撮像・表示技術の基礎研究など、16件の研究開発成果を披露する。
また、技研所長によるオープニング講演のほか、研究員が研究内容をプレゼンテーションする「ラボトーク」や、外部識者を招いての「特別講演」を予定している。
リアル開催については、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、完全事前予約制として入場者数を制限する。
◆技研が目指す研究開発の目標と方向性を描いた「Future Vision 2030-2 0 4 0」の3つの重点分野からの見どころ
《イマーシブメディア~よりリアルに世界を体感~》
[メタスタジオによる3 次元情報取得] 被写体の3次元形状や模様などの情報を精緻に取得し、リアルな質感を再現する技術。撮影後に、視点や質感、照明の当たり方を自由に変更できるほか、アニメ風に加工するなどさまざまな映像表現が可能
[ライトフィールドヘッドマウントディスプレー] 小さなレンズが多数並んだレンズアレーを導入することで、物体からの反射光を実世界と同じように再現が可能。これにより自然な3次元映像を視聴できる
《ユニバーサルサービス~いつでも・どこでも・誰もが~》
[放送と通信のシームレスな視聴プラットフォーム技術] 放送と通信を使って、あらゆる視聴デバイスに放送サービスを届ける技術。視聴者は伝送路を意識する必要はない。放送番組とネット動画をシームレスに切り替えることも可能
[パーソナルデータとコンテンツデータの活用技術] 個人がパーソナルデータを保持、管理、活用する「パーソナルデータストア」という仕組みを、放送サービスに適用する技術。日常の生活行動で生じるパーソナルデータと放送コンテンツに関するデータを結びつけ、個人に合わせた放送サービスを提供できる
《フロンティアサイエンス~基礎研究により未来のメディアを創造~》
[コンピュテーショナルフォトグラフィーによる3次元撮像] ホログラフィーの原理を応用して、自然光の下で被写体の3次元映像を得る撮像技術の基礎研究。超解像技術を組み合わせ、高精細な3次元映像を1台のカメラで取得できる
◆講演・ラボトーク
[オープニング講演] (26日)▽NHK放送技術研究所長/今井亨氏
[特別講演] (26日)▽「Beyond 5G時代の『人間中心の情報システム』」情報システム学会会長、国際大学GLOCOM主幹研究員/砂田薫氏▽「Alternative Beins:メディアの別の在り方、情報と想像」早稲田大学基幹理工学部表現工学科教授/橋田朋子氏
[ラボトーク] (27日)▽「本物感まるごとキャプチャー、リアルを演出『メタスタジオ』」▽「CGで実現する未来の手話サービス」▽「紙より薄い!超柔軟有機ELが作る未来のディスプレー」
【来場予約・詳細】https://www.nhk.or.jp/strl/open2022/


● 2社が「池上線沿線イベント」 プライベートショーを同時開催

池上通信機とアストロデザインは、『池上線沿線イベント』(池上線=東急電鉄が運営する鉄道路線)として、同沿線に本社を構える両社がそれぞれ同時に「Private Show 2022」を開催する。
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●新カメラやIPリモート実演 幕張Interopに伝送/池上通信機
池上通信機は、6月16、17日の2日間、「Ikegami放送機器内覧会2022」を開く。
最新の放送映像機器を展示するほか、同社と各所をつないだ広域ネットワークを構築し、来場者にIPリモートプロダクションを体感してもらう。また、「InteropTokyo2022」の幕張会場と同社会場間でJPEG XSを用いたIP映像伝送も実施する。
新製品としては、HFRとMoIPに対応した4K/HDカメラ「UHK-X750」およびカメラコントロールユニット「CCU-X100」、小型スイッチャー「MuPS-5000シリーズ」、新機能追加のシステム周辺機器「OnePackⅡシリーズ」、高感度4Kカメラと組み合わせた小型防振装置「B1」(参考出展)などを披露。
さらに、ライブ映像プロダクションの応用と今後の展望、NABショー2022現地レポートなどのセミナーも実施する(事前登録制)。
【日時】6月16、17日(10-17時)
【会場】池上通信機本社ビル4階(東京都大田区池上5-6-16)
【詳細】https://www.ikegami.co.jp/archives/19537
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●8K映像伝送システムなど 「TEST Lab」も披露/アストロデザイン
アストロデザインは6月16、17日の2日間、本社ビルで「プライベートショー2022」を開く。2019年以来3年ぶりの開催となる今回の内覧会は、放送、芸術、医療、公共、製造などのさまざまな分野に向けて高精細映像技術を活用したソリューションを提案する(事前登録制)。
主な展示内容は、8KカメラJPEG XS伝送、ディスプレイ評価ソリューション、高解像度マルチ表示ソリューション、ハイフレームレート映像の上映、22.2chチェアスタイルスピーカーとマルチチャンネルパワーアンプによる立体音響視聴システムなど。
また、HDMIをはじめとした各種規格のロゴ認証試験のプレテスト、接続性検証、品質評価、不具合診断などをするため本社内にオープンした「TEST Lab」を披露する。
【日時】6月16、17日/10-17時
【会場】アストロデザイン本社ビル(東京都大田区南雪谷1-5-2)
【詳細】https://www.astrodesign.co.jp/


● 26、27日にプライベート展 TACの経営統合を契機に/レスターコミュニケーションズ

レスターコミュニケーションズ(RCC)は、タックシステム(TAC)をグループ会社として迎え、5月上旬には同社の事務所移転も完了し業務を開始した。その披露を兼ねた「RCC×TACプライベート展」を5月26、27日に実施する。
プライベート展では、
Mistikaソリューション、アビッド・ソリューション、スケールアウト・ストレージ、Daletソリューション、TACオリジナルソリューション、StageTecなどを展示する。特別セミナーも開催予定。
【日時】5月26、27日/受付時間10時、12時、14時、16時(新型コロナ感染対策のため1枠申し込み先着30人まで)
【会場】レスターコミュニケーションズ本社(東京都品川区北品川5-9-11 大崎MTビル/3、4、11階)
【申し込み】https://www.restarcc.com/webiner/reservation.html


● 親睦を深める「BBQ会」を企画 6月5日に東京・夢の島で実施/稲門 映像人・文化人ネットワーク

稲門 映像人・文化人ネットワーク(東京都世田谷区)は、業界関係者との情報交換や親睦を深めるため、「稲門 映像人・文化人ネットワークの仲間たち-バーベキュー会」を6月5日に開く。
稲門 映像人・文化人ネットワークは、広く映像・文化の業界に寄与すると共に、学生や若い世代を応援する活動を展開している。
当日は、新型コロナウイルス感染症対策を十分に施し、オープンエアの会場で実施する(雨天決行/事前予約制)。
【日時】6月5日/開場11時30分、開宴12-15時(時間延長の場合あり。途中入退場自由)
【会場】夢の島マリーナ2階レストラン(東京都江東区夢の島3-2-1)
【参加費】一般9000円、学生(またはそれに準じる)2000円
【申し込み締め切り】5月27日
【申し込み】docs.google.com/forms/d/14T8MOwA9dY20wDAhoFEuyng6CDJE44CwWWSced9Mmg8


2022/5/162022年5月16日

● 最先端のコンテンツ技術 2大公募プログラムの概要説明 過去に採択された技術の解説も/DCAJがオンラインセミナー

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、オンラインセミナー「Make a big wave – 世界が認める日本のクリエイションの波を大きくせよ!(TechBiz 2022/Innovative Technologies 2022 募集開始告知セミナー)」を5月26日に開く。
高級ファッションブランドが日本のアニメキャラクターとコラボレーションし、NFT(Non-Fungible Token=非代替性トークン)の世界では日本風のキャラクターで数十億円を稼ぐプレイヤーが増えている昨今、日本のコンテンツおよびコンテンツ技術への注目度が高まっている。
DCAJでは、コンテンツ技術の2大公募プログラム「TechBiz」と「Innovative Technologies」を実施しており、5月12日から、それぞれ今年度の募集を開始している。
今回のセミナーの第1部では、「TechBiz」と「Innovative Technologies」について、それぞれが求めるテクノロジー、応募要領、支援内容などを説明する。過去の採択者へのインタビューもある。
第2部は、コンテンツ・テックの先駆者によるパネルトーク。冒頭では、『コンテンツ・テック三十番勝負!』として、これまでにTechBiz/Innovative Technologiesで採択された技術について説明。それらの技術に対する鋭いコメントと共に、NFT、メタバースなど、いま話題の技術や、これからどのような技術が未来を変えるかを語る。
モデレーターは『分野を越境するプロデューサー』西村真里子氏。パネリストは、20年以上にわたり月刊アスキー編集長として、さまざまな技術を見てきた角川アスキー総合研究所の遠藤諭氏、日本発の技術で世界へ羽ばたくスタートアップなどを投資家として支援している、グロービス・キャピタル・パートナーズの高宮慎一氏。
参加無料(登録制)、定員100人。
【日時】5月26日/15時-16時30分
【申し込み・詳細】www.dcaj.or.jp/news/2022/05/techbiz-itech0526.html
[TechBizサイト]dcaj-techbiz.com
[Innovative Technologiesサイト]www.dcexpo.jp


● NABショー2022報告 17日開催 最新トレンドや業界動向/エレショー協会がオンラインセミナー

世界最大級の放送・電子メディアのイベント「NAB(エヌエービー)ショー」が、3年ぶりに米国・ラスベガスで開催された。日本エレクトロニクスショー協会は、NABショー2022を視察した映像新聞 論説委員の杉沼浩司や業界の有識者が、最新トレンドや世界的な業界動向について報告するオンラインセミナー「NAB Show 2022 現地視察レポート」を5月17日に開く。聴講料は無料。
なお、セミナーはライブ配信で、アーカイブは後日配信する予定。
【日時】5月17日/13-17時
【プログラム】
[レポート1] (13-14時)「IP化は当たり前。リアルタイムコラボで制作し、ATSC3.0で稼ごう」(映像新聞 論説委員/杉沼浩司)
[レポート2] (14時30分-15時30分)「米ローカル局は生き残りのために何をし、何を求めるのか」(ワイズ・メディア メディアストラテジスト/塚本幹夫氏)
[レポート3] (16-17時)「誰も気がついていないNAB2022でいちばん重要なシグナル」(江口靖二事務所 デジタルメディアコンサルタント/江口靖二氏)
【申し込み・詳細】www.inter-bee.com/ja/magazine/nab_show_report

2022/5/92022年5月9日

● 第2回「選挙に行こう」 ムービーコンテスト実施/保団連が作品募集

国政選挙・地方選挙の投票率低迷が続く中、医師・歯科医師10万7000人の会員を擁する全国保険医団体連合会(保団連/東京都渋谷区)は、多くの国民に選挙への関心を高めてもらい、投票を促すことを目的に、第2回「選挙に行こう」ムービーコンテストを開く。
昨年10月に実施した第1回「選挙に行こう」ムービーコンテストでは、91本の応募作品が集まったという。この成果を踏まえ、今年7月には予定されている参議院選に向けて、2回目の実施を決めた。
近年、選挙の投票率は低下傾向で、2019年の参議院選挙は48.8%と、5割を割り込んでいる。直近の21年の衆院選では、戦後3番目に低い55.93%だった。
コロナ禍により、病床不足、医療従事者の疲弊といった「医療崩壊」と言われる深刻な問題が起きている。参議院選挙は、これからの日本の医療と社会保障、平和をどう守るかを決める重要な選挙になる。
そこで、参議院選挙に向け「選挙に行こう」をテーマにしたインパクトのある動画作品を募集し、一般に公開していく。「医療と社会保障の充実」「憲法を守る」を訴える内容を含め、自由な内容・発想・表現で、投票へのモチベーションアップにつながる作品を募る。
応募されたすべての映像データは確認後、保団連が開設するYouTubeチャンネル(www.youtube.com/user/hodanren)で随時公開する。
【応募資格】個人、グループなどは問わない。1人(または1グループ)で何作品でも応募可能。反社会的勢力および反社会的勢力と関係すると認められる法人、団体、個人は応募できない
【応募作品規定】「選挙に行こう」をテーマとした60秒(1分)以内の映像作品であること。表現方法(実写、アニメーション、スチール写真によるスライド、CGなど)は問わない。応募者が制作したオリジナル作品で、他のコンテストなどに応募していない作品であること
【賞金】グランプリ1本(20万円)、準グランプリ2本(10万円)、佳作5本(3万円)
【応募締め切り】6月12日23時59分まで
【応募方法・詳細】www.govotejapan.com


● 大阪万博・大阪パビリオン 中小企業などを支援 事業企画案の募集開始

大阪産業局、大阪商工会議所が「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」において、大阪パビリオン「展示・出展ゾーン」の企画・運営を担うために共同設置している「中小・スタートアップ出展企画推進委員会」は、中小企業・スタートアップなどを支援する事業企画案を5月9日-8月31日の期間で募集する。
「展示・出展ゾーン」では、優れた中小企業・スタートアップなどを発掘・支援し、その象徴的な成果、活躍を効果的に発信できるよう、万博の会期中だけでなく、準備期間や開催後も視野に入れた取り組みを企画・推進する。
この方針に沿って、原則、大阪府内に活動拠点を有し、中小企業・スタートアップなどの支援が実施可能な金融機関、または公的な企業・団体を対象に、大阪パビリオンへの参加を目指す事業企画案を募ることにした。
5月18日には、金融機関または公的な企業・団体を対象に「事業企画案募集説明会」を大阪市内およびオンラインで開く。
【詳細】www.obda.or.jp/jigyo/expo-support/oppc.html


● CATVのIP化の実情 JCOMの取り組み報告/CRIオンラインセミナー

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第24回CRIオンラインセミナー(Zoom使用)「JCOMのSTB活用『健康・生活サポート』アプリとケーブルラボのオールIPへの道筋!!」を5月17日に開く。
CATV業界においてIP化を推し進め、STBを活用したアプリを開発し、着実に普及しつつあるJCOM(J:COM)の取り組みについて報告。また最終ゴールであるオールIPへどのように取り組むべきかを、日本ケーブルラボが解説する。講師は、JCOM次世代プラットフォーム戦略部マネージャーの吉田功一氏と、日本ケーブルラボ専務理事の宇佐見正士氏。
JCOMでは、2019年末から「J:COM LINK」というアンドロイドTVをOSとする新しいSTBを導入。リコメンド機能の強化で多チャンネル放送の視聴時間が大幅に増えるなどの実績を上げている。また、OTTの取り込みを積極的に展開し、STBでネットフリックスやDAZN、Disney+なども視聴できるようになり、売り上げにも貢献しているという。
【日時】5月17日/13時30分-15時30分
【参加費】CRI会員3000円、非会員6000円
【申し込み・詳細】www.cri-info.jp/20220425_6322.html


2022/4/252022年4月25日

● デジタルサイネージアワード 2022年度の作品募集開始 「未来先取り部門」を特設

デジタルサイネージコンソーシアム(DSC)は、「デジタルサイネージアワード2022」を開催するにあたり、デジタルサイネージ作品の募集を開始した。応募期間は5月13日まで。
14回目を迎える同イベントは、優秀な作品を選出・表彰することで、デジタルサイネージ市場のさらなる活性化を目指すもの。
応募条件は、2021年1月以降に発表されたデジタルサイネージコンテンツまたはハードウエア、システムが対象。作品にかかわるあらゆる企業に参加資格がある。応募費用は不要。なお、どの部門も、09-21年のデジタルサイネージアワードに応募した作品は参加できない。
応募の際は、次のいずれかの部門を選択する。
[部門] オフィス、DOOH(デジタル屋外広告)、エンターテインメント、広告/クリエイティブ、UX(ユーザー体験)/インタラクティブ、ホスピタリティ/ソーシャル、イベント、飲食/リテール、交通、屋外大型ビジョン
また、今年度は「未来先取り部門」を特設した。
審査会で審査の上、応募作品の中からグランプリ(1作品)と優秀作品10点ほどを選定・表彰する。表彰式は、6月15日に「デジタルサイネージジャパン2022」の会場(幕張メッセ)で開く予定。審査は、デジタルサイネージコンソーシアムの中村伊知哉理事長を審査員長とする審査会で実施する。
【詳細】https://digital-signage.jp/


● 映像セキュリティー対策 コンテンツ管理の重要性学ぶ/NGCがオンラインセミナー

エヌジーシー(NGC)は、オンラインセミナー(Zoom使用)「映像セキュリティ対策-ハリウッドで使用されているセキュリティガイドラインー」を4月28日に開く。参加費無料(事前登録制)。
映像制作がビデオテープからデータへ移行する中、見落としがちなのがセキュリティー対策。管理システム、物理セキュリティー、デジタルセキュリティーなどTPN(Trusted Partner Network)を意識したデジタルセキュリティーの取り組みについて解説する。
現在、ネットフリックスやアマゾン、ディズニーといった配信系の映像制作が増えてきており、これらの企業は制作会社側にコンテンツ管理の厳重さを求めている。
その中で、米国の映画協会がセキュリティー基準を定めており、それらを満たすことが制作を請け負う上で重要になっている。NGCでは、それらの基準を満たすためのコンサルティングを実施している。
【日時】4月28日/13時-13時40分
【申し込み・詳細】https://www.ngc.co.jp/news/securityseminar


● 所蔵コレクションから多彩な映画の上映企画/国立映画アーカイブ

国立映画アーカイブは、上映企画「NFAJコレクション2022春」を5月6-22日(金・土・日曜日のみ)に開く。昨年度からスタートした「NFAJコレクション」は、約8万本の所蔵から多彩な映画を公開する企画。今回は厳選した劇映画・ドキュメンタリーなど9プログラム(計15本)を上映する。
「野球プログラム」では、戦前・戦後に活躍した名選手たちの貴重な映像がそろう。『野球の妙技』(1939年)は、スタルヒンや景浦將、苅田久徳など戦前に活躍した名選手たちの妙技を撮影。日本初のプロ野球チーム「日本運動協会」(1920-24年)の設立者である河野安通志氏が技能解説を担当した。
戦後に製作された『野球教室』シリーズ4作品(1948-49年)では、山本一人(鶴岡一人)や若林忠志など南海ホークスと阪神タイガースの名選手を中心に、その技を高速度撮影なども用いて解説。日本のプロ野球の歴史の一端を見ることができる貴重な映像資料になっている。
そのほかの上映作品は以下のとおり。
▽『なつかしの顔』(1941年、監督:成瀨巳喜男監督)▽『熱情の翼』(40年、小石榮一監督)▽『日本産業地理大系第一篇國立公園伊勢いせ志摩しま』(49年、本多猪四郎監督)▽『南国の肌』(52年、本多猪四郎監督)▽『妻と女記者-若い愛の危機-』(50年、千葉泰樹監督)▽『江戸の花和尚人斬り数え唄』(『ちゃんばら手帖』改題/53年、河野壽一監督)▽『非情都市』(60年、鈴木英夫監督)▽『水の中の八月』(97年、高橋陽一郎監督)▽『元始、女性は太陽であった平塚らいてうの生涯』(2002年、羽田澄子監督)▽『こほろぎ嬢』(07年、浜野佐知監督)
【会場】国立映画アーカイブ小ホール(東京都中央区京橋3-7-6)
【料金】前売指定席券:一般520円ほか
【詳細】https://www.nfaj.go.jp/exhibition/nfaj-spring202204

2022/4/182022年4月18日

● NABショー2022 多彩なイベントが魅力 映像制作者の幅広い要求に対応 クラウドやリモート関連で議論

電子メディアの総合展示会「NAB(エヌエービー)ショー2022」(以下、NAB)が3年ぶりに開催される。コンファレンス類は現地時間の4月23日から、展示会は24日からとなっている。今回、NABは「実世界の要求に対応」を目指してイベントを設計したとしている。テレビ・ラジオ関係者だけでなく、映画制作、ストリーミングなど、幅広いメディア関係者に向けた展示会としている。セッションも変化に対応した。展示フロアの三本柱として「創る、つながる、稼ぐ」を据えている。英語では、この3語の頭文字はいずれも「C」であり、合わせて「3C」となる。コンファレンス(講演など)も3Cに基づいたトラックが用意されている。セッションタイトルにも3Cを反映。NABは、電子メディアを幅広くカバーするイベントへの変身を図っている。 (杉沼浩司)〈続きは本紙で〉


● 春期4コースの受講者募集 オンラインで双方向講義/VIPOアカデミー

映像産業振興機構(VIPO)は、コンテンツ業界に特化した人材育成事業「VIPOアカデミー」春期4コースのオンライン受講者を募集している。VIPOアカデミーの特徴とするグループワーク中心の双方向講義に、自宅から参加が可能になる。各コースの内容は以下のとおり。
【コーポレートリーダーコース 第15期】(5月12日-7月28日)
講義と演習、グループ活動を通して、経営戦略、ファイナンス、ビジネスプランニング、プレゼンテーション、リーダーシップの知識やノウハウを身につけることで、企業の成長・発展に貢献するコーポレートリーダー(経営幹部人材)を育成する。定員16人、申し込み締め切り4月27日。
[料金] VIPO会員33万円、団体会員38万5000円、一般44万円
[詳細・申し込み] https://vipo-academy.jp/course/cl
【プロジェクトリーダーコース 第13期】(5月14日-7月26日)
講義と演習、グループ活動を通して、企画力(ロジカルシンキング、ファイナンス、発想力)と推進力(プロジェクトマネジメント、リーダーシップ、プレゼンテーション)を強化することで、クオリティーとスピードを両立させ、周囲を巻き込んでプロジェクトを成功に導くプロジェクトリーダーを育成する。定員16人、申し込み締め切り4月27日。
[料金] VIPO会員27万5000円、団体会員33万円、一般38万5000円
[詳細・申し込み] https://vipo-academy.jp/course/pl
【グローバルビジネスコース 第11期】(6月3日-7月29日)
実践を重視した講義(日本語・英語)と英語での演習を通して、ビジネス力(コミュニケーション力、交渉力、プレゼンテーション力)を強化し、グローバルシーンにおいて活躍できる人材を育成する(英語力想定レベル:中級=TOEIC600-700点程度)。定員10人、申し込み締め切り6月20日。
[料金] VIPO会員17万6000円、団体会員19万8000円、一般22万円
[詳細・申し込み] https://vipo-academy.jp/course/gb
【リーガル・エッセンシャルコース 第11期】(5月31日-7月12日)
コンテンツ業界のビジネスパーソンとして必要不可欠な著作権、ライセンス、契約などのリーガル知識を身につけることで、契約トラブルを未然に防ぎ、ビジネスを広げていける人材を育成する。定員16人、申し込み締め切り5月20日。
[料金] VIPO会員13万2000円、団体会員15万4000円、一般17万6000円
[詳細・申し込み] https://vipo-academy.jp/course/le


● Tokyo Docs 2022 ピッチ企画の募集開始 海外展開を支援するイベント

Tokyo Docs事務局(東京都港区)は「Tokyo Docs 2022」ウェブサイトを開設し、ピッチ企画の募集受付を開始した。応募締め切りは6月24日(13時59分)まで。
「Tokyo Docs」は、ドキュメンタリーの国際共同制作を含む海外展開を支援するための国際イベント。日本とアジアの制作者と国内外のディシジョン・メーカー(放送局・動画配信会社・配給会社など)とのネットワーキングの機会を提供する。今年は11月1、2日にオンラインで開催する予定。
「メインピッチ」は、国際共同制作を含む海外展開を目指す企画を国内外のディシジョン・メーカーに向けてプレゼンテーションする場となる。制作資金の確保をはじめ、海外での放送、配信、上映、販売のサポートを得るきっかけとなる。
募集企画は、日本および世界が直面するさまざまな課題、人々の多様な生き方、そして日本を含むアジアの社会・文化の多彩な魅力を伝える企画など、幅広いテーマを扱った内容を募る。演出は自由。
ピッチに選ばれた日本の制作者の企画には、事前にトレーラー制作のための支援金が提供される。ピッチ者には、企画の説明とトレーラーを合体した7分程度のピッチ動画を用意してもらう。
動画の作成は、海外の関係者のアドバイスを受けながら進める。また、Tokyo Docs実行委員会が字幕制作などをサポートする。
なお、前年に引き続き、短編ドキュメンタリー作品も募集する予定(詳細は後日発表)。
【Tokyo Docs応募の詳細】https://tokyodocs.jp/how-to-apply


● 韓国プチョン映画祭併設 マーケット推薦企画募集/VIPO

映像産業振興機構(VIPO)は、経済産業省「令和4年度コンテンツ海外展開促進事業(コンテンツ関連ビジネスマッチング事業)」のもと、昨年度から引き続き、映画プロデューサーの「企画ピッチ参加」を支援する。
その一環として、韓国で開催される「プチョン国際ファンタスティック映画祭」併設の企画マーケット「NAFF It Project」へ、VIPOが推薦する企画(1件)を募集している。
「NAFF It Project」では、世界中から応募された映画企画の中から約20企画を選出し、その企画のプロデューサーと監督が、世界から招待された出資者、映画祭担当者、プロデューサーなどを相手に、ピッチング(個別ミーティング)を実施する。開催期間は、7月9-12日。
参加費は無料(映画祭側の渡航・宿泊費のサポートあり)。応募期限は5月10日まで。
参加条件は、長編(60分以上)の劇場向け公開作品であること。シリーズ作品の場合、40分以上で2話以上の作品であること、企画段階、もしくはプリプロ段階、撮影中または編集中の作品であること–など。
【申し込み・詳細】https://www.vipo.or.jp/news/29299/


● キャラジェネ新製品など機能説明ウェビナー開く/朋栄

朋栄は、イベントプレイヤー「IEP-500」および、キャラクタージェネレーター「EzV-410」について説明するウェビナー(無料)を4月26、27日に開く。
◆イベントプレイヤー「IEP-500」
ライブイベントや展示会などの現場で映像、静止画、音声ファイルなどの 素材を直感的に素早く、簡単に送出する。特徴は、①1画面で完結する操作性、②動画・静止画送出時カルタとり方式で素早いポン出し、③登録時ファイル変換不要、④簡易テロップ機能、DSK(ダウンストリームキー)機能、⑤プレビュー後に本線送出可能–など。
ウェビナーでは、製品の概要の説明の後に、実機GUIによるデモも実施する。
【日時】4月26日/1回目=11時-11時30分、2回目=18時-18時30分(各回同じ内容/終了時間は目安)
◆キャラクタージェネレーター「EzV-410」
標準構成でHD.2系統または4K.1系統のテロップ送出が可能な新製品。画面のリサイズ・機能表示レイアウト変更が自由にできる。通常のテロップ送出のほかに、選挙、スポーツ、気象情報送出(L字送出、ツイッター連動送出)など多様な用途に対応可能なアプリケーション(オプション)を用意している。
【日時】4月27日/1回目=11時-11時30分、2回目=13時30分-14時(各回同じ内容/終了時間は目安)
【詳細】https://www.for-a.co.jp/news_events/events.html


● ソリトンシステムズ「Zao-X 実機公開Webセミナー」

「Smart-telecaster Zao-X」のウェブセミナー(無料)。4K/60p対応、遅延伝送、4G/5G通信対応、最大6回線マルチリンク、シリアルトンネリングなどの機能の説明のほか、実機を使ったライブ中継も生配信で実施する。
セミナーには、オンラインプラットフォーム「VEOS」を使用。
【日時】4月21日/14-15時
【申し込み】https://veos.tokyo/


2022/4/112022年4月11日

● 地域コンテンツの祭典 各部門の受賞作品を発表/ケーブル連盟北海道支部・東北支部

日本ケーブルテレビ連盟北海道支部・東北支部は、北海道・東北地区発のコンテンツの祭典である第3回「しばれるアワード」の受賞作品を発表した。
今回は、コンペティション部門21作品、コミュニティ部門10作品、配信動画部門7作品の応募があった。1次審査会を経てノミネートされた作品の中から各賞を決定した。受賞作品は、全国のCATVおよびインターネットで配信する予定。
各部門の受賞作品は次のとおり。
★コンペティション部門
[グランプリ] 「震災から10年『ここから生まれる希望』~今、思うこと。伝えたいこと。~」(仙台CATV)
[準グランプリ] 「脱サラ農民の挑戦 ~北の大地で育むSMILE RICE~」(旭川ケーブルテレビ)
[審査員特別賞] 「アスビト」(ニューメディア米沢センター)
[優秀賞] 「ねぶた師14人合作願いの灯」(青森ケーブルテレビ)
★コミュニティ部門
[グランプリ] 「秋田竿燈まつり2021~今だからこそ知る竿燈の素晴らしき世界~」(秋田ケーブルテレビ)
[準グランプリ] 「あーとふる県美大・タイガー立石展3」(青森ケーブルテレビ)
[審査員特別賞] 「みやぎ昭和ノスタルジック紀行」(仙台CATV)
[支部長賞] 「街ナカ情報発信!てけてけおじゃマップ『函館新外環状道路で函館空港へ!』」(ニューメディア函館センター)
★配信動画部門
[グランプリ] 「Making of Hachi」(秋田ケーブルテレビ)
[優秀賞] 「とっさの英会話居酒屋での接客Level1、2、3」(ニューメディア函館センター)
「ムラケンタの唄う麺Tube」(ニューメディア米沢センター)


● 第7回「JEITAベンチャー賞」決定 電子情報技術産業の発展に貢献へ 受賞企業6社を発表 特別賞も 成長性・波及性・社会性を審査

電子情報技術産業協会(JEITA)は、「JEITAベンチャー賞」の受賞企業6社を発表した。JEITAベンチャー賞は、電子情報技術産業の総合的な発展のみならず、経済発展に貢献しうるベンチャー企業を表彰するもの。これまで計39社が受賞しており、今年が7回目の取り組みとなる。
―――
今回も「JEITAベンチャー賞審査委員会」(審査委員長:荒川泰彦・東京大学名誉教授/特任教授)が成長性(先導性)、波及性、社会性の3つの視点からベンチャー企業を審査・選考した。その結果、AiCAN、インプリム、エイシング、エスケーファイン、otta、ボールウェーブの6社が受賞した。
また今回から特別賞として「Early edge賞」(市場における貢献度は未知数だが非常に高い技術を保有し、将来、大きな成長が期待できる企業を特別賞として表彰するもの)を創設、Mantraが受賞した。
今回受賞したベンチャー企業は今後、JEITAの活動に参画してもらうほか、「CEATEC」への出展やJEITAが主催するシンポジウム・セミナーなどへの登壇、さらにはJEITA会員企業との交流支援などの特典が授与されるという。
受賞企業の概要は次のとおり。
★EITAベンチャー賞
[AiCAN] (川崎市高津区)=昨今の社会課題である児童虐待の問題解決に取り組み、子供の安全を守る業務をサポートする「AiCANサービス」を提供。AIを搭載した業務支援アプリケーションである「AiCANアプリ」を顧客に提供し、各ケースに関する記録、リスクアセスメント、写真などの画像データを登録・共有することで、AIが各ケースの傾向や今後の動向について予測し、児童相談所職員などの「判断の質向上」と「業務の効率化」を実現している。
[インプリム] (東京都中野区)=独自開発の「プリザンターUIエンジン」により、業務アプリケーションを簡便に作成できるプラットフォーム「プリザンター」をオープンソースで提供している。
[エイシング] (東京都港区)=製造業向けに機械制御に特化した独自エッジAIアルゴリズムを研究開発し、超軽量独自AIアルゴリズム「MST(Memory Saving Tree)」をはじめ、巧みなオープンクローズ戦略で主要な技術を特許化した。
[エスケーファイン] (滋賀県草津市)=セラミックス粒子と紫外線硬化剤との材料調合技術と高精度レーザー制御技術を融合することで、世界最高レベルのセラミック造形3Dプリント技術の事業化を実現した。
[otta] (福岡市博多区)=BLE(Bluetooth Low Energy)技術を応用した見守り端末と端末から発信される電波を受信する基地局の組み合わせで、見守り端末が基地局を通過した時間と場所の情報を見守り利用者にアプリ上で伝えるサービスを展開。
[ボールウェーブ] (仙台市青葉区)=「ボールSAW」の原理を活用した微量水分計を開発。既に複数の販売実績を有し、半導体プロセス管理向けで海外大手ファンドリの認定ファシリティ・メーカーと独占販売契約も締結。また、持ち運び容易なハンディガスクロマトグラフを製品化している。
★Early edge賞
[Mantra] (東京都港区)=マンガに特化した自動翻訳システム「Mantra Engine」を開発。マンガの画像データからセリフの文字を抽出し、多言語に自動翻訳する。日本語、英語、中国語、韓国語など14カ国語に対応する。


● アニメータードラフト会議/Tooが作品募集

Tooは、複数のアニメ制作CGプロダクションに一括で就活アプローチできる、CGアニメーターのための動画コンテスト「あにつく2022連動企画 第八回アニメータードラフト会議」の作品を募集している。
題目の作品を応募すると複数のプロダクションが審査。採用候補としてコンタクトしたい応募者に指名が入る。応募資格は、2023年3月卒業予定の学生のみ(応募は2回限り)。締め切りは5月13日。
【詳細】www.too.com/atsuc/y2022/draft.html


● アヌシー国際映画祭併設 マーケットにブース出展/VIPOが参加企業を募集

映像産業振興機構(VIPO)は、経済産業省「令和4年度コンテンツ海外展開促進事業(コンテンツ関連ビジネスマッチング事業)」の一環として、6月14-17日の日程でフランス・アヌシーにおいて開催される「アヌシー国際アニメーション映画祭」併設のマーケット「MIFA」に商談のためのブースを出展する。それに伴い参加企業を募集している。
参加企業は、世界のマーケットへ向けて自社の企画や作品の商談機会を持てるだけでなく、参加パスでMIFAの各種パネルやセミナーなどの聴講、そして世界中から集まるアニメーション業界関係者とのネットワーキングが可能になる。
参加の条件は、日本のアニメーションコンテンツの海外販売に関する権利を有し、同マーケットで海外セールスをする意欲のある日本の企業であること、担当者などがMIFAの会期中(4日間)、可能な限り全日常駐し、自社コンテンツを積極的にPRできること、担当者および自社で手配した通訳が、英語で商談や各種問い合わせへの対応が可能なこと–など。
MIFA登録費用については、1社あたり1人分を負担する。なお、渡航宿泊費、現地移動費などは参加者の負担となるが、「コンテンツ海外展開促進・基盤強化事業費補助金(J-LOD)」の対象となる可能性がある。
応募締め切りは、4月27日17時まで。
【申し込み・詳細】www.vipo.or.jp/news/29278


● 発掘・復元された映画の上映企画/国立映画アーカイブ

国立映画アーカイブでは、5月3日から上映企画「発掘された映画たち」を4年ぶりに開く。
今回で11回目を迎える同企画では、新たに発掘・復元された日本映画の名匠による作品群を中心に、計58本/19プログラムを上映。会期中には、専門家や同館研究員のトークイベント、弁士・伴奏付きの上映も実施する(有料)。
【会期】5月3-22日(月曜休館)
【会場】国立映画アーカイブ長瀬記念ホールOZU(東京都中央区京橋3-7-6)
【詳細】www.nfaj.go.jp/exhibition/hakkutsu202204


● 第2級CATV技術者資格 全国各地で講習試験開く 5月から申し込み受付/技協

日本CATV技術協会は、5月から2022年度CATV技術者資格(2級)講習試験の申し込み受付を開始する。同講習試験では、第2級CATV技術者資格を取得できる。
CATV事業は放送と通信の幅広いサービスを提供している。これらサービスを説明するには技術や法令に関する多様な知識が必要になる。第2級CATV技術者資格を取得すれば、CATVシステムや関連技術、法令の基本的な知識が身につき、社内や営業先との会話に役立ち、顧客サービスの向上にもつながる。
また、上位資格であるCATV総合監理技術者や第1級CATV技術者資格の取得に有利になっている。資格講習試験は、eラーニングおよびCBT(Computer-Based Testing)を採用し、誰でも受験可能。
受講受験科目は「CATVの基礎」の1科目のみ。CATV総合監理技術者および第1級CATV技術者資格取得時に学習する「システム」「調査・施工」「ブロードバンド」科目の基礎と法規に関する基本的な知識を学ぶ。受講受験費用は1万9360円。
講習はeラーニングで実施し、インターネットとPCがあれば受講できる。講習実施期間中に所定の科目を学習し、章ごとの中間試験と修了試験を受け、すべてに合格すれば講習は終了する。合格するまで何度でも受けることができる
所定の科目のeラーニング修了試験に合格すると、資格試験の申し込みが可能になる。資格試験はPCを使用した試験方式で、全国300カ所以上の会場で実施する。試験の実施期間中の希望する日時および試験実施会場を選んで受験できる。
【申し込み期間】5月6-31日
【受講期間】6月20日-8月10日
【受験期間】7月4日-8月15日
なお、eラーニングとCBTによるCATV技術者資格(2級)講習試験と同時期に、10人以上の受験者が集まる企業用に対面講習による資格講習試験も実施している。
【申し込み・詳細】www.catv.or.jp

2022/4/42022年4月4日

● IPプラットフォーム開設へ 地域コンテンツ集め配信 ケーブルテレビ社が解説/CRI

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第23回CRIオンラインセミナー(Zoomを使用)として、『「コミチャン用IP配信プラットフォーム」の全容を聞く』を4月20日に開く。
2015年に開始された「TVer」を契機に、テレビ各社では急速にネットの利用を高めており、若者やスマートフォン視聴者の囲い込みを始めている。中でも積極的なのが地方局で、現場制作者が中心となって『地域との絆(きずな)を深める番組作り』を進めている。
こうした動きはCATV局にも大きな刺激を与えており、コミュニティチャンネル番組のYouTube配信や地域情報をツイッター、フェイスブックで発信している局は70社を数えるという。
そこで、こうしたCATV局が保有する地域コンテンツをまとめて配信する「IPプラットフォーム」(CATV版『TVer』)を開設しようという動きがある。
セミナーでは、その計画を進めているニューメディア(本社:山形県山形市)の金子敦社長と常務取締役(福島センター長兼務)の中川宏生氏を講師に、同社が独自で開発した「ニコテレ動画」アプリ(β版)による実際の動画視聴と合わせ、サービスの全容について聞く。
【日時】4月20日/13時30分-15時30分
【参加費】CRI会員3000円、非会員6000円
【申し込み・詳細】www.cri-info.jp/20220329_6316.html


● 第16回田辺・弁慶映画祭 15日からコンペ作品受付 11月11-13日に開催

田辺・弁慶映画祭実行委員会は、「第16回 田辺・弁慶映画祭」を11月11-13日の3日間、和歌山県田辺市紀南文化会館(予定)で開催することを決定した。併せて「コンペティション部門」作品の応募受付を4月15日から開始する。締め切りは7月15日。
対象となるのは、応募作品(未公開)を含めて劇場公開3作品以内の監督による作品。30分以上で、2021年1月1日以降に完成したことが条件となる。ジャンルは問わない。
作品のフォーマットは、可能な限りDVD媒体で応募する(ブルーレイディスク媒体では、受け付けおよび予備審査に時間がかかる場合がある)。今回はオンラインからの応募も可能になっている。出品料は1作品につき2000円。
同映画祭では、コンペティション作品および招待作品の上映、田辺市や和歌山に関係のある映像や作品の上映などを予定している。
【詳細】tbff.jp/important/bosyu2022


● Inter BEE 2022で特別企画 先進技術・先端コンテンツ披露 出展の申し込み受付を開始

電子情報技術産業協会(JEITA)は、主催するメディア総合イベント「Inter BEE 2022」(11月16-18日/幕張メッセ、オンライン=11月1日-12月23日)において、映像表現やライブエンターテインメント技術の新しい体験を提供するコンテンツテクノロジーを集めた特別企画「INTER BEE IGNITION」と、先端技術とコンテンツをテーマとした国際イベント「デジタルコンテンツEXPO(主催:デジタルコンテンツ協会)」を融合させた特別企画『INTER BEE IGNITION×DCEXPO』を実施する。
INTER BEE IGNITIONは、2016年からInter BEEで実施している企画の1つで、最新の映像技術とそれを基にした創造性をテーマに展開してきた。また、デジタルコンテンツEXPOは、2018年からInter BEEと同時開催をしており、先端技術やコンテンツを体験する多様な展示を展開している。
新企画『INTER BEE IGNITION×DCEXPO』は、コンテンツ産業とエンターテインメント産業の新たなビジネス創出の機会となることを目指す。表現分野における先端技術が社会やコミュニティーの進展に寄与する試みなど、新しいメディアの未来と可能性を発信し、多様で先駆的な表現テクノロジーやコンテンツを体験する場として展開する。
会場では、コンテンツ産業とエンターテインメント産業のイノベーションとビジネスを生み出す先進映像技術や先端コンテンツ制作技術の解説、メタバースの世界の体験、第一線で活躍するクリエイター、研究者、専門家によるセミナーなどを実施する予定。メディアとエンターテインメントの可能性について、これまで以上に多様なビジネスユーザーに向けて発信するという。
4月1日から出展の申し込み受付を開始、締め切りは6月30日。
【詳細】https://www.inter-bee.com/ja/forexhibitors/conference/ignition


2022/3/282022年3月28日

● 「AI美空ひばり」など公開 ロボット技術の歴史を体感/日本科学未来館が特別展開催

日本科学未来館(東京都江東区)は、特別展『きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?』を3月18日から8月31日までの日程で開催中だ。
「ロボット」という言葉を、欧州出身の作家カレル・チャペック氏が1920年に生み出してから100年以上が経った。
「ロボット」はいつ、どのように誕生したのか。そして、過去から現在までどのように発展・拡大してきたのか。壁一面に広がる年表を見ながら、「AIBO」「ASIMO」など時代を代表するロボットたちの間をぬうように進み、歴史を体感できる。
また、インスピレーションの源となった研究・開発を後押しした小説やアニメ、ゲームなどのSF作品も公開している。国内の展覧会では過去最大規模となる約90種130点の展示数になっている。
この展覧会では、多彩なロボットを紹介しつつ、「人間とは何か」を来場者とともに考えることを目的としている。科学技術とどう向き合うのか、どのような未来を描くのか、多数のロボットを見たり触れたり、双方向型の仕掛けを体験したりしながら、幅広い層が楽しめる内容だ。
NHKが開発した『AI美空ひばり』は、没後30年を超えた美空ひばりの新曲ライブを具現化するために、4K.3Dの等身大のホログラム映像でステージ上に本人を出現させた。秋元康がプロデュースした新曲を、AI技術を用いて美空ひばりの歌声で再現した。2019年の「NHK紅白歌合戦」で披露され話題となった。
開館時間は午前10時-午後5時(入場は閉館の30分前まで)。休館日は原則として火曜日。入場料は19歳以上が2100円など。
【詳細】https://kimirobo.exhibit.jp/ticket.html


● XR配信プラットフォーム ローカル5G環境で体験会/アスク

アスクは、KCCSモバイルエンジニアリング(KCME)のローカル5G製品と、KCMEに設置したローカル5Gネットワーク環境において、NVIDIAが提供するXR配信プラットフォーム「NVIDIA CloudXR」を活用したデモ体験会(無料)を4月15日に開く。
AR、VR、MRに代表されるXR技術やデバイスの普及により、フォトリアリスティックやインタラクティブなコンテンツを、いかに限定された環境で再現するかが課題となっている。NVIDIA CloudXRは、スタンドアロンタイプのHMD(ヘッドマウントディスプレー)など性能が限られた端末に対し、高品質なコンテンツの遠隔での表示を実現する。
今回は、サーバーレンダリングした高品質なXRコンテンツを、高性能なローカル5Gネットワークを介して配信するデモ環境を用意。デモを通して優れた低遅延性が体感できる。
【日時】4月15日/1回目13時30分-15時、2回目16時-17時30分(各回1社5人まで)
【会場】KCCSモバイルエンジニアリング(東京都港区三田3-13-16三田43MTビル16階/ローカル5Gデモルーム)
【申し込み】https://www.ask-corp.jp/inquiry/nvidia-cloudxr-seminar.html


● PFF「第3回 大島渚賞」 藤元明緒監督に決定 4月に記念上映会を実施

PFF(ぴあフィルムフェスティバル)は、「第3回 大島渚賞」の受賞者として、ベトナム人女性労働者たちを描く長編第2作『海辺の彼女たち』が昨年公開され話題を集めた、藤元明緒監督に決定した。4月3日に東京・丸ビルホールで記念上映会を実施する。
同賞は、映画の未来を開き、世界へ羽ばたこうとする、若くて新しい才能に対して贈られる賞。かつて、大島渚監督が高い志を持って世界に挑戦していったように、それに続く次世代の監督を、期待と称賛を込めて顕彰するもの。
上映作品は『海辺の彼女たち』と『絞死刑』(予定)
【日時】4月3日/13時開映
【会場】丸ビルホール(東京都千代田区丸の内2-4-1 丸ビル7階)
【入場券】チケットぴあで発売中(会場でのチケット販売はない)、料金は一般2500円ほか


● 第17回 大阪アジアン映画祭 韓国作品がグランプリ 各賞の受賞結果を発表

日本映画を含むアジア作品や内容がアジアとアジア人に深くかかわる作品を集めた「第17回大阪アジアン映画祭」は、3月10-20日の11日間のスクリーン上映を終え(オンライン上映は21日終了)、最終日においてクロージング作品『MISS OSAKA』(デンマーク・日本共同制作)の日本初上映の前に、各賞を発表した。
グランプリ(最優秀作品賞)は、韓国作品『おひとりさま族』(ホン・ソンウン監督)が受賞した。
審査員は「今、世界の多くの場所で、人が1人で生きるということは現代的な題材である。題材の良さにとどまらず、主人公が職場での電話対応をする際の彼女1人をとらえたフレームワークなど、映像によって観客に伝えていく力が優れている。また、人間の生と死のかかわりのもと、照らし出される孤独と他者とのつながりに、静謐(せいひつ)でありながら力強さも感じられる」と授賞理由を挙げている。
そのほかの受賞結果は次のとおり。
【来るべき才能賞】飯塚花笑(『世界は僕らに気づかない』監督/日本)
【コンペティション部門スペシャル・メンション】『アニタ』(監督:リョン・ロクマン/香港)
【ABCテレビ賞】『はじめて好きになった人』(監督:キャンディ・ン、ヨン・チウホイ/香港)
【薬師真珠賞】バヤルツェツェグ・バヤルジャルガル(『セールス・ガール』主演俳優/モンゴル)
【JAPAN CUTS Award】『山歌(サンカ)』(監督:笹谷遼平/日本)
【芳泉短編賞】『二度と一緒にさまよわない』(監督:ユージーン・コシン/トルコ・ロシア・ウクライナ)
【芳泉短編賞スペシャル・メンション】阿部純子(『バグマティ リバー』出演/日本・ネパール)
【観客賞】『アニタ』

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