イベント

2020/11/022020年11月2日

多ch視聴キャンペーン実施 オンラインで謎解きゲーム キーワード取得で賞品プレゼント/衛星放送協会、ケーブルテレビ連盟

衛星放送協会と日本ケーブルテレビ連盟は、各種賞品をプレゼントする「いい番組みよう!キャンペーン2020」を11月1日に開始、12月31日まで実施する。
4年目となる今回は、サブタイトルを「Stay HomeをEnjoy Homeに」とし、多チャンネルの魅力がクイズになった『オンライン謎解きゲーム』をYouTube Liveで配信。参加者がゲームの謎を解くと賞品が当たるキーワードを取得できる。
「コロナ禍で『おうち時間』が増加している中、家族で楽しめるこのオンラインゲームイベントを通じて、多チャンネルの楽しさ、コンテンツの豊富さを感じてもらい、魅力ある番組を見てもらおうという仕掛けになっている」という。
なお、今年はキャンペーン運営費の一部を日本赤十字社へ寄付する予定。
【キャンペーンサイト】www.iibangumi2020.com


2020年第18回大会で終了決定 ディレクター 木下小夜子氏「若い作家を育てたのが功績」/広島国際アニメーションフェス

世界4大アニメーション映画祭の1つである「広島国際アニメーションフェスティバル」(主催=広島国際アニメーションフェスティバル実行委員会、広島市、広島市文化財団、共催=ASIFA-JAPAN〈国際アニメーションフィルム協会日本支部〉)は、2020年の第18回大会をもって終了する。大会を統括するフェスティバル・ディレクターの木下小夜子氏が映像新聞に明らかにした。
同祭は「アニメーション芸術を通じて愛と平和を希求する」ことを目指して1985年に始まり、広島市で隔年実施されてきた。各回の参加者数は約3万人。コロナ禍の2020年は、フェスティバルの中核であるコンペティションの審査のみオンライン会議で実施し、8月28日に受賞作品計18作品を発表した。
設立者でもある木下氏は映画祭について、「当時、日本国内での実現は無理だろうと言われながらも、世界中の作家はもちろん、関係者や資金援助に協力してくれる多くの個人や企業のおかげで本物の映画祭を開催してきた。第1回からASIFAの公認を得て、その公認映画祭規約を遵守しながら開催。今日では米国アカデミー賞とアニー賞の公認映画祭にもなっていた」と話す。
しかし昨秋、主催団体の1つである広島市から、次回以降の開催についてはASIFA-JAPANとは共催しないと突然通告されたという。広島市は、経済活性化や観光振興に資する催しへと方針転換するとのことだ。
木下氏はこれまでを振り返り次のように話す。
「アニメーションは音楽や美術、文学、歴史、哲学、科学、自然、空想など人間が織りなす文化を統合し、生命のないものに命を与える芸術。私たちはアニメとは呼ばず、『生き生きさせる』という本来の意味を表す『アニメーション』という言葉を大切にしてきた」
「そして、広島の街に1本の木を植え、それが育って実がなり、やがて森ができるように広まるように、国際文化都市としての広島が、アニメーションを基軸に東京を経ることなく世界に発信することを目指してきた」
「広島は、作品を募集して審査し表彰するというオーガナイジングからスタッフ、観客、アーチストを支援する体制に至るまでベストだったと胸を張って言える。作家をはじめ若い人たちを育てることができたのが功績だと自負している」
質の高い映画祭の開催には膨大な時間や労力、資金とともに、作家の権利や表現の自由を守るというポリシーが必要であり、木下氏は今後、この映画祭が広島市で復活される予定はないだろうと考える。
しかし「短編のアニメーションに興味を持ってくれるところがあれば、またどこかで開催したい」と意欲を持ち続けている。


東京国際プロジェクションマッピングアワード 14日に無料ライブ配信で実施 3カ国10チームが最終審査

東京国際プロジェクションマッピングアワード実行委員会(企画・制作:IMAGICA EEX、ピクス)は、「東京国際プロジェクションマッピングアワードVol5(PM Award Vol5)」を11月14日に、無料オンラインライブ配信で開催する(無観客での実施のため現地での一般観覧は不可)。
このイベントは、学生・若手映像クリエイターの発掘を目的とした国際的な日本最大級のプロジェクションマッピングのコンテスト。東京・有明の東京ビッグサイトを舞台に実施されており、5回目を迎える今年は、新型コロナ対策としてオンライン配信となった。
これに伴い、実行委員会を構成するIMAGICA EEXおよびピクスのクリエイティブ演出のノウハウと最新テクノロジーを駆使し、ドローンを用いた撮影、複数カメラでの視点の切り替え型の配信や、観客参加型の評価システムを導入、新しい形の映像コンテストとして実施する。
PM Award Vol5は、チーム単位(1人も可)での参加で、大学生以下の学生を対象とした「学生部門」と、25歳以下の若手を対象とした「U-25部門」の2部門で構成する。書類審査により、カナダ、英国、日本の全3カ国10チーム(「学生部門8チーム」、「U-25部門2チーム」)がファイナリストに選出されており、各チームが制作したプロジェクションマッピング映像作品が、東京ビッグサイトの巨大な逆三角形部分に投写され、審査員による審査により各賞を決定する。賞金総額は100万円。
特に今回は、制作開始時のオリエンテーションから中間制作物の講評会などを、すべてテレビ会議システムで実施。各チームで多くの部分がリモート環境により制作されているため、「ニューノーマル時代」の映像制作コンテストを実現している。
MCには、昨年に引き続き、国際感覚に優れたタレントのハリー杉山を迎え、映像・クリエイティブ業界の第一線で活躍する4氏で審査する。
なおPM Award Vol5は、東京臨海副都心まちづくり協議会が共催。東京ビッグサイトと共同で開催するイベント「有明・冬フェス2020 東京国際プロジェクションマッピングアワード」の一環となる。
【無料オンラインライブ配信】▽11月14日/18時-20時30分
【詳細】pmaward.jp


7つのセッションで最新製品情報など/アビッドがオンラインイベント

アビッドは、オンラインイベント「Avid Connect Live Japan 2020」を11月12日に開く。参加無料(事前登録制)。
イベントは7つのセッションで構成。「General」セッションでは、業界トレンドを踏まえながら、アビッドが進めるデジタルの世界におけるイノベーション(ロードマップ)を説明する。
「Tech」セッションは「4K HDR/イマーシブ・オーディオのためのビデオ/オーディオ・コラボレーション・ワークフロー」と題し、HDRに対応するビデオ制作ツールと、映画やストリーミングサービスにより普及が拡大するイマーシブ・オーディオをサポートするオーディオ・ツールを提案する。
そのほかセッションでは、クラウドソリューション、メディア制作を支えるプラットフォームやビデオサーバー、サードパーティツールの最新情報などを通して、現在のメディア制作をサポートしながら、より質の高いコンテンツ制作を実現するためのヒントを共有する。
【日時】11月12日/12時30分-18時45分
【申し込み・詳細】connect.avid.com/AvidConnectLiveJapan2020.html(セッションごとに登録が必要)


Inter BEE 2020 来場事前登録を開始 オンラインの利点生かす

電子情報技術産業協会(JEITA)は、11月18日からオンライン開催するメディア総合イベント「Inter BEE 2020 ONLINE」の来場事前登録を、公式ウェブサイト(www.inter-bee.com)で開始した。
今回はオンラインの利点を生かし、従来以上に幅広い来場を目指したイベントを実施するという。
出展エリアは、昨年までの幕張メッセ(千葉市美浜区)での開催と同じく、「プロオーディオ部門」「映像制作/放送関連機材部門」「映像表現/プロライティング部門」「ICT/クロスメディア部門」の4部門で構成。コミュニケーションチャットなどのツールを活用し、新しい形の発信・交流の場として展開する。
コンファレンスも充実したプログラムを準備。最新のソリューションを提案する出展者セミナーや企画別のコンファレンスも開く。
例年と同じく、同時開催イベントを複数実施。今年で57回を迎える「民放技術報告会」(日本民間放送連盟主催)もその1つ。Inter BEE 2020 ONLINE内で開催し、全国の民放各局からの技術報告を配信する。
2018年から同時開催している「DCEXPO2020 ONLINE」(デジタルコンテンツ協会主催)もオンラインで同時開催となる。
【Inter BEE 2020 ONLINE】▽会期=ライブイベント/11月18-20日▽オープン期間=11月18日-2021年2月26日

2020/10/262020年10月26日

アキバ系アイドルとARスポーツ新企画/NTTぷらら

NTTぷららは、アキバ系アイドル「でんぱ組・inc」と次世代ARスポーツ「HADO」とのコラボ企画に協賛し、公演「でんぱ組・inc×HADO Live ~みんなで叶えるでんぱの夢~」を11月22日に開催する。


コンテンツマーケット「TIFFCOM」 11月4日からオンライン開催 昨年ブース数比143%に

東京国際映画祭(TIFF/10月31日-11月9日)と併設されるコンテンツマーケット「TIFFCOM2020」は、今年で17回目を迎えるが、参加者の安全を考慮し、完全オンラインにより11月4-6日の3日間開催となった。
TIFFCOMは、映画、テレビ、アニメなどを中心とした多彩なコンテンツホルダーが一堂に会し、アジア諸国だけでなく、世界各国から有力なバイヤーが来場。出展団体数、商談件数、成約金額は、毎年順調に増加しており、昨年も過去最高の実績(商談件数:8335件)を記録し、アジアを代表するコンテンツマーケットとして確立しつつある。
ここ数年の傾向では、IP(知的財産)、Book Adaptation(書籍の映像化権利など)を取り扱う映像化の機会を広げる場としても成果を上げている。
今回は、オンラインによるオンデマンドの利点を最大限に生かした4つのオンライン機能で、よりよいコンテンツマーケット環境の提供を目指す。 その機能は、①オンラインブース機能(VRブース)、②オンラインビジネスマッチング機能、③オンラインスクリーニング機能、④オンラインセミナー機能となっている。
実際のマーケット会場へ足を運んだようなバーチャルな体験ができるオンライン出展ブースは、昨年の出展ブース数比143%の参加となった。
参加者情報のより詳細な検索機能、登録情報に基づいたレコメンド検索機能などによって、効率的な商談機会を提供する。
オンラインであることの利点を生かし、場所や時間に縛られない20プログラムにも及ぶセミナー(アーカイブ配信も予定)を用意している。
オンライン開催の強みを最大限に生かし、国内外からの多数の参加を見込んでいる。
【詳細】tiffcom.jp


5Gサービスが変える社会 専門家が最新動向を解説/FMMCが30日に講演会

マルチメディア振興センター(FMMC)は、2020年度の情報通信講演会として「5G通信サービスが変える社会-最新動向も踏まえて」(協賛:情報通信月間推進協議会、情報通信学会)を10月30日にオンラインで開く。参加無料(事前登録制)。
日本でも今春から商用サービスが開始された次世代通信規格「5G」は新しい通信インフラであり、「超高速」「超低遅延」「多数同時接続」というサービスが実現される。
今回の講演会は、5Gを活用することで、ビジネスや社会がどのように変わっていくのかについて、異なる分野の専門家から話を聞く。
菅内閣の発足に伴い、デジタル庁(仮称)の創設やモバイル市場の競争環境の整備などが、新たな政策テーマとして取り上げられ、ICTを取り巻く環境は大きな転換期を迎えている。こうした状況も踏まえ、ビジネスや社会にどのように貢献できるのかにフォーカスして、専門家によるディスカッションも実施する。
【日時】10月30日/13時30分-16時45分
【プログラム】
▽基調講演「5G・データ主導社会の実現に向けた最新動向」(総務省総務審議官 谷脇康彦氏)
▽財団研究報告「海外における5G最新動向」
▽パネルディスカッション「5G通信サービスが変える社会」(モデレーター/早稲田大学大学院 三友仁志教授、パネリスト/NTTドコモ R&Dイノベーション本部R&D戦略部長 岡川隆俊氏、エリクソン・ジャパンCTO 藤岡雅宣氏、東京都農林総合研究センター スマート農業推進室次長 進藤典男氏、富士通5G Vertical Service室長 後藤知範氏
【申し込み】www.fmmc.or.jp/activities/kenkyukai/jyohotsushingekkan/lecture.html(10月28日まで)


「関西放送機器展」12月開催中止 コロナが影響 来年は7月実施へ

「第5回関西放送機器展」は、12月1、2日の開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の影響などにより、展示会として成立が見込めないため、主催構成団体である関西放送機器展実行委員会(構成:アジア太平洋トレードセンター・テレビ大阪・テレビ大阪エクスプロ)は中止を決定した。
来年は7月の開催を目指していくという。

2020/10/192020年10月19日

ファイルQCソフトを解説 10月28日にオンラインセミナー/ビジュアル グラフィックス

ビジュアル グラフィックスは、「EditShare2020 アップデートセミナー2『ファイルQCソフトウエア QScan+FLOWワークフロー』」(オンライン)を10月28日に開く。今回は8月に実施したセミナーの第2弾として、ファイルの品質チェックをするソフトウエア「QScan」について主に説明する。参加無料(事前登録制)。
昨今のファイルベース化に伴い、納品に適したファイル形式や、ファイル構造の整合性といった、人の目だけではチェックが難しい要素が増えてきている。また、インターネット配信などによるマルチデバイスでの視聴機会が増えたことで、納品ファイルの形式が多岐にわたり、1つのコンテンツに対して複数のエンコードが必要となることも珍しくない。
こうした状況に対し、現場の負担を減らしながら効率をUPさせるために、ファイルの品質チェック(QC)の自動化が注目されている。
「QScan」は自動QCのためのソフトウエア。国内では既におよそ20社が導入しているという。ファイル数や必要な規模によって「QScan One」「QScan Pro」「QScan Max」の3つのモデルが用意されており、業務の要件に応じて適切なモデルを選択できる。最小構成から始めて、必要に応じて拡張することも可能。ユーザーインタフェースは日本語に対応しているため、直観的な操作が可能になっている。
同セミナーでは、QScanの基本から便利な機能まで幅広く説明。また、EditShare社のメディア・アセット・マネジメントシステム「FLOW」を使ったリモートの共有ワークフローの中にQScanシステムを組み込み、QCのプロセスを容易に統合できる様子を、デモを交えて解説する。
【日時】10月28日/第1部=11時-11時45分、第2部=16時-16時45分
【申し込み・詳細】www.vgi.co.jp


映画「羅生門」展を開催 公開70周年記念、貴重な資料公開/VIPO、国立映画アーカイブなど

映像産業振興機構(VIPO)、国立映画アーカイブ(NFAJ)、京都府京都文化博物館が主催する「公開70周年記念 映画『羅生門』展」がNFAJで開催中だ(12月6日まで)。映画史上に残る黒澤明監督の世界的傑作について徹底解説している。
1本の映画を多角的に分析・検証し、展覧会を開催するのはNFAJとしては初めての試み。展示にあたってはコロナ感染対策として、非接触型のデジタル展示システムを採用。脚本、ポスター、スチルなどの非フィルム系映画関係資料をデジタル化し、ディスプレーには手書きのメモが残された撮影台本とそのシーンが表示され、比較できるようになっている。
展示は、第1章から第7章に分かれ、企画から撮影、宣伝・公開、世界展開に至るまでの過程を、関係者のインタビューや数多くの資料などを通し、黒澤明監督、黒澤を支えた製作陣、制作スタッフ、俳優、映画祭関係者、それぞれの側面から読み解いていく。非フィルム資料の中には、この展覧会のために東映京都撮影所の倉庫から掘り起こした貴重な資料も含まれる。
また10月20日からは、日本映画・テレビ美術監督協会の協力により、「羅生門」の10分の1復元模型(幅約3メートル×高さ約2メートル×奥行き約2メートル)の展示も予定している。
【会期】12月6日まで(月曜日は休室日)/11時-18時30分(入室は18時まで)
【会場】NFAJ 7階・展示室(東京都中央区京橋 3-7-6)
【入室料】一般250円、大学生130円(11月3日「文化の日」は無料)/シニア・高校生以下および18歳未満、障がい者(付添者は原則1人まで)、NFAJのキャンパスメンバーズは無料
【詳細】www.nfaj.go.jp/exhibition/rashomon2020


先進企業のDX推進報告 日テレの制作活用例も/Box社がオンラインで

クラウド・コンテンツ・マネジメントを提供するBox社は、オンラインイベント(ライブ配信)「Box Virtual Summit Japan 2020 Autumn」を11月11日に開催する。
コロナ禍の影響もあり、ニューノーマルへの対応をきっかけにデジタル化が一気に加速し、働き方も大きな転換期を迎えている。しかし、在宅勤務やオンライン会議が広がる一方で、全体ではテレワーク実施率は低下傾向にあり、さまざまな課題も浮き彫りになりつつあるという。
今回のイベントでは、真のDX(デジタルトランスフォーメーション)とは、そのためのITはどうあるべきか。各界で変革を推進するリーダーのビジョンや取り組み、先進企業の実践例、デジタル変革を実現するテクノロジーを通じて解説する。
日本テレビ放送網がコンテンツ制作でBoxを活用した事例を報告するプログラムもある。参加無料(事前登録制)。
【日時】11月11日/13時-17時45分
【申し込み・詳細】virtual.box-event.jp


三信電気「PlaySight スポーツ配信」ウェビナー

身近なスポーツを簡単にインターネット配信可能なクラウドプラットフォーム「PlaySight」について解説。映像とデータ分析で、アスリート、コーチに対してスポーツイベント、活動状況のトラッキング、すべての練習の管理などを1カ所でできる、スポーツ施設に固定もしくは移動カメラ経由でカメラマンなしで配信を実現。
セミナーでは、サービスモデル・導入コスト、コンテンツ配信活用ケース・メリット、海外活用事例などを説明する。
参加無料(事前登録制)。
【日時】10月30日/14時開始(30分程度の予定)
【申し込み】zoom.us/webinar/register/WN_mETeBqwXQH2qli_JQQ2qVw

2020/10/122020年10月12日

ダビンチリゾルブ実践 VFXアーチストが解説/ブラックマジックデザイン

ブラックマジックデザインは、オンラインによる「ダビンチリゾルブ 有償トレーニング」として、IMAGICA Lab.のVFXアーチスト/塚元陽大氏をゲスト講師に迎え、Fusionの中級-上級向けのコースを10月23日に開く。
また、毎月恒例の「ダビンチリゾルブ ベーシックトレーニング」(10月21、22日)も学生無料キャンペーンを継続して実施する。
【IMAGICA Lab.VFXアーチストが教えるFusionテクニックークロマキー合成編-】▽Fusionの使い方をさらに深く学びたい人や実践に即したテクニックを習得したい人などが対象▽10月23日/13-16時▽参加費=一般1万円、学生5000円(いずれも税別)▽申し込み=bmduser.jp/training/detail.php?p=p00000124
◆ベーシックトレーニング(参加費=一般:税別2万円、学生:無料)
【ダビンチリゾルブ16-Edit Basic Training】▽映像編集ソフト初心者から安心して映像編集を学べるコース▽10月21日/13時30分-17時30分▽申し込み=bmduser.jp/training/detail.php?p=p00000051
【ダビンチリゾルブ16- Fusion Basic Training】▽Fusionに関する基礎的なツールを中心に解説し、ハンズオン形式で参加者と一緒にFusionでのワークフローを学べる▽10月22日/13時30分-17時30分▽申し込み=bmduser.jp/training/detail.php?p=p00000079


オンラインイベント 取扱各社の新製品披露/アスクM&E

アスク メディア&エンタープライズ事業部(アスクM&E)は、10月21-23日の3日間、同社取り扱いの映像機器ならびにパートナー企業の最新製品を披露するオンラインイベント「HelloNew World」を開く。
同イベントでは、ライブ配信、オンラインイベント、eスポーツ、TVドラマ、CMなど放送やプロAV業界、エンターテインメント企業から教育ITの現場で必要な画づくりに適した製品とワークフローを提案する。参加無料(事前登録制)。
内容は、①ソリューションの提案、企業/イベント導入事例紹介、②パートナーメーカーの製品紹介(AJA、NewTek、Zero Density、NVIDIA、EIZOなど20社以上が講演予定)。セミナー中には、コメント投稿を受け付ける。ライブでの質疑応答も実施する。
【日時】10月21-23日/10-18時(最終日のみ17時終了)
【申し込み・詳細】askme-hnw2020.com


JPPA「iZotope RXハンズオンセミナー」

日本ポストプロダクション協会(JPPA)オーディオ部会が10月19-21日に開く。「iZotope RX」は、音のノイズ除去をするソフトで、幅広く使用されている。その最新バージョン「RX8」について、米iZotope社からの講師によるライブ配信を実施。アーカイブでも10月28日まで提供する。
初級編も企画。使用経験の浅い人や、これから使ってみようと思っている人に向けた内容になっている。参加者には60日間のRX8 Advancedのライセンスを発行。事前にセミナー使用の音源も配布し、参加者が事前に処理するとセミナーの理解が深まる。
【日時】▽初級編=10月19日/18-20時▽iZotope社の講師によるセミナー①=20日/10-11時▽同セミナー②=21日/10-11時
【参加費】JPPA会員2000円、一般4000円(いずれも税別)=1件の申し込みで全セミナーが受講可能
【詳細】www.izotope.jp/news/jppa


第5回 CRIオンラインセミナー「加入と解約防止に効果的なケーブル局のWEBマーケティング」

CATV局におけるウェブ・マーケティングの実践セミナー。講師は村上佳代氏(エン・ジャパン社外取締役、『マンガで分かるWebマーケティング』著者)。物販ではない『目に見えないサービス』(放送・通信サービス)をどうネットで販売していくのか、CATV局のデジタルマーケティングについて解説する。
【日時】10月21日/13時30分-15時
【参加費】CRI会員2000円、非会員5000円
【詳細】www.cri-info.jp/20201001_6001.html

2020/10/052020年10月5日

● 最先端技術が一堂に集結 「コンテンツ東京2020」開催 10月21―23日/東京ビッグサイト 「オンライン商談システム導入」/リード エグジビション ジャパン

数多くの業界見本市を手掛けるリード エグジビション ジャパンは、年間300本の展示会開催を目指し、規模を拡大し続けている。10月21-23日に東京・有明の東京ビッグサイトで開催される、同社主催の「コンテンツ東京2020」は、作り手、IT、権利、マーケティング、技術という5本を柱とし、7つの専門展を展開する。当初予定の4月開催はコロナ禍で延期となったが、政府のガイドラインに従い、徹底した感染防止対策を実施した上での開催となる。岡部憲士事務局長に、今回の展示会の見どころやこだわりなどについて聞いた。
◆  ◆
–「コンテンツ東京」について。
「今や欠かせない映像・動画制作、映画やゲーム、アニメなどのエンターテインメント、医療や建築などさまざまな業界で活用が進むVR、AR、MRなどの最新デジタル技術をはじめ、コンテンツを制作・配信・活用するためのサービスや、キャラクター・ブランドなどのライセンス、そして多様な分野のクリエイターまで、日本のコンテンツ産業を支えるあらゆる要素が集結する、日本最大規模のコンテンツビジネスの総合展となる」
–どういった経緯で立ち上がったのか。
「当社は、年間237本の展示会を主催する日本最大の見本市主催会社だが、『クールジャパン』の核となるコンテンツ産業を育てていくことが、日本の国策として非常に重要になっている中、展示会の出展社・来場者をはじめ、コンテンツにかかわる多くの方から『コンテンツビジネスの総合的な商談展を日本で開催してほしい』という要望があり、2011年に第1回を開催した。回を重ねるごとにコンテンツ業界の支持を頂いている」
–「コンテンツ東京」では、どういったジャンルの展示があるのか。
「出展商品ジャンルでいうと、『映像・CG制作展』『先端デジタルテクノロジー展』『広告デザイン・ブランディングEXPO』『コンテンツ配信・管理展』『コンテンツマーケティングEXPO』『ライセンシングジャパン』『クリエイターEXPO』という7つの専門展に分かれている」
–特にお勧めのポイントは。
「新型コロナウイルスによるステイホームの中で映像・動画に触れる時間は圧倒的に増え、それを配信するためのシステム、制作、コンテンツ作成などの需要は飛躍的に高まっている。5Gを含めたこれからの時代に合ったVR/AR/MR製品・サービスを見られる『先端デジタルテクノロジー展』、映像・動画・CGなどのサービスを提供する企業が集まる『映像・CG制作展』が注目される」
–会場ではどんな商談ができるのか。
「最先端技術を実際に体験しながら、出展各社と導入にあたっての概算費用やスケジュールなどの具体的な商談を進める格好の場となる。『効率的に一度に多くの企業の商品を比較検討できる』というのは、リアルな展示会の大きな魅力だ」
–展示製品以外での見どころは。
「展示会と同時に、業界の第一人者が講演するセミナーを毎日開催する。どうしても会場への来場が難しい方のために『オンライン商談システム』も導入しているので、ぜひ活用してほしい」
–来場方法は。
「『招待券』がない場合、ウェブサイトから請求できる。招待券があれば無料で入場が可能だ。リアルの展示会への来場とオンライン商談の使い分けもお勧めする。多数の来場をお待ちしている」


● VIPOが「ACBS」向け作品募集 「コロナ克服」テーマにした短編映画、ドキュメンタリー

映像産業振興機構(VIPO)は、経済産業省「令和2年度コンテンツ海外展開促進事業(コンテンツ海外展開のための官民連携体制構築事業)」の一環として、ACBS(Asia Content Business Summit)における「Project19-Short Films/Documentary Competition-」の短編映画および、ドキュメンタリー作品を募集している。
ACBSは、アジアにおけるコンテンツ産業の官民関係者を一堂に集め、アジア市場におけるコンテンツ流通の促進、海賊版対策、人材交流、国際共同製作などの国際的な課題について議論し、共同活動に結び付けることを目的とする国際会議で、今年で8回目となる。
これまでの開催は各国・地域において、カンファレンスの実施や映画上映などを実施してきたが、今年度は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、通常の開催は難しい状況となった。そこで今回は、ホスト国のタイの発案により「COVID-19を克服した」をテーマとし、アジア諸国の取り組みを、短編映画/ドキュメンタリーという表現を通じて世界へ向け発信することになった。
ACBS参加の国・地域からエントリーされた作品は、専用配信プラットフォーム上で公開(オンライン配信する)予定。審査の上、上位3作品にはACBSアワードが授与される。副賞はトロフィーと「香港FILMART」(2021年3月)で実施されるセレモニーへ招待(予定)となる。
【募集要項】
▽作品尺=5分以内の完成作品▽カテゴリー= 短編映画またはドキュメンタリー▽言語=日本語または英語(英語字幕・日本語字幕は事務局側で準備する)▽対象者=クリエイター、プロデューサー、団体など(プロアマ問わず)▽応募締め切り=10月30日正午まで
【詳細】www.vipo.or.jp/news/25180


● ケーブルテレビテクノフェア 来年2月の開催を中止

日本ケーブルテレビ連盟近畿支部 技術部会および「ケーブルテレビテクノフェア2021」開催実行委員会は、2021年2月に予定していた「ケーブルテレビテクノフェア2021」の開催を、新型コロナウイルス感染の終息が見通せない状況であることから、中止することを決定した。


● 映文連アワード2020 3部門の受賞作品を発表 合計144本応募 11月18日に表彰式

映像文化製作者連盟(映文連)が主催する「映文連アワード2020」の受賞作品が決定した。映文連アワードには、「コーポレート・コミュニケーション部門」、「ソーシャル・コミュニケーション部門」、「パーソナル・コミュニケーション部門」の3つの部門があり、今年度は合計144作品の応募があった。
表彰式は11月18日13時30分から東京・六本木の国立新美術館講堂で開き、受賞者には賞状とトロフィーが贈られる。なお、式場が新型コロナウイルスの影響で人数の制限が設けられているため、ウェブでのライブ配信も予定している。
受賞作品上映会は、11月19、20日の両日、「International Corporate Film Showing 2020(国際短編映画祭)」とともにユーロライブ(ユーロスペース内/東京都渋谷区円山町)で開催する予定。
【受賞作品】(敬称略)
《グランプリ表彰》
★最優秀作品賞(グランプリ)▽「ごん GONTHE LITTLE FOX」(製作:太陽企画、エクスプローラーズ・ジャパン)
★文部科学大臣賞▽「つつんで、ひらいて」(製作:「つつんで、ひらいて」製作委員会)
★経済産業大臣賞▽「トヨタイムズ」(製作:KEY pro、AOI Pro/クライアント:トヨタ自動車/代理店:電通、篠原誠事務所)
★優秀作品賞(準グランプリ)▽「DEAR FUTURE 自動車船乗船体験プログラム」(製作:CREATIVE EGG/クライアント:日本船主協会/代理店:揚羽)▽「協創の森コンセプトムービー 〔現場編〕」(製作:CNインターボイス/クライアント:日立製作所/代理店:日立ドキュメントソリューションズ)▽「レイディオ」(製作:塩野峻平〈中央大学〉)
★i賞(個人賞)齊藤真弘(「DEAR FUTURE 自動車船乗船体験プログラム」)
《部門表彰》
[コーポレート・コミュニケーション部門]
★部門優秀賞▽「知らなかった自分が、そこにいた。」(製作:ロボット/クライアント:早稲田アカデミー/代理店:ADKマーケティング・ソリューションズ、ADKクリエイティブ・ワン)▽「茶子の駅員物語」(製作:シグレゴコチ/クライアント:秩父鉄道)▽「ここではないどこかで じゃらん30周年特別記念フィルム」(製作:AOI Pro./クライアント:リクルートライフスタイル/代理店:川村元気)
▽「SBKK ブランドムービー『REAL』編」(製作:ギークピクチュアズ/クライアント:ソフトバンク/代理店:電通)▽「RG γ(ガンマ)リビルド映像」(製作:イメージサイエンス/クライアント:スズキ)
[ソーシャル・コミュニケーション部門]
★部門優秀賞▽BS12スペシャル 人間の履歴書 -歯が語る 生きた証-」(製作:BS12トゥエルビ)▽永遠に咲く《吉野の桜》』(製作:合同会社ケイワンクリエーション/クライアント:高島屋史料館)▽「サラーマット ~あなたの言葉で~」(製作:東映/クライアント:兵庫県、兵庫県人権啓発協会)▽「BS1スペシャル 是枝裕和×運命の女優たち フランスで挑んだ1年の記録」(製作:エネット、NHK、NHKグローバルメディアサービス)▽表札のない家 薬物はもういらない」(製作:テレビ朝日映像/クライアント:警視庁組織犯罪対策第五課)
[パーソナル・コミュニケーション部門]
★部門優秀賞▽「ルーツ」(製作:渋谷悠/クライアント:綾瀬市)▽「かたのあと」(製作:ふるかわはら ももか〈東京造形大学〉)▽「とうめいな生き物たち」(製作:高山康平)▽「被爆死した米兵を追って」(製作:谷井健吾〈中央大学〉)
(「特別表彰」の優秀企画賞、企画奨励賞および優秀クリエイター賞は省略)
【受賞作品一覧】www.eibunren.or.jp/top/eibunren-award2020_4.html

2020/09/282020年9月28日

● 第46回 日本ケーブルテレビ大賞 番組アワード 大賞はケーブルメディアワイワイが受賞 地域の安心・安全を守る情報発信 贈賞式はオンラインで開催

日本ケーブルテレビ連盟(以下、連盟)は、全国のCATV事業者が独自に制作する「ふるさと発」の優れた番組を顕彰し、地域住民のための映像情報文化の更なる発展を目指して、「日本ケーブルテレビ大賞 番組アワード」を開催している。第46回となる今年は、コロナ禍のため贈賞式のリアル開催を取りやめ、9月17日にオンラインで実施した。番組アワードは、映像作品として優れた番組を評価する「コンペティション部門」、地域密着のCATVならではの番組づくりを評価する「コミュニティ部門」、そして「新人賞部門」「4K部門」の4つの部門から成る。
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今年の応募作品数は、コンペティション部門65本、コミュニティ部門89本、新人賞部門36本、4K部門24本で、合計214本だった。6月の予備審査で34作品に絞り込み、本審査会を7月末にオンラインで実施し、最終ノミネート23作品および各賞を選定した。
贈賞式はオンライン会議システムを用いて開催し、連盟会議室から最終ノミネートの各局と審査員をつなぎ、各賞を順次発表した。
グランプリ総務大臣賞は、ケーブルメディアワイワイ『切れた堤防 ~宮崎県延岡市に見る霞堤~』が受賞。「霞堤」という切れている堤防によるその地域ならではの治水対策について説明し、存在意義や課題を分かりやすく伝え理解を深める番組づくりや、地域の安心・安全を守る情報発信に取り組む姿勢などが高く評価された。
また、中海テレビ放送『中海再生への歩み 市民と地域メディアは どうかかわったのか』に対し、パブリック・ジャーナリズム特別賞が贈られた。同局が20年の長きにわたって中海の浄化に取り組んだ活動の記録であり、住民とともに地域の課題解決にあたるのは、CATVのジャーナリズムを示すものであると特段に評価された。賞の名称も併せて審査員で議論され、今回特別に顕彰されることになった。
番組アワードのウェブサイトでは、10月上旬の予定で改めて審査員の講評や受賞者のコメントを掲載し、許諾を得た作品はストリーミング再生で視聴できるように更新するという。
「第46回 日本ケーブルテレビ大賞 番組アワード」受賞作品
【グランプリ総務大臣賞】「切れた堤防 ~宮崎県延岡市に見る霞堤~」(ケーブルメディアワイワイ)
【準グランプリ】「柳ケ瀬再開発 ~街が消えるまでの1年間~」(シーシーエヌ)
【パブリック・ジャーナリズム特別賞】「中海再生への歩み 市民と地域メディアはどうかかわったのか」(中海テレビ放送)
◆コンペティション部門
[優秀賞] 「歌は暗闇を越えて~夢は歌手 盲目の世界に生きる少女~」(諫早ケーブルメディア)
[奨励賞] ▽「倉本聰 小山薫堂 妄想ふたり旅 長崎編」(ジュピターテレコム)▽「伊勢湾台風特番 濁流の記録 ~伊勢湾台風から60年~」(知多メディアスネットワーク)▽「豪快一本 ~自分らしく投げる~」(ケーブルワン)▽「郷土の宝 タイワンツバメシジミ~保存会 2年間の活動記録~」(伊万里ケーブルテレビジョン)
◆コミュニティ部門
[優秀賞] ▽「シリーズ『体験!りんごと生きる』総集編」(インフォメーション・ネットワーク・コミュニティ)▽「NAGASAKI水中散歩 ~総集編~」(長崎ケーブルメディア)
[審査委員特別賞] 「『KATCHまち自慢』あなたのまちで、1日生中継をしちゃう番組。といいつつ、今回は3時間! あなたのまちが賞をとっちゃう!?どんな賞!?それは見てのお楽しみ!アワード2019」(キャッチネットワーク)▽「東近江の語り部2019 学童集団疎開 愛平和」(東近江ケーブルネットワーク)
[奨励賞] ▽「地域ジャーナルスペシャル~介助犬が輝くミライのために~」(ひまわりネットワーク)▽「富山を釣る ~ホタルイカパターン~」(ケーブルテレビ富山)▽「時空の旅人~関西見聞録~」(ジェイコムウエスト)▽「TADORU ~辿る~『みやざきの焼き鳥文化』」(宮崎ケーブルテレビ)
◆新人賞部門
[最優秀新人賞] 「高校生が幸せのおてつだい やっちゃえブライダル!」(エコーシティー・駒ヶ岳)
[優秀賞] 「さようなら、私が生きた京橋店」(ジェイコムウエスト)
[奨励賞] ▽「よくばりな人生~報道写真家・笹本恒子~」(Goolight)▽「犬塚弘 酒びん×人生」(ひまわりてれび)
◆4K部門
[優秀賞] 該当作品なし
[奨励賞] ▽「刻の遺産 からくり人形作家 山崎津義~からくりに込めた思い~」(ひまわりネットワーク)▽「クロスロード ~人生と車の交差点『#5 愛しのマイ・フェアレディ。春のスパイシードライブ』(ケーブルテレビ富山)▽「瀬戸内しまなみ海道ポタリングEYE」(ちゅピCOMおのみち)
【NHK WORLD-JAPAN賞】「歌は暗闇を越えて~夢は歌手 盲目の世界に生きる少女~」(諫早ケーブルメディア)


● MPTE AWARDS 2020 技術開発賞・映像技術賞が決定 11月2日に表彰式/映テレ協会

日本映画テレビ技術協会は「MPTE AWARDS 2020」として、映像制作現場の優秀な技術や開発をより広く顕彰する、2019年度(第73回)の技術開発賞および映像技術賞を発表した。
表彰式は、11月2日(15時開始)に東京都港区の六本木ヒルズ内 アカデミーヒルズ49で開く。当日は十分な感染症予防対策をした上で、人数を制限して実施する。
【技術開発賞】
◇「文字起こし地獄を救うweb アプリ『もじこ』~音声認識AIによる文字起こしエディタの開発」/TBS もじこラボ(TBSテレビ)
◇テレビ番組制作支援用AI顔認識システムの開発(AI顔認識システム開発チーム=日本テレビ放送網、東芝、東芝デジタルソリューションズ、日テレITプロデュース)
◇クラウドを活用した「総合コンテンツ管理システム」の開発/総合コンテンツ管理システム検討プロジェクト(フジテレビジョン)
【映像技術賞】(敬称略)
[撮影]▽劇場公開「ザ・ファブル」(田中一成)▽TVドラマ「教場」(大野勝之、深澤敏行/フジメディアテクノロジー)▽ドキュメンタリー「富士山と牛と僕」(加倉井和希/NHK)▽ニュース「台風19号による千曲川堤防決壊の一報映像と生中継」(早川友康/NHK)
[照明]▽劇場公開「ザ・ファブル」(三重野聖一郎)▽TVドラマ「教場」(富沢宴令/フジメディアテクノロジー)
[録音]▽劇場公開「凪待ち」(浦田和治、柴崎憲治)
[音声]▽放送「だから私は推しました」(井上裕一/NHK)
[美術]▽劇場公開(推薦なし)▽放送「シリーズ体感首都直下地震・DAY1 あなたを襲う震度7の衝撃」(加藤隆弘、室岡康弘、田中理実、平田彩/NHK)
[編集]▽劇場公開「宮本から君へ」(上野聡一)▽放送「病院ラジオ 子ども病院編」(渡辺政男/ビデオ・ペディック)
[VFX]▽「恐竜超世界」(「恐竜超世界」制作チーム/NHK)
[OAG(オンエアグラフィックス)]▽「スペース・スペクタクル」(「はやぶさ2可視化システム」開発チーム/NHK)


● 第6回 字幕付きCMセミナー

字幕付きCM普及推進協議会(構成=日本アドバタイザーズ協会日本民間放送連盟、日本広告業協会)がオンライン配信(YouTube Live)で実施する。参加無料(事前登録制)。
講演内容は「視聴覚障害者等向け放送の普及に向けた取組(仮)」(総務省 情報流通行政局地上放送課/金子裕介氏)、「テレビCMにも字幕を! ~だれもが同じ情報を得られる社会を目指して~(仮)」(国際ユニヴァーサルデザイン協議会/松森果林氏)、「字幕付きCM普及推進に向けたロードマップについて(仮)」(日本アドバタイザーズ協会 電波委員長/小出誠氏)。
【日時】10月13日/13時-14時15分
【申し込み締切】10月12日正午
【申し込み・詳細】www.jaa.or.jp/?p=7650(日本アドバタイザーズ協会・ウェブサイト)


● アニメーションビジネス海外展開のノウハウ解説/東京都がオンラインセミナー

アニメーション制作/製作に携わる都内事業者向け支援事業として、東京都はオンラインセミナー「アニメーション海外進出ステップアッププログラム 2020」を実施する。
海外でのアニメーションビジネスでは、海外の市場や商習慣に加え、売り込み方法、権利、契約などのスキル獲得が不可欠になる。同事業では、海外アニメーションビジネスの最前線にいる講師陣が、本当に知っておいてほしいノウハウを解説し、実践的なスキルの習得を支援する。今年度はオンラインで開催する(参加無料)。
【日時/プログラム内容】
◆海外ビジネスセミナー(A-Dのうち、希望の回を選択できる)
[セミナーA/新時代の海外アニメーション市場を考えよう] =10月15日/19時-20時30分▽「新時代の海外アニメーション市場、2020年にどう変わったのか」(アニメーションジャーナリスト/数土直志氏)▽「MIFA東京都ブース出展者によるパネルディスカッション」(スタジオドリアン代表/押山清高氏、Flying Ship Studioプロデューサー/小澤江美氏)、
[セミナーB/海外でアニメーションをつくるためのステップとは] =10月30日/19時-20時30分▽「海外展開に向けてプロデューサーとしてやるべきこと」(プロダクション・アイジー プロデューサー/伊藤整氏)▽「海外のテレビ局で自分の作品が流れるまで」(アニメーション監督・作家/貴志春菜氏)
[セミナーC/バイブル・ピッチとは ~海外バイヤーが求める情報~] =11月13日/19時-20時30分▽「海外のバイヤーはどのような情報を必要としているのか」(海外バイヤー数人が講演)
[セミナーD/バイブル・ピッチを組み立ててみよう] =11月27日/19-20時▽「自分の作品を海外バイヤーに説明してみよう」(ツクリエプロデューサー、Culture Connect代表/風早完次氏)
◆海外プレゼンスキル向上ワークショップ
「WS1」12月4日、「WS2」12月11日/時間はいずれも18時-20時45分(2回とも同様の内容を実施予定)▽海部正樹氏(WOWMAXカンパニーズ・グループ代表、映像プロデューサー)ほか海外プレゼンテーションに精通した講師(5人)を交えたグループワークを通じ、海外企業への効果的なプレゼン(ピッチ)ノウハウを実践的に学ぶ
【募集期限】各日程の2日前16時まで
【定員】セミナー各回60人、ワークショップ各回30人
【申し込み・詳細】anime-tokyo.com/program


2020/09/212020年9月21日

● 2020年 日本民間放送連盟賞 関テレが技術部門最優秀賞 新クロマキーの開発で

日本民間放送連盟は、2020年日本民間放送連盟賞各部門の審査結果を公表した。関西テレビ放送が技術部門と特別表彰部門で最優秀賞を獲得。テレビ朝日は技術部門で、AIを用いた2つのシステムが優秀賞を受けた。
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関西テレビが技術部門で最優秀賞を受けたのが「偏光板と位相差を用いた新クロマキー『ニジクロ』の開発」。
これは、カメラレンズの前に偏光板と位相板を貼り合わせたフィルターを設置し、背景幕にも偏光板を用いることで、グリーンバックが不要な新しいクロマキー技術を開発・実用化したもの。
これにより、①被写体に背景幕の反射による不要な色が被らない②背景幕の裏から逆光を当てることができる③被写体に応じて背景幕の色を変えることができる–といった特性を、簡単な仕組みと安価な材料で実現し、テレビ技術の高度化と効率化に大きく貢献したとの評価がなされた。
技術部門の優秀賞と番組部門(ラジオ/テレビ)、特別表彰部門の最優秀賞は次のとおり。
【技術部門優秀賞】▽ TBSテレビ=番宣・番販素材高速配信システム「TBS MEDIABOXシステム」の開発▽テレビ朝日=AI Video OCRシステムの開発▽同=AIリアルタイム文字マスクの開発▽フジテレビジョン=総合コンテンツ管理システムとオンラインキューシートで実現した送出ワークフロー改革▽読売テレビ放送=新社屋におけるラック室 空調効率化の実現▽愛媛朝日テレビ=超テレビ連動アプリ テレビちゃん。システムの開発〈技術奨励賞〉▽RKB毎日放送=バーチャルアナウンサー百道桃の開発・運用とモーションキャプチャーシステム開発
【番組部門 [ラジオ] 最優秀賞】〈報道〉▽南海放送=南海放送ラジオ特別番組「感染」-正義とは何か-〈教養〉▽J-WAVE=J-WAVE SELECTION GENERATION TO GENERATION~STORIES OF OKINAWA~〈エンターテインメント〉▽エフエム東京=村上RADIOステイホームスペシャル~明るいあしたを迎えるための音楽~〈生ワイド〉▽広島エフエム放送=大窪シゲキの9ジラジ~9ジラジ卒業式生放送スペシャル
【番組部門 [テレビ] 最優秀賞】〈報道〉▽中京テレビ放送=がらくた~性虐待、信じてくれますか~〈教養〉▽フジテレビジョン=ザ・ノンフィクション おじさん、ありがとう~ショウとタクマと熱血和尚~〈エンターテインメント〉▽鹿児島テレビ放送=テレビで会えない芸人〈ドラマ〉▽CBCテレビ=スナイパー時村正義の働き方改革
【特別表彰部門】〈青少年向け番組〉▽山口放送=熱血テレビスペシャル みすゞの心を探して〈放送と公共性〉▽関西テレビ放送=検証・揺さぶられっ子症候群


● CATVの無線利用に焦点/CRIオンラインセミナー

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第3回「CRIオンラインセミナー」を9月29日に開く。今回は、「無線(IoT、地域BWA、ローカル5G)で地域課題解決!」をテーマに、テレビ、ネットに次ぐ新たなサービスとして「無線」にチャレンジする、となみ衛星通信テレビ(富山県南砺市)の対応について報告する。講師は、同社業務部長兼インターネットメディア事業推進室長の浅谷一寛氏。
となみ衛星通信テレビは、7月20日付で総務省から、「ローカル5G」無線局の免許を取得。8月26日には、市民の安全確保と災害時の情報を速やかに収集するために、砺波市、NECネッツエスアイ、ソニーネットワークコミュニケーションズとの連携でIoTを活用した「ため池監視システム」のサービスを開始すると発表した
そこで、①となみ衛星通信テレビにおける「無線利活用サービス」の取り組み、②「ICT技術を活用したスマート農業プロジェクト」の概要、③「IoTを活用した「ため池監視システム」のサービス、④「ローカル5G」商用サービスに向けての取り組み–など、となみ衛星通信テレビの「無線」ビジネスの取り組みについて聞く。
【日時】9月29日/13時30分-14時30分
【参加費】CRI会員2000円、非会員5000円
【受講方法】Zoomを使用
【申し込み・詳細】www.cri-info.jp/20200910_5971.html
【問い合わせ】CRI事務局/Eメール=cri@cri-info.jp


● クラウドソリューション 映像業界向けに提案/日本マイクロソフト、アビッド

日本マイクロソフトとアビッドテクノロジーは、ウェブセミナー「映像業界向けクラウドソリューションのご紹介」を共同で開く。
リモートワークの実施などにより顕著となった番組制作における課題である、人・モノの移動をおさえ、人員とコストの最適化を可能にするアビッドのクラウド編集ソリューションを、事例を交えて説明する。日本マイクロソフトからは、映像業界向けITインフラ選定のポイントについて解説する。参加無料(事前登録制)
【日時】9月24日/15-16時
【講演】①「Avidクラウドソリューションとユーザー事例」(アビッドテクノロジー ソリューションズ・スペシャリスト-ビデオ/西岡崇行氏)、②「ニューノーマルの時代を生き抜くための映像業界向けITインフラ選定のポイント」(日本マイクロソフト クラウドソリューションアーキテクト/大川高志氏)
【申し込み・詳細】www.digital-transformation-real.com/cloud-solution-video-industry-new-normal-era-2020-09-24


● オンラインで「あにつく2020」 コロナ禍での制作現場などプロダクション各社が報告/Too

Tooは、アニメを「作る人」と「見る人」のための総合イベント「あにつく2020」を、9月25-27日にオンラインで開催する。
「あにつく」は、これからのアニメ制作を目指す次世代クリエイターから、アニメファンまでを対象にした、2D作画ソフトの運用や3Dアニメーション技術の紹介、作品のメイキングとマーケットアピール、人材発掘、育成を目的としたアニメ制作技術に関する総合イベント。今回は初めてオンラインでの実施となる。
コロナ禍の中、アニメ制作現場ではどのような工夫をしながら作品を生み出しているのか、制作を支える最先端技術や制作テクニック、各プロダクションの特色など、今しか聞けない内容を3日間にわたって伝える。一度登録すれば、どのセッションも視聴できる。参加無料。
【主なセッション内容】
▽Withコロナと日本のアニメ(アニマ代表取締役/笹原晋也氏、サンジゲン代表取締役/松浦裕暁氏、ポリゴン・ピクチュアズ代表取締役/塩田周三氏)
▽Netflixアニメ映画『オルタード・カーボン:リスリーブド』におけるアニメーション/ショット作業について(アニマ/田中剛氏、三山一男氏)
▽「ヒーリングっど:トランプのハート:プリキュア」エンディングCGダンスメイキングセミナー(仮)(東映アニメーション/野島淳志氏、大曽根悠介氏)
▽宇崎ちゃんを作りたい! 作品制作談話(ENGI/三浦和也氏、栗原学氏)
▽Netflixオリジナルアニメシリーズ『ドラゴンズドグマ』メイキングセミナー(サブリメイション/須貝真也氏、川口隆浩氏、伊藤諒氏、杉英人氏)
▽シビック×エヴァンゲリオンコラボCMでのゲームエンジンとBlenderの活用事例(グラフィニカ/堀内隆氏)
▽「ケンガンアシュラ」CG制作セッション(exsa、ラークスエンタテインメント)
【日時】9月25日(前夜祭)/18時開始、26、27日/13時-17時45分
【申し込み・詳細】www.too.com/atsuc/2020


● オンライン教育の最新事情 ATEM Mini活用例も/ブラックマジック

ブラックマジックデザインは、全国の教育関係者を対象に、最新の「オンライン教育」事情について具体的な活用事例および活用術を説明するオンラインセミナー「オンライン教育に変革をもたらすATEM Mini」の第2弾を開く。参加無料(事前登録制)。
セミナーでは、既にオンライン授業を実施している7人の教育関係者および、教育イノベーターとして時代のニーズに合わせた教育コンテンツを提供している旺文社の担当者が登壇する。
「オンライン教育」における現場での取り組みにあたり、効果的な指導方法や業務負担の軽減を模索している教育関係者に対し、教育現場で数多くの導入実績のある動画演出アイテム、ライブプロダクションスイッチャー「ATEM Mini」を用いた利点や具体的な活用方法や実践的なレクチャーをする。
【日時】9月26、27日/15時-17時30分(両日とも同様の内容)
【受講方法】Zoomを使用(詳細は参加登録者に直接伝える)
【定員】100人
【申し込み・詳細】bmduser.jp/training/detail.php?p=p00000125

2020/09/142020年9月14日

●  第36回ATP賞 最優秀賞3作品を発表 10月22日グランプリを決定

全日本テレビ番組製作社連盟(ATP)は、「第36回ATP賞テレビグランプリ」の最優秀賞などを発表した。応募総数は157作品。最高賞であるグランプリは、3ジャンル(ドキュメンタリー、情報・バラエティ、ドラマ)の各最優秀賞からATP会員社の投票で選び、10月22日に開催予定の受賞式で発表する。
受賞式では、最優秀新人賞なども合わせて発表。今年3月に逝去した志村けんさんなど2人1番組に特別賞を贈る。
主な受賞作は以下のとおり(カッコ内は製作会社/放送あるいは配信チャンネル)。
◆最優秀賞
◎ドキュメンタリー部門
BSフジサンデースペシャル「ザ・ノンフィクション特別編『おじさん、ありがとう~子供たちへ…熱血和尚の遺言~』」(バンエイト/BSフジ)
◎情報・バラエティ部門
「オオカミちゃんには騙されない」(テレビマンユニオン/ABEMA SPECIALチャンネル)
◎ドラマ部門
ドラマ24「コタキ兄弟と四苦八苦」(AOIPro/テレビ東京、NTTぷらら、Paravi)
◆優秀賞
◎ドキュメンタリー部門
BS1スペシャル「戦争花嫁たちのアメリカ」(テムジン/NHK BS1)
「真夜中のドキュメンタリー 息子の終活 知的障がい者の親として、何を遺すか?」(CTV MID ENJIN/中京テレビ放送)
「日中国際共同制作 陶王子 2万年の旅 器の来た道 前編・後編」(NHKエデュケーショナル、プロダクション・エイシア、Tencent Penguin Pictures/NHK BS4K)
◎情報・バラエティ部門
「アカペラ日本一決定戦 全国ハモネプリーグ」(IVSテレビ制作/フジテレビジョン)
「スイーツ列車紀行 オリエント急行ライン・お菓子秘話 西欧の魅惑/東欧の甘美」(ドキュメンタリージャパン、NHKエンタープライズ/NHK BSプレミアム)
「音が出たら負け」(日テレ アックスオン、ビアーズ、ザ・ワークス/日本テレビ放送網)
◎ドラマ部門
「連続ドラマW 坂の途中の家」(テレパック/WOWOW)
「完本 怪談牡丹燈籠 Beauty&Fear」(オッティモ、NHKエンタープライズ/NHK BS4K)
「ドラマ10 これは経費で落ちません!」(日テレ アックスオン/NHK総合)


●  NAB Show 2021 は10月開催 Radio Showなど同時に

全米放送事業者協会(NAB/エヌエービー)は米国時間の9日、ゴードン・スミス会長兼CEOの署名入りの書状で、2021年のNAB Showを、10月9-13日の5日間、ネバダ州ラスベガスで開催すると発表した。
スミス会長は書状で、21年のNAB Showを成功させるには、業界の長期的な発展の道筋を再構築できるよう、われわれが率先して行動を起こすことが重要と考え、過去数カ月にわたって必要な情報を整理・分析し、多くの関係者からも意見を聞いてきたと検討の経過を説明。
その結果、関係者の間に、来年の前半に大規模なイベントに参加することにかなりの抵抗があることが分かり、米国では来年に入っても、パンデミックへの脅威は去らないことは確実であることから、21年4月11-14日予定だったNAB Showを同年10月に開催することを決断したという。
毎年10月に開催しているNAB Show New Yorkの21年の日程を別の日程にすることで調整していること、21年のRadio Show、NAB Sales and Management Television Exchangeを同時開催することも明らかにした。同会長は、他国を含め、国際的なイベントと日程が重ならいよう調整するとともに、国内外の関連組織やパートナーと連携できるよう話し合いを進めているという。
今年については、Radio Showを10月5-9日、NAB Sales and Management Television Exchangeを同月14-15日、NAB Show New Yorkを同月19-29日にそれぞれオンラインで開催。
また、NAB Amplifyでは、年間を通して業界関係者がつながるための新しい体験を作っていくことにも取り組んでおり、このデジタルプラットフォームでNAB Showの体験機会を幅広く提供していく。
そして同会長は、決定を支援してくれた関係者に感謝の意を示し、業界を活性化するイベントとサービスを提供できることを楽しみにしていると締めくくった。


●  プロデューサー育成 海外派遣の体験語る/VIPOがウェビナー

映像産業振興機構(VIPO)は、経済産業省「令和2年度コンテンツ海外展開促進事業(コンテンツ関連ビジネスマッチング事業)」の一環として、「ロッテルダム国際映画祭」の企画マーケットの一部として実施されている、プロデューサー育成プログラム「Rotterdam Lab」に、若手映画プロデューサーを今年度も派遣する予定にしている。
そこで、昨年参加した日本人プロデューサー3氏により、実施されたプログラム内容、現地でのネットワーキングなどの情報を共有する報告会を9月24日(14時-15時30分)にオンラインで開く。
参加無料で定員は50人(事前予約制/先着順)。申し込み期限は22日17時まで。
【申し込み・詳細】www.vipo.or.jp/news/24980


●  地方創生・国土強靭化 FORUM8セミナーフェア

国土強じん化の施策と地域活性化の取り組みを連携することで相乗効果を図り、特に各自治体におけるインフラ分野での取り組みを重点化する方針が、内閣官房によって示されている。フォーラムエイトでは、これらの施策の推進を目的としたセミナーフェアを全国で開き、最新の製品やソリューションの提案など、ユーザーの業務サポートを各地で実施している。
新型コロナウイルス感染症対策による一部会場の開催中止に伴い、セミナーの模様を動画(オンライン)で公開。各種製品・ソリューションの説明や最新の活用事例について報告する。参加無料。
【日時】9月24日/13時30分-17時20分
【申し込み・詳細】seminar.forum8.co.jp/detail.html?id=100


●  ソリトンシステムズ「超短遅延リアルタイム映像伝送」WEBセミナー

ソリトンシステムズの新技術RASCOW2に対応した新製品「Zao-SH」について解説。実機でのデモが見られる。RASCOW2は既存のモバイル中継装置で発生する遅延問題を解決するために特化した技術。よりリアルタイムな映像が伝送可能になっている。
今回は2日間の日程で開く(両日程とも内容は同じ)。参加無料(事前登録制)。
【日程】①9月17日/14時14時45分、②24日/14時-14時45分
【定員】各50人
【申し込み・詳細】www.soliton.co.jp/event/detail/zao_sh2009.html


●  衛星放送協会オリジナル番組アワード NHKドラマがグランプリ BS8K・4K 「上海の芥川龍之介」

衛星放送協会は、9月1日に東京・大手町のよみうり大手町ホールにおいて、「第10回衛星放送協会オリジナル番組アワード」の授賞式を実施し、番組部門7ジャンルの最優秀賞の中から選出されるグランプリには、NHKの「スペシャルドラマ『ストレンジャー~上海の芥川龍之介~』」(BS8K/BS4K)が選ばれた。授賞式では、各部門の最優秀賞も表彰した。
「衛星放送協会オリジナル番組アワード」は、正会員社の各放送局が専門チャンネルならではの強みを生かしたオリジナル番組の制作促進と、その優れた番組をより多くの人に知ってもらうため、2011年に創設。審査基準は、他のメディアにはない作品のオリジナリティーを中心に判断し、有料・多チャンネル放送の信用と権威を高めたと認められる功績に対して表彰している。
10回目を迎えた今年は、新型コロナウイルス感染症の対策として、授賞式会場への来場者数を制限し、関係者向けに会場の模様をライブ配信した。
当日選出されたグランプリの『ストレンジャー~上海の芥川龍之介~』は、約100年前、新聞社特派員として上海を訪れた芥川龍之介の小説世界と動乱期の中国の現実を交錯させながら、日中の精神的交流を発信するドラマ。ほぽ全編を上海で撮影した。
審査委員長の吉岡忍氏(ノンフィクション作家/日本ペンクラブ会長)は「新聞連載の紀行文の断片から激動の中国近代史を読み解き、骨太のストーリーに仕上げている。内容にふさわしい濃密なセットもドラマの説得力になっている。中国が国際社会再編の台風の目となっている現在、中国近代の源流にさかのぼってドラマ化に挑んだ意欲を高く評価したい」と講評した。
なお、授賞式の模様と、受賞各作品の見どころ映像を講評とともに紹介する『グランプリ決定!衛星放送・オリジナル番組アワード!受賞作品はこれだ!』を、スカパーおよびジュピターテレコム(J:COM)で10月1日に放送する(再放送あり)。
そのほかの受賞作品は次のとおり。
【番宣部門・最優秀賞】「辛酸なめこさんのイラストで作る!イケメンofイケメン ブラピの『痛チョコ』の作り方」(ザ・シネマ)
【CAB-J賞】神奈川県観光PR(日本ケーブルテレビジョン)
【編成企画部門・最優秀賞】「半世紀ぶりに奇跡の復活!『てなもんや三度笠』(日本映画放送)
【番組部門・最優秀賞】▽アニメ=「コロコロアニマルABC」(キッズステーション)▽ドキュメンタリー=「パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM アフガン帰り 不屈のカヌー王者:カーティス・マグラス」(WOWOW)▽ミニ番組=「驚異の魚図鑑 衆鱗図」(NHKBS8K)▽バラエティ-=「生前葬TVー又吉直樹の生前葬のすゝめー」(ワールド・ハイビジョン・チャンネル)▽教養=「ドキュメンタリー ~The REAL~『第99回全国高校ラグビーフットボール大会『花園』特集』御所実業~公立校が築いたラグビー×人間力~」(ジェイ・スポーツ)▽中継=「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」(スカイA)

2020/09/072020年9月7日

● デジタルコンテンツ白書 DCAJがオンラインで発刊セミナー 市場規模や業界動向を解説

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、「デジタルコンテンツ白書2020」発刊セミナーをオンラインで9月14日に開く。
白書の主要項目である「2019年のコンテンツ産業の市場規模」および、特集「ライブエンターテインメントの今とこれから~Beyond 2020を考える3つの視点」について解説。パネルディスカッションでは、コンテンツビジネスにかかわる有識者がパネリストとして登壇し、コロナ禍のエンターテインメントの新しい取り組みについて意見を交わす。
【日時】9月14日/14時-16時30分/オンライン(Zoom使用)
【プログラム】
▽「日本のコンテンツ産業の市場規模2019」について(解説=DCAJ 岩井美樹調査部主任)
▽特集「ライブエンターテインメントの今とこれから~Beyond 2020を考える3つの視点」について(講演=コンサートプロモーターズ協会常務理事、ライブ・エンタテインメントラボ副代表、青山学院大学社会情報学部非常勤講師/長井延裕氏)
▽パネルディスカッション「ポストコロナのコンテンツビジネス~新しい日常におけるエンターテインメントの挑戦」(パネリスト=レクセル日本CEO/穎川廉氏、日本オンラインゲーム協会事務局長/川口洋司氏、WESS/小島健太郎氏、コンサートプロモーターズ協会常務理事/長井延裕氏、モデレーター=青山学院大学総合文化政策学部総合文化政策学科教授、デジタルコンテンツ白書編集委員長/内山隆氏)
【参加費】DCAJ法人会員は無料、一般4000円(「デジタルコンテンツ白書」〈定価税別1万5000円〉付き1万6500円)
【申し込み締め切り】9月12日17時
【定員】150人
【申し込み・詳細】www.dcaj.or.jp/news/2020/09/0914dcajwp-online.html


● 福永壮志監督が講演 世界市場に向けた作品作り/VIPOがオンラインセミナー

映像産業振興機構(VIPO)は、「日本人監督が世界の共感を得るためになすべきことは何か!」と題したオンラインセミナー(無料/Zoomを使用予定)を9月18日に開く。
VIPOは、文化庁から「令和2年度日本映画海外展開強化事業」を受託しており、その連携企画として、実践研修のアドバイザーでもある福永壮志監督を講師に招いてのセミナーを企画した。
福永監督は、ニューヨークで制作した監督作『リベリアの白い血』(日本公開2017年)が世界で高い評価を受け、今年10月17日に日本公開する最新作『アイヌモシリ(AINU MOSIR)』が、日本人として初めて第19回「トライベッカ映画祭」(北米を代表するインディペンデント映画祭)で審査員特別賞を受賞するなど、世界から注されている。
セミナーでは、ニューヨークで映像制作を学び、「カンヌ国際映画祭」のシネフォンダシオン・レジデンスやNHKサンダンス脚本ワークショップ等にも参加、世界各地から集まる若手監督との交流経験もある福永監督に、日本のクリエイターが日本国内だけでなく、世界市場も視野に入れた作品作りをする上で、求められる視点、企画などを中心に語ってもらう。
また、『アイヌモシリ』の日米のプロデューサーも登壇し、同作品を制作するに至った経緯、トライベッカ映画祭で評価された要因、日米の映画企画制作の違いなどについて聞く。
【日時】9月18日/14-16時
【定員】100人(事前登録制)
【申し込み期限】9月15日まで(定員に達し次第、申し込み終了)
【申し込み・詳細】www.vipo.or.jp/news/25000


● LEDビジョンの管理・運用ソリューションについて解説 17日にセミナー/アークベンチャーズ

アークベンチャーズは、オンラインセミナー「LEDビジョンのクラウド型管理・運用」を9月17日に開く。常設設置のLEDビジョンのコンテンツ管理・運用における課題を解決するソリューションについて提案する。参加無料(事前登録制)。
複数のスクリーンを一括で管理など、運用を効率化するソリューションのニーズが高まっている。そこで、同社が取り扱っているLEDディスプレーソリューションプロバイダーである、NOVASTAR社のコンテンツ管理、メンテナンスクラウドソリューションのVNNOX・NOVAicareの特徴、LEDコントローラーのラインアップについて説明する。
NOVASTAR社は世界シェアトップのLEDビジョンのコントローラー、レシーバーカード、制御ソフトウエアなどを製造するLED周辺機器メーカー。
【日時】9月17日/16時配信開始
【配信URL】申し込み者に直接知らせる(Zoomを使用予定)
【申し込み・詳細】www.ark.ventures/webinar

2020/08/312020年8月31日

● 第25回AMDアワード 「AI 美空ひばり」が大賞を受賞 故人の歌声と姿をデジタル技術で再現

デジタルメディア協会(AMD)は、「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー/第25回AMDアワード」の授賞式を20日に開催。年間コンテンツ賞「優秀賞」10作品から、「大賞/総務大臣賞」に「AI 美空ひばり」を選出した。
同プロジェクトは、没後30年を迎える美空ひばりをデジタル技術でよみがえらせ新曲を歌わせる。ヤマハがディープラーニングを使った合成技術で歌声を再現し、NHKが過去の映像から歌唱中の目や口の動きを抽出してモデリング。「紅白歌合戦」に出演させた。
NHKの大道竜之介氏は「AI開発担当の技術者として、美空ひばりさんの歌声をAIにどう学ばせようかと分析しながら聞いていたが、いつの間にか、いいなと思っていることが何度もあった。人の心に直に届く歌を歌う美空ひばりさんのすごさを感じ、そこに一歩でも近づこうと思っていた」と開発経緯についてコメント。「このプロジェクトは、かかわった全員に美空ひばりさんへの深い尊敬と愛、もう一度会いたいという願いがあったから成り立った。人の願いを叶えることに技術の力で協力できてうれしい」と受賞の喜びを語った。
「限界突破×サバイバー」でAMD理事長賞を受賞した氷川きよしも登壇し、会場を盛り上げた。
その他の受賞は以下のとおり。
◆優秀賞=インターネット上の海賊版に対する総合的な対策メニューおよび工程表▽うんこミュージアム▽鬼滅の刃▽ゼスプリ キウイブラザーズ アゲリシャスキャンペーン▽全裸監督▽天気の子▽ドラゴンクエストウォーク▽ラグビーワールドカップ 2019放送プロジェクト
◆功労賞=細野晴臣
◆江並直美賞=Cognite 草薙昭彦
◆リージョナル賞=OUR Shurijo みんなの首里城デジタル復元プロジェクト


● 3日にウェビナーを開催 アライメントツールVocALignを実演/タックシステム

タックシステムは9月3日、ウェビナー「Synchro Arts VocALign活用法」を開催する。
VocALignは、ボーカルトラックにコーラスなどのタイミングを、高い精度で簡単に合わせられるボーカルアライメントツール。タイミングの合っているガイド信号をキャプチャーし、その上でアライメントを合わせるダブ信号をキャプチャーする。ボタンを1つ押すだけでタイミングを合わせることができる。
当日はマリモレコーズの江夏正晃氏を講師に迎え、Steinberg CubaseやNuendoに対応したARA 2版のプラグインを使用し、スピーディで簡単な操作を披露する。
◆日時
9月3日午後2-3時
◆申し込み先(定員制、要参加登録)
タックシステムウェブサイト(tacsystem.jp/news/67


● 上映プログラムのみで実施 9月20-24日の5日間開催/アジアフォーカス・福岡国際映画祭

第30回を迎える「アジアフォーカス・福岡国際映画祭2020」は9月20-24日の5日間、福岡市博多区のキャナルシティ博多内「ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13」を主会場にして開かれる。
今回は、アジアの新作・話題作8本、特集4本の公式招待作品12本をはじめ、日本映画特集、特別上映、福岡パノラマなど20カ国・地域から22作品を上映する予定。
なお、今年は海外ゲストの招へいはせず、上映プログラムのみの実施となる。また、前売り券は販売しない。期間中に会場チケット売り場で購入可能な当日券、フリーパス券のみ販売する。実施にあたっては、新型コロナウイルス感染拡大防止策を講じた上で、安心・安全を第一に運営するとしている。
同映画祭は、市制100周年を記念して1989年に開催された「アジア太平洋博覧会」で培われたアジアとの交流の輪をさらに深めるため、翌90年から始まった「アジアマンス(2013年からアジアンパーティ)」主要事業の1つとして91年にスタートした。
ディレクターの梁木靖弘氏が中心となり、質の高いアジア映画を発掘し、発信。多くの作品が日本初公開であり、日本語および英語字幕を付け上映する。これまで映画祭で上映された作品のうち 404作品(8月時点)が、福岡市総合図書館フィルムアーカイブで保存されており、アジアの貴重な文化財保護に貢献しているとともに、市民の財産になっているという。
【詳細】公式ウェブサイト=www.focus-on-asia.com


● コンペ部門の作品を募集 来年3月5-14日に開催/第16回 大阪アジアン映画祭

第16回大阪アジアン映画祭(OAFF2021)は、2021年3月5-14日に開催されることが決まった。あわせて上映作品の募集を開始した。OAFFの上映作品は、「アジア(日本を含む)の作品であること。または、アジアと深い関係を有する作品であること」が全部門共通の条件となる。
近年、日本映画に関しては、OAFFでの上映をきっかけとして、海外の映画祭での上映につながるケースや、配給などが決まり日本劇場公開に至った作品(予定を含む)も多数見られるという。また、プレミア上映が好評を博し、拡大公開につながった作品も出現している。
上映作品については、プログラミング・ディレクターの暉峻創三氏が今回も全作品を決定。ジャンルなど問わず、「今、世の中に伝えたい、伝えるべき作品」をセレクトするという。
賞については、コンペティション部門グランプリ(賞金50万円)、来るべき才能賞(賞金20万円)などのほか、各種スポンサーアワードを予定している。
応募締め切りは11月30日。エントリー料は無料。
【詳細】www.oaff.jp/2021/ja/outline/entry.html


● オンラインで実施へ コンペ部門に123作品応募/第14回 田辺・弁慶映画祭

田辺・弁慶映画祭実行委員会は、「第14回 田辺・弁慶映画祭」を11月13-15日の3日間、オンラインで開催することを決定した。
同映画祭は例年、和歌山県田辺市の紀南文化会館で実施していたが、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、参加者の安全確保、地域や周辺への感染予防などを考慮し、オンライン開催に変更した。コンペティション入選作品をオンライン上で観賞できるほか、作品配信以外にも映画祭を感じとれる企画も検討している。詳細は準備が整い次第改めて発表するという。
田辺・弁慶映画祭では、若手映画監督を対象としたコンペティションを実施しており、全国から応募があった作品の中から予備審査を通過した作品(入選作品)を上映し、本審査を経て各賞が決定する。過去の入選・入賞監督がその後、商業デビューを果たすなど、「若手監督の登竜門の映画祭」として知られる。
さらに、幅広い年代の市民に映画を楽しんでもらうよう、話題の作品を中心にさまざまな作品(招待作品、特別上映作品など)も上映している。
今回のコンペティション部門応募総数は123作品で、入賞作品は近日決定する。
【詳細】公式ウェブサイト=www.tbff.jp


● アスク「V-Ray5 for 3ds Max新機能説明ウェビナー」

Chaos Group社製「V-Ray for 3ds Max」のバージョンNext、あるいはバージョン3を利用中の法人が対象。9月4日に開く(参加無料)。V-Ray5に搭載された約500種のマテリアルライブラリや、マテリアルプリセットについて説明する。
さらに、新しいVRayLightMixレンダーエレメントを使用し、各ライティングの調整ができるライトミキサー機能を実際に3ds MaxとV-Ray5を稼働させ、刷新されたフレームバッファを使いながら解説する。
ウェビナー終了後にはバージョンアップの相談を受ける時間も設けている。
【日時】9月4日/16-17時
【定員】20人(申し込み先着順)
【参加方法】Zoomウェビナー(参加用URLは別途知らせる)
【申し込み・詳細】https://www.ask-corp.jp/inquiry/v-ray-seminar.html

2020/08/242020年8月24日

●cineXバンドル製品 販売プロモーション実施/NewX

NewXは、cineXアプリのコーデックやプラグインをバンドルした「cineX Everything」トライアルキャンペーンを実施している。
cineX新規ユーザーは、8月31日までに専用ウェブサイト(cinedeck.com/promo-license-through-partner)からサインアップすることで、通常価格112万円の1年間ライセンスを13万2000円(すべて税別)で購入できる。購入期間は10月15日まで。既存ライセンシーは、NewXのウェブサイト(www.newx.co.jp)から1月30日までにサインアップすることで同価格で購入できる。
詳細はNewXのウェブサイトまで。


●放送・通信のBCP対策サービス オンラインで事例を交え解説/プラットイーズ、プラットワークス

プラットイーズとプラットワークスは、放送・配信サービスのBCP(事業継続計画)に関するオンラインイベント「プラットイーズグループ オンライン展示会 ~Withコロナの放送・配信業務~」を9月4日に開催する。参加無料。
昨今の予期せぬ災害発生やコロナ禍などで、放送・配信業界においても、BCPの対策はせざるを得なくなっている。プラットイーズグループでは、緊急事態宣言中の急な放送・配信業務代行の引き合いや、リモートワーク向けのシステム改修などにも迅速に対応し、顧客のサービス継続をサポートしている。
今回のイベントでは、以前から放送・配信サービスの運用を幅広く支援する企業として、BCP対策を先進的に進めてきた同社グループのノウハウについて伝える。
【イベント内容】▽セミナー「Withコロナの今、プラットイーズグループが提供するBCP対策サービス」▽オペレーション現場レポート「緊急事態に立ち向かう、ユニバーサル業務センター」プラットイーズグループでの放送・配信業務の事例紹介。BCP対策で徳島県神山町に設立した「えんがわオフィス」の様子も中継▽トークセッション「『コロナで止まるな!』~いかにして乗り切ったか振り返る~」
【日時】9月4日/14時-17時30分
【参加方法】イベント当日に、プラットイーズのウェブサイトのイベントページにアクセスし、参加登録をすると、Zoomでの参加、またはウェブブラウザー上での視聴が可能
【イベント開催ページ】www.plat-ease.co.jp/event


●LiveU新製品 ウェビナーで説明/三信電気

三信電気は、「LiveU新製品LU800 Webセミナー」を8月28日に開く。
「LU800」は9月出荷予定の最新機種で、LiveU送信機の最上位機種になる。マルチカメラ入力、4K HDR映像サポート、5Gネイティブ対応といった新機能を備えている。今回のウェブセミナーでは、LU800の最新情報とともに、実機を使用したデモを実施する予定。
【日時】8月28日/14時開始(30分程度の予定)
【実施方法】Zoomを使用
【定員】300人(定員に達し次第受付終了)参加無料
【申し込み】www.sanshin.co.jp/business/solution/vd/webseminar.html


●ウェブマーケティング実践 顧客の心つかむ戦略を解説/CRIがオンラインセミナー

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、Zoomを使った「第2回CRIオンラインセミナー」を8月28日に開く。
今回は「コロナ禍をチャンスに変える-顧客をファンにするためのWEBマーケティング」をテーマに、SATORI マーケティング営業部パートナーグループグループ長/石坂拓也氏が講演する。
顧客に会えない状況でもウェブサイトで契約を増やし、契約後も『ファン』でいてもらうための方法論として、「ウェブマーケティングを実践するためには、どんな情報をどのように管理することが有効なのか」、「顧客の『行動データ』を活用し、どう契約に結びつけるか」などについて解説。また、既に採用されている関東圏内のCATV局の活用事例についても報告する。
【日時】8月28日/13時30分-14時30分
【参加費】CRI会員2000円、非会員5000円
【申し込み・詳細】www.cri-info.jp/20200813_5963.html


●第7回ATENウェビナー「お見せしましょう!ATEN IP-KVMの実力を ~IP-KVM『KEシリーズ』のご紹介~」

ATENジャパンの営業担当がスピーカーを務めるウェブセミナー。放送業界に特化した内容で、実際に導入している放送局の事例を交えながら、ATEN IP-KVM製品導入によるメリットを伝える。
Zoomでの視聴申し込みは先着100人。上限に達した場合、YouTubeライブでの視聴を案内する。申し込み締切は、9月1日12時。セミナーのURLおよび参加方法の詳細については、申し込み後に個別に連絡する。参加無料。
【日時】9月2日/14-15時(プログラム終了後、Zoom Q&A機能を使用した質疑応答の時間を設ける)
【詳細】https://www.sotuu.net/atenjapan/webinar/07/apply.html


●マルチメディア振興センター研究発表「世界のAI戦略-各国が描く未来創造のビジョン」出版記念講演会

8月28日にオンライン(Zoom)で実施。「世界で進展する超スマート化 日本はどうする?」をテーマに、①研究成果報告「世界で進展するサイバー空間とフィジカル空間の融合」、②講演・パネルディスカッション「国家AI戦略の世界動向と人とAIの共生の可能性」で構成する。
基調講演では、「AI・ロボットと人の共生社会における対話知能学の可能性」と題し、大阪大学大学院 基礎工学研究科教授の石黒浩氏が登壇する。
申し込みは8月25日まで。受け付け後に視聴用URLの連絡がある。参加無料。
【日時】8月28日/13時30分-17時
【申し込み・詳細】www.fmmc.or.jp/activities/kenkyukai/tabid319.html

2020/08/102020年8月10日

●  SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 オンライン配信で開催へ コンペ部門のみ実施

SKIPシティ国際映画祭実行委員会は、新型コロナウイルス感染拡大防止および来場者、関係者の安全確保を考慮し、17回目となる「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2020」を、オンライン配信により開催することを決定した。
また、プログラムは例年よりも縮小し、コンペティション部門(国際コンペティション、国内コンペティション=長編部門、国内コンペティション=短編部門)のみ実施となる。会期は当初の予定どおり9月26日-10月4日の9日間。オンライン配信の視聴方法、上映作品などの詳細は、8月下旬に発表の予定。
同映画祭は『若手映像クリエイターの登竜門』として、映画界の未来を担う新たな才能の発掘を目的に開催している。


●  5Gとニューノーマル時代の映像制作を考察/DCAJがオンラインセミナー

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、ビジネスセミナー(オンライン)「5Gとニューノーマル時代の映像制作 ~ITで乗り切る世界の現場~」を8月12日に開く。
5Gの普及とニューノーマル(新たな常態)という変化の時代に対応する映像制作について、日本大学講師で映像新聞論説委員の杉沼浩司が、ITで乗り切る世界の現場の状況を解説。続けてオムニバス・ジャパン取締役副社長の丸井庸男氏との対談形式により、映像制作現場の現状を語り合い、今後必要とされる制作環境について考察する。
【日時】8月12日/15-17時
【参加費】一般3000円、DCAJ法人会員は無料
【申し込み】www.dcaj.or.jp/news/2020/07/5g-webinar0812.html


●  DCEXPO2020 出展者の募集を開始

新しいテクノロジーでコンテンツの未来を体感する「デジタルコンテンツEXPO(DCEXPO)2020」(主催=デジタルコンテンツ協会)は、11月18-20日にオンラインでの開催が決まったが、メインプログラム「Content &Technorogy Showcase(CTS)」の出展者募集を開始した。
デジタルコンテンツEXPO 2020 ONLINEは、出展者ごとの企画に応じた発信をしてもらうため、出展者自身のウェブサイトとリンクする出展形式を用意している。
【出展料】9万9000円(DCAJ会員割引あり)
【募集の詳細】www.dcexpo.jp/entry


●  HDR制作ワークフローに関する無料Webセミナー

アスク メディア&エンタープライズ事業部(アスクM&E)とEIZOが共催。EIZO 4K HDRリファレンスモニター「ColorEdge PROMINENCE CG3146」の製品説明とともに、AJA製品を組み合わせた最新事例、必要な表示環境やカラーワークフローについて解説する。
【日時】8月20日/15時開始(約60分)
無料
【申し込み・詳細】eizo-ask-hdr-webinar.peatix.com/

2020/08/032020年8月3日

● Inter BEE 2020 ONLINE 出展申し込み受け付け開始 ライブ配信で見どころ、ゲストトーク

電子情報技術産業協会(JEITA)は、11月18-20日に開催するメディア総合イベント「Inter BEE 2020 ONLINE」について、7月30日から出展申し込み受け付けを開始した。締め切りは9月30日。
Inter BEEは今回で56回目の開催。Inter BEE 2020は、年間を通じて情報提供する公式ウェブサイト「INTER BEE ONLINE」を活用し、映像、音響、放送、通信業界関係者が最新情報を発信するとともに、ニューノーマル社会におけるメディアとエンターテインメント関連産業の取り組みや試みを、総合的に発信する「オンラインイベント」として実施する。
会期(ライブイベント期間)中は、スタジオからライブ動画配信による見どころ紹介、ゲストトークなどの「Inter BEE Studio Live」を実施。また「INTER BEE FORUM」として、基調講演や業界団体が発信するセミナーを3日間配信する。各分野に特化した「特別企画」では、ニューノーマル社会での新たなコンテンツの創造に向けて多角的なセッションやチュートリアルを展開する。
すべてのコンテンツは2021年2月26日まで公開する。
同時開催となる「デジタルコンテンツEXPO」「民放技術報告会」などの関連する各団体イベントとは継続して連携。総合オンラインイベントとして展開する。
最新情報および詳細は、公式ウェブサイト(www.inter-bee.com)まで。


● オンライン発表会開催へ 専用サイトを開設/シンユニティグループ

シンユニティグループは、8月6、7日に開催するオンライン発表会「SYMUNITY xR HYBRID EVENT 2020 ~Online & Offline~」の専用ウェブサイト(xr-event.symunity.co.jp)を開設した。
オンライン発表会では、新型コロナウイルスの影響で開催が困難になったイベントに対する代替案として、リアルイベントでは不可能な演出や、新たな体験の提供が可能なバーチャル展示会およびバーチャルコンベンションを提案。それらに対応した各種ソリューションについて説明する(7月27日号既報)。
開催時間は両日とも午後2時から。参加人数は当日先着順で1000人まで。
なお、予定していたシンユニティのスタジオでの現地見学会は、コロナ感染防止を考慮して取りやめた。


● 映画企画コンテスト開催 時代劇・歴史劇が対象/VIPO、京都府

映像産業振興機構(VIPO)は、京都府と共同で第12回「京都映画企画市 -Kyoto Film Pitching-」を開催する。
同事業は、時代劇の拠点である京都の優位性を生かし、京都から若手クリエイターを輩出することを目的とした、時代劇・歴史劇ジャンルの映画企画コンテスト。第一線で活躍する映像業界人を審査員に迎え、応募企画の中から書類審査で数作品を選定し、映画企画コンテスト(プレゼンテーション)で優秀映画企画を決定する。
優秀映画企画には、長編劇場公開につなげるために350万円相当のパイロット版(短編)映像制作の権利を付与し、長編映像化のバックアップをしていく。
募集要件は、①映画・映像制作者(監督およびプロデューサー)による作品企画、②劇場公開を目的とする時代劇・歴史劇ジャンルの映画企画、③太秦のメジャースタジオをはじめとする京都府内での撮影を想定した映画企画。
なお、権利処理がなされている、非公開の映画企画を対象とする。過去に応募した映画企画の再応募も可能。
募集期間は9月10日(必着)まで。
また、同時開催イベントとして「企画相談会」を実施。現役のプロデューサーなどへの映画企画の相談会を開く。詳細は、映画企画市の企画募集締め切り後に発表される。
【応募詳細】www.vipo.or.jp/news/24425


● リアルイベントとオンラインで構成/IFA2020

世界最大級の民生用エレクトロニクス展「IFA2020」は、ドイツ・ベルリン当局によりイベント開催が5000人以下に制限されることを受け、完全事前登録制で9月3-5日にリアルイベント(メッセ・ベルリン見本市会場)とオンラインを組み合わせた形で開かれる。
まずはオンラインで事前登録してもらい、全体の登録状況を把握。その後、改めて実際のチケット販売と価格について案内するという。
【事前登録】b2b.ifa-berlin.com/en/TradeVisitors/Tickets
【IFA公式サイト】(日本語ページへのリンクあり)b2b.ifa-berlin.com/en
【問い合わせ】メッセ・ベルリン日本代表部/Eメール=info@messe-berlin.jp


● CG作品公開イベント 応募締め切りを延長/シーグラフアジア

バーチャルイベントとして開催が決まったCGとインタラクティブ技術に関する展示会「SIGGRAPH Asia(シーグラフアジア)2020」(主催=ACM SIGGRAPH)で実施されるコンピューターアニメーションフェスティバル「SACAF2020」の応募締め切りが、8月15日までに延長された。大会の日程やその他のプログラムの詳細は、決定次第発表される。
応募作品は、CGを使用した短編および長編のアニメーション、ミュージックビデオ、TVおよびウェブCM、映画やテレビ番組の視覚効果など。参加費はかからない。
毎年、同フェスティバルは、世界の最先端CG作品が集結し、大会参加者の注目を浴びるイベントになっている。今年はオンラインで視聴でき、フェスティバルのすべての特別番組にもアクセスできるようになるという。
【詳細】sa2020.siggraph.org/en

2020/07/272020年7月27日

● バーチャルでのイベント提案 8月6,7日にオンライン発表会/シンユニティグループ

シンユニティグループは、オンライン発表会「SYMUNITY xR HYBRID EVENT 2020 ~Online & Offline~」を8月6、7日に開催する。参加費は無料。
新型コロナウイルスの影響で開催が困難になったイベントに対する代替案として、リアルイベントでは不可能な演出や、新たな体験の提供が可能なバーチャル展示会およびバーチャルコンベンションを提案。それらに対応した各種ソリューションについて説明する。
また、プロジェクションマッピングに代わる演出手法として、バーチャル上で被写体にマッピング映像を重ねる「バーチャルマッピング」を披露する。
当日はオンラインのほか、シンユニティのスタジオで現地見学会も予定している。
【オンライン発表会の概要】
[主催] シンユニティグループ(シムディレクト、タケナカ、アークベンチャーズ、タスクサービス、東京企画装飾など)
[日時] 8月6、7日/いずれも午後2時から配信予定
[配信URL] 作成中(7月22日時点)
[問い合わせ] シンユニティ/Eメール=info@symunity.co.jp
【シンユニティグループ】www.symunity.co.jp


● ルミエール・ジャパン・アワード 8月1日から作品募集 Inter BEEで発表

先進映像協会 日本部会は、日本における良質な先進映像コンテンツの拡大と品質向上を図ることを目的とした「ルミエール・ジャパン・アワード2020」を開催するにあたり、エントリー作品の募集を8月1日から開始する(期間は8月31日まで)。
受賞作品は、日本エレクトロニクスショー協会と連携し、今年はオンライン開催される「Inter BEE 2020」において発表を予定している。
エントリー部門は、「3D」「4K」「8K」「VR」の4部門。いずれも2019年9月1日から20年8月31日の期間において、有償・無償を問わず国内で上映、放送、配信、発売、発表などの手段を通して社会的に利活用された作品。もしくは20年8月31日時点で作品が完成しており、今後の利活用が決定している作品が対象となる。
【問い合わせ】先進映像協会 日本部会事務局/Eメール=office@advancedimagingsociety.jp
【詳細】advancedimagingsociety.jp


● 29日にウェビナー開く 最新製品について説明/クアンタム、レスター共催

日本クアンタムストレージとレスターコミュニケーションズは、「Quantum/レスター共催ウェビナー~今すぐ実現できるリモート・自動化~」を7月29日に開く。参加無料。
同セミナーでは「SGO Mistika Workflows」の自動処理ソフトによる業務効率化について解説する。また、クアンタム製品の最新情報として、①バーチャルNAB概要報告、②StorNext6.4でオンプレ・クラウドどちらも対応できるリモート環境の説明、③公開前の新ストレージラインアッププレビューを予定している。
なお、セミナーへ参加後、アンケートに回答すると1500円分のAmazonギフトカードを進呈する。
【日時】7月29日/第1回14-15時、第2回16-17時(いずれも同じ内容)=希望の回に登録のうえ参加、各回30分前から開場、アクセス可能
【申し込み】http://mv.alliance.quantum.com/Surveys/05/1782C4A0333121F0/register.aspx


● ウェビナーシリーズ 最新の技術情報を提供/パナソニックが開催

パナソニックは、米国時間7月28日-9月22日の期間中、数回にわたり、ウェビナーシリーズ「ProVideo オンラインサマーセッションズ」を開く。
このイベントは、テレビ番組制作やeスポーツなどのライブ配信、ニューススタジオ撮影など、さまざまな制作現場に向けて最新の技術情報を提供するオンラインセミナー。制作環境や規模に合わせて選択できるパナソニックの最新のプロダクトについて説明し、それらを活用したソリューションをバーチャル空間によるリアルなライブ映像で見ることができる。
なお、今回のイベントの言語はすべて英語で実施する。また、イベントの参加には事前登録が必要(無償)。事後配信も予定している。
【ProVideo オンラインサマーセッションズ】(日時は日本時間)
▽第1回「制作環境や規模に合わせたスタジオカメラシステムの構築」(7月29日)
▽第2回「リモートカメラ ライブストリーミングソリューション」(8月12日)
▽第3回「IT/IP プラットフォーム『KAIROS』」(8月22日)
開始時間は、いずれも午前2時。9月以降の詳細については、下記ウェブサイトで順次公開する予定。
【事前登録フォーム】(英語のみのサイト)https://na.panasonic.com/us/event/pro-video-summer-sessions-webinar-series


● CEATEC 2020 10月20-23日 オンラインで開催へ ニューノーマルを考える場に

ITとエレクトロニクスの展示会「CEATEC」(主催=電子情報技術産業協会、情報通信ネットワーク産業協会、コンピュータソフトウェア協会)は、10月20-23日に「CEATEC 2020 ONLINE」として、オンラインで開催する。
スローガンを「CEATEC-Toward Society 5.0 with the New Normal(ニューノーマル社会と共に歩むCEATEC)」とし、ウェブサイトで出展者による展示エリアと主催者によるコンファレンス映像配信を展開。「出展者と参加者が『ニューノーマル』社会を考え共創していくための場」とする。
出展者サイトには出展紹介の動画や資料を掲載すると同時に、来場者とのリアルタイムチャット機能を持たせる。訪問者リストの取得も可能で、今後もCEATECの基幹ツールとして使用する。
7月31日まで出展企業を募集しており、出展者には3つの参加プランを提示する。「ニューノーマル」に関連したエリアはテーマごと(1テーマ55万円)で募集。企業エリアはプランに応じて33万-220万円。スタートアップ企業や教育機関向けエリアは13万2000円。
【詳細】www.ceatec.com/ja/application

2020/07/202020年7月20日

● 「テレビの地殻変動」報告/CRI

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第1回「CRIオンラインセミナー」を7月28日に開く。パート①は「コロナ禍を契機にテレビの世界はどう変わるか!!」をテーマに、「もう戻れない!! 地方や中央で始まった『テレビの地殻変動』について報告する」と題し、メディアコンサルタントの境治氏が講演する。
テレビCMの激減が番組制作にも大きく影響しており、キー局もローカル局も厳しい状況に苦しんでいる。放送業界全体に「地殻変動」が始まっており、その動きはCATV業界にも波及することは確実で、テレビのネット配信やOTTサービスは既に小学生の世界にも広がりを見せている。これらの状況について解説する。
コロナ禍は、CATV業界に大きな影響(営業機会や宅内工事の損失、番組内容の変更など)を与えている。一方で、無線やインターネットニーズの拡大、テレワーク業務のサポート、遠隔教育(授業)支援等、新たなサービスに対する期待も高まっている。
そこでパート②では、「ケーブル局が受けた『コロナ影響の実態』と『withコロナ時代』に有望視されるサービスについて」と題し、月刊『ニューメディア』編集長の渡辺元氏が登壇。「コロナによって自社の市場環境や顧客ニーズはどう変化したか」(月刊『ニューメディア』8月号・アンケート結果)について報告する。
【日時】7月28日/13時30分-15時
【参加費】CRI会員2000円、非会員5000円
【受講方法】Zoomによるオンラインセミナー (zoom.us/jp-jp/meetings.html
【申し込み・詳細】www.cri-info.jp/20200709_5933.html
【問い合わせ】Eメール=cri@cri-info.jp


● TBS「恋つづ」脚本家やプロデューサーが講演/VIPO ドラマ制作セミナー

映像産業振興機構(VIPO)は、8月12日に「テレビドラマ制作セミナー~ニューノーマル時代のテレビドラマの行方~」を、日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムとの共催によりオンラインで開く。
講師は、TBSテレビドラマ『恋はつづくよどこまでも』をはじめ、映画、小説と幅広く活躍中の脚本家・金子ありさ氏と同ドラマのTBSプロデューサー磯山晶氏(『木更津キャッツアイ』、『空飛ぶ広報室』など)。モデレーターには、テレビドラマ研究者でテレビドラマ番組各賞の審査員を務める日本大学芸術学部教授の中町綾子氏。
プログラムは、①コロナ禍で『恋つづ』ブームはいかにして生まれたか-企画から放送まで、②これからのテレビドラマ制作を考える-脚本家とプロデューサーの視点から(令和の時代のラブコメ企画、多様化するテレビ視聴形態、キャスティングのポイント、音楽の重要性)、③SNSマーケティングの特色、④世界からみた日本のテレビドラマ、⑤海外番販の話、⑥脚本を学ぶ人たち(制作者も含め)に向けて。
【開催日時】8月12日/18ー20時(「Zoom」を使ったオンラインセミナー。申し込み受付後、運営からメールで「オンライン視聴方法」を知らせる)
【参加費】一般3500円、学生1500円、VIPO会員3000円
【定員】70人(事前申込制/先着順)
【申し込み締切】8月6日15時
【申し込み・詳細】www.vipo.or.jp/news/24478


● アニメーションの企画 11月にピッチイベント/VIPOが参加募集

VIPOは、経済産業省「令和2年度コンテンツ海外展開促進事業(コンテンツ関連ビジネスマッチング事業)」の一環として、アジア・オセアニア地域において最大規模を誇るアニメーション企画ピッチイベント「AAS(Asian Animation Summit)」に参加する企画を募集している。
AASは、北米最大のキッズエンターテインメント向け産業見本市である「kidscreen summit」の主催者が、アジア・オセアニア地域で開催し、今年9回目を迎える企画ピッチイベント。インドネシアのバリ島で開催されるAAS(11月18-20日)に、日本の企画が初めて参加することで、アジア・オセアニア地域とのアニメーション共同製作を推進することを目指す。
なお、新型コロナウイルス感染症の影響により、延期・中止、またはオンラインでの開催も想定されている。8月中旬までに、開催形態について決定される予定。
【募集企画数】2-3企画程度
【申し込み期限】7月27日17時まで
【申し込み・詳細】www.vipo.or.jp/news/24360


● DCEXPO2019の基調講演 「神経美学」を解説 講演録をウェブで公開

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、昨年11月に開催した「デジタルコンテンツEXPO2019」において、基調講演『神経美学と対話するデジタルコンテンツの未来 メディアコミュニケーションにおける新たな枠組みと可能性を 展望する』(講演者:石津智大氏=ロンドン大学〈現、関西大学〉、河合隆史氏=早稲田大学)を実施。今世紀に新たなサイエンスとして登場した「神経美学(neuroaesthetics)」とデジタルコンテンツとの協調を提起した。
DCAJでは、両講師から講演録としてあらためて執筆してもらい、講演主催者であるDCAJのウェブサイトからPDFで公開している。
同講演では、3D映像、VRなど先進映像システムを中心に人間工学の手法でデジタルコンテンツ研究をすすめる第一人者、河合隆史・早稲田大学教授に、美を感じる脳をもつ人類の体験・イメージ・創造とコミュニケーションの豊かな深化に期待を込めて、デジタルコンテンツの未来を多視点で語りあった。
【神経美学と対話するデジタルコンテンツの未来の講演録】www.dcaj.or.jp/news/2020/07/-dcexpo-2019.html

2020/07/132020年7月13日

● ACCアワード2020 エントリー受付開始 8月14日まで募集

ACCは、あらゆる領域のクリエイティブを対象としたアワード「2020 60th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」を開催、エントリーを7月13日から開始する。
応募部門は、フィルム、ラジオ&オーディオ広告、マーケティング・エフェクティブネス、ブランデッド・コミュニケーション、デザイン(新設)、メディアクリエイティブ、クリエイティブイノベーションの全7部門。作品のエントリーは8月14日18時まで受け付ける。
今回から賞の発表を、全7部門において2段階に分ける。まず10月上旬にファイナリスト以上に確定した作品を発表。その後、最終審査を経てACCグランプリ、ゴールドをはじめとする全入賞作品を決定、発表する(日程は後日発表)。
応募作品は、2019年7月1日-20年7月31日の間に初放送・公開したものが対象になる。 【詳細】アワード特設サイト=www.acc-awards.com


● デジタルコンテンツEXPO オンラインで開催へ

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、11月18-20日に開催予定の「デジタルコンテンツEXPO(DCEXPO)2020」について、「Inter BEE 2020」による幕張メッセ(千葉市美浜区)での通常開催見送りの決定に伴い、オンラインを中心とした開催とすることを決定した。詳細は7月中旬以降に発表する予定。
DCEXPOは、先端技術やコンテンツを体験する多様な展示を中心に、ビジネスの可能性を見出す場になっている。


● 第57回 ギャラクシー賞 テレビ信州がTV部門大賞 「野辺山観測所」の特番で

放送批評懇談会は2日、「第57回 ギャラクシー賞」4部門(テレビ、ラジオ、CM、報道活動)の大賞、優秀賞、選奨などの各賞を発表した。ギャラクシー賞は、テレビ、ラジオ、CMの作品、制作者、関係者に贈る賞として57年の歴史を誇るが、新型コロナウイルス感染症の影響により、今回はオンラインで最終結果を報告した。贈賞式は、8月3日に入賞作品の受賞者(代表者)のみ出席で開催する予定。
各賞は次のとおり(選奨は除く)
【テレビ部門】
★大賞▽チャンネル4「カネのない宇宙人 閉鎖危機に揺れる野辺山観測所」(テレビ信州)
★優秀賞▽NHKスペシャル「日本人と天皇」(NHK)▽「ウルトラハイパーハードボイルドグルメリポート」(テレビ東京)▽「俺の話は長い」(日本テレビ放送網/オフィスクレッシェンド)
★特別賞▽「ゲゲゲの鬼太郎」テレビアニメ化50周年記念・第6期(フジテレビジョン/読売広告社/東映アニメーション)
★新人賞▽伊藤沙莉(女優)
★フロンティア賞▽神田伯山ティービィー(冬夏)
【ラジオ部門】
★大賞▽J-WAVE SELECTION GENERATION TO GENERATION~STORIES OF OKINAWA~(J-WAVE)
★優秀賞▽佐藤旬子と板東道生のとなりのラジオ(四国放送)▽あなたと見た風景~目の見えない初江さんの春夏秋冬~(青森放送)▽加来耕三が柳川で大河ドラマをつくってみた 超拡大!放送尺22倍SP(RKB毎日放送)
★DJパーソナリティ賞▽爆笑問題(「JUNK爆笑問題カーボーイ」「爆笑問題の日曜サンデー」〈TBSラジオ〉パーソナリティ)
【CM部門】
★大賞▽カネボウ/KANEBO シリーズ「I HOPE」(カネボウ化粧品/電通/ティー・ワイ・オー MONSTER)
★優秀賞▽東海テレビ放送 公共キャンペーン・スポット「見えない障害と生きる。」(東海テレビ放送/電通/東北新社)▽日本コカ・コーラ/コカ・コーラ 自動販売機シリーズ「笑顔を、ここから。」(日本コカ・コーラ/電通/ティー・ワイ・オー MONSTER)
▽三井住友カード 企業シリーズ「Thinking Man編」2話.3話(三井住友カード/電通/TUGBOAT/東北新社)
【報道活動部門】
★大賞▽中海再生への歩み~市民と地域メディアはどうかかわったのか~(中海テレビ放送)
★優秀賞▽キャンペーン報道『用水路事故をなくす』(NHK)▽ヤジと民主主義~警察が排除するもの~(北海道放送)
[志賀信夫賞]▽樋泉実(北海道テレビ放送 相談役)
[マイベストTV賞 第14回グランプリ]▽ドラマ24「きのう何食べた?」(テレビ東京/松竹/「きのう何食べた?」製作委員会)
【詳細】houkon.jp/galaxy-award

2020/07/062020年7月6日

● AWARDS受賞者を表彰 大臣賞など3賞限定で/JPPA

日本ポストプロダクション協会(JPPA)は6月19日、JPPA事務局で、経済産業大臣賞と映像技術グランプリ/音響技術グランプリの3賞に限定した「JPPA AWARDS 2020」を実施した。
当日は各賞で時間帯を分け、JPPA三上信一会長から受賞者に賞状とトロフィーを授与した。3密を避けるため、立ち合いは最少人数、写真撮影時以外はマスク着用とするなど安全面に配慮した。
経済産業大臣賞は太陽企画の二階堂正美氏と波多野純氏、映像技術部門グランプリはIMAGICA Labの木村祥明氏と中野裕介氏、音響技術部門グランプリはソニーPCLの長谷川有里氏と阿部大輔氏に贈られた。
JPPAは7月上旬、JPPA AWARDS 2020を記念した「特別冊子」を配布する。


● 東北映像フェスティバル 「WebFes2020」を実施 特設サイトで製品情報

東北映像製作社協会(東北映協/事務局=仙台市青葉区)は、6月24、25日に開催を予定していた「東北映像フェスティバル2020 映像機器展」の中止に伴い、東北映協のウェブサイトに「東北映像フェスティバル WebFes2020」(tohoku-eizofes.jp/webfes)を開設、6月22日から出展登録および製品情報登録をした各社の製品情報を公開している。
公開期間は、11月中旬(東北映像フェスティバル2021開催案内開始時期)まで。新規の出展登録および製品情報登録は、8月末日まで受け付ける予定。出展登録は無料。
また「WebFes2020」では、出展社からの技術・システム提案、製品紹介、事例紹介などに活用できるセミナー動画の掲載も実施する。


● 2部門で大賞を受賞 映像コンテスト結果発表/山形のプライド・トゥ

東北映像製作社協会は、「東北映像フェスティバル2020 映像コンテスト」の受賞者を発表した。同コンテストは、地域で制作された優れた映像作品を選奨し、映像制作者のスキルと資質の向上を図る場とすることで、地域映像産業の振興に寄与することを目的に毎年開催している。
応募資格は、東北在住の制作者(個人・団体、プロ・アマ不問)で、19年1月-20年3月末に完成した作品が対象となった。「番組部門」「地域振興コンテンツ部門」「CM部門」「PRキャンペーン部門」、そして「学生部門」で構成する。
今回は、山形県のプライド・トゥが、番組部門および地域振興コンテンツ部門で大賞をダブル受賞した。地域振興コンテンツ部門 大賞(東北経済産業局長賞)の『米沢品質 AWARD』は、米沢品質向上運動の中から生まれる「挑戦と創造」を極め、特に秀でた米沢品質を有する商品やサービスに対する顕彰制度で、この作品では最終審査に選出された地元企業や大学の取り組みを伝えている。
各受賞作品・受賞者は次のとおり(敬称略)
【番組部門】
★大賞(東北総合通信局局長賞) =「YBCドキュメンタリー ぶちかませ! 小町 ~泣き虫 相撲っ娘の挑戦~」/プライド・トゥ
★優秀賞=「東北の聖地を訪ねて 青森県立佞武多」/東北朝日プロダクション
【地域振興コンテンツ部門】
★大賞(東北経済産業局長賞) =「米沢品質 AWARD」/プライド・トゥ
★優秀賞=「Feel happiness in 南三陸」/南三陸町移住・定住支援センター
【PRキャンペーン部門】
★大賞=JR陸羽西線PR動画「おぐのほそ道 彩りワンダーライン」Music Video/山形県酒田市 地域おこし協力隊 阿部彩人(八幡地域・大沢地区拠点)
★優秀賞=「しらかわエリアプロモーション動画」/ふくしま県南観光推進協議会
★特別賞=福島市消防団員募集PR動画「実は…編」/福島映像企画
【CM部門】
大賞・優秀賞の該当なし
【学生部門】
★大賞=「沼山からの贈り/A gift from Numayama」/栗原栄見(国際教養大学)
★優秀賞=「奪」/東北電子専門学校 映像放送科、「仙南に吹く風~明日への想いをのせて~」/尚絅学院大学 総合人間科学部表現文化学科 大野ゼミ
★リーフレットデザイン優秀賞=伊藤陸(東北電子専門学校 デジタルデザイン科2年)


● シーグラフアジア2020 オンライン開催に移行 多方面からの参加可能に

アジア最大規模のCG関連イベント「SIGGRAPH Asia(シーグラフアジア)2020」は、11月17-20日に韓国・テグで実施予定だったが、通常開催を中止し、オンラインで開催することが決まった。詳細は後日発表される。
新型コロナウイルスのパンデミックによる世界的な旅行制限により、11月に対面式のイベントは不可能であることから、バーチャル型コンファレンスに移行する。
SIGGRAPH Asia 2020の大会委員長であるジニー・チョー氏は「今年のテーマである『ドライビングダイバーシティ』は、技術および芸術について世界から参加する多様なグループに対して、新しいコミュニティーとつながり、刺激する機会を持つことで、新たな意味を持つ。バーチャル型とすることで、グローバルコミュニティーから集まり、新しく革新的な方法での参加で、私たちの分野の最前線を前進させることができると楽観している」と述べている。
オンライン開催の詳細については、今後数週間で決定し、公式ウェブサイト(sa2020.siggraph.org)を通じて発表するという。


● キャンペーン/フラッシュバックジャパン

2日から期間限定で、ブラックマジックデザイン「ダビンチリゾルブスタジオ」とその関連製品に、Boris FX社のビジュアルエフェクトプラグイン「Sapphire 2020 for OFX」を無償バンドルするキャンペーンを実施している。
「Sapphire」は、視覚効果・VFXの制作に対応したビジュアルエフェクト集。期間中に対象販売店で、ダビンチリゾルブスタジオまたは関連製品を購入するとバンドリングカードが付属。記載サイトにアクセスしクーポンコードを入力することで「Sapphire 2020 for OFX」の6カ月限定ライセンスが取得できる。なお、期間中でも限定数量に達し次第キャンペーンは終了する。
【対象販売店】▽システムファイブ▽Rock oN Company▽サウンドハウス▽ブラックマジックデザイン・ウェブストア


● 日中共同バーチャル見本市「ゲーム&アニメーション オンライン・マーケット」参加企業募集

映像産業振興機構(VIPO)は、8月17日-9月7日の開催に向け、ゲーム/デジタルエンターテイメント関連の出展企業を募集。中国企業は約50社参加する。申し込み期限は7月20日。
【詳細】www.vipo.or.jp/news/24387

2020/06/292020年6月29日

●  短編映画祭を21年1月に開催 今年度卒業生の応募を考慮/フェローズ

フェローズは、主催する短編映画祭「フェローズ フィルムフェスティバル」(FFF)を、2021年1月に開くことを決定。これに伴い作品応募期限を11月20日まで延長する。
FFFは、フェローズが才能あるクリエイターの発掘や映画産業への貢献を目指して18年に開始した。過去2回は学生を対象としたコンペティションで、4分間のショートフィルムを募集してきた。
今回、一次審査を通過した8作品は都内の映画館で催される授賞式で上映され、最優秀賞には賞金50万円が贈られる。最優秀作品は映画祭後、BSデジタル放送で放送される予定。
なお、今年初めて予定していた一般部門は1年延期する。年末に募集を告知し、21年7月ごろに開催する予定。
同社は「今年度で卒業する学生の皆さんは、新型コロナウイルスの感染拡大によってさまざまな学校行事が中止となるなど、学生としての貴重な経験を得られない状況にある。当社は慎重に検討し、今年度卒業する学生も応募可能なぎりぎりの日程で学生部門を開催することとした。映画祭への参加が忘れがたい経験、思い出となってほしい」としている。


●  Inter BEE 2020 通常開催中止しオンラインに

電子情報技術産業協会(JEITA)は、11月18-20日に幕張メッセで開催予定だった、メディア総合イベント「Inter BEE 2020」の通常開催を中止し、オンラインで開催すると発表した。詳細については7月中旬に発表する。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止対策の長期化が見込まれる中、来場者、出展者らの安全を最優先に考慮して決断したという。
オンライン開催のInter BEE 2020は、公式ウェブサイト「INTER BEE ONLINE」を活用。映像、音響、放送、通信の業界関係者が最新情報を発信するとともに、アフターコロナ時代のニューノーマル社会における、メディアとエンターテインメント関連産業の取り組みや試みを総合的に発信するオンラインイベントとして実施する。
オンライン開催における出展募集要領は、7月中旬に発表する予定。


●  NAB Showニューヨークも今秋 オンラインで開催 出展社の製品発表やデモ 参加者のバーチャル交流も

全米放送事業者協会(NAB/エヌエービー)は、10月21、22日に開催を予定していた「NAB Showニューヨーク」をオンラインで開催する。NABコンベンション&事業担当筆頭副会長のクリス・ブラウン氏がウェブのメッセージで伝えた。4月のNAB Showに続くオンライン開催。昨年のNAB Showニューヨークは、約1万5000人が参加。出展社数は約300社だった。
NAB Showニューヨークのオンラインイベントは今秋に開催。TVNews TechCheckによるTV2025、Future Media Conferenceとの共催によるポストプロダクションワールドオンラインをはじめとする各種プログラムを提供する。
主催者は、放送産業にかかわる関係者に価値のある話し合いの場を提供し、業界に活気を取り戻すことに貢献したいとしている。出展社の製品の発表やデモがスムーズにできるよう、安定した展示プラットフォームを開発中だとした。
また、最新の情報や多様な知識を提供するためのセッション、関係者同士がバーチャルに交流できる場所も提供するという。デジタルイベントの詳細は順次発表する。


●  7月8日にオンラインセミナー ソニーの最新音響技術を解説/DCAJ

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、オンラインセミナー「ソニーのR&Dが仕掛ける最先端音響技術~クリエイターと進化させる新たな音体験~」を7月8日に開く。ソニーの研究開発とクリエイターの表現力により生まれた新しい音体験のコンテンツ開発と、最新の具体例について解説する。講師は、ソニーR&DセンターTokyo Laboratory21担当部長の光藤祐基氏が務める。
セミナー①「『音が、実在感をもっていて、まるで触れられるような感覚』を提供する波面合成技術について」では、新しい没入感の音楽体験としてソニーが出展した米SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)およびサウンド・インスタレーション展での事例を報告。
セミナー②「『音を自由に取り出し、新たな音楽を創りだす』音源分離技術について」では、ソニーの最新モバイル機器やハリウッド映画での活用事例、さらには音源分離のOSS(オープンソフトウエア)である「Open-Unmix」を展開した経緯と機能についてデモを交えて説明する。
いずれも使用するコンテンツの映像・音響は、ZOOM Webinarで配信可能な品質となる(音響はステレオ2ch)。
【日時】7月8日/15-17時
【参加料】2000円(DCAJ会員企業は無料)
【申し込み・詳細】www.dcaj.or.jp/news/2020/06/rd.html


●  「第32回功労者」が決定/CATV関連2団体

日本CATV技術協会および日本ケーブルテレビ連盟では、1989年の「ケーブルテレビの日」(6月16日)の創設を記念して、CATVの普及・発展に努め、その功績が顕著な個人または団体に対し功労者表彰を実施しているが、本年度の「第32回功労者表彰」として、個人5名の受賞者を決定した。
贈賞式は、例年「ケーブルコンベンション」の開会式に引き続き開かれていたが、今年はオンライン開催となったため、別途実施の予定。
第32回ケーブルテレビ功労者表彰の受賞者は次のとおり(敬称略)。
【日本CATV技術協会 推薦】▽山口正裕(シンクレイヤ代表取締役社長/日本CATV技術協会 前理事長)
【日本ケーブルテレビ連盟推薦】▽河野尚行(NHK 元専務理事・放送総局長)▽松浦隆一(秋田ケーブルテレビ代表取締役会長/日本ケーブルテレビ連盟 副理事長)▽松本修一(日本ケーブルラボ 専務理事/日本ケーブルテレビ連盟 理事)▽甕昭男(YRP研究開発推進協会 会長/日本ケーブルテレビ連盟理事)


●  放送人グランプリ フジテレビの「ヤングシナリオ大賞」が受賞

放送人の会(今野勉会長)は、第19回「放送人グランプリ2020」および第6回「大山勝美賞」を発表した。毎年度の放送番組の中から、同会会員が推薦した番組を審査し、顕彰する『放送人の放送人による放送人のための賞』となっている。
今回の放送人グランプリは、フジテレビの『フジテレビヤングシナリオ大賞』に決定。1987年以来、毎年有望な脚本家を生み出した、その見識と育成の功績が評価された。なお、新型コロナウイルス感染症の影響で、贈賞式は延期(開催日時未定)となっている。
そのほか各賞の受賞作品および受賞者(敬称略)は次のとおり。
【放送人グランプリ2020】▽準グランプリ=
ETV特集「追悼 仲村哲さん『武器ではなく命の水を-医師仲村哲とアフガニスタン』」(日本電波ニュース社、NHKEテレ)▽優秀賞=NHKスペシャル「全貌二・二六事件~最高機密文書で迫る~」(NHK)、BS1スペシャル「女優たちの終わらない夏、終われない夏」(NHK、かわうそ商会)、「文化放送報道スペシャル 戦争はあった」(文化放送)▽企画賞=「プレバト!!」(毎日放送)▽特別賞=杉田成道(演出家)▽特別功労賞=堀川とんこう(演出家)
【大山勝美賞】▽中込卓也(テレビ朝日「やすらぎいの郷」「やすらぎの刻~道」プロデューサー)、藤村忠寿(北海道テレビ「水曜どうでしょう」「チャンネルはそのまま!」ディレクター)

2020/06/152020年6月15日

● Clear-Com製品を解説 基礎からシステムアップまで/松田通商がウェビナー

松田通商は、6月30日に恒例の「MTCコミュニケーションセミナー」を、YouTube Liveによるウェブセミナーとして実施する。
今回は「Clear-Comウェビナー」と題し、Clear-Comのパーティーライン「Encore」、デジタルワイヤレス「FreeSpeak Ⅱ・DX」、デジタルパーティーライン「HelixNet」、IPインタフェース「LQ」についての説明をはじめ、製品の基礎からシステムアップに至る応用までを取り上げ、今後のシステムプランニングや機種選択などに役立つ内容となっている。また同社での取扱製品も披露する。
参加は無料(事前登録制)。
【日時】6月30日/13時30分開始(約2時間の予定)
【参加方法】参加申し込みをすると、前日の29日にYouTube Liveのリンク先が通知される。参加受付は26日13時まで
【申し込み】eメール=seminar@mtc-japan.com(期間限定アドレス)または、申し込みフォーム=mtc-japan.com/news/2020/0608


● 月の講座受講者にQUOカードを進呈/フェローズがキャンペーン

フェローズは、「Fellows Creative Academy(フェローズクリエイティブアカデミー)」の申込者数1万人突破を記念して、6月の対面講座受講(フェローズ各拠点での講座)の参加者に、500円のオリジナルQUOカードをプレゼントするキャンペーンを実施している。
フェローズクリエイティブアカデミーでは、クリエイティブの現場の第一線で活躍するクリエイターを講師に招き、現場にいないと分からない業界の流れや技術のトレンドを学べる場を提供している。
2013年12月、東京・恵比寿の東京本社内にセミナールームを開設後、16年にはフェローズの支社がある、札幌、仙台、金沢、名古屋、京都、大阪、福岡でもセミナーを開始。18年からは、新潟、広島、沖縄を加えた全国のフェローズの拠点で実施している。
セミナー開設から4年半で、申し込み者数が1万人を超えた。通常、クリエイティブセミナーは首都圏で開催されることが多いが、フェローズでは全国の拠点で開催し、地方で活躍するクリエイターが地元で受講できる機会を提供してきたことが、多くの申し込みにつながったとみている。
なお対面講座は、新型コロナウイルス予防対策として、開催を自粛していたが、6月8日から再開。講師・受講者の安心・安全を最大限配慮し、受講定員は従来の半数に、座席は社会的距離を確保した配置にしている。
Quoカードの進呈は、1人につき1回。同社のキャリアアップ制度を利用した場合には適用外となる。


● 京都国際マンガ・アニメ大賞 2020」の作品募集/映像産業振興機構(VIPO)

映像産業振興機構(VIPO)は、京都市からの受託事業の一環として、「京都国際マンガ・アニメ大賞 2020」の作品募集を開始した。
京都国際マンガ・アニメ大賞は、マンガ、イラスト、CGアニメの3つのコンテストで構成され、これを柱に多様な才能を持ったクリエイターの発掘・育成を目指す。応募締め切りは7月31日。
【詳細】www.vipo.or.jp/news/24171

2020/06/082020年6月8日

● クリエイター支援策を展開 プラグインソフト進呈など/クリプトン・フューチャー・メディア

クリプトン・フューチャー・メディアは、デジタルクリエイター向けダウンロードストア「SONICWIRE(ソニックワイヤ)」で、音楽・映像クリエイターを支援するキャンペーン「Stay Creative」を実施している。
★プラグイン・エフェクトをプレゼント
6月12日から18日午後1時までに、SONICWIREのツイッター公式アカウント(@cfm_sonicwire)をフォローかつ対象ツイートをRTすると、抽選でプラグイン・エフェクトをプレゼントする。
★フリー効果音パックを期間限定で無料公開
映像作品に使用しやすいシンプルな効果音やBGMをセレクトした無料パックを、6月30日午後11時59分までの期間限定で公開する。商用利用も可能。
フリー音源「THE FREE ORCHESTRA」の提供や、10種類以上のソフトウエア音源やプラグイン・エフェクトの特価販売もする。


● 大型LEDディスプレー展示会 中国「ISLE2020」 8月31日-9月3日開催へ

中国最大級の大型LEDディスプレー関連の展示会「ISLE2020」は、当初今年2月に深センで開催を予定していたが、新型コロナウイルスの影響により開催が延期されていた。しかし中国国内でのコロナ感染拡大が収束したことから、8月31日-9月3日に開催が決定した。並行して同じLEDディスプレー関連のイベントである「LED China」も9月1-3日に同じく深センで開かれる。
現時点で日本から海外への渡航は、まだ制限が多く、さらに深センへの主要乗換えルートである香港は政治情勢が不安定なことから、日本企業の出展や日本からの取材や視察などでの参加は時期的に難しいことも予想される。
しかし、大型LEDディスプレーの主要生産拠点である中国・深センで、このような大規模展示会も動き出しつつあることは、大型映像業界にとっても朗報といえる。


● セミナー VIPOオンライン講座「ドキュメント・コミュニケーション 人を動かす資料作成~入門編」

企画や提案を資料に落として、口頭での説明なしでも資料のみで伝わる方法を学ぶ。基本的な図解を使い、情報や自身の主張を効果的に表現できるようになるテクニックをレクチャーする(「Zoom」で実施)。
【日時】6月18日/23日=両日とも14-16時
【定員】100人(事前予約制)
【受講料】VIPO会員=各回3000円、一般=各回3800円
【申し込み】www.vipo.or.jp/news/24045


● コンテンツ東京2020 東京ビッグサイトで 10月21-23日に開催

リード エグジビション ジャパンは、第10回となる「コンテンツ東京2020」を10月21-23日に東京・有明のビッグサイトで開催することを決定した。
同イベントは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、パシフィコ横浜で会期・会場を移し実施する予定だったが、例年どおり東京ビッグサイトでの開催を望む声や、これまで同時開催してきた展示会も通常どおり併催してほしいという要望が数多くあり、これを受け調整を続けてきた結果、東京ビッグサイト西ホールを確保できたという。詳細については後日発表するとしている。
【コンテンツ東京2020 構成展示会】▽第10回 ライセンシング ジャパン▽第9回 クリエイターEXPO▽第8回 映像・CG制作展▽第8回 コンテンツ配信・管理展▽第6回 コンテンツ マーケティング EXPO▽第6回 先端デジタル テクノロジー展▽第4回 広告デザイン・ブランディングEXPO


● 「技術振興賞」が決定 各賞の受賞者を発表/映像情報メディア学会

映像情報メディア学会の第66回定時社員総会が5月29日に開かれ、2019年度(第47回)技術振興賞の進歩開発賞(現場運用部門/研究開発部門)とコンテンツ技術賞が決まった。受賞者は次のとおり(敬称略)。
【進歩開発賞(現場運用部門)】▽クラウドを活用した「総合コンテンツ管理システム」の構築=総合コンテンツ管理システム検討プロジェクト:井村紀彦、伊東北斗(フジテレビジョン)▽ハイブリッドキャスト専用サーバーの開発=栗山和久、山本道雄(関西テレビ放送)、大山悟(関西テレビソフトウェア)▽WEBアプリ『もじこ』~音声認識AIによる文字起こしエディタ=TBSもじこラボ/代表:小林祥子、稲川太郎(TBSテレビ)▽テレビ番組制作支援用AI顔認識システムの開発=テレビ番組制作支援用AI顔認識システム開発チーム(日本テレビ、東芝、東芝デジタルソリューションズ)/代表:加藤大樹(日本テレビ)
【進歩開発賞(研究開発部門)】▽FM同期放送用SFNフィールドアナライザの開発と実用化=SFNフィールドアナライザ開発チーム(山口放送、日本通信機)▽詳細行動認識技術=徐建鋒、田坂和之(KDDI総合研)、山口昌志(KDDI)▽迅速・正確な報道を支援する文字起こしシステムの開発=音声認識グループ/代表:三島剛(NHK)、佐藤庄衛(NHKエンジニアリングシステム)
【コンテンツ技術賞】▽放送と連携した気軽に楽しめるマルチアングル映像コンテンツ~CMAF-ULLによる超低遅延配信技術の実用化=伊藤正史(フジテレビ)▽AIとVideo OCRによるリアルタイム日本語変換システム=AI Video OCR Project(テレビ朝日、AI inside)▽第61回輝く!日本レコード大賞 LiDARセンサーを使ったジェネラティブグラフィックスの演出=青木貴則、河村光彦(TBSテレビ)▽バーチャルアナウンサー百道桃(ももちもも)を用いた番組制作=安増高志、金城らんな(RKB毎日放送)▽画像認識AI技術によるフィールド競技のコンテンツ解析と制作=画像認識AI応用検討チーム(日本テレビ)

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